JPH046345Y2 - - Google Patents

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JPH046345Y2
JPH046345Y2 JP1987062589U JP6258987U JPH046345Y2 JP H046345 Y2 JPH046345 Y2 JP H046345Y2 JP 1987062589 U JP1987062589 U JP 1987062589U JP 6258987 U JP6258987 U JP 6258987U JP H046345 Y2 JPH046345 Y2 JP H046345Y2
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JP
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door
lamp
storage recess
vehicle body
end surface
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JP1987062589U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は乗降時に足元および路面を照明する自
動車用ランプに関する。
〔従来の技術〕
自動車に設けられドアの開放時に点灯して足元
および路面を照射することにより夜間における乗
降時の安全を図るランプは、ワゴンタイプの自動
車の場合通常第4図に示す位置に配設されてい
る。すなわち、1は車体本体、2は後部座席用の
乗降口、3は車体側面に沿つて前後方向に移動さ
れ前記乗降口2を開閉するスライド型のドア、4
は乗降口2のドア当接端面5に近い車体外側面6
に配設されたランプで、このランプにより前記乗
降口2の下方路面を照明している。なお、7は助
手席用ドアである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のランプ4はい
ずれも車体外側面6に設けられたランプ収納凹部
内に組込まれ、その前面レンズ8が第5図に示す
ように車体外側面6から若干突出しているだけで
あるため、車体側面6の直下に向う光の量が少な
く、乗降口2の直下に暗部Aができ、本当に必要
な足元の照明が行えないという問題点があつた。
したがつて、本考案では上記のような欠点を改
善し、乗降口の直下を効果的に照明し得る自動車
用ランプを提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る自動車用ランプは上記目的を達成
するために、車体側面に沿つて前後方向に移動自
在なドアにより開閉される昇降口のドア当接端面
に近い車体外側面にランプ収納凹部を設け、この
ランプ収納凹部内に回動自在でかつ前記ドアの開
閉動作に連動して出没されるランプを配設してな
り、このランプは、前記ドア当接端面内に出没自
在にしてスプリングにより突出方向に付勢される
ことによりドアの開放時にドア当接端面から突出
し、閉鎖時にドア当接端面内に没入される突子と
連結部材によつて連結されることにより、前記ド
アの閉鎖時には前記ランプ収納凹部内に収納さ
れ、開放時に前記ランプ収納凹部から突出される
ものである。
〔作用〕
本考案においてはランプがドアの開放時に突子
を付勢するスプリングの力によりランプ収納凹部
から突出し、乗降口の直下を照明する。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係るランプの格納状態を示す
横断面図、第2図は車体の要部斜視図である。な
お、図中第4図と同一構成部品、部分に対しては
同一符号を以つて示し、その説明を省略する。こ
れらの図において、10は車体外側面6の下部位
置でドア3の閉鎖時に該ドア3の前端面が当接す
るドア当接端面5に近い部分に設けられたランプ
収納凹部で、この中にランプ4が収納配置されて
いる。ランプ4は、平面視扇形に形成されて略
60°の開き角を有しその円弧部分および下面が開
放するランプケース11と、ランプケース11の
開放部分を塞ぐ前面レンズ8と、ランプケース1
1内に配設された光源13と、不図示のスイツチ
等で構成されている。前記ランプケース11はそ
の隅角部14が前記ランプ収納凹部10の開口部
車体前方側端に位置し、かつ垂直な軸15によつ
て回動自在に軸支されることにより、前記ランプ
収納凹部10に対して出没自在とされ、格納状態
において前記前面レンズ12が該収納凹部10内
に完全に収納される。また、ランプケース11の
内部には略V字状に折曲されたスプリング16が
配設されており、その一端16aはランプケース
11の外部に突出し、他端16bと、折曲部近傍
部分の2箇所が突起17によつて保持されてい
る。
前記光源13はドア3を開くと点灯し、閉じる
と消灯するように回路構成されている。但し、昼
間は不要であるためスイツチによつてドア3の開
閉操作とは関係なく切つたり、前照灯に連動させ
るなどしてもよいことは勿論である。
前記車体本体1の内部で前記ドア当接端面5と
前記ランプ収納凹部10との間の部分には保持部
材19によつて前後方向に移動自在に保持された
突子20が配設されている。この突子20は連結
部材としてのワイヤ21によつて前記スプリング
