JP2758277B2 - シリアルプリンタにおけるdpi印字制御回路 - Google Patents

シリアルプリンタにおけるdpi印字制御回路

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JP2758277B2
JP2758277B2 JP3040288A JP4028891A JP2758277B2 JP 2758277 B2 JP2758277 B2 JP 2758277B2 JP 3040288 A JP3040288 A JP 3040288A JP 4028891 A JP4028891 A JP 4028891A JP 2758277 B2 JP2758277 B2 JP 2758277B2
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文勝 佐藤
隆雄 内田
二郎 田沼
忠 笠井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリアルプリンタにお
けるDPI印字制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シリアルプリンタにおいては、ガ
イドシャフトに沿ってキャリッジを移動させ、該キャリ
ッジに搭載された印字ヘッドの印字ワイヤを、インクリ
ボン及び印字媒体を介してプラテンに打撃することによ
って印字を行うようになっている。
【0003】図2は従来のシリアルプリンタの斜視図、
図3はヘッド部構成図、図4は印字ワイヤ配列図、図5
は印字ヘッドのスペース動作概要図、図6は回路ブロッ
ク図、図7はメモリデータ間DMAのタイムチャートで
ある。図2〜図4において、1はキャリッジ、2は印字
ヘッド、3はプラテン、4はインクリボンカートリッ
ジ、5は給電ケーブル、6はガイドシャフト、7は紙送
りモータである。
【0004】上記キャリッジ1はインクリボンカートリ
ッジ4及び印字ヘッド2を搭載しており、ガイドシャフ
ト6に沿って左右に移動する。該ガイドシャフト6に並
列にプラテン3が配設されていて、該プラテン3は紙送
りモータ7によって回転させられる。上記印字ヘッド2
には印字ワイヤが配設されていて、インクリボン及びプ
ラテン3上の印字媒体を介してプラテン3を打撃し、印
字を行う。
【0005】すなわち、この種のプリンタの印字ヘッド
2は#1〜#24(図4参照)の印字ワイヤを有してお
り、印字ヘッド2を搭載したキャリッジ1は、該キャリ
ッジ1に実装されたキャリッジ駆動モータによってプラ
テン3の軸方向に移動し、この時任意のタイミングで給
電ケーブル5を介して印字ヘッド2の駆動コイルを励磁
するようになっている。そして、印字ワイヤが駆動され
て印字媒体にドット集合としての文字が形成される。1
行の印字が終了すると紙送りモータ7によって印字媒体
が適量移動させられ、次の印字動作が行われる。
【0006】また、図5に示すように、印字ヘッド2の
移動する速度はプラテン3に沿って加速、定速、減速の
領域を持ち、定速領域において1行内の印字を行う。こ
こで、1行内で120DPI印字と240DPI印字が
混在している場合、それぞれの印字についてスペース動
作制御と印字ドット駆動タイミング制御を行っている。
【0007】次に、ファームウェアによる印字ヘッド2
のスペース動作制御と印字ドット駆動タイミング制御に
ついて詳細に説明する。図6において、8は制御部中
枢、9は発振器、10はDMA・ヘッド駆動コントロー
ル用のLSI、11はCLK信号、12はCPU、13
は操作部回路、14はセンサ回路、15はプログラムR
OM、16は外部ホストコンピュータ、17はスペース
駆動インタフェースコントロール用のLSI、18は制
御信号バス、19はアドレスバス、20は入出力ポー
ト、21はアドレス/データバス、22はスペース駆動
回路、23は紙送り制御回路、24はヘッド駆動制御回
路、25は紙送りモータ、27は駆動モータ、29はR
AM制御信号(RAS,CAS,RAMRD,RAMW
R)バス、30はRAM(D−RAM)、31はCG−
ROM制御信号(CS,ROMRD)バス、32はCG
−ROMである。
【0008】上記発振器9は基本クロックを作るための
信号を発生し、該信号をLSI10に入力する。該LS
I10はその入力信号をCLK信号11としてそのまま
出力し、CPU12に入力する。該CLK信号11を受
けたCPU12は、これを基本クロックとして操作部回
