JP2769341B2 - 安定な外用基剤組成物 - Google Patents
安定な外用基剤組成物Info
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- JP2769341B2 JP2769341B2 JP63335328A JP33532888A JP2769341B2 JP 2769341 B2 JP2769341 B2 JP 2769341B2 JP 63335328 A JP63335328 A JP 63335328A JP 33532888 A JP33532888 A JP 33532888A JP 2769341 B2 JP2769341 B2 JP 2769341B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、長期間保存しても沈澱,懸濁等の生ずるこ
とのない安定な可溶性コラーゲンと酸性ムコ多糖類を含
有する外用剤に有利に使用できる外用基剤組成物に関す
るものである。
とのない安定な可溶性コラーゲンと酸性ムコ多糖類を含
有する外用剤に有利に使用できる外用基剤組成物に関す
るものである。
可溶性コラーゲンやヒアルロン酸,コンドロイチン硫
酸等の酸性ムコ多糖類は、皮膚の老化現象を防止し、皮
膚に湿潤性を保持する物質として、一般に皮膚に塗布す
る化粧料,皮膚塗布用薬剤等の外用剤に使用されてい
る。酸性ムコ多糖類を配合した化粧料としては、例えば
特公昭32−2700号公報,特公昭33−500号公報等により
開示されている。また、可溶性コラーゲンを配合した化
粧料としては、例えば特公昭52−8384号公報,特開昭49
−134816号公報等に開示されている。更に、酸性ムコ多
糖類と可溶性コラーゲンを配合した化粧料は、特開昭60
−19725号公報に開示されている。
酸等の酸性ムコ多糖類は、皮膚の老化現象を防止し、皮
膚に湿潤性を保持する物質として、一般に皮膚に塗布す
る化粧料,皮膚塗布用薬剤等の外用剤に使用されてい
る。酸性ムコ多糖類を配合した化粧料としては、例えば
特公昭32−2700号公報,特公昭33−500号公報等により
開示されている。また、可溶性コラーゲンを配合した化
粧料としては、例えば特公昭52−8384号公報,特開昭49
−134816号公報等に開示されている。更に、酸性ムコ多
糖類と可溶性コラーゲンを配合した化粧料は、特開昭60
−19725号公報に開示されている。
一方、可溶性コラーゲンは弱酸性領域では容易に凝集
沈澱を生じ、またアルコールを用いた場合は変性を受け
凝集,沈澱を促進し、アニオン性高分子物質等により複
合体を形成し、濁りを生じたり経時凝集を起こしたりす
る。この現象を防止するため、クエン酸ナトリウム,リ
ン酸水素ナトリウム,ピロリドンカルボン酸,グリコー
ル酸,蔗糖等を配合することも知られている(特開昭58
−69806号公報)。
沈澱を生じ、またアルコールを用いた場合は変性を受け
凝集,沈澱を促進し、アニオン性高分子物質等により複
合体を形成し、濁りを生じたり経時凝集を起こしたりす
る。この現象を防止するため、クエン酸ナトリウム,リ
ン酸水素ナトリウム,ピロリドンカルボン酸,グリコー
ル酸,蔗糖等を配合することも知られている(特開昭58
−69806号公報)。
可溶性コラーゲンと酸性ムコ多糖類とを共存させた溶
液においては、上記のように白濁,沈澱等が生ずる。こ
の場合、可溶性コラーゲン及び酸性ムコ多糖類の含有量
が少ない時は、本願出願人の先願発明にかかる特開昭63
−66855号(特開平1−238512号公報)のクエン酸ナト
リウム,乳酸ナトリウム等の添加により防止できるが、
それらを高濃度に配合する時、高温(40℃)下では不安
定となる。また、外用剤にフィーリング性の補強のた
め、防腐剤の溶媒及び防腐剤としてエタノール,1,3−ブ
チレングリコール,プロピレングリコール等を含有させ
