JPH10338051A - 作業車両のアクセル装置 - Google Patents
作業車両のアクセル装置Info
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- JPH10338051A JPH10338051A JP15224997A JP15224997A JPH10338051A JP H10338051 A JPH10338051 A JP H10338051A JP 15224997 A JP15224997 A JP 15224997A JP 15224997 A JP15224997 A JP 15224997A JP H10338051 A JPH10338051 A JP H10338051A
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Abstract
とができる作業車両のアクセル装置を提供する。 【解決手段】 支持フレーム3に回動自在に支持された
回動軸7と、この回動軸7に固定されていて踏み込むこ
とで前記回動軸7の軸心まわりに揺動するアクセルペダ
ル8と、該アクセルペダル8の揺動に連動してエンジン
のアクセルスロットルを操作する連係手段9とを備え、
エンジンの所定回転数に対応するアクセルペダル8の踏
み込み位置で該アクセルペダル8の揺動をロックするロ
ック手段16を備える。
Description
トラクタ等の作業車両に装備されるアクセル装置に関す
る。
両のアクセル装置は、運転部のフロア等に設けた支持フ
レームに回動軸を回転自在に支持し、アクセルペダルを
回動軸に軸心回り揺動自在に固定し、また回動軸にアク
セルリンクを固定してエンジンのアクセルスロットルと
ケーブルで繋ぎ、アクセルペダルを踏み込むんで揺動す
ることでアクセルリンク、ケーブルを介してアクセルス
ロットルを操作し、エンジン回転数の制御を行うように
している。
は、スイーパやモアなどのアタッチメント作業機を連結
して各種作業を行うことがあるが、このようなアタッチ
メント作業機は高速で作動する必要があり、そのため、
エンジンを高回転に維持した状態で作業が行われる。エ
ンジンを高回転で維持するためにはアクセルペダルを深
く踏み続ければよいが、長時間アクセルペダルを踏み続
けたのでは作業者の負担が大きくなってしまうため、ア
クセルペダルを踏み続けなくてもエンジンを高回転で固
定する技術が従来から用いられている。
け、この手動レバーをケーブル等でエンジンのアクセル
スロットルに繋ぎ、手動レバーの操作で直接的にアクセ
ルスロットルを開いて所定のエンジン回転数で固定する
ようにしたものであった。
は、アクセルリンクに戻しバネを設けてアクセルスロッ
トルを閉じる方向へ揺動するように付勢しているが、手
動レバーを操作してアクセルスロットルを直接的に開く
場合、上記戻しバネに抗して手動レバーを操作しなけれ
ばならず非常に力を要するものであった。また、ケーブ
ルの錆び付き等で手動レバーが動きにくくなることもあ
り、円滑に操作するのが困難であった。
を高回転で維持することができる作業車両のアクセル装
置を提供することを目的とする。
成するために以下の技術的手段を講じている。すなわ
ち、本発明における作業車両のアクセル装置は、支持フ
レーム3に回動自在に支持された回動軸7と、この回動
軸7に固定されていて踏み込むことで前記回動軸7の軸
心まわりに揺動するアクセルペダル8と、該アクセルペ
ダル8の揺動に連動してエンジンのアクセルスロットル
を操作する連係手段9とを備え、エンジンの所定回転数
に対応するアクセルペダル8の踏み込み位置で該アクセ
ルペダル8の揺動をロックするロック手段16を備えた
ことを特徴としている。
んでエンジン回転数を所定に上昇させ、この状態でロッ
ク手段16を作用してアクセルペダル8の揺動を固定す
る。すなわち、通常のアクセルペダル8の踏み込みによ
ってエンジン回転数を上げたのち、アクセルペダルを直
接的に所定位置でロックするものであるため、力をかけ
ることなく簡単にエンジン回転数を維持することが可能
である。
ルペダル8の踏み込みに伴って回動軸7の軸心回りに揺
動する揺動具12を固定し、前記ロック手段16は、前
記揺動具12に係合することでアクセルペダル8の揺動
をロックするロック部材18を有し、該ロック部材18
は、揺動具12に対する係合位置と非係合位置との間で
出退自在に支持フレーム3に設けられることを特徴と
し、これによって、簡素な構造でアクセルペダル8の揺
動が規制できる。
ルペダル8とともに揺動する部材を新たに回動軸7に設
けるようにしてもよいが、アクセルペダル8のアーム部
分8Aや、アクセルスロットルとケーブル11で繋がれ
ている回動軸7に固定のアクセルリンク10を用いても
よく、このようにするとロック用に新たな部材を設ける
必要がなくなり、コストアップを防止することができ
る。
は、前記ロック部材18と、該ロック部材18を出退動
作する操作レバー19とを有し、この操作レバー19及
びロック部材18を一つのユニットとして支持フレーム
3に着脱自在に装着したことを特徴とし、これによっ
て、ロック手段16をユニットとして簡単に装着でき、
車両のオプションとして後付け可能である。
ック解除をブレーキペダル14の踏み込み操作に連動し
て行うロック解除手段33を設けたことを特徴とし、こ
れによって、ブレーキをかけると同時にアクセルペダル
8をロック解除してエンジン回転数を即座に落とすこと
ができ、咄嗟にアタッチメント作業機を停止させたい場
合などに有用である。
に基いて説明する。図4に、ホイールローダやトラクタ
等の作業車両における運転部1を示している。この運転
部1のフロア2には、箱型の支持フレーム3が立設さ
れ、この支持フレーム3にブレーキ装置4、アクセル装
置5等が支持されるとともにこの支持フレーム3の上部
に図示しないハンドル、変速レバー等が設けられ、支持
フレーム3の後方に運転席が設けられる。
5は、支持フレーム3に回動自在に支持された左右方向
の回動軸7と、該回動軸7の右端部に固定されていて回
動軸7の軸心回りに上下揺動自在なアクセルペダル8と
を有し、回動軸7の長手方向中途部には、アクセルペダ
ル8の揺動に伴って回動軸7の軸心回りに揺動するアク
セルリンク10(揺動具12)が固定され、このアクセ
ルリンク10の先端とエンジンのアクセルスロットルと
の間にはケーブル11が繋がれている。
によって、アクセルペダル8の踏み込みに連動してアク
セルスロットルを開閉する連係手段9を構成している。
また、アクセル装置5には、前記アクセルリンク10に
係合することで、アクセルペダル8を所定の踏み込み位
置で固定するロック手段16が備えられている。
回動軸7と略平行な回動軸13を支持フレーム3に回動
自在に支持し、この回動軸13の左右両端に左右ブレー
キペダル14,14を設けている。前記アクセルリンク
10は支持フレーム3内に配置されており、その先端部
に上方へ揺動するように付勢する戻しバネ15が設けら
れ、該戻しバネ15によってアクセルリンク10を介し
てアクセルペダル8を上方付勢し、アクセルスロットル
を閉じる方向へ揺動するようにしている。
壁3Lに対してボルト17によって着脱自在に装着され
ており、前記アクセルリンク10(揺動具12)に係合
可能なロックピン(ロック部材)18と、このロックピ
ン18をアクセルリンク10に対する係合位置と非係合
位置との間で出退操作する操作レバー19と、ロックピ
ン18及び操作レバー19を支持するホルダ20とを有
する。
ホルダ20は、1つのユニットとして組立られた状態と
されている。そして、前記ホルダ20には前後一対のボ
ルト孔21が形成され、支持フレーム3の左側壁3Lに
は上下方向に長い長孔状の取付け孔22が前後一対設け
られ、この取付け孔22とホルダ20のボルト孔21を
合致してボルト17止めすることで、ユニットとしての
ロック手段16が支持フレーム3に対して容易に着脱で
きるようになっている。
持筒23を形成しており、この保持筒23にロックピン
18が摺動自在に内嵌している。そして、前記保持筒2
3及びロックピン18の一端(右端)は、支持フレーム
3の前後取付け孔22間に形成した挿通孔24に挿通さ
れて支持フレーム3内に配置されるようになっている。
8の外周には左右2つの凹溝18a,18bが形成さ
れ、この凹溝18a,18bにデテント機構25を構成
するボール26が嵌合している。このデテント機構25
は、保持筒23から上方に突設した筒体28内に装備さ
れ、前記ボール26及び該ボール26を凹溝18a,1
8bに押し付ける圧縮バネ27とを有する。
30を介して操作レバー19を左右揺動自在に支持する
支持片20aが左方に突設され、この支持片20aより
も前下側に前記ロックピン18が配置され、該ロックピ
ン18の左外端部は保持筒23から突出していて取付け
ピン31を介して操作レバー19に枢結している。した
がって、図1に示すように、操作レバー19は上後斜め
に傾斜して配置され、このように配置することで後方の
運転席から操作レバー19を操作し易くなるとともに、
ブレーキペダル14Lとの上下間を確保して操作レバー
19がブレーキペダル14の踏み込みの邪魔にならない
ようにしている。
に左右に揺動すると、ロックピン18が保持筒23に沿
って左右に摺動するようになっている。すなわち、操作
レバー19の上部側を左に揺動するとロックピン18が
右方に摺動し、その右端部がアクセルリンク10に上下
方向でオーバーラップして係合可能であり、また、操作
レバー19の上部側を右に揺動するとロックピン18が
