JPH08132873A - 照明ユニット付きサンバイザ - Google Patents
照明ユニット付きサンバイザInfo
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- JPH08132873A JPH08132873A JP6272599A JP27259994A JPH08132873A JP H08132873 A JPH08132873 A JP H08132873A JP 6272599 A JP6272599 A JP 6272599A JP 27259994 A JP27259994 A JP 27259994A JP H08132873 A JPH08132873 A JP H08132873A
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- sun visor
- lighting unit
- lamp
- illumination
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- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ミラー付きサンバイザにミラーを照光するミ
ラー用ランプとルームランプとを設けた照明ユニット付
きサンバイザにおいて、ユニット並びに配線構造の簡素
化を図ることにより、コストダウン並びに軽量化を促進
することを目的とする。 【構成】 サンバイザ本体20に設置される照明ユニッ
ト30として、ミラー部40と照明部50とに区画し、
照明部50には、基板51の開口51aに照光用ランプ
52を設置し、ユニット30における照明部50の正面
並びに背面両側を照光用ランプ52により照らすととも
に、それぞれ遮光板53,54を設置して、照光用ラン
プ52を化粧用ミラー41の照光用として利用するとと
もに、ルームランプとして使用することにより、構造の
簡素化を図る。
ラー用ランプとルームランプとを設けた照明ユニット付
きサンバイザにおいて、ユニット並びに配線構造の簡素
化を図ることにより、コストダウン並びに軽量化を促進
することを目的とする。 【構成】 サンバイザ本体20に設置される照明ユニッ
ト30として、ミラー部40と照明部50とに区画し、
照明部50には、基板51の開口51aに照光用ランプ
52を設置し、ユニット30における照明部50の正面
並びに背面両側を照光用ランプ52により照らすととも
に、それぞれ遮光板53,54を設置して、照光用ラン
プ52を化粧用ミラー41の照光用として利用するとと
もに、ルームランプとして使用することにより、構造の
簡素化を図る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、照明ユニットを装備
した照明ユニット付きサンバイザに関するもので、特
に、一つの照光用ランプをミラー照光用ランプとルーム
ランプとに兼用した照明ユニット付きサンバイザに関す
る。
した照明ユニット付きサンバイザに関するもので、特
に、一つの照光用ランプをミラー照光用ランプとルーム
ランプとに兼用した照明ユニット付きサンバイザに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、車両用サンバイザに化粧用ミラー
等を付設し、商品価値を高めたミラー付きサンバイザが
一部採用されており、特に、高級車種に多用される傾向
にある。
等を付設し、商品価値を高めたミラー付きサンバイザが
一部採用されており、特に、高級車種に多用される傾向
にある。
【0003】また、最近では、化粧用ミラーを照光する
照明具を付設したサンバイザも普及しており、特にコン
バーティブルタイプの乗用車など、構造上、ルームラン
プ等の夜間に室内を照らす照明設備がないタイプのもの
に好適である。
照明具を付設したサンバイザも普及しており、特にコン
バーティブルタイプの乗用車など、構造上、ルームラン
プ等の夜間に室内を照らす照明設備がないタイプのもの
に好適である。
【0004】この照明具を化粧用ミラーに付設した照明
ユニットを備えたサンバイザとして、先に出願人は実願
平4−30182号を出願している。
ユニットを備えたサンバイザとして、先に出願人は実願
平4−30182号を出願している。
【0005】このものは、図14乃至図16に示すよう
に、車両の天井側に回動自在に支承されるサンバイザ1
の中央に開口が形成され、この開口に照明ユニット2が
嵌合固定されている。
