JP2672807B2 - 車両用室内灯 - Google Patents

車両用室内灯

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JP2672807B2
JP2672807B2 JP8085491A JP8549196A JP2672807B2 JP 2672807 B2 JP2672807 B2 JP 2672807B2 JP 8085491 A JP8085491 A JP 8085491A JP 8549196 A JP8549196 A JP 8549196A JP 2672807 B2 JP2672807 B2 JP 2672807B2
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秀幸 林
正夫 成毛
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Ichikoh Industries Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
Ichikoh Industries Ltd
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  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、化粧用ミラーを
備えた自動車などの車両用室内灯に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の自動車などの車両用室内灯又は化
粧用ミラーとては、例えば図15、図16乃至図18,
図19に示すようなものがある。 【0003】即ち、図15に示した室内灯201は、正
面にランプレンズ203を備え、内部に図示しない電球
等の光源を内蔵したランプハウジング205で構成され
ている。符号207は光源用スイッチである。 【0004】また、図16乃至図18に示した室内灯2
10は、化粧用ミラー209が固設されたミラーケース
211をミラーハウジング213に回動可能で且つ折り
畳み可能に支持されている。 【0005】即ち、ミラーハウジング213の上面に
は、そのほぼ中央部にリテーニングプレート215がリ
ベット217により回転自在に軸支されている。 【0006】このリテーニングプレート215の上面に
は、一対の軸受け部219が一体に形成されていて、こ
の軸受け部219にはヒンジ部221の一端がスプリン
グピン223を介して枢着されている。 【0007】ヒンジ部221の他端は、図示しないスプ
リングピンを介して一対のヒンジホルダ25へ回動可能
に取り付けられ、このヒンジホルダ225はミラーケー
ス211の側縁にビス227により固定されている。 【0008】以上の構成によって、ケース211は、ミ
ラーハウジング213に回動可能で且つ折り畳み可能に
支持されている。 【0009】そして、かかる場合に、化粧用ミラー20
9を使用する場合は、引き起こし用リブ229を持って
ミラーケース211をミラーハウジング213から引き
起こし、所望する向きに回動させて使用する。 【0010】また、図19に示した化粧用ミラー209
は、自動車のサンバイザー231に組み込まれたもの
で、カバー233を備えている。 【0011】そして、かかる場合に、化粧用ミラー20
9を使用する場合は、サンバイザー231を前向きに倒
しカバー233を開けて使用する。 【0012】化粧用ミラー209の向き調整は、サンバ
イザー231の角度を調整することで行う。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】このように、従来の自
動車などの車両用室内灯又は化粧用ミラーは、一般に室
内灯は室内灯単独で、化粧用ミラーは化粧用ミラー単独
で、夫々別々に構成され、別々に配置されて使用に供さ
れている。 【0014】このため、図16乃至図18に示した化粧
用ミラー209のように、化粧用ミラー209単独のも
のは、夜時間や周囲が暗い場合には、極めて見づらいと
いう難点がある。 【0015】また、図19に示した化粧用ミラー209
では、専用のランプを備えたものもあるが、ランプが増
加すると共に配線も必要になり、コストアップになる。 【0016】更に、化粧用ミラー209の向き調整がサ
ンバイザー231の動き範囲内に限定されてしまうと共
に前部座席の乗員だけにしか化粧用ミラー209を利用
することができず、改善が望まれている。 【0017】一方、このような課題を改善するものとし
て、例えば実開昭57−105847号公報に記載され
たものがある。 【0018】しかしながら、この構造では、化粧用ミラ
ーが室内灯の高さ方向に出し入れ自在となっているた
め、室内灯の高さが化粧用ミラーの大きさに制約され、
不必要に突出したものとなってしまう。 【0019】そこで、この発明は、化粧用ミラーの方向
調整の自由度を拡げることによって、乗員の体格に合わ
