JP2758033B2 - タレットパンチプレスの金型配置方法 - Google Patents

タレットパンチプレスの金型配置方法

Info

Publication number
JP2758033B2
JP2758033B2 JP18744589A JP18744589A JP2758033B2 JP 2758033 B2 JP2758033 B2 JP 2758033B2 JP 18744589 A JP18744589 A JP 18744589A JP 18744589 A JP18744589 A JP 18744589A JP 2758033 B2 JP2758033 B2 JP 2758033B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turret
punch
striker
punch press
punches
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18744589A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0352726A (ja
Inventor
隆之 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP18744589A priority Critical patent/JP2758033B2/ja
Publication of JPH0352726A publication Critical patent/JPH0352726A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2758033B2 publication Critical patent/JP2758033B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Punching Or Piercing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はタレットの−位置決め場所にて多数のパン
チング加工を行うことのできるタレットパンチプレスの
金型配置方法に関する。
(従来の技術) 従来より、この種の技術としては、特公昭52−27393
号公報に示されたものが知られている。すなわち、この
公報におけるタレットパンチプレスは、形状の異なった
多数のパンチおよびパンチと対応した多数のダイを同一
円周上に配置して旋回割出しを行なう回転自在のタレッ
ト装置の有効利用のために、パンチを打撃するストライ
カをタレット装置の半径方向に直線往復移動せしめる機
構となっている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述した従来のタレットパンチプレスは、
パンチング加工時にパンチを打撃するストライカをタレ
ット装置の半径方向にのみ直線往復移動せしめるため、
タレットの半径方向(以後、Y軸方向という)に3個,
タレットの円周方向(以後、X軸方向という)に1個,
合計最大3個の工具割出ししかできなくて、他の金型を
割出すきはタレットを回転させ、あらためてパンチの位
置決めを行う必要があり、そのため多くの時間を要し、
生産性の向上が図れないという課題があった。
この発明の目的は、上記課題を改善するため、タレッ
ト配置する金型の位置関係をタレットのY軸方向に複数
個,X軸方向に複数個設け、ストライカ位置割出し機構に
よって複数のパンチング加工を行うことによりタレット
の割出し時間の短縮を図ったタレットパンチプレスの金
型配置方法を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、上部タレッ
トと下部タレットとを対応させて円周方向に複数個所の
扇形部分に分け、各扇形部分の分周円弧中心と上部,下
部タレット中心とを結ぶ中心線に平行した複数の平行線
と、この平行線に直交する複数の直交線の交点に金型を
配置する方法である。
(作用) この発明のタレットパンチプレスの金型配置方法で
は、上部タレットと下部タレットとを対応させて円周方
向に複数個所の扇形部分に分け、各扇形部分の周円弧中
心と上部,下部タレット中心とを結ぶ中心線に平行した
複数の平行線と、この平行線に直交する複数の直交線と
の交点に金型を配置させた。而して、例えばラムに係止
したストライカ位置割出機構の第1シリンダあるいは第
2シリンダを作動させ、第3可動子に垂設されたストラ
イカをX軸,Y軸方向に移動させ、1群となっている全て
のパンチの内、所望のパンチ位置にストライカを位置決
めし、ラムを上下動させることによってストライカにて
パンチを打撃して下部タレットに設けたダイと協働して
ワークWに所望のパンチング加工を行う。
この結果、タレットを−位置決めした場所で複数のパ
ンチング加工が行えるので、パンチ割出し時間を従来に
くらべ著しく短縮することができ、生産性の向上が図ら
れる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第3図を参照するに、タレットパンチプレス1は下部
フレーム3、コラム5、および上部フレーム7とで一体
的に門型形状に構成されている。
前記下部フレーム3と上部フレーム7の中間における
下部フレーム3に設けた軸9には回転自在な下部タレッ
ト11が、上部フレーム7に下方へ向けて設けられた軸13
には回転自在に上部タレット15がそれぞれ支承されてい
る。しかも、この下部タレット11と上部タレット15とは
同期をとって回動されるようになっている。
第1図および第2図を参照するに、上部タレット15の
円周上には、その円周方向に複数個所の扇形部分A,B…
…に分け、扇形部分Aの周円弧中心aと上部タレットの
中心Oとを結ぶ中心線S−Sと、この中心線S−Sに平
行した平行線b−b線,c−c線とに直交する直交線d−
d線,e−e線,f−f線との交点d1,d2,d3;e1,e2
e3;f1,f2,f3にパンチ17を配設し、また、下部タレッ
ト11の円周上に複数のダイ19が前記パンチ17と対応した
位置に装着されている。以上は、扇形部分B……につい
ても同様である。前記上部フレーム7には図示を省略し
たが電動機より駆動部材を介して第3図に示すようにク
ランク軸21に係合したラム23が上下動自在に設けられて
いる。
前記下部フレーム3上にはY軸方向(第3図において
左右方向)へ移動自在なテーブル25が設けられており、
このテーブル25の左端にはキャレッジベース27が取付け
られている。このキャレッジベース27にはX軸方向(第
3図において紙面に対して直交する方向)へ移動自在な
キャレッジ29が設けられている。このキャレッジ29には
ワークWをクランプするクランプ自在な複数のワークク
ランプ31が取付けられている。
上記構成により、ワーククランプ31にクランプされた
ワークWに、電動機等より駆動部材を介してクランク軸
21を回転させ、クランク軸21に係合したラム23を介して
パンチ17を上下動せしめる。パンチ17の上下動により下
部タレット11に設けたダイ19と協働して所望の各種の加
工が行なわれると共に、ワークWをX軸,Y軸方向へ移動
さることによって、ワークWに複数の各種の加工が行な
われることになる。