路13との間で入出力を行い、主に用紙状態を検知する
センサ回路14からの入力を行い、プログラムROM1
5のプログラム及び外部ホストコンピュータ16との間
で送受信された条件に応じて制御信号(ALK,PSE
N,WRN,RDN)及びアドレス信号をLSI10及
びLSI17に出力するとともに、アドレス/データ信
号の入出力を繰り返す。ここで、20はCPU12と操
作部回路13間で送受信を行う入出力ポート、19はC
PU12からプログラムROM15、LSI10及びL
SI17へ送信を行うアドレスバス、21はCPU1
2、LSI10、LSI17及びプログラムROM15
間で送受信を行うアドレス/データバス、18はLSI
10とLSI17に送信する制御信号バスである。
【0009】LSI17はインタフェースコントロー
ル、紙送り制御のほかにDPI、CPIの印字条件によ
ってスペース駆動時間の制御を行い、これをスペース駆
動回路22によって更に制御し、制御信号を給電ケーブ
ル5を介してキャリッジ1の駆動モータ27に供給し、
印字ヘッド2のスペース動作を行う。ここで、1行分の
印字、スペース動作を終了すると、紙送り制御回路23
は紙送り動作命令を紙送りモータ25に送信し、印字媒
体を適量移動する。
【0010】上記LSI10においては、DMA制御と
ヘッド駆動制御が行われ、ヘッド駆動制御によってスペ
ース駆動に対応する印字ドット駆動タイミング制御が行
われ、制御信号はヘッド駆動制御回路24、給電ケーブ
ル5を介してキャリッジ1の印字ヘッド2に供給され
る。次に、印字データ処理について図を併用して説明す
る。
【0011】図5において、28はプラテン3に1行分
を印字した時の印字データの構成を示す。n,…,n+
5,…はそれぞれ8ビットのデータ量を持ち、縦24ビ
ット構成となる。実際の印字データはLSI10による
DMA制御によって処理され、CPU12からの制御信
号(ALK,PSEN,WRN,RDN)、アドレス/
データ信号及びアドレス信号がLSI10に送出され、
これらの信号条件に応じてRAM制御信号バス29を介
してRAM制御用信号がRAM30に、CG−ROM制
御信号バス31を介してCG−ROM制御用信号がCG
−ROM32にそれぞれ送出される。これにより、RO
M→RAM間でRAM/ROMデータバス26を介して
RAM/ROMデータの読出し及び書込みを行うことが
できる。
【0012】メモリデータ間DMA(ROM→RAM)
の時間的関係を図7に示す。33がDMA起動モード、
34が6バイト転送時のDMA動作モード、35がDM
A終了後のD−RAMリフレッシュモードである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシリアルプリンタにおけるDPI印字制御回路にお
いては、各DPI印字におけるスペース動作制御と印字
ドット駆動タイミング制御の処理をファームウェアに依
存しているため、120DPI印字と240DPI印字
が同一行内に混在している場合、DPIを切り換えるご
とに複雑なプログラム処理が必要となり、スループット
の向上が困難となる。
【0014】本発明は、上記従来のシリアルプリンタに
おけるDPI印字制御回路の問題点を解決して、ドット
密度の異なる印字が同一行内に混在していても、所定の
ドット密度の印字制御で、ドット密度を切り換えて印字
を行うことができ、しかも、高速で印字データの処理を
行うことができるシリアルプリンタにおけるDPI印字
制御回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のシ
リアルプリンタにおけるDPI印字制御回路において
は、CPU、該CPUから制御信号を受けてDMA制御
を行うDMA制御回路、該DMA制御回路と接続され、
データの転送元となるROM、及び上記DMA制御回路
と接続され、データの転送先となるRAMとを備える。
【0016】また、上記DMA制御回路は、DMA動作
のための遅延タイミングを発生させるとともに、DPI
の切換えに伴い選択的にNULL信号を発生させるタイ
ミング発生回路と、上記ROM及びRAMに対してアド
レス信号を出力するアドレス制御回路と、該アドレス制
御回路に対して転送元アドレス信号をカウント出力する
転送元アドレスカウンタ制御回路と、上記アドレス制御
回路に対して転送先アドレス信号をカウント出力する転
送先アドレスカウンタ制御回路と、転送バイト数をカウ
ントする転送バイト数カウンタ制御回路と、転送するR
OM/RAMデータの制御を行うためのROM/RAM
データ制御回路と、NULLの有効/無効を設定するモ
ード設定手段とを有する。
【0017】そして、上記転送元アドレスカウンタ制御
回路は、NULLの有効時において上記NULL信号を
受けた場合にアドレスカウントを停止する手段を備え、
上記転送先アドレスカウンタ制御回路は、NULLの有
効時において上記NULL信号を受けた場合にアドレス
カウントを継続する手段を備え、上記ROM/RAMデ
ータ制御回路は、NULLの有効時において上記NUL
L信号を受けた場合に上記ROM/RAMデータの論理
値を0にする手段を備える。
【0018】
【作用】本発明によれば、上記のようにシリアルプリン
タにおけるDPI印字制御回路においては、CPU、該
CPUから制御信号を受けてDMA制御を行うDMA制
御回路、該DMA制御回路と接続され、データの転送元
となるROM、及び上記DMA制御回路と接続され、デ
ータの転送先となるRAMを備える。また、上記DMA
制御回路は、DMA動作のための遅延タイミングを発生
させるとともに、DPIの切換えに伴い選択的にNUL
L信号を発生させるタイミング発生回路と、上記ROM
及びRAMに対してアドレス信号を出力するアドレス制
御回路と、該アドレス制御回路に対して転送元アドレス
信号をカウント出力する転送元アドレスカウンタ制御回
路と、上記アドレス制御回路に対して転送先アドレス信
号をカウント出力する転送先アドレスカウンタ制御回路
と、転送バイト数をカウントする転送バイト数カウンタ
制御回路と、転送するROM/RAMデータの制御を行
うためのROM/RAMデータ制御回路と、NULLの
有効/無効を設定するモード設定手段とを有する。
【0019】そして、上記転送元アドレスカウンタ制御
回路は、NULLの有効時において上記NULL信号を
受けた場合にアドレスカウントを停止する手段を備え、
上記転送先アドレスカウンタ制御回路は、NULLの有
効時において上記NULL信号を受けた場合にアドレス
カウントを継続する手段を備え、上記ROM/RAMデ
ータ制御回路は、NULLの有効時において上記NUL
L信号を受けた場合に上記ROM/RAMデータの論理
値を0にする手段を備える。
【0020】この場合、上記転送元アドレスカウンタ制
御回路に転送元アドレスが、転送先アドレスカウンタ制
御回路に転送先アドレスが、転送バイト数カウンタ制御
回路に転送バイト数がそれぞれセットされると、タイミ
ング発生回路が発生させるタイミングに合わせて上記ア
ドレス制御回路に対して転送元アドレス信号及び転送先
アドレス信号がカウント出力され、該アドレス制御回路
から上記ROM及びRAMに対してアドレス信号が出力
される。この場合、ドット密度が異なる印字が同一行内
に混在していると、上記タイミング発生回路から選択的
にNULL信号が発生させられるようになっているの
で、NULL信号が発生させられてドット密度が切り換
わると、NULL信号が上記転送元アドレスカウンタ制
御回路、転送先アドレスカウンタ制御回路及びROM/
RAMデータ制御回路に送られる。
【0021】そして、モード設定手段によってNULL
の有効/無効が設定される。この場合、上記転送元アド
レスカウンタ制御回路は、ドット密度が切り換えられる
と、NULLの有効時において上記NULL信号を受け
た場合にアドレスカウントを停止し、上記転送先アドレ
スカウンタ制御回路は、NULLの有効時において上記
NULL信号を受けた場合にアドレスカウントを継続
し、上記ROM/RAMデータ制御回路は、NULLの
有効時において上記NULL信号を受けた場合に上記R
OM/RAMデータの論理値を0にする。
【0022】一方、印字ヘッドは、ドット密度を切り換
えないままの印字のスペース動作及び印字ヘッド駆動タ
イミングで印字を行う。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示すシ
リアルプリンタにおけるDPI印字制御回路のDMA制
御回路ブロック図、図8はNULLコントロール回路
図、図9はNULLコントロール回路のタイムチャー
ト、図10はメモリデータ間DMAのタイムチャート、
図11は本発明の実施例における120DPI印字時の
印字データブロック図である。また、図1は図6の回路
ブロック図におけるLSI10のDMA制御に関するD
MA制御回路を示している。
【0024】図1において、DMA制御回路はタイミン
グ発生回路36、転送元アドレスカウンタ制御回路3
7、転送先アドレスカウンタ制御回路38、転送バイト
数カウンタ制御回路39、アドレス制御回路40及びR
OM/RAMデータ制御回路41から成る。入力信号に
はアドレスバス19の信号、アドレス/データバス21
の信号、制御信号バス18(図6参照)の信号があり、
出力信号としてはRAMアドレスバス42の信号、RO
Mアドレスバス43の信号、ROM/RAMデータバス
33の信号、RAM制御信号バス29のRAM制御用信
号(RAS,CAS,RAMRD,RAMWR)、CG
−ROM制御信号バス31のCG−ROM制御用信号
(CS,ROMRD)がある。また、転送バイト数カウ
ンタ制御回路39から出力される信号45は、DMA転
送時に設定する転送バイト数に対応して発生する。
【0025】上記構成のDMA制御回路において、CG
−ROM32からRAM30へのデータ転送などの単純
作業については、CPU12を介さずDMA動作によっ
て行い、処理の高速化を図っている。すなわち、CG−
ROM32から読み出すべき情報の記憶箇所(アドレ
ス)、情報量(サイズ)及びRAM30に書き込むべき
情報の記憶箇所(アドレス)の指示だけをCPU12か
ら受け、それ以降はDMA制御回路すなわちLSI10
が独自にCG−ROM32から情報を読み出し、DMA
転送によってRAM30に書き込むようになっている。
【0026】そして、アドレス制御回路40には、アド
レスバス19を介して送られるCPUアドレス、上記転
送元アドレスカウンタ制御回路37から転送元アドレス
バス57を介して出力される転送元アドレス信号及び転
送先アドレスカウンタ制御回路38から転送先アドレス
バス58を介して出力される転送先アドレス信号が入力
され、タイミング発生回路36から出力されるDMA制
御信号によって、RAM30及びCG−ROM32への
出力アドレスを選択する。
【0027】CPU12は、プログラムROM15に書
かれた手順に従って、外部装置から入力された情報の処
理を行う。DMA動作が要求されると、CPU12はR
AM30内に割り当てられた転送先アドレスと、CG−
ROM32内の転送すべき文字の転送元アドレス及び転
送量(転送バイト数)を算出し、各セット値を転送元ア
ドレスカウンタ制御回路37、転送先アドレスカウンタ
制御回路38、及び転送バイト数カウンタ制御回路39
にセットする。
【0028】その後、CPU12がLSI10へDMA
動作の開始を指示すると、DMA動作が開始される。こ
の際CPU12は、アドレス/データバス21を介して
独自にプログラムROM15とアクセスする。そして、
上述したように上記タイミング発生回路36は、CPU
12から制御信号を受けると内蔵するフリップフロップ
によって遅延タイミングを発生する。
【0029】また、タイミング発生回路36から、NU
LLの有効/無効の条件によって変化するNULL信号
44が出力される。そのために、図8に示すように、N
ULLコントロール回路が上記タイミング発生回路36
内に配設される。また、フリップフロップ46はNUL
Lの有効/無効を設定するものであり、フリップフロッ
プ46のDに入力されるD1信号が“H”のときNUL
Lが有効になり、D1信号が“L”のときNULLが無
効になる。フリップフロップ46のGにはDMA転送開
始以前において、任意のタイミングでMODESET信
号が入力される。該MODESET信号が入力される
と、図示しないモード設定手段によってNULLの有効
/無効のモードが設定される。ここで、NULLが無効
に設定されると、アンドゲート47の出力は常に“L”
になり、フリップフロップ48のQAから出力されるN
ULL信号44も常に“L”になる。また、NULLが
有効に設定されると、アンドゲート47の一方の入力
が、常に有効になり、アンドゲート47の出力はフリッ
プフロップ48のQNから出力される信号に基づいて変
化する。
【0030】また、フリップフロップ49,50、ナン
ドゲート51、オアゲート52は、DMA転送時におい
て3バイトだけカウントするための非同期カウンタとそ
れを制御するゲートである。オアゲート52から出力さ
れる信号は、NULL信号44を最終的に出力するフリ
ップフロップ48のCに入力される。また、ノアゲート
54から出力される信号はフリップフロップ55のDに
入力され、該フリップフロップ55のQAから出力され
る信号はオアゲート53の一方に入力される。該オアゲ
ート53の他方にはNULLコントロール回路をクリア
するためのNULLCLR信号が入力される。該NUL
LCLR信号は、DMAデータ転送終了後に出力され
る。これらの信号の時間的関係を図9に示す。
【0031】ここで、NULL信号44が“H”の状態
の時は、図1の転送バイト数カウンタ制御回路39内で
のバイト数カウントを停止しているので、図10に示す
ように任意に設定した転送バイト数が6バイトであって
も実際の転送バイト数は12バイトとなる。そして、D
MA制御信号であるCAS、CS、ROMアドレス、R
OMRD、RAMアドレス、RAMWR、ROM/RA
Mデータ59、RAMRDも同様に12バイトの制御を
行う。
【0032】また、転送元アドレスカウンタ制御回路3
7から出力される転送元アドレス信号もNULL信号4
4が“H”の時はアドレスカウントを停止するためRO
Mアドレス信号は図10のようになる。また、転送先ア
ドレスカウンタ制御回路38から出力される転送先アド
レス信号は、NULL信号44が“H”の時もカウント
アップを行うため、図10のRAMアドレス信号に示す
ような信号が得られる。また、ROM/RAMデータ5
9の論理値は、NULL信号44が“H”の時はROM
/RAMデータ制御回路41によって0になる。CPU
信号は図7のCPU信号56と共通である。このよう
に、NULLコントロール回路を内蔵するDMA制御回
路を持つことにより、図10のメモリデータ間DMA
(ROM→RAM)タイムチャートの様なDMAデータ
転送が行われ、120DPIモード時において図11に
示すように印字データ60を印字データ61に変換す
る。その結果、240DPIの印字ヘッド2によるスペ
ース動作及び印字ヘッド駆動タイミングと同様の制御を
行うことができる。
【0033】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、シリアルプリンタにおけるDPI印字制御回路に
おいては、CPU、該CPUから制御信号を受けてDM
A制御を行うDMA制御回路、該DMA制御回路と接続
され、データの転送元となるROM、及び上記DMA制
御回路と接続され、データの転送先となるRAMを備え
る。また、上記DMA制御回路は、DMA動作のための
遅延タイミングを発生させるとともに、DPIの切換え
に伴い選択的にNULL信号を発生させるタイミング発
生回路と、上記ROM及びRAMに対してアドレス信号
を出力するアドレス制御回路と、該アドレス制御回路に
対して転送元アドレス信号をカウント出力する転送元ア
ドレスカウンタ制御回路と、上記アドレス制御回路に対
して転送先アドレス信号をカウント出力する転送先アド
レスカウンタ制御回路と、転送バイト数をカウントする
転送バイト数カウンタ制御回路と、転送するROM/R
AMデータの制御を行うためのROM/RAMデータ制
御回路と、NULLの有効/無効を設定するモード設定
手段とを有する。そして、上記転送元アドレスカウンタ
制御回路は、NULLの有効時において上記NULL信
号を受けた場合にアドレスカウントを停止する手段を備
え、上記転送先アドレスカウンタ制御回路は、NULL
の有効時において上記NULL信号を受けた場合にアド
レスカウントを継続する手段を備え、上記ROM/RA
Mデータ制御回路は、NULLの有効時において上記N
ULL信号を受けた場合に上記ROM/RAMデータの
論理値を0にする手段を備える。
【0035】この場合、NULLの有効時においてNU
LL信号を受けると、上記転送元アドレスカウンタ制御
回路はアドレスカウントを停止し、転送先アドレスカウ
ンタ制御回路はアドレスカウントを継続し、ROM/R
AMデータ制御回路はROM/RAMデータの論理値を
0にする。一方、印字ヘッドは、同じドット密度の印字
制御で印字を行う。したがって、ドット密度の異なる印
字が同一行内に混在していても、NULL信号を選択的
に発生させるだけで、常に所定のドット密度の印字制御
で、ドット密度を切り換えて印字を行うことができる。
例えば、120DPI印字と240DPI印字とが同一
行内に混在しても、常に240DPIのスペース動作及
び印字ヘッド駆動タイミングで印字を行うことができ
る。また、プログラム処理に柔軟性を持たせ、しかも、
DMA制御回路によって高速で印字データの処理を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すシリアルプリンタにおけ
るDPI印字制御回路のDMA制御回路ブロック図であ
る。
【図2】従来のシリアルプリンタの斜視図である。
【図3】ヘッド部構成図である。