せて化粧用ミラーの位置を調整でき、しかも、突出感を
乗員に与えない室内灯を実現できる車両用室内灯の提供
目的とする。 【0020】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、車室内に固定されるベースと、該ベー
スに保持されると共に室内側が夫々略面一に並列して配
設されるランプレンズ、該ランプレンズ内に配設される
光源のオン・オフ用スイッチそしてミラー部とよりな
り、前記ミラー部は、前記ベースに対し回転自在に軸支
され且つ係合離脱可能に配設されたヒンジ部と、該ヒン
ジ部に対し回転自在に軸支され且つ化粧用ミラーが配設
されたミラーケースとよりなり、該化粧用ミラーが前記
ベースに沿って格納自在に構成してなり、前記ヒンジ部
は、前記ベース側のピボット受け部に対し回転可能且つ
折り畳み可能となると共に着脱可能に連結されたピボッ
トよりなるベース側ヒンジ部と、前記ミラーケースに対
しスプリングピンにより回転可能に連結されたミラーケ
ース側ヒンジ部とを有することを特徴とする。 【0021】前記ヒンジ部が、前記ベース側にピボット
受け部に対し回転可能且つ折り畳み可能なると共に着脱
可能に連結されたピボットよりなるベース側ヒンジ部
と、ミラーケースに対しスプリングピンにより回転可能
に連結されたミラーケース側ヒンジ部とを有する構成と
したことにより、ヒンジ部を回転可能且つ着脱可能とし
て、乗員の体格に合わせてミラーの位置を調整すること
が自在にできる。 【0022】 【発明の効果】以上の説明より明らかなように、この発
明によれば、化粧用ミラーの方向調整の自由度を広げる
ことによって、乗員の体格に合わせて化粧用ミラーの位
置を調整でき、しかも、突出感を乗員に与えない室内灯
を実現できることになる。 【0023】 【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
1乃至図9を参照に説明する。 【0024】この実施形態は、図1に示すように、例え
ば、自動車のループパネル1の中央位置に車両用室内灯
3が固定されてなる。 【0025】該車両用室内灯3は、図2及び図3に示す
ように、正面にランプレンズ7が設けられ、内部に電球
等の光源(図示省略)が内蔵されたランプ部11と、化
粧用ミラー5が固定されたミラー部13とからなり、該
ランプ部11とミラー部13とは、ベース15上に車両
前(図2で上部)後(図2が下部)方向あるいは左右方
向に隣接配置して構成されている。 【0026】また前記ベース15上中央には、前記光源
を点灯及び消灯させるスイッチ17が設けられている。 【0027】前記ランプ部11のレンズ7は爪(図示省
略)を介して差し込み式になっており、後面にはカバー
(図示省略)が取り付けられている。 【0028】前記ミラー部13のミラーケース16は、
ヒンジ部47を介してベース15に回転且つ折り畳み可
能に支持されている。ミラーケース16の一部には、ミ
ラーケース16を引き起こした時に乗員の指を掛け易く
するフランジ16aを設けている。 【0029】また、図2及び図3に示すように、ベース
15の上面にはそのほぼ中央部にピボット受け部49が
設けられていて、このピボット受け部49にはヒンジ4
7の一端がベース側ヒンジ部としてのピボット51を介
して回動可能且つ折り畳み可能に連結されている。 【0030】前記ピボット受け部49は、図3乃至図5
に示すように、ベース15のほぼ中央部にピボット押え
金具53がビス55により取り付けられていて、このピ
ボット押え金具53には、その中央部内側形成された凹
部53a内にピボット押え57が嵌着されている。 【0031】他方、ベース15には、開口部59が形成
されていて、この開口部59には、ピボット受け金具6
1が嵌着されている。 【0032】このピボット受け金具61は、ビス63を
介してピボット押え金具53に取り付けられている。 【0033】前記ピボット受け金具61には、凹部65
が形成されていて、この凹部65内には、ピボット受け
67と、このピボット受け67をピボット51に押し付
ける波形スプリング69が嵌着されている。 【0034】前記ピボット押え57及びピボット受け6
7とは、夫々合成樹脂材で形成されてなる。 【0035】前記ヒンジ47の他端は、ミラーケース側
ヒンジ部としてのスプリングピン71を介して一対のヒ
ンジホルダ73a,73bに回転自在に取り付けられて
いて、このヒンジホルダ73a,73bは、ミラーケー
ス16の取付端縁にビス75により固定され、ビス75
はカバー77により被われている。 【0036】前記ピボット51は、図6に示すように、
ヒンジ47の一端にねじ杆79によって嵌着されてい
る。 【0037】以上の構成によって、ミラーケース16
は、ベース15に回転可能且つ折り畳み可能に支持され
ている。 【0038】図10及び図11は、ピボット51とヒン
ジ47との連結部80の変形例を示すものである。 【0039】この変形例は、ピボット51に軸81が一
体形成されていて、この軸81の先端部近傍には、切欠
