JP2753396B2 - 減少したフィブリル化傾向を有するセルロース繊維の製造方法 - Google Patents

減少したフィブリル化傾向を有するセルロース繊維の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、減少したフィブリル化傾向を有するセルロ
ース繊維の製造方法に関するものである。
ビスコース法の代案として、近年セルロースを誘導体
の形成なしに有機溶剤、有機溶剤と無機塩との組合せ物
または塩水溶液に溶解させる多くの方法が記載されてい
る。この種の溶液から作成されたセルロース繊維は、BI
SFA(人造繊維の基準化に関する国際組織)により一般
名称ライオセル(Lyocell)と称されている。ライオセ
ルとして、BISFAは有機溶剤から紡糸法によって得られ
るセルロース繊維であると規定している。「有機溶剤」
という用語は、BISFAによれば、有機薬品と水との混合
物であると理解される。「溶剤紡糸」は誘導体の形成な
しに溶解および紡糸することを意味すると考えられる。
しかしながら現在までライオセル型のセルロース繊維
については、1つの製造方法しか工業規模の現実が達成
されていない。この方法においては、第三級アミン酸化
物(特にN−メチルモルホリン−N−オキサイド(NMM
O)を溶剤として使用する。この種の方法はたとえばUS
−A−4,246,221号に記載され、高い引張強さと高い湿
潤モジュラスと高い引掛強さとを示す繊維を与える。
しかしながら、上記繊維から作成される平面繊維材料
(たとえば布地)の有用性は、この種の繊維が濡れた際
にフィブリル化するという顕著な傾向によって著しく制
約される。フィブリル化は、湿潤条件下に機械的応力に
て長手方向に湿潤繊維が破断して繊維が毛髪状もしくは
柔毛状になることを意味する。これら繊維から作成され
て染色された布地は、これを数回洗濯すると色強度を顕
著に喪失する。さらに、磨耗および折目の縁部には軽い
筋模様が生ずる。その理由は、繊維が繊維軸線の長手方
向に配置されたフィブリルで構成されると共に、これら
の間の架橋が減少するからである。
WO 92/14871号は、減少したフィブリル化傾向を有す
る繊維の製造方法を記載している。減少したフィブリル
化傾向は、新たに紡糸された繊維を接触させる全ての浴
に最初の乾燥前に8.5の最高pHを与えることにより得ら
れる。
さらにWO 92/07124号も減少したフィブリル化傾向を
有する繊維の製造方法を記載しており、この方法によれ
ば新たに紡糸した(すなわちまだ乾燥されてない)繊維
を陽イオン型ポリマーで処理する。この種のポリマーと
しては、イミダゾール基およびアゼチジン基を有するポ
リマーが挙げられる。さらに、たとえばポリエチレンも
しくはポリ酢酸ビニルのような乳化性ポリマーでの処理
またはグリオキサールとの架橋を行うこともできる。
スエーデン国、ルンドにおける1993年のセルコン会議
にてS.モーチマー氏により行われた講演にて、フィブリ
ル化傾向は延伸を増加するにつれて増大することが言及
された。
本発明の目的は、簡単な方法で減少したフィブリル化
傾向を有するライオセル型のセルロース繊維の製造を可
能にする方法を提供することにある。
減少したフィブリル化傾向を有するセルロース繊維の
本発明による製造方法は、第三級アミン酸化物における
セルロース溶液を繊維まで紡糸する工程と、新たに紡糸
された繊維をアルカリ炭酸塩及びアルカリ水酸化物を含
むアルカリ媒体と、少なくとも2個の反応性基を有する
紡織剤と接触させる工程と、を含み、これによって減少
したフィブリル化傾向を有するセルロース繊維を製造す
ることを特徴とする 紡織剤としては、特に2個の反応性基を有する染料が
良好な結果を示している。しかしながら本発明によれ
ば、無色である(すなわち可視光を吸収しない)紡織剤
も使用することができる。
本発明によれば、反応性基として1個もしくは2個の
