JPH11266594A - インバータ制御装置およびインバータ装置冷却用ファン制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

インバータ制御装置およびインバータ装置冷却用ファン制御プログラムを記録した記録媒体

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Publication number
JPH11266594A
JPH11266594A JP10063795A JP6379598A JPH11266594A JP H11266594 A JPH11266594 A JP H11266594A JP 10063795 A JP10063795 A JP 10063795A JP 6379598 A JP6379598 A JP 6379598A JP H11266594 A JPH11266594 A JP H11266594A
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JP
Japan
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fan
control
drive
state
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP10063795A
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English (en)
Inventor
Koji Yamada
幸治 山田
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH11266594A publication Critical patent/JPH11266594A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファンの回転開始時の駆動電流を抑制して制
御電源の負荷変動を抑え、レギュレータにおける発熱損
失の抑制を図った。 【解決手段】 ファン駆動判定手段1がファンを駆動さ
せる指令をCPUから受け取ると、ファンを駆動すると
判定する。この判定による出力が、オン・オフ制御手段
2に与えられる。オン・オフ制御手段2は、ファンを駆
動する際に駆動電流を断続(オン・オフ)させる手段
で、このオン・オフ制御手段2から出力されたオン・オ
フ制御信号で、ファンは、一定時間オン・オフ制御され
る。このオン・オフ制御が一定時間経過したなら、ファ
ンをオン状態に移行させるファンオン状態移行手段3が
動作し、ファンのオン状態を継続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インバータ装置
の冷却に使用されるファンの制御を行うインバータ制御
装置およびインバータ装置冷却用ファン制御プログラム
を記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はインバータ制御装置の構成説明図
で、図3において、三相交流電源11は、コンバータ部
12とインバータ部13からなるインバータ装置14の
コンバータ部12に接続される。インバータ部13に駆
動される電動機15が接続されている。コンバータ部1
2の直流出力側には電解コンデンサ16とスイッチング
電源用トランス17が接続される。スイッチング電源用
トランス17の一次側は一次側巻線17aとスイッチン
グ半導体素子18とを直列接続してコンバータ部12の
直流出力側に接続される。19はスイッチング半導体素
子18を制御する電源制御部である。
【0003】17b,17c,17dはスイッチング電
源用トランス17の二次側巻線で、二次側巻線17bは
ダイオード20、コンデンサ21および5V出力電圧を
得る3端子レギュレータ22を介してインバータ装置制
御部23に接続される。このインバータ装置制御部23
には、±15Vの電圧が供給されるように、二次側巻線
17cに図示極性のダイオード24、25、コンデンサ
26、27および3端子レギュレータ28、29を介し
て接続されている。二次側巻線17cは、インバータ装
置の主回路素子の冷却に使用されるファン30を駆動す
るための電圧(24Vの電圧)を得るもので、巻線17
cには、ダイオード31およびコンデンサ32が接続さ
れている。ファン30は直流電動機で駆動される。33
はファン駆動回路に設けられたフォトカプラーで、この
フォトカプラー33はインバータ装置制御部23内の図
示しないCPUからのファン駆動出力で動作される。
【0004】上記のように構成されたインバータ制御装
置では、トランス17によりインバータ装置制御部23
への電源とファン30の駆動用電源を得ている。そし
て、インバータ装置制御部23に供給する電源、特に5
V、±15Vの電源はその電圧を安定化させるために、
3端子レギュレータ22、28、29を用いている。こ
れは、3端子レギュレータの出力電圧を安定化させるよ
うに動作し、使用素子にもよるが、入力電圧は出力電圧
の約1.5倍以上の電圧に設定しているのが普通であ
る。次に、3端子レギュレータ素子における損失は概ね
次式で表される。
【0005】損失P(W)=(入力電圧Vi(V)-出力電圧V0(V))
×出力電流I(A) 上記式から入出力の電圧差と出力電流の積により、3端
子レギュレータでの損失が定まるので、入力電圧は出力
電圧に近い値に設定するが、インバータ装置への入力電
圧や出力の負荷変動を考慮して、これらの変動が発生し
ても出力電圧が維持できるように3端子レギュレータの
入力電圧、つまりトランスの出力電圧を定めている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ファン30の駆動用に
使用される直流電動機に、図4Aに示すようなファン駆
動出力がフォトカプラー33に与えられると、駆動電流
が流れ始める。この駆動電流は、ファンが回転を始める
とき、図4Bに示すように定格速度で回転しているとき
の電流FRと比べて数倍も大きな電流FSになる。この
ため、ファン30の駆動用直流電動機の電源を他の制御
電源と共用していると、次のような問題が生じる。
【0007】通常、制御電源は、入力電圧変動に対して
は出力電圧変動は小さいが、負荷変動に対しての出力変
動は大きくなるという特性がある。このため、図3に示
すトランス17の二次巻線17dからファン30の駆動
電源を取ると、ファン30の回転開始時の負荷変動に対
しても出力が規定電圧に保たれるように電圧余裕をもっ
たトランスの巻線設計を行う必要が生じる。これは、通
常使用時における3端子レギュレータの入力電圧を上げ
ることとなり、この部分での熱損失を増加させることと
なる問題を持つことになる。
【0008】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、ファンの回転開始時の駆動電流を抑制して制御電
源の負荷変動を抑え、レギュレータにおける発熱損失の
抑制を図ったインバータ制御装置およびインバータ装置
冷却用ファン制御プログラムを記録した記録媒体を提供
することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を達成するために、第1発明は、インバータ装置を制御
する信号を送出するとともに、ファン駆動指令を送出す
る制御部と、この制御部に電力を供給する制御電源と、
この制御電源と同一のトランスを電源として電力が供給
され、前記制御部からの駆動指令により動作されるイン
バータ装置の冷却用ファンとを備えたインバータ制御装
置において、前記冷却用ファンの駆動指令を行うにあた
り、ファンを駆動させるかの判定を行うファン駆動判定
手段と、このファン駆動判定手段から駆動指令が送出さ
れたならファンのオフ状態から一定時間の間、ファンを
オンオフ制御するオンオフ制御手段と、このオンオフ制
御手段が一定時間経過したときに、ファンをオン状態に
移行させるファンオン状態移行手段とからなることを特
徴とするものである。
【0010】第2発明は、インバータ装置の冷却用ファ
ンを駆動制御するにあたり、この冷却用ファンの駆動を
制御するプログラムを記録した記録媒体であって、前記
制御プログラムは、ファン駆動指令のオフ状態からオン
状態へ変化させるときに、一定時間のオンオフ制御を行
った後に、オン状態へと移行させることを特徴とするも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態を示
すブロック構成図で、図1において、1はファン駆動判
定手段で、このファン駆動判定手段1がファンを駆動さ
せる指令を図示しないCPUから受け取ると、ファンを
駆動すると判定する。この判定による出力が、オン・オ
フ制御手段2に与えられる。オン・オフ制御手段2は、
ファンを駆動する際に駆動電流を断続(オン・オフ)さ
せる手段で、このオン・オフ制御手段2から出力された
オン・オフ制御信号で、ファンは、一定時間オン・オフ
制御される。このオン・オフ制御が一定時間経過したな
ら、ファンをオン状態に移行させるファンオン状態移行
手段3が動作し、ファンのオン状態を継続させる。
【0012】ファンは、直流電動機により駆動されるよ
うに構成されている。直流電動機に図2Aに示すような
オン・オフ制御信号が供給されると、そのときの駆動電
流は、図2Bに示すようにファン回転開始時t1にも大
きな電流とはならず、図示符号B1に示すように徐々に
電流が増加して行き、一定時間の経過後に駆動電流は符
号B2に示すように一定電流となってファンをオン状態
へ移行させる。これにより、ファン駆動電流(電動機電
流)の増加を抑制しつつ、ファンの回転数を上げる。な
お、図2B中破線で示した波形は従来の制御による駆動
電流である。
【0013】上記のように構成することにより、ファン
の回転開始時には、ファンの駆動信号が断続的に送出さ
れるので、ファン駆動電流は抑制されつつ、ファンは加
速されて行くことになる。
【0014】上記のようにインバータ装置を冷却するフ
ァンを駆動制御するにあたり、ファンの駆動を制御する
プログラムを記録する。このファン駆動制御プログラム
は、ファン駆動指令のオフ状態からオン状態へ変化させ
るときに、オン・オフ制御を一定時間行った後にオン状
態へと移行させるようにしたものである。
【0015】このようなファン駆動制御プログラムを用
いることにより、ファン駆動電流は抑制され、レギュレ
ータの発熱損失を抑えることができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
インバータ装置冷却用のファン制御において、ファンの
回転時の電流を抑制し、制御電源の負荷変動を抑えるこ
とができるようになるので、レギュレータにおける入力
電圧の負荷変動マージン分を抑えることができるため、
レギュレータにおける発熱損失を抑制することができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すブロック構成図。
【図2】実施の形態の動作を述べる波形図。
【図3】インバータ制御装置の構成説明図。
【図4】図3の動作を述べる波形図。
【符号の説明】
1…ファン駆動判定手段 2…オン・オフ制御手段 3…ファンオン状態移行手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02M 7/48 H02M 7/48 J H02P 1/28 H02P 1/28

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータ装置を制御する信号を送出す
    るとともに、ファン駆動指令を送出する制御部と、この
    制御部に電力を供給する制御電源と、この制御電源と同
    一のトランスを電源として電力が供給され、前記制御部
    からの駆動指令により動作されるインバータ装置の冷却
    用ファンとを備えたインバータ制御装置において、 前記冷却用ファンの駆動指令を行うにあたり、ファンを
    駆動させるかの判定を行うファン駆動判定手段と、この
    ファン駆動判定手段から駆動指令が送出されたならファ
    ンのオフ状態から一定時間の間、ファンをオンオフ制御
    するオンオフ制御手段と、このオンオフ制御手段が一定
    時間経過したときに、ファンをオン状態に移行させるフ
    ァンオン状態移行手段とからなることを特徴とするイン
    バータ制御装置。
  2. 【請求項2】 インバータ装置の冷却用ファンを駆動制
    御するにあたり、この冷却用ファンの駆動を制御するプ
    ログラムを記録した記録媒体であって、前記制御プログ
    ラムは、ファン駆動指令のオフ状態からオン状態へ変化
    させるときに、一定時間のオンオフ制御を行った後に、
    オン状態へと移行させることを特徴とするインバータ装
    置冷却用ファン制御プログラムを記録した記録媒体。
JP10063795A 1998-03-16 1998-03-16 インバータ制御装置およびインバータ装置冷却用ファン制御プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH11266594A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10063795A JPH11266594A (ja) 1998-03-16 1998-03-16 インバータ制御装置およびインバータ装置冷却用ファン制御プログラムを記録した記録媒体

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JP10063795A JPH11266594A (ja) 1998-03-16 1998-03-16 インバータ制御装置およびインバータ装置冷却用ファン制御プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

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JPH11266594A true JPH11266594A (ja) 1999-09-28

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ID=13239681

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JP10063795A Pending JPH11266594A (ja) 1998-03-16 1998-03-16 インバータ制御装置およびインバータ装置冷却用ファン制御プログラムを記録した記録媒体

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JP (1) JPH11266594A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006101580A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd インバータ装置
JP2010022870A (ja) * 2009-11-05 2010-02-04 Panasonic Corp 洗濯乾燥機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006101580A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd インバータ装置
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