JP2003034141A - 車両用サンバイザ - Google Patents
車両用サンバイザInfo
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- JP2003034141A JP2003034141A JP2001224767A JP2001224767A JP2003034141A JP 2003034141 A JP2003034141 A JP 2003034141A JP 2001224767 A JP2001224767 A JP 2001224767A JP 2001224767 A JP2001224767 A JP 2001224767A JP 2003034141 A JP2003034141 A JP 2003034141A
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- visor body
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- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡便な操作によって付属品であるバニティミ
ラーの使用をすることができる車両用サンバイザを提供
する。 【解決手段】 車両用サンバイザ1は、遮光部分である
サンバイザ本体2と、サンバイザ本体2を車室内に設置
するための支持3を備えている。サンバイザ本体2は、
支軸3の軸周りに回動操作されることで、車室天井面に
沿った格納位置と、フロントガラスに沿った遮光位置と
に切り替えられる。サンバイザ本体2にはバニティミラ
ー7が取り付けられており、サンバイザ本体2が遮光位
置にある場合には、その鏡面が車室内側に指向する構成
となっている。また、サンバイザ本体2が格納位置にあ
る場合には、バニティミラー7が下方に開かれることで
その鏡面が車室内側に指向する構成となっている。ま
た、バニティミラー7には両面ランプが取り付けられて
いる。
ラーの使用をすることができる車両用サンバイザを提供
する。 【解決手段】 車両用サンバイザ1は、遮光部分である
サンバイザ本体2と、サンバイザ本体2を車室内に設置
するための支持3を備えている。サンバイザ本体2は、
支軸3の軸周りに回動操作されることで、車室天井面に
沿った格納位置と、フロントガラスに沿った遮光位置と
に切り替えられる。サンバイザ本体2にはバニティミラ
ー7が取り付けられており、サンバイザ本体2が遮光位
置にある場合には、その鏡面が車室内側に指向する構成
となっている。また、サンバイザ本体2が格納位置にあ
る場合には、バニティミラー7が下方に開かれることで
その鏡面が車室内側に指向する構成となっている。ま
た、バニティミラー7には両面ランプが取り付けられて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バニティミラー付
き車両用サンバイザの構成技術に関する。
き車両用サンバイザの構成技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遮光等を目的として車室内に設置
される車両用サンバイザとして、種々の付属品(バニテ
ィミラー、カードホルダ等)が取り付けられた車両用サ
ンバイザが知られている。その中でも、遮光部分である
サンバイザ本体にバニティミラーが取り付けられた車両
用サンバイザとして、図7に示すような車両用サンバイ
ザ100が知られている。
される車両用サンバイザとして、種々の付属品(バニテ
ィミラー、カードホルダ等)が取り付けられた車両用サ
ンバイザが知られている。その中でも、遮光部分である
サンバイザ本体にバニティミラーが取り付けられた車両
用サンバイザとして、図7に示すような車両用サンバイ
ザ100が知られている。
【0003】図7に示す車両用サンバイザ100は、一
端部が車室天井面に接続された支軸101に対してサン
バイザ本体102が装着される。そして、サンバイザ本
体102が支軸101の軸回りに回動操作されること
で、フロントガラスに沿った遮光位置(図7中のAに示
す位置)と、車室天井面に沿った格納位置(図7中のB
に示す位置)とで配置切換がされるようになっている。
このような車両用サンバイザ100は、図7に示すよう
に、サンバイザ本体102が遮光位置にまで降ろされた
ときに、バニティミラー103の鏡面が車室内側に向く
ような配置で構成されている。運転席等に腰掛けた乗員
等は、サンバイザ本体102を下ろすことで、自分の顔
面をバニティミラー103の鏡面に映すことができるよ
うになっている。
端部が車室天井面に接続された支軸101に対してサン
バイザ本体102が装着される。そして、サンバイザ本
体102が支軸101の軸回りに回動操作されること
で、フロントガラスに沿った遮光位置(図7中のAに示
す位置)と、車室天井面に沿った格納位置(図7中のB
に示す位置)とで配置切換がされるようになっている。
このような車両用サンバイザ100は、図7に示すよう
に、サンバイザ本体102が遮光位置にまで降ろされた
ときに、バニティミラー103の鏡面が車室内側に向く
ような配置で構成されている。運転席等に腰掛けた乗員
等は、サンバイザ本体102を下ろすことで、自分の顔
面をバニティミラー103の鏡面に映すことができるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の車両用サンバイザ100では、乗員等がバニティミラ
ー103を使用して自分の顔を鏡面に映したいと思った
時には、わざわざサンバイザ本体102の全体を遮光位
置にまで降ろさなければならないので極めて面倒であっ
た。本発明はそのような問題に鑑みて創案されたもので
あり、簡便な操作によって付属品であるバニティミラー