16の一端16aに連結されると共に圧縮コイル
スプリング22により車体後方に付勢され、その
後端部が前記ドア当接端面5に形成された挿通孔
23に挿入され通常ドア3の前端面24に当接し
ている。
なお、25はエアインテーク、26,27は緩
衝部材である。
このような構成からなるランプ4において、ド
ア3の閉鎖時においては、該ドア3の前端面24
がドア当接端面5に当接し、突子20の挿通孔2
3からの突出を阻止している。したがつて、この
状態においてはワイヤ21が右方に引張られず、
ランプ4はランプ収納凹部10内に収納されてい
る。
次に、ドア3を第1図二点鎖線で示すように開
くと、突子20は該ドア3から解放されるため、
スプリング22の力によつて車体後方に移動さ
れ、その後端部が挿通孔23より外部に突出す
る。すると、ワイヤ21も後方に引張られるた
め、ランプ4を軸15を中心として第1図2点鎖
線で示す如く時計方向に略60°回動させ、ランプ
収納凹部10から外部に突出させる。また、ドア
3が開くと同時に光源13が点灯し、乗降口2の
下方路面を照射する。第3図はこの時の状態を示
すもので、ランプ4がランプ収納凹部10から突
出していることから、車体側面6の直下に向う光
の量が第5図に示した従来構造に比して増大す
る。したがつて、乗降口2の直下に暗部が生じ
ず、足元を確実に照明でき、乗降時の安全性を向
上させる。
なお、上記実施例ではランプ4にスプリング1
6を設け、その一端16aにワイヤ21の一端を
連結したが、本考案はこれに特定されることな
く、直接ワイヤ21の一端をランプケース11に
連結してもよいことは勿論であり、また連結部材
はワイヤ21に限らず、連結杆であつてもよいも
のである。また、上記実施例はスライド型ドアを
備えた自動車に適用したが、これに限らず、ヒン
ジにより回動自在に枢支された一般のドアを備え
た自動車にも実施し得ることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案に係る自動車用ランプ
は、ドアの開閉操作に連動してステツプランプを
ランプ収納凹部から突出させるように構成したの
で、車体側面の直下を効果的に照明し、乗降口の
直下に暗部が生じるのを解消防止する。したがつ
て、乗降時の安全性が向上し、またドアを閉じる
とランプがランプ収納凹部内に格納されるので、
走行時に構造物等にぶつけて破損することもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用ランプの一実施
例を示す格納状態の平面図、第2図は自動車の要
部斜視図、第3図は路面照射の様子を示す図、第
4図は従来のステツプランプを備えた自動車の要
部斜視図、第5図は従来ランプによる路面照射の
様子を示す図である。 1……車体本体、2……乗降口、3……ドア、
4……ランプ、5……ドア当接面、6……車体側
面、10……ランプ収納凹部、11……ランプケ
ース、13……光源、20……突子、21……ワ
イヤ、22……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体側面に沿つて前後方向に移動自在なドアに
    より開閉される昇降口のドア当接端面に近い車体
    外側面にランプ収納凹部を設け、このランプ収納
    凹部内に回動自在でかつ前記ドアの開閉動作に連
    動して出没されるランプを配設してなり、このラ
    ンプは、前記ドア当接端面内に出没自在にしてス
    プリングにより突出方向に付勢されることにより
    ドアの開放時にドア当接端面から突出し、閉鎖時
    にドア当接端面内に没入される突子と連結部材に
    よつて連結されることにより、前記ドアの閉鎖時
    には前記ランプ収納凹部内に収納され、開放時に
    前記ランプ収納凹部から突出されることを特徴と
    する自動車用ランプ。
JP1987062589U 1987-04-27 1987-04-27 Expired JPH046345Y2 (ja)

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JPS63169339U JPS63169339U (ja) 1988-11-04
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WO2005108165A1 (ja) * 2004-05-12 2005-11-17 Murakami Corporation アウターミラー
PL2674328T3 (pl) * 2012-06-14 2020-11-16 Volkswagen Aktiengesellschaft Sposób oświetlania obszaru na płycie postojowej i/lub we wnętrzu pojazdu silnikowego

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55151238A (en) * 1979-05-16 1980-11-25 Shigeru Onoe Inspecting machine for nut screw

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