JP2002331834A - 車両用サンバイザ - Google Patents
車両用サンバイザInfo
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- JP2002331834A JP2002331834A JP2001140406A JP2001140406A JP2002331834A JP 2002331834 A JP2002331834 A JP 2002331834A JP 2001140406 A JP2001140406 A JP 2001140406A JP 2001140406 A JP2001140406 A JP 2001140406A JP 2002331834 A JP2002331834 A JP 2002331834A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- visor
- holder
- light
- respect
- lighting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 使い勝手の良い照明具を備えた車両用サンバ
イザを提供する。 【解決手段】 車両用サンバイザは、バイザ本体2と、
そのバイザ本体2に取付けられた照明具3とを備える。
そして照明具3は、バイザ本体2から光を照射するとと
もに、その照射の向きがバイザ本体2に対して変更でき
るように構成される。また、照明具3は、発光体と反射
部材を備え、反射部材は、光の照射の向きが変えられる
ように、バイザ本体2に対して角度が変更できるように
取り付けられる。
イザを提供する。 【解決手段】 車両用サンバイザは、バイザ本体2と、
そのバイザ本体2に取付けられた照明具3とを備える。
そして照明具3は、バイザ本体2から光を照射するとと
もに、その照射の向きがバイザ本体2に対して変更でき
るように構成される。また、照明具3は、発光体と反射
部材を備え、反射部材は、光の照射の向きが変えられる
ように、バイザ本体2に対して角度が変更できるように
取り付けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バイザ本体に照
明具が取付けられた車両用サンバイザに関する。
明具が取付けられた車両用サンバイザに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用サンバイザは、車両の運転席や助
手席の頭上前方に回動可能に装着されており、天井側か
ら下ろされることで車室への光を遮っている。従来この
車両用サンバイザは、種々の機能を有するものが知られ
ていた。例えば、バイザ本体に照明具が設けられている
ものが知られている。この照明具は、通常バイザ本体に
ミラーとともに設けられており、ミラーの使用者を照明
するようになっていた。しかし従来の照明具は、バイザ
本体に固定されているため、照明具による光の向きはバ
イザ本体に対して一定であった。そのため、照明具によ
り照らすことができる範囲は狭く、使い勝手が悪かっ
た。またこの照明具を他の用途に使用することも困難で
あった。
手席の頭上前方に回動可能に装着されており、天井側か
ら下ろされることで車室への光を遮っている。従来この
車両用サンバイザは、種々の機能を有するものが知られ
ていた。例えば、バイザ本体に照明具が設けられている
ものが知られている。この照明具は、通常バイザ本体に
ミラーとともに設けられており、ミラーの使用者を照明
するようになっていた。しかし従来の照明具は、バイザ
本体に固定されているため、照明具による光の向きはバ
イザ本体に対して一定であった。そのため、照明具によ
り照らすことができる範囲は狭く、使い勝手が悪かっ
た。またこの照明具を他の用途に使用することも困難で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
の問題点に鑑み、使い勝手の良い照明具を備えた車両用
サンバイザを提供することを課題とする。
の問題点に鑑み、使い勝手の良い照明具を備えた車両用
サンバイザを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、上記各請求項に記載のとおりの構成を備え
る車両用サンバイザであることを特徴とする。請求項1
に記載の発明によれば、バイザ本体に取付けられた照明
具は、バイザ本体から光を照射するとともに、その照射
の向きがバイザ本体に対して変更できるように構成され
ている。すなわち光の照射の向きは、バイザ本体の位置
に拘わらず、バイザ本体に対して変更できる構成であ
る。したがって照明具の使い勝手が良くなる。例えば、
バイザ本体にミラーが装着されている場合であれば、バ
イザ本体を所定位置に設置した状態のまま、すなわちミ
ラーを所定位置に設置した状態のまま、照明具からの光
の照射の向きを変えることができる。そのため、ミラー
の被写体を所望角度から明るくすることができ、サンバ
イザ本体及び照明具は、使い勝手が良くなる。またバイ
ザ本体が車両天井に対して回動可能な形態であれば、照
明具はバイザ本体とともに車両天井に対して回動し、光
の照射の向きが変わる。そして光の照射の向きは、バイ
ザ本体に対しても変更できる構成である。したがって光
の照射の向きは、広範囲に渡って変えることができる。
そのため様々な用途、例えば、乗員の手元を明るくする
用途、グローボックスやセンターコンソールを明るくす
る用途、カーステレオ周辺を明るくする用途等として使
用できる。したがってバイザ本体に設けられた照明具
は、利便性が高くなる。
に本発明は、上記各請求項に記載のとおりの構成を備え
る車両用サンバイザであることを特徴とする。請求項1
に記載の発明によれば、バイザ本体に取付けられた照明
具は、バイザ本体から光を照射するとともに、その照射
の向きがバイザ本体に対して変更できるように構成され
ている。すなわち光の照射の向きは、バイザ本体の位置
に拘わらず、バイザ本体に対して変更できる構成であ
る。したがって照明具の使い勝手が良くなる。例えば、
バイザ本体にミラーが装着されている場合であれば、バ
イザ本体を所定位置に設置した状態のまま、すなわちミ
ラーを所定位置に設置した状態のまま、照明具からの光
の照射の向きを変えることができる。そのため、ミラー