前記ラム23とパンチ17間に設けたストライカ位置割出
し機構について、第4図および第5図を参照するに、ス
トライカ位置割出し機構33は、ラム23の下端に図示を省
略したが締結部材により一体的に係止した第1可動子35
が垂設されている。その第1可動子35は上部フレーム7
(一部図示省略)に設けた摺動面37に沿って、前記ラム
23の上下動と共に上下動自在となる。
第1可動子35の内部に設けた下側に開口したコ字形状
の溝部39に、X軸方向へ移動自在となる第2可動子41が
装着され、その第2可動子41は流体圧作動の第1シリン
ダ43に連結され、第1シリンダ43の作動により移動自在
となる。また、前記第2可動子41の内部に設けた下側に
開口したコ字形状の溝部45に第3可動子47がY軸方向へ
移動自在に設けられ、その第3可動子47は流体圧作動の
第2シリンダ49に連結され、第2シリンダ49の作動によ
り移動自在となる。更に、前記第3可動子47の下面には
ストライカ51が垂設されている。
上記構成により、第1シリンダ43あるいは第2シリン
ダ49を作動させることにより、第3可動子47に垂設した
ストライカ51をX軸,Y軸方向へ移動させ、所望のパンチ
位置にストライカ51を位置決めする。その後、図示を省
略したが電動機を駆動しラム23を上下動せしめ、ラム23
に固着した第1可動子35を上下動させることにより、ス
トライカ51にてパンチ17を打撃した下部タレット17に設
けたダイ19と協働してワークWに所望のパンチング加工
を行なう。
前記ストラス51と、上部タレット15に設けた複数群の
パンチ17との関係を第2図を参照し説明する。
本実施例では、上部タレット15にパンチ群53を複数群
配設してあり、その扇形部分Aの1パンチ群53には9個
のパンチ17を3ずつ3列にX軸,Y軸方向に等間隔に配設
した例である。このパンチ17の数は適宜に設けることが
できる。そのパンチ17相互間にはリフタスプリング55が
配設され、パンチ17を所定の上昇限に位置させるために
付勢してある。
上述したパンチ群53のパンチ17に対し、上部フレーム
7に設けたストライカ位置割出し機構33の第1シリンダ
43あるいは第2シリンダ49を3ポジションに位置設定で
きるよう制御することにより、X軸,Y軸方向のパンチ17
の9個全てのパンチ17の真上にストラスカ51を設定する
ことができる。
而して、所望の位置のパンチ17の真上にストライカ51
を位置させ、ラム23を作動させてパンチング加工が行な
えるので、上部タレット15を回転させることなく一位置
決めにより多数のパンチング加工を行なうことができ、
タレットの割出し時間を大幅に短縮することができる。
すなわち、例えば、従来の3トラック方式のタレット
パンチプレスにおけるストラスカ割出し時間と、本実施
例におけるストラスカ割出し時間とを比較してみた。
従来機(3トラック方式)の場合、製品の形成、ある
いは金型配置により、一般的に4ケ目の金型を割出す場
合には、必ずタレット15を回転しなければならない。こ
の作動に要する時間は、例えば平均3秒を要するとす
る。
従来機の場合、最初のタレット割出し時間を除き、9
本の金型を割出すとすると、 (2×3秒)+(0.3秒×6)=7.8秒 なお、上記した0.3秒とは、ストライカ割出時間であ
る。
本実施例の場合、 0.3秒×8=2.4秒 その差、7.8秒−2.4秒=5.4秒である。
ここで、製品を加工するということは、金型割出し時
間を言うのでなく、孔開けを行なうことにより行なわれ
る。従って、5.4秒の間にどれ程の加工が行なえるかを
見ると、 200HPMの場合 200×5.4/60=18ヒット 300HPMの場合 300×5.4/60=27ヒット となり、明らかに生産性の差を示している。
上述のごとく、タレットの一位置決め場所で複数のパ
ンチング加工が行なえるため、パンチング時間を従来に
くらべ大幅に短縮することができ、生産性の向上を図る
ことができる。
なお、この発明は前述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものであり、本実施例にてはストライカ位置割
出し機構にシリンダを採用したが、電動機を用いねじ等
を使用してストライカに位置割出しを行なう方式でも可
能である。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、こ
発明によれば、上部タレットと下部タレットとを対応さ
せて円周方向に複数個所の扇形部分に分け、各扇形部分
の周円弧中心と上部,下部タレット中心とを結ぶ中心線
に平行した複数の平行線と、この平行線に直交する直交
線との交点に金型を配置させたことにより、タレットを
一位置決めした場所で複数のパンチング加工が行えるの
で、パンチ割出し時間を従来にくらべ著しく短縮するこ
とができ、生産性の向上を図ることが出来るという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この発明の主要部であり、第1
図は、この発明における上部タレットの一実施例の平面
図を示し、第3図のI−I線に沿った拡大図、第2図は
第1図における扇形部分Aの拡大図、第3図は、この発
明を実施する一実施例のタレットパンチプレスにおける
側面図、第4図はこの発明によりストライカ位置割出し
機構の斜視図を示し、第3図のIV矢視部の拡大図、第5
図は第4図の平面図である。 1…タレットパンチプレス 3…下部フレーム、7…上部フレーム 11…下部タレッ、15…上部タレット 17…パンチ、19…ダイ 23…ラム 33…ストライカ位置割出し機構 53…パンチ群 A,B…タレットの扇形部分 a…扇形部分の周円弧中心 S−S…扇形部分の中心線 b−b,c−c…中心線の平行線 d−d,e−e,f−f…平行線の直交線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部タレットと下部タレットとを対応させ
    て円周方向に複数個所の扇形部分に分け、各扇形部分の
    周円弧中心と上部,下部タレット中心とを結ぶ中心線に
    平行した複数の平行線と、この平行線に直交する複数の
    直交線との交点に金型を配置することを特徴とするタレ
    ットパンチプレスの金型配置方法。
JP18744589A 1989-07-21 1989-07-21 タレットパンチプレスの金型配置方法 Expired - Fee Related JP2758033B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18744589A JP2758033B2 (ja) 1989-07-21 1989-07-21 タレットパンチプレスの金型配置方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18744589A JP2758033B2 (ja) 1989-07-21 1989-07-21 タレットパンチプレスの金型配置方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0352726A JPH0352726A (ja) 1991-03-06
JP2758033B2 true JP2758033B2 (ja) 1998-05-25

