JP2779513B2 - 潜像担持体用クリーニング装置 - Google Patents

潜像担持体用クリーニング装置

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JP2779513B2 JP5108389A JP5108389A JP2779513B2 JP 2779513 B2 JP2779513 B2 JP 2779513B2 JP 5108389 A JP5108389 A JP 5108389A JP 5108389 A JP5108389 A JP 5108389A JP 2779513 B2 JP2779513 B2 JP 2779513B2
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 静電記録装置の潜像担持体上の可視像を記録媒体に転
写した後の潜像担持体表面を清掃するクリーニング装置
に関し 潜像担持体からのトナーの回収効率を上げると共に、
ゴムブレードの往復運動の際にトナーが感光ドラムに飛
散するのを防止することを目的とし、回動し、潜像担持
体上の静電潜像をトナーで可視像化し、記録媒体に転写
した後の潜像担持体の表面をクリーニングするクリーニ
ング手段と、 前記クリーニング手段の一側下方に配置され、該クリ
ーニング手段によって潜像担持体から除去されたトナー
を回収容器に案内するスクレーパと、 前記スクレーパ上に溜まったトナーをかき落として回
収容器に送り込むための可撓性ブレードと、 前記クリーニング手段の上部を覆う上カバーと、 を有する潜像担持体用クリーニング装置において、 可撓性ブレードに対して上カバーとクリーニング手段
とに挟まれた空間を閉鎖する部分と、クリーニング手段
の回動軸方向の両端と可撓性ブレードとの間を閉鎖する
部分と、を有するトナーの飛散防止カバーを設けた構成
とする。
〔産業上の利用分野〕
情報処理システムにおける出力装置として、潜像担持
体上の静電潜像をトナーで可視像化し、記録媒体に転写
・定着する静電記録装置が普及してきている。
本発明は、前記の潜像担持体上の可視像を記録媒体に
転写した後の潜像担持体表面を清掃するクリーニング装
置に関する。
〔静電記録装置の概要〕
第5図は、本発明が適用される静電記録装置の全容を
説明する側面図である。
この装置は、感光ドラム1が図上時計方向に回転する
ことにより、次の手順で記録動作が行なわれる。
潜像担持体である感光ドラム1の表面が、帯電器2に
よって一様に帯電される。
露光手段3によって、記録情報に応じた光を感光ドラ
ム1に照射することで、該感光ドラム1の表面に静電潜
像が形成される。
現像器4において現像剤5を、磁気ローラ6で搬送し
て感光ドラム1に接触させることで、該感光ドラム1の
静電潜像に応じてトナー粒子が付着され、可視像化す
る。
記録紙9を搬送ローラ7で搬送し、待期ローラ8の圧
接部に突き当てる。
感光ドラム1が所定の角度まで回転したときに、図に
示されない制御装置が待期ローラ8を回転起動し、該感
光ドラム1上の像の位置と記録紙9の位置が、所定の位
置で同期するように、該待機ローラ8が該記録紙9を搬
送開始する。
感光ドラム1上の可視像が、転写器10によって記録紙
9に静電転写される。
感光ドラム1から剥離した記録紙9は、記録紙搬送ベ
ルト12によって定着器13へ搬送される。
記録紙9が、2つのローラ14,15との間を通過するこ
とで、記録紙上のトナーが圧力定着される。
転写後に感光ドラム1上に残った残留トナーは、クリ
ーナ16で除去される。
以上をもって記録動作が一巡し、1枚の記録紙に電子
写真式記録が行なわれる。
本発明は、前記のクリーナに関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は従来のクリーニング装置を示す縦断面図であ
る。クリーニング装置の本体17は容器状をしており、そ
の中に、次の各部品が実装されている。18はスポンジロ
ーラであり、潜像担持体1の外周面に摺接して、潜像担
持体表面のトナーをかき落とすものである。このスポン
ジローラ18でかき落とされたトナーを、スクレーパ19の
上に案内するマグネットローラ20を有している。スクレ
ーパ19上のトナーは、回収用の容器21の中に落下し、回
収される。
スクレーパ19の上側には、ゴムなどの可撓性材から成
るブレード22が配設され、その片側縁が、操作軸23に取
り付けられている。操作軸23の一端は、装置の側壁から
外部に突出し、装置外部で操作レバーが取り付けられて
いる。
なお、スポンジローラ18の上側には、トナーが外部に
飛散するのを防止する上カバー24が取り付けられてい
る。