の被写体を所望角度から明るくすることができ、サンバ
イザ本体及び照明具は、使い勝手が良くなる。またバイ
ザ本体が車両天井に対して回動可能な形態であれば、照
明具はバイザ本体とともに車両天井に対して回動し、光
の照射の向きが変わる。そして光の照射の向きは、バイ
ザ本体に対しても変更できる構成である。したがって光
の照射の向きは、広範囲に渡って変えることができる。
そのため様々な用途、例えば、乗員の手元を明るくする
用途、グローボックスやセンターコンソールを明るくす
る用途、カーステレオ周辺を明るくする用途等として使
用できる。したがってバイザ本体に設けられた照明具
は、利便性が高くなる。
【0005】請求項2に記載の発明によれば、照明具
は、光を発する発光体と、光を反射する反射部材とを備
える。そして反射部材は、光の照射の向きが変えられる
ように、バイザ本体に対して角度が変更できるように取
付けられている。すなわち反射部材は、バイザ本体の位
置に拘わらず、バイザ本体に対して角度が変更できる。
また、反射部材によって反射される光は、反射部材によ
ってその方向が決定され、照明具の光の照射の向きは、
反射される光の方向によって決定される。したがって、
反射部材がバイザ本体に対して角度が変更されると、光
の照射の向きは、バイザ本体に対して変更される。した
がって光の照射の向きは、バイザ本体の位置に拘わら
ず、バイザ本体に対して変更でき、照明具の使い勝手が
良くなる。また角度が変更可能な構成は比較的容易な構
造によって構成できるため、その構造は安価に構成する
ことができる。
は、光を発する発光体と、光を反射する反射部材とを備
える。そして反射部材は、光の照射の向きが変えられる
ように、バイザ本体に対して角度が変更できるように取
付けられている。すなわち反射部材は、バイザ本体の位
置に拘わらず、バイザ本体に対して角度が変更できる。
また、反射部材によって反射される光は、反射部材によ
ってその方向が決定され、照明具の光の照射の向きは、
反射される光の方向によって決定される。したがって、
反射部材がバイザ本体に対して角度が変更されると、光
の照射の向きは、バイザ本体に対して変更される。した
がって光の照射の向きは、バイザ本体の位置に拘わら
ず、バイザ本体に対して変更でき、照明具の使い勝手が
良くなる。また角度が変更可能な構成は比較的容易な構
造によって構成できるため、その構造は安価に構成する
ことができる。
【0006】なお反射部材は、照明具の照射する光の向
きがバイザ本体に対して変更する観点より、反射部材全
体がバイザ本体に対して角度が変更できる形態であって
もよいが、一部のみが角度変更できる形態であってもよ
く、また反射部材のみが角度変更できる形態に限定され
ず、反射部材と発光体とが一体となってバイザ本体に対
して角度変更できる形態、あるいは反射部材を含む照明
具全体がバイザ本体に対して角度変更できる形態であっ
てもよい。
きがバイザ本体に対して変更する観点より、反射部材全
体がバイザ本体に対して角度が変更できる形態であって
もよいが、一部のみが角度変更できる形態であってもよ
く、また反射部材のみが角度変更できる形態に限定され
ず、反射部材と発光体とが一体となってバイザ本体に対
して角度変更できる形態、あるいは反射部材を含む照明
具全体がバイザ本体に対して角度変更できる形態であっ
てもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】本実施の一形態である車両用サン
バイザ1を図に基づいて説明する。車両用サンバイザ1
は、図1に示すように車室への陽光を遮るバイザ本体2
と、このバイザ本体2に一端が装着され、他端が車両の
天井パネルに装着されることで、バイザ本体2を天井パ
ネルに装着する支軸10とを有する。このバイザ本体2
は、図3,4に示すように中空板状部材であって、表面
には表皮20が装着されている。またバイザ本体2は、
図1に示すように一側面に凹部21を有している。この
凹部21には、ミラー5と照明具3が、ホルダー4を介
して装着されている。またバイザ本体2の上側右端部の
中空部には、支軸10を装着するための軸受部材14が
装着されている。
バイザ1を図に基づいて説明する。車両用サンバイザ1
は、図1に示すように車室への陽光を遮るバイザ本体2
と、このバイザ本体2に一端が装着され、他端が車両の
天井パネルに装着されることで、バイザ本体2を天井パ
ネルに装着する支軸10とを有する。このバイザ本体2
は、図3,4に示すように中空板状部材であって、表面
には表皮20が装着されている。またバイザ本体2は、
図1に示すように一側面に凹部21を有している。この
凹部21には、ミラー5と照明具3が、ホルダー4を介
して装着されている。またバイザ本体2の上側右端部の
中空部には、支軸10を装着するための軸受部材14が
装着されている。
【0008】一方支軸10は、横軸と縦軸を有してお
り、横軸が軸受部材14に挿入され、縦軸が車両天井パ
ネルに挿入される。横軸が挿入された軸受部材14は、
横軸を回動可能に支持する。したがって軸受部材14は
横軸に対して回動し、これによってバイザ本体2も横軸
を軸中心として回動する。横軸を軸中心としてバイザ本
体2が回動することで、バイザ本体2は、車両の天井パ
ネルに沿った収納位置と、下方に下ろした遮光位置との
間で回動する。また支軸10の縦軸には、ブラケット1
1が回動可能に装着されており、このブラケット11は
天井パネルに装着される。したがって支軸10は、天井
パネルに対して縦軸周りに回動可能に装着される。支軸
10が天井パネルに対して縦軸周りに回動すると、バイ
ザ本体2は、フロントガラスに沿った位置とサイドガラ
スに沿った位置との間で回動する。
り、横軸が軸受部材14に挿入され、縦軸が車両天井パ
ネルに挿入される。横軸が挿入された軸受部材14は、
横軸を回動可能に支持する。したがって軸受部材14は
横軸に対して回動し、これによってバイザ本体2も横軸
を軸中心として回動する。横軸を軸中心としてバイザ本
体2が回動することで、バイザ本体2は、車両の天井パ
ネルに沿った収納位置と、下方に下ろした遮光位置との
間で回動する。また支軸10の縦軸には、ブラケット1
1が回動可能に装着されており、このブラケット11は
天井パネルに装着される。したがって支軸10は、天井
