JP2782531B2 - カーテン塗布の塗布巾変更装置 - Google Patents

カーテン塗布の塗布巾変更装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は塗布装置に関する特に感圧紙,感熱紙,ジア
ゾコピー用紙等の情報記録紙,印刷用紙、写真用フイル
ム,印画紙等の写真感光材料,感光性印刷版、磁気録音
テープ等の磁気記録材料等記録材料の製造において、連
続走行する長尺帯状支持体(以下、「ウエブ」とい
う。)に各種塗布液を塗布する装置に関するものであ
る。更に詳細には、薄膜状の塗布液を走行する帯状の支
持体に衝突せしめて塗布する時のバックアップ装置の塗
布巾変更装置に関するものである。
〔従来の技術〕
薄膜状の塗布液を走行する帯状の支持体に衝突せしめ
て塗布する装置の一方式としてカーテン塗布装置があ
る。
カーテン塗布装置は一種又は二種以上の塗布液より成
る自由落下カーテン膜を形成し、これを塗布すべき物体
に衝突せしめて、物体上に塗膜を設ける装置であり、古
くから家具、鉄板等の塗布に使用されて来たが、製造技
術の進歩に伴ない次第に高精度高速塗布にも応用できる
ようになってきた。近年に至り特公昭49−224133号,同
49−35447号,特開昭53−2108号,同52−74761号,同52
−74762号各公報に開示される如くカーテン塗布方法を
写真感光材料あるいは感圧複写記録紙や感熱記録紙の製
造のように特に精密さを要求される分野に適用して大き
な実績を挙げるに至っている。
又、本出願人による実開昭59−176676号公報に第4図
に示すような塗布装置を開示した。
即ち、下方に傾斜するスライド傾斜面4上を流下する
薄膜状の少なくとも一種の塗布液流下層5を走行するウ
エブ11に衝突せしめて塗布する装置において、自由落下
する薄膜状の塗布液膜6の両端を支持するエッジガイド
8a,8bをスライド傾斜面4の先端リップ7との間に所定
の隙間を保って移動せしめる支持案内機構(軌道12,走
行体13)と駆動機構14とを設けたものである。
また特開昭60−75354号,同61−477号,同61−35880
号各公報等にも支持体幅に合わせて塗布巾を変える方法
を当出願人より開示している。
これら従来の装置は給液器のスロット3よりスライ
ド傾斜面4を流下する流下層5の巾は、すべて支持体11
の巾より大であり、自由落下カーテン膜6はエッジガイ
ド8a,8bの間隔を支持体巾に合わせて塗布し、それ以外
の両端より落下する余剰膜部分の残液を回収する装置を
必要としていた。
又カーテン塗布方法において、自由落下カーテン膜は
カーテン膜の両縁を2本のエッジガイド8a,8bによって
保持されている。しかし、このエッジガイドを用いてカ
ーテン全体を支持体に塗布した時、塗布層の両縁部に他
の部分の塗布層よりかなり厚塗り部分の形成が認められ
る。
この事から、工業上の実施にあったっては様々な弊害
が生ずる。
即ち、カーテン全体を支持体に塗布した時、塗布層両
縁部に生じる厚塗部分は他の正常に塗布された塗布層よ
り多くの乾燥時間を要する。
もし、乾燥工程がこの厚塗り部分を乾燥せしめるのに
充分な能力を有しない場合は、この厚塗部分は未乾のま
まで、未乾の塗布液が、乾燥工程以降の搬送ローラに転
写して工程を汚したり、巻取り工程でロールに巻取る時
に両縁部が接着し、裁断工程において巻きほぐす時に支
持体が切断する等の弊害が発生する。
上記したように、従来のカーテン塗布の塗布層両縁部
の厚塗り、あるいは支持体巾より広いカーテン巾のカー
テン塗布による弊害を解消する一つのカーテン塗布方法
として、本出願人は先に、走行せる支持体上に塗布液の
自由落下カーテンを形成して塗布する方法において、塗
布する前に支持体両縁部を反塗布面側に折り曲げてから
塗布する塗布方法を開示した。(特開昭58−3672号公
報) 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、こ特開昭58−3672号公報記載の塗布方
法の場合、巾の異なるウエブの塗布の際にはバックアッ
プ装置(バックアップローラ及びその両端部に取付けた
カラー等を含めたものをいう)の巾をウエブ巾に合わせ
る必要があり、そのためカラーを取り付けるとしても、
数種類の巾変更は段階的に可能であるが、無段階に対応
することは出来なかった。
即ち、塗布巾変更の場合の作業は時間と手間を要し
た。
本発明の目的は上記問題点を解消し、カーテン塗布に
おけるバックアップ装置の巾を無段階に変更出来る装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、連続走行する長尺帯状支持体上
に自由落下カーテン膜を形成して塗布を行う塗布装置に
おいて、支持体を支えるバックアップ装置の両縁部に、
バックアップローラの頂部の延長線上に該ローラの軸方
向に移動可能に取付られたカラー部材と、該ローラと該
カラー部材との間にあって該ローラの頂部の延長面を形
成しつゝ埋め、かつ順逆回転により該ローラの頂部の延
長部の長さが調節出来るように螺旋状の端面を有する円
筒又は円筒の一部からなるスペーサとを備えたことを特
徴とするカーテン塗布の塗布巾変更装置によって達成さ
れる。
本発明においてバックアップローラの頂部の延長線上
に該ローラの軸方向に移動可能に取付けられたカラー部
材は、該ローラと該カラー部材との間にあって該ローラ
の頂部の延長面を形成しつつ埋めるスペーサと共に、塗
布すべきウエブ巾に対応するバックアップ装置の巾を形
成するので、ウエブ端が折り曲げられた状態で通過する
際は、カラー部材の端面はウエブ端部の折り曲げた線に
合致する並行な端面を形成することが必要になる。
本発明において、スペーサは順逆回転により該ローラ
の頂部の延長部の長さが調節出来る様に螺旋状の端面を
有しておるので、カラー部材と合わせてバックアップ装
置の頂部における延長面を無段階に変更することが出来
る。
本発明におけるカラー部材及びスペーサの材料は金
属,プラスチック等何を用いてもよいが、ウエブ走行時
に回転はしないので走行するウエブと接触する際の接触
摩擦に起因する影響がある場合は、ウエブの材質等に応
じた対策を併せ行う。
又スペーサとカラー部材とによって作られる延長面の
外側には、カラー部材の外縁に沿ったウエブの耳折装置
(特開昭58−3672号公報参照)を取付けることが出来
る。
本発明について更に説明を付加すると、本発明におけ
る「塗布液」とは、その用途に応じて種々の液組成のも
のが含まれ、例えば、感圧紙,感熱紙,ジアゾコピー用
紙等の情報記録紙におけるような各種塗布液、写真感光
材料におけるような、感光乳剤層,下塗層,保護層,バ
ック層等の塗布液;磁気記録媒体におけるような、磁性
層,下塗層,潤滑層,保護層,バック層等の塗布液;そ
の他接着材層,着色層,防錆層等の塗布液が挙げられ、
それら塗布液は水溶性バインダー又は有機バインダーを
含有して成っている。
本発明に使用される帯状の支持体としては、紙,プラ
スチックフィルム,金属,レジンコーティッド紙,合成
紙等が包含される。プラスチックフィルムの材質は、例
えば、ポリエチレン,ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン、ポリ酢酸ビニル,ポリ塩化ビニル,ポリスチレン等
のビニル重合体、6,6−ナイロン,6−ナイロン等のポリ
アミド、ポリエチレンテレフタレート,ポリエチレン−
2−6−ナフタレート等のポリエステル、ポリカーボネ
ート、セルローストリアセテート,セルロースダイアセ
テート等のセルロースアセテート等が使用される。また
レジンコーティッド紙に用いる樹脂としては、ポリエチ
レンをはじめとするポリオレフィンが代表的であるが、
必ずしもこれに限定されない。又、金属ウエブとして
は、例えばアルミニウムウエブがある。
本発明の実施態様を図面によって更に詳しく説明す
る。
既に説明した第4図に示すようなカーテン塗布装置に
おいて、塗布部においてウエブ11を支えるバックアップ
装置の両縁部に本発明のカーテン塗布の塗布巾変更装置
を取付ける。
第1図は本発明の塗布巾変更装置の片側部分の一実施
例の斜視図,第2図は第1図の側面図である。第1図及
び第2図に示すように、バックアップローラ2のウエブ
11と接触する頂部15の延長線上にバックアップローラ2
の軸方向に移動可能に取付けられたカラー部材16と、該
ローラ2とカラー部材16との間にあってローラ2の頂部
15の延長面を形成しつゝ埋め、且つ順逆回転により該ロ
ーラ2の頂部15の延長部の長さが調節出来る様に螺旋状
の端面17を有するスペーサ18とを備えたカーテン塗布の
塗布巾変更装置である。19は特開昭58−3672号公報記載
の耳折り装置である。
この際ウエブ巾とバックアップローラ巾との関係は次
式で表わされる。
w=L+2(l+A+B) 但し、w:ウエブの巾 L:バックアップローラの長さ l:スペーサの幅 A:カラーの幅 B:耳折り幅 バックアップローラ2とスペーサ18との間は、バック
アップローラが回転し、スペーサ18が回転しないので、
約0.5mmの間隙を有している。
スペーサ18の巾lは走行するウエブ巾wに対し、l=
((w−L)/2)−(A+B)になるように順逆に回転
させ調節する。その際カラー部材16はスペーサ18の螺旋
状の端面17に沿ってバックアップローラ2の頂部15の延
長面を維持しながら左右動する。耳折り装置19を取付け
た場合は、これも同様にカラー部材16との間隔を保って
左右動する様に構成されている。スペーサ18の順逆回転
とカラー部材16の左右動の動力は連動機構によってもよ
いし、単独機構にしてもよい。
スペーサ18の外径はバックアップローラ2の径に等し
いか又はそれ以下の径で選ばれる。
カラー部材の端面は耳折りされたウエブの折れ目に傷
をつけることがない様に設計される。
前記したように、耳折り装置19は特開昭58−3672号を
使用する場合に用いられるが、必ずしも本発明の装置に
付属させなくても構わない。
〔作用〕
本発明のカーテン塗布の塗布巾変更装置を用いた際の
作用について、図を用いて説明する。第3図は本発明の
カーテン塗布の塗布巾変更装置の片側部分正面図であ
る。第3図に示すように、ウエブの端部の上面を押える
耳折り装置(取付けはバックアップローラの前でもバッ
クアップローラを用いてもよい)によって反塗布面側に
折り曲げた後に、エッジガイド8bによって自由落下カー
テン膜6の縁部を支持し、かつ折り曲げられたウエブ巾
より広い塗布液の自由落下カーテン6を形成して、ウエ
ブ上に塗布層10を形成する。
この時バックアップローラは自由落下カーテン膜を受
ける位置にある場合と、第4図の用に自由落下カーテン
膜の落ちる前に設置される場合とあるが、どちらでも良
い。しかし、バックアップローラの巾は折り曲げ装置の
使用時には重要な役目を担う。
カーテンを形成する液のうちウエブの角部20より外側
の塗布されない液は縮流しながら流下するので折り曲げ
られたウエブ縁部21は塗布されない。この様にしてエッ
ジガイド近傍での不均一部分は塗布されないので、塗布
層両縁部での不均一塗布層の発生は認められない。特
に、紙をウエブとする場合には、折り曲げられたウエブ
縁部21は塗布されないので、反塗布面方向へのカールは
認められない。
この際バックアップローラの巾が折り曲げたウエブの
塗布巾と一致することによって、上記効果が認められる
のである。
カーテンを形成する液のうちウエブの角部20から外側
の塗布されない液は、縮流しながらエッヂガイドより流
下し、回収容器22に回収され循環使用される。
折り曲げられて塗布されないウエブ縁部21は、塗布ゾ
ーンを通過後、ウエブ自身の持つ復元特性によって、折
り曲げが解消され、又、塗布ゾーンを通過する間に折り
曲げの解消の早いウエブに対しては、折り保持器で折り
曲げを保持することで塗布するゾーンにバックアップロ
ーラ同様必要な折り曲げを確保することもできる。この
様にしてエッヂガイド近傍での不均一部分は塗布されな
いので、塗布層10の両縁部の不均一塗布層の発生は認め
られない。又、塗布されない折り曲げられたウエブ両縁
部は塗布ゾーンを通過後ウエブ自身の持つ形状復元特性
によって、折り曲げが解消され、反塗布面方向へのカー
ル発生がないことが認められた。
塗布ゾーンにおけるウエブ縁部の折り曲げ部の折り曲
げ角θは通常120度以下で、好ましくは100度以下である
が、要は、カーテンとなつて流下する塗布液の縁部の部
分が、折り曲げられたウエブの角部20の点において、折
り曲げられたウエブの縁部21を塗布しないように、明瞭
に分離されて、エッヂガイド側へ縮流するようにするこ
とであり、また、折り曲げられた角部が、塗布後の工
程、あるいは製品にとって欠点を生じさせない程度に
は、復元される必要もあるから、実際には、塗布液の粘
度、表面張力、単位巾当りの流下流量、ウエブの厚み種
類等による曲げ剛性に応じたある角度に曲げた場合のウ
エブの角部20の曲率半径,ウエブ表面の塗れやすさ等に
応じて実験的に決定される。
また折り曲げるウエブの耳折り巾Bは、当然のことな
がら最終製品の取り寸法によって基本的に決まるもので
あり、少なくとも均一な塗布製品としなければならない
巾内において均一な厚みの塗布が可能となるように選ば
れるが、通常は、ウエブの縁部はローレットを掛けたり
して、塗布した場合に良くない場合が多いこと、また均
一な折り曲げの得やすさと経済性とから10mm以内程度が
選ばれる。
〔実 施 例〕
次ぎに本発明の効果を一層明確ならしめるために、実
施例を挙げて説明する。但し本発明は本実施例のみに限
られるものではない。
第4図に示すようなカーテン塗布装置において、バッ
アップローラ2に本発明の塗布巾変更装置及び耳折り装
置を取付け、塗布巾の異なるウエブの塗布を行った。そ
の時の塗布巾変更装置の諸元は次ぎの通りである。
スペーサの最大幅;lmax=250mm 〃 最小幅;lmin=20mm カラーの幅 ;A=30mm 実施例−1 600m/分で走行している秤量40g/m2の原紙を塗布する
前に折り曲げ角90゜、折り曲げ距離5mmに両縁部を折り
曲げた後、下記の第1表に示す組成の固形分濃度23wt
%、粘度40cps、表面張力34dyn/cm(温度25℃)の感圧
紙用塗布液からなる自由落下カーテンを形成して、14cc
/m2(湿潤状態)の塗布量で塗布を行った。
塗布操作中、塗布部を観察したところ、折り曲げられ
て出来た角から自由落下カーテンの塗布されない液は、
縮流しながら流下し、ウエブの折り曲げられた部分は未
塗布の状態であった。
又塗布直後を観察したところ、塗布部より約15〜20cm
後方で紙の復元特性によって折り曲げが解消し、塗布面
と実質的に同一平面にまで復元し、塗布紙両縁の折れ曲
がりは認められなかった。
次ぎに、通常の方法により乾燥した後の塗布紙を観察
したところ、折り曲げた痕跡は認められず、塗布層は十
分に均一であり、塗布層両縁部の厚塗りは実質的に認め
られなかった。また、巻取りローラ面状での両縁部は凸
部もなく、十分長尺巻取り可能であった。
実施例−2 次ぎに、実施例−1と同様の装置を用いてスペーサを
調節してバックアップローラをウエブの塗布巾に合わせ
300m/分で走行している秤量50g/m2の紙支持体を塗布す
る前に、折り曲げ角100゜折り曲げ距離3mmに縁部を折り
曲げた後、下記の第2表に示す組成の固形分濃度41wt
%、粘度96cp表面張力36dyn/cm、(25℃)の感熱記録紙
用塗布液から成る自由落下カーテン膜を形成して、30cc
/m2(湿潤状態)の塗布量で塗布を行った。
塗布されてから搬送乾燥ゾーン内を観察したところ、
ウエブ両縁部は塗布されていなかった。
又、乾燥した後の塗布紙を観察したところ、塗布層は
十分に均一であり、塗布層両縁部の厚塗りは実質的に認
められなかった。更に、巻取りロール上での塗布層両縁
部での凸部はなく25000m巻きも可能であった。
〔発明の効果〕
本発明のカーテン塗布の塗布巾変更装置により、塗布
部のバックアップ装置の巾を無段階に迅速に変更出来る
ようになり、従来のような塗布巾変更時の準備時間と手
間が必要なくなり、任意の巾に対して直ちに応じて生産
性を上昇させることが出来るようになった。
又、本発明の装置を耳折り装置と組み合わせて使用す
ることにより、塗布層両縁部に形成される厚塗りを解消
することができて、生産効率の大幅向上と品質改善に貢
献することが出来た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカーテン塗布の塗布巾変更装置の一実
施例の部分概略斜視図、第2図は第1図の部分側面図、
第3図は本発明のカーテン塗布時のカーテン膜と塗布巾
変更装置との関係を説明する部分正面図、第4図はカー
テン塗布装置の一例の斜視図である。 1……給液器、2……バックアップローラ 3……スロット 4……スライド傾斜面、5……流下層 6……自由落下カーテン膜 7……リップ 8a,8b……エッジガイド 10……塗布層、11……ウエブ 12……軌道、13……走行体 14……駆動装置 15……頂部、16……カラー部材 17……耳折り装置 18……スペーサ、19……耳折り装置 20……ウエブの角部 21……折り曲げられたウエブの縁部 22……回収容器
フロントページの続き (72)発明者 遠藤 孝則 静岡県富士宮市大中里200番地 富士写 真フイルム株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05C 5/00 103 B05D 1/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続走行する長尺帯状支持体上に自由落下
    カーテン膜を形成して塗布を行う塗布装置において、支
    持体を支えるバックアップ装置の両縁部に、該バックア
    ップローラの頂部の延長線上に該ローラの軸方向に移動
    可能に取付けられたカラー部材と、該ローラと該カラー
    部材との間にあって該ローラの頂部の延長面を形成しつ
    つ埋め、かつ順逆回転により該ローラの頂部の延長部の
    長さが調節出来る様に螺旋状の端面を有する円筒又は円
    筒の一部からなるスペーサとを備えたことを特徴とする
    カーテン塗布の塗布巾変更装置。
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