JPH0634182Y2 - 車輌用室内灯 - Google Patents

車輌用室内灯

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JPH0634182Y2
JPH0634182Y2 JP1988121557U JP12155788U JPH0634182Y2 JP H0634182 Y2 JPH0634182 Y2 JP H0634182Y2 JP 1988121557 U JP1988121557 U JP 1988121557U JP 12155788 U JP12155788 U JP 12155788U JP H0634182 Y2 JPH0634182 Y2 JP H0634182Y2
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JP
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lens
lamp body
spot
lighting
illumination
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公一 ▲榊▼原
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、通常照明の照明角度を変えることができ、ま
た角度変更に伴い通常照明とスポツト照明を同時に行う
ことができる車輌用室内灯に関する。
〔従来の技術〕 従来から、自動車の室内に配設されるこの種の室内灯と
しては第6図および第7図に示す如く構成されたものが
一般的である。すなわち、これらの図において、1は例
えば車内の天井2に固定された灯具ボデイ、3は灯具ボ
デイ1に嵌合固定されたバルブ4を保護するレンズ、5
は灯具ボデイ1に配設されたベースで、このベース5上
に前記バルブ4の両端端子部4a,4bを弾性的に保持する
略U字状に形成された一対のコンタクト6A,6Bがその一
端を止めねじ等によつて固定されて対設されている。一
方のコンタクト6Aは不図示のリード線を介して車体に搭
載されているバツテリのプラス端子に接続され、もう一
方のコンタクト6Bには、操作レバー7の内端に設けられ
たボールベアリング8に対応して略々耳形に形成された
係止片9が設けられている。前記操作レバー7は前記灯
具ボデイ1上に立設された支持ピン10によつて中間部が
回動自在に軸支されており、レンズ3の外部に突出する
突出端にノブ11が一体的に設けられている。前記灯具ボ
デイ1の表面には一対のターミナル12A,12Bが前記係止
片9を挟んでその両側に近接配置されており、その一方
12Aがドアスイツチ(図示せず)に、他方12Bがバツテリ
のマイナス端子にそれぞれ接続されている。13はボール
ベアリング8を係止片9に押付けるスプリングである。
このような構成からなる室内灯15において、操作レバー
7が第6図実線で示すOFF位置にあるときには、ボール
ベアリング8が係止片9の凹部14に係入され、ターミナ
ル12A,12Bのいずれに対しても非接触状態を保持する。
この状態においてはバルブ4は点灯されない。操作レバ
ー7を第6図時計方向に所定角度回動させると、ボール
ベアリング8は凹部14から抜け出して係止片9とターミ
ナル12Aとの間に移動し、これら双方に対して接触す
る。したがつて、係止片9とターミナル12Aはボールベ
アリング8を介して導通する。この場合、ターミナル12
Aが接続されているドアスイツチは車体ドアの開閉に連
動して作動し、ドアが開くと閉成され、閉じると開成さ
れるように構成されているため、閉成時にコンタクト6
A,6Bがバツテリに該ドアスイツチを介して接続され、バ
ルブ4を点灯させる。一方、操作レバー7を第6図反時
計方向に所定角度回動させると、今度はボールベアリン
グ8が係止片9とターミナル12Bとの間に移動し、これ
ら双方と接触する。したがつてコンタクト6Bは係止片9,
ボールベアリング8およびターミナル12Bを介してバツ
テリのマイナス端子に接続されることとなり、これによ
つてバルブ4をドアの開閉状態とは無関係に点灯させ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の室内灯15は、室内全体
の照明を目的として天井面に設置されているため、運転
者,同乗者等の乗降時に足元までは良好に照明し得ず、
また明るさが不十分なため、夜間に地図などを見ること
ができないという問題があつた。
そこで、このような問題を解決する方法として、例えば
第8図に示すようにレンズ3の内面に小さな多数の凸レ
ンズ16からなり光を集光拡散しソフトな光とする主照明
