JP2006123922A - メール便用梱包具 - Google Patents

メール便用梱包具 Download PDF

Info

Publication number
JP2006123922A
JP2006123922A JP2004310972A JP2004310972A JP2006123922A JP 2006123922 A JP2006123922 A JP 2006123922A JP 2004310972 A JP2004310972 A JP 2004310972A JP 2004310972 A JP2004310972 A JP 2004310972A JP 2006123922 A JP2006123922 A JP 2006123922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
cover
cover board
boards
article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004310972A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kashiwabara
弘一 柏原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Packing Service Co Ltd JP
Original Assignee
Yamato Packing Service Co Ltd JP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamato Packing Service Co Ltd JP filed Critical Yamato Packing Service Co Ltd JP
Priority to JP2004310972A priority Critical patent/JP2006123922A/ja
Publication of JP2006123922A publication Critical patent/JP2006123922A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)

Abstract

【課題】 梱包具に出っ張りを生じさせずに品物を収容する。
【解決手段】少なくとも対のカバーボード1,2の組合せを有している。対のカバーボード1,2は、間に梱包物品を挟んで保持させるものであり、少なくとも一方のカバーボード2には、収納溝5bが開口されている。収納溝5bは、ボードの厚みの範囲内の厚みを有する溝であり、他方のカバーボード1に向き合う側のボード面には、収納溝5bを覆って伸縮性を有するカバーフィルム6が貼り付けられている。カバーフィルム6は、透明であり、伸縮性を有し、物品Mの形状を象って伸び、収納溝5b内に張り出した物品Mの表面を覆い、他のカバーボード1側に圧接して定位置に保持させる。第1のカバーボード1と、第2のカバーボード2との開放縁は封止する。
【選択図】 図2