Family

ID=16206197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18744589A Expired - Fee Related JP2758033B2 (ja) 1989-07-21 1989-07-21 タレットパンチプレスの金型配置方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2758033B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102814385A (zh) * 2012-08-24 2012-12-12 昆山荣腾模具部品制造有限公司 一种扇形片下料模具
CN106827034B (zh) * 2017-03-27 2018-06-22 太仓倍加机械有限公司 一种膜片冲孔穿刺设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0352726A (ja) 1991-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005525937A5 (ja)
KR960007145B1 (ko) 터릿 펀치 프레스
JPH0525621B2 (ja)
US5044239A (en) Punch for punch press
JP2758033B2 (ja) タレットパンチプレスの金型配置方法
JP3485490B2 (ja) パンチプレス機の回転金型装置
JP4173590B2 (ja) 加工機
JPH0671635B2 (ja) タレットパンチプレス
JPH038524A (ja) タレットパンチプレス
JPH0670926U (ja) タレットパンチプレスおよび複合加工機械
JP2593133Y2 (ja) パンチプレス
JP2001096320A (ja) パンチプレス
JP2505719Y2 (ja) 上向き刻印用金型
JP3170093B2 (ja) パンチングマシン
JP2559511B2 (ja) タレットパンチプレス
JP2849436B2 (ja) タレットパンチプレス
SU1326369A1 (ru) Рабочий орган металлообрабатывающего станка с программным управлением
JPH08141648A (ja) 多工程用曲げ機械
JP2600907Y2 (ja) タレットパンチプレスの下型上下動装置
JP2529332Y2 (ja) ダイ交換システムを備えたパンチプレス
JPS62282733A (ja) 板材加工方法
JPH0677780B2 (ja) タレットパンチプレス
JPH04147724A (ja) タレットパンチプレス
JPH0140581Y2 (ja)
JP3160019B2 (ja) プレス加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees