JPH0511689Y2 - - Google Patents

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JPH0511689Y2
JPH0511689Y2 JP1987042349U JP4234987U JPH0511689Y2 JP H0511689 Y2 JPH0511689 Y2 JP H0511689Y2 JP 1987042349 U JP1987042349 U JP 1987042349U JP 4234987 U JP4234987 U JP 4234987U JP H0511689 Y2 JPH0511689 Y2 JP H0511689Y2
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JP
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opening
sun visor
mirror
closing lid
lamp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車両用のミラー付きサンバイザの改
良に関するものである。
(従来の技術) 従来、車両用に取り付けられるミラー付きサン
バイザは車両のフロントガラスの上縁の一部に沿
つて天井側に撥ね上げ可能に枢着されて取り付け
られている。
そしてこのサンバイザの天井側の面にはミラー
が取り付けられ、サンバイザをフロントガラス側
に回動させてミラーを正面に臨ませ使用するのが
通例であつた(第5図参照)。
(考案が解決しようとする課題) 前述のように、従来のミラー付きサンバイザ
は、サンバイザを使用していない状態でミラーを
使用するには、使用の都度サンバイザを回動させ
るという動作を必要とし、取扱いが不便であつ
た。
また、夜間など暗い室内においてミラーを使用
する際、ミラーで確認したい部分例えば顔を明瞭
に確認できないという不都合があつた。
(課題を解決するための手段) 本考案は、この不便等を解消するため、サンバ
イザが天井側に収納状態であつても簡単にミラー
を使用可能としたものであつて、車両天井側には
ね上げ収納可能なサンバイザにおいて、該サンバ
イザの収納状態での室内側面には同サンバイザの
回動基部側に枢着されてサンバイザに凹設した中
空部を開閉可能に内側面にミラーを有する開閉蓋
を設けるとともに、前記中空部内には、開閉蓋の
開方向と同方向に回動可能に枢着されてランプを
内蔵し、かつ枢着部の反対側に開口部を有するラ
ンプ支持部材を設け、このランプ支持部材と前記
中空部の底部との間にこのランプ支持部材を開閉
蓋側に付勢する付勢部材を介装して、前記開閉蓋
の開状態において前記ランプ支持部材の開口部を
前記開閉蓋のミラーの対向側に指向して照射可能
に構成した車両用のミラー付きサンバイザを手段
とする。
(作用) サンバイザの天井側収納状態において、開閉蓋
を開くことにより開閉蓋の裏面に装着されたミラ
ーが正面に臨まれるようになり、同時にランプが
ミラーと対向する側を照射する。
(実施例) つぎに、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
サンバイザ本体1は所定の形状の板状をなし、
周縁部に補強用のフレームとしてワイヤ10を内
蔵したクツション材11の外面を表皮材12にて
被着成形させたもので、回転軸1aの回りに回転
し、使用中はフロントガラス側に回転させて垂下
状態となつているが、不使用時には天井側に回し
て収納状態になつている。
サンバイザ本体1の天井側収納時において車室
側の面1bのほぼ中央部には長方形凹状の中空部
7が形成されているが、これは後述のランプ4、
ランプ支持部材5、付勢部材6等をミラー付き開
閉蓋2とともに、これら一式の部材を収納するス
ペースになつている。
この中空部7は、プラスチツク、軽金属等の空
間内張り体7aで区画することが望ましい。
収納された状態でのサンバイザは通常のサンバ
イザと外観上同様であり、使用法も通常のサンバ
イザと何ら変わりがない。
開閉蓋2は合成樹脂等で形成され、その内側、
すなわちサンバイザの車室側の面に対向する側に
はミラー3が装着され、サンバイザ本体回転軸1
aの側に回転軸2aが設けられ、この回転軸2a
により開閉蓋2を回転させて開閉自在に形成され
るとともに、垂下可能に形成されている。
なお、好みの角度に固定可能に形成されていて
もよい。
また、通常、内側にミラー3を装着した開閉蓋
2の回転軸はサンバイザ本体1の回転軸と平行と
するが、人の目の位置の関係で使用しやすいよう
に多少傾斜させる場合もある。
なお、開閉蓋2をワンタツチで閉じるために開
閉蓋2側に接合用突起2b、サンバイザ本体1側
に接合用凹部1cを設けている。
また、開閉蓋2を開くための小ツマミ(図示せ
ず)も該表面に適宜設けている。
さらに、ミラー3の周辺部には鏡盤3aが設け
られ、ミラー表面は鏡盤3aに対して若干凹んだ
位置にある。
次に、ランプ支持部材5であるが、全体の形状
は横から見た形状(第3図Y方向参照)が中空部
7に丁度収まる程度の偏平状のものであり、一側
に開口するとともに、中空状に形成され、ランプ
4が開口部方向を照射可能に組み込まれている。
ランプ4は車両車室側を充分に照らし出す強度
の光源であればよい。また、第3図に示す収納状
態においてランプ点灯用のランプ先端に設けた電
気接点8aはランプ点灯用のサンバイザ本体側に
設けた電気接点8bと充分に離れた位置に来るよ
うになつている。
さらに、開口部を形成する開口縁には透明の樹
脂製あるいはガラス製の薄い板が嵌め込まれて、
開口部が塞がれている。
一方、ランプ支持部材5の基部には枢着軸5a
が取り付けられて、この枢着軸5aに対して回転
自在に形成されている。
次に、付勢部材6はランプ支持部材5と中空部
7の底部7bとの間に圧縮状態で介装され、支持
部材5を絶えず開閉蓋2が開く方向に押圧した状
態で収納可能に形成されている。
付勢部材6の条件としては充分な押圧力を有し
ていて、開閉蓋2が回転軸2aを中心として開か
ら、開閉蓋2による押さえの力がなくなるとラン
プ支持部材5が外部に押し出され、ランプ先端8
aが中空部7の角度9で止まる(第4図参照)こ
とである。なお、このような条件を満たすもので