【図4】印字ワイヤ配列図である。
【図5】印字ヘッドのスペース動作概要図である。
【図6】回路ブロック図である。
【図7】メモリデータ間DMAのタイムチャートであ
る。
【図8】NULLコントロール回路図である。
【図9】NULLコントロール回路のタイムチャートで
ある。
【図10】メモリデータ間DMAのタイムチャートであ
る。
【図11】本発明の実施例における120DPI印字時
の印字データブロック図である。
【符号の説明】
19 アドレスバス 21 アドレス/データバス 33 ROM/RAMデータバス 36 タイミング発生回路 37 転送元アドレスカウンタ制御回路 38 転送先アドレスカウンタ制御回路 39 転送バイト数カウンタ制御回路 40 アドレス制御回路 41 ROM/RAMデータ制御回路 42 RAMアドレス 43 ROMアドレス 44 NULL信号
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B41J 3/10 101X (72)発明者 内田 隆雄 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 田沼 二郎 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 笠井 忠 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−172663(JP,A) 特開 昭62−208121(JP,A) 特開 昭60−168677(JP,A) 特開 昭63−252751(JP,A) 特開 昭60−74771(JP,A) 特開 平2−110497(JP,A) 特開 昭61−72556(JP,A) 特開 昭62−152086(JP,A) 特開 昭63−194472(JP,A) 特開 平3−24978(JP,A) 特開 昭54−23327(JP,A) 特開 昭59−128859(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/51 G06F 3/12 G06K 15/10 G09G 5/26 H04N 1/387 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPU、該CPUから制御信号を受けて
    DMA制御を行うDMA制御回路、該DMA制御回路と
    接続され、データの転送元となるROM、及び上記DM
    A制御回路と接続され、データの転送先となるRAMを
    備えるシリアルプリンタにおけるDPI印字制御回路に
    おいて、 (a)上記DMA制御回路は、DMA動作のための遅延
    タイミングを発生させるとともに、DPIの切換えに伴
    い選択的にNULL信号を発生させるタイミング発生回
    路と、 (b)上記ROM及びRAMに対してアドレス信号を出
    力するアドレス制御回路と、 (c)該アドレス制御回路に対して転送元アドレス信号
    をカウント出力する転送元アドレスカウンタ制御回路
    と、 (d)上記アドレス制御回路に対して転送先アドレス信
    号をカウント出力する転送先アドレスカウンタ制御回路
    と、 (e)転送バイト数をカウントする転送バイト数カウン
    タ制御回路と、 (f)転送するROM/RAMデータ制御を行うため
    ROM/RAMデータ制御回路と、 (g)NULLの有効/無効を設定するモード設定手段
    とを有するとともに、)上記転送元アドレスカウンタ制御回路は、NUL
    Lの有効時において上記NULL信号を受けた場合に
    ドレスカウントを停止する手段を備え、 ()上記転送先アドレスカウンタ制御回路は、NUL
    Lの有効時において上記NULL信号を受けた場合に
    ドレスカウントを継続する手段を備え、 ()上記ROM/RAMデータ制御回路は、NULL
    の有効時において上記NULL信号を受けた場合に上記
    ROM/RAMデータの論理値を0にする手段を備え
    ことを特徴とするシリアルプリンタにおけるDPI印字
    制御回路。
JP3040288A 1991-03-06 1991-03-06 シリアルプリンタにおけるdpi印字制御回路 Expired - Fee Related JP2758277B2 (ja)

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