JPH1111464A - 収納装置 - Google Patents

収納装置

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JPH1111464A
JPH1111464A JP16473197A JP16473197A JPH1111464A JP H1111464 A JPH1111464 A JP H1111464A JP 16473197 A JP16473197 A JP 16473197A JP 16473197 A JP16473197 A JP 16473197A JP H1111464 A JPH1111464 A JP H1111464A
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JP
Japan
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piece
notch
engagement
fold line
engaging
Prior art date
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JP16473197A
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English (en)
Inventor
Chikako Togashi
千賀子 冨樫
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH1111464A publication Critical patent/JPH1111464A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一枚の収納材を折り込んで組み立てたとき、
接続端縁が係合する係合部が垂直に押圧されても容易に
脱離しない収納装置を提供する。 【解決手段】 接続端縁となる片に折り目線を介して係
合連設部を連設し、係合連設部に係合先端部を連設し、
係合連設部及び係合先端部が重なる位置に係合連設部が
重なる部分が幅狭な切欠部を開設し、切欠部の一辺に係
合先端部を嵌合状態に支持する支持突片を突設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厚紙を切り抜き、
折り込んで形成される収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば小型電化製品等の物品を収納し
て、物品の遊動を防止することにより物品を保護する収
納装置が知られている。通常、この収納装置は物品を収
納した後に、外装が施された包装容器に挿入される。
【0003】この収納装置の材料としては、発泡スチロ
ールを用いることもできるが、使用後に焼却処理が可能
な例えば段ボール紙等の厚紙が多く用いられている。
【0004】厚紙を材料とする収納装置は、製造時の工
程数を減らし、製造コストを削減するために、糊貼りや
ステップル止めを必要としない構造が望ましい。
【0005】例えば、図17に示すような厚紙を切り抜
いて形成した収納材160を折り込んで形成される収納
装置が提案されている。この収納材160は、第1の片
161と、第1の片161に第1の折り目線171を介
して連設された第2の片162と、第2の片162に第
2の折り目線172を介して連設された第3の片163
と、第3の片163に第3の折り目線173を介して連
設された第4の片164と、第4の片164に第4の折
り目線174を介して連設された第5の片165からな
る。
【0006】また、組立時に接続端縁となる一方の辺に
は楔状の突部166が、他方には楔状の切欠係合部16
7がそれぞれ設けられている。
【0007】そして、折り目線171、172、17
3、174をそれぞれ図17に示す矢印W、X、Y、Z
方向に直角に折り込んで包装装置を形成する。
【0008】このようにして折り込み形成された収納装
置180を図18に示す。この収納装置180では、接
続端縁が突き合わせられた部分で、突部166及び切欠
係合部167が雌雄嵌合により係合して収納装置の組み
立て状態が保たれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な収納装置180は、突部166及び切欠係合部167
が雌雄嵌合する係合部に対し水平方向に加わる力には比
較的強い。しかしながら、直方体形状ではない物品をこ
の収納装置に収納すると、収納装置と物品の間に空間が
