JP2622694B2 - 塗布方法 - Google Patents

塗布方法

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康人 成瀬
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/74Applying photosensitive compositions to the base; Drying processes therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真用フイルム・印画紙等の写真感光材料や
写真製版材料,磁気録音テープ等の磁気記録材料・感圧
記録紙,感熱記録紙等記録材料の製造において連続走行
する長尺可撓性支持体(以下、「ウエブ」と称する)に
液状塗布組成物を塗布する工程の改良に関し、更に詳し
くは改良されたバー塗布方法及びローラ塗布方法に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来より連続走行しているウエブに塗布液を塗布する
方法としては、各種の方法が提案されて来た。
一般に塗布工程は、ウエブに塗布液を転移せしめる部
分(以下、「アプリケーション系」という。)とウエブ
に転移された塗布液を所望の塗布量に計量する部分(以
下、「計量系」という。)とに分けて考えられるため、
塗布方法はアプリケーション系、計量系の相違により分
類されていた。
アプリケーション系の相違に基づいて、ローラ塗布方
法、ディップ塗布方法、ファウンテン塗布法等、計量系
の相違に基づいて、エアーナイフ塗布法、ブレード塗布
法、バー塗布法等が知られていた。またアプリケーショ
ンと計量とを同一の部分で相当するものとして、エクス
トルージョン塗布法、ビート塗布法、カーテン塗布法が
知られていた。
これらの塗布方法のうち、ローラ塗布方法,バー塗布
方法は過剰の塗布液をウエブに転移させたのち、静止も
しくはウエブと逆方向にこれより遅い周速度で回転して
いるバー又はローラにより過剰の塗布液を掻き落とし、
所望の塗布量とするものであり、簡単な装置、操作によ
り高速で薄層な塗布が実現しうるという特徴を有するた
め、広く用いられていた。
例えば、第4図は本発明に係る従来の塗工装置用コー
ティングロッドを用いたバー塗布装置の一例を示す概略
図であり、連続的に走行せしめられているウエブ8と同
方向もしくは逆方向にコーティングロッド(以下バーと
いう)6が回転せしめられている。1はバー支持部材で
バー6の全長にわたり設けられ、バー6にたわみが生ず
るのを防止すると共に、バー6へ塗布液5を供給する給
液器としての機能を備えている。すなわち塗布液5はバ
ー支持部材1に設けられた給液口2より堰部材3との間
に形成された給液案内溝4内に供給され、回転するバー
によってピックアップされウエブ8に塗布されるが、こ
の際、ウエブ8とバー6との接触部において塗布液5の
計量がおこなわれて所望の塗布量のみがウエブ8に塗布
され、他は流化して新たに供給された塗布液5と共に液
だまり7が形成される。したがって定常状態において
は、塗布液5は液だまり7を介してウエブ8に塗布され
ることになる。
この塗布される時、過剰の塗布液がウエブ塗布面側縁
部に付着することにより塗布面側縁部の厚塗りが生じる
ことがある。この塗布面側縁部の厚塗り防止のためコー
ティングロッド(バー)のウエブと離隔した位置にブレ
ードを配置し厚塗りを防ぐ方法(特開昭60−225669号公
報),塗布した後にエアーナイフで削り取る方法(特開
昭54−142248号公報)等が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらローラ塗布方法あるいはバー塗布方法に
おいて最近塗布速度の高速化に伴なって、あるいはコー
ターに供給する塗布液の流量を増加させたり、あるいは
コーティングロッド(バー)又はコーティングローラを
支持体と逆方向に回転させたりする際に、液だまり7の
上部において、第5図のようにウエブ8の縁部端面10に
塗布液が盛り上がった状態になり従って、塗布が終了し
た際塗布されたウエブ9の縁部端面10には第6図のよう
な多量の液が付着した状態となり、表面張力効果等によ
り、塗布液が端面を上昇することにより、支持体の裏側
に液が廻り込む(裏廻りと呼ぶ)現象がおこる。
あるいは支持体の縁部端面10に過剰の液が付着するこ
とにより、下流のパスローラに塗布液が付着したり、そ
の付着液が支持体の裏部に液が付着する現象がおこる。
これらの現象は製造装置を汚し、支持体の縁部及び裏
面を汚す等して、商品価値を低める不具合を生じること
になる。
本発明の目的は上記問題点を解消し、支持体の裏側に
塗布液が廻り込んだり、又は下流のパスローラに付着し
て支持体を汚すことのない塗布方法を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のかかる目的は、コーティングロッドあるい
は、コーティングローラを用いて連続走行する支持体に
塗布液を塗布する方法において、該コーティングロッド
またはコーティングローラにより塗布層を形成させた直
後で、支持体からの距離3〜15mmの位置に支持体との角
度20〜80゜で設定された吹付ノズルによって支持体縁部
の反塗布面外側より支持体縁部の端面に1〜15m/sec程
度の風速で空気を吹きつけることを特徴とする塗布方法
によって達成される。
本発明においてコーティングロッドあるいはコーティ
ングローラを用いて塗布する方法とは、所謂ローラ塗布
方法,バー塗布方法をいう。
本発明における支持体(ウエブ)とは紙、プラスチッ
クフィルム、レジンコーティッド紙,アルミニウムウエ
ブ、合成紙等が含有される。プラスチックフィルムの材
質は、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポ
リオレフィン、ポリ酢酸ビニル,ポリ塩化ビニル,ホリ
スチレン等のビニル重合体、6,6−ナイロン,6−ナイロ
ン等のポリアミド、ポリエチレンテレフタレート,ポリ
エチレン−2,6−ナフタレート等のポリエステル、ポリ
カーボネート,セルローストリアセテート,セルロース
ダイアセテート等のセルロースアセテート等が使用され
る。またレジンコーティッド紙に用いる樹脂としては、
ポリエチレンをはじめとするポリオレフィンが代表的で
あるが、必ずしもこれに限定されない。
ウエブの厚みも特に限定されないが、0.01mm〜1.0mm
程度のものが取扱い、汎用性より見て有利である。
本発明における塗布液としては特に限定されるもので
はなく、高分子化合物の水または有機溶媒液,顔料水分
散液,コロイド溶液等が含まれる。また、塗布液の物性
も特に限定されるものではない。
本発明においてコーティングロッドまたはコーティン
グローラにより塗布層を形成させた直後とは、塗布液が
固まらない前にということであり、又一方ウエブ上に塗
布した層を乱さない位置でということも条件になる。ウ
エブ上に塗布された液の条件としては粘度は低い方が適
しており、100cp以下特に50cp以下の状態が適してい
る。表面張力も特に限定されないが、50dyne/cm以下で
特に好ましい結果が得られる。
本発明において支持体縁部の反塗布面外側より支持体
縁部端面に空気を吹つけるということは、縁部の特に端
面に上昇しようとする、又付着しようとする塗布液をエ
アナイフで掻き落すことを意味する。吹付ける空気はそ
れが目的であるがそれぞれ以外に両縁部にぶつかる空気
は両縁部の厚塗り塗布液を落すことに役立つ。空気吹付
条件としてはウエブ端面において1〜15m/sec程度の風
速が得られるよう、風量、空気圧、ノズル位置を決定す
る。
〔作用〕
本発明はコーティングロッドあるいはコーティングロ
ーラを用いて連続走行する支持体に塗布液を塗布する方
法において、該コーティングロッドまたはコーティング
ローラにより塗布層を形成させた直後で、支持体縁部の
反塗布面外側より支持体縁部端面に空気を吹きつけるこ
とによってエヤーナイフが支持体縁部端面に上昇してこ
ようとする又は付着しようとする塗布液を掻き落すと共
に、塗布されたウエブの縁部の厚塗りされた塗布液も同
時に除くことが出来るのである。
〔実施態様〕
以下添付した図面により本発明の実施態様について、
詳述する。
第1図は本発明の塗布方法を説明するための1実施例
の塗工装置の側面一部断面図である。バー塗布装置にお
いて、バー6の下流側に設けられた塗布されたウエブ9
の端面に空気を吹付けるためのノズル11があり、このノ
ズル11は第2図に示すように塗布されたウエブ9の反塗
布面外側より支持体縁部の端面10に向かってあてるよう
ダクトホース13に連結され支持架台12に支えられ設置さ
れる。塗布されたウエブ9とのなす角度θ=20゜〜80゜
が好ましい。上記のように適度な角度をつけることによ