パネルに対して縦軸周りに回動可能に装着される。支軸
10が天井パネルに対して縦軸周りに回動すると、バイ
ザ本体2は、フロントガラスに沿った位置とサイドガラ
スに沿った位置との間で回動する。
【0009】またバイザ本体2の上端側には、図1に示
すようにサポート軸12が装着されている。このサポー
ト軸12は、天井パネルに設けられたフックに脱着可能
な構成であって、バイザ本体2が収納位置と遮光位置と
の間において回動される際に、フックに装着される。そ
してバイザ本体2が収納位置と遮光位置との間において
回動する際に、サポート軸12はバイザ本体2の回動の
回動軸となり、支軸10の横軸に対するバイザ本体2の
回動運動を補助する。
すようにサポート軸12が装着されている。このサポー
ト軸12は、天井パネルに設けられたフックに脱着可能
な構成であって、バイザ本体2が収納位置と遮光位置と
の間において回動される際に、フックに装着される。そ
してバイザ本体2が収納位置と遮光位置との間において
回動する際に、サポート軸12はバイザ本体2の回動の
回動軸となり、支軸10の横軸に対するバイザ本体2の
回動運動を補助する。
【0010】ミラー5と照明具3は、バイザ本体2が遮
光位置にある際における乗員の対向面側にホルダー4を
介して装着されている(図1参照)。このホルダー4
は、図2に示すように裏側からミラー5と照明具3が装
着されており、表側からミラー5及び照明具3を開閉す
るための蓋6が装着されている。
光位置にある際における乗員の対向面側にホルダー4を
介して装着されている(図1参照)。このホルダー4
は、図2に示すように裏側からミラー5と照明具3が装
着されており、表側からミラー5及び照明具3を開閉す
るための蓋6が装着されている。
【0011】ホルダー4に装着される照明具3は、図2
に示すように円柱状のランプ50と、ランプ50を保持
する保持体30と、ランプ50を外傷から保護する透明
材料を素材として成形された保護カバー51とを主体に
構成されている。ランプ50は、図2に示すように筒状
であって両端に電極を有し、この電極から電力を得て、
光を発する。なおランプ50は、本発明の発光体に相当
し、保持体30は反射部材に相当する。
に示すように円柱状のランプ50と、ランプ50を保持
する保持体30と、ランプ50を外傷から保護する透明
材料を素材として成形された保護カバー51とを主体に
構成されている。ランプ50は、図2に示すように筒状
であって両端に電極を有し、この電極から電力を得て、
光を発する。なおランプ50は、本発明の発光体に相当
し、保持体30は反射部材に相当する。
【0012】保持体30は、図2に示すように筒を縦方
向に割った形状の半筒体部31と、半筒体部31の上下
端に設けられた半円形状の端面部32を備える。半筒体
部31の内側面には、金属板によって形成された反射部
34が設けられている。この反射部34は、ランプ50
が発する光の一部を所定方向へ反射し、光を所定方向へ
集める。したがって照明具3は、光を所定方向へ照射
(出射)する。またランプ50が発する光による光量
は、所定方向側が高くなっている。
向に割った形状の半筒体部31と、半筒体部31の上下
端に設けられた半円形状の端面部32を備える。半筒体
部31の内側面には、金属板によって形成された反射部
34が設けられている。この反射部34は、ランプ50
が発する光の一部を所定方向へ反射し、光を所定方向へ
集める。したがって照明具3は、光を所定方向へ照射
(出射)する。またランプ50が発する光による光量
は、所定方向側が高くなっている。
【0013】また半筒体部31の内側面には、図2,4
に示すようにランプ50へ電力を供給するための二つの
端子部35が設けられている。各端子部35は、金属板
を素材として成形されており、図4に示すように半筒体
部31の内側面から突出している。各端子部35は、そ
れぞれ一対の片を有しており、この片の間にランプ50
の端部が挟持される。したがって、ランプ50の各端部
は、各端子部35に装着されるとともに、端子部35と
電気的に接続される。
に示すようにランプ50へ電力を供給するための二つの
端子部35が設けられている。各端子部35は、金属板
を素材として成形されており、図4に示すように半筒体
部31の内側面から突出している。各端子部35は、そ
れぞれ一対の片を有しており、この片の間にランプ50
の端部が挟持される。したがって、ランプ50の各端部
は、各端子部35に装着されるとともに、端子部35と
電気的に接続される。
【0014】二つの端子部35の一方は、配線36に電
気的接続されており、他方は配線37に接続されてい
る。そしてこれらの配線36,37はコネクタ38によ
り束ねられている。このコネクタ38は、バイザ本体2
内に設けられた二本の配線を有する配線束13(図1参
照)と電気的に接続され、この配線束13は支軸10の
内部を介して車両の天井パネル側へ延出している。そし
て配線束13が車両のバッテリと接続される。これによ
ってバッテリの電力が配線束13、配線36,37及び
端子部35を介してランプ50へ供給される。
気的接続されており、他方は配線37に接続されてい
る。そしてこれらの配線36,37はコネクタ38によ
り束ねられている。このコネクタ38は、バイザ本体2
内に設けられた二本の配線を有する配線束13(図1参
照)と電気的に接続され、この配線束13は支軸10の
内部を介して車両の天井パネル側へ延出している。そし
て配線束13が車両のバッテリと接続される。これによ
ってバッテリの電力が配線束13、配線36,37及び
端子部35を介してランプ50へ供給される。
【0015】なお、図には記載していないが、蓋6を閉
めると車両のバッテリと端子部35間とを電気的遮断
し、蓋6を開けると車両のバッテリと端子部35間を電
気的に接続するスイッチ構造がホルダー4内に設けられ
ている。したがって蓋6を開けることでランプ50に電
力が供給されてランプ50が発光し、蓋6を閉めること
でランプ50が消灯する。また保持体30の開口部に
は、図4に示すように保護カバー51が装着されてい
る。これによってランプ50は、保持体30と保護カバ
ー51により囲われ、外傷から保護される。
めると車両のバッテリと端子部35間とを電気的遮断
し、蓋6を開けると車両のバッテリと端子部35間を電
気的に接続するスイッチ構造がホルダー4内に設けられ