の使用をすることができる車両用サンバイザを提供する
ことを課題とする。
の車両用サンバイザ100では、乗員等がバニティミラ
ー103を使用して自分の顔を鏡面に映したいと思った
時には、わざわざサンバイザ本体102の全体を遮光位
置にまで降ろさなければならないので極めて面倒であっ
た。本発明はそのような問題に鑑みて創案されたもので
あり、簡便な操作によって付属品であるバニティミラー
の使用をすることができる車両用サンバイザを提供する
ことを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明の車両用サンバイザは各請求項に
記載された通りの構成を備えている。請求項1に記載の
車両用サンバイザでは、遮光部分であるサンバイザ本体
に対して、該サンバイザ本体からの開閉動作が可能なバ
ニティミラーが取り付けられる。このような開閉動作
は、例えばヒンジ手段を用いてバニティミラーの上端部
をサンバイザ本体に固定することによって実現できる。
前記バニティミラーは、サンバイザ本体がフロントガラ
スに沿った遮光位置に配置しているときには、サンバイ
ザ本体から開かれずにその鏡面が車室内側に指向する配
置で取り付けられる。また、サンバイザ本体が車室天井
面に沿った格納位置に配置したときには、バニティミラ
ーがサンバイザ本体から例えば下方に開かれることでそ
の鏡面が車室内側に指向する配置で取り付けられる。こ
こで、「鏡面が車室内側に指向する配置」とあるのは、
バニティミラーの鏡面にカバー蓋等が被せられているか
否かを問わず、バニティミラーの鏡面が運転席等に着座
した乗員等に向くような配置を指している。また、「サ
ンバイザ本体から開かれる」とあるのは、サンバイザ本
体が車室天井面に沿った格納位置にある場合に、バニテ
ィミラーがサンバイザ本体の車室内側の表面から、回動
操作されることで開かれることを意味している。したが
って、請求項1に記載の車両用サンバイザによれば、サ
ンバイザ本体が車室天井面に沿った格納位置にある場合
でも、バニティミラーのみを一方向に開くことでその鏡
面を車室内側に向かせることができる。これにより、バ
ニティミラーを使用する際に、わざわざサンバイザ本体
全体を遮光位置にまで下げる手間が省ける。
の手段として、本発明の車両用サンバイザは各請求項に
記載された通りの構成を備えている。請求項1に記載の
車両用サンバイザでは、遮光部分であるサンバイザ本体
に対して、該サンバイザ本体からの開閉動作が可能なバ
ニティミラーが取り付けられる。このような開閉動作
は、例えばヒンジ手段を用いてバニティミラーの上端部
をサンバイザ本体に固定することによって実現できる。
前記バニティミラーは、サンバイザ本体がフロントガラ
スに沿った遮光位置に配置しているときには、サンバイ
ザ本体から開かれずにその鏡面が車室内側に指向する配
置で取り付けられる。また、サンバイザ本体が車室天井
面に沿った格納位置に配置したときには、バニティミラ
ーがサンバイザ本体から例えば下方に開かれることでそ
の鏡面が車室内側に指向する配置で取り付けられる。こ
こで、「鏡面が車室内側に指向する配置」とあるのは、
バニティミラーの鏡面にカバー蓋等が被せられているか
否かを問わず、バニティミラーの鏡面が運転席等に着座
した乗員等に向くような配置を指している。また、「サ
ンバイザ本体から開かれる」とあるのは、サンバイザ本
体が車室天井面に沿った格納位置にある場合に、バニテ
ィミラーがサンバイザ本体の車室内側の表面から、回動
操作されることで開かれることを意味している。したが
って、請求項1に記載の車両用サンバイザによれば、サ
ンバイザ本体が車室天井面に沿った格納位置にある場合
でも、バニティミラーのみを一方向に開くことでその鏡
面を車室内側に向かせることができる。これにより、バ
ニティミラーを使用する際に、わざわざサンバイザ本体
全体を遮光位置にまで下げる手間が省ける。
【0006】請求項2に記載の車両用サンバイザでは、
表方向及び裏方向への照光が可能な両面ランプがバニテ
ィミラーに対して取り付けられる。そして、両面ランプ
の表方向への照光によりバニティミラーの鏡面側への照
光が行われ、両面ランプの裏方向への照光によりバニテ
ィミラーの裏面側への照光が行われるように構成され
る。請求項2に記載の車両用サンバイザによれば、バニ
ティミラーを上下に開閉動作させた場合でも、両面ラン
プの表方向への照光によって鏡面側への照光が確実に行
われる。また、例えばサンバイザ本体が格納位置に配置
された場合において、バニティミラーを下方に開かずに
その鏡面が車室天井面に指向したままの配置とした場合
には、前記両面ランプの裏方向への照光によって、バニ
ティミラーの裏面側への照光、すなわち、車室天井面か
ら車室内を上方から照らすような照光を行わせることが
できる。つまり、請求項2に記載の車両用サンバイザに
よれば、1つの両面ランプに2つの機能、1つは、バニ
ティミラーを使用する際の照明ランプとしての機能、も
う一つは、車室天井から車室内を下方に照らすマップラ
ンプとしての機能を持たせることができる。
表方向及び裏方向への照光が可能な両面ランプがバニテ
ィミラーに対して取り付けられる。そして、両面ランプ
の表方向への照光によりバニティミラーの鏡面側への照
光が行われ、両面ランプの裏方向への照光によりバニテ
ィミラーの裏面側への照光が行われるように構成され
る。請求項2に記載の車両用サンバイザによれば、バニ
ティミラーを上下に開閉動作させた場合でも、両面ラン
プの表方向への照光によって鏡面側への照光が確実に行
われる。また、例えばサンバイザ本体が格納位置に配置
された場合において、バニティミラーを下方に開かずに
その鏡面が車室天井面に指向したままの配置とした場合
には、前記両面ランプの裏方向への照光によって、バニ
ティミラーの裏面側への照光、すなわち、車室天井面か
ら車室内を上方から照らすような照光を行わせることが
できる。つまり、請求項2に記載の車両用サンバイザに
よれば、1つの両面ランプに2つの機能、1つは、バニ
ティミラーを使用する際の照明ランプとしての機能、も
う一つは、車室天井から車室内を下方に照らすマップラ
ンプとしての機能を持たせることができる。
【0007】請求項3に記載の車両用サンバイザでは、
両面ランプの表方向への照光が拡散的なレンズにより行
われ、両面ランプの裏方向への照光が集光的なレンズで
行われる。ここで、「拡散的なレンズ」とあるのは、例
えばくもりガラス等の、光源から放射される光の進行方
向を分散させて空間的に広がりを持たせるレンズのこと
を指している。また、「集光的なレンズ」とあるのは、
光源から放射された光に指向性を持たせることによって
特定の部分を特に明るく照らすためのレンズを指してい
る。請求項3に記載の車両用サンバイザによれば、バニ
ティミラーの鏡面側への照光が拡散的に行われるので、
顔面等を鏡面に映す際に全体的な照明を得ることができ
るので使い勝手がよい。また、バニティミラーの裏面側
への照光が集光的に行われるので、運転席に腰掛けた乗
員等が道路地図等を眺める際に、スポット的な照明を得
ることができるので使い勝手がよい。
両面ランプの表方向への照光が拡散的なレンズにより行
われ、両面ランプの裏方向への照光が集光的なレンズで
行われる。ここで、「拡散的なレンズ」とあるのは、例
えばくもりガラス等の、光源から放射される光の進行方
向を分散させて空間的に広がりを持たせるレンズのこと
を指している。また、「集光的なレンズ」とあるのは、
光源から放射された光に指向性を持たせることによって
特定の部分を特に明るく照らすためのレンズを指してい
る。請求項3に記載の車両用サンバイザによれば、バニ
ティミラーの鏡面側への照光が拡散的に行われるので、
顔面等を鏡面に映す際に全体的な照明を得ることができ
るので使い勝手がよい。また、バニティミラーの裏面側
への照光が集光的に行われるので、運転席に腰掛けた乗
員等が道路地図等を眺める際に、スポット的な照明を得
ることができるので使い勝手がよい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。図1は、サンバイザ本体2がフロン
トガラスに沿った遮光位置まで下ろされた使用状態にお
ける車両用サンバイザ1の外観を示す斜視図である。図
1に示すように、本実施の形態における車両用サンバイ
ザ1は、車室内に差し込む日光等の遮光部分であるサン
バイザ本体2を主体に構成されている。このサンバイザ
本体2は、一般に、合成樹脂の射出成形、ブロー成形、
ビーズ発泡成形等により作られる。本実施の形態では、
サンバイザ本体2は熱可塑性合成樹脂の射出成形により
略長方形をなした板状に形成されている。
しながら説明する。図1は、サンバイザ本体2がフロン
トガラスに沿った遮光位置まで下ろされた使用状態にお
ける車両用サンバイザ1の外観を示す斜視図である。図
1に示すように、本実施の形態における車両用サンバイ
ザ1は、車室内に差し込む日光等の遮光部分であるサン
バイザ本体2を主体に構成されている。このサンバイザ
本体2は、一般に、合成樹脂の射出成形、ブロー成形、
ビーズ発泡成形等により作られる。本実施の形態では、
サンバイザ本体2は熱可塑性合成樹脂の射出成形により
略長方形をなした板状に形成されている。
【0009】サンバイザ本体2は、略L字型の棒状部材
である支軸3によって車室天井面に取り付けられてい
る。すなわち、支軸3の一端部は取付用のブラケットを
介して車室天井面の所要箇所に固定されており、サンバ
イザ本体2の内部に設置された軸受部5の軸受孔に支軸
3の他端部が回動可能な状態で嵌挿される。サンバイザ
本体2は支軸3によって略水平に支持され、支軸3の軸
周りに回動操作されることによって、車室天井面に沿う
格納位置と、フロントガラスに沿う遮光位置とに配置切
換されるようになっている。
である支軸3によって車室天井面に取り付けられてい
る。すなわち、支軸3の一端部は取付用のブラケットを
介して車室天井面の所要箇所に固定されており、サンバ
イザ本体2の内部に設置された軸受部5の軸受孔に支軸
3の他端部が回動可能な状態で嵌挿される。サンバイザ
本体2は支軸3によって略水平に支持され、支軸3の軸
周りに回動操作されることによって、車室天井面に沿う
格納位置と、フロントガラスに沿う遮光位置とに配置切
換されるようになっている。
【0010】サンバイザ本体2の内部には、その外周に
沿ってワイヤーフレーム6が内設されており、その両端
部は軸受部5に接続されている。ワイヤーフレーム6
は、針金等の金属部材がサンバイザ本体2の外形形状に
対応して曲げ形成されたものであり、サンバイザ本体2
が外部からの衝撃等を受けて撓まないように補強等をす
る役割を持っている。サンバイザ本体2の上端部の左端
側には、ワイヤーフレーム6に同軸上に被せられたサポ
ート軸4が設けられている。サポート軸4は、熱可塑性
合成樹脂の射出成形により半割状の筒体として形成され
たものである。サポート軸4が車室内の所要箇所に設け
られた掛け止めフック10に取り付けられることで、サ
ンバイザ本体2の左端部が回動可能な状態で支持され
る。
沿ってワイヤーフレーム6が内設されており、その両端
部は軸受部5に接続されている。ワイヤーフレーム6
は、針金等の金属部材がサンバイザ本体2の外形形状に
対応して曲げ形成されたものであり、サンバイザ本体2
が外部からの衝撃等を受けて撓まないように補強等をす
る役割を持っている。サンバイザ本体2の上端部の左端
側には、ワイヤーフレーム6に同軸上に被せられたサポ
ート軸4が設けられている。サポート軸4は、熱可塑性
合成樹脂の射出成形により半割状の筒体として形成され
たものである。サポート軸4が車室内の所要箇所に設け