に、車両の天井側に回動自在に支承されるサンバイザ1
の中央に開口が形成され、この開口に照明ユニット2が
嵌合固定されている。
【0006】上記照明ユニット2は、一方側面をミラー
用、他方側面をルームランプ用として利用できるよう
に、ユニット2の一方側に、化粧用ミラー3、その上方
にミラー用ランプ4を設置して、これらを開閉リッド5
により被覆するという構成であり、他方側面には、ルー
ムランプ6が設置され、このルームランプ6も開閉リッ
ド7により被覆するという構成である。
用、他方側面をルームランプ用として利用できるよう
に、ユニット2の一方側に、化粧用ミラー3、その上方
にミラー用ランプ4を設置して、これらを開閉リッド5
により被覆するという構成であり、他方側面には、ルー
ムランプ6が設置され、このルームランプ6も開閉リッ
ド7により被覆するという構成である。
【0007】したがって、夜間、化粧用ミラー3を使用
するときには、図15に示すように、サンバイザ1を下
側に回動させた後、開閉リッド5を開放操作すれば、ミ
ラー用ランプ4のスイッチがONとなり、夜間、女性の
化粧直し等に便利である。
するときには、図15に示すように、サンバイザ1を下
側に回動させた後、開閉リッド5を開放操作すれば、ミ
ラー用ランプ4のスイッチがONとなり、夜間、女性の
化粧直し等に便利である。
【0008】一方、夜間、道路地図等を見る際には、図
16に示すように、サンバイザ1が天井側に格納状態で
あるとき、開閉リッド7を開放操作すれば、ループラン
プ6のスイッチがONとなり、ルームランプ6が照光し
て、道路地図等の使用が容易に行なえるというものであ
る。
16に示すように、サンバイザ1が天井側に格納状態で
あるとき、開閉リッド7を開放操作すれば、ループラン
プ6のスイッチがONとなり、ルームランプ6が照光し
て、道路地図等の使用が容易に行なえるというものであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、照
明ユニット2を設置したサンバイザ1にあっては、夜
間、女性の化粧直しや、道路地図等を使用する際に便利
ではあるが、ミラー用ランプ4、ルームランプ6、及び
ユニット2の両側に開閉リッド5,7を設置するなど、
部品点数が多く、特にミラー用ランプ4とルームランプ
6双方に配線,スイッチ機構を設置しなければならず、
著しいコストアップを招来するという不具合があるとと
もに、ユニット2自体も大型化し、重量化を招き軽量化
にそぐわないという問題点が指摘されている。
明ユニット2を設置したサンバイザ1にあっては、夜
間、女性の化粧直しや、道路地図等を使用する際に便利
ではあるが、ミラー用ランプ4、ルームランプ6、及び
ユニット2の両側に開閉リッド5,7を設置するなど、
部品点数が多く、特にミラー用ランプ4とルームランプ
6双方に配線,スイッチ機構を設置しなければならず、
著しいコストアップを招来するという不具合があるとと
もに、ユニット2自体も大型化し、重量化を招き軽量化
にそぐわないという問題点が指摘されている。
【0010】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、化粧用ミラーに照明設備(ミラー用ランプ
とルームランプ)を付設した照明ユニット付きサンバイ
ザにおいて、照明ユニットの構造を簡素化することによ
り、コストダウン並びに軽量化に大きく貢献できる照明
ユニット付きサンバイザを提供することを目的としてい
る。
れたもので、化粧用ミラーに照明設備(ミラー用ランプ
とルームランプ)を付設した照明ユニット付きサンバイ
ザにおいて、照明ユニットの構造を簡素化することによ
り、コストダウン並びに軽量化に大きく貢献できる照明
ユニット付きサンバイザを提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、車両の天井側に回動自在に支承されるサ
ンバイザ本体と、このサンバイザ本体内に組み込まれる
照明ユニットとからなる照明ユニット付きサンバイザに
おいて、前記照明ユニットは、ミラー部と照明部とから
構成され、サンバイザ本体に凹部と窓孔とが連設され、
凹部内に照明ユニットのミラー部を装着する一方、窓孔
内に照明部を嵌め込み固定するとともに、照明部内に設
置される照光用ランプがユニット正面側、並びに背面側
に選択的に照光できるように、照光用ランプの表裏側に
スライド可能な遮光板が設置されていることを特徴とす
る。
に、本発明は、車両の天井側に回動自在に支承されるサ
ンバイザ本体と、このサンバイザ本体内に組み込まれる
照明ユニットとからなる照明ユニット付きサンバイザに
おいて、前記照明ユニットは、ミラー部と照明部とから
構成され、サンバイザ本体に凹部と窓孔とが連設され、
凹部内に照明ユニットのミラー部を装着する一方、窓孔
内に照明部を嵌め込み固定するとともに、照明部内に設
置される照光用ランプがユニット正面側、並びに背面側
に選択的に照光できるように、照光用ランプの表裏側に
スライド可能な遮光板が設置されていることを特徴とす
る。
【0012】更に、照明ユニットの照明部に配置される
照光用ランプのスイッチ機構は、開閉リッドの開閉状態
をそれぞれ検知するリッドON・OFFスイッチ機構
と、背面側遮光板の開閉状態をそれぞれ検知する遮光板
ON・OFFスイッチ機構との組み合わせにより照光用
ランプに通電されることを特徴とする。
照光用ランプのスイッチ機構は、開閉リッドの開閉状態
をそれぞれ検知するリッドON・OFFスイッチ機構
と、背面側遮光板の開閉状態をそれぞれ検知する遮光板
ON・OFFスイッチ機構との組み合わせにより照光用
ランプに通電されることを特徴とする。
【0013】更に、前面側遮光板の内面に反射層がラミ
ネートされていることを特徴とする。
ネートされていることを特徴とする。
【0014】
【作用】以上の構成から明らかなように、サンバイザ本
体内に組み込まれる照明ユニットは、一方側をミラー
部、他方側を照明部として、照明部内に設置される照光
用ランプでユニットの正面側並びに背面側を照光させる
とともに、照光用ランプの表裏面側に設置した遮光板を
開閉操作することにより、ミラー用ランプとルームラン
プとに共用化することができる。
体内に組み込まれる照明ユニットは、一方側をミラー
部、他方側を照明部として、照明部内に設置される照光
用ランプでユニットの正面側並びに背面側を照光させる
とともに、照光用ランプの表裏面側に設置した遮光板を
開閉操作することにより、ミラー用ランプとルームラン
プとに共用化することができる。
【0015】また、照光用ランプの正面並びに背面側に
遮光板を設置するとともに、開閉リッドの開閉操作を検
知するリッドON・OFFスイッチ機構と、背面側の遮
光板の開閉操作を検知する遮光板ON・OFFスイッチ
機構とを組み合わせることにより、配線構造の簡素化が
図れ、単一の開閉リッドの使用により、ユニットの小型
化が可能となる。
遮光板を設置するとともに、開閉リッドの開閉操作を検
知するリッドON・OFFスイッチ機構と、背面側の遮
光板の開閉操作を検知する遮光板ON・OFFスイッチ
機構とを組み合わせることにより、配線構造の簡素化が
図れ、単一の開閉リッドの使用により、ユニットの小型
化が可能となる。
【0016】したがって、夜間時、化粧用ミラーを使用
するには、背面側遮光板が閉鎖状態にあるとき、開閉リ
ッドを開放すれば、遮光板ON・OFFスイッチがOF
Fで、リッドON・OFFスイッチがONとなり、照光
用ランプに通電され、化粧用ミラーを照光することがで
きる。
するには、背面側遮光板が閉鎖状態にあるとき、開閉リ
ッドを開放すれば、遮光板ON・OFFスイッチがOF
Fで、リッドON・OFFスイッチがONとなり、照光
用ランプに通電され、化粧用ミラーを照光することがで
きる。
【0017】一方、夜間時、ルームランプを使用するに
は、開閉リッドが閉鎖状態にあるとき、背面側遮光板を
開放操作すれば、リッドON・OFFスイッチがOFF
で、遮光板ON・OFFスイッチがONとなり、照光用
ランプに通電され、ルームランプとして使用できる。
は、開閉リッドが閉鎖状態にあるとき、背面側遮光板を
開放操作すれば、リッドON・OFFスイッチがOFF
で、遮光板ON・OFFスイッチがONとなり、照光用
ランプに通電され、ルームランプとして使用できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係る照明ユニット付きサンバ
イザの実施例について、添付図面を参照しながら詳細に
説明する。
イザの実施例について、添付図面を参照しながら詳細に
説明する。
【0019】図1は本発明に係るサンバイザの使用状態
を示す斜視図、図2は同サンバイザの格納状態を示す斜
視図、図3は本発明に係る照明ユニット付きサンバイザ
の構成を示す分解斜視図、図4並びに図5は本発明に使
用する照明ユニットの構成を示す各断面図、図6は照明
ユニットの配線構造を示す説明図、図7は照明ユニット
の配線図、図8,図9は本発明に係るサンバイザのミラ
ー使用時における状態を示す正面図並びに断面図、図1
