JPH0535489U - 車室内照明装置 - Google Patents

車室内照明装置

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JPH0535489U
JPH0535489U JP9311391U JP9311391U JPH0535489U JP H0535489 U JPH0535489 U JP H0535489U JP 9311391 U JP9311391 U JP 9311391U JP 9311391 U JP9311391 U JP 9311391U JP H0535489 U JPH0535489 U JP H0535489U
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川 正 浩 中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車室内での行動に適した照明ができ、部品点
数や取付作業の削減を図る車室内照明装置を提供する。 【構成】 ルーフトリム16の前部に光源ランプ22を配設
し、その後方に反射板ケース24を配設する。該反射板ケ
ース24の前側斜面の枠24b の内部に、前後方向に延びた
ガイドレール26を配設し、ガイドレール26の前部に軸止
め孔26a を形成し、ガイドレール26の後部に係合孔26b
を適宜数形成する。左右の両端部が軸止め孔26aに回動
自在に軸支された基端軸28に、反射面30aを有する湾曲
自在な反射板30の一端辺を取り付け、該反射板30の他端
辺に係合孔26b と係脱自在なスライド軸32を取り付け
る。該スライド軸32を適宜な係合孔26b と係合させるこ
とにより、反射面30a で凹面鏡や凸面鏡を形成して、光
源ランプ22の光を反射させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、光源ランプから発せられた光を反射面により反射させて間接的に 照明する照明装置であって、車室内を照明するのに適した車室内照明装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の車室内のルーフトリムの中央部には、例えば乗員が物を探す場合等 の便宜を図り、車室内全体を照明する全体照明装置が取り付けられている。この 全体照明装置は、光源ランプが点灯して、その光が広範囲に拡がり、車室内全体 を照明するようにしてある。したがって、通常の全体照明装置では、前部座席の 乗員が地図等を調べる場合には、十分な光量を得ることができないおそれがあっ た。
【0003】 このため、特に運転者や運転助手の便宜を図り、前部座席を全体にわたってあ るいは各別に集中して照明する局部照明装置が、前席上部のルーフトリムに取り 付けられている。この局部照明装置は、光源ランプの光が反射鏡で反射されて、 該反射光が前席乗員の手元を集中的に照明している。したがって、運転者や運転 助手は地図等を調べるための十分な光量を得ることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した照明装置では、全体照明装置と局部照明装置とが別々に取り 付けられており、部品点数が多くなり、取付作業も多くなってしまう。
【0005】 そこで、この考案は、車室内での行動に適した照明ができ、部品点数や取付作 業が増加することのない車室内照明装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上述した目的を達成するため、本考案に係る車室内照明装置は、車室天井の適 宜位置に光源ランプを設け、該光源ランプから発せられた光を反射する反射板を 車室天井の適宜位置に配設し、上記反射板を湾曲自在とするとともに、該反射板 が湾曲した状態および平面状のいずれの状態であっても上記光源ランプの光を反 射することを特徴としている。
【0007】
【作用】
本照明装置を、車室内に取り付けた場合、上記反射板を適宜に湾曲させれば、 該反射板の反射面によって光源ランプから発せられた光を適宜個所に集中して反 射させることができる。この集光する位置を乗員の手元にすれば、該乗員は地図 等を調べるための十分な光量を得ることができる。そして、上記反射板を平面状 にして上記光を反射させれば、車室内全体を照明することができる。また、上記 反射板を、上記光を拡散して反射させる形状とすれば、車室内全体をより広く照 明することができる。
【0008】
【実施例】
以下、図示した実施例に基づいて本考案に係る車室内照明装置を説明する。
【0009】 図1に示すように、自動車のルーフパネル10の前部にはウェザストリップ12を 介してフロントガラス14が取り付けられており、ルーフパネル10の車室内側には ルーフトリム16が取り付けられている。該ルーフトリム16の前部には、後方を指 向した凹面鏡18が配設されており、該凹面鏡18は上記ルーフパネル10の前部に支 持材を介して固定されている。そして、凹面鏡18の反射面側には光源ランプ22が 配設されており、これら光源ランプ22及び凹面鏡18は、その下方に取り付けられ た遮光板20により車室内から遮蔽されている。
【0010】 また、図1及び図2に示すように、光源ランプ22の後方には、ほぼ三角形の側 板24a を有する反射板ケース24が配設されており、該反射板ケース24の前側斜面 は、周囲の枠24b のみにより構成されている。該反射板ケース24の前側斜面の枠 24bの左右側板24aの内部には、前後方向に延びた一対のガイドレール26が配設さ れている。図3に示すように、これらガイドレール26の前端部には、車幅方向に 延びて、反射板ケース24の内側を指向して開口が設けられた軸止め孔26a が形成 されており、ガイドレール26の後部には、軸止め孔26aとほぼ平行な係合孔26bが 適宜数設けられ、これら係合孔26b同士が係合溝26c によって連絡されている。 そして、ガイドレール26は弾力性のある材料で形成され、係合溝26c を容易に拡 開することができるようにしてある。
【0011】 一方、図中30は反射板で、この反射板30の一端辺には基端軸28が一体的に設け られ、他端辺にはスライド軸32が一体的に設けられている。該基端軸28は上記一 対のガイドレール26の間隔よりも僅かに長く、両端部には図3に示すように、拡 径された係合軸部28aが形成されており、該係合軸部28aが上記軸止め孔26a に遊 嵌されて、基端軸28が軸止め孔26a に対して回動自在とされている。
【0012】 上記スライド軸32は、図3に示すように基端軸28とほぼ等しい長さで、その両 端部は基端軸28と同様に拡径されて係合端部32aとしてあり、該係合端部32aは上 記係合孔26b のいずれとも係脱自在とされている。また、該スライド軸32のほぼ 中央部には摘み部34が突設されている。
【0013】 そして、上記基端軸28を軸止め孔26aに挿入し、スライド軸32を係合孔26bのい ずれかと係合させた状態で、上記反射板30が前記反射板ケース24の前側斜面を形 成するようにしてあり、該前側斜面が光源ランプ22に臨む状態となる。この反射 板30は可撓性を有する板材を主体として構成され、車室側の面にはメッキなどが 施されて反射面30a とされている。したがって、該反射板30はスライド軸32が係 合する係合孔26b の位置によって適宜に湾曲するようにしてある。
【0014】 以上により構成された本実施例に係る車室内照明装置の作用を、以下に説明す る。
【0015】 上記反射板30は、基端軸28がガイドレール26の前端部形成された軸止め孔26a に遊挿され、スライド軸32が係合孔26b のいずれかと係合した状態で取り付けら れる。
【0016】 図1はスライド軸32の両端部をガイドレール26の最後部の係合孔26b に係合さ せている状態を示すもので、この状態では反射板30はほぼ平面状態となっている 。この時、光源ランプ22を点灯すると、発せられた光は直接に又は前記凹面鏡18 で反射して上記反射板30の反射面30aに入射して、該反射面30aで反射される。該 反射板30はほぼ平面状態となっているので、反射光は車室内の後部座席を比較的 広い範囲を照明する。
【0017】 また、スライド軸32の摘み部34を把持して、該摘み部34をスライド軸32を中心 に前方に回動させながら該スライド軸32を前方に移動させると、スライド軸32の 両端部はガイドレール26の係合溝26cを押し広げながら該係合溝26cに案内されて 移動し、適宜な位置に形成された係合孔26b と係合し、図4に示すように、反射 板30が上後方に湾曲した状態となり、反射面30a は凹面を形成する。この時、光 源ランプ22を点灯すると、光源ランプ22からの光は凹面状態の反射面30a により 反射されて、前部座席の乗員の手元に集中される。このため、運転者や運転助手 は地図等を調べるための十分な光量を得ることができる。
【0018】 さらに、スライド軸32の両端部が上記最後部の係合孔26b に係合されている状 態から、摘み部34を、該スライド軸32を中心に後方に回転させながら該スライド 軸32を前方に移動させるか、又は上記反射板30が上記凹面状態となっている状態 で、摘み部34の下端部を、スライド軸32を中心に後方に回転させれば、図5に示 すように、該反射板30は下前方に湾曲して凸面を形成する。この時、光源ランプ 22を点灯すると、光源ランプ22からの光は凸面状態の反射面30a により反射され て、反射光により車室内の隅々まで十分広く照明することができる。
【0019】 本実施例によれば、反射面30a を有する反射板30が可撓性のある板材により構 成されているので、反射面30a を容易に平面状態や凹面状態、凸面状態に形成す ることができる。このため、摘み部34を移動させる簡単な動作で照明の態様を変 化させることができる。
【0020】 しかも、スライド軸32の位置を係合孔26b の位置に合わせて適宜に変化させる ことができるので、例えば、凹面状態の程度を変化させることにより、前部座席 の乗員の手元を集中して照明する際の集中の程度を調節できる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る車室内照明装置によれば、反射面が形成さ れた反射板を湾曲自在として車室天井の適宜位置に設け、光源ランプから発せら れた光が該反射面に入射するようにしたから、該反射板を凹面鏡となるように湾 曲させれば該入射光を1ヵ所に集光させた状態で反射させることができ、従って 前部座席の乗員の手元を照明することができる。また、該反射板を凸面鏡となる ように湾曲させれば該入射光を散光させることができ、車室内を広く照明するこ とができ、あるいは平面状とした場合には後部座席の乗員の手元を照明すること ができる。
【0022】 しかも、集光から散光まで様々な照明態様を1つの照明装置により行なうこと ができるので、上記態様ごとに別個の照明装置を取り付ける場合に比べて、部品 点数が少なくなるとともに、取付作業が簡便化するから、コストの低減を図るこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】反射面がほぼ平面状態となっている場合の実施
例を垂直に切断した状態を示す、一部省略の断面図であ
る。
【図2】反射板ケース内に反射板が収められた状態を示
す、斜視図である。
【図3】ガイドレールと反射板との組立分解図である。
【図4】反射面がほぼ凹面状態となっている場合の実施
例を垂直に切断した状態を示す一部省略の断面図であ
り、図1に相当する。
【図5】反射面がほぼ凸面状態となっている場合の実施
例を垂直に切断した状態を示す一部省略の断面図であ
り、図1に相当する。
【符号の説明】
22 光源ランプ 26 ガイドレール 30 反射板 30a 反射面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室天井の適宜位置に光源ランプを設
    け、 該光源ランプから発せられた光を反射する反射板を車室
    天井の適宜位置に配設し、 上記反射板を湾曲自在とするとともに、該反射板が湾曲
    した状態および平面状のいずれの状態であっても上記光
    源ランプの光を反射することを特徴とする車室内照明装
    置。
JP1991093113U 1991-10-18 1991-10-18 車室内照明装置 Expired - Lifetime JP2568691Y2 (ja)

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