JP2768884B2 - 電子部品連収納容器 - Google Patents

電子部品連収納容器

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JP2768884B2
JP2768884B2 JP5073682A JP7368293A JP2768884B2 JP 2768884 B2 JP2768884 B2 JP 2768884B2 JP 5073682 A JP5073682 A JP 5073682A JP 7368293 A JP7368293 A JP 7368293A JP 2768884 B2 JP2768884 B2 JP 2768884B2
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黒岩克利
佐藤栄一
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジアルリードタイプ
の電子部品のリード端子部分をテープに保持した電子部
品連をつづら折りにして収納する電子部品連収納容器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品の自動挿入化が進んでお
り、これに伴ってラジアルリードタイプのコンデンサや
インダクタ等の小形電子部品を顧客に出荷する場合に
は、一列に並べた電子部品のリード端子部分を台紙テー
プと貼付テープとからなるテープで両面から保持した一
連の電子部品連となして、これをつづら折り(換言すれ
ばジグザグ折り)にして段ボール等の紙製の梱包箱に収
納し輸送する方法が一般的に採用されている。
【0003】この際、上記ラジアルリードタイプの電子
部品のテーピングは一般に図4の(A)の電子部品連8
の平面図が示すように、等間隔に並べられた電子部品1
のラジアルリード端子2及び3が台紙テープ4と貼付テ
ープ5との間に貼着されて保持された一連の長尺状の電
子部品連8となっており、上記貼着保持された電子部品
1間のテープ中央には自動挿入装置が電子部品連8を搬
送するための送り穴6が開けられている。
【0004】ところで、上記電子部品連8は、ほぼ梱包
箱の収納寸法の長さで交互に逆方向にジグザグに折り返
し、所謂つづら折りにして収納されるが、この際、乱雑
な収納を防止しほぼ一定の長さで折り返されるようにす
るため、図5の(A)のように前記テープの折り返し位
置に当たる電子部品間の送り穴の中心を通る線に予め折
り目7を入れておくか、または図5の(B)の電子部品
連9のように、予め折り目7を送り穴6の中心からずら
して入れておくことによって、図5の(A)の収納容器
内のつづら折りされた電子部品連9の側面図及び図5の
(B)の前記テーピングの折り返し近傍の電子部品連の
部分拡大斜視図が示すように、梱包箱に収納した状態に
おいて、上下の電子部品本体が互いに隣の段の電子部品
本体の間のくぼみ位置に納まるようにする方法が採られ
ている。
【0005】前者の方法は従来より実施されていたもの
で、収納した状態で当接する上下段の電子部品の上下位
置が一致して重なる構成である。該方法は電子部品が十
分薄くテープの厚さと同程度の場合は良いが、電子部品
が比較的大型で厚みが有る場合は下方のテーピングした
電子部品のリード端子部分が上に重ね合わさった電子部
品連の圧力によって折れ曲がってしまい自動挿入の障害
となっていた。
【0006】その点、後者の方法は図5の(A)及び
(B)が示すように、例えば上段の電子部品aとbが下
段の電子部品c,d及びeの間のくぼみ位置にそれぞれ
上から納まるように、さらに同様にして最下段の電子部
品f及びgも電子部品c,d及びeの間のくぼみ位置に
それぞれ下から納まるように折り目7の位置を考慮して
あるので、前者と比較して収納効率が良く、電子部品の
厚さがリード端子に与える影響を低減する構成となって
いる(実公昭57ー8239号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4の
(A)または(B)の電子部品連8または9を従来の収
納容器内に収納した場合、該電子部品連は前述のような
テーピングの折り返し方の工夫にもかかわらず、輸送中
に収納容器内で揺れ動くことによって特にテープの折り
返し部分近傍の電子部品のリード端子が折れ曲がってし
まうという問題点を有していた。
【0008】即ち、図5の(B)において、例えば収納
容器の内側面11に最も近い電子部品cは内側面11と
の間に隙間が有るので、上方の電子部品連の圧力によっ
て矢印の方向(横方向)へ押し曲げられ易く、図6の収