形成され、係合部に対し、突部166及び切欠係合部1
67の何れか一方をその空間内に押し込むような力が加
わるか、或いは収納材160の弾性力により折り込みが
元に戻ろうとして突部166及び切欠係合部167の何
れか一方を起き上がらせるような力が加わると、係合部
は容易に脱離してしまう。また、このような収納装置に
は、係合部の嵌合状態を確実にするために比較的厚い収
納材を用いなくてはならない。
【0010】本発明は、上述の課題に鑑み、接着剤やス
テップル等を用いることなく組み立てられる収納装置で
あって、係合部を収納装置内に押し込んだり、接続端縁
を起き上がらせるような外力が加わっても係合部が容易
に脱離せず、また比較的薄い収納材から形成することの
できる収納装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る収納装置
は、折り目線を介して連設された複数の片からなる収納
材を折り目線に沿って折り込んで形成されるものであ
り、接続端縁となる片に折り目線を介して連設される、
該片より折り目線方向に幅狭な係合連設部と、係合連設
部に連設される、係合連設部より幅広な係合先端部と、
各折り目線を折り込んだときに係合連設部が重なる位置
に開設された第1の切欠部と、係合連設部が重なる位置
に開設された第2の切欠部と、第1の切欠部に対向する
第2の切欠部の辺から突設された支持突片とを備える。
ここで、第1の切欠部は係合連設部より幅狭であり、第
2の切欠部は係合先端部と略同形状である。
【0012】各折り目線を折り込み、係合先端部を第2
の切欠部に押し込むと、係合先端部は第2の切欠部に嵌
合するとともに、支持突片により押し込み方向に押圧さ
れ、容易には起き上がらない。
【0013】また、係合連設部は、第1の切欠部に重な
るとともに、この第1の切欠の周縁に当接して、それ以
上押し込まれることが規制される。
【0014】また、係合先端部が第2の切欠部に嵌合す
ることにより、係合先端部は第2の切欠部により水平方
向の移動を規制される。
【0015】このように、一体に形成された係合連設部
及び係合先端部は、押し込み方向、起き上がり方向及び
水平方向に移動が規制され、切欠が設けられた片から容
易には脱離しない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る収納装置を図
面を参照して説明する。
【0017】本発明を適用した収納装置は、例えば段ボ
ール紙等の厚紙を切り抜いて形成された一枚の収納材を
折り目線に沿って折り込み、箱体状に組み立てて形成さ
れる。
【0018】この収納材100は、例えば図1に示すよ
うに、方形状の第1の片1と、第1の片1の一辺に第1
の折り目線11を介して連設された第2の片2と、第2
の片2に第2の折り目線12を介して連設された係合連
設部6と、係合連設部6に一体に連設された係合先端部
7を備える。
【0019】また、収納材100は、第1の片1に、第
1の折り目線11に対向する第3の折り目線13を介し
て連設された第3の片3と、第3の片3に、第3の折り
目線13に対向する第4の折り目線14を介して連設さ
れた第4の片4と、第4の片4に、第4の折り目線14
に対向する第5の折り目線15を介して連設された第5
の片5と、第4の片4に開設された第1の切欠部8と、
第4の片4に、第1の切欠部8に連続して開設された第
2の切欠部9と、第1の切欠部8に対向する第2の切欠
部9の辺から第2の切欠部9の内方に向けて突出する支
持突片10とを備える。
【0020】ここで、係合連設部6の第2の折り目線方
向12の幅W1 は、第2の片2の幅W2 より小さく、ま
た係合先端部7の形状は、略楕円形状であり、第2の折
り目線12方向の幅W3 は、第2の片2の幅W2 より小
さく、且つ係合連設部6の幅W1 より大きい。
【0021】また、第1の切欠部8は、第4の片4の、
この収納材100が後述するように組み立てられた状態
で係合連設部6が重なる位置に開設されている。この第
1の切欠部8の第5の折り目線15方向の幅W4 は、係
合連設部6の同方向の幅W1より小さく、また、それに
直交する方向の幅W5 は、係合連設部6の同方向の幅W
6 に略等しい。
【0022】一方、第2の切欠部9は、第4の片4にお
いて、この収納装置が後述するように組み立てられた状
態で係合先端部7が重なる位置に開設されている。この
第2の切欠部9の形状及び寸法は係合先端部7に略等し
い。
【0023】また、支持突片10は、第1の切欠部8に
対向する第2の切欠部9の辺から、第2の切欠部9の内
