JP2001030959A - トランクルーム装置 - Google Patents

トランクルーム装置

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JP2001030959A
JP2001030959A JP20718599A JP20718599A JP2001030959A JP 2001030959 A JP2001030959 A JP 2001030959A JP 20718599 A JP20718599 A JP 20718599A JP 20718599 A JP20718599 A JP 20718599A JP 2001030959 A JP2001030959 A JP 2001030959A
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JP
Japan
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trunk room
operation unit
trunk
latch
cover member
Prior art date
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Pending
Application number
JP20718599A
Other languages
English (en)
Inventor
Moichi Tanego
茂一 種五
Yoji Nakamori
洋治 中森
Masabumi Fukamizu
正文 深水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のトランクルームの解錠をトランクルー
ム内から容易に行い得るトランクルーム装置を提供す
る。 【解決手段】 トランクルーム装置は、キー操作に連動
するオープンレバー9の作動によりラッチ5とストライ
カ4の係合を解除してトランクリッド1を車体3から開
放するように構成される。このオープンレバー9には、
これと一体作動する操作部10が取り付けられる。操作
部10の周囲には、操作部10がトランクルーム内を臨
むようにカバー部材11が設けられる。カバー部材11
の操作部10に面する側には照明装置13が備えられ
る。照明装置13はトランクリッド1が閉められること
により作動し、操作部10を所定時間照らす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のトランクル
ームの解錠をトランクルーム内から可能としたトランク
ルーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のトランクルームは、トランクリッ
ドを閉じることによりトランクリッド(インナパネル)
に取り付けられたラッチと車体側に設けられたストライ
カとを係合させて施錠し、解錠する際には、トランクリ
ッド外部からのキー操作あるいは運転室からのケーブル
操作によりオープンレバーを作動させ、ラッチとストラ
イカの係合を解除してトランクリッドを開放するように
構成される。
【0003】トランクルームの解錠は、通常、トランク
ルーム外部からの操作によって行われるものであるが、
トランクルーム内に人が閉じ込められた場合を考慮し
て、トランクルーム内からも解錠可能としたトランクル
ーム装置の提案がすでになされている。例えば、実開昭
59−8850号公報には、ストライカとフックレバー
の係合をトランクルーム内から解除できるようにした操
作部を、トランクリッドが閉塞された状態で視認可能と
するように構成されたトランクルーム装置が開示されて
いる。
【0004】この装置には、操作部を視認可能とする手
段として車外光取入れ用の窓が設けられている。車外光
取入れ用の窓は車体のリアパネルに設けられる。この窓
を設けることができない場合もしくは好ましくない場合
には、操作部に蛍光塗料を塗布することによって操作部
を視認できるようにする。この装置によれば、トランク
ルーム内に閉じ込められた人は、車外光あるいは蛍光塗
料による残光で操作部を視認し操作することにより、ス
トライカとフックレバーの係合を解除してトランクリッ
ドを開放することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の装
置では、夜間などのように車外が暗いときには、車外光
取入れ用の窓から光を取り入れることができず、また蛍
光塗料による残光も多くは期待できないため、トランク
ルーム内に閉じ込められた人が操作部を視認し操作する
ことは極めて困難となる。さらに従来の装置では、操作
部がむき出しに配置されているので、トランクルーム内
に収納された荷物によって操作部に強い力がかかり、操
作部が破損してしまうおそれがある。操作部が破損する
と、トランクルーム内に閉じ込められた人は、たとえ操
作部を視認できたとしても、トランクリッドの開放を容
易には行うことができなくなるという問題が生ずる。
【0006】従って本発明の目的は、車両のトランクル
ームの解錠をトランクルーム内から容易に行い得るトラ
ンクルーム装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、操作部がト
ランクルーム内を臨むように操作部の周囲に設けられた
カバー部材と、トランクリッドが閉められることにより
作動して操作部を所定時間照らす照明装置とを備えたト
ランクルーム装置により達成される。これにより、本発
明に係るトランクルーム装置では、昼間だけでなく夜間
などのように車外が暗いときでも、照明装置の点灯によ
り操作部が照らされ、また操作部の周囲に設けられたカ
バー部材により、トランクルーム内の荷物等による衝撃
から操作部が保護される。
【0008】ここで照明装置は、トランクリッドを開け
ると点灯するトランクルームランプとは別個に設けられ
るもので、好適にはカバー部材の操作部に面する側に配
置される。これにより、照明装置はトランクルーム内の
荷物等で破損されにくくなり、かつ操作部が照明装置に
より直接照らされることとなるので、操作部の視認性向
上に極めて有効である。また操作部は、好ましくは少な
くとも一部が暗所で視認容易な素材で覆われる。視認容
易な素材としては、例えば蛍光塗料が用いられる。蛍光
塗料に光が照射されることにより、操作部は一層視認さ
れ易くなる。このように構成することにより、トランク
ルーム内からトランクルームを容易に解錠可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るトランクルー
ム装置の一実施例を示すものであり、(a)は閉塞され
たトランクルーム内から車両後方を臨んだ図を、(b)
はその部分断面図である。同図(a)のように、トラン
クリッド(インナパネル)1にはラッチユニット2が取
り付けられており、車体3側にはストライカ4が設けら
れている。トランクルームの閉塞時には、ラッチユニッ
ト2のラッチ5と車体3側のストライカ4が係合して施
錠状態となる。
【0010】ラッチユニット2の表面には、内部機構に
人や物が触れないようにするため及び見栄え確保のため
に樹脂製カバー6が設けられている。また、裏面には、
内部機構を取り付けるための金属製の裏板7が備えられ
ている。裏板7は複数のネジ8によりトランクリッド1
に固定される。樹脂製カバー6からは内部機構の一つで
あるオープンレバー9の一部が突出しており、ここに操
作部10がオープンレバー9と一体作動するように取り
付けられる。操作部10の正面には、図示のように、操
作方向を示す矢印とトランクリッド1の開放を示す「O
PEN」等の文字が表示される。これらの表示は暗所で
視認容易な素材、例えば蛍光塗料等を用いて作製され
る。なお、本実施例では、矢印と文字によって操作部1
0の表面に表示を設けたが、トランクリッド1の開放が
容易に理解できる表示であれば良く、トランクリッド1
の開放状態を模した図案などの表示でも良い。
【0011】ラッチユニット2には、カバー部材11が
取り付けられる。カバー部材11は、図示のように、操
作部10がトランクルーム内を臨むように操作部10の
周囲に設けられる。本実施例では、カバー部材11を複
数のネジ12によって樹脂製カバー6に固定している
が、カバー部材11を樹脂製カバー6と一体的に製作す
ることもできる。カバー部材11は、トランクルーム内
の荷物等が当って操作部10を破損することがないよう
にするとともに、トランクルーム内の荷物等で操作部1
0が簡単に覆われてしまわないようにする役目も担って
いる。さらにカバー部材11は、操作部10の先端やラ
ッチユニット2の内部機構のエッジ等で操作者が不快感
を覚えないようにするための保護機能も有している。
【0012】カバー部材11の内側には、照明装置13
が備えられる。照明装置13は、トランクリッド1が閉
じられることにより作動を開始し、操作部10を所定時
間照明する。照明時間は例えば1時間程度であるが、こ
れに限定されることはない。この照明装置は、トランク
リッド1が開けられたとき作動するトランクルームラン
プとは別個に設けられるもので、操作部10専用のもの
である。照明装置13はカバー部材11の内側に配置さ
れているため、操作部10を直接照明するとともにカバ
ー部材11の内側全体をも照明することができる。これ
によりトランクルーム内に閉じ込められた人は操作部を
見つけ易くなり、トランクルームの解錠をトランクルー
ム内から容易に行うことが可能となる。
【0013】図1(b)は、同図(a)におけるX−X
断面図である。カバー部材11の内側には、人が操作部
10を手14で操作できる程度のスペースが設けられて
いる。このスペースは、好適には大人の手ならば3本指
が、子供の手ならば5本指が入るくらいの大きさとされ
る。操作部10は、ラッチユニット2の内部機構の作動
により、軽い力で下方に押し下げられように構成され
る。操作者が操作部10を手14で矢印Aの方向に移動
させると、ラッチ5とストライカ4の係合が解除され
る。この係合解除の仕組みを次に説明する。
【0014】図2は、ラッチユニット2の内部機構の構
成例を示す図である。図のように、操作部10の取り付
けられるオープンレバー9は、支軸15を軸として回動
可能に構成される。オープンレバー9の下部にはバネ1
6を止めるピン17が設けられており、また上部にはピ
ン18及びピン19が備えられる。ピン18は、トラン
クリッド1に設けられたキーシリンダのキー操作に連動
するキーロッド(図示せず)と連結される。ピン19
は、車室内に設けられたオープナノブの操作に連動する
ケーブル(図示せず)と連結される。
【0015】一方、オープンレバー9の下端はフックレ
バー20に接している。フックレバー20は、支軸21
を軸として回動可能に構成される。フックレバー20の
上部にはバネ22を止めるピン23が設けられている。
フックレバー20の突起部24はラッチ5と接してい
る。ラッチ5は、支軸25を軸として回動可能に構成さ
れる。この支軸25にはバネが内蔵されている。支軸1