部Aと、1つの大きな凸レンズ17からなり光を明るい平
行光とするスポツト照明部Bとを設けたり、あるいはま
た第9図に示すように通常照明用とスポツト照明用の室
内灯15A,15Bを並列配置することが考えられるが、前者
においては常時通常照明とスポツト照明を同時に行うた
め、スポツト照明が目ざわりで煩わしく、また設計上ス
ポツト照明の方向を余り傾けることができないという問
題があつた。一方、後者は室内灯を2つ必要とするた
め、不経済である。
したがつて、本考案は上述したような従来の問題点を解
決し、簡単な構成で必要に応じて通常照明とスポツト照
明を同時に行い得る新規な車輌用室内灯を提供すること
を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、前面が開放し光源
を収納する灯具ボディと、この灯具ボディの前面開口部
に一側縁が回動自在に枢支されて回動自在に配設された
レンズとを備え、このレンズは、前記灯具ボディの前面
開口部を覆う前面が主照明部を形成し、回動支点側とは
反対側の側面がスポット照明部を形成して通常は前記灯
具ボディ内に収納され、スポット照明時に灯具ボディ外
部に引き出されるものである。
〔作用〕
本考案において、レンズの収納状態において、主照明部
による通常照明を行い、レンズをレンズ収納凹部から引
き出すと、通常照明の方向が変り、また同時にスポツト
照明部も引き出され、スポツト照明を行う。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本考案に係る車輌用室内灯の一実施例を示す通
常照明状態の断面図、第2図は通常照明とスポツト照明
状態の断面図である。これらの図において、車体室内の
適宜箇所に配設固定される灯具ボディ1は、前面が開放
する浅底箱形に形成されることにより、レンズ収納凹部
20を有し、このレンズ収納凹部20内にレンズ3,光源4お
よびレンズ3の係止手段としての板ばね21が収納配置さ
れている。
前記レンズ3は背面が開放する箱形に形成され、その前
面板22は裏面に多数の小さな凸レンズからなる拡散ステ
ツプ16が全面に亘つて形成されることにより、主照明部
Aを形成し、ソフトな面発光を得るようにしている。ま
た、レンズ3の一側板23はその内側面に光源4からの光
を平行光線にするフレネルレンズ24が同心円状に形成さ
れることによりスポツト照明部13を形成している。
この場合、本実施例はフレネルレンズ24をレンズ3に一
体に形成した例を示したが、これに限らず第3図に示す
ようにフレネルレンズ24を別個独立に形成してレンズ3
の一側板23の内側面に接着もしくは溶着してもよいこと
は勿論であり、その場合はスライドコアが不要で、レン
ズ金型の製作を容易にするという利点を有する。
前記レンズ3は前記スポツト照明部B側とは反対側端部
25が前記灯具ボデイ1に軸26によつて回動自在に軸支さ
れることにより、前記レンズ収納凹部20内に出没自在に
収納され、収納状態において前記前面板22によりレンズ
収納凹部20の開口部を被つている。
前記板ばね21は前記レンズ収納凹部20の内底面で、収納
状態におけるレンズ3の一側板21と近接対向する位置に
立設され、その先端部内側面に係合凹部27が凹設され、
この係合凹部27に対応して前記レンズ3の一側板21の前
後端部に係合突起28A,28Bが一体に突設されている。レ
ンズ3をレンズ収納凹部20に完全に収納すると、第1図
に示すように係合突起28Aが係合凹部27に係合し、レン
ズ3を収納位置に係止する。一方、レンズ3をレンズ収
納凹部20から引出すると、板ばね21の外側への弾性変形
により係合突起28Aと係合凹部27との係合が外れ、前記
一側板21がレンズ収納凹部20から略完全に引出される直
前に今度は係合突起28Bが係合凹部27に係合し、レンズ
3を引出し位置に係止する。したがつて、この引出した
状態においては、レンズ3の前面22が傾斜するため、主
照明部Aによる照明方向が変り、室内灯としての照明可
能な範囲を拡大させ、また同時にスポツト照明部Bによ
るスポツト照明を行うことができる。
すなわち、本考案においてはレンズ3の収納状態におい
ては主照明部Aにより通常の室内灯としての機能を果
し、引出し状態においては、主照明部Aとスポツト照明
部Bとにより、通常の室内灯としての機能とスポツトラ
ンプとしての機能を同時に果すものである。
なお、その他の構成については図示を省略したが、第6
図,第7図に示した従来の室内灯と略同様に構成されて
いる。
第4図は本考案の他の実施例を示す断面図である。この
実施例は上記実施例において用いたフレネルレンズを省