納容器内の電子部品連の部分拡大平面図が示すように、
内側面に最も近い電子部品cのリード端子12、13に
曲がりを生じていた。同様に図5の(B)における電子
部品cと隣接する電子部品aやfもリード端子曲がりが
生じるおそれが大きいと言える。
【0009】さらに、図5の(A)において、テープの
折り返し部分10は収納容器の内面に当接しており、輸
送中の電子部品連9全体の揺動によって上記テープの折
り返し部分10が内側面11との衝突や電子部品連9自
体の重さの圧力を受ける。
【0010】このため図6が示すように、テープの折り
返し部分10が圧し潰されて変形・損傷してしまい、自
動挿入がスムーズに行い得なくなるという問題点を有し
ていた。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、テーピングした電子部品連を整然とした状態でつ
づら折りして収納し、輸送中における電子部品のリード
端子曲がりを防止することを目的とした電子部品連収納
容器を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のラジア
ルリード電子部品のリード端子を所定間隔でテープに保
持した電子部品連を上下の電子部品本体同士が互いに隣
の段の電子部品の間のくぼみ位置に納まるように交互に
接触した状態につづら折りにして収納した電子部品連収
納容器において、つづら折りにしたテープの折り返し部
分に接する収納容器の内側面の電子部品本体側に、近接
する電子部品との隙間を塞ぐ充填突起物を配設したこと
を特徴とする電子部品連収納容器を提供することにより
上記目的を達成するものである。
【0013】
【作用】本発明における電子部品連収納容器は、収納容
器の内側面の電子部品本体側に、近接する電子部品との
隙間を塞ぐ充填突起物が配設されており、該充填突起物
が電子部品連収納容器の輸送時における内部電子部品連
の揺動を抑えて、電子部品連を堅固に保持する役目を果
たす。
【0014】
【実施例】本発明に係わる電子部品連収納容器の実施例
を図面を用いて以下詳述する。尚、同様の形状・機能の
部材については同符号を用いることとする。
【0015】図1は本発明に係わる電子部品連収納容器
に前述の電子部品連をつづら折りして収納した状態を示
す一部破断斜視図である。
【0016】図1において、電子部品収納容器20は、
複数のラジアルリード電子部品1のリード端子2及び3
を所定間隔で両面から台紙テープ4と貼付テープ5にて
保持した電子部品連9を上下の電子部品本体同士が互い
に隣の段の電子部品の間のくぼみ位置に納まるように交
互に接触した状態につづら折りにして収納した紙製また
はプラスチック製の梱包箱であって、つづら折りにした
テープの折り返し部分21に接する収納容器の内側面2
3の電子部品本体側に、近接する電子部品1aとの隙間
を塞ぐ充填突起物25を配設した構造となっている。
【0017】図2の(A)は上記実施例における電子部
品連収納容器20及び収納された電子部品連9の部分平
面図である。
【0018】図から判るように、充填突起物25は内側
面に近接する電子部品1aとの隙間を塞いでいるので、
輸送時における電子部品連9の揺動に伴う特に横方向へ
の圧力に対して電子部品1aが押し曲げられるのを防止
して堅固に電子部品1aを定位置に保持する働きを有す
る。
【0019】また、同時に充填突起物25は内側面23
に当接する台紙テープ4及び貼付テープ5の折り返し部
分21が内側面23に衝突して圧し潰されることを防止
する働きも併せ有することは明らかである。
【0020】上記充填突起物25の材質は例えば発泡ス
チロールが良好な結果をもたらすものと思われるが、や
や固めのスポンジや段ボールを折り返したものであって
もよく、さらには収納容器20の成形時に同素材で以っ
て充填突起物を形成してもよい。
【0021】例えば図3は厚さ2〜3mmの段ボール製
電子部品連収納容器40であって、組立時に充填突起物
の段ボール片を容器と一体に折り込んだ実施例における
該段ボールの展開図である。
【0022】図において充填突起物としての段ボール片
37は側面補強板38の先に配設されており、谷折りし
て組立てた場合に丁度収納容器の内側面(本実施例では
側面補強板38が内側に位置する)の前記電子部品との
隙間部分に位置するように設計されている。
【0023】尚、39はテーピングされた電子部品連の
一端の最後の段が中途で終わった場合に生じる隙間によ
って該隙間に近い電子部品が押し込まれてリード端子が
折れ曲がってしまうことを防止する端数部支持用段ボー
ル片であり、使用の際は前記最後の電子部品連の段とそ
