JP3062146B2 - 画像形成方法における分散工程用の分散部材 - Google Patents

画像形成方法における分散工程用の分散部材

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JP3062146B2 JP10027562A JP2756298A JP3062146B2 JP 3062146 B2 JP3062146 B2 JP 3062146B2 JP 10027562 A JP10027562 A JP 10027562A JP 2756298 A JP2756298 A JP 2756298A JP 3062146 B2 JP3062146 B2 JP 3062146B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式のレー
ザプリンタや複写機などの画像形成装置の画像形成方法
における分散工程用の分散部材に係り、特に転写後に像
担持体上に残留するトナーを分散する分散部材の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式のレーザプリンタなどの画
像形成装置には、像担持体である円筒状の感光体上に形
成された靜電潜像にトナーを供給して顕像化する現像装
置と、感光体上にトナーにより形成された画像を被画像
形成媒体である用紙上に転写する転写装置が設けられて
いる。この転写装置により感光体上のトナーの大部分は
用紙上に転写されるが、一部のトナーは感光体上に残留
する。
【0003】この転写後の感光体上のトナーの残り状態
は、第11図に示すように様々な残り方がある。図にお
いてAは正常な転写が行なわれた場合である。Bは正常
な転写に近いが若干転写過剰気味で転写チャージャによ
りトナーが逆極性のプラス電荷となった場合であり、ベ
タ黒等の転写を行なった場合に発生しやすい。またCは
転写不足により塊状に残った場合であり、キャリア付着
や紙シワで転写時に用紙が転写体から浮いた場合等に発
生しやすい。また未露光部の転写残りトナーは、感光体
の表面電位Voが現像器に印加されている現像バイアス
Vbより低いために、現像器に靜電的に吸引される。一
方、被露光部の転写残りトナーは、感光体の表面電位が
露光により高くなっているため、マイナス電荷のトナー
は現像器に戻らず、感光体上に残留する。
【0004】上記のように感光体上に残留した転写残り
トナーのうち、A,Bの場合のように感光体上に一様に
散乱している場合は、露光行程におけるレーザの光量が
十分大きく、露光面積がトナーの大きさに対して十分大
きいため、感光体上にトナーが付着していても露光の影
となることはなく、感光体の表面のマイナス電位が減衰
して潜像が形成される。しかも未露光部では前述したよ
うに現像器により確実にクリーニングされているため、
潜像形成上全く問題は発生しない。しかし、Cの場合の
ように塊状にトナーが残った場合には、現像器によりす
べてクリーニングすることが困難となり、白地にポジメ
モリが形成されてしまう。またこの部分が次の露光部に
相当する場合は、トナー層が厚く塊の径が大きいため光
が通過しなくなり、黒地にネガ状のメモリが発生してし
まう。
【0005】上記のような転写残りトナーを除去するた
め、従来から感光体の外周の転写装置と前露光器との間
にクリーナが設けられている。このクリーナは従来は感
光体表面に当接してトナーを掻き落すブレードと、この
掻き落されたトナーを回收する回收ボックスとから構成
されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のクリーナによると、感光体上に残留したト
ナーをブレードにより回收ボックス内に掻き落す構造と
なっているため、通常2,000枚乃至3,000枚程
度の複写を行なうと、回收ボックス内のトナーが満杯に
なり使用不能となる。このため複雑な回收機構と回收ボ
ックスを設けてその都度回收ボックスを交換してトナー
を回收しなければならず、構造が複雑になるとともに、
使用者の手や衣類が汚れて作業性が悪くなるという問題
があった。また機器の種類によってはクリーナをその都
度廃棄しなければならない場合もあった。さらにブレー
ドによって感光体上のトナーを掻き落すため、感光体の
表面に傷を付けたり、トナーを周辺に飛散させて汚染す
るという欠点もあった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、簡単な構造で感光体上の残留トナーによる露光時
の影響を排除して、画像品質を安定させ、しかも感光体
を含む装置の寿命を長くし、作業性を向上させることの
できる画像形成装置の画像形成方法における分散工程用
の分散部材を提供することを目的とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の画像形成方法における分散工程用の分散部材は、回
転する感光体を、この感光体に対向する帯電手段により
特定の極性に帯電する帯電工程と、この帯電工程によっ
て帯電された感光体に対し、感光体の回転方向に沿って
帯電手段の下流側に配置された露光手段から光を照射す
ることにより静電潜像を形成する露光工程と、この露光
工程によって感光体上に形成された静電潜像に対し、感
光体の回転方向に沿って露光手段の下流に配置された現
像手段から特定の極性と同極性に帯電する現像剤を供給
して現像する現像工程と、この現像工程によって形成さ
れた現像剤像を、感光体の回転方向に沿って現像手段の
下流に配置された転写手段によって感光体から転写材上
に静電的に転写する転写工程と、感光体の回転方向に沿
って、帯電手段の上流側で、かつ転写手段の下流に配置
された分散部材によって、転写工程後に感光体上に残留
する残留現像剤を一旦吸着し、再び感光体上に分散させ
る分散工程と、この分散工程によって分散された残留現
像剤を現像手段によって除去する清掃工程とを有し、分
散工程を経た感光体に対して帯電工程及び露光工程を行
って、現像工程と清掃工程とを同時に行う画像形成方法
における分散工程用の分散部材であって、分散部材は、
感光体に対して当接して所定の方向に沿って配置された
第1のブラシ及び感光体の回転方向に沿って第1のブラ
シの下流に所定方向に沿って配置された第2のブラシか
ら構成されると共に、第1及び第2のブラシの少なくと
も一方に電圧が印加され、第1のブラシ及び第2のブラ
シ間で残留現像剤を感光体上に攪乱分散すると共に、こ
の分散した残留現像剤が飛散するのを阻止するために、
前記第1のブラシを保持する保持部材に対して飛散防止
用シートが設けられ、この飛散防止用シートは、一端が
前記所定方向に沿って前記保持部材に固定され、他端が
前記保持部材から突出している第1のブラシの向きと略
等しくなる向きに設けられ、なおかつ前記所定方向に沿
って前記感光体との非接触部が複数形成されているもの
であることを特徴としている。このとき、前記飛散防止
用シートの他端は、前記所定方向に沿って、前記感光体
に対して複数箇所で接触するものである。
【0011】本発明によれば、転写後に感光体上に残留
している塊状のトナーを、複数段の分散手段により後方
に分散させることができ、露光時に残留トナーによるメ
モリの発生を防止することができる。従ってトナー回収
ボックスが不要となり、分散手段を現像器に一体に取り
付けることにより小形カートリッジ化することができ
る。しかも分散手段を軟質部材で形成することにより、
感光体の表面を傷付けることがなく、長寿命化が可能と
なる。さらに、分散手段の上流側にトナーの飛散防止手
段を設けることにより、トナーの飛散を防止し、装置の
損傷の発生を防いでさらに長寿命化を図ることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明の実
施形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。
【0013】第1図乃至第4図に本発明の一実施例を示
す。第1図及び第2図において、現像器104のケーシ
ング133内には1本のマグローラ131と2本の撹拌
ローラ132a,132bがそれぞれ軸方向が平行に設
けられており、図示せぬ駆動源によってそれぞれ矢印
a,b,c方向に回転駆動される。またケーシング13
3内には現像剤であるトナー134が充填されている。
このケーシング133にはドラム状の感光体101が前
記各ローラ131,132a,132bに平行に設けら
れており、図示せぬ駆動源によって矢印R方向に回転駆
動される。さらにケーシング133には感光体101に
平行に分散部材109が設けられている。この分散部材
109は第2図に示すように導電性レイヨンなどの軟質
部材で形成された第1のブラシ135aと第2のブラシ
135bとから構成され、それぞれ上流側及び下流側に
保持部材Mを介して平行に取り付けられている。これら
第1と第2のブラシ135a,135bの下端は感光
体101の外周に母線方向に沿ってウィズ方向(幅方
向)に接しており、その幅は使用する最大用紙幅及び画
像領域よりも広くなっている。また、第1のブラシ13
5aの上流側には、保持部材Mを介して飛散防止用シー
ト137が取り付けられている。この飛散防止用シート
137は、一端が前記保持部材Mに固定され、他端が前
記保持部材Mから突出している第1のブラシ135aの
向きと略等しくなる向きに設けられ、なおかつ先端が感
光体101ウィズ方向に複数個所で接触するように、
厚さ0.1mm乃至0.2mmのウレタンシートで形成され
ている。さらに下流側の第2のブラシ135bには正電
圧が印加されている。
【0014】なお、第1図に示す符号141は前露光器
112から感光体101に入射する光の入射位置、符号
142は静電潜像形成手段103から感光体101に入
射するレーザ光線の入射位置、第図に示す符号136
は現像器104のケーシング133に設けられた取手で
ある。
【0015】次に、本発明の一実施例をレーザプリンタ
に適用した場合を第4図を参照して説明する。
【0016】第4図は、電子写真方式の単色レーザプリ
ンタの概略的構成を示している。
【0017】このレーザプリンタは、図示しない伝送装
置などを介してコンピュータあるいは、ワードプロセッ
サなどのホストシステム(外部装置)と電気的に結合さ
れており、外部装置からのドットイメージデータを受け
入れてレーザビーム光を変調することにより感光体への
書き込みを行ない、書込んだドットイメージデータを
現像して用紙上に転写するようになっている。
【0018】すなわち、100は装置本体で、この本体
100内にはドラム状の感光体101が配設されてお
り、この感光体101は、図示しない駆動源によって矢
印R方向(第1図参照)に回転される。
【0019】感光体101周辺部には、その回転方向に
沿って帯電制御形の帯電用帯電器102、像形成手段と
しての静電潜像形成部103、前記分散部材109が設
けられた現像器104、転写チャージャ105、前露光
器112が順次配設されており、感光体101は現像器
104に一体に構成されている。
【0020】本体100には、給紙カセット106が設
けられているとともに、この給紙カセット106から給
紙ローラ107で取出された記録媒体としての用紙を、
感光体101と転写チャージャ105との間に送給し、
像転写部108及び、定着器118を経た後、排紙ロー
ラ113に導かれ、排紙部114に排紙される。
【0021】静電潜像形成部103は、図示しない外部
装置からのドットイメージデータに応じて変調されたレ
ーザビーム光を発生する図示しない半導体レーザ発振器
(レーザダイオードなど)と、このレーザ発振器から出
力されるレーザビーム光を集光するコリメータレンズな
どのレンズ系(図示せず)、このレンズ系で集光された
レーザビーム光を走査する例えば4面の回転ミラー(ポ
リゴンミラー)116、この回転ミラー116を高速回
転させるミラーモータ117、回転ミラーで走査された
レーザビーム光を正しく感光体101へ導くレンズ12
1、レーザビーム光を感光体101の方向に反射させる
反射ミラー119,120、回転ミラー116で走査さ
れたレーザビーム光を検出するビーム光検出器(図示せ
ず)などからなっている。
【0022】このような構成において、外部装置から印
字開始信号を受取ると感光体101が回転するととも
に、感光体101は帯電用帯電器102によって例えば
表面電位約−600Vになるように一様に帯電される。
【0023】次に、外部装置からドットイメージデータ
を受取ると、静電潜像形成部103がそのドットイメー
ジデータに応じて変調されたレーザビーム光を出力し、
そのレーザビーム光によって、帯電された感光体101
の表面を走査露光することにより、感光体101の表面
に靜電潜像を形成する。感光体101に形成された靜電
潜像は、マグローラ131,撹拌ローラ132a,13
2bを有した現像器104によって反転現像されること
により顕像化されてトナー像となる。そして感光体10
1上のトナー像は、像転写部108において、転写チャ
ージャ105により給紙カセット106から搬送されて
きた用紙上に転写される。
【0024】トナー像が転写された用紙は、定着器11
8へ搬送されてトナー像が定着され、その後排紙ローラ
113により排紙部114に排紙される。また転写チャ
ージャ105により感光体101から図示せぬ用紙にト
ナー像が転写された後に、感光体101上に残るトナー
は、後述する作用により分散部材109で分散され、次
に赤色LED等の前露光器112の光源から照射された
光により、感光体101の表面は一様に除電される。
【0025】次に分散部材109の作用を第5図乃至第
10図を参照して説明する。
【0026】第5図乃至第7図は転写不足トナーの場
合、第8図乃至第10図は転写過剰トナーの場合であ
る。矢印X方向に移動する感光体101の表面に第5図
に示すようにトナー塊150があった場合、このトナー
塊150が分散部材109を構成する上流側の第1のブ
ラシ135aで平滑され、下流側の第2のブラシ135
bの下を通過するとき、転写不足のマイナス電荷を有す
るトナー塊150は、第6図に示すようにプラス電圧が
印加されている第2のブラシ135bに吸引される。感
光体101がさらに矢印X方向に進むと、一度第2の
ラシ135bに吸引されたトナー塊150は、第2のブ
ラシ135bにトナー保持能力がないため、第7図に示
すように自然に第2のブラシ135bの後方に出てく
る。すなわち、第2のブラシ135bは転写不足トナー
塊150を靜電気力で吸引するが、第2のブラシ135
bに付着できるトナー量が少ないため、また第2のブラ
135bが感光体101に対しウィズ方向に接してい
るため、一度吸引されたトナー150は徐々に感光体1
01の表面の他の部分に付着する。
【0027】一方、転写過剰トナーの場合は、第8図に
示すようにトナー151は感光体101上に一様に分散
し、極性が反転しており、第2のブラシ135bと同極
性のプラスとなっている。従って感光体101が矢印X
方向に進み、第9図に示すように第2のブラシ135b
の下を通過しても、吸引されることなくそのまま感光体
101に吸着されて進む。すなわち、第10図に示すよ
うにトナー151は第2のブラシ135bの下を素通り
し、感光体101上で通過前と同じ位置にある。このと
き、第2のブラシ135bが軟質部材で形成されてお
り、かつ感光体101にウィズ方向、すなわち腹当ての
状態で接していて接触圧が極めて弱いため、トナー15
1が移動されることはない。従ってトナー151は一様
に分散している。
【0028】本実施例によれば、感光体101上の転写
残りトナー150,151は第1のブラシ135a,
2のブラシ135bの下を通過した後にいずれも一様に
分散しており、露光時に残留トナーによるメモリの発生
を防止することができる。従って従来のようにトナー回
收ボックスが不要となり、しかも感光体101、現像器
104及びメモリを除去する分散部材109を一体化し
てカートリッジとすることができ、装置の小形軽量化が
可能となる。また第1のブラシ135a,第2の135
は軟質部材で形成され感光体101にウィズ方向に接
触しているので、感光体101を傷付けることなく、そ
の寿命を長くし、画像品質を向上させることができる。
また、トナー飛散防止用のシート137によりトナー1
50,151の飛散を防止することができ、感光体10
1を含む装置の損傷を防止することができる。
【0029】上記実施例では分散部材109を構成する
ブラシ135が2個である場合について説明したが、こ
のブラシ135の数は3個以上であっても良い。また、
分散部材109を構成する部材はブラシに限定されず、
ブレード、スポンジ状部材などでもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写後に像担持体である感光体上に残留している塊状の
トナーを、複数段に形成された分散部材としての第1、
第2のブラシによって分散し、さらにこの第1のブラ
を保持する保持部材の表面にトナー飛散防止用シート
を設けて、トナーの飛散を防止するようにしたので、
ナーの分散により分散部材の周辺部にトナーの飛散が起
きるのを防止しながら感光体上に残った塊状の残留トナ
ーによるメモリの発生を防止することができ、トナー回
収ボックスを不要とし、カートリッジ化して装置の小形
軽量化が可能となるとともに、感光体を含む装置の寿命
を長くし、画質の品質を向上させることができる。ま
た、この飛散防止用シートはシート状であり、ケーシン
グのように全体を覆うものではないので、分散部材をコ
ンパクトに構成することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による画像形成装置の要部を
示す縦断面図である。
【図2】図1に示す画像形成装置の要部の斜視図であ
る。
【図3】図1の画像形成装置における分散手段の構成を