ビニルスルホン基を有する紡織剤の使用が好適である。
本発明による方法の便利な具体例は、新たに紡糸され
た繊維を水性アルカリ媒体中で紡織剤と接触させること
を特徴とする。
本発明による方法の他の好適具体例は、紡織剤と接触
させた繊維を熱処理することよりなっている。この熱処
理は含浸時間を顕著に短縮する。
1993年4月28日付け公開のEP−A−0 538 977号
は、染料で含浸されたセルロース繊維の熱処理を記載し
ている。しかしながら、紡織剤で含浸された繊維の熱風
による加熱は含浸時間を短縮するが、これは繊維が均一
に加熱されないという危険を有することも示された。た
とえば、乾燥すべき繊維束の外側における繊維は既に部
分的に乾燥される一方、束の内側の繊維はまだ所要温度
に達していない。これは、製造される繊維の品質にマイ
ナスの作用を与える。
単純な熱処理で生ずるこの欠点は、繊維を電磁波(特
にマイクロ波)で照射することにより解消しうることが
突き止められた。マイクロ波で照射すれば一方では繊維
が均一に加熱されると共に、他方では繊維の尚早な乾燥
を避けることができる。何故なら、電磁波による照射
は、繊維束をたとえばプラスチック包装に溶着させると
共に、これを溶着状態にて電磁フィールドに露出する可
能性を与えるからである。
上記利点は、たとえばコンベヤ上の平面繊維材料とし
て存在する繊維を狭いチャンネル中に移動させ、ここで
電磁波に露出させる場合にも得られる。このチャンネル
は、繊維の上方に極く僅かの空間を残すことにより束の
外側繊維の部分的乾燥を紡糸するよう設計することがで
きる。同時に、紡織剤のこの固定方法は大規模製造を実
施容易にする可能性をも与える。
したがって本発明はさらに、減少したフィブリル化傾
向を有するセルロース繊維の製造に際しさらに繊維を熱
処理する工程が含まれる。
さらに本発明の方法のこの具体例によれば、反応性基
としてビニルスルホン基を有する紡織剤の使用が好適で
あり、これは好ましくは染料である。しかしながら無色
の(すなわち可視光を吸収しない)紡織剤も使用するこ
とができる。
本発明による方法の他の好適具体例は、熱処理をマイ
クロ波によって行う。
以下、実施例により本発明を一層詳細に説明し、%に
関する全ての記載は重量%であると了解すべきである。
セルロース繊維の製造 EP−A−0 356 419号に記載された方法により、NM
MOにおけるセルロースの溶液を作成して紡糸口金を介し
押出した。これにより得られたフィラメントを空気間隙
部を介し水性沈澱浴中に導入し、ここでセルロースを凝
集させた。沈澱浴で得られた繊維を洗浄して、1.7dtex
のタイター(titer)を示した。洗浄された繊維を以下
説明する実施例に使用し、これらは本明細書にて「新た
に紡糸されたがまだ乾燥されてない繊維」と称する繊維
を示す。
(1)その後に熱処理を行わない紡織剤での処理 (A)一般的手順 上記方法により製造された1gの各繊維を、2個の反応
性基を含む紡織剤とNa2SO4を含有する190mlの水溶液
(浴)で40℃にて30分間含浸させた。次いでNaOH(3
%)、Na2CO3(4%)またはNaOHとNa2CO3との混合物
(4%のNa2CO3および0.2g/リットルのNaOH)を紡織剤
を固定するために添加した。40℃にてさらに60分間の
後、繊維に固定されてない紡織剤を除去するため繊維を
数回洗浄した。次いで、洗浄した繊維を水性緩衝液で30
分間処理し、次いで再び水洗し(15分間)、さらに60℃
にて乾燥させた。その後、フィブリル化傾向を測定する
と共に他の繊維パラメータを決定すべく繊維を検査し
た。
フィブリル化の評価 洗浄過程および湿潤条件下での仕上過程における相対
的な繊維の磨耗を次の試験によりシュミレートした:長
さ20mmの8本の繊維をそれぞれ4mlの水を含む20mlの試
料瓶に入れ、ゲルハルト社、ボン(ドイツ国)のRO−10
型実験室機械振とう器にて段階12で9時間にわたり振と
うした。その後、繊維のフィブリル化挙動を顕微鏡によ
り繊維長さ0.276mm当りのフィブリルの個数を計数して
評価した。
他の繊維パラメータ 繊維の引張強さおよび繊維の破断点伸びを「ビスコー
ス、モダル(modal)、キュープロ、ライオセル、アセ
テートおよびトリアセテートステープルファイバおよび
トウを試験するための国際的に承認された方法」、1993
年版におけるBISFA規則にしたがって試験した。
(B)試験例 上記方法にしたがい、繊維を紡織剤としての染料レマ
ゾール・ブラックBおよびレマゾール・レッドRB(ヘキ
ストAG社により製造)で処理した。染料レマゾール・ブ
ラックBは2個のビニルスルホン基を有し、染料レマゾ
ール・レッドBは1個のビニルスルホン基と1個のモノ
クロルトリアジン基とを有する。
浴はそれぞれ3%のレマゾール・ブラックBと0.5%
のレマゾール・レッドRBとを含有した。この浴のpHを各
試験例にて4.6にした。用いた水性緩衝液は、3%の酢
酸と7%の酢酸ナトリウムとを含有する水溶液とした。
この溶液のpH値は4.6であった。緩衝液で処理した後、
繊維を15分間にわたり水洗し、次いで検査した。第1a表
は、各場合に用いた固定剤とフィブリル化(フィブリル
の個数)とタイター(dtex)と繊維強度(cN/tex)と繊
維の破断点伸び(%)とを示す。試験例1、2および3
は染料レマゾール・ブラックBを用いて行い、試験例4
は染料レマゾール・レッドRBを用いて行った。
第I b表は、染料なしに行った比較試験の結果を示
す。
第1a表および第1b表の結果を比較すれば、紡織剤(こ
の場合は染料レマゾール・ブラックBおよびレマゾール
・レッドRB)がフィブリル化傾向を顕著に減少させると
共に、紡織剤の固定に使用されるNaOH+Na2CO3の組合せ
もフィブリル化傾向をさらに顕著に減少させることが示
される。
上記の結果は2個の反応性基を含む他の紡織剤を用い
る場合にも得られることが示された。すなわちレマゾー
ル・ブラックBおよびレマゾール・レッドRBは、少なく
とも2個の反応性基をさらに有する他の紡織剤を代表す
ることができる。
(2)紡織剤による処理およびその後の熱処理 上記方法により製造された1gの各繊維を190mlの浴
(0.2%のレマゾール・ブラックBと2%のNa2CO3と0.2
%のNaOHとを含有、pH=11.5)でそれぞれ30秒間にて3
回含浸し、各含浸の後に繊維を絞った。その後、各試料
をそれぞれの場合180℃の循環空気オーブンにて40秒間
にわたり2回熱処理した。その後、熱処理された各試料
を上記酢酸塩緩衝液(pH=4.6)で30秒間処理し、15分
間水洗し、60℃で乾燥させ、次いで検査した。その結果
を第2表に示す。試験例10は比較試料を示す(試験例10
に対し試験例9は紡織剤を用いずに反復した)。
第2表から見られるように、紡織剤を含浸させた繊維
の熱処理は含浸時間を著しく短縮すると共に、フィブリ
ル化傾向も減少する。
染料レマゾール・レッドRBを用いた場合も、同様に良
好な結果を得ることができた。
3.紡織剤での処理およびその後のマイクロ波の照射 上記方法により製造した10gの繊維を900mlの浴(10%
のレマゾール・ブラックBと10%のNa2SO4と8%のNa2C
O3、pHはNaOHで11.5に調整)で9分間含浸させた。その
後、繊維を絞り、等しい量の2つの部分に分けた(試験
例12、13)。例11は比較試料とし、紡織剤で処理されな
い繊維の性質を示す。試験例12および13については繊維
を浴での含浸の後に絞り、これらの180℃まで18秒間加
熱し、(試験例12)、或いは900ワットのマイクロ波に
より50秒間照射した(試験例13)。その後、繊維を上記
pH4.6の酢酸塩緩衝液で30分間処理し、15分間水洗し、
次いで60℃にて乾燥させた。試験の結果を第3表に示
す。
第3表から見られるように、マイクロ波での照射は加