左方に摺動し、その右端部がアクセルリンク10より左
方に外れるようになっている。
クピン18をアクセルリンク10に対する係合位置と非
係合位置とに切換可能である。また、ロックピン18を
係合位置に配したときに左側の凹溝18aにボール26
が嵌合され、非係合位置に配したときには右側の凹溝1
8bにボール26が嵌合されて、それぞれの位置にロッ
クピン18を規制するようにしている。
う場合を説明すると、まず、エンジン回転数が所定以上
となるようにアクセルペダル8を踏み込んでアクセルリ
ンク10を下方揺動する。このときのアクセルリンク1
0は、ロックピン18よりも下方に配置されるようにな
っており、この状態で操作レバー19の上部側を左に揺
動するとロックピン18の右端部がアクセルリンク10
の上方にオーバーラップする。
すと、戻しバネ15によってアクセルリンク10が上方
に揺動してロックピン18に当接し、そのアクセルリン
ク10及びアクセルペダル8の揺動が規制されて設定し
たエンジン回転数に維持されるようになっている。そし
て、アクセルペダル8をロックした状態から操作レバー
19の上部側を右に揺動すると、ロックピン18が左方
に後退してアクセルリンク10から外れ、ロックが解除
されるとともにアクセルリンク10及びアクセルペダル
8が上方揺動してエンジンのアクセルスロットルを閉じ
るようになっている。
対して上下方向の長孔(取付け孔)22を介して取付け
られているため、ロックピン18の位置を上下に調整可
能であり、この上下調整によって、アクセルリンク10
の揺動規制位置を変更して固定するエンジン回転数を変
えることができるようにしている。前記操作レバー19
は左側のブレーキペダル14の左方に配置されており、
その下端部が左ブレーキペダル14のアーム部14Aに
まで延設されている。そして、この操作レバー19の下
端部に、ブレーキペダル14の踏み込みによって前記ロ
ック手段16のロック解除を行うロック解除手段33が
設けられている。
ル14を踏み込んだときに、アーム部14Aに係合して
操作レバー19をロック作用位置から非作用位置に揺動
させる解除片34を有し、この解除片34は、操作レバ
ー19の上部側を左に揺動(下部側を右に揺動)してア
クセルロック状態としたとき、左ブレーキペダル14の
アーム部14Aの下側に入り込むように右下方に傾斜す
る傾斜面35を有している。
て、ブレーキペダル14を踏み込み操作すると、アーム
部14Aが下方に揺動して解除片34の傾斜面35に当
接し、該傾斜面35に沿って操作レバー19の下端部を
左側に揺動し、これによってロックピン18が左方向へ
摺動してアクセルリンク10から外れ、ロック解除され
る。そして、アクセルリンク10は戻しバネ15で上方
に揺動し、エンジンのアクセルスロットルが閉じられ
る。
とで、ブレーキをかけることで即座にアクセルロックを
解除してエンジン回転数を落とすことが可能となる。上
記解除片34には、上側に2つ、下側に1つの取付孔3
5a,35b,36が形成され、操作レバーの下端には
上下2つの孔37,38が形成されている。そして、操
作レバー19の下側の孔38を解除片34の下側の孔3
6に合致してピン40で連結し、操作レバー19の上側
の孔37を解除片34の上右側の孔35aに合致してピ
ン39によって連結することで操作レバー19に解除片
34が取付けられている。
9を取り外し、操作レバー19の上側の孔38と解除片
34の上左側の孔35bとを合致させて再びピン39で
連結することで、操作レバー19に対して解除片34が
傾き、その傾斜面35がブレーキペダル14のアーム部
14Aから後退した状態になる。したがって、このよう
な解除片34の付け変えにより、ブレーキペダル14の
踏み込みでロック解除しないよう容易に変更できる。
形態を示しており、このロック解除手段33は、ブレー
キ装置4の回動軸13に固定のブレーキリンク41に対
して設けられた解除片42を有している。この解除片4
2はロックピン18の上方に配置されており、解除片4
2の下面が左上方に傾斜した傾斜面43に形成されてい
る。そして、ロックピン18を右方に突出してアクセル
リンク10に係合したとき、解除片42とロックピン1
8とが上下方向にオーバーラップするようになってい
る。
んでブレーキリンク41を下方揺動すると、解除片42
が下降してロックピン18に当接し、傾斜面43に沿っ
てロックピン18を左側に押し出してアクセルリンク1
8から外れるようにしている。本発明は、上記実施形態
に限ることなく適宜設計変更可能であり、例えば、第1
実施形態における解除片34を操作レバー19に一体形
成して固定のものとすることができる。
ク10を揺動具12としてロックピン18に係合させて
いるが、別途ロック用の揺動具12を回動軸に固定して
ロックピンに係合させるようにしてもよく、また、アク
セルペダル8のアーム部8Aを揺動具12として利用し
てロックピン18に係合させることができる。また、ロ
ック手段16を支持フレーム3の右側に設けるようにし
てもよく、この場合は上記実施形態で示したロック手段
16を左右勝手反対に構成すればよい。
ック手段によりアクセルペダルを所定の踏み込み位置に
固定するようにしているので、簡単な操作で所定のエン
ジン回転数を維持できるようになる。
面図である。
を示す背面断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 支持フレーム(3)に回動自在に支持さ
れた回動軸(7)と、この回動軸(7)に固定されてい
て踏み込むことで前記回動軸(7)の軸心まわりに揺動
するアクセルペダル(8)と、このアクセルペダル
(8)の揺動に連動してエンジンのアクセルスロットル
を操作する連係手段(9)とを備え、エンジンの所定回
転数に対応するアクセルペダル(8)の踏み込み位置で
該アクセルペダル(8)の揺動をロックするロック手段
(16)を備えたことを特徴とする作業車両のアクセル
装置。 - 【請求項2】 前記回動軸(7)に、アクセルペダル
(8)の踏み込みに伴って回動軸(7)の軸心回りに揺
動する揺動具(12)を固定し、前記ロック手段(1
6)は、前記揺動具(12)に係合することでアクセル
ペダル(8)の揺動をロックするロック部材(18)を
有し、該ロック部材(18)は、揺動具(12)に対す
る係合位置と非係合位置との間で出退自在に支持フレー
ム(3)に設けられていることを特徴とする請求項1に
記載の作業車両のアクセル装置。 - 【請求項3】 前記ロック手段(16)は、前記ロック
部材(18)と、該ロック部材(18)を出退動作する
操作レバー(19)とを有し、この操作レバー(19)
及びロック部材(18)を一つのユニットとして支持フ
レーム(3)に着脱自在に装着したことを特徴とする請
求項2に記載の作業車両のアクセル装置。 - 【請求項4】 前記ロック手段(16)のロック解除を
ブレーキペダル(14)の踏み込み操作に連動して行う
ロック解除手段(33)を設けたことを特徴とする請求
項1〜3のいずれかに記載の作業車両のアクセル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15224997A JP3618963B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 作業車両のアクセル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15224997A JP3618963B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 作業車両のアクセル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10338051A true JPH10338051A (ja) | 1998-12-22 |
JP3618963B2 JP3618963B2 (ja) | 2005-02-09 |
Family
ID=15536364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15224997A Expired - Fee Related JP3618963B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | 作業車両のアクセル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3618963B2 (ja) |
Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-06-10 JP JP15224997A patent/JP3618963B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPWO2015020152A1 (ja) * | 2013-08-09 | 2017-03-02 | 一郎 大野 | アクセル/ブレーキペダル踏み間違いを起因とする自動車事故防止のための自動車運転システム及び同システムで用いられるアクセル装置及び同システムで用いられるブレーキ装置 |
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JP3618963B2 (ja) | 2005-02-09 |
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