られた掛け止めフック10に取り付けられることで、サ
ンバイザ本体2の左端部が回動可能な状態で支持され
る。
【0011】図1に示すように、サンバイザ本体2の略
中央部にはバニティミラー7が取り付けられている。こ
のバニティミラー7は、例えば運転席や助手席等に腰掛
けた乗員が、化粧用鏡として使用するために取り付けら
れるものである。図1に示すように、バニティミラー7
の鏡面は、合成樹脂製の薄板状のカバー蓋8によって覆
われている。カバー蓋8の下端部には、断面半月状の爪
部9が形成されており、この爪部9をつまみ上げること
で、カバー蓋8の下端部を上方に開き上げることが可能
となっている。カバー蓋8の下端部を上方に開き上げる
と、図2に示すように、バニティミラー7の鏡面11が
現れて乗員の顔面等を映すことができるようになってい
る。
中央部にはバニティミラー7が取り付けられている。こ
のバニティミラー7は、例えば運転席や助手席等に腰掛
けた乗員が、化粧用鏡として使用するために取り付けら
れるものである。図1に示すように、バニティミラー7
の鏡面は、合成樹脂製の薄板状のカバー蓋8によって覆
われている。カバー蓋8の下端部には、断面半月状の爪
部9が形成されており、この爪部9をつまみ上げること
で、カバー蓋8の下端部を上方に開き上げることが可能
となっている。カバー蓋8の下端部を上方に開き上げる
と、図2に示すように、バニティミラー7の鏡面11が
現れて乗員の顔面等を映すことができるようになってい
る。
【0012】図2に示すように、バニティミラー7は、
合成樹脂製の薄板状の基台17と、基台17の上面に嵌
め込まれた鏡面11によって構成されている。さらに、
鏡面11の上方には、横長状に形成された両面ランプ1
2が、基台17と一体状となるように嵌め込まれてい
る。両面ランプ12は、表方向及び裏方向への照光が可
能であり、表方向への照光によってバニティミラー7の
鏡面11側への照光が行われ、裏方向への照光によって
バニティミラー7の裏面側(鏡面11と反対側)への照
光が行われるようになっている。
合成樹脂製の薄板状の基台17と、基台17の上面に嵌
め込まれた鏡面11によって構成されている。さらに、
鏡面11の上方には、横長状に形成された両面ランプ1
2が、基台17と一体状となるように嵌め込まれてい
る。両面ランプ12は、表方向及び裏方向への照光が可
能であり、表方向への照光によってバニティミラー7の
鏡面11側への照光が行われ、裏方向への照光によって
バニティミラー7の裏面側(鏡面11と反対側)への照
光が行われるようになっている。
【0013】図3は、図1に示すサンバイザ本体2のA
−A矢視断面図である。図3に示すように、カバー蓋8
が閉じた状態のサンバイザ本体2の断面は、カバー蓋8
と鏡面11と基台17とが3層に重なった状態をなして
いる。カバー蓋8の上端部は回動軸13によってサンバ
イザ本体2に固定されており、カバー蓋8が回動軸13
の軸周りに回動操作されることで上方に開かれるように
なっている。
−A矢視断面図である。図3に示すように、カバー蓋8
が閉じた状態のサンバイザ本体2の断面は、カバー蓋8
と鏡面11と基台17とが3層に重なった状態をなして
いる。カバー蓋8の上端部は回動軸13によってサンバ
イザ本体2に固定されており、カバー蓋8が回動軸13
の軸周りに回動操作されることで上方に開かれるように
なっている。
【0014】図3に示すように、両面ランプ12の表方
向及び裏方向への照光面には、ランプレンズ14a、1
4bがそれぞれ装着されている。これらのランプレンズ
14a、14bは、光源であるバルブ15から放射され
た光を集光/拡散する役割を担っている。本実施の形態
では、表方向への照光面に装着されたランプレンズ14
aが例えば曇りガラス等の拡散的なレンズによって構成
されており、バニティミラー7の鏡面11側への照光が
拡散的な光によって行われるようになっている。鏡面1
1側への照光が拡散的な光によって行われると、鏡面1
1に映しだされる乗員の顔面等が全体的に照らされるこ
とになるので使い勝手がよくなる。また、本実施の形態
では、両面ランプ12の裏方向への照光面に装着された
ランプレンズ14bが集光的なレンズによって構成され
ている。この集光的なレンズによる作用及び効果につい
ては後述する。
向及び裏方向への照光面には、ランプレンズ14a、1
4bがそれぞれ装着されている。これらのランプレンズ
14a、14bは、光源であるバルブ15から放射され
た光を集光/拡散する役割を担っている。本実施の形態
では、表方向への照光面に装着されたランプレンズ14
aが例えば曇りガラス等の拡散的なレンズによって構成
されており、バニティミラー7の鏡面11側への照光が
拡散的な光によって行われるようになっている。鏡面1
1側への照光が拡散的な光によって行われると、鏡面1
1に映しだされる乗員の顔面等が全体的に照らされるこ
とになるので使い勝手がよくなる。また、本実施の形態
では、両面ランプ12の裏方向への照光面に装着された
ランプレンズ14bが集光的なレンズによって構成され
ている。この集光的なレンズによる作用及び効果につい
ては後述する。
【0015】また、図3に示すように、バニティミラー
7の基台17及び鏡面11は、回動軸16によってサン
バイザ本体2に固定されている。回動軸16の両端部
は、サンバイザ本体2に設けられた軸受孔等に嵌挿され
て回動可能な状態で保持されており、基台17及び鏡面
11がこの回動軸16を中心として裏方向(図3中の矢
印aに示した方向)に開き出しされるように構成されて
いる。
7の基台17及び鏡面11は、回動軸16によってサン
バイザ本体2に固定されている。回動軸16の両端部
は、サンバイザ本体2に設けられた軸受孔等に嵌挿され
て回動可能な状態で保持されており、基台17及び鏡面