あれば、スプリングや板バネでもよい。
なお、ランプ支持部材5の突出する状態におい
て、前記のランプ先端に設けた電気接点8aはサ
ンバイザ本体1側の電気接点8bと接触してラン
プ4の点灯回路が作られるようになる。
また、突出状態においてランプ支持部材5の開
口部の指向する方向は、サンバイザ収納状態にお
いて、ほぼ平均的な体格の乗員の顔付近を照射す
るように設定されている。
ランプ点灯用の配線、電源等については図示し
ないが、特別の作用をするものである必要はな
く、例えば電源は車両に積んだバツテリー、乾電
池の組み込み等いずれでもよい。
以上のような構成に基づいて本考案の作用を説
明する。
前述のように、開閉蓋2をサンバイザ本体1側
に収納している場合は、サンバイザ本体1の接合
用凹部1cと開閉蓋2の接合用突起2bが嵌合し
ており、開閉蓋2はとじられており、外観は通常
のサンバイザと全く同じで、使い方も従来のサン
バイザと全く同じである。
さて、ミラー3の使用の必要が生じた場合、サ
ンバイザ本体1を車体天井側に収納した状態のま
ま、手前にミラー3を装着した開閉蓋2の小ツマ
ミ(図示せず)をつまんで引き、嵌合状態を外し
(特に図示しないが、突起の方に截頭角錐状のも
のをスプリングで押すタイプにしておけば容易に
外れる)て、開閉蓋2を垂下状態とする(第1図
参照)。
開閉蓋2が外れると同時に、内装スプリング6
の押圧力によつてランプ支持部材5は基部の枢着
軸5aを中心に回転し、ランプ支持部材5が中空
部7から突出し外部に現れて、サンバイザ本体1
内の中空部7の角部9で止まるとともに、ランプ
点灯用のランプ先端の電気接点8aと同じくサン
バイザ本体1側の電気接点8bが接触して、ラン
プ点灯の電気回路が形成されてランプ4が点灯す
る。
この状態において、ランプ支持部材5の開口部
はミラー3と対向する側、すなわち操作した者の
方向を指向し、ランプ4から発された光4aは開
口部に取り付けられた透明の板を通して操作者の
顔付近をスポツト的に照射し、特にサンバイザ本
体1の位置を調整することなく操作者は照明を受
けた顔等をミラー3で明瞭に確認することがで
き、特に、夜間での使用においては都合がよい。
また、ミラー3の収納に際しては、開閉蓋2を
収納方向に回し、ランプ支持部材5の先端部をラ
ンプ鏡盤3aの部分に当てて押し進め、両電気接
点8a,8bが離れてランプ3が消灯する。同時
にランプ支持部材5が中空部7内に収納され、内
側にミラー3が装着された開閉蓋2の中空部7内
に嵌まるとともに、凹凸嵌合で確実に閉止され
る。
(考案の効果) 以上、詳述したように本考案によれば、天井側
に撥ね上げ収納されたサンバイザにおいて、車室
側の面に、中空部を設け、この凹部を開閉する開
閉蓋の裏面にミラーを装着し、前記中空部には、
開閉蓋の開閉に伴つて、ランプを突出可能に設
け、開閉蓋の開状態において、ミラーが正面を臨
ませて使用可能にするとともに、ランプがミラー
と対向する側を照射することができる。したがつ
て、サンバイザの位置調整をすることなくランプ
の光によつて顔等をミラーで明瞭に確認すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すもの
である。第1図は開閉蓋の開状態におけるサンバ
イザの斜視図、第2図は開閉蓋閉状態のサンバイ
ザ斜視図、第3図は第2図−線の断面図、第
4図は第1図の−線断面図を示す。第5図は
従来のミラー付きサンバイザの正面図である。 1……サンバイザ本体、2……開閉蓋、3……
ミラー、4……ランプ、5……ランプ支持部材、
6……付勢部材、7……中空部、8……電気接
点、8a……ランプ点灯用ランプ側電気接点、8
b……ランプ点灯用サンバイザ本体側電気接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両天井側にはね上げ収納可能なサンバイザに
    おいて、該サンバイザの収納状態での室内側面に
    は同サンバイザの回動基部側に枢着されてサンバ
    イザに凹設した中空部を開閉可能に内側面にミラ
    ーを有する開閉蓋を設けるとともに、前記中空部
    内には、開閉蓋の開方向と同方向に回動可能に枢
    着されてランプを内蔵し、かつ枢着部の反対側に
    開口部を有するランプ支持部材を設け、このラン
    プ支持部材と前記中空部の底部との間にこのラン
    プ支持部材を開閉蓋側に付勢する付勢部材を介装
    して、前記開閉蓋の開状態において前記ランプ支
    持部材の開口部を前記開閉蓋のミラーの対向側に
    指向して照射可能に構成した車両用のミラー付き
    サンバイザ。
JP1987042349U 1987-03-23 1987-03-23 Expired - Lifetime JPH0511689Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987042349U JPH0511689Y2 (ja) 1987-03-23 1987-03-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987042349U JPH0511689Y2 (ja) 1987-03-23 1987-03-23

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JPS63149316U JPS63149316U (ja) 1988-09-30
JPH0511689Y2 true JPH0511689Y2 (ja) 1993-03-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100448200B1 (ko) * 2002-05-11 2004-09-13 기아자동차주식회사 자동차용 선바이저

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596119A (ja) * 1982-06-12 1984-01-13 ゲブリユ−ダ−・ハツピツヒ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング サンバイザ

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