示す斜視図である。
【図4】図3は本実施例に係る分散手段を備えた画像形
成装置の一例であるレーザプリンタを示す縦断面図であ
る。
【図5】転写不足トナーの場合の本実施例の作用を示す
説明図である。
【図6】転写不足トナーの場合の本実施例の作用を示す
説明図である。
【図7】転写不足トナーの場合の本実施例の作用を示す
説明図である。
【図8】転写過剰トナーの場合の本実施例の作用を示す
説明図である。
【図9】転写過剰トナーの場合の本実施例の作用を示す
説明図である。
【図10】転写過剰トナーの場合の本実施例の作用を示
す説明図である。
【図11】感光体上に残留するトナーの様々な残り方を
示す説明図である。
【符号の説明】
101…感光体(像担持体) 104…現像手段(現像器) 105…転写手段(転写チャージャ) 109…分散部材 135a…第1のブラシ 135b…第2のブラシ M…保持部材 137…トナー飛散防止用シート 150,151…トナー(現像剤)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 下村 輝秋 (56)参考文献 特開 昭60−168184(JP,A) 特開 昭63−241587(JP,A) 特開 昭64−20587(JP,A) 特開 昭62−71972(JP,A) 実開 平2−67374(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 G03G 21/10 - 21/12 G03G 15/08 507 G03G 15/22 - 15/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する感光体を、この感光体に対向す
    る帯電手段により特定の極性に帯電する帯電工程と、 この帯電工程によって帯電された前記感光体に対し、前
    記感光体の回転方向に沿って前記帯電手段の下流側に配
    置された露光手段から光を照射することにより静電潜像
    を形成する露光工程と、 この露光工程によって前記感光体上に形成された静電潜
    像に対し、前記感光体の回転方向に沿って前記露光手段
    の下流に配置された現像手段から前記特定の極性と同極
    性に帯電する現像剤を供給して現像する現像工程と、 この現像工程によって形成された現像剤像を、前記感光
    体の回転方向に沿って前記現像手段の下流に配置された
    転写手段によって前記感光体から転写材上に静電的に転
    写する転写工程と、 前記感光体の回転方向に沿って、前記帯電手段の上流側
    で、かつ前記転写手段の下流に配置された分散部材によ
    って、前記転写工程後に前記感光体上に残留する残留現
    像剤を一旦吸着し、再び前記感光体上に分散させる分散
    工程と、 この分散工程によって分散された前記残留現
    像剤を前記現像手段によって除去する清掃工程とを有
    し、 前記分散工程を経た前記感光体に対して前記帯電工程及
    び前記露光工程を行って、前記現像工程と前記清掃工程
    とを同時に行う画像形成方法における前記分散工程用の
    分散部材であって、 前記分散部材は、前記感光体に対して当接して所定の方
    向に沿って配置された第1のブラシ及び前記感光体の回
    転方向に沿って前記第1のブラシの下流に前記所定方向
    に沿って配置された第2のブラシから構成されると共
    に、前記第1及び第2のブラシの少なくとも一方に電圧
    が印加され、前記第1のブラシ及び第2のブラシ間で前
    記残留現像剤を前記感光体上に攪乱分散すると共に、 この分散した残留現像剤が飛散するのを阻止するため
    に、前記第1のブラシを保持する保持部材に対して飛散
    防止用シートが設けられ、この飛散防止用シートは、一
    端が前記所定方向に沿って前記保持部材に固定され、他
    端が前記保持部材から突出している第1のブラシの向き
    と略等しくなる向きに設けられ、なおかつ前記所定方向
    に沿って前記感光体との非接触部が複数形成されている
    ものであることを特徴とする分散部材。
  2. 【請求項2】 前記飛散防止用シートの他端は、前記所
    定方向に沿って前記感光体に対して複数箇所で接触する
    ものであることを特徴とする請求項1記載の分散部材。
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