JPH1115567A - ファンモータ駆動回路 - Google Patents

ファンモータ駆動回路

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Publication number
JPH1115567A
JPH1115567A JP9167666A JP16766697A JPH1115567A JP H1115567 A JPH1115567 A JP H1115567A JP 9167666 A JP9167666 A JP 9167666A JP 16766697 A JP16766697 A JP 16766697A JP H1115567 A JPH1115567 A JP H1115567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan motor
circuit
transistor
voltage
temperature control
Prior art date
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Pending
Application number
JP9167666A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Suzuki
敦史 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC AccessTechnica Ltd filed Critical NEC AccessTechnica Ltd
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Publication of JPH1115567A publication Critical patent/JPH1115567A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーソナルコンピュータ等に用いられている
温度制御回路を備えたファンモータ駆動回路において、
ファンモータを安定に起動する。 【解決手段】 電源回路1から出力される電源確定信号
8がLowの期間はファンモータ起動回路2がファンモ
ータ4を定格電圧で起動し、一定時間後に電源確定信号
8がHighに変わるのを検出して、ファンモータ4の
駆動を温度制御回路3に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファンモータ駆動
回路に関し、特にパーソナルコンピュータ等に用いられ
る温度制御回路を備えたファンモータ駆動回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のパーソナルコンピュータ
等に用いられるファンモータ駆動回路の一例を示す回路
図である。この図において、入力電源9から直流定電圧
が入力され、サーミスタ13と抵抗14の分圧比でシャ
ントレギュレータ12の出力電圧が決定する。シャント
レギュレータ12の出力電圧は、トランジスタ11のド
ロップ電圧を制御し、ファンモータ4に印加する電圧を
制御する。
【0003】この回路では、サーミスタ13が周囲温度
に応じて抵抗値が変化するため、シャントレギュレータ
12の出力電圧およびトランジスタ11のドロップ電圧
が変化し、周囲温度に応じてファンモータ4を駆動する
電圧が変化する為、高温時には高回転、低温時には低回
転となるように、このファンモータ4の回転数を制御し
て、できるだけ少ない騒音で必要な冷却能力を得ること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術によるファ
ンモータ駆動の第1の問題点は、ファンモータが安定に
起動しないことである。その理由は、ファンモータは低
温時に起動し難くなるという特性を有している為、低温
時に温度制御回路によってファンモータを低い駆動電圧
で起動すると、起動トルクが不足し、ファンモータが起
動し難いことにある。
【0005】第2の問題点は、前記第1の問題点を解決
しようとすると、回路が大規模になる、ということであ
る。その理由は、ファンモータの起動時に起動トルクを
大きくするための回路を備えると、コントロール信号お
よびタイマ等の回路が必要となることにある。本発明の
目的は、上記問題点を課題として解決するため、ファン
モータ起動時に定格電圧を印加してファンモータを安定
に起動し、常時は温度制御によりファンモータの回転制
御を行う、簡便な回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、パーソナルコンピュータ等に使われるファンモータ
駆動回路において、定格電圧を印加してファンモータを
起動するファンモータ起動回路と、周囲温度に対応して
ファンモータに印加する電圧を制御する温度制御回路
と、前記ファンモータ起動回路と前記温度制御回路とを
切り換える切り換え回路と、を具備することを特徴とす
るファンモータ駆動回路を提供する。
【0007】また請求項2に記載の発明は、請求項1に
記載のファンモータ駆動回路において、前記切り換え回
路が、電源回路から出力される電源確定信号により前記
温度制御回路の動作を開始する切り換えを行うことを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実
施形態によるファンモータ駆動回路の構成を示すブロッ
ク図である。この図において、電源回路1から電源出力
7がパーソナルコンピュータ5、ファンモータ起動回路
2および温度制御回路3に接続されている。電源確定信
号8はパーソナルコンピュータ5とファンモータ起動回
路2に接続される。
【0009】また、パーソナルコンピュータ5からは電
源回路1を起動/停止するための電源ON/OFF信号
6を出力する。ファンモータ起動回路2と温度制御回路
3はファンモータ4に接続され、このファンモータ4を
駆動する。電源確定信号8はパーソナルコンピュータ5
をリセットするために電源回路1から出力される信号で
あり、一般的に電源が出力されてから500ms程度遅
れて出力される信号である。
【0010】次に、本発明による実施形態の動作を図2
に示す回路図によって説明する。通常、ファンモータ4
は入力電源9から与えられる直流電圧を温度制御回路3
のサーミスタ13と抵抗14とで分圧し、その分圧比に
よってシャントレギュレータ12とトランジスタ11を
制御し、ファンモータ4の入力電圧を制御する。この回
路では、周囲温度に応じてサーミスタ13の抵抗値が変
化して、ファンモータ4は周囲温度に応じた温度制御を
行う。
【0011】次に、ファンモータ起動回路2について説
明する。このファンモータ起動回路2に電源確定信号8
が入力されていない期間はトランジスタ18はオフし、
トランジスタ18のオフによりトランジスタ19がオン
する。このトランジスタ19のオンにより、前記入力電
源9の電圧が直接ファンモータ4に印加され、ファンモ
ータ4は温度制御回路による駆動電圧よりも高い電圧で
起動される。
【0012】一定時間後に電源確定信号8が発生し、フ
ァンモータ起動回路2に入力されると、抵抗15を通し
てトランジスタ18の駆動電流が流れてこのトランジス
タ18がオンし、トランジスタ19はオフする。このト
ランジスタ19のオフによりファンモータ4は温度制御
回路によるファンモータ駆動に切り替わる。
【0013】図3を参照すると、時刻t1において電源
ON/OFF信号がLowになると時刻t2において電
源電圧が出力され、ファンモータには定格電圧が印加さ
れて安定な起動を行うことができる。前記電源電圧が出
力されてから、約500mS後の時刻t3になると、電
源電圧が安定したことを知らせる電源確定信号がHig
hとなる。この電源確定信号がHighの期間は温度制
御によるファンモータ駆動となり周囲温度に対応した回
転制御が行われる。
【0014】以上、本発明の一実施形態の動作を図面を
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。
【0015】
【発明の効果】第1の効果は、ファンモータを安定に起
動できるということである。その理由は、ファンモータ
起動時は定格電圧を入力し、一定時間後に温度制御によ
るファンモータ駆動に切り替えるためである。第2の効
果は、ファンモータの駆動回路が簡単になるということ
である。その理由は、パーソナルコンピュータに用いら
れる電源回路の電源確定信号を利用してファンモータを
起動させるため、コントロール信号やタイマ等の回路が
不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるファンモータ駆動
回路の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態によるファンモータ駆動
回路の回路図である。
【図3】 本発明の一実施形態によるファンモータ駆動
回路の動作説明図である。
【図4】 従来の技術によるファンモータ駆動回路の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電源回路 2 ファンモータ起動回路 3 温度制御回路 4 ファンモータ 5 パーソナルコンピュータ 6 電源ON/OFF信号 7 電源出力 8 電源確定信号 9 入力電源 10、14、15、16、17 抵抗 11、18、19 トランジスタ 12 シャントレギュレータ 13 サーミスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーソナルコンピュータ等に使われるフ
    ァンモータ駆動回路において、 定格電圧を印加してファンモータを起動するファンモー
    タ起動回路と、 周囲温度に対応してファンモータに印加する電圧を制御
    する温度制御回路と、 前記ファンモータ起動回路と前記温度制御回路とを切り
    換える切り換え回路と、を具備することを特徴とするフ
    ァンモータ駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記切り換え回路は、 電源回路から出力される電源確定信号により前記温度制
    御回路の動作を開始する切り換えを行うことを特徴とす
    る請求項1に記載のファンモータ駆動回路。
JP9167666A 1997-06-24 1997-06-24 ファンモータ駆動回路 Pending JPH1115567A (ja)

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JP9167666A JPH1115567A (ja) 1997-06-24 1997-06-24 ファンモータ駆動回路

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JP9167666A JPH1115567A (ja) 1997-06-24 1997-06-24 ファンモータ駆動回路

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JPH1115567A true JPH1115567A (ja) 1999-01-22

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ID=15853979

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010124008A (ja) * 2010-03-12 2010-06-03 Fujitsu Ltd 冷却用ファンユニットの運転制御方法
US8165727B2 (en) 2005-08-30 2012-04-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and cooling control method
CN108697019A (zh) * 2018-07-12 2018-10-23 安徽工程大学 一种机箱壳防护装置

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JP2010124008A (ja) * 2010-03-12 2010-06-03 Fujitsu Ltd 冷却用ファンユニットの運転制御方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991012