た場合に複合体を生じ低温で不安定になる。
液においては、上記のように白濁,沈澱等が生ずる。こ
の場合、可溶性コラーゲン及び酸性ムコ多糖類の含有量
が少ない時は、本願出願人の先願発明にかかる特開昭63
−66855号(特開平1−238512号公報)のクエン酸ナト
リウム,乳酸ナトリウム等の添加により防止できるが、
それらを高濃度に配合する時、高温(40℃)下では不安
定となる。また、外用剤にフィーリング性の補強のた
め、防腐剤の溶媒及び防腐剤としてエタノール,1,3−ブ
チレングリコール,プロピレングリコール等を含有させ
た場合に複合体を生じ低温で不安定になる。
本発明は、かかる場合でもなお安定性を有する外用基
剤を提供することを目的とするものである。
剤を提供することを目的とするものである。
本発明者等は、可溶性コラーゲン及び酸性ムコ多糖類
が共存する外用基剤において、各種成分が高濃度に存在
しても、外用剤にエタノール,1,3−ブチレングリコー
ル,プロピレングリコールが存在しても沈殿や白濁を生
じない安定な外用基剤を得る目的で鋭意研究の結果、こ
の2成分が配合された溶液に特定量の乳酸塩又はクエン
酸塩と3価以上の糖アルコールを配合することによっ
て、この目的を達成することができた。
が共存する外用基剤において、各種成分が高濃度に存在
しても、外用剤にエタノール,1,3−ブチレングリコー
ル,プロピレングリコールが存在しても沈殿や白濁を生
じない安定な外用基剤を得る目的で鋭意研究の結果、こ
の2成分が配合された溶液に特定量の乳酸塩又はクエン
酸塩と3価以上の糖アルコールを配合することによっ
て、この目的を達成することができた。
本発明は、化粧料全体に対して0.3重量%以上の可溶
性コラーゲンと0.2重量%以上の酸性ムコ多糖類を含む
溶液に、基剤に対して、1.5〜4重量%の乳酸塩及び/
又はクエン酸塩と3〜20重量%の3価以上の糖アルコー
ルを含有させてなることを特徴とする安定な外用基剤組
成物を要件とするものである。
性コラーゲンと0.2重量%以上の酸性ムコ多糖類を含む
溶液に、基剤に対して、1.5〜4重量%の乳酸塩及び/
又はクエン酸塩と3〜20重量%の3価以上の糖アルコー
ルを含有させてなることを特徴とする安定な外用基剤組
成物を要件とするものである。
本発明の基剤組成物は、化粧料,外用剤の基剤として
そのまま配合して使用することができ、高温処理及び1,
3−ブチレングリコール,エタノール,プロピレングリ
コール等を配合しても、沈澱,白濁の生じない安定な外
用基剤を得ることができる。
そのまま配合して使用することができ、高温処理及び1,
3−ブチレングリコール,エタノール,プロピレングリ
コール等を配合しても、沈澱,白濁の生じない安定な外
用基剤を得ることができる。
本発明に処理する可溶性コラーゲンは、一般の化粧
料,皮膚塗布用薬剤等の外用剤に使用されるもので、幼
若動物の皮膚の結合組織より抽出して得られる分子間及
び分子内架橋結合を有しないゼラチン化していない繊維
状蛋白質である。そして、これを化粧料に配合する場合
は、一般に0.001〜2.0%の水溶液として用いる。
料,皮膚塗布用薬剤等の外用剤に使用されるもので、幼
若動物の皮膚の結合組織より抽出して得られる分子間及
び分子内架橋結合を有しないゼラチン化していない繊維
状蛋白質である。そして、これを化粧料に配合する場合
は、一般に0.001〜2.0%の水溶液として用いる。
本発明に使用する酸性ムコ多糖類はトサカ,臍帯,軟
骨等を分解して得られるヒアルロン酸,コンドロイチン
硫酸又はそれらの混合物である。なお、ヒアルロン酸は
微生物を培養して得られるものでも良い。
骨等を分解して得られるヒアルロン酸,コンドロイチン
硫酸又はそれらの混合物である。なお、ヒアルロン酸は
微生物を培養して得られるものでも良い。
本発明に用いる乳酸塩,クエン酸塩はナトリウム,カ