ている。したがって蓋6を開けることでランプ50に電
力が供給されてランプ50が発光し、蓋6を閉めること
でランプ50が消灯する。また保持体30の開口部に
は、図4に示すように保護カバー51が装着されてい
る。これによってランプ50は、保持体30と保護カバ
ー51により囲われ、外傷から保護される。
【0016】また保持体30の両端面部32には、図
2,3に示すように外側へ凸状に一体に成形された回動
軸部33がそれぞれ設けられている。この回動軸部33
は、円柱状であって、ホルダー4に対して回動可能に装
着される。これによって保持体30は、回動軸部33を
軸としてホルダー4に対して回動する。その結果照明具
3は、ホルダー4に対して角度変更される。
2,3に示すように外側へ凸状に一体に成形された回動
軸部33がそれぞれ設けられている。この回動軸部33
は、円柱状であって、ホルダー4に対して回動可能に装
着される。これによって保持体30は、回動軸部33を
軸としてホルダー4に対して回動する。その結果照明具
3は、ホルダー4に対して角度変更される。
【0017】ホルダー4は、図2〜4に示すように二つ
の開口部62,40を有する。開口部62は、照明具3
がホルダー4に装着された際に照明具3を露出し、照明
具3が光を正面側へ照射できるようにするものである。
また開口部40は、ミラー5がホルダー4に装着された
際にミラー5の鏡面を露出するものである。このホルダ
ー4の開口部62周りの裏側面には、図3,4に示すよ
うに開口部62に沿って垂直状に設けられた立設部63
が環状に形成され、この立設部63間に照明具3が装着
される。またホルダー4の開口部40周りの裏側面に
は、図4に示すように開口部40の三辺に沿って垂直状
に設けられた立設部44が設けられ、立設部44が前記
した開口部40と開口部62間に設けられた立設部63
と一体に成形されている。したがって開口部40周りに
は、立設部44と立設部63とによって環状の立設部が
成形され、この立設部間にミラー5が装着される。
の開口部62,40を有する。開口部62は、照明具3
がホルダー4に装着された際に照明具3を露出し、照明
具3が光を正面側へ照射できるようにするものである。
また開口部40は、ミラー5がホルダー4に装着された
際にミラー5の鏡面を露出するものである。このホルダ
ー4の開口部62周りの裏側面には、図3,4に示すよ
うに開口部62に沿って垂直状に設けられた立設部63
が環状に形成され、この立設部63間に照明具3が装着
される。またホルダー4の開口部40周りの裏側面に
は、図4に示すように開口部40の三辺に沿って垂直状
に設けられた立設部44が設けられ、立設部44が前記
した開口部40と開口部62間に設けられた立設部63
と一体に成形されている。したがって開口部40周りに
は、立設部44と立設部63とによって環状の立設部が
成形され、この立設部間にミラー5が装着される。
【0018】立設部63は、図2,3に示すように照明
具3の回動軸部33を挿入するための円柱状の凹部64
を有する。この凹部64は、照明具3側を開口としてお
り、一方の回動軸部33が挿入される。また、凹部64
が設けられた立設部63と対向する立設部63には、他
方の回動軸部33を保持するための凹部65が形成され
ている。この凹部65は、図3に示すように回動軸部3
3がホルダー4の裏面から表面に平行状態で挿入可能な
形状であって、回動軸部33が凹部65に挿入される際
に、回動軸部33が凹部65によりガイドされる。
具3の回動軸部33を挿入するための円柱状の凹部64
を有する。この凹部64は、照明具3側を開口としてお
り、一方の回動軸部33が挿入される。また、凹部64
が設けられた立設部63と対向する立設部63には、他
方の回動軸部33を保持するための凹部65が形成され
ている。この凹部65は、図3に示すように回動軸部3
3がホルダー4の裏面から表面に平行状態で挿入可能な
形状であって、回動軸部33が凹部65に挿入される際
に、回動軸部33が凹部65によりガイドされる。
【0019】またホルダー4の裏面側には、図2に示す
ように立設部63間に底板52が装着される。この底板
52は、図2〜4に示すように立設部63間に収められ
る板状部分と、その板状部分から突状に一体成形された
凸部52aとを有する。この凸部52aは、底板52が
立設部63に装着されることで、凹部65に挿入され、
回動軸部33を保持する。したがって回動軸部33は、
凸部52aによって凹部65から抜け落ち防止される。
また立設部63の端部には、図3,4に示すように開口
部62側へ突出した突出係止部が形成されており、底板
52の外周端が突出係止部に係止され、これによって底
板52がホルダー4に装着される。
ように立設部63間に底板52が装着される。この底板
52は、図2〜4に示すように立設部63間に収められ
る板状部分と、その板状部分から突状に一体成形された
凸部52aとを有する。この凸部52aは、底板52が
立設部63に装着されることで、凹部65に挿入され、
回動軸部33を保持する。したがって回動軸部33は、
凸部52aによって凹部65から抜け落ち防止される。
また立設部63の端部には、図3,4に示すように開口
部62側へ突出した突出係止部が形成されており、底板
52の外周端が突出係止部に係止され、これによって底
板52がホルダー4に装着される。
【0020】また凹部65に挿入される回動軸部33に
は、図6に示すようにクリップ構造が装着され、回動軸
部33は図3に示すようにクリップ構造とともに凹部6
5に挿入される。このクリップ構造は、図2に示すよう
に金属板を基材として半筒状に折り曲げられて成形され
た上クリップ53と、金属板を基材として断面コ字状に
成形された下クリップ54とによって構成されている。
は、図6に示すようにクリップ構造が装着され、回動軸
部33は図3に示すようにクリップ構造とともに凹部6
5に挿入される。このクリップ構造は、図2に示すよう
に金属板を基材として半筒状に折り曲げられて成形され
た上クリップ53と、金属板を基材として断面コ字状に
成形された下クリップ54とによって構成されている。
【0021】上クリップ53は、図6に示すように弾性
変形させることで、両端開口部を閉じ、その両端部を下
クリップ54のコ字開口側に挿入する。これによって上