0,図11は本発明に係るサンバイザのルームランプ使
用時の状態を示す正面図並びに断面図、図12,図13
は背面側遮光板の変形例を示す正面図並びに断面図であ
る。
を示す斜視図、図2は同サンバイザの格納状態を示す斜
視図、図3は本発明に係る照明ユニット付きサンバイザ
の構成を示す分解斜視図、図4並びに図5は本発明に使
用する照明ユニットの構成を示す各断面図、図6は照明
ユニットの配線構造を示す説明図、図7は照明ユニット
の配線図、図8,図9は本発明に係るサンバイザのミラ
ー使用時における状態を示す正面図並びに断面図、図1
0,図11は本発明に係るサンバイザのルームランプ使
用時の状態を示す正面図並びに断面図、図12,図13
は背面側遮光板の変形例を示す正面図並びに断面図であ
る。
【0020】図1,図2において、本発明に係る照明ユ
ニット付きサンバイザ10は、日除け機能を備えたサン
バイザ本体20と、サンバイザ本体20内に組み込み固
定された照明ユニット30とから大略構成され、照明ユ
ニット30は、サンバイザ本体20の一方側面(サンバ
イザ本体20の下側回動時、乗員と対向する面)に臨
み、化粧用ミラー機能を付与するとともに、図2に示す
ように、サンバイザ本体20を天井側に格納状態にした
とき、室内側に現れ、夜間、マップ等を利用する際のル
ームランプ機能をもたせたことが特徴である。
ニット付きサンバイザ10は、日除け機能を備えたサン
バイザ本体20と、サンバイザ本体20内に組み込み固
定された照明ユニット30とから大略構成され、照明ユ
ニット30は、サンバイザ本体20の一方側面(サンバ
イザ本体20の下側回動時、乗員と対向する面)に臨
み、化粧用ミラー機能を付与するとともに、図2に示す
ように、サンバイザ本体20を天井側に格納状態にした
とき、室内側に現れ、夜間、マップ等を利用する際のル
ームランプ機能をもたせたことが特徴である。
【0021】図3にサンバイザ本体20並びに照明ユニ
ット30の具体的な構成について説明する。
ット30の具体的な構成について説明する。
【0022】まず、サンバイザ本体20は、ループ状に
曲成されたワイヤフレーム21が芯材22内にインサー
トされており、芯材22の外周に表皮材23を貼着して
構成されている。
曲成されたワイヤフレーム21が芯材22内にインサー
トされており、芯材22の外周に表皮材23を貼着して
構成されている。
【0023】芯材22の素材としては、軽量で適度の保
形性を備えることが望ましいことから、硬質発泡体等が
好適であるが、中空樹脂成形体を使用しても良く、その
場合は、ワイヤフレーム21は不要となる。また、表皮
材23としては、意匠性、並びに手触り感等を考慮し
て、クロスや合成樹脂製シートが望ましい。
形性を備えることが望ましいことから、硬質発泡体等が
好適であるが、中空樹脂成形体を使用しても良く、その
場合は、ワイヤフレーム21は不要となる。また、表皮
材23としては、意匠性、並びに手触り感等を考慮し
て、クロスや合成樹脂製シートが望ましい。
【0024】そして、サンバイザ本体20は回動用シャ
フト24がサンバイザ本体20内の軸受ホルダ25内に
回動可能に挿通されており、この回動用シャフト24を
介して天井側に回動可能に支承されている。
フト24がサンバイザ本体20内の軸受ホルダ25内に
回動可能に挿通されており、この回動用シャフト24を
介して天井側に回動可能に支承されている。
【0025】更に、サンバイザ本体20には、照明ユニ
ット30を取り付けるために、一方側面(サンバイザ本
体20の回動時、乗員と対向する側面)に凹部26と窓
孔27とが連設形成されている。
ット30を取り付けるために、一方側面(サンバイザ本
体20の回動時、乗員と対向する側面)に凹部26と窓
孔27とが連設形成されている。
【0026】一方、照明ユニット30は、ABS樹脂、
ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂の射出成形体からなる
ユニットケース31と、ケース31に回動可能に取り付
けられ、ケース31の一面側を被覆する開閉リッド32
とから構成されており、このユニットケース31の形状
は、サンバイザ本体20の凹部26内に装着され、か
つ、窓孔27内に嵌め込み固定が可能なように形状設定
がなされている。
ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂の射出成形体からなる
ユニットケース31と、ケース31に回動可能に取り付
けられ、ケース31の一面側を被覆する開閉リッド32