の前段との間に差し込むようにする。
【0024】念のために付言すれば、以上に述べた充填
突起物25の形状は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば図2の(B)に示されるような厚紙を鋸歯状
に折り曲げた形状であっても前述の電子部品保持の働き
を果たすことは勿論である。
【0025】以上述べたように本発明の主眼は、電子部
品連を上下の電子部品本体同士が互いに隣の段の電子部
品本体のくぼみ位置に納まるように交互に接触した状態
につづら折りにして収納された電子部品連と収納容器の
内側面の電子部品本体側の隙間を充填することによって
電子部品を定位置に保持するとともに輸送時の揺動を抑
え、以ってリード端子曲がりを防止するところにあるの
であって、同趣旨の構成の電子部品連収納容器であれば
本発明の射程内であることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】本発明に係わる電子部品連収納容器は上
記のように構成されており、効率よく収納するため、電
子部品連を上下の電子部品本体同士が互いに隣の段の電
子部品本体のくぼみ位置に納まるように交互に接触した
状態につづら折りにして収納した場合においても、収納
容器内で安定した状態で保持され、輸送時の電子部品の
リード端子曲がりやテーピングの損傷が発生せず、自動
挿入が確実に行い得るという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる電子部品連収納容器に電子部
品連をつづら折りして収納した状態を示す一部破断斜視
図である。
【図2】 (A)は実施例における電子部品連収納容器
及び収納された電子部品連の部分平面図であり、(B)
は鋸歯形状の充填突起物を配設した同電子部品連収納容
器及び収納された電子部品連の部分平面図である。
【図3】 段ボール製電子部品連収納容器の組立時に充
填突起物としての段ボール片を容器と一体に折り込んだ
実施例における該段ボールの展開図である。
【図4】 (A)は送り穴の中心を通る線に折り目を有
する電子部品連の平面図であり、(B)は送り穴の中心
からずらした位置に折り目を有する電子部品連の平面図
である。
【図5】 (A)は従来の電子部品連収納容器内の電子
部品連の状態を示す側面図であり、(B)はテーピング
の折り返し近傍の電子部品連の部分拡大斜視図である。
【図6】 従来の電子部品連収納容器内の電子部品連の
状態を示す平面図。
【符号の説明】
1、1a、a〜g 電子部品 2、3、12、13 リード端子 4 台紙テープ 5 貼付テープ 6 送り穴 7 折り目 8、9、39 電子部品連 10、21 テープの折り返し部分 11、23 収納容器の内側面 20、30 電子部品連収納容器 25、26、35、36 充填突起物 37 段ボール片 38 側面補強板 39 端数部支持用段ボール片 40 段ボール製電子部品連収納容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 5/00 H05K 13/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のラジアルリード電子部品のリード
    端子を所定間隔でテープに保持した電子部品連を上下の
    電子部品本体同士が互いに隣の段の電子部品の間のくぼ
    み位置に納まるように交互に接触した状態につづら折り
    にして収納した電子部品連収納容器において、 つづら折りにしたテープの折り返し部分に接する収納容
    器の内側面の電子部品本体側に、近接する電子部品との
    隙間を塞ぐ充填突起物を配設したことを特徴とする電子
    部品連収納容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03676A (ja) * 1989-05-12 1991-01-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品連の包装箱
JPH04279482A (ja) * 1991-02-25 1992-10-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd テーピング部品連の包装箱
JPH04132066U (ja) * 1991-05-30 1992-12-07 京セラ株式会社 電子部品の梱包構造

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