JPS6347620Y2 - - Google Patents

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JPS6347620Y2
JPS6347620Y2 JP1982043963U JP4396382U JPS6347620Y2 JP S6347620 Y2 JPS6347620 Y2 JP S6347620Y2 JP 1982043963 U JP1982043963 U JP 1982043963U JP 4396382 U JP4396382 U JP 4396382U JP S6347620 Y2 JPS6347620 Y2 JP S6347620Y2
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JP
Japan
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electromagnet
cooling fan
electromagnetic powder
voltage
powder clutch
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JP1982043963U
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JPS58146817U (ja
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、冷却フアンの制御装置に関する。
自動車等におけるラジエータ冷却用フアンの回
転速度を制御する装置としては、第1図に示すも
のがある。エンジン10の出力軸11にプーリ1
2が固定され、このプーリ12と電磁紛クラツチ
20に固定されたプーリ14とがVベルト13に
よつて巻回されている。電磁紛クラツチ20は、
冷却フアン31の軸25を介してステー29に固
定されている。軸25は、図示しない部材によつ
て固定部分に支持されている。そのステー29
は、ラジエータ30の冷却フアン31に固定され
ている。尚、32はシユラウド、33はラジエー
タ30の水温を検出する水温センサである。
第2図には、電磁クラツチ20の詳細及びその
制御回路を示してある。電磁紛クラツチ20は、
中空ケース21内に電磁石22が設けられ、この
中空ケース21の中空部に電磁紛23を介して摩
擦部材24が設けられたものである。摩擦部材2
4には冷却フアン31の軸25が固定されてい
る。また電磁石22は、スリツプリング26及び
コミユテータ27を介して、電圧制御回路40か
ら電力の供給を受けている。
電圧制御回路40は、スイツチ41と、抵抗4
2,43,44とが設けられ、スイツチ41を切
替えることによつて、バツテリ50から電磁紛ク
ラツチ20に供給する電圧を変化させるものであ
る。そして、スイツチ41の切替えは、コントロ
ールアンプ60によつて制御されている。このコ
ントロールアンプ60は、水温センサ33が検出
した水温に応じて、スイツチ41を切替えるもの
である。
次に第1,2図に示す例の動作について説明す
る。まず電圧制御回路40中のスイツチ41が
OFFの位置にあるときは、電磁紛クラツチ20、
すなわち電磁石22に電圧が印加されないので、
エンジン10が回転してもその駆動力は冷却フア
ン31に伝達されない、しかしスイツチ41がコ
ントロールアンプ60によつて、切替えられた場
合、電磁石22が通電するので、電磁紛23が磁
化し、摩擦部材24にエンジン10の駆動力が伝
達される。これによつて、軸25及びステー29
を介して冷却フアン31が回転し、ラジエータ3
0が冷却される。ここで、エンジン10から冷却
フアン31へ伝達される駆動力の調整は、スイツ
チ41を切替えて、つまり電磁石22に印加する
電圧を調整することにより行なう。この場合、抵
抗42,43,44に電流が流れるために、そこ
に抵抗損が生じる。したがつて無駄な電力の消費
が発生することになる。
そこで本考案は、電磁石と、この電磁石に間隔
をおいて対向している摩擦部材と、前記電磁石と
前記摩擦部材との間に充填された電磁紛とを有す
る電磁紛クラツチを、エンジンの出力軸と冷却フ
アンの軸との間に介装し、前記電磁紛クラツチを
制御することによつて、冷却フアンの回転を制御
する装置において、冷却フアンの回転制御をする
場合に無駄な電力の消費を除去するため、前記電
磁紛クラツチの制御を、パルス幅変調されたパル
ス波形状の電圧を印加する、いわゆるチヨツパ方
式により行なうようにしたものである。
以下添付図面に示す実施例に基づいて本考案を
詳述する。尚、同一部材については同一符号を付
してある。第3図は本考案の一実施例を示す回路
図である。
この実施例は、第1,2図に示すエンジン1
0、出力軸11、プーリ12,14、Vベルト1
3、電磁紛クラツチ20、軸25、ステー29、
冷却フアン31は、第1,2図に示すものと同一
であり、これらを省略してある。また、電圧発生
手段としてのコントロールアンプ61は、基本的
にはデユーテイ比決定部62と、ジエネレータ6
3とからなり、チヨツパ方式による負荷の電力を
制御するものである。ここで上記負荷とは電磁紛
クラツチ20をいう。
デユーテイ比決定部61は、水温センサ33の
出力に応じてジエネレータ63を制御するもので
ある。すなわち、水温センサ33が高い温度を検
出した場合には、デユーテイ比決定部62の作用
によつてジエネレータ63が、周波数またはパル
ス幅等を変化させてデユーテイ比の大きい出力信
号を発生するものである。この逆に、水温センサ
33が低い温度を検出した場合には、デユーテイ
比決定部62の作用によつてジエネレータ63
が、周波数またはパルス幅等を変化させてデユー
テイ比の小さい出力信号を発生するものである。
尚、70は出力トランジスタである。
次に上記実施例の動作について説明する。まず
ラジエータ30の水温が低い場合には、コントロ
ールアンプ61が出力しないので、トランジスタ
70がオフであり、電磁石22が励磁されない。
