JP4156094B2 - 収納ケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納ケースに関するもので、さらに、詳細には、両側面が蛇腹状である偏平状の収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、板状の内容物、例えばコンパクトディスク(CD)などを収納する偏平状の収納ケースとしては、通常の板紙からなる偏平状の収納ケースあるいはプラスチック製のケースが多く使用されている。そして、板紙からなる収納ケースの場合、両側面を蛇腹状としている形態のものも発明されている。この蛇腹状の形態の収納ケースでは、内容物の充填包装は、機械化が難しく手作業で行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の両側面を蛇腹状としている形態の偏平状の収納ケースの場合、潰れやすく、また、内容物が中で移動しやすく、破損、傷つきの危険性があることが問題であった。また、大量の内容物を高速で包装する場合にも、蛇腹状であるため収納ケースの開口部の形が潰れたり、歪んだりして、機械上で内容物を挿入することが難しく手作業で行なわざるを得なく、充填包装ラインでの包装機適性の点にも問題があった。
【0004】
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、一枚の板紙のブランクから構成された収納ケースであって、組み立てが一般的なサック貼りの工程で量産が可能で、内容物の充填も自動化包装に対応ができ、偏平状でありながら潰れにくく、内容物を中で保持する機能を持ち、軽量であり、そして使用後の廃棄処理が簡便である収納ケースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決すべく検討した結果、本発明は、一枚のブランクを組み立ててなり、少なくともほぼ矩形状のベース面と、該ベース面の横方向の一方に隣接する側面と、該側面に隣接するカバー面と、前記ベース面の横方向の他方に隣接する側面とを有し、前記側面が蛇腹状に折り込まれた収納ケースであって、前記カバー面又はベース面の下縁の一部に、前記カバー面17の内側に0.5mm以上内側に入った位置に設けた折れ線を介して折り曲げ可能な舌片を設け、該舌片を蛇腹状に折り込まれた前記側面の間に折り曲げたことを特徴とする収納ケースである。本発明によれば、一枚の板紙のブランクから構成された収納ケースであって、組み立てが一般的なサック貼りの工程で量産が可能で、内容物の充填も自動化包装に対応ができ、偏平状でありながら潰れにくく、内容物を中で保持する機能を持ち、軽量であり、そして使用後の廃棄処理が簡便である収納ケースを得ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しながら、本発明について、詳しく説明する。
【0007】
図1は参考例である収納ケースの概略組み立て図である。この収納ケース1では、収納ケース中央部のベース面11、上下での上蓋面13、下蓋面15、およびカバー面17で組み立てられ、対向する両側面16、18を蛇腹状としている。そして、カバー面17の下縁に設けた舌片20を収納ケース1の内側に折り込み、収納ケース1の組み立てた形状を保持している。本実施例においては、蛇腹を2段としているが、蛇腹の段数は1段あるいは3段以上の複数にすることもできる。
【0008】
本参考例の収納ケース1は、図2に示すような形状の1枚のブランク10を組み立てることにより形成される。ここで、ブランク10に使用される材料は、主に板紙であり、組み立てた状態で内容物を保護できるような適度な剛性を備えている必要があり、厚みが0.2〜1.0mmの範囲であることが好ましい。また、好適な板紙の種類としては、コートボール、マニラボール(アイボリー、カード紙など)などがあげられる。
【0009】
ブランク10では、図2に示すように、中央の部分を、矩形状のベース面11とし、そのベース面部11の上縁には、折れ線aを介して上面12を連接し、上面12には、折れ線bを介して上蓋面13を連接している。ベース面11の下縁には、折れ線cを介して下面14を連接し、下面14には、折れ線dを介して下蓋面15を連接している。また、ベース面11の左右の一方の縁には、折れ線eを介して側面16を連接し、側面16には折れ線e1、e2、e3を設け、そして、折れ線fを介してカバー面17を連接している。ベース面11のもう一方の縁には、折れ線gを介して側面18を連接し、側面18の中央には折れ線g1、g2、g3を設け、そして、折れ線hを介して糊代片19を連接している。