Description

本発明は宅配便、特にメール便に使用して好適な宅配運送用梱包具に関する。
宅配便の普及に伴い、宅配便においても普通郵便と同じように送り先のポストに投函して配達が完了するいわゆる「メール便」が採用されるようになり、メール便は、カタログ、商品サンプル、ネットオークションの品物などの品物の配送に盛んに活用されるようになってきた。
メール便とは、宅配便のネットワークを活用して荷物を配送するシステムであり、従来の宅配便との違いは品物は送り先に手渡しで配送するのではなく、郵便ポストに入れるという配送方法を取っている点である。郵便ポストに投函する配送方法は郵便物と同じであるが、メール便を利用できるものとして、Y運輸のホームページには、例えばCD・CVD、文庫本、雑誌など書籍類、写真、カタログ、商品サンプル、ポスター・カレンダー、ネットオークションの品物、サークルの会誌などが例示され、手紙、葉書、請求書、納品書などの信書、有価証券類、再発行が困難なもの、再生不可能なもの、カード類などが取り扱いできない荷物として例示されている。
したがって、「信書」である「手紙」はメール便の荷物として扱うことができないという点が郵便物との大きな違いになっている。また、メール便の対象となる荷物の大きさについても制約があり、Y運輸の取扱い規定では、メール便の対象となる荷物の大きさは3辺合計で70cm以下、厚さ2cm以下、長辺40cm以下となっている。したがって、メール便で送る荷物の厚さは、2cm以内に限られるが、その荷物の梱包には、メール便といえども、郵便物と同じような角封筒が通常使用される。
このようにメール便には、郵便に比べて制約があるものの、従来は、郵便と扱いは同じと考えられていた。たとえば、特許文献1には、送信の時は宅配便で配達し、返信の時は郵便で配達できるようにして費用並びに資源の無駄をなくすことを目的として角形封筒の一方の片側に宅配伝票もしくは宛名シール、インクジェットプリンタによる印字を行い、もう一方の片側に郵便情報を予め印刷しておいて使用する角封筒が記載されている。
この例をみて分かるようにメール便に使用する封筒には、CD・CVD,文庫本などのメール便を利用する配送に格別の工夫がなされているわけではない。しかし、角型のケース内に収容したCD・CVDなどの品物を封筒に収容すると、封筒の紙面にはケースの形状を象って段差が生じ、その角が封筒を突き破り、甚だしいときには、品物が封筒から脱落する危険があった。このような危険を避けるには、封筒には、丈夫な材質の紙を使用しなければならないが、いくら丈夫な封筒を使用しても、封筒内で品物の形状を象って封筒に生じた段差のために、その角が他の配送物を傷つけたり、配送中に受ける振動や衝撃によって封筒内で品物が移動して安定せず、他の同封物を傷つけたり、更には品物自体が破損する危険は避けることができない。
特許公開2003−341685
解決しようとする問題点は、メール便はカタログ、商品サンプル、CD,DVD,文庫本,雑誌などの配送に活用されるものであるにもかかわらず、その品物は、手紙などの信書と同じように扱って角形封筒に封入されるため、収容物品に厚みがあれば、封筒を破損させるおそれがあり、あるいは封筒を通して加えられる衝撃によって品物が破損するおそれがあるという点である。
本発明は、メール便用梱包具に出っ張りを生じさせずに規定の厚みの範囲内に抑えて品物を収容し、しかも伸縮性カバーフィルムにて収納物品を押さえつけてボードの一定位置に固定することを最も主要な特徴とする。
本発明のメール便用梱包具は、一定の厚みを有するボードの収納溝に張られたカバーフィルムで収納物品を押さえ付けるために、配送中に物品がずれることがなく、物品の厚みは、必要枚数を重ねたボードの厚みの範囲内に収まるために、物品が梱包具の表面に張り出すことが無い。
物品を梱包具のボードに固定し、一定の厚みに梱包するという目的を、ボードの積層と、ボードの物品収納溝の口縁に張り渡した伸縮性カバーフィルムとの組合せにより、梱包具の表面に張り出させずに実現した。
図1は、本発明によるメール使用梱包具(以下梱包具という)の基本形を示す図である。図1において、本発明による梱包具は、対のカバーボード(以下第1のカバーボード1、第2のカバーボード2として区別する)の組合せを基本構成とするもので、後に説明するようにカバーボード1又は2上に積層するスペーサボードを一層または2層以上組み合わせたものも含まれるものである。図1には、第1のカバーボード1、第2のカバーボード2に更に第1のスペーサボード3、第2のスペーサボード4を組み合わせた例を示しているが、実施例1は、第1のカバーボード1と、第2のカバーボードボード2との組合せによる梱包具である。なお、カバーボードの第1,第2の区別は説明の都合上のもので、いずれが第1,第2であっても構わない。