いま、潜像担持体1が時計方向に回転しているものと
すると、スポンジローラ18が、時計方向に回転すること
で、転写されずに潜像担持体1上に残ったトナーがかき
落とされる。そして、かき落とされたトナーは、マグネ
ットローラ20によってスクレーパ19上に導かれ、回収容
器21に落下する。
しかしながら、スクレーパ19上のスポンジロール18に
近い部分は、スクレーパ19の水平面となす角度が小さ
く、トナーが溜まり易くなっている。この部分にトナー
が溜まると、スポンジローラ18の回転によって、トナー
が感光ドラム1側に飛散し、再び感光ドラム1に付着す
ることで、印字面が汚れるという問題がある。
そこで、手動で往復回転するゴムブレード22を設け、
現像器4へのトナー補給のたびごとにハンドル操作によ
ってゴムブレード22を矢印方向に往復回転させ、スクレ
ーパ19上のトナーをかき落とすようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
この構造において、スクレーパ19上に溜まったトナー
の回収効率を上げるためには、ゴムブレード22を出来る
だけスポンジローラ18に近づけてやればよい。しかしそ
うすると、ゴムブレード22を往復回動する際に、一旦ト
ナーをスクレーパ19からかき落とした後、元の位置に戻
すときに、スクレーパ19上に残留したトナーがゴムブレ
ードによってはじき飛ばされ、スポンジローラ18の上を
飛び越えて感光ドラム1上に付着し、次に印字した際に
印字面上に黒い汚れとなって現れるという問題がある。
また、このようにトナーが再び感光ドラム1に付着す
ると、クリーニング装置におけるトナーの回収効率が低
下することになる。
本発明の技術的課題は、このような問題を解消し、潜
像担持体からのトナーの回収効率を上げると共に、ゴム
ブレードの往復運動の際にトナーが感光ドラム側に飛散
するのを防止することにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明による潜像担持体用クリーニング装置
の基本原理を説明する側面図である。25はトナーの飛散
防止カバーであり、ゴムブレード22に対して上カバー24
とクリーニング手段18とに挟まれた空間を閉鎖する部分
と、クリーニング手段18の回動軸方向の両端とゴムブレ
ード22との間を閉鎖する部分27とを有する形状となって
いる。
なお、飛散防止カバー25は、上カバー24に取り付けて
もよく、あるいは装置の側壁に取り付けてもよい。
〔作用〕
クリーニング手段18によって潜像担持体1から除去さ
れ、スクレーパ19上に溜まったトナーは、ゴムブレード
22を往復回転させることで、かき落とされ回収容器21に
溜まる。
本発明では、ゴムブレード22で、スクレーパ19上のト
ナーをかき落としたあと、元の位置に戻す際に、スクレ
ーパ19上のトナーがゴムブレード22によってはじき飛ば
されても、すべてトナーの飛散防止カバー25で遮られる
ので、クリーニング装置の外にトナーが飛散するような
ことはない。
すなわち、ゴムブレード22に対してクリーニング手段
18と上カバー24との間の空間が、飛散防止カバー25の主
閉鎖部分26によって遮断されているために、ゴムブレー
ド22で跳ね飛ばされたトナーは、該主閉鎖部分26に衝突
して、スクレーパ19上に落下する。またクリーニング手
段18の回動軸方向の両端とゴムブレード22との間は、飛
散防止カバー25の両端の両側閉鎖部分27,27で遮断され
ているため、ゴムブレード22で跳ね飛ばされたトナー
は、該両側閉鎖部分27に衝突して、スクレーパ19上に落
下する。
したがって、潜像担持体1上にトナーが飛散して付着
するのを防止でき、印字品質を常に良好に保つことがで
きる。またクリーニング手段18によって除去したトナー
を確実に回収容器21に回収でき、回収効率が向上する。
〔実施例〕
第2図は本発明における飛散防止カバーの実施例を示
す三面図、第3図は同飛散防止カバーを上カバーに取り
付けた状態を示す斜視図である。第2図に示すように、
飛散防止カバー25は、1枚の薄いポリエステルフィルム
などから成り、水平の取り付け部38の先を、スポンジロ
ーラ18の全長とほぼ同じ長さにわたり、L字状に折り曲
げて垂下部を形成し、主閉鎖部分26を構成している。ま
た、取り付け部28の両端に舌片を形成し、その先端をL
字状に折り曲げて垂下させ、両側閉鎖部分27,27を構成
している。
第2図(c)に示すように、この飛散防止カバー25の
取り付け部28の上面に両面接着テープ29を貼り付け、第
3図に示すように、上カバー24の下面に接着することに
より、上カバー24に取り付けられている。この上カバー
