JPS6296150A - 自動車のハイマウントランプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、自動車のハイマウントランプ装置、特にバッ
クドアやトランクリッドを開閉する機構を備えたハイマ
ウントランプ装置に関する。

（従来の技術） 自動車走行中、自己の車両の存在を後続車等に明確に知
らせるため、通常のブレーキランプ等の灯具類のほかに
、これらの灯具類よりも高い位置にハイマウントランプ
を装着することが好ましく、米国等においてはすでに装
着が義務づけられている。

ハイマウントランプの車両への取付位置は、例えば実開
昭５７−１５９５３９号に開示されているように車室内
後部のりャパーセルシエルフ等に配置するようにしても
よいが、車室内スペースを有効に利用するため車両後端
面に配置することが好ましい場合もある。車両後端面に
ハイマウントランプを配置する場合には、バックドア或
いはトランクリッドの後部上端とストップランプ等の上
端との間の高さ位置にハイマウントランプを設ける必要
がある。上記高さ位置の範囲にてこのハイマウントラン
プを設ける場合ウィンドガラス等の関係からライセンス
プレート上方部分であるが、このスペースにハイマウン
トランプを埋め込もうとしてもバックドア等を開閉する
アウターハンドルのリンク機構部が上記スペースに位置
するため、ハイマウントランプとアウターハンドルのリ
ンク機構部との干渉を避けなくてはならず設計上の自由
度がきかないという問題があった。

（発明の目的） 本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって
、車両後端面に設けたハイマウントランプに、バックド
アやトランクリッドの開閉操作を行うアウターハンドル
の機能を備えさせることによって、上記した問題を解消
することを目的とするものである。

（発明の構成） 本発明による自動車のハイマウントランプ装置は、ハイ
マウントランプの取付部分にバックドアやトランクリッ
ドの開閉操作を行うためのアウターハンドルの機能を持
たせるようにしたことを特徴とするものである。すなわ
ち、車体と、該車体後部に形成された開口部を開閉自在
に覆うバックドア、トランクリッド等゛のリッド部材の
いずれか一方にロック部材を設けるとともに、他方に該
ロック部材と係合するストライカを設け、前記車体と前
記リッド部材のいずれか一方に、前記ロック部材と前記
ストライカとの係合を解除するプッシュ式のロック解除
部材を設け、更に該ロック解除部材のロック解除操作部
を、車両後端面に面して箱形に形成され少なくとも前記
車両後方側の壁面が光を透過する部材で形成された、内
部に発光バルブを有するハイマウントランプで形成した
ものである。

（実　施　例） 以下添付図面を参照して本発明の一実施例について詳述
する。

第１図は、本実施例による自動車のハイマウントランプ
装置を示す側断面図である。

バックドア１のアウターパネル２の後端面のライセンス
プレート取付用スペース３上方に形成された矩形開口４
には、該矩形開口４の形状に沿った筒形フランジ５を有
するマウントベース６が嵌着されていて、該マウントベ
ース６内には、ハイマウントランプ７が挿着されている
。ハイマウントランプ７は、レンズ８、レンズカバー９
１ｔ５よびブレーキ操作によって点灯する発光バルブ１
ｏがらなり、箱形に形成されてマウントベース６内を前
後方向に移動可能とされていて、平常状態にあっては車
両後方に付勢されて、レンズ８がアウターパネル２の後
端面と面一となる位置で静止するように、レンズカバー
９の外周面に突設されたストッパ１１が、マウントベー
ス６の７ランジ５の前端に当接するようにして形成され
ている。

第２図に詳細に示ずように、レンズ８を指１２で押圧づ
るとハイマウントランプ７が車両前方へ移動し、このと
きレンズカバ−９下面側のストッパ１１が、マウントベ
ース６の下面から前方斜め下方へ延びるレバースチー１
３の先端に一端が軸支されてスプリング１４により該ス
トッパ１１と当接するレバー１５を押圧する。これによ
りレバー１５が回動し、該レバー１５の他端に上端が軸
支されて垂直に延びるリンク１６を下方に押し下げる。