とから構成されており、このユニットケース31の形状
は、サンバイザ本体20の凹部26内に装着され、か
つ、窓孔27内に嵌め込み固定が可能なように形状設定
がなされている。
【0027】すなわち、照明ユニット30は、ミラー部
40と照明部50とに区画され、ミラー部40において
は、ユニットケース31に化粧用ミラー41が装着さ
れ、このミラー部40はサンバイザ本体20の凹部26
内に装着される。
40と照明部50とに区画され、ミラー部40において
は、ユニットケース31に化粧用ミラー41が装着さ
れ、このミラー部40はサンバイザ本体20の凹部26
内に装着される。
【0028】更に、照明部50の構成は、図4,図5に
示すように、内装される基板51のほぼ中央に開口51
aが開設され、この開口51a内に照光用ランプ52が
取り付けられており、この照光用ランプ52の正面側、
並びに背面側にそれぞれ遮光板53,54がスライド可
能に設置されている。
示すように、内装される基板51のほぼ中央に開口51
aが開設され、この開口51a内に照光用ランプ52が
取り付けられており、この照光用ランプ52の正面側、
並びに背面側にそれぞれ遮光板53,54がスライド可
能に設置されている。
【0029】尚、便宜上、化粧用ミラー41を照光する
際に使用する遮光板53を正面側遮光板53と命名し、
反対側の遮光板を背面側遮光板54と命名する。
際に使用する遮光板53を正面側遮光板53と命名し、
反対側の遮光板を背面側遮光板54と命名する。
【0030】更に、両遮光板53,54の外側にミラー
照光用レンズ55、ルームランプ用レンズ56がそれぞ
れ設置され、各レンズ55,56は、照光用ランプ52
からの光線を任意方向に収束する機能を備えている。
照光用レンズ55、ルームランプ用レンズ56がそれぞ
れ設置され、各レンズ55,56は、照光用ランプ52
からの光線を任意方向に収束する機能を備えている。
【0031】次に、照光用ランプ52の配線構造につい
て、図6の説明図並びに図7の配線図を基に説明する。
て、図6の説明図並びに図7の配線図を基に説明する。
【0032】図6は照明ユニット30における照明部5
0を背面側から見たものであり、本発明に使用する照明
ユニット30には、二種類のスイッチ機構60,70、
すなわち、開閉リッド32の開閉状態を検知するリッド
ON・OFFスイッチ機構60と、背面側遮光板54の
開閉状態を検知する遮光板ON・OFFスイッチ機構7
0が設けられている。
0を背面側から見たものであり、本発明に使用する照明
ユニット30には、二種類のスイッチ機構60,70、
すなわち、開閉リッド32の開閉状態を検知するリッド
ON・OFFスイッチ機構60と、背面側遮光板54の
開閉状態を検知する遮光板ON・OFFスイッチ機構7
0が設けられている。
【0033】上記リッドON・OFFスイッチ機構60
は、基板51にコンダクタからなる2つの接点61,6
2が設けられており、開閉リッド32の回転軸(図示せ
ず)にコンダクタが取り付けられ、開閉リッド32の開
閉操作により、上下動する接点63,64が設置されて
いる。
は、基板51にコンダクタからなる2つの接点61,6
2が設けられており、開閉リッド32の回転軸(図示せ
ず)にコンダクタが取り付けられ、開閉リッド32の開
閉操作により、上下動する接点63,64が設置されて
いる。
【0034】したがって、開閉リッド32が閉鎖状態に
あるとき、接点61,63が閉成し、図7に示すリッド
OFFスイッチが閉成する。
あるとき、接点61,63が閉成し、図7に示すリッド
OFFスイッチが閉成する。
【0035】逆に、開閉リッド32が開放状態にあると
き、接点62,64が閉成し、図7に示すリッドONス
イッチが閉成する。
き、接点62,64が閉成し、図7に示すリッドONス
イッチが閉成する。
【0036】次いで、遮光板ON・OFFスイッチ機構
70は、基板51にコンダクタからなる2つの接点7
1,72が照光用ランプ52の両側に設けられており、
遮光板54に1つの接点73が設置されている。
70は、基板51にコンダクタからなる2つの接点7
1,72が照光用ランプ52の両側に設けられており、
遮光板54に1つの接点73が設置されている。
【0037】したがって、遮光板54が閉鎖状態にある
とき、接点71,73が閉成し、図7に示す遮光板OF
Fスイッチが閉成する。
とき、接点71,73が閉成し、図7に示す遮光板OF
Fスイッチが閉成する。
【0038】逆に、遮光板54が開放状態にあるとき、
接点72,73が閉成し、図7に示す遮光板ONスイッ