このために、電磁紛クラツチ20がエンジン10
の駆動力を冷却フアン31に伝達しないので、冷
却フアン31が回転しない。
ラジエータ30の水温が少し高くなつた場合
(たとえば85℃)には、コントロールアンプ61
が、デユーテイ比の比較的小さな信号を出力す
る。この信号に応じてトランジスタ70がオン・
オフを繰り返す。この場合、電磁石22には、第
4図に示すようなデユーテイ比で電圧が印加さ
れ、その平均電圧がV1であつたとする。次にラ
ジエータ30の水温が更に高くなつた場合(たと
えば90℃)には、コントロールアンプ61がデユ
ーテイ比の大きな信号を出力する。この信号に応
じてトランジスタ70がオン・オフを繰り返す。
この場合、電磁石22には、第5図に示すような
デユーテイ比で電圧が印加され、その平均電圧が
V2であつたとする。平均電圧V2はV1よりも大き
いので、水温が高いときに、冷却フアン31の回
転速度は速くなる。すなわち、電磁石22へ印加
される平均電圧が変化するので電磁石22への通
電量が変化するため、電磁紛23の磁化する時間
が変化し、結局冷却フアン31の回転速度が変化
する。
この場合、バツテリ50と電磁紛クラツチ20
との間には、第2図に示す抵抗42,43,44
が存在せず、したがつてこれらにおける抵抗損に
相当するものが存在しないので、システム全体と
しての電力の損失が少ない。
なお、ラジエータ30の冷却水温度と、電磁紛
クラツチ20に印加される平均電圧との関係を第
6図に示してある。
上記実施例においては、プーリ14と中空ケー
ス21とを固定し、摩擦部材24とステー29と
を固定してあるが、この逆すなわち、プーリ14
に摩擦部材24を固定し、中空ケース21にステ
ー29を固定して、その中空部に電磁紛23を介
して摩擦部材24を設けてもよい。
また本考案は、ラジエータ以外のものを冷却し
てもよく、また自動車用に限定されるものではな
い。
上記のように本考案は、電磁石と、この電磁石
に間隔をおいて対向している摩擦部材と、前記電
磁石と前記摩擦部材との間に充填された電磁紛と
を有する電磁紛クラツチを、エンジンの出力軸と
冷却フアンの軸との間に介装し、前記電磁紛クラ
ツチを制御することによつて、冷却フアンの回転
を制御する装置において、パルス幅変調されたパ
ルス波形状の電圧を発生する電圧発生手段を前記
電磁石に接続し、前記電磁紛クラツチの制御を前
記パルス波形状の電圧により行なうようにしたの
で、冷却フアンの回転制御をする場合に無駄な電
力の消費を除去できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁紛クラツチを用いた冷却フ
アンの回転機構の説明図、第2図は第1図に示す
電磁クラツチの詳細及びその制御回路図、第3図
は本考案の一実施例を示す回路図、第4図は水温
センサの検出温度が低い場合における電磁紛クラ
ツチの両端電圧を示すグラフ、第5図は水温セン
サの検出温度が高い場合における電磁クラツチの
両端電圧を示すグラフ、第6図は冷却水温度と電
磁紛クラツチに印加される平均電圧との関係を示
すグラフである。 10……エンジン、11……エンジンの出力
軸、12,14……プーリ、20……電磁紛クラ
ツチ、21……中空ケース、22……電磁石、2
3……電磁紛、24……摩擦部材、25……冷却
フアンの軸、26……スリツプリング、30……
ラジエータ、33……水温センサ、61……コン
トロールアンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁石と、この電磁石に間隔をおいて対向して
    いる摩擦部材と、前記電磁石と前記摩擦部材との
    間に充填された電磁粉とを有する電磁粉クラツチ
    を、エンジンの出力軸と冷却フアンの軸との間に
    介装し、前記電磁粉クラツチを制御することによ
    つて冷却フアンの回転を制御する装置において、
    パルス幅変調されたパルス波形状の電圧を発生す
    る電圧発生手段を前記電磁石に接続し、前記電磁
    粉クラツチの制御を前記パルス波形状の電圧によ
    り行なうようにしたことを特徴とする冷却フアン
    の制御装置。
JP4396382U 1982-03-30 1982-03-30 冷却フアンの制御装置 Granted JPS58146817U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4396382U JPS58146817U (ja) 1982-03-30 1982-03-30 冷却フアンの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4396382U JPS58146817U (ja) 1982-03-30 1982-03-30 冷却フアンの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58146817U JPS58146817U (ja) 1983-10-03
JPS6347620Y2 true JPS6347620Y2 (ja) 1988-12-08

Family

ID=30055031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4396382U Granted JPS58146817U (ja) 1982-03-30 1982-03-30 冷却フアンの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58146817U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57123917U (ja) * 1981-01-28 1982-08-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58146817U (ja) 1983-10-03

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