JP2766148B2 - チルトハンドルのロック構造 - Google Patents

チルトハンドルのロック構造

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JP2766148B2
JP2766148B2 JP31696992A JP31696992A JP2766148B2 JP 2766148 B2 JP2766148 B2 JP 2766148B2 JP 31696992 A JP31696992 A JP 31696992A JP 31696992 A JP31696992 A JP 31696992A JP 2766148 B2 JP2766148 B2 JP 2766148B2
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毅 佐藤
川原  好博
修身 藤原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用芝刈機やトラクタ
等の作業車におけるチルトハンドルのロック構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、乗用芝刈機のチルトハンドルのロ
ック構造は、特開平4−166623号公報に示される
ように、前後方向に揺動自在なハンドル側のステアリン
グポスト(ハンドル側に位置するハンドル軸部分の支持
部材)に、前後方向の軸芯周りで揺動自在なロックレバ
ーを装着し、このロックレバーを下降側に揺動付勢する
スプリングを設けて、機体側に固定のストッパーに係合
可能に構成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記チルトハンドルを
組付けるに当たっては、ステアリングポスト下端部のチ
ルト台としての逆U字状のブラケットを、機体側に固定
のストッパーに揺動自在に枢支して、それから、ステア
リングポストに付設のロックレバー用ブラケットにロッ
クレバーを組付けることとなるが、前記ロックレバーを
ロックレバー用ブラケットに枢支連結するに当たって
は、ロックレバーの端部にスプリングを外嵌して、それ
から、ロックレバーをストッパーに当て付けた状態で、
前記スプリングの付勢力に抗してロックレバーを押し付
けて、ロック具のピン孔とブラケットのピン孔の位置合
わせを行ない乍ら枢支ピンを差し込まなければならず、
このスプリングの付勢力に抗しての孔合わせが難しいた
め、ロックレバーの装着が煩わしものとなっており、改
善の余地があった。本発明は、簡単な構造改良により、
ロックレバーの装着が容易に行なえるようにすることを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、ストッパーの前後方向の一端部
にロックレバーをストッパーに接当させずにロック側に
大きく揺動させることができる切欠部を設けた点にあ
る。
【0005】
【作用】ロックレバーをステアリングポストに付設のロ
ック用ブラケットに装着するに当たっては、ロックレバ
ーの端部にスプリングを外嵌して、それから、ロックレ
バーのロック具を切欠部に位置させてステアリングポス
トにスプリングを接当させた状態でロック具のピン孔と
ブラケットのピン孔の位置合わせを行なうこととなる。
斯かる場合に、ロックレバーのロック具がストッパーに
接当することがないので、スプリングの付勢力に抗して
ロック具のピン孔とブラケットのピン孔の位置合わせを
行なう必要がない。
【0006】
【発明の効果】上記構成の結果、チルト方向の前後両端
にチルト揺動範囲を規制する規制用接当部を備えたスト
ッパーの前記一方の規制用接当部を取り除く簡単な構造
改良でロックレバーの組付けが容易となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図3に、フロントマウント型乗用芝刈機を示し、
この乗用芝刈機は、左右一対の駆動前輪1a、及び、左
右一対の操向用後輪1bを備えた車体フレームFの前部
にステアリングハンドルHと運転座席Sとを配設し、後
部にエンジンEを配備し、そして、車体フレームFの前
部に昇降リンク機構Rを介してモーアMを昇降自在に装
着してある。
【0008】図1及び図2に示すように、前記ステアリ
ングハンドルHは、機体前後方向に位置変更固定可能な
チルト式に構成してあり、そのハンドル構造に付いて説
明すると、2は機体に固定の受台、3はステアリングの
ギアボックス、4は下回動軸、5は中回動軸、6はステ
アリングハンドルHが固定された上回動軸、7は上回動
軸6を回動自在に支持するステアリングポスト、8はス
テアリングポスト7の下端部に連結のチルト台、9はチ
ルト台8を横軸心Y回りで前後揺動可能に枢着する支持
体、10はステアリングポスト7に支持されるチルトロ
ックレバー、11は支持体9の一側壁の上部に設けられ
たストッパー、12は前記チルトロックレバー10を下
方に揺動付勢するスプリング、13はチルト台8に支持
されるハンドアクセルレバーであり、前記支持体9は、
前記受台2にボルト連結されている。
【0009】図1に示すように、前記ストッパー11
は、ロックレバー10のロック具10aに対する凹凸形
状の係合部11aとチルト揺動範囲を規制する規制用接
当部11b,11cを備えており、前端側の規制用接当
部11bはチルト方向の前端に上方に突出する突片を設
けてロックレバー10のロック具10aと接当可能に構
