JP2760089B2 - ドアハンドル装置 - Google Patents

ドアハンドル装置

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JP2760089B2
JP2760089B2 JP26420989A JP26420989A JP2760089B2 JP 2760089 B2 JP2760089 B2 JP 2760089B2 JP 26420989 A JP26420989 A JP 26420989A JP 26420989 A JP26420989 A JP 26420989A JP 2760089 B2 JP2760089 B2 JP 2760089B2
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JP
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handle
lock device
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door handle
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剛 山崎
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車などの乗り物、家屋、物入れ等あら
ゆるドアに設けられるハンドル装置に関する。
〔従来の技術と、本発明が解決しようとする課題〕
従来のドアハンドル装置として、例えば自動車のドア
ハンドル装置は、第5図乃至第8図に示すような周知技
術が提供されている。即ち、ドアハンドル装置1として
は、キイ穴2を有するロック装置3と、上方に回転させ
ることによって前記ロック装置3を解錠させるよう軸支
された把手部4と、該把手部4の裏手に該把手部4を掴
むことを可能なるよう窪んだ形状をなし、且つ光に反射
可能なる表面処理が施された凹部5とよりなり、該ドア
ハンドル装置1は、ドア6にエンドラバー7等を介在し
て図示省略した取付手段によって支持されている。
しかしながら、かかる従来技術によれば、前記把手部
4は、表面側に配されると共に非透光性を有し且つ前記
ロック装置に解錠力を与え得る材料よりなるものであ
り、断面が第7図に示すように略C字状をなしていて、
操作時に指9の腹面9aがこば面8に触れて痛い場合があ
り改善が望まれている。また、キイをキイ穴2に差し込
んでも、前記把手部4の位置が夜間など暗い所では解り
ずらく、特にレンタカーなど不慣れなドアを開ける時に
は戸惑ってしまうことがしばしばあり、改善が望まれて
いる。
こうした課題は自動車に限らず、玄関が無点灯の別荘
のドアや暗室内に設置されたフイルム保管庫のドアな
ど、周りが暗くて不慣れなドアを開ける場合に常に存在
する。
そこで、本発明によれば、かかる従来の課題に鑑み、
キイ穴にキイを差し込んだ段階で把手部が視認出来るよ
うにすることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、かかる目的を達成するため、ドアハンドル
装置としては、キイ穴を有するロック装置と、回転させ
ることによって前記ロック装置を解錠させるよう軸支さ
れた把手部と、該把手部の裏手に該把手部を掴むことを
可能なると共に光に反射可能なる表面処理が施された凹
部とよりなるドアハンドル装置において、前記把手部
は、表面側に配されると共に非透光性材よりなり、前記
ロック装置に解錠力を与え得るベース部材と、該ベース
部材の裏面側に配されると共に透光性を有し且つ前記ロ
ック装置にキイを差し込むことによりON状態になって点
灯する照明手段とより構成されたことを特徴とするもの
である。
〔作用〕
本発明は、かかる構成よりなるから、次に作用を説明
する。
前記ロック装置のキイ穴にキイを差し込むことにより
照明手段がON状態になって点灯し、かかる光は凹部で反
射される間接光となって把手部が影となり、浮き上がる
ように操作者に知らしめることになる。
〔実施例〕
以下、図面を用いて本発明の実施例の構成を説明す
る。
第1図乃至第4図は、本発明の一実施例を示す図で、
第5図乃至第8図と説明が重複する部材は、重複して説
明せず、要部のみを抽出して説明すると共に同一の部材
は同一の名称及び符号を用いるものとする。
符号10は本発明のドアハンドル装置で、該ドアハンド
ル装置10の把手部12は、表面側(矢印A方向)に配され
ると共に非透光性材よりなり、前記ロック装置3に解錠
力を与え得るベース部材14と、該ベース部材14の裏面側
(矢印B方向)に配されると共に透光性を有し且つ前記
ロック装置3にキイを差し込むことによりON状態になっ
て点灯する証明手段16とより構成され、該照明手段16
は、前記ロック装置3にキイを差し込むことによりON状
態になって点灯するバルブ18と、該バルブ18をカバーす
るレンズ20とよりなり、バルブ18及びレンズ20とをビス
22で固持してなる。前記レンズ20は内側にレンズパター
ン24が形成されていて、バルブ18が点灯した時の照明パ
ターンはかかるレンズパターン24によるものである。ま
た、このレンズ20は断面が第1図及び第2図に示すよう
に曲面状に形成されているので、こば面8が操作時に指
9の腹面9aが触れず、痛い等の危惧感を全く与えること
が無い装置である。尚、符号26はバルブ18に結線された
ハーネスで、前記ロック装置3のキイ穴2にキイを差し
込むことによりバルブ18を点灯させる図示省略した回路
に直接的に結線されている。
〔効果〕
以上説明してきたように、この発明によれば、ドアハ
ンドル装置としては、キイ穴を有するロック装置と、回
転させることによって前記ロック装置を解錠させるよう
軸支された把手部と、該把手部の裏手に該把手部を掴む
ことを可能なると共に光に反射可能なる表面処理が施さ
れた凹部とよりなるドアハンドル装置において、前記把
手部は、表面側に配されると共に非透光性材よりなり、
前記ロック装置に解錠力を与え得るベース部材と、該ベ
ース部材の裏面側に配されると共に透光性を有し且つ前
記ロック装置にキイを差し込むことによりON状態になっ
て点灯する照明手段とより構成されたことを特徴とする
ものであるから、前記ロック装置のキイ穴にキイを差し
込むことにより照明手段がON状態になって点灯し、かか
る光は凹部で反射される間接光となって把手部が影とな
り、浮き上がるように操作者に知らしめることになるの
で、キイ穴にキイを差し込んだ段階で把手部が視認出来
るようになるという実益的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示す図で、第1
図はドアハンドル装置の要部縦断面図、第2図は把手部
と操作者の指との関係を示す第1図相当断面説明図、第
3図はドアハンドル装置の要部横断面図、第4図は照明
手段16側から見た斜視図、第5図乃至第8図は従来例の
ドアハンドル装置を示し、第5図は正面図、第6図は第
5図のVI−VI線に係る縦断面図、第7図は把手部と操作
者の指との関係を示す第6図相当断面説明図、第8図は
第5図のVIII−VIII線に係る横断面図である。 1,10……ドアハンドル装置、2……キイ穴、3……ロッ
ク装置、4、12……把手部、5……凹部、6……ドア、
14……ベース部材、16……照明手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キイ穴を有するロック装置と、回転させる
    ことによって前記ロック装置を解錠させるよう軸支され
    た把手部と、該把手部の裏手に該把手部を掴むことを可
    能なると共に光に反射可能なる表面処理が施された凹部
    とよりなるドアハンドル装置において、 前記把手部は、表面側に配されると共に非透光性材より
    なり、前記ロック装置に解錠力を与え得るベース部材
    と、該ベース部材の裏面側に配されると共に透光性を有
    し且つ前記ロック装置にキイを差し込むことによりON状
    態になって点灯する照明手段とより構成されたことを特
    徴とするドアハンドル装置。
JP26420989A 1989-10-09 1989-10-09 ドアハンドル装置 Expired - Lifetime JP2760089B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7819442B2 (en) 2004-06-22 2010-10-26 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Apparatus for opening and closing vehicle door

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