【0010】
また、カバー面17の下縁の一部には、折れ線iを介して、舌片20を連接している。この折れ線iは、舌片20が折り曲げやすいように、リード罫あるいは半切れとすることが好ましい。
【0011】
また、この舌片20の形状は、折り込まれた状態で、蛇腹状の両側面16、18の内側への動きを止めるように設定される。基本的には、偏平な四辺形であり、短辺の長さは、下面14の短辺の長さとほぼ同じで、収納ケース1の厚さとほぼ同等となる。舌片20の長辺の長さは、ブランク10で収納ケース1を組み立てる際に、蛇腹状にした時の折り込まれた両側面16、18の折り込まれた内側の先端同志の間の距離とする。このことにより、蛇腹状の両側面が内側に動くことを止めることができる。
【0012】
また、この舌片20の折れ線iを、図3に示すように、カバー面17の内側に0.5mm以上内側に入った位置に設ける。このことによって、舌片20を内側に直角に折り曲げた時、蛇腹状に折り込まれた両側面16、18の内側への動きを止めやすくすることができる。
【0013】
図4において、この収納ケース1の組み立て方法の一例について説明する。
【0014】
まず、材料の板紙を図2に示す形状に打ち抜き、同時に各折れ線となる罫線の加工をしたブランク10を製造する。
【0015】
つぎに、図4−aに示すように、そのブランク10の糊代片19を折れ線hで内側に折り返し、図4−bに示すように折り畳む。そして、側面16を折れ線eで内側に折り返し、図4−cに示すように、カバー面17を糊代片19とを接着する。この折り畳まれた状態で保管、輸送などが行われる。この糊代片19の折り返し作業、そして、カバー面17の折り返し作業などは、従来行われているサック貼り加工工程で行うことができる。
【0016】
なお、折り畳む方法としては、側面18を折れ線gで内側に折り返し、そして、カバー面17を折れ線fで内側に折り返し、カバー面17と糊代片19とを接着する方法もある。
【0017】
つづいて、内容物を収納する時には、折り畳まれた状態の収納ケース1を起こす。この時には、図4−dに示すように、側面16の折れ線e1、e2、e3、側面18の折れ線g1、g2、g3をジグザグに折り込み、蛇腹状とする。そして、カバー面17の下縁の一部に連接された舌片20を内側に直角以上に折り曲げ、図4−eに示すように、蛇腹状にした時の折り込まれた両側面16、18の内側に挟まれた状態とする。この舌片20を折り曲げることによって、図5の底面図に示すように、カバー面17とベース面11との間の上下は補強されると同時に、蛇腹状に折り込まれた両側面の横への動きが止められるため、安定しない蛇腹状の形状を、両側にずれない状態に保持することができる。この蛇腹状に起こした状態で収納ケースを保持できるということは、内容物を挿入しやすく、自動機械で行う充填包装ラインで内容物を充填包装する場合に非常に重要な点であり、この形を保持できないと、機械的に内容物を充填包装することは不可能で、手作業で行わざるを得ない。
【0018】
さらに、中に内容物を収納した後、図4−fに示すように、上下の蓋を折り返すが、下面14を折れ線cで内側に直角に折り曲げ、そして、下蓋面15をカバー面17の上に折れ線dで内側に直角に折り曲げる。一方、上面12を折れ線aで内側に直角に折り曲げ、そして、カバー面17の上に折れ線bで内側に直角に折り曲げ、下蓋面15と重ね合わせる。この重ね合わせた部分では、接着剤で接着することもできる。また、一方の蓋面に差し込み口を設け、他方にこの差し込み口に差し込む差し込み片を設けて、両面を係止することもできる。
【0019】
CDなどの板状の内容物を収納する場合には、起こした収納ケース1の蛇腹の対向する側面の谷部に、図6の断面図に示すように、板状の内容物が挿入し、山部の間で挟持することができる。
【0020】