方に向けて第4の片4に一体に突設されている。
【0024】また、第1の折り目線11と第2の折り目
線12間の幅W12は、第3の折り目線13と第4の折り
目14線間の幅W13に等しく、この幅がこの収納材10
0を組み立てて形成される収納装置の高さとなる。一
方、第1の折り目線11と第3の折り目線13間の幅W
11は、第4の折り目線14と第5の折り目線15間の幅
14に等しい。また、第5の折り目線15からこの包装
材の端縁までの幅W15はW12及びW13より略小さい。こ
れら寸法は、実際にこの収納装置に収納する物品に応じ
て調整される。
【0025】このように、構成された収納材100を組
み立てる工程を説明する。
【0026】まず、収納材100の第3の折り目線13
及び第1の折り目線11をそれぞれ図1に示す矢印A、
B方向に直角に折り込み、図2に示すように、第2の片
2及び第3の片3を平行に相対向させる。さらに、第4
の折り目線14及び第5の折り目線15を図2に示す矢
印C、D方向に折り込み、図3に示すように、第4の片
4を第1の片1に平行に対向させ、第5の片5を第2の
片2の内面に重ねる。
【0027】そして、係合連結部6が第4の片4に開設
された第1の切欠部8に重なるように第2の折り目線1
2を折り込むとともに、係合先端部7を第2の切欠部9
に押し込む。このとき、支持突片10は、この押圧力に
よって押し込み方向に撓曲し、係合先端部7が第2の切
欠部9に押し込まれると、弾性力により元の形状に戻
る。これにより、係合先端部7は、支持突片10に押し
込み方向に支持された状態で第2の切欠部9に嵌合す
る。
【0028】このような工程を経て製造された収納装置
110は、図4に示すように第1の片1が底板となり、
第2及び第3の片2、3が側板となり、第4の片4が蓋
板となり、この第1、第2、第3、第4の片1、2、
3、4に囲まれた物品収納空間16が形成される。ま
た、図4では係合連設部6に覆われて隠されている第1
の切欠部8の、折り目線方向の幅は、上述の通り、係合
連設部6の同方向の幅より小さく、したがって、第1の
切欠部6に隣接する第4の片4の一部には、係合連設部
6の側縁部が当接し、図4に破線で示す当接部17が形
成される。
【0029】また、第2の片2の内面に重なって折り込
まれた第5の片5は、蓋板となる第4の片4を底方向に
押圧する不用意な外力が加わっても、第4の片4が容易
に押し込まれないように、第4の片4を支持している。
【0030】さらに、係合先端部7が第2の切欠部9に
押し込まれて、第2の切欠部9に嵌合することにより、
第2の切欠部9の周縁が係合先端部7が水平方向へ移動
することを規制するため、例えば係合先端部7を図4に
示す矢印P方向に引っ張るような外力が加わっても、係
合先端部7は容易には脱離しない。
【0031】ここで、図4に示す収納装置110の、折
り目線に直交し、且つ当接部17を通るV−V’線にお
ける断面図を図5に示す。
【0032】この図5に示すように、第2の切欠部9に
押し込まれた係合先端部7は、支持突片10によって支
持されているため、係合先端部7は、図5に示す矢印Q
方向に容易には起き上がらず、したがって容易には脱離
しない。
【0033】また、係合連設部6は、当接部17によっ
て支持されているいるため、係合連設部6を図5に示す
矢印R方向に押圧する外力が加わっても、これ以上押し
込まれることはない。
【0034】すなわち、一体に連設された係合連設部6
及び係合先端部7は、支持突片10及び当接部17によ
り支持されてその動きが規制されるために、図5に示す
矢印Q方向及び矢印R方向の力が加わっても、容易に起
きあがったり、押し込まれたりせず、したがって、係合
連設部6及び係合先端部7は、第4の片4から容易には
脱離しない。
【0035】このように、この収納装置110は、例え
ば完全な直方体ではない物品が収納されて蓋板となる片
4と物品の間に空間が形成され、さらに係合部に不用意
な外力が加わっても容易に脱離することはない。
【0036】そして、この収納装置110は、図6に示
すように、包装容器18に収納される。このとき、収納
装置110を支持突片10が突出する方向の逆方向に向
けて包装容器18に差し込めば、支持突片10が包装容
器18の入り口で引き掛かることもなく、円滑に収納装
置110を差し込むことができる。
【0037】なお、図6には、この収納装置110に収
納する収納物品を示していないが、この収納装置110
は、実際の使用時には収納物品が収納された状態で包装
容器18に収納される。なお、収納物品は、この収納装