第1のカバーボード1及び第2のカバーボード2は、一定厚みを有する1枚のボードを区画して互いに一辺で折り畳み可能に形成したものであり、この例では第1のカバーボード1及び第2のカバーボード2に2つ折りに折り曲げた厚さ5mmのダンボール紙を用い、長辺側を30cm、短辺側を22cmに設定しているが、メール便の大きさの規定の範囲内であれば、その大きさは何ら限定されるものではない。
この実施例において、第2のカバーボード2には、物品を収納するための収納溝5が板面にあけられ、第1のカバーボード1に重ね合わせる側(内面側)の板面には、収納溝5の開口を覆って伸縮性を有するカバーフィルム6が貼り付けられている。カバーフィルム6には、透明ウレタンシートが望ましい。ウレタンシートは、伸縮性に富み、切り裂き強度が大きい。実施例1では、第1のカバーボード1には、梱包物品を支える梱包具の本体部分に利用している。第2のカバーボード2は、第1のカバーボード1上の梱包物品を覆う部分である。
図2(a)において、物品Mの梱包に際しては、第2のカバーボード2と第1のカバーボード1との連結部分を蝶番7として第2のカバーボード2を開いた状態で、第2のカバーボード2の収納溝5の範囲内に位置を合わせて第1のカバーボード1の板面に収納すべき物品Mを置き、図2(b)のように第1のカバーボード1上に第2のカバーボード2を重ね合わせる。これによって物品Mは第2のカバーボード2の収納溝5内に張り出してその厚みの範囲内に収まり、収納溝5に張られたカバーフィルム6は、物品Mの形状を象って伸び、物品Mの表面を覆うとともに物品Mを第1のカバーボード1の板面に押し付けてこれを定位置に固定させる。
配送に際しては、蝶番7に対向する第1のカバーボード1と第2のカバーボード2との開放縁に粘着テープ8を貼り付けて封止するほか、必要によりさらに他の2辺の開放縁を粘着テープ8にて封止することができる。この結果、収納された物品Mは、梱包された状態で物品収納溝5を通して外部から観察される。第1のカバーボード1及び第1カバーボード2に厚さが5mmのボードを用いたときには、収納物品Mの厚みは5mm以下でなければならない。
実施例1の梱包具では、収納する物品Mの厚みが5mmを越えると物品Mの表面が第1のカバーボード1の板面より上方に突出する。厚みが5〜10mmの範囲内の物品を収納するには、図3(a)に示す梱包具を用いる。この梱包具は、第1のカバーボード1と第2のカバーボード2との組合せのほかに第1のスペーサボード3を付加した例である。この例では、第1のスペーサボード3を第1のカバーボード1の端縁に折り畳み可能に形成している。すなわち、第1のカバーボード1を挟んでその左側に第2のカバーボード2、右側に第1のスペーサボード3とを折り畳み可能に一体に設けている。
第1のスペーサボード3には、第2のカバーボード2の収納溝5(5b)と位置を合わせて収納溝5bと同じ形状の受入溝5cを開けているが、第1のスペーサボード3の受入溝5cは、開口されたままでカバーフィルムは貼り付けられていない。この例では、第1のカバーボード1上に物品Mを置き、図2(a)と同様にその上にまず第2カバーボード2を重ねて収納溝5bのカバーフィルム6で物品Mを第1のカバーボード1に押し付け、更にその上に第1のスペーサボード3を重ねる。これによって、図3(b)に示すように第1カバーボード2の収納溝5bと、第1のスペーサボード3の受入溝5cとの位置が合致し、物品Mの張り出し部分は第2のカバーボード2の収納溝5bと、第1のスペーサボード3の受入溝5c内に受け入れられ、第2のカバーボード2と第1のスペーサボード3の積層厚み(10mm)の範囲内に収められる。第1のカバーボード1と、第1のスペーサボード3間の開放縁は、粘着テープなどを用いて封止する。
図4(a)は、実施例2の梱包具の第1のスペーサボード3の右側にさらに第2のスペーサボード4を付加した例である。第2のスペーサボード4には、第2のカバーボード2の収納溝5bと位置を合わせて収納溝5bと同じ形状の受入溝5dを開けているが、第2のスペーサボード4の受入溝5dには受入溝5cと同様にカバーフィルムは貼り付けられていない。この例では、第1のカバーボード1の板面に物品Mを載せたあと、図4(b)のように第2のカバーボード2を重ね、第1のスペーサボード3に第2のスペーサボード4をあらかじめ重ねておいて、第2のスペーサボード4を重ねたままで第1のスペーサボード3を第2のカバーボード2側に折り返して第2のカバーボード2上に第2のスペーサボード4、第1のスペーサボード3の順に重ねる。この結果、物品Mはカバーフィルム6で覆われた状態で、第2のカバーボード2の収納溝5b及び第1及び第2のスペーサボード3,4の受入溝5c、5d内に張り出し、各ボードの積層の範囲内に収められる。具体的には、第1のカバーボード1上には各5mmの厚みの第2のカバーボード2、第2のスペーサボード4、第1のスペーサボード3の3枚のボードが重ねられて合計15mmの厚みの溝が形成され、溝内には、厚さ最大15mmの物品Mの収納が可能となる。第1のカバーボード1と、第2のカバーボード2及び第1のスペーサボード3の積層間は、粘着テープなどを用いて封止する。
この場合にも、物品Mは、第2のカバーボード2に取り付けられたカバーフィルム6に抑えられて第1のカバーボード1に圧着、固定されるのは前実施例と同じである。以上実施例においては、1枚のボードに、第1のカバーボードと第2のカバーボードまたは、第1,第2のカバーボードと第1のスペーサボード、更には第1,第2のカバーボードと第1,第2のスペーサボードを横一連に区画形成した例を説明したが、第2のカバーボード、第2のスペーサボードは必ずしも第1のカバーボードと横1連に形成する場合に限らない。
図5(a)は、横1列に形成した第1のカバーボード1と第2のカバーボード2との組と、第1のスペーサボード3と、第2のスペーサボード4との組とを並列に配列し、第1のカバーボード1と、第1のスペーサボード3、第2のカバーボード2と第2のスペーサボード4とをそれぞれ互いに向き合わせ、第1のカバーボード1と、第1のスペーサボード3間を接続し、第2のカバーボード2と第2のカバーボード4間を切り離した例である。第2のカバーボード2の収納溝5bには、カバーフィルム6が貼り付けられているが、第1のスペーサボード3と、第2のスペーサボード4の各受入溝5c、5dには、前実施例と同様にフィルムは貼り付けられていない。
この梱包具を使用するときには、図5(b)のように第1のカバーボード1上に物品Mを置き、その上に第2のカバーボード2を重ね合わせる。一方、第2のスペーサボード4を第1のスペーサボード3上に予め折り返しておき、これを図5(c)のようにそのまま第2のスペーサボード4を第2のカバーボード2上に折り返す。これによって、図4(b)に示す梱包具と同じ積層構造となる。
本発明においては、ボードの面に2以上の収納溝を設けることもでき、その場合に1つの収納溝をふさぐこともできる。図6(a)は、第2のカバーボード2、第1のスペーサボード3、第2のスペーサボード4にそれぞれ第1の物品収納溝5b、及び受入溝5c、5dを形成し、第2のカバーボード2に受入溝9a、第2のスペーサボード4に第2の受入溝9bを開口した例である。図6(b)に示すように実施例2と同じ要領でボードを折り曲げて梱包具に組み立てる。図6(c)のように第1の収納溝5b及び受入溝5c、5d内に収容された物品M1は、外部から透視され、受入溝9aおよび9b内に収納された物品M2は、外部から見ることができない。
この例において、第1の収納溝5b及び受入溝5c、5d内に収容された物品M1は、第1カバーボードのカバーフィルム6で抑えるのは、前実施例と同じであるが、受入溝9a、9bに収容された物品M2は、脱落することが無いので必ずしもカバーフィルムで抑える必要はない。なお、以上実施例3〜5において、第1のスペーサボードと、第2のスペーサーボートの区別についても専ら説明の都合上の区別であって、いずれを第1としてもかまわない。また、第1のスペーサボード3と、第2のスペーサボード4とは折り方の順序を変えることによって、第1のスペーサボード3と第2のスペーサボード4との上下が入れ替わるようなボードの折り方が可能である。
しかし、第1のカバーボードと、第2のカバーボードを含む2層以上のカバーボードとの組合せを1枚の段ボール紙の板面を折り畳み可能に区画することによって形成したものであるときには、第1のカバーボードと、第2のカバーボードを含む2層以上のカバーボードを段ボール紙の板面の同じ側の面に順次折り返して折り曲げるように折り曲げ線を付すのがボードを梱包具に加工するうえに有利であり、また、折り曲げ作業も容易である。
図7は、それぞれ1枚ずつの第1、第2のカバーボード1,2及び第1、第2のスペーサボード3,4を順次重ね合わせて梱包具を組み立てる例である。この例においても、第1のカバーボード1の板面に置かれた物品Mは、第2のカバーボード2のカバーフィルム6で覆われてその収納溝5bと、第1および第2のスペーサボードの受入溝5c、5d内に張り出し、各ボードの積層の高さの範囲内に受け入れられる。梱包具は、第1、第2のカバーボード1,2の組合せでも良く、また、第1,第2のカバーボード1,2と第1のスペーサボード3との組合せであってもよい。積層されたボードは、粘着テープ8によって封止される。
図8は、第1のカバーボード1と、第2のスペーサボード4とを開閉可能に連結し、その間に、第2のカバーボード2と、第1のスペーサボード3との積層を挟んで梱包具に組み立てる例である。第2のカバーボード2と、第1のスペーサボード3とは、開閉可能に連結されていてもよく、また、別個のボードであっても良い。もちろんそのほかの組合せが可能である。
以上、いずれの実施例においても、梱包具内には、CDなどの物品を単に収納するだけでなく、第1のカバーボードと、第2のカバーボードとの間には、物品の説明書、オーダーシートなどの書面を封入することができる。
図9に示す実施例は、1枚のボードに第2のカバーボード2、第1のカバーボード1、第1のスペーサボード3、第2のスペーサボード4の順に形成した梱包具において、第1のカバーボード1にも、第2のカバーボード2と同様に収納溝5aを開口し、第2のカバーボード2と向き合う面側のボードの板面に、収納溝を覆うカバーフィルム6を貼り付けた例である。第1のカバーボード1のカバーフィルム6上に物品Mを置き、第1のカバーボード1上に第2のカバーボード2を折り重ね、その上に第1のスペーサボード3を折り重ね、更に第2のスペーサボード4を第1のカバーボード1の下面に折り曲げて図9(b)に示すように第1,第2のカバーボードの両カバーフィルム6,6間に挟んだ物品Mを上下のスペーサボード3,4を含む4層のボードの厚みの範囲内に納める。なお、第1のカバーボード1と第2のカバーボード2との関係は必ずしも隣接位置には限らない。
図10の例は、第1のカバーボード1と第2のカバーボード2との間に、第1のスペーサボード3、第2のスペーサボード4を配置した例である。この例では、図10(b)に示すように第1のスペーサボード3上に第1のカバーボード1を折り重ね、第2のスペーサボード4の上に第2のカバーボード2を折り重ねた後、第1のカバーボード1のカバーフィルム6上に物品Mを載せ、その上に第2のカバーボード2と第2のスペーサボード4との積層を折り重ねることによって、図10(c)に示すように物品Mは4層のボードの厚みの範囲内に納められる。なお、第2のカバーボード2、第1のカバーボード1、第1のスペーサボード3、第2のスペーサボード4は必ずしも1枚のボードに形成されている場合に限らない。
図11は、個別のボードを積層して梱包具に組み立てる例である。この例においても第1、第2のカバーボード1,2の両カバーフィルム6,6間に挟んだ物品Mを上下のスペーサボード3,4を含む4層のボードの厚みの範囲内に納められる点は、図9,図10の例と全く同じである。
本発明は、カバーボードの対を基本構成とし、梱包物品の厚みに応じてスペーサボードを組み合わせて梱包具を組み立てるものであり、スペーサボードを1層、又は2層以上更に付加することによって、収納物品の厚みの違いに対応することができ、各層のカバーボードの収納溝に収容された物品はカバーフィルムを透視して外部から観察でき、メール便として配送される収納物品を梱包具内に安定に固定でき、角張ることがなく、カバーフィルムに透明カバーフィルムを用いて収納物品の確認を容易に行うことができる。
(a)は、本発明の基本的構成を示す展開図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 (a)は実施例1の梱包具に物品を梱包する要領を示す図、(b)は物品を梱包する状態を示す図、(c)は(b)のB−B線断面図である。 (a)は実施例2の梱包具に物品を梱包する要領を示す図、(b)は物品を梱包する状態の断面図である。 (a)は実施例3の梱包具に物品を梱包する要領を示す図、(b)は物品を梱包した状態の梱包具の断面図である。 (a)は実施例4の梱包具の展開図、(b)、(c)は実施例4の梱包具に物品を梱包する要領を示す図である。 (a)は実施例5の梱包具の展開図、(b)は実施例4の梱包具に物品を梱包する要領を示す図、(c)物品を梱包した状態の梱包具の断面図である。 (a)は実施例6の第1の例を示す梱包具の分解図、(b)は梱包時の断面図である。 実施例6の第2の例を示す図である。 (a)は実施例7の第1の例を示す展開図、(b)は梱包時の断面図である。 (a)は実施例7の第2の例を示す展開図、(b)は梱包途中の折り曲げ要領を示す断面図、(c)は梱包時の断面図である。 (a)は実施例7の第3の例を示す展開図、(b)は梱包時の断面図である。
符号の説明
1 第1のカバーボード
2 第2のカバーボード
3 第1のスペーサボード
4 第2のスペーサボード
5a,5b 収納溝
5c,5d 受入溝
6 カバーフィルム
7 蝶番
8 粘着テープ
9a,9b 受入溝

Claims (8)

  1. 少なくとも対のカバーボードの組合せを有するメール便用梱包具であって、
    対のカバーボードは、その間に梱包物品を挟んで保持させるものであり、少なくとも一方のカバーボードには、収納溝が開口され、
    収納溝は、ボードの厚みの範囲内の厚みを有する梱包物品を収納する溝であり、他のカバーボードに向き合う側のボード面には、収納溝の開口を覆って伸縮性を有するカバーフィルムが貼り付けられ、
    カバーフィルムは、透明であり、伸縮性を有し、収納溝内の梱包物品の形状を象って伸び、収納溝内に張り出した物品の表面を覆い、他のカバーボード側に圧接して間定位置に固定させるものであり、
    両カバーボードの開放縁は封止されるものであることを特徴とするメール便用梱包具。
  2. 2層以上のカバーボードのうち、最下層のカバーボードには、収納溝がなく、上層のカバーボードのカバーフィルムに覆われた梱包物品を支えるものであることを特徴とする請求項1に記載のメール便用梱包具。
  3. 対のカバーボードの板面にはいずれもカバーフィルムに覆われた収納溝が開口され、
    両カバーボードのカバーフィルムは、それぞれの収納溝内に張り出した梱包物品を圧着して定位置に保持させるものであることを特徴とする請求項1に記載のメール便用梱包具。
  4. 対のカバーボードと少なくとも1枚以上のスペーサボードとの組合せを有し、
    スペーサボードは、カバーボードの収納溝と対応する位置に物品の受入れ溝を有し、
    物品の受入溝は、カバーフィルムに覆われてカバーボードの収納溝から更に張り出した物品の張り出し部分を受け入れるものであることを特徴とする請求項1,2又は3に記載のメール便用梱包具。
  5. 2種類以上の収納溝を有するメール便用梱包具であって、
    第1の収納溝は、カバーボードに積層されるすべてのカバーボードおよびスペーサボードに開口されたものであり、
    第2の収納溝は、最上層のスペーサボードによって塞がれているものであることを特徴とする請求項2に記載のメール便用梱包具。
  6. 対のカバーボードを含む少なくとも2以上のボードの組合せは、1枚のボードの板面を折り畳み可能に区画したものであり、
    カバーボードを含む2以上のボードは、ボードの板面の同じ側の面に順次折り返してメール便用梱包具に組み立てられるものであることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載のメール便用梱包具。
  7. 対のカバーボードを含む少なくとも2以上のボードの組合せは、少なくとも2枚のボードをパーツとして組み合わせたものであることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載のメール便用梱包具。
  8. 2種類以上の収納溝を有するメール便用梱包具であって、
    第1の収納溝は、最下層のカバーボードに積層されるすべてのカバーボードに開口されたものであり、
    第2の収納溝は、最下層と最上層のカバーボードを除く中間層のカバーボードに開口されているものであることを特徴とする請求項2に記載のメール便用梱包具。
JP2004310972A 2004-10-26 2004-10-26 メール便用梱包具 Pending JP2006123922A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004310972A JP2006123922A (ja) 2004-10-26 2004-10-26 メール便用梱包具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004310972A JP2006123922A (ja) 2004-10-26 2004-10-26 メール便用梱包具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006123922A true JP2006123922A (ja) 2006-05-18

Family

ID=36719030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004310972A Pending JP2006123922A (ja) 2004-10-26 2004-10-26 メール便用梱包具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006123922A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010168083A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 National Agriculture & Food Research Organization 包装容器
GB2546287A (en) * 2016-01-13 2017-07-19 Trackersense Ltd Packaging for package tracker and method of packaging a product

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4918975A (ja) * 1972-06-13 1974-02-19
JPS54139602A (en) * 1978-03-18 1979-10-30 Rheinische Braunkohlenw Ag Method and apparatus for manufacturing antiiabrasive coke molding body from brown coalbriquet
JPS57142488A (en) * 1981-02-26 1982-09-03 Matsushita Electric Works Ltd Recovering apparatus for waste heat
JPH0326154U (ja) * 1989-07-25 1991-03-18
JPH0374386U (ja) * 1989-11-25 1991-07-25
JPH1111464A (ja) * 1997-06-20 1999-01-19 Sony Corp 収納装置
JPH11100066A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Icom Inc 段ボール製緩衝材
JPH11268768A (ja) * 1998-03-20 1999-10-05 Dainippon Printing Co Ltd 緩衝機能付き包装体
JPH11349002A (ja) * 1998-04-09 1999-12-21 Yoshinori Aizawa 8cmCD−ROM郵送用ケース
JP2000025837A (ja) * 1998-07-08 2000-01-25 Narita Kogyo Kk 包装部材及び包装装置
JP2002249189A (ja) * 2001-02-20 2002-09-03 Hirotoshi Kosugi ディスク用パッケージ
JP2002308338A (ja) * 2001-04-18 2002-10-23 Toa Corp 梱包具及び梱包体
JP2004129763A (ja) * 2002-10-09 2004-04-30 Oh Industrial Co Ltd かばん

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4918975A (ja) * 1972-06-13 1974-02-19
JPS54139602A (en) * 1978-03-18 1979-10-30 Rheinische Braunkohlenw Ag Method and apparatus for manufacturing antiiabrasive coke molding body from brown coalbriquet
JPS57142488A (en) * 1981-02-26 1982-09-03 Matsushita Electric Works Ltd Recovering apparatus for waste heat
JPH0326154U (ja) * 1989-07-25 1991-03-18
JPH0374386U (ja) * 1989-11-25 1991-07-25
JPH1111464A (ja) * 1997-06-20 1999-01-19 Sony Corp 収納装置
JPH11100066A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Icom Inc 段ボール製緩衝材
JPH11268768A (ja) * 1998-03-20 1999-10-05 Dainippon Printing Co Ltd 緩衝機能付き包装体
JPH11349002A (ja) * 1998-04-09 1999-12-21 Yoshinori Aizawa 8cmCD−ROM郵送用ケース
JP2000025837A (ja) * 1998-07-08 2000-01-25 Narita Kogyo Kk 包装部材及び包装装置
JP2002249189A (ja) * 2001-02-20 2002-09-03 Hirotoshi Kosugi ディスク用パッケージ
JP2002308338A (ja) * 2001-04-18 2002-10-23 Toa Corp 梱包具及び梱包体
JP2004129763A (ja) * 2002-10-09 2004-04-30 Oh Industrial Co Ltd かばん

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010168083A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 National Agriculture & Food Research Organization 包装容器
GB2546287A (en) * 2016-01-13 2017-07-19 Trackersense Ltd Packaging for package tracker and method of packaging a product

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7748528B2 (en) Convertible packaging
US20070278280A1 (en) Mailing Device With Additional Hidden Pocket and Method of Use
US20080290144A1 (en) Flat-sized flexible envelope with insert
JP2006123922A (ja) メール便用梱包具
JP2010095262A (ja) 配送物送付箱
JP2019108133A (ja) 包装材
JP2019131284A (ja) 包装材
JP7418654B2 (ja) 緩衝構造付き包装材、荷物及び緩衝構造付き包装材の製造方法
JP3235629U (ja) ゴルフクラブの梱包部材
JP4773749B2 (ja) 封筒一体型申込書
JP2006001646A (ja) 箱型容器
JP5672423B2 (ja) 配送ケース
JP2023021570A (ja) 固定用シート
JP3148703U (ja) 折畳み展開自在な付録を有する印刷物
JP2021187502A (ja) 配送体
JP3142797U (ja) 衝撃緩和運搬容器
GB2416752A (en) Package for mailing a DVD or the like
JP3166193U (ja) 封筒用書類フォルダー
US20110233081A1 (en) Software Media Packaging Apparatus
US20070017961A1 (en) Retail packaging adapted for stacking
JP3080972U (ja) 冊子状物品の包装具
JP4096072B2 (ja) 大判の資料を収納した郵送可能なパッケージ
JP2009227302A (ja) 写真等秘密書類配送ケース
JP2013199290A (ja) 運送用保護容器
JP2009090537A (ja) 収納型台紙

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070226

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110902