JP2007099329A - 梱包箱 - Google Patents

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Yoshihiko Tanaka
祐彦 田中
Yuji Aoki
勇治 青木
Mitsuhiro Osada
光弘 長田
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Abstract


【課題】 緩衝材が外箱と一体に形成され、低コストであり、梱包物品数の変更に容易に対応できる梱包箱を提供すること。
【解決手段】 4つの側板部1,2,3,4および接合板部5が一続きになり、側板部1の一端部と接合板部5の一端部とを重ね合わせ接合した四角形筒状の胴部10と、底部11とからなる箱体であり、側板部1と側板部2の間の稜6の一部を凹ました折り曲げ凹部1aと、側板部2と側板部3の間の稜の一部を凹ました折り曲げ凹部2aと、側板部3と側板部4の間の稜の一部を凹ました折り曲げ凹部と、側板部4と接合板部5の間の稜の一部を凹ました折り曲げ凹部4aと、側板部2上部を凹ました押さえ面部(傾斜面2c)と、側板部4上部を凹ました押さえ面部とを備える梱包箱である。
【選択図】 図1

Description

本発明は荷物の梱包箱に関し、特に電子部品用テーピングリールの梱包に適した梱包箱に関する。
まず、図14に、従来の、チップ型固体電解コンデンサを出荷するためのテーピングリールの梱包箱を斜視図で示す。1は第1の側板部、2は正面部となる第2の側板部、3は第3の側板部、4は背面部となる第4の側板部、7は正面部に設けられ内部を確認するためのスリット、また10は胴部を示し、11は底部、12は上蓋を示している。この梱包箱はダンボール紙を外形加工し、折り曲げ、接続して形成される。
一般に、電子部品をはじめとするテーピングリールに巻き取られた製品の既存の梱包は、(1)ダンボール紙等の厚紙による梱包箱を用いる場合、(2)ダンボール紙等の厚紙の外箱と発泡ウレタン材や、合成樹脂フィルム製のエアーマット等を用いて、物品に巻き付けたり、折り曲げたり、あるいはダンボール紙や、発泡ウレタン製の複数のパーツを組み立てて形成する組立方式の緩衝材を梱包装置の中に入れて行う場合がある。
たとえば、特許文献1には、ダンボール紙を折り曲げて形成された緩衝材を用いた電子部品用梱包収納具が開示されている。このように、梱包物に対応して種々の梱包装置が用いられている。
特開2005−219792号公報
従来の梱包装置では以下のような問題点がある。(1)緩衝材を用いない場合は、梱包部品数などによって梱包装置の複数種類が必要であり、包装原価が割高となる。また、(2)緩衝材を用いる場合には緩衝材の複数種類が必要であり、包装原価が割高となる。さらに、(3)緩衝材に発泡ウレタン材やスチロール樹脂等の合成樹脂を用いた場合には、環境に悪影響を及ぼす。
詳述すると、(1)緩衝材を用いない場合は、一度に梱包するテーピングリール数に合せた梱包装置の種類が必要であり、(2)緩衝材を用いる場合には緩衝材の種類が必要であり、ダンボール紙や、発泡ウレタン材を用いた複数のパーツを組み立てて形成する組立方式の緩衝材では、複数種類のパーツが必要であり、そのパーツの増加や、貼り合わせ部が必要であったりして、緩衝材の組立が煩雑であり、特に、(3)緩衝材に発泡ウレタン材やスチロール樹脂等の合成樹脂を用いた場合には、使用後の廃棄処理が面倒であり、焼却処理における有害ガスの発生の問題がある。
このような状況にあって、本発明の課題は、緩衝材が外箱と一体に形成され、低コストであり、梱包物品数の変更に容易に対応できる梱包箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の梱包箱は、シート材を折り曲げ接合してなり、四角形筒状の胴部と、底部とを有する梱包箱において、前記胴部の稜には、梱包物を固定するための、箱内側では凸部となり箱外面では直方体状の凹部となる折り曲げ凹部が設けられると共に、前記胴部の上面は中央部が開放され、前記胴部の正面部または背面部の端部を折り曲げて形成した傾斜面からなる前記梱包物を固定するための押さえ面部が設けられたことを特徴とする。
前記折り曲げ凹部の大きさは前記梱包物の個数に対応して定めることができる。
