JP2765544B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2765544B2 JP7338976A JP33897695A JP2765544B2 JP 2765544 B2 JP2765544 B2 JP 2765544B2 JP 7338976 A JP7338976 A JP 7338976A JP 33897695 A JP33897695 A JP 33897695A JP 2765544 B2 JP2765544 B2 JP 2765544B2
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body
    • H01L27/10Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body including a plurality of individual components in a repetitive configuration
    • H01L27/105Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body including a plurality of individual components in a repetitive configuration including field-effect components

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、特にDRAM(ダイナミック・ランダム・
アクセス・メモリ;dynamic random access memory)と
論理IC(論理集積回路)とを混載した半導体デバイス
に好適な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報化社会の高度化により、情報処理速
度の増大が望まれており、例えば、マイクロプロセッサ
の動作周波数を大幅に高めることが行われてきている。
また、一度に取り扱えるビット幅も大きくなっている。
それらの結果、高密度で高性能のメモリを混載したプロ
セッサが必要とされている。すなわち、プロセッサに代
表される論理ICとメモリとを同一の半導体チップ内に
混在させることが強く要求されている。
【0003】高速動作、高性能が必要とされる場合に
は、メモリ素子としてSRAM(スタティック・ランダ
ム・アクセス・メモリ;static random access memor
y)が必要となり、高密度実装や大容量記憶が必要な場
合にはDRAMを使用する方が有利である。ところで、
SRAMと論理ICとでは、デバイスの構造やデバイス
製造に使用するプロセスが比較的似ているので、同一半
導体チップ内にこれらを混載することは比較的容易であ
り、現在でも広く混載化が進められている。例えば、S
RAMからなるキャッシュメモリを内蔵したマイクロプ
ロセッサが市販されている。しかしながらDRAMの場
合には、後述するように、その構造が論理ICと大きく
違っているため、同一チップ内にDRAMと論理ICと
を混載することが困難であった。また形成の困難さとと
もに、DRAMを使用する場合には低コストであること
が必要であるが、これまで、低コストであってかつある
程度の高性能化を満足するデバイス構造やそのための製
造方法が確立されていなかった。以下、このことの理由
について、詳しく説明する。
【0004】グラフィックス性能を追及するマルチメデ
ィア機器の進展により、メモリと論理ICとを従来より
も1桁以上高い転送速度でつなぎたいといった要求が強
まっている。このような高いデータ転送速度を実現する
ために、DRAMと論理ICとを同一半導体チップ上に
集積する論理IC混載DRAMが考えられている。しか
し、後述するように、DRAMの製造プロセスは通常の
論理ICのプロセスよりも複雑である。このため、DR
AMと論理ICを同一チップ内に単純に混載すると、複
雑なDRAMプロセスで論理ICも作ることになり、チ
ップ全体の製造コストが高くなりやすい。また、高性能
の論理ICに導入されているサリサイドが、その形成後
の熱処理に対する耐性がないため、DRAM特有の容量
部形成のための熱処理温度に耐えられないといった問題
もあり、両者を混載するネックともなっている。ここで
サリサイド(自己整合シリサイド:self-align-silicid
e)とは、高融点金属のシリサイドであって、電極抵抗
や配線抵抗を低減して高速動作を実現するために、従来
のポリシリコンの代りに使用され、半導体素子上に自己
整合的に形成されるもののことである。
【0005】以下、従来の技術について詳しく説明す
る。
【0006】図17は通常の論理ICの断面形状を示し
ている。論理ICは、一般に、多数のトランジスタとこ
れらを接続する多層の配線層から構成されている。p型
シリコン基板210上のフィールド酸化膜211によっ
て区画された各トランジスタは、ゲート酸化膜213と
ゲート酸化膜213上に配置されたゲート電極214と
このゲート電極214を挟んで相対して形成されるソー
ス領域215a、ドレイン領域215bよりなる。ゲー
ト電極214、ソース領域215a及びドレイン領域2
15b上には、高融点金属とシリコンとの自己整合的な