11がこの回動軸16を中心として裏方向(図3中の矢
印aに示した方向)に開き出しされるように構成されて
いる。
【0016】図4は、サンバイザ本体2が支軸3の軸周
りに回動操作されることで車室天井面に沿った格納位置
に配置した場合における車両用サンバイザ1の外観を示
す斜視図である。図4に示すように、サンバイザ本体2
が格納位置にある場合には、バニティミラー7の鏡面1
1が車室天井面側に指向した配置となる。この場合、運
転席に着座した乗員等は、サンバイザ本体2の全体を下
ろさなければ、バニティミラー7を使用状態とすること
ができないので面倒である。しかし、本実施の形態にお
ける車両用サンバイザ1では、サンバイザ本体2が車室
天井面に沿った格納位置に配置している場合でも、図5
に示すように、バニティミラー7のみを回動軸16の軸
周りに回動操作することで下方に開くことができる。こ
れにより、バニティミラー7の鏡面11を簡便な操作で
車室内側に指向させて使用状態とすることができるの
で、上記したような面倒が解消されている。
りに回動操作されることで車室天井面に沿った格納位置
に配置した場合における車両用サンバイザ1の外観を示
す斜視図である。図4に示すように、サンバイザ本体2
が格納位置にある場合には、バニティミラー7の鏡面1
1が車室天井面側に指向した配置となる。この場合、運
転席に着座した乗員等は、サンバイザ本体2の全体を下
ろさなければ、バニティミラー7を使用状態とすること
ができないので面倒である。しかし、本実施の形態にお
ける車両用サンバイザ1では、サンバイザ本体2が車室
天井面に沿った格納位置に配置している場合でも、図5
に示すように、バニティミラー7のみを回動軸16の軸
周りに回動操作することで下方に開くことができる。こ
れにより、バニティミラー7の鏡面11を簡便な操作で
車室内側に指向させて使用状態とすることができるの
で、上記したような面倒が解消されている。
【0017】サンバイザ本体2が図4に示すような格納
位置に配置している場合において、サンバイザ本体2の
裏面側(車室内に面した側)に設けられたマップランプ
スイッチ18がON方向に操作されると、両面ランプ1
2のバルブ15が点灯し、両面ランプ12の裏方向への
照光(車室内側への照光)が行われる。このとき、両面
ランプ12の裏方向への照光は、図4に示すように、車
室天井面から下方を照らすような向きで行われる。つま
り、サンバイザ本体2が車室天井面に沿った格納位置に
配置した場合には、両面ランプ12が鏡面11に顔を映
すための化粧用照明として機能するだけでなく、運転席
や助手席を上方からスポット的に照らし出すマップラン
プとして機能することになる。また、両面ランプ12の
裏方向への照光面に装着されたランプレンズ14bは、
集光的なレンズによって構成されている。これにより、
両面ランプ12によって運転席や助手席等が上方からス
ポット的に照らされることになり、両面ランプ12のマ
ップランプとしての機能が有効に発揮される。
位置に配置している場合において、サンバイザ本体2の
裏面側(車室内に面した側)に設けられたマップランプ
スイッチ18がON方向に操作されると、両面ランプ1
2のバルブ15が点灯し、両面ランプ12の裏方向への
照光(車室内側への照光)が行われる。このとき、両面
ランプ12の裏方向への照光は、図4に示すように、車
室天井面から下方を照らすような向きで行われる。つま
り、サンバイザ本体2が車室天井面に沿った格納位置に
配置した場合には、両面ランプ12が鏡面11に顔を映
すための化粧用照明として機能するだけでなく、運転席
や助手席を上方からスポット的に照らし出すマップラン
プとして機能することになる。また、両面ランプ12の
裏方向への照光面に装着されたランプレンズ14bは、
集光的なレンズによって構成されている。これにより、
両面ランプ12によって運転席や助手席等が上方からス
ポット的に照らされることになり、両面ランプ12のマ
ップランプとしての機能が有効に発揮される。
【0018】図6は、両面ランプ12を点灯/消灯状態
に切り替えるための電気回路の一例を示したものであ
る。図6に示す電気回路は、両面ランプ12の光源であ
るバルブ15と、バルブ15に結線された4つのスイッ
チSW1〜SW4によって構成されている。回路の両端
には、自動車のバッテリ等から取り出されたDC12V
の電圧が印加されており、スイッチSW1〜SW4の状
態によって、バルブ15への通電状態が切り替えられる
ようになっている。これらスイッチSW1〜SW4の動
作について以下に説明する。
に切り替えるための電気回路の一例を示したものであ
る。図6に示す電気回路は、両面ランプ12の光源であ
るバルブ15と、バルブ15に結線された4つのスイッ
チSW1〜SW4によって構成されている。回路の両端
には、自動車のバッテリ等から取り出されたDC12V
の電圧が印加されており、スイッチSW1〜SW4の状
態によって、バルブ15への通電状態が切り替えられる
ようになっている。これらスイッチSW1〜SW4の動
作について以下に説明する。
【0019】スイッチSW1は、サンバイザ本体2の位
置を検出するためのスイッチである。サンバイザ本体2
がフロントガラスに沿った遮光位置にまで下ろされた場
合には、スイッチSW1の接触端子が図6中に示す「遮
光位置」の方に切り換えられるようになっている。反対
に、サンバイザ本体2が車室天井面に沿った格納位置に
まで上げられた場合には、スイッチSW1の接触端子が
「格納位置」の方に切り替えられるようになっている。
このようなスイッチSW1を実現するには、例えば支軸
3の軸周りに「遮光位置」及び「格納位置」のそれぞれ
に対応した金属製の接触端子をセットして、サンバイザ
本体2が「遮光位置」または「可能位置」に回動操作さ
れた場合に、それらの位置にセットされた接触端子を介