クリップ53が下クリップ54に係止される。そして、
この上クリップ53を拡開方向に弾性変形させること
で、回動軸部33を上クリップ53間に設置する。なお
この時、下クリップ54は、上クリップ53の変形を抑
制する。したがって上クリップ53は、下クリップ54
によって回動軸部33を強く挟持する。その結果、回動
軸部33と上クリップ53間には、回動軸部33が上ク
リップに対して回動する際、摩擦が発生し、摺動トルク
が発生する。したがって照明具3は、ホルダー4に対し
て適度な節度感により回動でき、回動をさせない場合に
は、照明具3がホルダー4に対して所定位置で保持され
る。また上クリップ53と下クリップ54は、図6に示
すように回動軸部33に設置された状態で凹部65に収
納される(図3参照)。そして底板52の凸部52aに
よって凹部65から抜け落ち防止される。
変形させることで、両端開口部を閉じ、その両端部を下
クリップ54のコ字開口側に挿入する。これによって上
クリップ53が下クリップ54に係止される。そして、
この上クリップ53を拡開方向に弾性変形させること
で、回動軸部33を上クリップ53間に設置する。なお
この時、下クリップ54は、上クリップ53の変形を抑
制する。したがって上クリップ53は、下クリップ54
によって回動軸部33を強く挟持する。その結果、回動
軸部33と上クリップ53間には、回動軸部33が上ク
リップに対して回動する際、摩擦が発生し、摺動トルク
が発生する。したがって照明具3は、ホルダー4に対し
て適度な節度感により回動でき、回動をさせない場合に
は、照明具3がホルダー4に対して所定位置で保持され
る。また上クリップ53と下クリップ54は、図6に示
すように回動軸部33に設置された状態で凹部65に収
納される(図3参照)。そして底板52の凸部52aに
よって凹部65から抜け落ち防止される。
【0022】またホルダー4には、図2に示すように裏
面からミラー5が配される。ホルダー4は、ミラー5を
係止するために、上下両側の立設部44の壁面から突出
した係止爪42を対向状に有している。したがってミラ
ー5の端部が、この係止爪42によって係止され、これ
によってミラー5がホルダー4に装着される。
面からミラー5が配される。ホルダー4は、ミラー5を
係止するために、上下両側の立設部44の壁面から突出
した係止爪42を対向状に有している。したがってミラ
ー5の端部が、この係止爪42によって係止され、これ
によってミラー5がホルダー4に装着される。
【0023】またホルダー4には、図2に示すように表
面から蓋6が配される。蓋6は、ホルダー4に挿入され
る回動凸部60を下端左右両側に備える。一方ホルダー
4は、この回動凸部60が挿入される凹部45を左右両
側に有する。したがって凹部45に回動凸部60が挿入
され、ピン61がホルダー4の左右両端側から装着され
る。これによって回動凸部60がホルダー4に対して回
動可能に装着され、蓋6がホルダー4に対して回動可能
になる。なお、図への記載はないが、蓋6を開いた位置
と閉じた位置に保持するための付勢手段が、ホルダー4
内に設けられており、この付勢手段は、回動凸部60に
付勢力を与えることで蓋6を開いた位置と閉じた位置に
保持する。
面から蓋6が配される。蓋6は、ホルダー4に挿入され
る回動凸部60を下端左右両側に備える。一方ホルダー
4は、この回動凸部60が挿入される凹部45を左右両
側に有する。したがって凹部45に回動凸部60が挿入
され、ピン61がホルダー4の左右両端側から装着され
る。これによって回動凸部60がホルダー4に対して回
動可能に装着され、蓋6がホルダー4に対して回動可能
になる。なお、図への記載はないが、蓋6を開いた位置
と閉じた位置に保持するための付勢手段が、ホルダー4
内に設けられており、この付勢手段は、回動凸部60に
付勢力を与えることで蓋6を開いた位置と閉じた位置に
保持する。
【0024】ホルダー4は、図2〜4に示すように外周
縁に沿って外側へ張出す張出片43を備える。この張出
片43は、ホルダー4がバイザ本体2の凹部21に装着
されると、凹部21の端縁に掛かる。これによりホルダ
ー4は、バイザ本体2に対して所望位置に設置される。
またホルダー4とバイザ本体2との間には、これらが係
止するための構造を有している。すなわちホルダー4
は、立設部44,63からバイザ本体2の凹部21の側
面側へ延出した係止爪を有する。一方凹部21の側面に
は、その係止爪を係止するための係止凹部を有する(図
への記載は省略している)。したがって、ホルダー4に
設けられた係止片が凹部21に設けられた係止凹部に係
止されることで、ホルダー4がバイザ本体2に係止され
る。
縁に沿って外側へ張出す張出片43を備える。この張出
片43は、ホルダー4がバイザ本体2の凹部21に装着
されると、凹部21の端縁に掛かる。これによりホルダ
ー4は、バイザ本体2に対して所望位置に設置される。
またホルダー4とバイザ本体2との間には、これらが係
止するための構造を有している。すなわちホルダー4
は、立設部44,63からバイザ本体2の凹部21の側
面側へ延出した係止爪を有する。一方凹部21の側面に
は、その係止爪を係止するための係止凹部を有する(図
への記載は省略している)。したがって、ホルダー4に
設けられた係止片が凹部21に設けられた係止凹部に係
止されることで、ホルダー4がバイザ本体2に係止され
る。
【0025】次に照明具3の使用方法及び使用形態を説
明する。先ずバイザ本体2を支軸10の横軸周りに回動
させて、バイザ本体2を遮光位置にする。これによりホ
ルダー4が設けられたバイザ本体2の一側面が、乗員の
対向面になる。そして蓋6を開き(図1参照)、ミラー
5の鏡面及び照明具3を露出させる。この蓋6を開く
と、上記したように照明具3と車両バッテリが電気的に
接続される。これにより照明具3のランプ50が発光す
る。
明する。先ずバイザ本体2を支軸10の横軸周りに回動
させて、バイザ本体2を遮光位置にする。これによりホ
ルダー4が設けられたバイザ本体2の一側面が、乗員の
対向面になる。そして蓋6を開き(図1参照)、ミラー
5の鏡面及び照明具3を露出させる。この蓋6を開く
と、上記したように照明具3と車両バッテリが電気的に
接続される。これにより照明具3のランプ50が発光す
る。
【0026】ランプ50は、ランプ50を中心として光
を発する(放射する)。そして保持体30側へ発せられ
た光は、保持体30に設けられた反射部34によって反
射される。この反射方向は、反射部34の曲率及び、ラ
ンプ50と反射部34との相対位置等によって決定され
る。これによりランプ50の光は、バイザ本体2の一側
から所望方向へ照射される。本実施の形態では、図4に
示すように光の照射中心は、保護カバー51の中心から
の垂直方向であり、その照射された光の広がりは、その
垂直線周りのθ角である。
を発する(放射する)。そして保持体30側へ発せられ
た光は、保持体30に設けられた反射部34によって反
射される。この反射方向は、反射部34の曲率及び、ラ
ンプ50と反射部34との相対位置等によって決定され
る。これによりランプ50の光は、バイザ本体2の一側
から所望方向へ照射される。本実施の形態では、図4に
示すように光の照射中心は、保護カバー51の中心から
の垂直方向であり、その照射された光の広がりは、その
垂直線周りのθ角である。
【0027】この照明具3は、図3に示すように二つの
回動軸部33を軸中心にホルダー4内で回動すること
で、ホルダー4に対して角度が変更される。この回動時
には、回動軸部33と上クリップ53との間に摺動トル
クが発生し、照明具3は適度な節度感により回動され、
回動していない時には、ホルダー4に対して所望角度の
状態で維持される。照明具3がホルダー4に対して角度
が変更(調整)されると、照明具3の光の照射の向きも
それにともなってホルダー4に対して変わる。例えば、
図5に示すように照明具3がφ角だけ角度変更される
と、光の照射の向きの中心は、バイザ本体2に対してφ
角だけ角度変更される。
回動軸部33を軸中心にホルダー4内で回動すること
で、ホルダー4に対して角度が変更される。この回動時
には、回動軸部33と上クリップ53との間に摺動トル
クが発生し、照明具3は適度な節度感により回動され、
回動していない時には、ホルダー4に対して所望角度の
状態で維持される。照明具3がホルダー4に対して角度
が変更(調整)されると、照明具3の光の照射の向きも
それにともなってホルダー4に対して変わる。例えば、
図5に示すように照明具3がφ角だけ角度変更される
と、光の照射の向きの中心は、バイザ本体2に対してφ
角だけ角度変更される。
【0028】また照明具3がホルダー4に対して角度変
更する際の回動軸となる回動軸部33は、図1に示すよ
うに支軸10の横軸に対してほぼ垂直な位置関係になっ
ている。したがって照明具3の光は、車両あるいは乗員
からみると、垂直関係を有する二つの軸周りに照射の向
きが変更できる。すなわちバイザ本体2が支軸10の横
軸周りに回動されることで、光の照射方向を水平軸周り
に調整できる。そして照明具3をバイザ本体2に対して
回動することで、水平軸と垂直する軸周りに光の照射方
向を調整できる。
更する際の回動軸となる回動軸部33は、図1に示すよ
うに支軸10の横軸に対してほぼ垂直な位置関係になっ
ている。したがって照明具3の光は、車両あるいは乗員
からみると、垂直関係を有する二つの軸周りに照射の向
きが変更できる。すなわちバイザ本体2が支軸10の横
軸周りに回動されることで、光の照射方向を水平軸周り
に調整できる。そして照明具3をバイザ本体2に対して
回動することで、水平軸と垂直する軸周りに光の照射方
向を調整できる。
【0029】以上のように車両用サンバイザ1が構成さ
れる。したがって照明具3は、バイザ本体2に対して角
度が変更されることで、その光の照射出射の向きが変更
できる。そのため、照明具3の使い勝手が良好になる。
例えば、光の照射の向きを変更することで乗員の手元左
側ないし手元右側を照らすことができ、地図や本等を適
宜照らすことができる。またミラー5の位置を移動する
ことなく光の照射の向きを変更すると、ミラー5の被写
体を種々の方向から明るくできる。したがって光の照射
の向きが変更できることで照明具3は、ミラー5を使用
する際にも使用勝手が良い。
れる。したがって照明具3は、バイザ本体2に対して角
度が変更されることで、その光の照射出射の向きが変更
できる。そのため、照明具3の使い勝手が良好になる。
例えば、光の照射の向きを変更することで乗員の手元左
側ないし手元右側を照らすことができ、地図や本等を適
宜照らすことができる。またミラー5の位置を移動する
ことなく光の照射の向きを変更すると、ミラー5の被写
体を種々の方向から明るくできる。したがって光の照射
の向きが変更できることで照明具3は、ミラー5を使用
する際にも使用勝手が良い。
【0030】また照明具3は、バイザ本体2に対して角
度が変更(回動)する構造であって、その回動軸線は、
図1に示すようにバイザ本体2の支軸10に対する回動
の軸とほぼ垂直な関係になっている。したがって照明具
3は使い勝手がよく、簡単な構成である。すなわち照明
具3は、バイザ本体2とともに水平軸周りに回転するた
め、この方向はバイザ本体2の回動により得られる。し
たがってバイザ本体2に対する照明具3の動きは、その
方向への動きを省くことができる。その結果、照明具3
のバイザ本体2に対する構造は、水平軸周りに動く構造
を省くことで容易な構造になる。また照明具3は、垂直
な二つの軸周りに回動するため、効率良く種々の方向へ
光を出射できる。したがって、照明具3からの光の出射
方向を効率良く所望方向へ調整でき、照明具3は使い勝
手が良い。
度が変更(回動)する構造であって、その回動軸線は、
図1に示すようにバイザ本体2の支軸10に対する回動
の軸とほぼ垂直な関係になっている。したがって照明具
3は使い勝手がよく、簡単な構成である。すなわち照明
具3は、バイザ本体2とともに水平軸周りに回転するた
め、この方向はバイザ本体2の回動により得られる。し
たがってバイザ本体2に対する照明具3の動きは、その
方向への動きを省くことができる。その結果、照明具3
のバイザ本体2に対する構造は、水平軸周りに動く構造
を省くことで容易な構造になる。また照明具3は、垂直
な二つの軸周りに回動するため、効率良く種々の方向へ
光を出射できる。したがって、照明具3からの光の出射
方向を効率良く所望方向へ調整でき、照明具3は使い勝
手が良い。
【0031】また照明具3は、バイザ本体2に対して回
動可能な構成であると同時に、バイザ本体2とともに支