反応を利用したサリサイド216が形成され、それぞれ
の層抵抗を低減して、高速動作を可能なものとするよう
に考慮されている。
【0007】トランジスタの上層には、第1の層間絶縁
膜217が成膜され、こ第1のアルミ配線219とトラ
ンジスタのゲート電極214、ソース領域215a及び
ドレイン領域215bとを接続するために、第1の層間
絶縁膜217には埋込みコンタクト218が形成されて
いる。図17は3層のアルミ配線を使用した例を示して
おり、第1のアルミ配線219の上層に第2のアルミ配
線222と第3のアルミ配線225が形成され、それぞ
れを埋込みコンタクト221,224によって接続して
いる。また、第1のアルミ配線219と第2のアルミ配
線222は第2の層間絶縁膜220によって隔離され、
第2のアルミ配線222と第3のアルミ配線225とは
第3の層間絶縁膜223によって隔離され、第3のアル
ミ配線225上には第4の層間絶縁膜226が形成され
ている。このように、論理ICはトランジスタとアルミ
配線から構成されている。
【0008】また、サリサイドに関しては、サリサイド
が形成された以降に800℃程度の熱処理が加えられる
と、サリサイド層の凝集が起こり、層抵抗の増大を引き
起こすことが知られている。この現象は、例えば、IEEE
TRANSACTIONS ON ELECTRONDEVICES, VOL. 38, NO. 2,
1991年, pp.262-269に詳しく説明されている。
【0009】次に、DRAMについて説明する。一般
に、DRAMは、多数の記憶情報を蓄積する記録領域で
あるメモリセルアレイと、外部からのデータの入出力に
必要な周辺回路とから構成されている。図18は、一般
的なDRAMの構成を示すブロック図である。すなわ
ち、DRAM350は、記憶情報のデータ信号を蓄積す
るため単位記憶回路であるメモリセルの集合体であるメ
モリセルアレイ351と、メモリセルアレイ351中の
特定のメモリセルを選択するためのアドレス信号を外部
から受けるためのロウアンドカラムアドレスバッファ3
52と、アドレス信号を解読することによってメモリセ
ルアレイ351の行を指定するためのロウデコーダ35
3と、アドレス信号を解読することによってメモリセル
アレイ351の列を指定するためのカラムデコーダ35
4と、指定されたメモリセルに蓄積された信号を増幅し
て読み出すセンスアンプ355と、データ入力のための
データインバッファ356と、データ出力のためのデー
タアウトバッファ357と、クロック信号を発生するク
ロックジェネレータ358と、ロウアンドカラムアドレ
スバッファ352にアドレス信号を与えるためのアドレ
ス入力端子A0〜A9と、データ入力端子と、データ出力
端子と、電源端子VCC,VSSと、いくつかの制御信号端
【0010】
【外1】 とから、構成されている。
【0011】メモリセルアレイ351は、DRAMチッ
プ上では大きな面積を占め、メモリセルアレイ351内
では、メモリセルがマトリックス状に複数個配列されて
いる。図19は、図18に示したメモリセルアレイ35
1を構成するメモリセルの4ビット分のメモリセルの等
価回路を示している。各メモリセルは、それぞれ、スイ
ッチング用のトランジスタ321と、トランジスタ32
1に接続された信号電荷蓄積用の容量素子322とによ
って構成されており、いわゆる1トランジスタ1キャパ
シタ型のメモリセルである。このタイプのメモリセル
は、メモリセルアレイの集積度を向上させることが容易
であり、大容量のDRAMに広く用いられている。また
図中のWLはワード線であり、BLはビット線である。
両者は図からも明らかなように、互いに直角状に交差す
るように配置されている。なお、ビット線BLはセンス
アンプ355に接続している。
【0012】図20は、この1トランジスタ1キャパシ
タ型メモリセルの断面図である。p型シリコン基板11
0の表面にフィールド酸化膜111が設けられており、
フィールド酸化膜111上にはワード線116が配置し
ている。また、フィールド酸化膜111で区画された領
域内のp型シリコン基板110には、n型不純物領域1
17a,117bが形成されるている。さらに、n型不
純物領域117a,117bをまたぐようにp型シリコ
ン基板110の表面にゲート絶縁膜112が形成され、
ゲート絶縁膜112上にゲート電極114が設けられて
いる。ビット線123は、n型不純物領域117bに接
続するとともに、層間酸化膜119によってゲート電極
114から隔絶されている。蓄積電極128は、容量部
コンタクト138によってn型不純物領域117aと接
続されており、蓄積電極128とビット線123は、層
間酸化膜127により隔絶されている。メモリセルのキ
ャパシタ(容量素子)は、容量絶縁膜129を介して蓄
積電極128とプレート電極130を配置することによ
り構成されている。キャパシタの上には、層間酸化膜1
31が形成され、その上層にアルミ配線133が配置さ
れてメモリセルが構成されている。
【0013】ビット線123は、通常、多結晶シリコン
とシリサイドとの積層構造(ポリサイド構造)をとり、
配線抵抗とコンタクト部分の抵抗を下げるという観点か
ら、イオン注入と窒素を用いた熱処理が施される。また
蓄積電極128とプレート電極130も、イオン注入と
熱処理が施された多結晶シリコンから形成される。ある
いは、リンの熱拡散を施した多結晶シリコンから、蓄積
電極128とプレート電極130を形成する。容量絶縁
膜129は、CVD(化学気相成長;chemivalvapor dep
osition)で窒化膜を成長した後に850℃程度で酸化
処理をして得られる窒化膜と酸化膜との積層膜よりな
り、したがって、この部分の形成に多くの高温での熱処
理を必要とする。
【0014】このようにDRAM中でも、メモリセル部
分には、アルミ配線の下に多数の配線層を必要とすると
ともに、高温での熱処理を経て形成されるキャパシタが
配置されている。したがって、前述の論理ICとこのD
RAMとを同一の半導体チップ内に混載する場合、DR
AMのプロセスを主体としてこのチップを形成すると、
プロセスが長大化するとともに、DRAMの形成に必要
な高温での熱処理工程によって論理IC上のサリサイド
が凝集してしまい、サリサイド層が高抵抗化して本来の
低抵抗特性を発揮できなくなるといった問題が生じる。
したがって所望の高性能で低コストなチップが形成でき
ない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、DR
AMと論理ICとを同一半導体チップ上に混載する場合
に、DRAMの製造プロセスと論理ICの製造プロセス
とを単純に組み合わせただけでは、製造コストが高いも
のになる上、サリサイドの凝集が発生して論理IC部の
性能低下がもたらされる。安価なメモリであるDRAM
と論理ICとを混載して1チップ化するからには、性能
が飛躍的に向上することを期待することはもちろんのこ
ととして、作りやすいプロセスを用い、工程を簡略化
し、コストの増加を極力抑えたい。この要求を実現する
ためには、論理ICの性能を低下させることなく、DR
AMを搭載した論理ICを低コストで提供することが必
要であって、論理ICの製造プロセスに対する付加工程
を短くし、トランジスタ形成後の熱処理をサリサイドが
凝集しない程度の温度に低減することが必要となる。
【0016】本発明の目的は、動作速度の速いトランジ
スタを有する論理ICとプロセスが複雑で高温の熱処理
も必要とするDRAMとを同一の半導体チップの上に搭
載するために、高性能で低コストなデバイスの製造プロ
セスを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、シリコンからなる同一の半導体基板上に第1
のトランジスタ及びキャパシタを有するメモリセルから
なるメモリセル部と第2のトランジスタを有する回路部
とを具備する半導体装置の製造方法において、半導体基
板でのメモリセル部の素子領域及び回路部の素子領域
に、それぞれ、1対の不純物領域と、1対の不純物領域
に挟まれたチャネル領域上にゲート絶縁膜を介して配置
され第1の導電層からなるゲート電極とを設けて第1の
トランジスタ及び第2のトランジスタを形成する第1の
工程と、半導体基板の全面に第1の層間絶縁膜を堆積
し、第1のトランジスタに対応する1対の不純物領域の
うち一方の不純物領域上の第1の層間絶縁膜に第1のコ
ンタクトホールを開口し、その後、全面にシリコン層を
堆積し所定の形状にパターニングしてメモリセルへのビ
ット線を形成する第2の工程と、回路部において第1の
層間絶縁膜をエッチングして、第2のトランジスタのゲ
ート電極の側壁に側壁絶縁膜を形成するとともに第2の
トランジスタのゲート電極及び1対の不純物領域の上面
を露出させる第3の工程と、前記第3の工程の実施後、
全面に高融点金属を堆積して熱処理を行い、少なくとも
ビット線及び第2のトランジスタの不純物領域の上面に
おいて高融点金属をシリサイド化する第4の工程と、シ
リサイド化を受けていない高融点金属を除去する第5の
工程とを有する。
【0018】さらに本発明においては、DRAMのメモ
リセルを完成させるために、第5の工程の実施後に、全
面に第2の層間絶縁膜を形成し、第1のトランジスタに
対応する1対の不純物領域のうち他方の不純物領域上の
第1の層間絶縁膜及び第2の層間絶縁膜を貫通する第2
のコンタクトホールを開口し、その後、全面に金属を堆
積し所定の形状にパターニングしてキャパシタの蓄積電
極を形成する第6の工程と、蓄積電極の表面にTa25
からなる容量絶縁膜を形成し、さらにキャパシタのプレ
ート電極を形成する第7の工程とを設けるようにすると
よい。
【0019】本発明において、層間絶縁膜や側壁絶縁膜
としては、シリコンなどの酸化膜を好ましく使用するこ
とができる。また後述するように、第1の導電層として
シリコン、特に多結晶シリコンや、ポリサイドを使用す
ることができる。
【0020】本発明では、論理ICのサリサイドに悪影
響を与えることなく、逆にサリサイド形成の工程をDR
AMの形成プロセスで有効に活用し、工程を短縮してい
る。すなわち本発明では、DRAMセル部のビット線を
多結晶シリコンで形成しておき、論理IC部の少なくと
もソース領域及びドレイン領域上をサリサイド化する際
に、DRAMセル部のビット線も同時にサリサイド化す
る。これにより、従来のプロセスでビット線を形成する
際に必要としていた高温での熱処理を削減することがで
き、加えて、製造プロセスを簡略化することができる。
またDRAMセル部のキャパシタの形成においては、多
結晶シリコンからなる電極の形成を廃し、金属系の電
極、すなわちタングステンなどの金属やTiN、WSi
などを用いた電極とし、さらに、容量膜については、従
来は酸化膜と窒化膜の積層膜としていたものを、この積
層膜に比べて低い温度での熱処理で薄膜が形成できるT
25を用いるようにした。これらによって、論理IC
部のサリサイドを形成した後に加えられるプロセス温度
が700℃を越えないようにすることができ、論理IC
部でのサリサイドの凝集、高抵抗化を防ぐことが可能に
なっている。したがって、論理ICの高速性能の利点を
確保しつつ、大容量のDRAMを混載したチップを少な
い工程数で容易に形成することができる。
【0021】また、DRAMセル部のゲート電極をポリ
サイド構造とすることにより、このゲート電極を多結晶
シリコンで形成した場合に比べて抵抗を低減することが
可能となり、ゲート電極の低抵抗化のための特別な構造
やプロセスを付与することが必要なくなるため、よりD
RAMセルの高集積化が図ることができる。
【0022】さらに、第1の工程においてDRAMセル
部と論理IC部のそれぞれにおいてゲート電極の側壁に
側壁絶縁膜(サイドウォール)を形成し、第3の工程で
論理IC部のゲート電極の側壁に重ねて側壁絶縁膜を形
成するようにすることにより、DRAMセル部と論理I
C部とでゲート電極の側壁の厚さを独立に設定すること
が可能になり、それぞれに最適な厚さを設定できて、動
作速度をさらに高めることが可能になる。
【0023】このようにして、工程数が少なく、特性を
低下させることなしに、同一の半導体チップ上により高
密度なDRAMの集積が可能となり、より高性能の論理
ICを混載して構成することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0025】《第1の実施の形態》図1〜図6は、本発
明の第1の実施の形態での半導体装置の製造プロセスを
工程順に示す断面図である。ここでは、DRAMと論理
ICとを同一のp型シリコン基板上に混載した半導体装
置を製造するものとする。図示左側の領域がDRAMセ
ル部であり、図示右側の領域が論理IC部である。な
お、従来のDRAMセルの構造を示す図20におけるも
のと対応する構成部分には、図20と同一の符号を付し
てある。
【0026】まず、通常のDRAMや論理ICの製造プ
ロセスと同様にして、まず、図1に示すように、p型シ
リコン基板110上にフィールド酸化膜111を形成
し、素子分離を行う。DRAMセル部及び論理IC部の
それぞれにおいて、フィールド酸化膜110に囲まれた
各素子領域に、ゲート絶縁膜112,113を介して、
多結晶シリコンからなるゲート電極114,115をそ
れぞれ形成する。同時に、DRAMセル部においては、
フィールド酸化膜111上に、多結晶シリコンからなる
ワード線116を形成する。続いて、DRAMセル部
に、フィールド酸化膜111及びゲート電極114をマ
スクとする不純物イオン注入により、n型不純物領域1
17a,117bをそれぞれ相対して形成する。同時
に、論理IC部では、フィールド酸化膜111及びゲー
ト電極115をマスクとする不純物イオン注入により、
n型不純物領域118a,118bをそれぞれ相対して
形成する。さらに全面に層間酸化膜119を堆積する。
【0027】次に、図2に示すように、DRAMセル部
において、n型不純物領域117b上の部分の層間酸化
膜119に開口を設け、ビット線コンタクト121とす
る。そして、多結晶シリコン122を100nm程度の
厚さで全面に堆積する。このとき、多結晶シリコン12
2とDRAMセル部のn型不純物領域117bは、ビッ
ト線コンタクト121を通じて接続される。
【0028】次に、図3に示すように、DRAMセル部
において、フォトリソグラフィ技術とドライエッチング
技術を用い、多結晶シリコン122をビット線123の
形状に加工する。このとき、論理IC部では多結晶シリ
コン122がエッチング除去されるようにするとよい。
続いてレジスト124によってDRAMセル部を覆い、
論理IC部において層間酸化膜119をエッチバックす
ることにより、論理IC部のゲート電極115の側壁
に、酸化膜よりなるサイドウォール125を形成する。
この状態で、論理IC部のみに2回目の不純物イオン注
入を行う。この後、レジスト124を除去し、窒素ガス
雰囲気下での熱処理により、2度にわたって注入された
不純物イオンの活性化と拡散を行い、ソース領域126
aとドレイン領域126bを得る。このとき、同時に、
DRAMセル部のn型不純物領域117a,117bで
も活性化と拡散が行われる。
【0029】次いで、全面にヒ素を5×1014イオン/
cm2のドーズ量でイオン注入し、さらに例えばTiを
40nm厚さで堆積をして、650℃程度で窒素雰囲気
中でアニールする。これによって、DRAMセル部のビ
ット線123上や、論理IC部のゲート電極115上、
ソース領域126a及びドレイン領域126b上にTi
Siからなる反応層(シリサイド層)が形成される。そ
の後、未反応のTiをフッ酸でエッチング除去し、再
度、窒素雰囲気中で800℃程度で熱処理し、TiSi
の相転移を起こして低抵抗化する。このプロセスによ
り、図4に示すようなサリサイド134〜136が形成
される。
【0030】次に、図5に示すように、全面に層間酸化
膜127を堆積し、表面を平坦化する。平坦化の方法と
しては、公知の化学的機械研磨法や、シリカを塗布した
後、エッチバックを行う方法などが用いられる。その
後、DRAMセル部上の層間酸化膜119,127を貫
通してn型不純物領域117aに到達するように、容量
部コンタクト138を開口する。さらに全面にTiNを
スパッタ法で堆積し、次いでWをCVD法などにより成
長する。この状態から、図5に示されるようにWとTi
Nを加工し、メモリセルのキャパシタの蓄積電極128
を得る。さらに、Ta25を10nm程度成膜し、酸素
のプラズマにさらすことにより、キャパシタの容量絶縁
膜129を得る。続けて、キャパシタのプレート電極1
30を形成する。プレート電極130には、TiNのス
パッタ膜またはTiN膜とWSi膜などの積層膜を用い
るとよい。プレート電極130も所望のサイズにエッチ
ング加工される。
【0031】次に、図6に示すように、DRAMセル部
のプレート電極130上と論理IC部の層間酸化膜12
7上とに、再度、層間酸化膜131を形成する。このと
き、前述した平坦化を施してもよい。論理IC部のゲー
ト電極115上、ソース領域126a上及びドレイン領
域126b上に、コンタクトを開口し(同時に、図示し
ていないが、DRAMの周辺回路部においても所望の部
分にコンタクトを形成する)、Ti,TiNのバリヤ膜
を成膜した後、CVD法によってWを成膜し、連続的に
エッチバックすることにより、埋込み配線132を形成
する。さらにその後、アルミ配線133を形成する。以
上によって、DRAMと論理ICとを混載したチップの
基本部分を得る。さらに、2層目、3層目など必要な層
数のアルミ配線を形成することにより、このチップは完
成する。
【0032】《第2の実施の形態》次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。図7〜図12は、この
第2の実施の形態での半導体装置の製造プロセスを工程
順に示す断面図である。ここでは、DRAMと論理IC
とを同一のp型シリコン基板上に混載した半導体装置を
製造するものとする。図示左側の領域がDRAMセル部
であり、図示右側の領域が論理IC部である。なお、第
1の実施の形態におけるものと対応する構成部分には、
図1〜図6と同一の符号を付してある。
【0033】図7に示すように、通常のDRAM及び論
理ICの製造方法と同様にして、p型シリコン基板11
0上にフィールド酸化膜111を形成し、素子分離を行
う。このとき、DRAMセル部及び論理IC部において
は、フィールド酸化膜111に囲まれた各素子領域に表
面に、それぞれゲート絶縁膜112,113が形成され
ている。そして、まず多結晶シリコン101を全面に形
成し、次に、WSiなどのシリサイド102を全面に形
成する。
【0034】次に、シリサイド102と多結晶シリコン
101とを同時にエッチングにより加工することによ
り、図8に示すように、DRAMセル部におけるゲート
電極114及びワード線116と、論理IC部における
ゲート電極115とを形成する。したがって、ゲート電
極114,115とワード線116は、多結晶シリコン
とシリサイドとの2層構造となっており、ポリサイド構
造となっている。そして、DRAMセル部において、フ
ィールド酸化膜111及びゲート電極114をマスクと
して不純物イオン注入を行い、n型不純物領域117
a,117bをそれぞれ相対して形成する。また同時
に、論理IC部では、フィールド酸化膜111及びゲー
ト電極115をマスクとして不純物イオン注入を行い、
n型不純物領域118a,118bをそれぞれ相対して
形成する。さらに全面に層間酸化膜119を堆積する。
【0035】次に、図9に示すように、DRAMセル部
において、n型不純物領域117b上の部分の層間酸化
膜119に開口を設け、ビット線コンタクト121とす
る。そして、多結晶シリコン122を全面に100nm
程度の厚さで堆積する。このとき、多結晶シリコン12
2とn型不純物領域117bとは、ビット線コンタクト
121を通じて接続する。
【0036】次に、図10に示すように、DRAMセル
部において、フォトリソグラフィ技術とドライエッチン
グ技術を用い、多結晶シリコン122をビット線123
の形状に加工する。このとき、論理IC部では多結晶シ
リコン122がエッチング除去されるようにするとよ
い。さらにレジスト124でDRAMセル部を覆い、論
理IC部において層間酸化膜119をエッチバックする
ことにより、論理IC部のゲート電極115の側壁に、
酸化膜よりなるサイドウォール125を形成する。この
状態で、論理IC部のみに2回目の不純物イオン注入を
行う。この後、レジスト124を除去し、窒素ガス雰囲
気下での熱処理により、2度にわたって注入された不純
物イオンの活性化と拡散を行い、ソース領域126aと
ドレイン領域126bを得る。このとき、同時に、DR
AMセル部のn型不純物領域117a,117bでも活
性化と拡散が行われる。
【0037】次いで、全面にヒ素を5×1014イオン/
cm2のドーズ量でイオン注入し、さらに例えばTiを
40nm厚さで堆積をして、650℃程度で窒素雰囲気
中でアニールする。これによって、DRAMセル部のビ
ット線123上や、論理IC部のソース領域126a及
びドレイン領域126b上にTiSiからなる反応層
(シリサイド層)が形成される。その後、未反応のTi
をフッ酸でエッチング除去し、再度、窒素雰囲気中で8
00℃程度で熱処理し、TiSiの相転移を起こし低抵
抗化する。このプロセスにより、図11に示すようなサ
リサイド134,136が形成される。
【0038】次に、図12に示すように、全面に層間酸
化膜127を堆積し、表面を平坦化する。平坦化の方法
としては、公知の化学的機械研磨法や、シリカを塗布し
た後、エッチバックを行う方法などが用いられる。その
後、DRAMセル部上の層間酸化膜119,127を貫
通してn型不純物領域117aに到達するように、容量
部コンタクト138を開口する。さらに全面にTiNを
スパッタ法で堆積し、次いでWをCVD法などにより成
長する。この状態から、図5に示されるようにWとTi
Nを加工し、蓄積電極128を得る。さらに、Ta25
を10nm程度成膜し、酸素のプラズマにさらすことに
より、容量絶縁膜129を得る。プレート電極130に
は、TiNのスパッタ膜またはTiN膜とWSi膜など
の積層膜を用いるとよい。このプレート電極130も所
望のサイズにエッチング加工される。
【0039】この後のプロセスは、前述の第1の実施の
形態でのプロセスをそのまま適用することにより、DR
AMと論理ICとが同一チップ上に混載した半導体装置
が完成する。
【0040】《第3の実施の形態》次に、本発明の第3
の実施の形態について説明する。図13〜図16は、こ
の第3の実施の形態での半導体装置の製造プロセスを工
程順に示す断面図である。ここでは、DRAMと論理I
Cとを同一のp型シリコン基板上に混載した半導体装置
を製造するものとする。図示左側の領域がDRAMセル
部であり、図示右側の領域が論理IC部である。なお、
第1の実施の形態や第2の実施の形態におけるものと対
応する構成部分には、図1〜図12と同一の符号を付し
てある。
【0041】図13に示すように、通常のDRAM及び
論理ICの製造方法と同様にして、p型シリコン基板1
10上にフィールド酸化膜111を形成し、素子分離を
行う。DRAM部及び論理IC部においてフィールド酸
化膜111に囲まれた各素子領域に、それぞれ、ゲート
絶縁膜112,113を介して、多結晶シリコンからな
るゲート電極114,115を形成する。また同時に、
DRAMセル部において、フィールド酸化膜111上に
多結晶シリコンからなるワード線116を形成する。そ
の後、DRAMセル部において、フィールド酸化膜11
1及びゲート電極114をマスクとして不純物イオン注
入を行い、n型不純物領域117a,117bをそれぞ
れ相対して形成する。また同時に、論理IC部では、フ
ィールド酸化膜111及びゲート電極115をマスクと
する不純物イオン注入により、n型不純物領域118
a,118bをそれぞれ相対して形成する。続いて、全
面に酸化膜を堆積し、エッチバックを施すことにより、
DRAM部のゲート電極114及びワード線116の側
壁と、論理IC部のゲート電極115の側壁に、酸化膜
よりなるサイドウォール125を形成する。
【0042】次に、図14に示すように、全面に層間酸
化膜119を堆積する。その後、DRAMセル部におい
て、n型不純物領域117b上の部分の層間酸化膜11
9に開口を設け、ビット線コンタクト121とする。さ
らに、多結晶シリコン122を100nm程度の厚さで
全面に堆積する。このとき、多結晶シリコン122とn
型不純物領域117bはビット線コンタクト121を通
じて接続される。
【0043】次に、図15に示すように、DRAMセル
部において、フォトリソグラフィ技術とドライエッチン
グ技術を用いて多結晶シリコン122をビット線123
の形状に加工する。このとき、論理IC部では多結晶シ
リコン122がエッチング除去されるようにするとよ
い。続いて、レジスト124によってDRAMセル部を
覆い、層間酸化膜119をエッチバックすることによ
り、論理IC部のゲート電極115の側壁に、酸化膜よ
りなるサイドウォール137を形成する。この状態で、
論理IC部のみに2回目の不純物イオン注入を行う。こ
の後、レジスト124を除去し、窒素ガス雰囲気中での
熱処理により、2度にわたって注入された不純物イオン
の活性化と拡散を行い、ソース領域126aとドレイン
領域126bを得る。このとき、同時に、DRAMセル
部のn型不純物領域117a,117bでも活性化と拡
散が行われる。
【0044】次いで、全面にヒ素を5×1014イオン/
cm2のドーズ量でイオン注入し、さらに例えばTiを
40nm厚さで堆積をして、650℃程度で窒素雰囲気
中でアニールする。これによって、DRAMセル部のビ
ット線123上や、論理IC部のゲート電極115上、
ソース領域126a及びドレイン領域126b上にTi
Siからなる反応層(シリサイド層)が形成される。そ
の後、未反応のTiをフッ酸でエッチング除去し、再
度、窒素雰囲気中で800℃程度で熱処理し、TiSi
の相転移を起こし低抵抗化する。このプロセスにより、
図16に示すようなサリサイド134〜136が形成さ
れる。さらに、全面に層間酸化膜127を堆積し、表面
を平坦化する。平坦化の方法としては、公知の化学的機
械研磨法や、シリカを塗布した後、エッチバックを行う
方法などが用いられる。その後、DRAMセル部上の層
間酸化膜119,127を貫通してn型不純物領域11
7aに到達するように、容量部コンタクト138を開口
する。さらに全面にTiNをスパッタ法で堆積し、次い
でWをCVD法などにより成長する。この状態から、図
5に示されるようにWとTiNを加工し、蓄積電極12
8を得る。さらに、Ta25を10nm程度成膜し、酸
素のプラズマにさらすことにより、容量絶縁膜129を
得る。プレート電極130には、TiNのスパッタ膜ま
たはTiN膜とWSi膜などの積層膜を用いるとよい。
このプレート電極130も所望のサイズにエッチング加
工される。これによって図16に示されるような構造が
得られる。
【0045】この後のプロセスは、前述の第1の実施の
形態でのプロセスをそのまま適用することにより、DR
AMと論理ICとが同一チップ上に混載した半導体装置
が完成する。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、DRAM
セル部のビット線を多結晶シリコンで形成しておき、論
理IC部の少なくともソース領域及びドレイン領域上を
サリサイド化する際に、DRAMセル部のビット線も同
時にサリサイド化することにより、ビット線を形成する
際の従来の高温での熱処理を削減することができ、加え
て、また、製造プロセスを簡略化することができるとい
う効果がある。DRAMセル部のキャパシタの形成にお
いて、多結晶シリコンからなる電極を使用せずに金属系
の電極とし、Ta25を容量膜として使用することによ
り、論理IC部のサリサイドを形成した後に加えられる
プロセス温度が700℃を越えないようにすることがで
き、論理IC部でのサリサイドの凝集、高抵抗化を防ぐ
ことが可能になる。したがって、論理ICの高速性能の
利点を確保しつつ、大容量のDRAMを混載したチップ
を少ない工程数で容易に形成することができるという効
果を生じる。
【0047】また、DRAMセル部のゲート電極をポリ
サイド構造とした場合には、特別な構造やプロセスを付
与することなく、ゲート電極の低抵抗化が可能になっ
て、DRAMセルのより一層の高集積化が図ることがで
きる。さらに、第1の工程と第3の工程のそれぞれで側
壁酸化膜(サイドウォール)を形成するようにすること
により、DRAMセル部と論理IC部とでゲート電極の
側壁の厚さを独立に設定することが可能になり、それぞ
れに最適な厚さを設定できて、動作速度をさらに高める
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の半導体装置の形成
方法を示す断面図である。
【図2】第1の実施の形態において図1に示す工程の次
の工程を示す断面図である。
【図3】第1の実施の形態において図2に示す工程の次
の工程を示す断面図である。
【図4】第1の実施の形態において図3に示す工程の次
の工程を示す断面図である。
【図5】第1の実施の形態において図4に示す工程の次
の工程を示す断面図である。
【図6】第1の実施の形態において図5に示す工程の次
の工程を示す断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の半導体装置の形成
方法を示す断面図である。
【図8】第2の実施の形態において図7に示す工程の次
の工程を示す断面図である。
【図9】第2の実施の形態において図8に示す工程の次
の工程を示す断面図である。
【図10】第2の実施の形態において図9に示す工程の
次の工程を示す断面図である。
【図11】第2の実施の形態において図10に示す工程
の次の工程を示す断面図である。
【図12】第2の実施の形態において図11に示す工程
の次の工程を示す断面図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態の半導体装置の形
成方法を示す断面図である。
【図14】第3の実施の形態において図13に示す工程
の次の工程を示す断面図である。
【図15】第3の実施の形態において図14に示す工程
の次の工程を示す断面図である。
【図16】第3の実施の形態において図15に示す工程
の次の工程を示す断面図である。
【図17】一般的な従来の論理ICの構造を示す断面図
である。
【図18】一般的なDRAMの内部回路構成を示すブロ
ック図である。
【図19】DRAMセルの配線の構成を示す等価回路図
である。
【図20】従来のDRAMセルの構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
101,122 多結晶シリコン 102 シリサイド 110,210 p型シリコン基板 111,211 フィールド酸化膜 112,113,213 ゲート絶縁膜 114,115,214 ゲート電極 116 ワード線 117a,117b,118a,118b n型不純物
領域 119,127,131 層間酸化膜 121 ビット線コンタクト 123 ビット線 124 レジスト 125,137 サイドウォール 126a,215a ソース領域 126b,215b ドレイン領域 128 蓄積電極 129 容量絶縁膜 130 プレート電極 132 埋込み配線 133,219,222,225 アルミ配線 134〜136,216 サリサイド 138 容量部コンタクト 217,220,223,226 層間絶縁膜 218,221,224 埋込みコンタクト 321 トランジスタ 322 容量素子 350 DRAM 351 メモリセルアレイ 352 ロウアンドカラムアドレスバッファ 353 ロウデコーダ 354 カラムデコーダ 355 センスアンプ 356 データインバッファ 357 データアウトバッファ 358 クロックジェネレータ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコンからなる同一の半導体基板上に
    第1のトランジスタ及びキャパシタを有するメモリセル
    からなるメモリセル部と第2のトランジスタを有する回
    路部とを具備する半導体装置の製造方法において、 前記半導体基板での前記メモリセル部の素子領域及び前
    記回路部の素子領域に、それぞれ、1対の不純物領域
    と、前記1対の不純物領域に挟まれたチャネル領域上に
    ゲート絶縁膜を介して配置され第1の導電層からなるゲ
    ート電極とを設けて前記第1のトランジスタ及び前記第
    2のトランジスタを形成する第1の工程と、 前記半導体基板の全面に第1の層間絶縁膜を堆積し、前
    記第1のトランジスタに対応する前記1対の不純物領域
    のうち一方の不純物領域上の前記第1の層間絶縁膜に第
    1のコンタクトホールを開口し、その後、全面にシリコ
    ン層を堆積し所定の形状にパターニングして前記メモリ
    セルへのビット線を形成する第2の工程と、 前記回路部において前記第1の層間絶縁膜をエッチング
    して、前記第2のトランジスタの前記ゲート電極の側壁
    に側壁絶縁膜を形成するとともに前記第2のトランジス
    タのゲート電極及び1対の不純物領域の上面を露出させ
    る第3の工程と、 前記第3の工程の実施後、全面に高融点金属を堆積して
    熱処理を行い、少なくとも前記ビット線及び前記第2の
    トランジスタの不純物領域の上面において前記高融点金
    属をシリサイド化する第4の工程と、 前記シリサイド化を受けていない高融点金属を除去する
    第5の工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の導電層がシリコンからなり、
    前記第4の工程において前記第2のトランジスタのゲー
    ト電極の上面においても前記高融点金属のシリサイド化
    が行われる請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の導電層がシリコンと金属シリ
    サイドとの2層構成であり、前記第1の工程において、
    前記第1の導電層を構成するシリコン及び金属シリサイ
    ドを前記半導体基板の全面に積層したのちパターニング
    を行うことによって、前記ゲート電極が形成される請求
    項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第3の工程が、前記メモリセル部を
    マスクし、その後、前記回路部において前記第1の層間
    絶縁膜をエッチングして、前記第2のトランジスタの前
    記ゲート電極の側壁に側壁絶縁膜を形成するとともに前
    記第2のトランジスタのゲート電極及び1対の不純物領
    域の上面を露出させ、さらに、全面に不純物をイオン注
    入し、不純物を拡散・活性化させるための熱処理を行う
    工程である、請求項1乃至3いずれか1項に記載の半導
    体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の工程と前記第2の工程の間
    に、全面に補助層間絶縁膜を堆積して前記補助層間絶縁
    膜をエッチバックすることにより、前記第1のトランジ
    スタ及び前記第2のトランジスタのゲート電極の側壁に
    側壁絶縁膜を形成する工程を有し、前記第3の工程にお
    いては前記第2のトランジスタのゲート電極の側壁に既
    に存在する側壁絶縁膜に対してさらに側壁絶縁膜が形成
    される請求項1乃至3いずれか1項に記載の半導体装置
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第5の工程の実施後に、全面に第2
    の層間絶縁膜を形成し、前記第1のトランジスタに対応
    する前記1対の不純物領域のうち他方の不純物領域上の
    前記第1の層間絶縁膜及び前記第2の層間絶縁膜を貫通
    する第2のコンタクトホールを開口し、その後、全面に
    金属を堆積し所定の形状にパターニングして前記キャパ
    シタの蓄積電極を形成する第6の工程と、 前記蓄積電極の表面にTa25からなる容量絶縁膜を形
    成し、さらに前記キャパシタのプレート電極を形成する
    第7の工程とを有する請求項1乃至5いずれか1項に記
    載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第7の工程の実施後に、全面に第3
    の層間絶縁膜を堆積し、前記第2のトランジスタとの接
    続のために前記第2の層間絶縁膜及び前記第3の層間絶
    縁膜を貫通する第3のコンタクトホールを開口し、その
    のち、全面に埋込み配線用の金属を堆積してエッチング
    し第2の導電層とする第8の工程を有する請求項6に記
    載の半導体装置の製造方法。
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