り、塗布されたウエブ9の縁部だけでなく、塗布面側の
縁部の厚ぬり部にも風をあてることにより、支持体縁部
の端面10に塗布液5が移動するのを押え、第3図に示す
ように同時に塗布面側縁部の厚塗りの低減を計ることも
できる。
支持体とノズルの距離d=3〜15mmが好ましい。本発
明に用いるノズルはスロットのクリアランスC=0.3〜3
mmが好ましく、スロットの巾lは特に限定していないが
5〜100mmが好ましい。吹付ける空気は空気圧0.05〜0.2
kg/cm2,のものを用いる。また本ノズル11は塗布された
ウエブ9に沿って複数個つけてもさしつかえない。かか
るノズルを用いることにより、第3図に示すように塗布
されたウエブ9の端面10の塗布液の付着が極めて少な
く、また塗布面側の縁部の塗布液5の厚塗部が減少した
状態をつくることができる。ロッドの回転は第2図にお
いてはウエブと同一の方向に回転しているが逆転でも差
しつかえない。
〔発明の効果〕
本発明はコーティングロッドあるいはコーティングロ
ーラを用いて連続走行する支持体に塗布液を塗布する方
法において、該コーティングロッドまたはコーティング
ローラにより塗布層を形成させた直後で、支持体からの
距離3〜15mmの位置に支持体との角度20〜80゜で設定さ
れた吹付ノズルによって支持体縁部の反塗布面外側より
支持体縁部の端面に1〜15m/sec程度の風速で空気を吹
き付けることを特徴とする塗布方法により、本塗布方法
において高速塗布のときも,コーターに供給する塗布液
の流量が増加したときも,又コーティングロッドあるい
はコーティングローラを支持体と逆方向に回転させた時
も、支持体の裏側に塗布液が廻り込んだり又は下流のパ
スローラに付着する等により支持体を汚すことなく、
又、塗布面面側縁部の塗布液の厚塗部が減少し高速塗布
乾燥が可能となり良品質の塗布製品を供給出来るように
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の塗布方法を説明するための1実施例の
塗布装置の側面一部断面図、第2図は空気吹付ノズルの
ウエブ端面に対する位置の説明図、第3図は本発明の空
気吹付によるウエブ縁部の塗布液分布の状況を説明する
図、第4図は従来の塗布装置の側面断面図、第5図は液
だまりにおいて従来のウエブ縁部端面に塗布液が上昇す
る説明図、第6図は従来のウエブ縁部の裏まわり及び厚
塗りの状態説明図である。 1……バー支持部材、2……給液口 3……堰部材、4……給液案内溝 5……塗布液、6……バー 7……液だまり、8……ウエブ 9……塗布されたウエブ 10……端面、11……ノズル 12……支持架台 13……ダクトホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽根 茂充 静岡県榛原郡吉田町川尻4000番地 富士 写真フイルム株式会社内 (72)発明者 松本 悟 静岡県榛原郡吉田町川尻4000番地 富士 写真フイルム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−223459(JP,A) 特開 昭59−55369(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コーティングロッドあるいはコーティング
    ローラを用いて連続走行する支持体に塗布液を塗布する
    方法において、該コーティングロッドあるいはコーティ
    ングローラにより塗布層を形成させた直後に、支持体の
    非塗布面からの立ち上がり角度が20゜〜80゜となるよう
    に設置された吹き付けノズルにより、支持体縁部の非塗
    布面外側から支持体の両縁部端面に向けて1〜15m/sec
    程度の風速で空気を吹き付けることを特徴とする塗布方
    法。
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JPS58223459A (ja) * 1982-05-19 1983-12-26 Fuji Photo Film Co Ltd 塗布方法及び装置
JPS5955369A (ja) * 1982-09-22 1984-03-30 Mitsubishi Plastics Ind Ltd フイルムのロ−ルコ−テイング法

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