JP3657431B2 - 自動車の乗降用アシストグリップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インストルメントパネル側部に、開放したフロントサイドドアに向けて車幅方向へ突出する使用位置に出没自在にアシストグリップ本体を設けた自動車の乗降用アシストグリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
実開平5−74979号公報によれば、グリップの一端をドア側に回動自在に枢着し、他端をフロントピラーに設けられたレール部材にスライド自在に装着し、そのレール部材に他端が任意の箇所で係止できるノッチを形成した車両の乗降用グリップ装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これにより、ドア開放時にサイドドア前端にアシストグリップが用意されるが、サイドドアの開放度に応じてグリップの他端を係止位置に斜めに係止するようになっていた。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みて、フロントサイドドアと独立にインストルメントパネルのみに支持されてドア開放時に使用できる自動車の乗降用アシストグリップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この目的を達成するために、請求項1により、インストルメントパネル側部に設けられる自動車の乗降用アシストグリップにおいて、通常状態でアシストグリップ本体を収納すると共に、開放したフロントサイドドアに向けて車幅方向へ突出する使用位置へスライド可能にアシストグリップ本体をガイドするガイド部を備えたグリップ収納部が、インストルメントパネル側部内に形成され、 使用位置で下方を照明するランプが、アシストグリップ本体に、そのグリップ収納部への収納状態でも下方を照明し得るようにグリップ収納部から離反して首振自在に設けられていることを特徴とする。
【0006】
アシストグリップ本体は、不使用状態にはインストルメントパネル側部のグリップ収納部に収納されている。この状態で、アシストグリップ本体のランプは、首振自在に使用可能である。アシストグリップとしての使用位置には、開放したフロントサイドドアに向けてスライド式に移動させることができると共に、ランプで下方を照明することもできる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1乃至図4を基に本発明の実施の形態の一例による自動車の乗降用アシストグリップを説明する。図1において、9はスライド式のアシストグリップであり、図2に示すように、アシストグリップ本体20と、インストルメントパネル1の助手席側の側部1aの上端コーナ部を後退させた凹状のグリップ収納部10とより構成されている。アシストグリップ本体20は、前後水平方向の後端部から下方へ曲がるL字形の握り部21に、手を挿入させる開口部22aが上面に形成され、前後両側に側面22bを有するコの字形の基部22が取付けられて構成されている。グリップ収納部10は、握り部21をその側面21aが側部1aの表面とほぼ同一面状になって収納するように対応のL字形凹部に形成され、さらに基部22をスライド可能に収納するケース状ガイド部10aを備えている。
【0008】
このガイド部10aは、その先端フランジ部11でグリップ収納部10の表面に、側部1aへの挿入状態で取付けられる。基部22の後端部22cはL字形に形成されてガイド部10aの後端部から突出させられることにより、その後面に沿って横断するストッパ棒15で基部22の突出量が制限される。さらに、この基部の側面22bに形成された複数個の係入穴27のいずれかに、ガイド部10aの側部に設けられたばね付勢のボール17が係入することにより、突出位置を複数段に拘束するようになっている。
【0009】
握り部21の垂直部分の下端部には、夜間に他の照明ランプと連動して点灯するランプ25が設けられている。このランプは、図3に示すように、内部にバルブを備えたレンズ25aを蛇腹25cで包囲されたボールジョイント25bにより、L字形のグリップ収納部10でその下端部10bに隙間を置いて首振り自在に構成されている。
【0010】
このように構成されたアシストグリップ9の動作は次の通りである。通常状態では、アシストグリップ本体20は指を挿入できるように開口部22aを露出させてグリップ収納部10に収納されている。フロントサイドドア2の開放状態でアシストグリップ9を使用する場合、指を開口部22aへ挿入して車室外方向へボールジョイント25bで節度感が得られるいずれかの突出位置にアシストグリップ本体20を引き出して握り部21を手で握って乗降する。図2は最大突出状態を示す。夜間のドア開放時には、ランプ25が乗降者の足下を照明する。レンズ25aを手で摘んで照明方向を調整することもできる。
【0011】
ランプ25は、乗降用に限らず、アシストグリップ本体20がグリップ収納部10に収納された状態で、このグリップ収納部から車室外方向もしくは後方へ離反するように首振させることにより、走行中でも夜間に足下を照明する室内灯としても利用できる。このアシストグリップは運転席側のフロントサイドドア側部にも設けられているが、助手席側のみに設けることも考えられる。
【0012】
【発明の効果】
本発明によれば、アシストグリップ本体が、フロントサイドドアの開放位置と無関係にインストルメントパネル側部から使用位置にスライド式にセット可能となる。これにより、乗降が楽になるだけでなく、高齢者、身障者等に対しても安全に乗降させることができる。アシストグリップに設けたランプにより、乗降時に足下を照明できるために一層安全性が向上する。また、このランプは、アシストグリップ本体の収納状態でも首振により室内灯として使用でき、運転席側に設けられると運転席の足下を確認するための室内灯としても利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による自動車の乗降用アシストグリップの通常状態での斜視図である。
【図2】 同アシストグリップの要部斜視図である。
【図3】 同アシストグリップのランプの部分断面及び側面図である。
【図4】 同アシストグリップの使用状態での斜視図である。
【符号の説明】
1a インストルメントパネルの側部
10 グリップ収納部
20 アシストグリップ本体
25 ランプ

Claims (1)

  1. インストルメントパネル側部に設けられる自動車の乗降用アシストグリップにおいて、
    通常状態でアシストグリップ本体を収納すると共に、開放したフロントサイドドアに向けて車幅方向へ突出する使用位置へスライド可能に前記アシストグリップ本体をガイドするガイド部を備えたグリップ収納部が、インストルメントパネル側部内に形成され、
    前記使用位置で下方を照明するランプが、前記アシストグリップ本体に、そのグリップ収納部への収納状態でも照明し得るように前記グリップ収納部から離反して首振自在に設けられていることを特徴とする自動車の乗降用アシストグリップ。
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