軸10に対して回動可能な構成である。したがって照明
具3の光は、種々の方向に照射される。これにより照明
具3の光は、ミラー5の被写体を明るくする用途だけで
なく、乗員の手元を明るくする用途、グローボックスや
センターコンソールを明るくする用途、カーステレオ周
辺を明るくする用途等のいくつかの用途に使用される。
したがってバイザ本体2に設けられた照明具3は、利便
性が高くなる。
動可能な構成であると同時に、バイザ本体2とともに支
軸10に対して回動可能な構成である。したがって照明
具3の光は、種々の方向に照射される。これにより照明
具3の光は、ミラー5の被写体を明るくする用途だけで
なく、乗員の手元を明るくする用途、グローボックスや
センターコンソールを明るくする用途、カーステレオ周
辺を明るくする用途等のいくつかの用途に使用される。
したがってバイザ本体2に設けられた照明具3は、利便
性が高くなる。
【0032】また本発明は、上記の実施の形態に限定さ
れず、以下の形態であってもよい。すなわち車両用サン
バイザが、バイザ本体に照明具を備える。そしてこの照
明具が、光を発するランプと、ランプから発せられた光
を反射する反射部を有する保持体を備える。そしてラン
プは、保持体ではなくホルダー側に取付けられ、ホルダ
ーとの接続部から電源が供給される。一方保持体は、上
記の実施形態と同様にホルダーに対して回動可能に装着
される。すなわちランプと保持体は、別々にホルダーに
取付けられ、保持体がホルダーに対して回動可能に装着
され、ランプが保持体に関わらずホルダーに対して常に
固定される。保持体に設けられた反射部は、ランプの光
の一部を反射させ、その反射方向を決定している。した
がってランプからの光は、反射部によって所定方向へ照
射される。そして保持体がホルダーに対して回動(角度
が変更)されると、反射部がホルダーに対して回動し、
バイザ本体からの光の照射の向きが変更される(調整さ
れる)。したがって、この形態によってもバイザ本体か
らの光の照射の向きが、バイザ本体に対して変更・調整
できる。そのため、上記の実施の形態と同様な作用効果
が得られる。
れず、以下の形態であってもよい。すなわち車両用サン
バイザが、バイザ本体に照明具を備える。そしてこの照
明具が、光を発するランプと、ランプから発せられた光
を反射する反射部を有する保持体を備える。そしてラン
プは、保持体ではなくホルダー側に取付けられ、ホルダ
ーとの接続部から電源が供給される。一方保持体は、上
記の実施形態と同様にホルダーに対して回動可能に装着
される。すなわちランプと保持体は、別々にホルダーに
取付けられ、保持体がホルダーに対して回動可能に装着
され、ランプが保持体に関わらずホルダーに対して常に
固定される。保持体に設けられた反射部は、ランプの光
の一部を反射させ、その反射方向を決定している。した
がってランプからの光は、反射部によって所定方向へ照
射される。そして保持体がホルダーに対して回動(角度
が変更)されると、反射部がホルダーに対して回動し、
バイザ本体からの光の照射の向きが変更される(調整さ
れる)。したがって、この形態によってもバイザ本体か
らの光の照射の向きが、バイザ本体に対して変更・調整
できる。そのため、上記の実施の形態と同様な作用効果
が得られる。
【0033】また、次のような形態であってもよい。す
なわち照明具がバイザ本体に対して180°以上角度変
更できる形態であって、照明具の光がバイザ本体の表面
と裏面の両側から照射できる形態である。例えば、バイ
ザ本体が表面に照明具を収納するための凹部を有し、そ
の凹部には、裏面に貫通する貫通口を有する。そして照
明具は、上記の実施の形態と同様に、バイザ本体の凹部
にホルダーを介して角度が変更可能に(回動可能に)装
着される。そして、照明具の光は、凹部の開口部側、す
なわちバイザ本体の表面側から照射でき、その光の照射
の向きは照明具をバイザ本体に対して角度を変更させる
ことで変更できる。また照明具は、バイザ本体に対して
180°角度変更することができ、これにより照明具の
光は貫通口側から照射される。すなわち照明具の光は、
バイザ本体の裏面から照射される。なおこの形態におけ
るホルダーは、照明具の光がバイザ本体の裏面から出射
するため、裏面側に開口部を有している。例えばホルダ
ーは、図4に示す実施の形態における底板52を有しな
い形態である。これによって照明具はさらに使い勝手が
良好になる。例えば、バイザ本体が収納位置にある場合
であっても照明具の光を乗員側へ照射することができ、
これにより照明具を手元の明かり用等に使用することが
できる。なおこの形態の場合には、バイザ本体の裏面に
照明具のスイッチを設けることが好ましい。これによっ
てさらに照明具が使用しやすくなる。
なわち照明具がバイザ本体に対して180°以上角度変
更できる形態であって、照明具の光がバイザ本体の表面
と裏面の両側から照射できる形態である。例えば、バイ
ザ本体が表面に照明具を収納するための凹部を有し、そ
の凹部には、裏面に貫通する貫通口を有する。そして照
明具は、上記の実施の形態と同様に、バイザ本体の凹部
にホルダーを介して角度が変更可能に(回動可能に)装
着される。そして、照明具の光は、凹部の開口部側、す
なわちバイザ本体の表面側から照射でき、その光の照射
の向きは照明具をバイザ本体に対して角度を変更させる
ことで変更できる。また照明具は、バイザ本体に対して
180°角度変更することができ、これにより照明具の
光は貫通口側から照射される。すなわち照明具の光は、
バイザ本体の裏面から照射される。なおこの形態におけ
るホルダーは、照明具の光がバイザ本体の裏面から出射
するため、裏面側に開口部を有している。例えばホルダ
ーは、図4に示す実施の形態における底板52を有しな
い形態である。これによって照明具はさらに使い勝手が
良好になる。例えば、バイザ本体が収納位置にある場合
であっても照明具の光を乗員側へ照射することができ、
これにより照明具を手元の明かり用等に使用することが
できる。なおこの形態の場合には、バイザ本体の裏面に
照明具のスイッチを設けることが好ましい。これによっ
てさらに照明具が使用しやすくなる。
【0034】また、本発明は以下の形態であってもよ
い。 (1)すなわち、照明具が光を所定方向へ集めるレンズ
を有しており、これにより照明具の光が所定方向へ照射