置110を組み立てた後に収納空間に収納してもよく、
また、例えば予め第1の片1に収納物品を配置した状態
で収納材100を組み立てて収納装置110を形成して
もよい。
【0038】さらに、本発明を適用した収納装置の他の
例を図7〜図12を用いて説明する。
【0039】以下に説明する収納装置は、4枚の片がそ
れぞれ連設片を介して連設され、底面となる片以外の3
枚の片に、収納される物品、例えばここでは小型録音装
置の形状に対応する切り抜きである開口部を設け、更に
それぞれの片を連設片を介して折り畳んで重ね合わせる
ことにより、開口部が重なる部分に小型録音装置を収納
する空間が形成される収納装置に本発明を適用したもの
である。
【0040】図7に示す収納材120は、一枚の厚紙を
切り抜いて形成したものであり、方形状の第1の片21
と、第1の片21の一辺に第1の折り目線31を介して
連設された第1の連設片41と、第1の連設片41に第
2の折り目線32を介して連設された第2の片22と、
第2の片22に第3の折り目線33を介して連設された
第2の連設片42と、第2の連設片42に第4の折り目
線34を介して連設された第3の片23と、第1の片2
1に第5の折り目線35を介して連設された第3の連設
片43と、第3の連設片43に第6の折り目線36を介
して連設された第4の片24と、第4の片24に第7の
折り目線37を介して連設された第4の連設片44と、
第4の連設片44に第8の折り目線38を介して連設さ
れた係合連設部25と、係合連設部25に一体に連設さ
れた係合先端部26とを備える。
【0041】ここで、係合連設部25の第8の折り目線
方向38の幅W25は、第4の片24の同方向の幅W24
り小さく、また係合先端部26の第8の同方向の幅W26
は、第4の片24の同方向の幅W24より小さく、且つ係
合連設部25の同方向の幅W25より大きい。
【0042】また、第1の連設辺41の幅W41は、この
収納材120が後述するように組み立てられたときの、
第1の片21と第2の片22との離間寸法となる。第2
の連設片42の幅W42は、同様に第2の片22と第3の
片23の離間寸法となる。W42は、W41より狭くされて
いる。
【0043】一方、第3の連設片43の幅W43は、組立
時の第1の片21と第4の片24の離間寸法となる。第
1の片21と第4の片24は、第2の片22と第3の片
23を挟み込んで重なるので、第3の連設片の幅W
43は、第1の連設片の幅W41と第2の連設片42の幅W
42とを合わせた幅より略大きい。第4の連設片44の幅
44は、第3の連設片43の幅W43より略小さくされて
いる。
【0044】また、第1の片21において、この収納材
120が後述するように組み立てられた状態で係合連設
部25が重なる位置に、第1の切欠部27が開設されて
いる。この第1の切欠部27の第8の折り目線38方向
の幅W27は、係合連設部25の同方向の幅W25より小さ
く、また、それに直交する方向の幅W28は、係合連設部
25の同方向の幅W29に略等しい。この第1の切欠部2
7は、第1の片21の第5の折り目線35に対向する端
縁において外部に開放されている。
【0045】さらに、第1の片21において、この収納
装置が後述するように組み立てられた状態で係合先端部
26が重なる位置に、第2の切欠部28が開設されてい
る。この第2の切欠部28の形状及び寸法は、係合先端
部26の形状及び寸法に略等しい。
【0046】さらに、第1の切欠部27に対向する第2
の切欠部28の辺から、第2の切欠部28の内方に向け
て、支持突片29が第1の片21に一体に突設されてい
る。
【0047】また、第2の片22には、この収納装置が
収納する小型録音装置の輪郭に対応する切り抜きである
第1の開口部51が開設されている。
【0048】さらに、第3の片23には、第1の開口部
51を裏返した形状に相当する第2の開口部52が開設
されている。
【0049】さらに、第4の片24には、小型録音装置
の外周の輪郭に対応する第3の開口部53及び小型録音
装置の附属品であるテープカセットの輪郭に対応する第
4の開口部54、及び後にこの収納装置に小型録音装置
及びテープカセットが収納された状態からユーザがそれ
らを取り出すための、第1及び第2の取り出し用切欠部
55、56が設けられている。この取り出し用切欠部5
5、56は、第3の開口部53、第4の開口部54にそ
れぞれ連続している。
【0050】さらに、第4の片24には、小型録音装置
を収納した状態で支持するための物品支持突片57が設
けられている。