チが閉成する。
接点72,73が閉成し、図7に示す遮光板ONスイッ
チが閉成する。
【0039】したがって、ルームランプの使用時には、
開閉リッド32を閉鎖すれば、リッドON・OFFスイ
ッチ機構60がOFFで、背面側遮光板54のスライド
操作により遮光板ON・OFFスイッチ機構70がON
となり、図7に示すように、照光用ランプ52に通電さ
れる。
開閉リッド32を閉鎖すれば、リッドON・OFFスイ
ッチ機構60がOFFで、背面側遮光板54のスライド
操作により遮光板ON・OFFスイッチ機構70がON
となり、図7に示すように、照光用ランプ52に通電さ
れる。
【0040】逆に、化粧用ミラー41の使用時には、背
面側遮光板54は閉鎖状態にあり、このとき、図7に示
す遮光板ON・OFFスイッチ機構70はOFF状態で
ある。
面側遮光板54は閉鎖状態にあり、このとき、図7に示
す遮光板ON・OFFスイッチ機構70はOFF状態で
ある。
【0041】そして、このとき開閉リッド32を開放操
作すれば、リッドON・OFFスイッチ機構60がON
状態となり、照光用ランプ52への通電が行なわれ、照
光用ランプ52をミラー用ランプとして機能させること
ができる。
作すれば、リッドON・OFFスイッチ機構60がON
状態となり、照光用ランプ52への通電が行なわれ、照
光用ランプ52をミラー用ランプとして機能させること
ができる。
【0042】尚、各遮光板53,54は、左右方向にス
ライド操作させるために、遮光板53,54と接続した
操作片53a,54aをユニットケース31に設けた横
長状のガイド孔53b,54b内から摺動可能に外部に
露出させて、各操作片53a,54aをスライド操作さ
せて遮光板53,54のスライド操作を行なうようにす
れば良い。
ライド操作させるために、遮光板53,54と接続した
操作片53a,54aをユニットケース31に設けた横
長状のガイド孔53b,54b内から摺動可能に外部に
露出させて、各操作片53a,54aをスライド操作さ
せて遮光板53,54のスライド操作を行なうようにす
れば良い。
【0043】また、特に、ルームランプ用として照光用
ランプ52の光量を増大させるためには、正面側遮光板
53の内面にアルミ蒸着層等の反射層57をラミネート
しておけば、光の透過量を多く確保することができる。
ランプ52の光量を増大させるためには、正面側遮光板
53の内面にアルミ蒸着層等の反射層57をラミネート
しておけば、光の透過量を多く確保することができる。
【0044】次に、図8,図9に基づいて、本発明のサ
ンバイザ10のミラー使用時の状態に付いて説明する。
ンバイザ10のミラー使用時の状態に付いて説明する。
【0045】まず、サンバイザ本体20を回動用シャフ
ト24の軸芯回りに下側に回動操作して、照明ユニット
30を乗員と対向する位置に位置決めした後、照明ユニ
ット30の開閉リッド32を開放操作すれば、前述した
スイッチ機構60,70が作用して、照光用ランプ52
が点灯し、正面側遮光板53を図8中右側にスライド操
作すれば、化粧用ミラー41を照光用ランプ52により
照光することができ、夜間、化粧用ミラー41の有効な
利用が可能となる。
ト24の軸芯回りに下側に回動操作して、照明ユニット
30を乗員と対向する位置に位置決めした後、照明ユニ
ット30の開閉リッド32を開放操作すれば、前述した
スイッチ機構60,70が作用して、照光用ランプ52
が点灯し、正面側遮光板53を図8中右側にスライド操
作すれば、化粧用ミラー41を照光用ランプ52により
照光することができ、夜間、化粧用ミラー41の有効な
利用が可能となる。
【0046】次いで、夜間、道路地図等を利用するに
は、図10,図11に示すように、サンバイザ本体20
が天井面に格納されている状態で、背面側遮光板54を
図10中右側方向にスライド操作することにより、上述
したスイッチ機構60,70の作用により、照光用ラン
プ52が点灯することになり、特に、正面側遮光板53
内面に反射層57がラミネートされていれば、照光用ラ
ンプ52の反射光線も有効に利用でき、ルームランプと
して有効に機能させることができる。
は、図10,図11に示すように、サンバイザ本体20
が天井面に格納されている状態で、背面側遮光板54を
図10中右側方向にスライド操作することにより、上述
したスイッチ機構60,70の作用により、照光用ラン
プ52が点灯することになり、特に、正面側遮光板53
内面に反射層57がラミネートされていれば、照光用ラ
ンプ52の反射光線も有効に利用でき、ルームランプと