一方、第１図において、バックドア１のインナーパネル
１７の下端平面部には、ロッキングレバー１８および該
ロッキングレバー１８と係合するフォーク１９を軸支す
るブラケット２０が固定されていて、ロッキングレバー
１８の上端部が上記リンク１６の下端を軸支し、フォー
ク１９の下端部が車体２１のエンドパネル２２近傍に固
定されたストライカ２３と係合するようになっている。

そして上記のように、指１２の押圧操作によるハイマウ
ントランプ７の移動に伴ってリンク１６が下方へ移動す
ると、ロッキングレバー１８およびフォーク１９が回動
し、フＡ−り１９とス１ヘライカ２３との係合状態が解
除される。したがって、この状態にてバックドア１を持
ち上げればトランクルーム或いは車室を開放することが
できる。このときバックドア１を持ち上げやすくするた
め、マウントベース６の上部内周側後端には下方へ突出
した凸部２４が形成されていて、指１２を掛けることが
できるようになっている。

第３図は、本実施例によるハイマウントランプ装置のバ
ンクドア１側に取り付けられる部材を示す斜視図である
。

マウントベース６がハイマウントランプ７の側方に延長
して形成されていて、該延長部にはキーシリンダ２５が
固定されている。第４８および４ｂ図に示すように、キ
ーシリンダ２５の前端にはキー操作によって回動するロ
ックレバ−２６が軸支されていて、ハイマウントランプ
７のレンズカバー９の外周面に突設されたストッパ１１
および該ストッパと所定間隔を置いてレンズカバ−９外
周面前方に突設された突起２７の間に形成される溝に、
ロック状態のロックレバ−２６が位置するようになって
いる。

これにより、ロックレバ−２６をロック状態に位置させ
ておけば、レンズ８を指１２で押圧してもハイマウント
ランプ７が補優かな距離しか移動せず、したがって、フ
ォーク１９とストライカ２３との係合状態が解除される
おそれがなく誤操作によるバックドア１の開放を防止す
るようになっている。

第５図は、第１図におけるリンク１６の上端に連結され
たレバー１５に代えて、ハイマウントランプ７のレンズ
カバー９の側面に形成された突起２８と係合するＣ字型
のリンク２９をマウントベース６に軸設するとともに、
第１図におけるリンク１６の下端に連結されたロッキン
グレバー１８およびフォーク１９に代えて、両者を一体
に形成したロック部材３０を採用したものである。

（発明の効果） 以上詳述したように、本発明による自動車のハイマウン
トランプ装置は、ハイマウントランプの取付部分がバン
クドアやトランクリッドの開閉操作を行うためのアウタ
ーハンドルの機能を有しているので、車両後端面にハイ
マウントランプを取り付けた場合において、従来のよう
にアウターハンドルを別個に設けたときに考慮しなくて
はいけなかった該アウターハンドルのリンク機構部とハ
イマウントランプとの干渉の心配が全くなく、更に、該
アウターハンドル操作用のスペースが不要となることに
より車両後部におけるデザイン自由度を大きくすること
ができるとともに軽量化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による自ａ　ｇｚのハイマウントランプ
装置の一例を示す側断面図、 第２図は第１図の要部拡大図、 第３図は第１図の装置の要部斜視図、 第４ａ図は第３図のｒＶａ−ＩＶａ線断面図、第４ｂ図
は第４ａ図のＩＶｂ方向矢祝図、第５図は他の実施例を
示す要部斜視図である。 ７・・・バックドア　　　　６・・・マウントベース７
・・・ハイマウントランプ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）車体と、該車体後部に形成された開口部を開閉自在
   に覆うリッド部材のいずれか一方にロック部材が設けら
   れるとともに、他方に該ロック部材と係合するストライ
   カが設けられ、 前記車体と前記リッド部材のいずれか一方に、前記ロッ
   ク部材と前記ストライカとの係合を解除するプッシュ式
   のロック解除部材が設けられ、該ロック解除部材のロッ
   ク解除操作部が、車両後端面に面して箱形に形成され少
   なくとも前記車両後方側の壁面が光を透過する部材で形
   成された、内部に発光バルブを有するハイマウントラン
   プで形成されたことを特徴とする自動車のハイマウント
   ランプ装置。 ２）前記発光バルブが、ブレーキ操作により点灯するも
   のであることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   自動車のハイマウントランプ装置。