して回路がつながるようにスイッチを構成すればよい。
あるいは、サンバイザ本体2が「遮光位置」または「格
納位置」のいずれにあるのかを検出端の押圧動作によっ
て検出できるマイクロスイッチ等により構成すればよ
い。スイッチSW2は、カバー蓋8の開閉位置を検出す
るスイッチである。カバー蓋8が開いた場合には、スイ
ッチSW2はつながる(ONする)ように構成されてお
り、また、カバー蓋8が閉じた場合には、スイッチSW
2は切れる(OFFする)ように構成されている。この
ようなスイッチSW2は、例えばカバー蓋8の開閉状態
を検出端の押圧動作によって検出できるマイクロスイッ
チ等によって実現することができる。スイッチSW3
は、サンバイザ本体2の裏面側に設けられたマップラン
プスイッチ18に対応している。マップランプスイッチ
18がON方向に操作されると、スイッチSW3の接触
端子は図6中に示すON方向に切り替えられ、マップラ
ンプスイッチ18がOFF方向に操作されると、スイッ
チSW3の接触端子はOFF方向に切り替えられるよう
になっている。このようなスイッチSW3は、一般的に
使用される切換スイッチで構成することができる。スイ
ッチSW4は、バニティミラー7の開閉位置を検出する
ためのスイッチである。サンバイザ本体2が格納位置に
配置している場合において、バニティミラー7が所定の
角度まで下方に開かれた場合には、スイッチSW4はつ
ながる(ONする)ように構成されている。また、バニ
ティミラー7を上方に閉じてサンバイザ本体2の内部に
収納した場合には、スイッチSW4は切れる(OFFす
る)ように構成されている。このようなスイッチSW4
は、例えばマイクロスイッチ等により構成することがで
きる。これらのスイッチSW1〜SW4の切換動作によ
って、以下の表1に示すようなバルブ15の点灯/消灯
動作が実現される。
置を検出するためのスイッチである。サンバイザ本体2
がフロントガラスに沿った遮光位置にまで下ろされた場
合には、スイッチSW1の接触端子が図6中に示す「遮
光位置」の方に切り換えられるようになっている。反対
に、サンバイザ本体2が車室天井面に沿った格納位置に
まで上げられた場合には、スイッチSW1の接触端子が
「格納位置」の方に切り替えられるようになっている。
このようなスイッチSW1を実現するには、例えば支軸
3の軸周りに「遮光位置」及び「格納位置」のそれぞれ
に対応した金属製の接触端子をセットして、サンバイザ
本体2が「遮光位置」または「可能位置」に回動操作さ
れた場合に、それらの位置にセットされた接触端子を介
して回路がつながるようにスイッチを構成すればよい。
あるいは、サンバイザ本体2が「遮光位置」または「格
納位置」のいずれにあるのかを検出端の押圧動作によっ
て検出できるマイクロスイッチ等により構成すればよ
い。スイッチSW2は、カバー蓋8の開閉位置を検出す
るスイッチである。カバー蓋8が開いた場合には、スイ
ッチSW2はつながる(ONする)ように構成されてお
り、また、カバー蓋8が閉じた場合には、スイッチSW
2は切れる(OFFする)ように構成されている。この
ようなスイッチSW2は、例えばカバー蓋8の開閉状態
を検出端の押圧動作によって検出できるマイクロスイッ
チ等によって実現することができる。スイッチSW3
は、サンバイザ本体2の裏面側に設けられたマップラン
プスイッチ18に対応している。マップランプスイッチ
18がON方向に操作されると、スイッチSW3の接触
端子は図6中に示すON方向に切り替えられ、マップラ
ンプスイッチ18がOFF方向に操作されると、スイッ
チSW3の接触端子はOFF方向に切り替えられるよう
になっている。このようなスイッチSW3は、一般的に
使用される切換スイッチで構成することができる。スイ
ッチSW4は、バニティミラー7の開閉位置を検出する
ためのスイッチである。サンバイザ本体2が格納位置に
配置している場合において、バニティミラー7が所定の
角度まで下方に開かれた場合には、スイッチSW4はつ
ながる(ONする)ように構成されている。また、バニ
ティミラー7を上方に閉じてサンバイザ本体2の内部に
収納した場合には、スイッチSW4は切れる(OFFす
る)ように構成されている。このようなスイッチSW4
は、例えばマイクロスイッチ等により構成することがで
きる。これらのスイッチSW1〜SW4の切換動作によ
って、以下の表1に示すようなバルブ15の点灯/消灯
動作が実現される。
【0020】
【表1】
【0021】表1に示したバルブ15の点灯/消灯動作
によれば、サンバイザ本体2が遮光位置に配置した場合
にカバー蓋8が開かれると、バルブ15は自動的に点灯
する。逆に、サンバイザ本体2が遮光位置に配置した場
合にカバー蓋8が閉じられると、バルブ15は自動的に
消灯する。これにより、バニティミラー7が使用される
時以外は、バルブ15が自動的に消灯されることになる
ので、無駄な電力の消費が抑えられる。
によれば、サンバイザ本体2が遮光位置に配置した場合
にカバー蓋8が開かれると、バルブ15は自動的に点灯
する。逆に、サンバイザ本体2が遮光位置に配置した場
合にカバー蓋8が閉じられると、バルブ15は自動的に
消灯する。これにより、バニティミラー7が使用される
時以外は、バルブ15が自動的に消灯されることになる
ので、無駄な電力の消費が抑えられる。
【0022】また、サンバイザ本体2が格納位置に配置
された場合に、マップランプスイッチ18がON方向に
操作されると、スイッチSW3の接触端子がON方向に
切り替えられてバルブ15が点灯する。逆に、サンバイ
ザ本体2が格納位置に配置された場合に、マップランプ
スイッチ18がOFF方向に操作されると、スイッチS
W3の接触端子がOFF方向に切り替えられてバルブ1
5が消灯する。これにより、マップランプスイッチ18
のON/OFF操作のみで、バルブ15を点灯/消灯状
態に切り替えることができる。
された場合に、マップランプスイッチ18がON方向に
操作されると、スイッチSW3の接触端子がON方向に
切り替えられてバルブ15が点灯する。逆に、サンバイ
ザ本体2が格納位置に配置された場合に、マップランプ
スイッチ18がOFF方向に操作されると、スイッチS
W3の接触端子がOFF方向に切り替えられてバルブ1
5が消灯する。これにより、マップランプスイッチ18
のON/OFF操作のみで、バルブ15を点灯/消灯状
態に切り替えることができる。
【0023】また、サンバイザ本体2が格納位置に配置
された場合(スイッチSW1が格納位置に切り替えられ
た場合)で、かつ、マップランプスイッチ18がOFF
方向に操作された場合(スイッチSW3がOFFに切り
替えられた場合)に、バニティミラー7が下方に開かれ
た場合には、スイッチSW4がONに切り替えられてバ
ルブ15が点灯する。同じ条件で、バニティミラー7が
上方に閉じられてサンバイザ本体2の内部に収納される
と、スイッチSW4がOFFに切り替えられてバルブ1
5が消灯する。つまり、サンバイザ本体2を車室天井に
格納した場合に、バニティミラー7を下方に開いて「化
粧用ミラー」として使用する場合には、鏡面11側への
照光が自動的に行われることになる。これにより、バニ
ティミラー7の使用時以外はバルブ15が消灯状態とな
るので無駄な電力消費を抑えることができるだけでな
く、バニティミラー7が使用されるタイミングに合わせ
て自動的に照光が行われることになるので、車両用サン
バイザ1の使いやすさが向上する。
された場合(スイッチSW1が格納位置に切り替えられ
た場合)で、かつ、マップランプスイッチ18がOFF
方向に操作された場合(スイッチSW3がOFFに切り
替えられた場合)に、バニティミラー7が下方に開かれ
た場合には、スイッチSW4がONに切り替えられてバ
ルブ15が点灯する。同じ条件で、バニティミラー7が
上方に閉じられてサンバイザ本体2の内部に収納される
と、スイッチSW4がOFFに切り替えられてバルブ1
5が消灯する。つまり、サンバイザ本体2を車室天井に
格納した場合に、バニティミラー7を下方に開いて「化
粧用ミラー」として使用する場合には、鏡面11側への
照光が自動的に行われることになる。これにより、バニ
ティミラー7の使用時以外はバルブ15が消灯状態とな
るので無駄な電力消費を抑えることができるだけでな
く、バニティミラー7が使用されるタイミングに合わせ
て自動的に照光が行われることになるので、車両用サン
バイザ1の使いやすさが向上する。
【0024】なお、図6に示すような電気回路の配線
は、例えばサンバイザ本体2を支える支軸3の内部にワ
イヤーハーネス等の導線を通すことで実現できる。
は、例えばサンバイザ本体2を支える支軸3の内部にワ
イヤーハーネス等の導線を通すことで実現できる。
【0025】本発明は上記実施の形態に限定するもので
はない。実施の形態では、サンバイザ本体2が合成樹脂
の射出成形により作られた場合を例示したが、その他の
成形法によりサンバイザ本体2が作られた場合であって
も本発明を適用し得る。
はない。実施の形態では、サンバイザ本体2が合成樹脂
の射出成形により作られた場合を例示したが、その他の
成形法によりサンバイザ本体2が作られた場合であって
も本発明を適用し得る。
【0026】実施の形態では、両面ランプ12(バルブ
15)の点灯/消灯動作が図6に示すような電気回路に
より実現される例を示したが、このような態様に限定す
るものではない。表1に示すような両面ランプ12の点
灯/消灯動作は、他の周知の電気回路や、IC回路等に
よっても実現することができる。
15)の点灯/消灯動作が図6に示すような電気回路に
より実現される例を示したが、このような態様に限定す
るものではない。表1に示すような両面ランプ12の点
灯/消灯動作は、他の周知の電気回路や、IC回路等に
よっても実現することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡便な操作によってバニティミラーを使用できるバニテ
ィミラー付き車両用サンバイザを実現することができ
る。
簡便な操作によってバニティミラーを使用できるバニテ
ィミラー付き車両用サンバイザを実現することができ
る。
【図1】サンバイザ本体がフロントガラスに沿った遮光
位置まで下ろされた使用状態における車両用サンバイザ
の外観を示す斜視図である。
位置まで下ろされた使用状態における車両用サンバイザ
の外観を示す斜視図である。
【図2】カバー蓋が上方に開かれた状態における車両用
サンバイザの外観を示す斜視図である。
サンバイザの外観を示す斜視図である。
【図3】図1に示す車両用サンバイザにおけるサンバイ
ザ本体のA−A矢視断面図である。
ザ本体のA−A矢視断面図である。
【図4】サンバイザ本体が支軸の軸周りに回動操作され
ることで車室天井面に沿った格納位置に配置した場合に
おける車両用サンバイザの外観を示す斜視図である。
ることで車室天井面に沿った格納位置に配置した場合に
おける車両用サンバイザの外観を示す斜視図である。
【図5】バニティミラーのみを下方に開いた状態におけ
る車両用サンバイザの外観を示す斜視図である。
る車両用サンバイザの外観を示す斜視図である。
【図6】両面ランプを点灯/消灯状態に切り替えるため
の電気回路図である。
の電気回路図である。
【図7】従来の車両用サンバイザを示す斜視図である。
1…車両用サンバイザ
2…サンバイザ本体
3…支軸
5…軸受部
6…ワイヤーフレーム
7…バニティミラー
8…カバー蓋
11…鏡面
12…両面ランプ
13、16…回動軸
14a、14b…ランプレンズ
15…バルブ
17…基台
18…マップランプスイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 車体側に取り付けられた支軸と、その支