前記梱包物は電子部品用のテーピングリールとすることができる。
本発明の梱包箱においては、(1)箱の胴部の4つの稜に緩衝材となる、凹部を備えているので、複数のパーツを必要とせずに1枚のシート材から簡単に組み立てることができ、緩衝材も不要である。また、(2)その凹部の大きさを変更することによって、梱包部品数の変化に対応できる。さらに、(3)環境に優しいダンボール紙等の厚紙のみを用いて形成できるので、使用後の廃棄処理が容易であり、焼却処理における有害ガスの発生の問題もない。
次に図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態1でのテーピングリール1巻を収めた梱包箱を示す斜視図であり、この梱包箱は1枚のダンボール紙を外形加工し、折り曲げ、接合し、角の稜線部に梱包物を緩衝的に固定するための凹部を設けることによって作製する。図1において、1は第1の側板部、2は正面部となる第2の側板部、3は第3の側板部、4は背面部となる第4の側板部であり、上面の中央付近が開放され、胴部10と底部11を有する箱が形成されている。この箱にチップ型固体電解コンデンサのテーピングリール9が1巻収められ、これを緩衝材として固定するための折り曲げ凹部1a,2a,4aおよび折り曲げ凹部3a(図示せず)が胴部10の4つの稜6に、直方体状の空間部を形成するように設けられている。この折り曲げ凹部1a〜4aは内側では直方体状の凸部となり、テーピングリール9の側面を4箇所で押さえることにより、横方向への動きを抑制している。他方、正面の第2の側板部2の上方は、テーピングリールに対して押さえ面部となる傾斜面2cを形成するために5本の線上で折り曲げられている。また、図示を省略するが、背面にも同様の傾斜面が形成され、前後2つの傾斜面によって、テーピングリール9の上方向への動きが抑制されている。
図9に本実施の形態1に係る梱包箱の展開図を示し、その梱包箱の組立について説明する。同図において、2点鎖線で折り曲げ線16が示され、そのうち縦の折り曲げ線が胴部の稜となる。この稜に垂直に切り込み線15が各稜につき3本ずつ形成されており、上下側に位置する大きな折り曲げ凹部または小さな折り曲げ凹部が形成される。また、第1の側板部1と接合板部5は一部が重なり、そこで接着剤により接合される。また、箱の上方においては、傾斜面2cは折り曲げ線16に沿った折り曲げにより形成され、傾斜面4cも同様に形成される。さらに、底面部は横方向の折り曲げ線16の下側の部分の端部が互いに重ね合わされ形成される。
次に折り曲げ凹部の大きさを変えることによって、2〜5巻の範囲でテーピングリールを収める梱包箱について説明する。
図2は本発明の実施の形態1でのテーピングリール2巻を収めた梱包箱を示す斜視図である。同図では折り曲げ凹部2aが小さく形成され、それによって2巻重ねられたテーピングリール9の側面を押さえることができる。ところで、傾斜面2cの折り曲げについては、1巻のテーピングリールを収めた図1の場合と同様である。
このテーピングリール2巻を収めた本発明の実施の形態1の梱包箱を三角法による図6、図7、図8でさらに説明する。図6(a)はその正面図、図6(b)はその背面図、図7(a)はその右側面図、図7(b)は左側面図、図8(a)は平面図、図8(b)は底面図である。
図6(a)と図6(b)が示すように、正面部に形成された折り曲げ凹部2aと背面部に形成された折り曲げ凹部3aとがテープリールの一方の側面を押さえ、正面部に形成された折り曲げ凹部1aと背面部に形成された折り曲げ凹部4aとがテープリールの他方の側面を押さえることになる。
また、図7(a)のように、右側面の中心付近で、第1の側部板1と接合板部5が接合される。さらに、折り曲げ凹部1aと4aは異なる高さに形成されている。そして、図7(a)、図7(b)のように、傾斜面2cと4cはテーピングリールの斜め上部を押さえることになる。
また、図8(a)のように、胴部はダンボール紙を一巻きして作られ、第1の側部板と接合板部5が重ね合わされ接合されている。また、図8(b)と展開図の図9を比べると、底面部ではダンボール紙の一部が折り曲げられ重ね合わされていることが分かる。
