JP2000052834A - 自動車の降車用アシストグリップ - Google Patents

自動車の降車用アシストグリップ

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JP2000052834A
JP2000052834A JP10225985A JP22598598A JP2000052834A JP 2000052834 A JP2000052834 A JP 2000052834A JP 10225985 A JP10225985 A JP 10225985A JP 22598598 A JP22598598 A JP 22598598A JP 2000052834 A JP2000052834 A JP 2000052834A
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JP
Japan
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grip
seat
assist grip
getting
assist
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Pending
Application number
JP10225985A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiko Tsuchiya
智彦 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートクッション近辺に位置し得る自動車の
降車用アシストグリップを提供する。 【解決手段】 助手席1の側方へ位置するロッカパネル
2の上面に凹部3を形成し、グリップ本体10を格納す
る。降車時には、着座者がグリップ本体10を起立させ
て体重を支え、アシストグリップとして使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の降車時に
体を支えるのに使用できる自動車の降車用アシストグリ
ップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】降車時に使用するアシストグリップとし
ては、実開平5−74979号公報によるサイドドアに
設けるもの等種々周知となっている。これらのアシスト
グリップは、高さ位置がシートクッションよりも高い位
置を占めるために、降車時には着座者が体を引上げるよ
うに使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、降車時
に逆に腕に体重を掛けて体を支えることができれば、特
に老人、下肢が不自由な人等に対しては降車が楽になる
と考えられる。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、シート
クッション近辺に位置し得る自動車の降車用アシストグ
リップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、シートの側方へ位置す
るロッカパネルの上面に形成した凹部に、着座者が降車
時に体重を支えるグリップ本体を格納すると共に使用位
置に起立可能に枢着したことを特徴とする。
【0006】グリップ本体は通常状態ではフロアパネル
の側方のロッカ内に格納され、使用時には起立される。
グリップ本体がフロア側から上方へ向けて用意されるた
めに降車時に体重を支えることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図2を基に本発明の実施
の形態の一例による自動車の降車用アシストグリップを
説明する。助手席1のシートバック1bの側方へ位置す
る領域のロッカパネル2の上面2aには、開口により内
部空間を利用した凹部3が形成され、ほぼL字形に形成
されたグリップ本体10を収納する収納ケース20が嵌
め込まれている。
【0008】グリップ本体10は、通常状態ではそのロ
ッド状基部10aが上面2aと同一面状に格納され、垂
直方向よりも僅かに後方よりの使用位置間で起倒可能に
基部10aの円形状基端部16がピン19により収納ケ
ース20の側面に枢着されている。基部10aの先端部
背面には、使用位置へ起立させる際に指を引掛ける凹状
の指掛け部11が形成されている。グリップ本体10
は、使用位置でシートクッション1aのほぼ上面に達す
る長さに設定されている。
【0009】基端部16の周面には断面半円状の突起1
6aが形成され、使用時に対応する収納ケース20の後
方部分に取付けられた板ばね21の係合凹部21aに係
合するようになっている。これにより、基部10aが使
用位置の直前に垂直方向よりも僅かに後方寄りに起立さ
れた時点で突起16aが板ばね21を撓ませて係合凹部
21aに係合することにより節度感が得られ、次いで僅
か後方で凹部3のエッジ部22に拘束されるようになっ
ている。ピン19にはグリップ本体10を格納位置へ付
勢するコイルばね17が取付けられている。
【0010】グリップ本体10の握り部10bの内側に
は、レンズ15aが取付けられ、内部にバルブが収納さ
れることにより、使用位置で下方を照明するランプ15
が構成されている。
【0011】このように構成された自動車の降車用アシ
ストグリップの動作は、次の通りである。通常状態では
基部10aがコイルばね17で下方へ向けて付勢され、
握り部10bの先端が収納ケース20に拘束されて、サ
イドドアに干渉しないように上面2aと同一面状に格納
される。ばね付勢で振動することはない。
【0012】降車時には助手席1に着座した状態で指を
指掛け部11に掛けてばね力に抗して起立させ、さらに
握り部10bを握って後方へ回動させる。図2の2点鎖
線で示すように、垂直方向よりも僅か後方よりの位置で
節度感が得られ、次いで基部10aに体重を掛けるとさ
らに僅かに後方へ回動して直後にエッジ部22で使用位
置に拘束される。この状態で、基部10aで体を支えた
状態で降車する。基部10aが後斜めに拘束されること
により格納位置へ戻ることなく、安全に降車できる。夜
間はランプ15で足元が照明される。手を離すと、コイ
ルばね17のばね力により突起16aが係合凹部21a
から自動係脱して格納位置へ自動的に復動する。
【0013】尚、前述の実施の形態において、節度感を
与える板ばね21を廃止したり、握り部10bを基部1
0aに対して後方へ形成してランプを基部10aの前面
に設けることも考えられる。また、前方へ回動させて使
用位置にセットされるアシストグリップにしたり、後部
シートの側方へ設けることができる。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、降車時にロッ
カパネルから上方へアシストグリップを起立させること
により、アシストグリップを握った腕で体重を支えて降
車することが可能となり、特に高齢者、身障者の降車等
に対して極めて有効となり、その昇降時の安全性の向上
にもつながる。構造的にも極めて簡単である。請求項2
の発明によれば、グリップ本体から下方を照明すること
が可能となり、夜間降車時の安全性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による降車用アシストグリ
ップを採用した車両の要部斜視図である。
【図2】同降車用アシストグリップの収納ケース内の側
面図である。
【符号の説明】
2 ロッカパネル 3 凹部 10 グリップ本体 15 ランプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの側方へ位置するロッカパネルの
    上面に形成した凹部に、着座者が降車時に体重を支える
    グリップ本体を格納すると共に使用位置に起立可能に枢
    着したことを特徴とする自動車の降車用アシストグリッ
    プ。
  2. 【請求項2】 使用位置に在るグリップ本体の前後方向
    の位置がシートバックの側方位置を占めると共に、前記
    グリップ本体の高さがシートクッションのほぼ上面に達
    していることを特徴とする請求項1の自動車の降車用ア
    シストグリップ。
  3. 【請求項3】 グリップ本体に、使用位置で下方を照明
    するランプを取付けたことを特徴とする請求項1の自動
    車の降車用アシストグリップ。
JP10225985A 1998-08-10 1998-08-10 自動車の降車用アシストグリップ Pending JP2000052834A (ja)

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