JP2750458B2 - 嵩高糸の縫付方法 - Google Patents

嵩高糸の縫付方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は芯糸に巻糸を巻付けて構成され、外観がコ
ード模様の嵩高糸を布に縫付ける嵩高糸の縫付方法に関
する。
〔従来の技術〕
移動する布に対して引出す芯糸を布に沿え付ける過程
で、その芯糸に巻糸をぐるぐる巻き付けながら引出す。
そして引出された糸がコード状の模様を提する嵩高糸に
変化する。それを順々に布に縫付けていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来の嵩高糸の縫付方法では布の移動方向が第4
図に示すX或はY方向(多くの場合はその合成方向)に
おいて変化すると、布の移動に対し芯糸が常に先行する
ようにタイミングに合せて芯糸供給用のニップルの向き
を変える。そうすると好ましい縫付ができる。しかし、
第4図の湾曲部28のように大きなカーブを高速の刺繍ミ
シンで縫うときには嵩高糸における巻糸がだぶつき、嵩
高糸のコード模様がくずれる問題点があった。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、嵩高糸を高速度のミシンで縫う
場合において、急カーブにおいては巻糸の繰出しを制限
し、だぶつきの生じないようにした嵩高糸の縫付方法を
提供することである。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に、本願発明は前記請求項の範
囲記載の通りの手段を講じたものであって、その作用は
次の通りである。
〔作用〕
巻糸ボビンと針先近くに配置される糸道用孔との間に
制動具を付設しておき、上記ニップルの向きが変って巻
糸にたるみが生じ易い状態になっても、上記制動具で巻
糸にたるみが生じないようにする。
〔実施例〕
以下本願の実施例を示す図面について説明する。第1
図において、Aは刺繍縫ミシン(例えば周知のコーネリ
ータイプのミシン)の基枠の一部を示し、ベッド1と一
連に連らなっている。2は周知のルーパ、3は駆動用の
ねじ歯車、4は上下動および回動自在に構成されている
中空針棒で、下方には周知のように下糸7を引上げて縫
う為の針6を有する。8は回転筒でカサ歯車9を有し、
これの回動をニップル保持筒10に伝達できるように保持
筒10に固定された連動用キー16を係合させる縦溝15を備
える。この保持筒10の下方には糸孔12を備えるニップル
13を備え、カサ歯車9を回すときには図示外の連動機構
により針6と連動的にニップル13を回動させたり、駆動
レバー11の上下によりニップル13を上下動させたりでき
るようにしてある。17はボビン用支持筒で、受筒17aで
支えられ、受け溝18で回動自在に支持され、歯車19を回
すと、支持杆20と、ガイドレバー24を伴って回動する。
支持杆20に設けた軸20′に対し回動自在に装着した巻糸
ボビン21には巻糸26が巻付けられており、布30の側から
巻糸26の下端を引くと、巻糸26は、ボビン21を出発し、
順次支持杆に付されたガイド22から糸道用孔25に向かっ
て下ってくる。
次に第2、3図において、制動具31としては、図示の
ものが用いられている。また支持杆20とボビン21との間
には、ブレーキ片が介設してある。これは支持筒17が急
回動したときに、不用意にボビン21が回動しない程度の
弱い制動力を発揮するようにしてある。
次に制動具31において、32は、支持筒17に元部を固着
した支え部材で、これには先部にねじ34を有するねじ軸
33の元部が固着されている。このねじ軸33は、順に、巻
きばね用ドラム35、一対の糸調子皿36、37、ソフトな圧
力を糸調子皿に与える為の調節ばね38を挿通した状態で
これらを支持している。39は調節ねじで、これを回すこ
とにより調節ばね38を圧縮、伸張させて、糸調子皿36、
37間の圧力を変化させて、この間を通過する巻糸26の通
過抵抗を大小ならしめる。
次に40はたるみ取り用のばね材で、U字型に形成して
糸調子皿36、37と、糸道用孔25の間の巻糸26を引掛けて
常時引張方向(矢印50)に付勢している。40′はドラム
35に巻回してあるばねの主体部、40″は支え部材32に止
着してあるばねの元部を示す。
上記構成において、周知のコーネリーミシンと同様に
針6、ルーパ2、ニップル13、支持筒17を作動させ、布
30を矢印30a方向に移動させると、芯糸14に巻糸26が巻
付きながら順に嵩高糸27を作り、これが下糸7で布30に
縫付けられる。また周知の刺繍ミシン枠(図示外)をXY
方向に移動させることによりそれに付される布30もXY方
向に変位する。また布30に対して芯糸14が先行するよう
に布とタイミングを合せてニップル13と針6の向きも変
えられる(一般にコンピューターのプログラムによって
同期的に変える)。その場合、通常は制動具31から引出
しが一定に制限されながらスムーズに引き出されていた
巻糸26に対する引出力が急に強くなったり、弱くなった
りする。そうすると従来はたるみが生じ易くなるが、制
動具31の存在によってたるみの発生は防止され、嵩高糸
27における巻糸26は常に一定に美しく芯糸14に巻付けら
れる。更に、ばね材40の存在による働きが加わると、糸
道用孔25の糸調子皿36、37との間の巻糸26のたるみは完
全に防止されており、糸調子皿36、37において、巻糸26
の余分な繰出しは防止される。従ってニップル13の向き
が急激に変化しても巻糸26の繰出しは対応動作する。
〔発明の効果〕
以上のように本発明にあっては、嵩高糸27を縫付ける
場合、ニップル13の向きが急変しても、巻糸26は巻糸ボ
ビンと針先近くに配置される糸道用孔の間に配設してあ
る制動具を通るので、その急変に対応して引出され常に
芯糸14には巻糸26が奇麗に巻かれる特長がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は断面図、第
2図は要部斜視図、第3図は要部平面図、第4図は嵩高
糸の縫付状態を示す平面図。 4……中空針棒、6……針、2……ルーパ、13……ニッ
プル、26……巻糸、14……芯糸、30……布、27……嵩高
糸。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯糸に巻糸を順に巻付けて形成される嵩高
    糸を順に布へ縫付けていく過程において、上記巻糸は、
    巻糸ボビンと針先近くに配置される糸道用孔との間に配
    設してある制動具によって抵抗が付された状態で上記芯
    糸に向けて移動させられることを特徴とする嵩高糸の縫
    付方法。
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