部83が形成されている。 【0040】他方、ヒンジ47には、前記軸81を挿脱
自在とする軸方向の挿通孔85と、この挿通孔85に連
通する側方孔87とが穿設されている。 【0041】この側方孔87には、前記軸81の切欠部
83に係合する駒89と、この駒89を軸81側へ押し
付けるスプリング91とが嵌着されて、開口端には前記
スプリング91及び駒89の抜け止めと、前記スプリン
グ91の付勢力を調節するためのプラグ93が螺着され
ている。 【0042】以上の構成によって、ミラーケース16は
ベース15側のピボット51に着脱可能に支持されてい
る。 【0043】図12は、ピボット51とヒンジ部47と
の連結部80の他の変形例を示すものである。 【0044】この変形例は、軸81の先端部付近に半球
状溝95を形成し、この半球状溝95に係合する鋼球9
7を側方孔87に嵌着している。 【0045】図13及び図14は、ピボット51とヒン
ジ部47との連結部80の更に他の変形例を示すもので
ある。 【0046】この変形例は、軸81の先端部付近に一対
の突起部99a,99bを突設すると共に軸81には軸
方向の割り溝101が形成されている。 【0047】他方、ヒンジ47には、装着孔85と直交
する側方孔103を穿設し、この側方孔103の開口部
には、柱105を嵌装して外観を損なわないようにして
ある。 【0048】ピボット51とヒンジ部47との連結部8
0を図10ないし図14に示すように構成することによ
って、ミラーケース16は、ヒンジ部47を介してベー
ス15側のピボット51に着脱可能に支持されている。 【0049】従って、ミラーケース16が起立している
ときには、不用意な荷重が加わった場合には、図2乃至
図9の実施形態において、ヒンジ47のピボット51が
ピボット押え金具53から抜けて、ミラーケース16は
ベース15から離脱される。 【0050】また、図10乃至図14の変形例では、軸
81が挿通孔85から抜ける構造となっている。 【0051】更に、この変形例では、ピボット51が3
60度自在に回転するため、図9に示したように、ミラ
ーケース16の上端の片側に荷重が加わった場合、ミラ
ーケース16は矢印f方向に回転するのでミラーケース
16を破損したり、変形したりすることがない。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明第1実施形態に係る化粧用ミラーを備
えた車両用室内灯の全体側面図。 【図2】ミラーケース起立時の正面図。 【図3】図2の一部を省略した斜視図。 【図4】図2のXV−XV線矢視断面図。 【図5】は図2のXVI −XVI 線矢視断面図。 【図6】図6はピボットとヒンジとの連結部の断面図。 【図7】図2のXVIII −XVIII 線矢視断面図。 【図8】図2のXIX −XIX 線矢視断面図。 【図9】ミラーケースの作用説明図。 【図10】ピボットとヒンジ部との連結部の変形例を示
す断面図。 【図11】図10のXXII図。 【図12】ピボットとヒンジ部との連結部の他の変形例
を示す断面図。 【図13】ピボットとヒンジ部との連結部の更に他の変
形例を示す断面図。 【図14】図13の矢視XXV 図。 【図15】従来例の室内灯を示す斜視図。 【図16】従来例の化粧用ミラーユニットを示す正面
図。 【図17】図16のXXVIII−XXVIII線矢視断面図。 【図18】図16の一部省略の拡大斜視図。 【図19】サンバイザーに組み込んだ化粧用ミラーの説
明図である。 【符号の説明】 5 化粧用ミラー 7 ランプレンズ 11 ランプ部 13 ミラー部 15 ベース 16 ミラーケース 17 光源のオン・オフ用スイッチ 47 ヒンジ部 49 ベース側のピボット受け部 51 ベース側ヒンジ部としてのピボット 71 ミラーケース側ヒンジ部としてのスプリングピン

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.車室内に固定されるベースと、該ベースに保持され
    ると共に室内側が夫々略面一に並列して配設されるラン
    プレンズ、該ランプレンズ内に配設される光源のオン・
    オフ用スイッチそしてミラー部とよりなり、前記ミラー
    部は、前記ベースに対し回転自在に軸支され且つ係合離
    脱可能に配設されたヒンジ部と、該ヒンジ部に対し回転
    自在に軸支され且つ化粧用ミラーが配設されたミラーケ
    ースとよりなり、該化粧用ミラーが前記ベースに沿って
    格納自在に構成してなり、前記ヒンジ部は、前記ベース
    側のピボット受け部に対し回転可能且つ折り畳み可能と
    なると共に着脱可能に連結されたピボットよりなるベー
    ス側ヒンジ部と、前記ミラーケースに対しスプリングピ
    ンにより回転可能に連結されたミラーケース側ヒンジ部
    とを有することを特徴とする車両用室内灯。
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