熱時間をさらに短縮し、フィブリル化傾向はさらに一層
減少する。減少したフィブリル化傾向に関する同様に良
好な結果は、レマゾール・ブラックBの代わりに少なく
とも2個の反応性基を有する他の紡織剤を用いた場合に
も得られた。特に、フィブリル化傾向に対するプラスの
効果がグリオキサールの場合と同様に顕著であることも
示された。さらに、マイクロ波での照射によりもたらさ
れる上記のプラス効果は以下の実施例からも推測しうる
ようにグリオキサールおよび他のジアルデヒドでも観察
しうることが示された。
セクション1で説明した方法により製造した2gの繊維
に、それぞれ2%のグリオキサールと0.66%の架橋触媒
(たとえばコンデソールFB、ZnCl2とMgCl2との混合物、
BASF社により作成)とを含有する140mlの浴を3分間に
わたり2回含浸させた。その後、繊維を絞って2つの部
分(試験例15および16)に分けた。例14は比較試料と
し、試験例15については各繊維を100℃の循環空気オー
ブン内で10分間処理し、試験例16については繊維をマイ
クロ波により500ワットの出力にかけた。フィブリル化
の結果を下表4に示す。
グルタルジアルデヒド(3.4%)をグリオキサールの
代わりに用いて上記方法を反復した。得られた繊維のフ
ィブリル化の結果をも第4表に示す(試験例17、18およ
び19はそれぞれ試験例14、15および16に対応する)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シッカーミューラー、ヨハン オーストリア国 アー―4870 フェック ラマルクト ヴルティンガーガッセ 3 (56)参考文献 特開 平5−117970(JP,A) 特開 昭63−66374(JP,A) 特公 昭55−17153(JP,B2)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第三級アミン酸化物におけるセルロース溶
    液を繊維まで紡糸する工程と、新たに紡糸された繊維を
    アルカリ炭酸塩及びアルカリ水酸化物を含むアルカリ媒
    体と、少なくとも2個の反応性基を有する紡織剤と接触
    させる工程と、を含み、これによって減少したフィブリ
    ル化傾向を有するセルロース繊維を製造することを特徴
    とする減少したフィブリル化傾向を有するセルロース繊
    維の製造方法。
  2. 【請求項2】紡織剤が、染料または無色の物質からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載のフィブリル化傾向を
    有するセルロース繊維の製造方法。
  3. 【請求項3】紡織剤が、少なくとも1個のビニルスルホ
    ン基を有することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載のフィブリル化傾向を有するセルロース繊維の製
    造方法。
  4. 【請求項4】さらに繊維を熱処理する工程を含むことを
    特徴とする請求項3に記載のフィブリル化傾向を有する
    セルロース繊維の製造方法。
  5. 【請求項5】熱処理が、マイクロ波の手段で実施される
    ことを特徴とする請求項4に記載のフィブリル化傾向を
    有するセルロース繊維の製造方法。
  6. 【請求項6】さらに前記接触する工程の後に、繊維を水
    性緩衝液で洗浄する工程を含むことを特徴とする請求項
    1に記載のフィブリル化傾向を有するセルロース繊維の
    製造方法。
JP6522531A 1993-04-21 1994-04-20 減少したフィブリル化傾向を有するセルロース繊維の製造方法 Expired - Lifetime JP2753396B2 (ja)

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