つぎに、図7は本発明の収納ケースの別の実施例である収納ケース1Aを示す斜視図であり、蛇腹の段数が1段の場合の実施例である。図8はその収納ケース1Aを構成する板紙からなるブランク10Aを示す展開図である。図1〜2に示す収納ケース1と同一または同様な部分には同一符号を付けて示している。この収納ケース1Aでは、蛇腹の段数が1段であり、舌片20の形状を、蛇腹状の両側面16、18の内側への動きを止めると同時に、蛇腹の上への動きも止めることができる形状としている。
【0021】
本実施例の収納ケース1Aは、図8に示すような形状の1枚のブランク10Aを組み立てることにより形成される。その形状は若干異なっており、主に舌片20の形状が異なっている。この収納ケース1Aでは、蛇腹の段数が1段であり、舌片20の形状を収納ケース1の場合の舌片20の形状を、図9−aに示すような四辺形に加えて、図9−bに示すように、折り込まれた蛇腹を上方に動かないよう保持するための突起部分20a(斜線部分)を設けた形状とする。このことによって、蛇腹の横の動きを止めると同時に、蛇腹の上への動きも止めることができ有効である。この突起部分20aの形状は、図9−bに示すような台形、図9−cに示すような三角形などとすることができる。また、図9−dに示すように、舌片20の形状が台形にすることによって、蛇腹の横の動きを止めると同時に、蛇腹の上への動きも止めることができる。いずれにしろ、蛇腹状に折り込まれた側面16、18の上下の動きを止めることができるように舌片20の側辺に設ける。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、一枚の板紙のブランクから構成された両側面が蛇腹状の収納ケースであって、効果としては、下記の内容があげられる。
(1)充填前までの組み立てが一般的なサック貼りの工程で量産が可能であること。
(2)内容物の充填も自動化包装に対応ができること。
【0023】
舌片を設けることにより、形状に不安定な蛇腹状の収納ケースの形が保持され、機械上でのCDなどの内容物の挿入を容易にしている。このことによって、自動充填包装機に対応できる形状の収納ケースとなっている。この内容物の充填が自動化包装に対応できることは、非常に重要で、大量な内容物を充填包装する場合に、手作業による方法では、時間的に対応できない上、コストも高くなる。従って、機械化できることは、大量の内容物を短時間で充填包装できる上に、コストダウンになる。
(3)充填後の収納ケースが偏平状でありながら潰れにくく、内容物を中で保持する機能を持ち、軽量であり、そして使用後の廃棄処理が簡便であること。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例である収納ケースの概略組み立て図である。
【図2】参考例である収納ケースのブランクを示す展開図である。
【図3】本発明の収納ケースの一実施例のブランクを示す部分展開図である。
【図4】本発明の収納ケースの一実施例を組み立てる
法を説明する図である。
【図5】本発明の収納ケースの一実施例の底面図である。
【図6】本発明の収納ケースの一実施例の断面図である。
【図7】本発明の収納ケースの別の実施例の斜視図である。
【図8】本発明の収納ケースの別の実施例のブランクを示す展開図である。
【図9】本発明の収納ケースの別の実施例の底面図である。
【符号の説明】
1 収納ケース
1A 収納ケース
2 内容物
10 ブランク
10A ブランク
11 ベース面
12 上面
13 上蓋面
14 下面
15 下蓋面
16 側面
17 カバー面
18 側面
19 糊代片
20 舌片
20a 突起部分(舌片)
a〜i 折れ線
e 折れ線(蛇腹用)
e1 折れ線(蛇腹用)
e2 折れ線(蛇腹用)
e3 折れ線(蛇腹用)
g 折れ線(蛇腹用)
g1 折れ線(蛇腹用)
g2 折れ線(蛇腹用)
g3 折れ線(蛇腹用)

Claims (1)

  1. 一枚のブランクを組み立ててなり、少なくともほぼ矩形状のベース面と、該ベース面の横方向の一方に隣接する側面と、該側面に隣接するカバー面と、前記ベース面の横方向の他方に隣接する側面とを有し、前記側面が蛇腹状に折り込まれた収納ケースであって、前記カバー面又はベース面の下縁の一部に、前記カバー面17の内側に0.5mm以上内側に入った位置に設けた折れ線を介して折り曲げ可能な舌片を設け、該舌片を蛇腹状に折り込まれた前記側面の間に折り曲げたことを特徴とする収納ケース。
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