成されており、後端側の規制用接当部11cは、チルト
台8の後縁に接当可能なボルトによって構成されてい
る。そして、前記ストッパー11の凹凸形状の係合部1
1aの後部に、前記ロックレバー10をストッパーに接
当させずにロック側に大きく揺動させることができる切
欠部11dを設けてある。
【0010】上記構造によれば、ロックレバー10をス
テアリングポスト7のロックレバー用ブラケット7aに
装着する場合には、ロックレバー10の端部にスプリン
グ12を外嵌して、そのロックレバー10のロック具1
0aを前記切欠部11dに位置させて、スプリング12
の端部をステアリングポスト7に接当させた状態で、ロ
ック具10aのピン孔とロックレバー用ブラケット7a
のピン孔の位置合わせを行って枢支ピンPを挿入するこ
ととなる。そして、ロックレバー10をロックレバー用
ブラケット7aに装着した後、ロックレバー10をスプ
リング12の付勢力に抗して上方に揺動操作して、ハン
ドルHを前方側に操作してロック具10aを凹凸形状の
係合部11aに係合させることとなる。そして、然る後
に、前記後端側の規制用接当部11cとしてのボルトを
支持体9に螺合することとなる。
【0011】図3に示すように、エンジンEを覆うボン
ネットBは、後部を支点Xに揺動開閉自在に構成されて
おり、図4に示すように、前記ボンネットBは、ボンネ
ットBを閉じると自動的に板バネのフック14が、ラジ
エータRaとボンネットBとの隙間を区画する防熱板1
5に形成の孔15aに嵌まるようになっており、レバー
16を押さえるとフック14が外れるようになってい
る。又、前記レバー16はボンネットB側のブラケット
bに対して、そのブラケットbの凹部に下から嵌め込ま
れて前記板バネのフック14によって支持されている。
【0012】〔別実施例〕上記実施例においては、スト
ッパー11の切欠部11dを係合用凹凸部11aの後部
に形成したものを例示したが、前記切欠部11dを係合
用凹凸部11aの前端側に形成しても良い。斯かる場合
には、前端側の規制用接当部11bをチルト台8に接当
のボルト式に、後端側の規制用接当部11cをロック具
10aに接当の上方突出型の規制用接当部に構成するこ
ととなる。
【0013】又、前記ボンネットBのロック機構を構成
するに当たって、図6に示すように、ボンネットBを閉
じると板バネのフック14が、防熱板15の上部を折曲
した折曲片15bに自動的に引っ掛かるように構成し、
板バネ遊端の引上部14aを上方に引き上げると板バネ
のフック14が突起15bから外れるように構成しても
良い。
【0014】更に、図7に示すように、エンジンルーム
の気密をはかるために、前記ロック機構の板バネフック
14を防熱板15より外方に設けて、ラジエータRa前
面の防塵ネット17の上面に設けたネット引上用取手1
7aに引っ掛かるように構成し、引上部14aを上方に
引き上げると板バネのフック14が取手17aから外れ
るように構成しても良い。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハンドル部の一部切欠き側面図
【図2】同、正面図
【図3】乗用芝刈機全体の側面図
【図4】ボンネットのロック構造を示す縦断側面図
【図5】同、正面図
【図6】ボンネットのロック構造の第1別実施例を示す
縦断側面図
【図7】ボンネットのロック構造の第2別実施例を示す
縦断側面図
【符号の説明】
7 ステアリングポスト 10 ロックレバー 11 ストッパー 11a 係合部 11d 切欠部 12 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 修身 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 戸越 義和 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平4−166623(JP,A) 実開 昭52−19831(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 1/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に揺動自在なハンドル側のス
    テアリングポスト(7)に前後軸芯周りで揺動自在なロ
    ックレバー(10)を装着し、このロックレバー(1
    0)をロック側に揺動付勢するスプリング(12)を設
    けて、前記ロックレバー(10)を機体側に固定のスト
    ッパー(11)に形成した複数の係合部(11a)に選
    択係合可能に構成してあるチルトハンドルのロック構造
    であって、前記ストッパー(11)の前後方向の一端部
    にロックレバー(10)を前記ストッパー(11)の係
    合部(11a)に係合させずにロック側に大きく揺動さ
    せることができる切欠部(11d)を設けてあるチルト
    ハンドルのロック構造。
JP31696992A 1992-11-26 1992-11-26 チルトハンドルのロック構造 Expired - Lifetime JP2766148B2 (ja)

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JPH06156287A JPH06156287A (ja) 1994-06-03
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