される。そして、そのレンズの集める光の向きが可変で
あって、これにより照明具による光の照射の向きが変更
できる形態でもよい。 (2)また、ランプから発する光を遮断し、所定方向の
光の照射のみを許容する形態であって、その光の照射の
許容方向を変更できる構成とした車両用サンバイザであ
ってもよい。 (3)また、保持体に設けられた反射部が鏡によって形
成される形態であってもよいし、あるいは反射部が光の
反射率の高い白い部材により成形される形態であっても
よい。
い。 (1)すなわち、照明具が光を所定方向へ集めるレンズ
を有しており、これにより照明具の光が所定方向へ照射
される。そして、そのレンズの集める光の向きが可変で
あって、これにより照明具による光の照射の向きが変更
できる形態でもよい。 (2)また、ランプから発する光を遮断し、所定方向の
光の照射のみを許容する形態であって、その光の照射の
許容方向を変更できる構成とした車両用サンバイザであ
ってもよい。 (3)また、保持体に設けられた反射部が鏡によって形
成される形態であってもよいし、あるいは反射部が光の
反射率の高い白い部材により成形される形態であっても
よい。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明では、照明具がバイ
ザ本体に対して光の照射の向きが変更できるため、照明
具の使い勝手が良好になる。
ザ本体に対して光の照射の向きが変更できるため、照明
具の使い勝手が良好になる。
【図1】車両用サンバイザの正面斜視図である。
【図2】ホルダー、照明具、ミラー及び蓋の正面斜視図
である。
である。
【図3】図1のA−A線断面図であって、照明具、ホル
ダー及びバイザ本体の断面図である。
ダー及びバイザ本体の断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図であって、照明具、ホル
ダー、ミラー及びバイザ本体の断面図である。
ダー、ミラー及びバイザ本体の断面図である。
【図5】図1のB−B線断面図であって、照明具、ホル
ダー、ミラー及びバイザ本体の断面図であり、照明具を
φ角回動させた状態を示す図である。
ダー、ミラー及びバイザ本体の断面図であり、照明具を
φ角回動させた状態を示す図である。
【図6】上クリップと下クリップを照明具に装着した状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
1…車両用サンバイザ 2…バイザ本体 3…照明具 4…ホルダー 5…ミラー 6…蓋 10…支軸 13…配線束 14…軸受部材 20…表皮 21…凹部 30…保持体(反射部材) 33…回動軸部 34…反射部 35…端子部 36,37…配線 50…ランプ 51…保護カバー 52…底板 53…上クリップ 54…下クリップ
Claims (2)
- 【請求項1】 バイザ本体と、そのバイザ本体に取付け
られた照明具とを備える車両用サンバイザであって、 前記照明具は、前記バイザ本体から光を照射するととも
に、その照射の向きが前記バイザ本体に対して変更でき
るように構成されていることを特徴とする車両用サンバ
イザ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車両用サンバイザであ
って、 照明具は、光を発する発光体と、光を反射する反射部材
とを備え、 前記反射部材は、光の照射の向きが変えられるように、
前記バイザ本体に対して角度が変更できるように取付け
られていることを特徴とする車両用サンバイザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001140406A JP2002331834A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 車両用サンバイザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001140406A JP2002331834A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 車両用サンバイザ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002331834A true JP2002331834A (ja) | 2002-11-19 |
Family
ID=18987016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001140406A Pending JP2002331834A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 車両用サンバイザ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002331834A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100792572B1 (ko) * | 2006-10-31 | 2008-01-09 | 기아자동차주식회사 | 차량용 선바이저 램프의 고정구조 |
KR20170002755U (ko) * | 2016-01-25 | 2017-08-02 | 주식회사 세코닉스 | 무드조명이 구비된 차량용 선바이저 |
-
2001
- 2001-05-10 JP JP2001140406A patent/JP2002331834A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100792572B1 (ko) * | 2006-10-31 | 2008-01-09 | 기아자동차주식회사 | 차량용 선바이저 램프의 고정구조 |
KR20170002755U (ko) * | 2016-01-25 | 2017-08-02 | 주식회사 세코닉스 | 무드조명이 구비된 차량용 선바이저 |
KR200484557Y1 (ko) * | 2016-01-25 | 2017-09-22 | 주식회사 세코닉스 | 무드조명이 구비된 차량용 선바이저 |
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