5、21、25はそれぞれ裏板7に固定されている。
【0016】図2において、操作者が指で操作部10を
矢印Aの方向に移動させると、オープンレバー9は支軸
15を軸として矢印Bの方向に回動する。これにより、
フックレバー20はオープンレバー9の下端で押され、
支軸21を軸として矢印Cの方向に回動する。フックレ
バー20が所定量回動すると、その突起部24とラッチ
5との係合が外れ、ラッチ5はバネ内蔵の支軸25を軸
として矢印Dの方向に回動する。これにより、ラッチ5
の爪26が図の左下方向に移動して、ラッチ5とストラ
イカ4の係合が解除される。この段階では、バネ16及
び22は共に伸長状態にある。
【0017】次に、操作者が操作部10から手を離す
と、オープンレバー9はバネ16の復元力により支軸1
5を軸として矢印Bとは逆方向に回動して元の位置に戻
ろうとする。これに伴いフックレバー20は、バネ22
の復元力により支軸21を軸として矢印Cとは逆方向に
回動する。これにより、ラッチ5はフックレバー20の
突起部24に押され、支軸25を軸として矢印Dとは逆
方向に回動する。フックレバー20が元の位置に戻るこ
とにより、その突起部24とラッチ5との係合が再び形
成され、ラッチ5が定位置に収まる。このとき、ラッチ
ユニット2はすでにストライカ4から開放されており、
トランクリッド1を外部から強く押して再度ラッチ5と
ストライカ4とを係合させないかぎり、トランクリッド
1は開放状態を維持する。これにより、トランクルーム
内に閉じ込められた人は簡単に外に出ることができるよ
うになる。
【0018】本実施例では、照明装置13をカバー部材
11の操作部10に面する側に設けているが、照明装置
を設置する場所はこれに限られない。例えば、照明装置
13をラッチユニット2の近傍に設け、カバー部材11
の外側から操作部10を照明するようにしてもよい。ま
た、操作部10の外面を透光性材料で形成し、操作部内
部に照明装置13を設置することも可能である。さら
に、操作部10を発光体を用いて構成し、操作部が照明
装置を兼ねるようにすることもできる。なお、上述の実
施例とは逆にトランクリッド側にストライカが取り付け
られ、車体側にラッチが設けられたトランクルーム装置
にも本発明は同様に適用可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、車両のトランクルーム
の解錠をトランクルーム内から容易に行いうるトランク
ルーム装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトランクルーム装置の一実施例を
示すもので、(a)は閉塞されたトランクルーム内から
車両後方を臨んだ図であり、(b)はその部分断面図で
ある。
【図2】ラッチユニットの内部機構の構成例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 トランクリッド 2 ラッチユニット 3 車体 4 ストライカ 5 ラッチ 6 樹脂製カバー 7 裏板 8、12 ネジ 9 オープンレバー 10 操作部 11 カバー部材 13 照明装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深水 正文 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA21 JJ33 LL14 3D004 AA13 BA03 CA41

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー操作に連動するオープンレバーの作
    動によりラッチとストライカの係合を解除してトランク
    リッドを開放するように構成されたトランクルーム装置
    であって、前記オープンレバーと一体作動する操作部
    と、前記操作部がトランクルーム内を臨むように前記操
    作部の周囲に設けられたカバー部材と、前記トランクリ
    ッドが閉められることにより作動して前記操作部を所定
    時間照らす照明装置とを備えたことを特徴とするトラン
    クルーム装置。
JP20718599A 1999-07-22 1999-07-22 トランクルーム装置 Pending JP2001030959A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2439827A (en) * 2006-07-03 2008-01-09 Mitsui Mining & Smelting Co Door latch device for a vehicle
US11837399B2 (en) 2008-03-17 2023-12-05 Powermat Technologies, Ltd. Transmission-guard system and method for an inductive power supply

Cited By (3)

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Effective date: 20050301

A521 Written amendment

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Effective date: 20050428

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