軸に装着されかつ同支軸の軸回りに回動操作されること
で、車室天井面に沿う格納位置とフロントガラスに沿う
遮光位置とに配置切換されるサンバイザ本体とを備えた
車両用サンバイザであって、 前記サンバイザ本体には、該サンバイザ本体からの開閉
動作が可能なバニティミラーが取り付けられており、前
記サンバイザ本体が前記遮光位置に配置したときには、
前記バニティミラーは前記サンバイザ本体から開かれず
にその鏡面が車室内側に指向する配置とされ、前記サン
バイザ本体が前記格納位置に配置したときには、前記バ
ニティミラーは前記サンバイザ本体から開かれることで
その鏡面が車室内側に指向する配置とされる構成の車両
用サンバイザ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車両用サンバイザであ
って、 バニティミラーには、表方向及び裏方向への照光が可能
な両面ランプが取り付けられており、前記両面ランプの
表方向への照光により前記バニティミラーの鏡面側への
照光が行われ、前記両面ランプの裏方向への照光により
前記バニティミラーの裏面側への照光が行われる構成の
車両用サンバイザ。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の車両用
サンバイザであって、 両面ランプの表方向への照光が拡散的なレンズにより行
われ、両面ランプの裏方向への照光が集光的なレンズで
行われることを特徴とする車両用サンバイザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001224767A JP2003034141A (ja) | 2001-07-25 | 2001-07-25 | 車両用サンバイザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001224767A JP2003034141A (ja) | 2001-07-25 | 2001-07-25 | 車両用サンバイザ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003034141A true JP2003034141A (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=19057872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001224767A Pending JP2003034141A (ja) | 2001-07-25 | 2001-07-25 | 車両用サンバイザ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003034141A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005044609A1 (ja) * | 2003-11-05 | 2005-05-19 | Kyowa Sangyo Co., Ltd. | 車両用サンバイザ |
JP2007022141A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Toyota Industries Corp | 車両用照明装置 |
JP2009248782A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Toyoda Gosei Co Ltd | 車両室内用照明装置 |
JP2011136611A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Honda Motor Co Ltd | 車両用サンバイザー装置 |
JP2018172049A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 株式会社Subaru | 車両用サンバイザ |
-
2001
- 2001-07-25 JP JP2001224767A patent/JP2003034141A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005044609A1 (ja) * | 2003-11-05 | 2005-05-19 | Kyowa Sangyo Co., Ltd. | 車両用サンバイザ |
CN100413717C (zh) * | 2003-11-05 | 2008-08-27 | 共和产业株式会社 | 车辆遮阳板 |
JP2007022141A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Toyota Industries Corp | 車両用照明装置 |
JP4629520B2 (ja) * | 2005-07-12 | 2011-02-09 | 株式会社豊田自動織機 | 車両用照明装置 |
JP2009248782A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Toyoda Gosei Co Ltd | 車両室内用照明装置 |
JP2011136611A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Honda Motor Co Ltd | 車両用サンバイザー装置 |
JP2018172049A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 株式会社Subaru | 車両用サンバイザ |
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