略する代りに、光源4の後方にリフレクタ30を配設した
ものである。リフレクタ30は、内面が前記光源4を焦点
0とする回転放物反射面を形成し、レンズ引出し状態に
おけるスポツト照明部Bと対向するよう配置されてい
る。したがつて、レンズ引出し状態において、光源4か
ら出てリフレクタ30に当つた光はリフレクタ30の中心軸
線と略平行な平行光となつてスポツト照明部Bを照射、
透過する。
第5図は本考案のさらに他の実施例を示す断面図であ
る。この実施例は灯具ボデイ1の軸26が設けられている
側板40と対向する側板41を板厚方向に弾性変形自在に形
成してその先端部内側面に係合凹部41aを設けることに
より、第1図〜第4図実施例に示した板ばね21を省略
し、レンズ3の一側板23の内側面にフレネルレンズ24を
一体に設け、前面板22の回動支点側内側面に、レンズ3
の引出し状態において光源4から出た光を前記一側板2
3,換言すればスポツト照明部B方向に反射させるリフレ
クタ30を一体的に設けたものである。
なお、第1図〜第4図はレンズ3の係止手段として板ば
ね21を使用したが、これに限らず種々の変更が可能で、
摩擦力を利用してレンズ3を任意角度位置に係止するこ
とも可能であり、またレンズ3がレンズ収納凹部20から
完全に出てしまわないように回動支点部にストツパを設
けるとよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る車輌用室内灯は、レン
ズの一端を回動自在に軸支することによりレンズを灯具
ボデイのレンズ収納凹部内に出没自在に収納配置し、そ
の前面を主照明部とし、回動支点側とは反対側面をスポ
ツト照明部としたので、構造簡易にしてレンズの収納状
態においては主照明部による通常の室内照明を行い、レ
ンズを引出すと、主照明部による照明方向が変り、照明
可能範囲の拡大化を実現する。したがつて、室内灯の設
置箇所によつては必要に応じて前部シート側と後部シー
ト側,運転席側と補助席側というように2箇所を選択的
に照明することができて照明の死角をなくすことがで
き、灯具としての機能アツプを図ることができる。ま
た、レンズを引出すと、スポツト照明部によりスポツト
ライトとしての機能を果すため、夜間時において地図等
を見ることができ、使用者のニーズに応え得る理想的な
室内灯を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す通常照明時の断面図、
第2図は通常照明とスポツト照明時の断面図、第3図は
フレネルレンズの他の例を示す図、第4図は本考案の他
の実施例を示す断面図、第5図は本考案のさらに他の実
施例を示す断面図、第6図および第7図は室内灯の従来
例を示す一部破断平面図、およびVII−VII線断面図、第
8図および第9図はそれぞれ室内灯の他の従来例を示す
断面図である。 1……灯具ボデイ、3……レンズ、4……光源、20……
レンズ収納凹部、21……板ばね、22……前面板、23……
一側板、24……フレネルレンズ、26……軸、30……リフ
レクタ、A……主照明部、B……スポツト照明部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面が開放し光源を収納する灯具ボディ
    と、この灯具ボディの前面開口部に一側縁が回動自在に
    枢支されて回動自在に配設されたレンズとを備え、 このレンズは、前記灯具ボディの前面開口部を覆う前面
    が主照明部を形成し、回動支点側とは反対側の側面がス
    ポット照明部を形成して通常は前記灯具ボディ内に収納
    され、スポット照明時に灯具ボディ外部に引き出される
    ことを特徴とする車輌用室内灯。
JP1988121557U 1988-09-19 1988-09-19 車輌用室内灯 Expired - Lifetime JPH0634182Y2 (ja)

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JPH0242845U JPH0242845U (ja) 1990-03-23
JPH0634182Y2 true JPH0634182Y2 (ja) 1994-09-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4641999B2 (ja) * 2006-10-06 2011-03-02 小島プレス工業株式会社 照明器具用レンズ
JP6210289B2 (ja) * 2013-09-30 2017-10-11 トヨタ紡織株式会社 車室内用照明装置

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