24を、第4図に示すように、クリーニング装置に取り付
けると、飛散防止カバー25の主閉鎖部分26によって、ゴ
ムブレード22に対してクリーニング手段(スポンジロー
ラ)18と上カバー24とに挟まれた空間が遮断される。ま
た両端の両側閉鎖部分27,27によって、スポンジローラ1
8の回動軸方向の両端とゴムブレード22との間の空間が
遮断される。
この実施例において、スポンジローラ18でかき落とさ
れたトナーは、マグネットローラ20によってスクレーパ
19上に運ばれ、回収容器21に収容される。また、スクレ
ーパ19上に溜まったトナーは、第5図の現像器4にトナ
ーを補給するたびごとに、操作レバーによって、ゴムブ
レード22を矢印a1の方向に回動することにより、かき落
とされる。ゴムブレード22は、矢印a2の方向に動かすこ
とによって、元の位置に戻されるが、このときゴムブレ
ード22によって、スクレーパ19上のトナーtがスポンジ
ローラ18側に跳ね飛ばされる。
しかしながら、この実施例では、飛散防止カバー25に
よって、ゴムブレード22に対するスポンジローラ18と上
カバー24とに挟まれた空間、及びスポンジローラ18の回
動軸方向の両端とゴムブレード22との間の空間が遮断さ
れるため、ゴムブレード22によって跳ね飛ばされたトナ
ーは、飛散防止カバー25の主閉鎖部分26および両側閉鎖
部分27,27に衝突して、再びスクレーパ19上に落下し、
回収容器21内に溜まる。
なお、スポンジローラ18に代えてゴムブレードやブラ
シを用い、トナーの飛散防止カバー25を金属の板ないし
箔などで構成してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、飛散防止カバ
ー25によって、可撓性ブレード22に対するクリーニング
手段18と上カバー24とに挟まれた空間、及びクリーニン
グ手段18の回動軸方向の両端と可撓性ブレード22との間
の空間を遮断することで、トナーが感光ドラム1側に飛
散して、感光ドラム1に付着し、印字面を汚すような問
題が解消され、良好な印字品質を保つことができる。ま
た、飛散防止カバー25に衝突したトナーは、再びスクレ
ーパ19上に落下して、回収容器に回収されるため、トナ
ーの回収効率も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による潜像担持体用クリーニング装置の
基本原理を説明する側面図、第2図は本発明における飛
散防止カバーの実施例を示す三面図、第3図は同飛散防
止カバーを上カバーに取り付けた状態の斜視図、第4図
は同飛散防止カバーをクリーニング装置に実装した状態
の側面図、第5図は静電記録装置の全容を示す側面図、
第6図は従来のクリーニング装置の全容を示す側面図で
ある。 図において、1は感光ドラム(潜像担持体)、4は現像
器、9は記録紙、16はクリーナ、18はクリーニング手段
(スポンジローラ)、19はスクレーパ、20はマグネット
ローラ、22は可撓性(ゴム)ブレード、24は上カバー、
25は飛散防止カバー、26は主閉鎖部分、27,27は両側閉
鎖部分、28は取り付け部をそれぞれ示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動し、潜像担持体(1)上の静電潜像を
    トナーで可視像化し、記録媒体に転写した後の潜像担持
    体(1)の表面をクリーニングするクリーニング手段
    (18)と、 前記クリーニング手段(18)の一側下方に配置され、該
    クリーニング手段(18)によって潜像担持体(1)から
    除去されたトナーを回収容器(21)に案内するスクレー
    パ(19)と、 前記スクレーパ(19)上に溜まったトナー(t)をかき
    落として回収容器(21)に送り込むための可撓性ブレー
    ド(22)と、 前記クリーニング手段(18)の上部を覆う上カバー(2
    4)と、 を有する潜像担持体用クリーニング装置において、 可撓性ブレード(22)に対して上カバー(24)とクリー
    ニング手段(18)とに挟まれた空間を閉鎖する部分(2
    6)と、クリーニング手段(18)の回動軸方向の両端と
    可撓性ブレード(22)との間を閉鎖する部分(27)と、
    を有するトナーの飛散防止カバー(25)を設けたことを
    特徴とする潜像担持体用クリーニング装置。
JP5108389A 1989-03-03 1989-03-03 潜像担持体用クリーニング装置 Expired - Fee Related JP2779513B2 (ja)

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