JP2772432B2 - ブロワーファン駆動装置 - Google Patents

ブロワーファン駆動装置

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JP2772432B2 JP13864789A JP13864789A JP2772432B2 JP 2772432 B2 JP2772432 B2 JP 2772432B2 JP 13864789 A JP13864789 A JP 13864789A JP 13864789 A JP13864789 A JP 13864789A JP 2772432 B2 JP2772432 B2 JP 2772432B2
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忠史 松浦
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ブロワーファン駆動装置に係り、特に制御
用スイッチングトランジスタを装備したエアコン用のブ
ロワーファン駆動装置に関する。
〔従来の技術〕
従来よりエアコンに多用されているブロワーファン駆
動装置は、その多くが自動制御による空気調整(エアコ
ン)が行われている。一方、空調(エアコン)における
ブロワーファン駆動装置は、使用されているスイッチン
グトランジスタの放熱対策上、従来より30〔Hz〕以上の
比較的早い周期でオン・オフ駆動するという手法が採ら
れている。
この場合、ファンモータの始動特性の影響によって、
スイッチングトランジスタおよびファンモータには、第
3図に示すように、始動時における最大ピーク電流値が
スイッチングトランジスタの最大許容電流値を越えると
いう事態が発生している。
かかる不都合を改善するため、他の従来例では、第4
図に示すように、スイッチングトランジスタの最大許容
電流値を越えるファン電流が検知された場合には、直ち
にファン電流の通電を一定時間の間,繰り返し中断せし
めるという手法を採っている。第4図は、この場合の電
流波形を示す。これによって、ファン電流のピーク値が
スイッチングトランジスタの最大許容電流を越えないよ
うにするとともに、全体的にはファンモータの出力の低
下が防止されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例においては、始動時に最大
許容電流が検知された場合には直ちに当該スイッチング
トランジスタに流れる通電電流を断続せしめるという手
法を採用したことから、当該駆動モータの回転体部分お
よびブロワーファンが磁音に同期して一種の振動音を発
するという不都合が生じていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、このような従来例に見られる不都合
を改善し、ブロワーファン駆動用のモータが始動する際
の耳障りな磁音を発生を防止し、スイッチングトランジ
スタに電流制限値を越える電流が流れるのを有効に回避
することのできるブロワーファン駆動装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、ファン駆動モータに直列接続されたモー
タ駆動制御手段および過電流測定手段から成るモータ駆
動回路と、このモータ駆動回路に並列接続されたリレー
接点回路と、このリレー接点回路の接点駆動コイルに所
定のリレー駆動電流を通電制御するリレー駆動制御手段
と、モータ駆動制御手段およびリレー駆動制御手段とを
必要に応じて駆動制御する制御回路部とを設けている。
そして、制御回路部が、ファン駆動モータの始動時に一
定時間だけ接点駆動コイルを通電制御する第1のコイル
通電制御機能と,ファン駆動モータの通常の使用状態で
過電流が流れた場合に再び接点駆動コイルを通電制御す
る第2のコイル通電制御機能とを備えるという手法を採
っている。これによって、前述した目的を達成しようと
するものである。
〔作用〕
エアコンを始動させると、リレー駆動制御手段から接
点駆動コイルに対してリレー信号が発せられて、リレー
接点回路に電流が流れ、リレーがオンとなる。同時にフ
ァン駆動信号がモータ駆動制御手段としてのスイッチン
グトランジスタに発せられて、スイッチングトランジス
タもオンとなる。このため、ファン駆動用モータに流れ
た電流は、リレー接点回路の方に流れて行く。ファン駆
動モータに流れる電流が定常状態となる一定時間を経過
すると、制御部はリレー駆動制御手段に対して、リレー
接点回路をオフにするリレー信号を発する。リレー接点
回路がオフになると、ファン駆動モータに流れた電流
は、スイッチングトランジスタの方に流れる。
さらに、エアコン作動中に外力や環境の変化によって
スイッチングトランジスタに流れる電流が変化して、そ
の最大許容電流を越えた電流が流れると、制御回路部か
ら再びリレー駆動制御手段に対して、リレー接点回路を
オンとするようなリレー信号を発して、電流の流れをス
イッチングトランジスタ側から、リレー接点回路側に流
すように制御する。そして、その後一定時間を経過した
ら、リレー接点回路をオフとして再びスイッチングトラ
ンジスタ側に電流が流れるようにする。リレー接点回路
をオフとした後は、ファン駆動信号によってスイッチン
グトランジスタはおよそ30Hzの周期でオン,オフを繰り
返してファン駆動モータを駆動制御する。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明す
る。
この第1図に示した実施例においては、ファン駆動モ
ータ20に直列接続されたモータ駆動制御手段21および過
電流測定手段22から成るモータ駆動回路23と、このモー
タ駆動回路23に並列接続されたリレー接点回路24と、こ
のリレー接点回路24の接点駆動コイル25に所定のリレー
駆動電流を通電制御するリレー駆動制御手段26と、モー
タ駆動制御手段21およびリレー駆動制御手段26とを必要
に応じて駆動制御する制御回路部27とを設けている。そ
して、制御回路部27が、ファン駆動モータ20の始動時に
一定時間だけ接点駆動コイル25を通電制御する第1のコ
イル通電制御機能と,ファン駆動モータ20の通常の使用
状態で過電流が流れた場合に再び接点駆動コイル25を通
電制御する第2のコイル通電制御機能とを備えている。