【0051】そして、この収納材120を、第1の折り
目線31及び第2の折り目線32を図7に示す矢印E方
向に折り込み、第1の連設片41を起立させるととも
に、図8に示すように、第2の片22を第1の片21
に、並びに第3の片23を第4の片24にそれぞれ重ね
る。
【0052】さらに、第3の折り目線33及び第4の折
り目線34を図8に示す矢印F方向に折り込み、第2の
連設片42を起立させるとともに、図9に示すように、
第3の片23を第2の片22に重ねる。
【0053】さらに、第5の折り目線35及び第6の折
り目線36を図9に示す矢印G方向に折り込み、第3の
連設片43を起立させるとともに、図10に示すよう
に、第4の片24を第3の片23に重ねる。
【0054】そして、第7の折り目線37及び第8の折
り目線38を図10に示す矢印H方向に折り込むととも
にこの収納材120を裏返し、第3の連設片43を起立
させ、係合連設部25及び係合先端部26を第1及び第
2の切欠部27、28に重ね、さらに係合先端部26を
第2の切欠部28に押し込む。このとき支持突片29
は、係合先端部26の押し込み方向に撓曲し、係合先端
部26が第2の切欠部28に押し込まれると、弾性力に
よって元の位置に戻る。これにより、この収納材120
は図11に示す状態となる。
【0055】このとき、上述のように、係合連設部25
の折り目線方向の幅は、第1の切欠部27の同方向の幅
より大きく、これにより、第1の切欠部27に隣接する
第1の片21の一部に係合連設部25の側縁部が当接す
る当接部58が形成される。係合連設部25は、この当
接部58の規制により、外力が加わってもこれ以上折り
込まれることはない。
【0056】また、係合先端部26は、支持突片29に
よって押し込み方向に支持されているので、係合先端部
26を起立方向に押し上げる、或いは引っ張るような力
が加わっても、係合先端部26は第2の切欠部28から
容易には脱離しない。さらに、係合先端部26は、第2
の切欠部28に嵌合することにより、第2の切欠部28
の外周縁に規制され、水平方向にも移動できないように
なっている。
【0057】すなわち、一体に連設された係合連設部2
5及び係合先端部26は、いかなる方向の外力が加えら
れても、容易には脱離しない。
【0058】また、上述のように製造された収納装置1
30では、図12に示すように、第2、第3及び第4の
片22、23、24に開設された第1、第2及び第3の
開口部52、53、54が重なって、小型録音装置を収
納する第1の収納空間60が形成される。小型録音装置
はこの第1の収納空間60の底面となる第1の片21に
突き当てられた状態でこの第1の収納空間60に収納さ
れる。
【0059】このとき、物品支持突片57は小型録音装
置がこの収納装置130から容易に飛び出さないよう
に、小型録音装置を支持している。
【0060】さらに、第4の開口部54は、第2の収納
空間61を形成し、テープカセットが第3の片23に突
き当てられた状態でこの収納空間に収納される。
【0061】また、第4の片24に設けられた第1及び
第2の取り出し用切欠部55、56は第1及び第2の取
り出し用空間62、63を形成する。ユーザは、この取
り出し用空間62、63に指を挿入し、収納された小型
録音装置及びテープカセットを容易に取り出すことがで
きる。
【0062】そして、この収納装置130は、図13に
示すように、小型録音装置64及びテープカセット65
を収納した後、さらに包装容器66に収納される。包装
容器66は、内部を透視することを可能とするフィルム
67をが設けられた窓部68を備えている。このとき収
納装置130は、小型録音装置64及びテープカセット
65を窓部67側に向けて包装容器66に挿入される。
これにより、ユーザは、収納装置130に収納された小
型録音装置64及びテープカセット65を窓部67から
視認することができる。
【0063】また、この包装容器66のような包装容器
を用いず、収納装置130を例えばプラスチックフィル
ムで収縮包装(シュリンクラッピング)してもよい。勿
論、収縮包装した収納装置130を更に包装容器66に
収納してもよい。
【0064】本発明は、上述のように、開口部を重ねて
物品を収納する空間を形成する収納装置にも適用するこ
とができる。
【0065】さらに、本発明を適用した収納装置の他の
例を図14乃至図16を用いて説明する。
【0066】以下に説明する収納装置は、厚さが1mm
以下の平板状の厚紙を用いた収納装置に本発明を適用し
たものである。
【0067】図14に示す収納材140は、厚さ約0.
5mmの平板状のコート紙を切り抜いて形成したもので
あり、方形状の第1の片71と、第1の片71の一辺に
第1の折り目線81を介して連設された第2の片72
と、第2の片72に第2の折り目線82を介して連設さ
れた係合連設部76と、係合連設部76に一体に連設さ
れた係合先端部77と、係合先端部77に一体に連設さ
れた突起部78とを備える。
【0068】さらに収納材140は、第1の片71に、
第1の折り目線81に対向する第3の折り目線83を介
して連設された第3の片73と、第3の片73に、第3
の折り目線83に対向する第4の折り目線84を介して
連設された第4の片74と、第4の片74に、第4の折
り目線84に対向する第5の折り目線85を介して連設
された第5の片75と、第4の片74に開設された第1
の切欠部79と、第4の片74に、第1の切欠部79に
連続して開設される第2の切欠部80と、第1の切欠部
79に対向する第2の切欠部80の辺から第2の切欠部
80の内方に向けて突出する支持突片90とを備える。
【0069】ここで、係合連設部76の第2の折り目線
82方向の幅W76は、第2の片72の幅W72より小さ
く、また係合先端部77の第2の折り目線82方向の幅
77は、第2の片72の幅W72より小さく、且つ係合連
設部76の幅W76より大きい。
【0070】また、突起部78は、係合先端部77の外
周端縁において、この収納材140が後述するように組
み立てられた状態で、支持突片90と重なる部分以外の
任意の位置から係合先端部77の外方に向けて突設され
ている。この突起部78のような、比較的微少な部分
は、段ボール紙等の平板と波板を張り合わせた紙材では
成形が困難であるが、コート紙等の平板状の厚紙を材料
とした場合、容易に切り抜き成形できる。
【0071】また、第1の切欠部79は、第4の片74
において、この収納材140が組み立てられた状態で係
合連設部76が重なる位置に開設されている。この第1
の切欠部79の第5の折り目線85方向の幅W79は、係
合連設部76の同方向の幅W76より小さく、また、それ
に直交する方向の幅W80は、係合連設部76の同方向の
幅W81に略等しい。
【0072】一方、第2の切欠部80は、第4の片74
において、この収納装置が後述するように組み立てられ
た状態で係合先端部77が重なる位置に開設されてい
る。この第2の切欠部80の形状及び寸法は係合先端部
77に略等しい。
【0073】また、支持突片90は、第1の切欠部79
に対向する第2の切欠部80の辺から、第2の切欠部8
0の内方に向けて第4の片74に一体に突設されてい
る。
【0074】また、第1の折り目線81と第2の折り目
線82間の幅は、第3の折り目線83と第4の折り目8
4線間の幅に等しく、この寸法がこの収納材140を組
み立てて形成される収納装置の高さとなる。一方、第1
の折り目線81と第3の折り目線83間の幅は、第4の
折り目線84と第5の折り目線85間の幅に等しい。こ
れら寸法は、実際にこの収納装置が収納する物品に応じ
て調整される。
【0075】そして、この収納材140の第1、第3、
第4及び第5の折り目線81、83、84、85を、そ
れぞれ図14に示す矢印I、J、K、L方向に折り込
み、図15に示すように、第2の片72及び第3の片7
3を起立させて側板を形成し、さらに第4の片74を第
1の片71に平行に対向させるとともに第5の片75を
第2の片72の背面に折り込む。
【0076】さらに第2の折り目線82を、図15に示
す矢印M方向に折り込み、第1の切欠部79に係合連設
部76を重ね、係合先端部77を第1の切欠部79に押
し込む。
【0077】このとき、支持突片90は、係合先端部7
7に当接し、そこに加わる押圧力により押し込み方向に
一旦撓曲し、係合先端部77が第2の切欠部80に嵌合
されると、弾性力により元の位置に戻り、係合先端部7
7に当接して押し込み方向に支持力を加える。
【0078】一方、係合先端部77に突設された突起部
78は、係合先端部77を第2の切欠部80に押し込む
際、第4の片74に当接し、押し込み方向と逆方向に撓
曲し、係合先端部77が第2の切欠部80に押し込まれ
ると、弾性力により元の位置に戻り、第4の片74の内
面に当接する。
【0079】このような工程を経て製造された収納装置
150は、図16に示すように第1の片71が底板とな
り、第2及び第3の片72、73が側板となり、第4の
片74が蓋板となり、この第1、第2、第3、第4の片
71、72、73、74に囲まれた物品収納空間91が
形成される。
【0080】また、図16では係合連設部76に覆われ
て隠されている第1の切欠部79の、折り目線方向の幅
は、上述の通り、係合連設部76の同方向の幅より小さ
く、したがって、第1の切欠部79に隣接する第4の片
74の一部には、係合連設部76の側縁部が当接し、図
4に破線で示す第1の当接部92が形成される。
【0081】また、係合先端部77に一体に突設された
突起部78は、上述の通り、第4の片74の内面側で第
4の片74に当接し、ここに破線で示す第2の当接部9
3が形成される。
【0082】ここで、第2の片72の内面に重なるよう
に折り込まれた第5の片75は、蓋板となる第4の片7
4を底方向に押圧する不用意な外力が加わっても、第4
の片74が容易に押し込まれないように、第4の片74
を支持している。
【0083】さらに、係合先端部77が第2の切欠部8
0に押し込まれて、第2の切欠部80に嵌合することに
より、第2の切欠部80の周縁が係合先端部77の水平
方向への移動を規制するため、例えば係合先端部77を
水平方向に引っ張るような外力が加わっても、係合先端
部77は容易には脱離しない。
【0084】また、当接部92の支持により、係合連設
部76が底方向に押し込まれることが規制されるため、
係合連設部76を物品収納空間91に押し込むような力
が加わっても、係合連設部76は、容易には押し込まれ
ない。
【0085】また、支持突片90は、係合先端部77が
起きあがることを規制している。ここで、例えば図4に
示す収納装置110及び図12に示す収納装置130で
はこれと同様の支持突片のみで、係合先端部が起きあが
ることを規制している。このように収納材として比較的
厚みのある段ボール紙を用いた、収納装置110、13
0では、支持突片が十分な支持力を有するため、支持突
片による支持のみで係合先端部の脱離を抑制できる。
【0086】しかしながら、この収納装置150のよう
に収納材の材料としてコート紙等の比較的薄い材料を用
いる場合、支持突片90の支持力が弱まるおそれがあ
る。そこで、収納装置150では、係合先端部77に突
起部78を設け、図16に示すように、第4の片74の
内面で、突起部78が当接部93に当接することで係合
先端部77が起きあがることをさらに規制している。
【0087】すなわち、この収納装置150では、支持
突片90と突起部78とが、ともに係合先端部77が起
きあがることを規制するため、比較的薄い収納材を用い
ても、係合先端部77が容易に起きあがって脱離するこ
とがない。
【0088】このように、この収納装置150は、例え
ば完全な直方体ではない物品が収納されて蓋板と物品の
間に空間が形成されて、さらに係合部に不用意な外力が
加わっても容易に脱離することはない。また、収納材に
比較的薄い材料を用いることもできる。
【0089】上述のように、本発明に係る収納装置は、
比較的薄い紙材から製造することもでき、且つ係合部を
押し込むような力、或いは係合部を起き上がらせるよう
な力が加わっても係合部が容易に脱離することはない。
【0090】
【発明の効果】本発明に係る収納装置は、折り目線を介
して連設された複数の片からなる収納材を折り目線に沿
って折り込んで形成されるものであり、接続端縁となる
片に折り目線を介して連設される、該片より折り目線方
向に幅狭な係合連設部と、係合連設部に連設される、係
合連設部より幅広な係合先端部と、各折り目線を折り込
んだときに係合連設部が重なる位置に開設された第1の
切欠部と、係合連設部が重なる位置に開設された第2の
切欠部と、第1の切欠部に対向する第2の切欠部の辺か
ら突設された支持突片とを備える。ここで、第1の切欠
部は係合連設部より幅狭であり、第2の切欠部は係合先
端部と略同形状である。
【0091】各折り目線を折り込み、係合先端部を第2
の切欠部に押し込むと、係合先端部は第2の切欠部に嵌
合するとともに、支持突片により押し込み方向に押圧さ
れる。また、係合連設部は、第1の切欠部に重なるとと
もに、この第1の切欠の周縁に当接して、それ以上押し
込まれることが規制される。また、係合先端部が第2の
切欠部に嵌合することにより、係合先端部は第2の切欠
部により水平方向の移動を規制される。
【0092】また、係合先端部に突起部を設けることに
より、係合先端部が第2の切欠部に押し込まれた状態
で、切欠部が設けられた片に突起部が当接し、支持突片
とともに係合先端部が起き上がることを規制する。
【0093】このように、一体に形成された係合連設部
及び係合先端部は、押し込み方向、起き上がり方向及び
水平方向に移動が規制され、係合部が容易に離脱しない
収納装置が提供できる。また、係合先端部に突起部を設
けることで支持力が強化されるので、比較的薄い紙材を
用いても、係合部が容易に離脱しない収納装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】収納装置の展開図である。
【図2】収納装置の組み立て方法を説明する図である。
【図3】収納装置の組み立て方法を説明する図である。
【図4】収納装置の斜視図である。
【図5】収納装置の断面図である。
【図6】包装容器に挿入される収納装置を示す図であ
る。
【図7】第2の収納装置の展開図である。
【図8】第2の収納装置の組み立て方法を説明する図で
ある。
【図9】第2の収納装置の組み立て方法を説明する図で
ある。
【図10】第2の収納装置の組み立て方法を説明する平
面側から見た斜視図である。
【図11】第2の収納装置の底面側から見た斜視図であ
る。
【図12】第2の収納装置の斜視図である。
【図13】包装容器に収納される第2の収納装置を示す
図である。
【図14】第3の収納装置の展開図である。
【図15】第3の収納装置の組み立て方法を示す図であ
る。
【図16】第3の収納装置の斜視図である。
【図17】従来の収納装置の展開図である。
【図18】従来の収納装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 第1の片、2 第2の片、3 第3の片、4 第4
の片、5 第5の片、6係合連設部、7 係合先端部、
8 第1の切欠部、9 第2の切欠部、10支持突片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形状の第1の片と、 上記第1の片の一辺に第1の折り目線を介して連設され
    た第2の片と、 上記第2の片に第2の折り目線を介して連設され、上記
    第2の折り目線と平行な方向の幅が上記第2の片より小
    さい係合連設部と、 上記係合連設部に連設され、上記第2の折り目線と平行
    な方向の幅が上記第2の片より小さく、且つ上記係合連
    設部より大きい係合先端部と、 上記第1の片に、上記第1の折り目線に対向する第3の
    折り目線を介して連設された第3の片と、 上記第3の片に、上記第3の折り目線に対向する第4の
    折り目線を介して連設された第4の片と、 上記第4の片において、各折り目線が折り込まれたとき
    に上記係合連設部が重なる位置に開設され、上記第2の
    折り目線と平行な方向の幅が上記係合連設部より小さ
    く、上記第2の折り目線と直交する方向の幅が上記係合
    連設部と略等しい第1の切欠部と、 上記第4の片において、各折り目線が折り込まれたとき
    に上記係合先端部が重なる位置に、上記第1の切欠部に
    連続して開設され、上記係合先端部と略等しい形状を有
    する第2の切欠部と、 上記第1の切欠部に対向する上記第2の切欠部の辺から
    上記第2の切欠部の内方に向けて突出する支持突片とを
    備え、 上記第1の片と第4の片が平行に相対向し、上記第2の
    片と第3の片が平行に相対向し、上記係合連設部及び係
    合先端部が上記第1及び第2の切欠部に重なるように上
    記第1、第2、第3及び第4の折り目線を折り返し、上
    記係合先端部は上記第2の切欠部に押し込まれて嵌合す
    るとともに上記支持突片により押し込み方向に押圧さ
    れ、上記係合連設部は上記第1の切欠部の周縁に当接し
    て押し込み方向と逆方向に押圧されることにより、上記
    係合先端部及び上記係合連設部が係止される収納装置。
  2. 【請求項2】上記係合先端部は、上記第2の切欠部に嵌
    合された状態で、上記第2の切欠部の周縁により水平方
    向の移動を規制されていることを特徴とする請求項1記
    載の収納装置。
  3. 【請求項3】上記係合先端部の上記支持突片の下側に挿
    入される部分以外の任意の位置に外方に向けて連設され
    た突起部を備え、 上記突起部が上記第4の片の内面に当接し、上記係合先
    端部が上記第2の切欠部から脱離することを規制するこ
    とを特徴とする請求項1記載の収納装置。
JP16473197A 1997-06-20 1997-06-20 収納装置 Withdrawn JPH1111464A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006123922A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Yamato Packing Service Co Ltd メール便用梱包具
JP2015028950A (ja) * 2000-04-21 2015-02-12 株式会社半導体エネルギー研究所 発光装置
CN108792314A (zh) * 2018-06-22 2018-11-13 浙江理工大学 一种定量结构的包装盒

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