して有効に機能させることができる。
【0047】次いで、図12,図13は本発明に係る照
明用ユニット30の別実施例を示すもので、背面側遮光
板54をルームランプ用レンズ56の外表面に位置させ
たことが特徴である。
明用ユニット30の別実施例を示すもので、背面側遮光
板54をルームランプ用レンズ56の外表面に位置させ
たことが特徴である。
【0048】こうした場合、背面側遮光板54の形状を
簡素化でき、遮光性が向上するとともに、遮光板54の
材質を樹脂化できる等、遮光板54の材料選定自由度を
大きく向上する。
簡素化でき、遮光性が向上するとともに、遮光板54の
材質を樹脂化できる等、遮光板54の材料選定自由度を
大きく向上する。
【0049】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る照明ユ
ニット付きサンバイザは、照光用ランプによりユニット
の正面側並びに背面側を照光可能にするとともに、それ
ぞれ遮光板を設けて、一つの照光用ランプでミラー用ラ
ンプとルームランプとに共用できる構成としたため、配
線構造も簡素化でき、かつ、開閉リッドもミラー側のみ
の使用で済むため、構造が簡素化,コンパクト化でき、
大幅なコストダウンを招来するとともに、軽量化にも大
きく貢献できるという効果を有する。
ニット付きサンバイザは、照光用ランプによりユニット
の正面側並びに背面側を照光可能にするとともに、それ
ぞれ遮光板を設けて、一つの照光用ランプでミラー用ラ
ンプとルームランプとに共用できる構成としたため、配
線構造も簡素化でき、かつ、開閉リッドもミラー側のみ
の使用で済むため、構造が簡素化,コンパクト化でき、
大幅なコストダウンを招来するとともに、軽量化にも大
きく貢献できるという効果を有する。
【図1】本発明に係る照明ユニット付きサンバイザの使
用状態を示す斜視図。
用状態を示す斜視図。
【図2】本発明に係る照明ユニット付きサンバイザの格
納状態を示す斜視図。
納状態を示す斜視図。
【図3】本発明に係る照明ユニット付きサンバイザの構
成を示す分解斜視図。
成を示す分解斜視図。
【図4】図3中IV−IV線断面図。
【図5】図3中V −V 線断面図。
【図6】照明ユニットの照明部を背面側から見た説明
図。
図。
【図7】本発明に係る照明ユニットにおける配線構造を
示す配線図。
示す配線図。
【図8】本発明に係る照明ユニット付きサンバイザにお
けるミラー使用状態を示す正面図。
けるミラー使用状態を示す正面図。
【図9】図8中IX-IX 線断面図。
【図10】本発明に係る照明ユニット付きサンバイザに
おけるルームランプ使用状態を示す正面図。
おけるルームランプ使用状態を示す正面図。
【図11】図10中XI−XI線断面図。
【図12】本発明に係る照明ユニット付きサンバイザに
おける変形例を示す正面図。
おける変形例を示す正面図。
【図13】図12中XIII−XIII線断面図。
【図14】従来の照明ユニット付きサンバイザを示す斜
視図。
視図。
【図15】従来の照明ユニット付きサンバイザにおける
ミラー使用状態を示す断面図。
ミラー使用状態を示す断面図。
【図16】従来の照明ユニット付きサンバイザにおける
ルームランプ使用状態を示す断面図。
ルームランプ使用状態を示す断面図。
10 照明ユニット付きサンバイザ 20 サンバイザ本体 26 凹部 27 窓孔 30 照明ユニット 31 ユニットケース 32 開閉リッド 40 ミラー部 41 化粧用ミラー 50 照明部 51 基板 52 照光用ランプ 53,54 遮光板 55 ミラー照光用レンズ 56 ルームランプ用レンズ 57 反射層 60 リッドON・OFFスイッチ機構 70 遮光板ON・OFFスイッチ機構
Claims (6)
- 【請求項1】 車両の天井側に回動自在に支承されるサ
ンバイザ本体(20)と、このサンバイザ本体(20)
内に組み込まれる照明ユニット(30)とからなる照明
ユニット付きサンバイザにおいて、 前記照明ユニット(30)は、ミラー部(40)と照明
部(50)とから構成され、サンバイザ本体(20)に
凹部(26)と窓孔(27)とが連設され、凹部(2
6)内に照明ユニット(30)のミラー部(40)を装
着する一方、窓孔(27)内に照明部(50)を嵌め込
み固定するとともに、照明部(50)内に設置される照
光用ランプ(52)がユニット(30)正面側、並びに
背面側に選択的に照光できるように、照光用ランプ(5
2)の表裏側にスライド可能な遮光板(53,54)が
設置されていることを特徴とする照明ユニット付きサン