ここでは、モータ駆動制御手段21としてスイッチング
トランジスタ21Aが用いられており、制御回路部27によ
ってファン駆動信号により制御されている。また、過電
流測定手段22としては、抵抗22Aをスイッチングトラン
ジスタ21Aを直列に配設しており、この抵抗の電圧を測
定することによってモータ駆動回路23に流れている電流
を測定する。一方、リレー接点回路24は、リレー駆動制
御手段26としてのスイッチングトランジスタ26Aに、制
御回路部27からファンリレー駆動信号を発して接点駆動
コイル25に流れる電流を駆動制御し、リレーのオン,オ
フを制御することによって制御されている。
次に、第1図および第2図に基づいて動作説明をす
る。
エアコンの始動とともに、制御回路部27からリレー駆
動制御手段26であるスイッチングトランジスタ26Aにフ
ァンリレー駆動信号(図示せず)が発せられる。それに
よって接点駆動コイル25が作動して、リレー接点回路24
がオンとなる。同時に、モータ駆動制御手段21であるス
イッチングトランジスタ21Aも制御回路部27からのファ
ン駆動信号によってオンとなっているが、電流は抵抗の
あるモータ駆動回路23側には流れずに、抵抗の無いリレ
ー接点回路24側を流れることになる。この間の電流は、
図中のファン電流に示されるような電流が、リレー接点
回路24の方に流ていることになる。
制御回路部27は、リレー接点回路24をオンとした一定
時間を経過すると、再びファンリレー駆動信号(図示せ
ず)をリレー駆動制御手段26であるスイッチングトラン
ジスタ26Aに発して、図中のリレー信号に表されるよう
に、リレー接点回路24側の通電回路をオフ状態とする。
その後は、制御回路部27からのファンリレー駆動信号
により、リレー駆動制御手段26であるスイッチングトラ
ンジスタ26Aを駆動制御してリレー接点回路24をオフ状
態に保つ。同時に、制御回路部27は、ファン駆動信号を
モータ駆動制御手段21であるスイッチングトランジスタ
21Aに発して、従来例において説明したように、スイッ
チングトランジスタ21Aの放熱対策上,約30〔Hz〕の周
波数でオン・オフを繰り返している。これによってファ
ン駆動モータ20の作動を制御する。
以上のようにして、始動時から定常状態に移行した
後、制御回路部27はおよそ30〔Hz〕でモータ駆動制御手
段21であるスイッチングトランジスタ21Aのオン,オフ
を繰り返してファン駆動モータ20の駆動を制御している
が、この時に、何らかの外力や環境の変化によってファ
ン駆動モータ20に流れる電流に変化を生じ、そのために
モータ駆動制御手段21であるスイッチングトランジスタ
21Aに流れる電流がその最大許容電流を超過するような
ことが起きると、過電流測定手段22からの信号によっ
て、制御回路部27が最大許容電流以上の電流が流れてい
ることを検知し、ファンリレー駆動信号をリレー駆動制
御手段26に発して、リレー接点回路24をオンとしてモー
タ駆動制御手段21としてのスイッチングトランジスタ21
Aを迂回する通電回路を形成せしめる。その後、一定時
間が経過したら、制御回路部27は再びファンリレー駆動
信号をリレー駆動制御手段26に発してリレー接点回路24
をオフとさせて、ファン駆動モータ20は通常の状態に復
帰する。この間、リレー接点回路24の動きにかかわら
ず、モータ駆動制御手段21としてのスイッチングトラン
ジスタ21Aは前述のオン,オフの繰り返しを続けてい
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では、エアコン始動時に
一定時間リレー接点回路をオン状態とし、その後、リレ
ー接点回路をオフとして通常の状態に戻るように制御し
ている。そして、その後モータ駆動制御手段としてのス
イッチングトランジスタに流れる電流がそのトランジス
タの最大許容電流を超過したことを、過電流測定手段に
よって測定した結果から制御回路部が検知した場合に、
再びリレー接点回路がオンとなって、モータ駆動制御手
段としてのスイッチングトランジスタを迂回する通電回
路を形成するように制御している。
このため、スイッチングトランジスタに流れる電流
が、その最大許容電運流を最も超過しやすいエアコン始
動時に、モータ駆動制御手段としてのスイッチングトラ
ンジスタのオン,オフの非常に早い繰り返しで電流を制
御することが必要でなくなり、電流制限時に発生してい
たファン駆動モータの騒音(磁音)を防止できる従来に
ない優れたブロワーファン駆動装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を表す回路図、第2図は第1
図に示される実施例の制御を表すタイムチャート、第3
図は電流制限のない場合の従来例の制御を表すタイムチ
ャート、第4図は電流制限のある場合の従来例の制御を
表すタイムチャートである。 20……ファン駆動モータ、21……モータ駆動制御手段、
22……過電流測定手段、23……モータ駆動回路、24……
リレー接点回路、25……接点駆動コイル、26……リレー
駆動制御手段、27……制御回路部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファン駆動モータに直列接続されたモータ
    駆動制御手段および過電流測定手段から成るモータ駆動
    回路と、このモータ駆動回路に並列接続されたリレー接
    点回路と、このリレー接点回路の接点駆動コイルに所定
    のリレー駆動電流を通電制御するリレー駆動制御手段
    と、 前記モータ駆動制御手段およびリレー駆動制御手段とを
    必要に応じて駆動制御する制御回路部とを設け、 前記制御回路部が、前記ファン駆動モータの始動時に一
    定時間だけ前記接点駆動コイルを通電制御する第1のコ
    イル通電制御機能と,前記ファン駆動モータの通常の使
    用状態で過電流が流れた場合に再び前記接点駆動コイル
    を通電制御する第2のコイル通電制御機能とを備えてい
    ることを特徴としたブロワーファン駆動装置。
JP13864789A 1989-05-31 1989-05-31 ブロワーファン駆動装置 Expired - Lifetime JP2772432B2 (ja)

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