リウム等のアルカリ金属塩が好適である。そして、その
添加量は基剤に対し、1.5%(重量)以上で最高4%
(重量)まで使用することができる。
リウム等のアルカリ金属塩が好適である。そして、その
添加量は基剤に対し、1.5%(重量)以上で最高4%
(重量)まで使用することができる。
3価以上の糖アルコールはグリセリン,ソルビトー
ル,マルチトール等であり、その添加量は基剤に対し、
3〜20%(重量)、好適には4〜10%(重量)である。
ル,マルチトール等であり、その添加量は基剤に対し、
3〜20%(重量)、好適には4〜10%(重量)である。
本発明者の知見によれば、後述する実施例からも明ら
かなように、10%の可溶性コラーゲン水溶液30部、およ
び0.5%のヒアルロン酸ナトリウム水溶液40部という高
濃度のコラーゲンと酸性ムコ多糖類を含む外用剤であっ
ても、上記乳酸塩及び/又はクエン酸塩ならびに3価以
上の糖アルコールを特定量加えることにより、沈殿や白
濁を生じない安定な基剤組成物が得られるものである。
かなように、10%の可溶性コラーゲン水溶液30部、およ
び0.5%のヒアルロン酸ナトリウム水溶液40部という高
濃度のコラーゲンと酸性ムコ多糖類を含む外用剤であっ
ても、上記乳酸塩及び/又はクエン酸塩ならびに3価以
上の糖アルコールを特定量加えることにより、沈殿や白
濁を生じない安定な基剤組成物が得られるものである。
実施例に開示されたコラーゲンとヒアルロン酸ナトリ
ウムの配合量は、重量%に換算すれば、コラーゲンが0.
3重量%であり、ヒアルロン酸ナトリウムが0.2重量%で
あることがわかる。
ウムの配合量は、重量%に換算すれば、コラーゲンが0.
3重量%であり、ヒアルロン酸ナトリウムが0.2重量%で
あることがわかる。
次に、本発明の処方例並びに本発明の効果を裏付ける
安定性に関する試験例を示す。
安定性に関する試験例を示す。
[処方例(ローション)] pH4.0〜4.5の1%コラーゲン水溶液30部に20%クエン
酸ナトリウム水溶液を10部添加して撹拌混合し、次に0.
5%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液40部を加え混合す
る。この溶液に、別にグリセリン10部に防腐剤含有エタ
ノール1部と1,3−ブチレングリコール7部を混合,溶
解した溶液を加え、撹拌混合し、水で全量を100部とす
る。
酸ナトリウム水溶液を10部添加して撹拌混合し、次に0.
5%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液40部を加え混合す
る。この溶液に、別にグリセリン10部に防腐剤含有エタ
ノール1部と1,3−ブチレングリコール7部を混合,溶
解した溶液を加え、撹拌混合し、水で全量を100部とす
る。
(なお、1%コラーゲン水溶液のpH4.0〜4.5とは、コラ
ーゲンが水に溶解するpHの範囲を意味する。) 試験例 例1 従来法におけるコラーゲン,酸性ムコ多糖類及び
1,3−ブチレングリコールを含む溶液の安定性試験(対
照) (試験方法) 1%コラーゲン水溶液30%,0.5%酸性ムコ多糖類水溶
液40%及び1,3−ブチレングリコール3%を含む水溶液
にクエン酸ナトリウムを0,0.5,1.0,1.5,2.0,2.5,3.0,3.
5,4.0,4.5及び5.0%添加した各試料の5℃,30℃及び40
℃における即時,1週間,1か月経過後の溶液の白濁の生成
状態を肉眼で観察した。
ーゲンが水に溶解するpHの範囲を意味する。) 試験例 例1 従来法におけるコラーゲン,酸性ムコ多糖類及び
1,3−ブチレングリコールを含む溶液の安定性試験(対
照) (試験方法) 1%コラーゲン水溶液30%,0.5%酸性ムコ多糖類水溶
液40%及び1,3−ブチレングリコール3%を含む水溶液
にクエン酸ナトリウムを0,0.5,1.0,1.5,2.0,2.5,3.0,3.