バイザ。 - 【請求項2】 照明ユニット(30)の照明部(50)
に配置される照光用ランプ(52)のスイッチ機構(6
0,70)は、開閉リッド(32)の開閉状態をそれぞ
れ検知するリッドON・OFFスイッチ機構(60)
と、背面側遮光板(54)の開閉状態をそれぞれ検知す
る遮光板ON・OFFスイッチ機構(70)との組み合
わせにより照光用ランプ(52)に通電されることを特
徴とする請求項1記載の照明ユニット付きサンバイザ。 - 【請求項3】 背面遮光板(54)が閉鎖状態のとき、
遮光板ON・OFFスイッチ機構(70)がOFF状態
であり、照明ユニット(30)の開閉リッド(32)を
開放操作することにより、リッドON・OFFスイッチ
機構(60)がON状態となり、照光用ランプ(52)
に通電され、ミラー照光用ランプとして使用されること
を特徴とする請求項2記載の照明ユニット付きサンバイ
ザ。 - 【請求項4】 開閉リッド(32)が閉鎖状態のとき、
リッドON・OFFスイッチ機構(60)がOFF状態
であり、背面側遮光板(54)を開放操作することによ
り、遮光板ON・OFFスイッチ機構(70)がON状
態となり、照光用ランプ(52)に通電され、ルームラ
ンプとして使用されることを特徴とする請求項2記載の
照明ユニットつきサンバイザ。 - 【請求項5】 ミラー照光用レンズ(55)側に設置さ
れる遮光板(53)の内面に反射層(57)がラミネー
トされていることを特徴とする請求項1乃至4記載の照
明ユニット付きサンバイザ。 - 【請求項6】 ルームランプ用レンズ(56)側に設置
される遮光板(54)をレンズ(56)の表面側に設置
したことを特徴とする請求項1乃至5記載の照明ユニッ
ト付きサンバイザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6272599A JP3031452B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 照明ユニット付きサンバイザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6272599A JP3031452B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 照明ユニット付きサンバイザ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08132873A true JPH08132873A (ja) | 1996-05-28 |
JP3031452B2 JP3031452B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=17516174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6272599A Expired - Fee Related JP3031452B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 照明ユニット付きサンバイザ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3031452B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007283821A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Fujikura Ltd | 自動車用車室内照明装置 |
-
1994
- 1994-11-07 JP JP6272599A patent/JP3031452B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007283821A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Fujikura Ltd | 自動車用車室内照明装置 |
JP4644626B2 (ja) * | 2006-04-13 | 2011-03-02 | 株式会社フジクラ | 自動車用車室内照明装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3031452B2 (ja) | 2000-04-10 |
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