さらにテーピングリールの個数を増やした場合を説明する。図3は本発明の実施の形態1でのテーピングリール3巻を収めた梱包箱を示す斜視図である。同図では折り曲げ凹部1a,2aがいずれも小さく形成され、それによって3巻重ねられたテーピングリール9の側面を押さえることができる。
図4は本発明の実施の形態1でのテーピングリール4巻を収めた梱包箱を示す斜視図である。同図では正面の左右の稜のうち、左側の稜にのみ折り曲げ凹部2aが小さく形成され、それによって4巻重ねられたテーピングリール9の側面を押さえることができる。
図5は本発明の実施の形態1でのテーピングリール5巻を収めた梱包箱を示す斜視図である。同図では胴部の4つの稜に折り曲げ凹部は形成されず、胴部の内面がテーピングリール9の動きを抑制する。また、胴部の上方に正面側の傾斜面2cと背面側の傾斜面(図示せず)が形成され、テーピングリール9の上下方向の動きを抑制する。
次に本発明の実施の形態2の梱包箱を説明する。図10は本実施の形態2でのテーピングリール2巻を収めた梱包箱を示す斜視図である。本実施の形態では正面に内部を確認するための丸窓8が設けられており、他部については実施の形態1と同様である。
その梱包箱を三角法で詳細に示すと、図11、図12、図13のようになる。図11は本実施の形態2に係る梱包箱を示し、図11(a)は正面図、図11(b)は背面図である。
図12(a)はその右側面図、図12(b)は左側面図、図13(a)は平面図、図13(b)は底面図である。
以上のように、本発明の実施の形態で説明した梱包箱は、複数のパーツを必要とせずに簡単に組み立てることができ、緩衝材も不要であるだけでなく、梱包部品数の変化に対応できる。また、使用後の廃棄処理が容易であり、焼却処理における有害ガスの発生の問題もない。
以上の実施の形態ではチップ型固体電解コンデンサ用の1〜5巻のテーピングリールを収める梱包箱について説明したが、本発明の梱包箱は、電子部品用テーピングリール以外にも、厚板状の梱包対象をその個数に依らず梱包できる梱包箱として使用することができる。
本発明の実施の形態1でのテーピングリール1巻を収めた梱包箱を示す斜視図。 本発明の実施の形態1でのテーピングリール2巻を収めた梱包箱を示す斜視図。 本発明の実施の形態1でのテーピングリール3巻を収めた梱包箱を示す斜視図。 本発明の実施の形態1でのテーピングリール4巻を収めた梱包箱を示す斜視図。 本発明の実施の形態1でのテーピングリール5巻を収めた梱包箱を示す斜視図。 本発明の実施の形態1に係る梱包箱を示し、図6(a)は正面図、図6(b)は背面図。 本発明の実施の形態1に係る梱包箱を示し、図7(a)は右側面図、図7(b)は左側面図。 本発明の実施の形態1に係る梱包箱を示し、図8(a)は平面図、図8(b)は底面図。 本発明の実施の形態1に係る梱包箱の展開図。 本発明の実施の形態2でのテーピングリール2巻を収めた梱包箱を示す斜視図。 本発明の実施の形態2に係る梱包箱を示し、図11(a)は正面図、図11(b)は背面図。 本発明の実施の形態2に係る梱包箱を示し、図12(a)は右側面図、図12(b)は左側面図。 本発明の実施の形態2に係る梱包箱を示し、図13(a)は平面図、図13(b)は底面図。 従来の梱包箱を示す斜視図。
符号の説明
1,2,3,4 側板部
1a,2a,3a,4a 折り曲げ凹部
2c,4c 傾斜面
5 接合板部
6 稜
7 スリット
8 丸窓
10 胴部
11 底部
12 上蓋
15 切り込み線
16 折り曲げ線

Claims (3)

  1. シート材を折り曲げ接合してなり、四角形筒状の胴部と、底部とを有する梱包箱において、前記胴部の稜には、梱包物を固定するための、箱内側では凸部となり箱外面では直方体状の凹部となる折り曲げ凹部が設けられると共に、前記胴部の上面では中央部が開放され、前記胴部の正面部または背面部の端部を折り曲げて形成した傾斜面からなる前記梱包物を固定するための押さえ面部が設けられたことを特徴とする梱包箱。
  2. 前記折り曲げ凹部の大きさが前記梱包物の個数に対応して定められることを特徴とする請求項1記載の梱包箱。
  3. 前記梱包物は電子部品用のテーピングリールであることを特徴とする請求項1または2記載の梱包箱。
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