5,4.0,4.5及び5.0%添加した各試料の5℃,30℃及び40
℃における即時,1週間,1か月経過後の溶液の白濁の生成
状態を肉眼で観察した。
(結果) 第1表の通りであった。
以上の結果より明らかな通り、1,3−ブチレングリコ
ールを含有する可溶性コラーゲンと酸性ムコ多糖類水溶
液においては、クエン酸ナトリウムを加えても40℃以上
の高温で白濁を生ずる。
ールを含有する可溶性コラーゲンと酸性ムコ多糖類水溶
液においては、クエン酸ナトリウムを加えても40℃以上
の高温で白濁を生ずる。
例2 コラーゲン,酸性ムコ多糖類を含む溶液の本発明
の組成物 a)コラーゲン,酸性ムコ多糖類に1,3−ブチレングリ
コールが含まれない場合 (試験方法) 1%コラーゲン水溶液30%,0.5%酸性ムコ多糖類40%
及びクエン酸ナトリウム2%を含む水溶液にグリセリ
ン,ソルビトール及びマルチトールを0,1,2,3,4%それ
ぞれ添加した各試料の5℃,30℃及び40℃における即時,
1週間,1か月経過後の溶液の白濁生成状態を肉眼で観察
した。
の組成物 a)コラーゲン,酸性ムコ多糖類に1,3−ブチレングリ
コールが含まれない場合 (試験方法) 1%コラーゲン水溶液30%,0.5%酸性ムコ多糖類40%
及びクエン酸ナトリウム2%を含む水溶液にグリセリ
ン,ソルビトール及びマルチトールを0,1,2,3,4%それ
ぞれ添加した各試料の5℃,30℃及び40℃における即時,
1週間,1か月経過後の溶液の白濁生成状態を肉眼で観察
した。
(結果) 第2表の通りであった。
以上の結果より明らかな通り、グリセリン,ソルビト
ール及びマルチトールの添加によって殆ど白濁を生じな
い安定な溶液が得られる。特に3%以上の添加によって
高温でも白濁の発生を見ない。
ール及びマルチトールの添加によって殆ど白濁を生じな
い安定な溶液が得られる。特に3%以上の添加によって
高温でも白濁の発生を見ない。
b)コラーゲン,酸性ムコ多糖類に1,3−ブチレングリ
コールが含まれている場合。
コールが含まれている場合。
(試験方法) 1%コラーゲン水溶液30%,0.5%酸性ムコ多糖類40
%,クエン酸ナトリウム2%及び1,3−ブチレングリコ
ール3%を含む水溶液にグリセリンを0,1,2,3,4,5,10,1
5,20%それぞれ添加した各試料の5℃,30℃,40℃におけ
る即時,1週間,1か月経過後の溶液の白濁生成状態を肉眼
で観察した。
%,クエン酸ナトリウム2%及び1,3−ブチレングリコ
ール3%を含む水溶液にグリセリンを0,1,2,3,4,5,10,1
5,20%それぞれ添加した各試料の5℃,30℃,40℃におけ
る即時,1週間,1か月経過後の溶液の白濁生成状態を肉眼
で観察した。
(結果) 第3表の通りであった。
以上の結果より明らかな通り、グリセリンの添加によ
って、1,3−ブチレングリコールが存在する場合でも、
殆ど白濁を生じない安定な溶液が得られる。特に3%以
上の添加によっては高温でも白濁の発生を見ない。
って、1,3−ブチレングリコールが存在する場合でも、
殆ど白濁を生じない安定な溶液が得られる。特に3%以
上の添加によっては高温でも白濁の発生を見ない。
c)コラーゲン,酸性ムコ多糖類にエタノールが含まれ
ている場合 (試験方法) 1%コラーゲン水溶液30%,0.5%酸性ムコ多糖類40
%,クエン酸ナトリウム2%及びエタノール3%を含む
水溶液にグリセリンを0,1,2,3,4%それぞれ添加した各
試料の5℃,30℃,40℃における即時,1週間,1か月経過後
の白濁生成状態を肉眼で観察した。
ている場合 (試験方法) 1%コラーゲン水溶液30%,0.5%酸性ムコ多糖類40
%,クエン酸ナトリウム2%及びエタノール3%を含む
水溶液にグリセリンを0,1,2,3,4%それぞれ添加した各
試料の5℃,30℃,40℃における即時,1週間,1か月経過後
の白濁生成状態を肉眼で観察した。
(結果) 第4表の通りであった。
以上の結果より明らかな通り、グリセリンの3%以上
の添加によって、エタノールが存在する場合でも殆ど白
濁を生じない安定な溶液が得られる。
の添加によって、エタノールが存在する場合でも殆ど白
濁を生じない安定な溶液が得られる。
d)コラーゲン,酸性ムコ多糖類にプロピレングリコー
ルが含まれている場合 (試験方法) 1%コラーゲン水溶液30%,0.5%酸性ムコ多糖類40
%,クエン酸ナトリウム2%及びプロピレングリコール
3%を含む水溶液にグリセリンを0,1,2,3,4%それぞれ
添加した試料の5℃,30℃,40℃の即時,1週間,1か月経過
後の白濁生成状態を肉眼で観察した。
ルが含まれている場合 (試験方法) 1%コラーゲン水溶液30%,0.5%酸性ムコ多糖類40
%,クエン酸ナトリウム2%及びプロピレングリコール
3%を含む水溶液にグリセリンを0,1,2,3,4%それぞれ
添加した試料の5℃,30℃,40℃の即時,1週間,1か月経過
後の白濁生成状態を肉眼で観察した。
(結果) 第5表の通りであった。
以上の結果より明らかな通り、グリセリンの3%以上
の添加によって、プロピレングリコールが存在する場合
でも殆ど白濁を生じない安定な溶液が得られる。
の添加によって、プロピレングリコールが存在する場合
でも殆ど白濁を生じない安定な溶液が得られる。
なお、本試験の%は全て重量%である。
本発明は化粧料,外用剤の保湿性,保水性,フィーリ
ング性を増強するコラーゲンと酸性ムコ多糖類が共存す
る溶液における経時的温度不安定性並びにアルコール類
が存在することによる不安定性を解消し、常に安定な化
粧料,外用剤の調製が可能になり、製品の品質の向上に
極めて有用な発明である。
ング性を増強するコラーゲンと酸性ムコ多糖類が共存す
る溶液における経時的温度不安定性並びにアルコール類
が存在することによる不安定性を解消し、常に安定な化
粧料,外用剤の調製が可能になり、製品の品質の向上に
極めて有用な発明である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 9/08 A61K 9/08 M 47/12 47/12 J 47/26 47/26 J
Claims (2)
- 【請求項1】化粧料全体に対して0.3重量%以上の可溶
性コラーゲンと0.2重量%以上の酸性ムコ多糖類を含む
溶液に、基剤に対して、1.5〜4重量%の乳酸塩及び/
又はクエン酸塩と3〜20重量%の3価以上の糖アルコー
ルを含有させてなることを特徴とする安定な外用基剤組
成物。 - 【請求項2】3価以上の糖アルコールが、グリセリン、
ソルビトール及びマルチトールの1種または2種以上で
ある請求項1記載の安定な外用基剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63335328A JP2769341B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 安定な外用基剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63335328A JP2769341B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 安定な外用基剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02178211A JPH02178211A (ja) | 1990-07-11 |
JP2769341B2 true JP2769341B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=18287290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63335328A Expired - Fee Related JP2769341B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 安定な外用基剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2769341B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07291850A (ja) * | 1994-04-26 | 1995-11-07 | Kanebo Ltd | 皮膚化粧料 |
FR2815253B1 (fr) * | 2000-10-12 | 2004-04-16 | Isabelle Laurence Zichi | Composition cosmetique ou dermatologique contre la secheresse et le vieillissement cutanes et son utilisation |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2321306C2 (de) * | 1973-04-27 | 1988-08-18 | Böttger GmbH Pharmazeutische und Kosmetische Präparate, 1000 Berlin | Hautpflegemittel |
JPS528384A (en) * | 1975-07-09 | 1977-01-22 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | Lid body made of sheet metal for simplified sealed vessel |
JPS5869806A (ja) * | 1981-10-20 | 1983-04-26 | Mochida Pharmaceut Co Ltd | 安定なコラ−ゲン含有化粧用ロ−シヨン |
JPS6239512A (ja) * | 1985-08-15 | 1987-02-20 | Yakurigaku Chuo Kenkyusho:Kk | 小じわ解消用薬粧料組成物 |
JPH07121852B2 (ja) * | 1986-03-10 | 1995-12-25 | 株式会社コーセー | 化粧料 |
JPH07116010B2 (ja) * | 1986-03-10 | 1995-12-13 | 株式会社コーセー | 化粧料 |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP63335328A patent/JP2769341B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02178211A (ja) | 1990-07-11 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |