JP2003326060A - ミシン - Google Patents
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- D05B65/00—Devices for severing the needle or lower thread
- D05B65/02—Devices for severing the needle or lower thread controlled by the sewing mechanisms
Abstract
ツキを小さくすることのできるミシンを提供する。 【解決手段】 縫製終了時に、縫製に供した糸6の結節
側を、針板5に支持された第1メス7と、針板5に回動
自在に支持された第2メス8とにより、挟んで切断する
ミシン1において、第1メスを針板5に回動自在に支持
させ、第1メス7を回動させる回動駆動部と、第1メス
7の回動と連動して第2メス8を回動させる連動機構と
を備え、縫製終了時に、前記回動駆動部を駆動させ、第
1メス7と第2メス8とにより、糸6の結節側を切断す
るよう構成した。
Description
製に供した糸の結節側を、2つのメスにより挟んで切断
するミシンに関するものである。
環縫いによりボタンを生地に縫製するものが知られてい
る。このミシンは、メス支持台としての針板の下面に固
定された固定メスと、針板に回動自在に支持された動メ
スとを備えている。ここで、針板には針が挿通する針孔
が形成され、生地の裏側から下方に延びる糸は、この針
孔を通じて針板下方のルーパに掛止される。動メスには
エアシリンダの駆動により水平方向(前後方向)に移動
するリンクが接続される。
クが前後方向に移動して動メスが回動し、動メスにより
針孔を挿通する糸を引っ掛け、動メスと固定メスとの会
合位置にて各メスに糸が挟まれて切断される。これによ
り、縫製終了時に、縫製に供した糸の結節側を切断する
ことができるようになっている。
シンでは、動メスにより、切断される糸を引っ掛けて固
定メスとの会合位置まで移動させるので、切断される糸
の位置が固定メス側である場合は結節部分から終端まで
の糸の長さ寸法は比較的短くなるし、切断される糸の位
置が動メス側である場合は結節部分から終端までの糸の
長さ寸法は比較的長くなる。これにより、結節部分から
終端までの糸の長さ寸法に大きなバラツキが生じるとい
う問題点があった。結節部分の長さ寸法が長い場合は、
縫製物の見栄えが悪くなるのは勿論のこと、過剰に糸を
消費することになり、製造コスト面において不利とな
る。また、この長さ寸法が短い場合は、糸の縫製部分に
過度の負荷が加わると、糸がほどけるおそれがある。
あり、その目的とするところは、結節部分から終端まで
の糸の長さ寸法のバラツキを小さくすることのできるミ
シンを提供することにある。
め、例えば、図1から図13に示すように、請求項1記
載の発明では、縫製終了時に、縫製に供した糸(6)の
結節側を、メス支持台(例えば、針板5)に支持された
第1メス(7)と、前記メス支持台に回動自在に支持さ
れた第2メス(8)とにより、挟んで切断する単糸環縫
いボタン付け用のミシン(1)において、前記第1メス
を前記メス支持台に回動自在に支持させ、前記第1メス
を回動させる回動駆動部と、前記第1メスの回動と連動
して前記第2メスを回動させる連動機構とを備え、縫製
終了時に、前記回動駆動部を駆動させ、前記第1メスと
前記第2メスとにより、前記糸の結節側を切断するよう
構成したことを特徴とする。
た縫製終了時に、第1メスと第2メスとが連動して回動
し、糸の結節側は第1メスと第2メスとで挟んで切断さ
れる。すなわち、糸の結節側は、回動する第1メスと第
2メスの何れかに引っ掛かり、引っ掛かったメスととも
に第1メスと第2メスの会合位置まで移動した後、第1
メスと第2メスとにより挟んで切断される。これによ
り、糸の結節側の位置が、第1メス側であっても、第2
メス側であっても、各メスの会合位置にて切断されるこ
ととなり、結節部分から終端までの糸の長さ寸法のバラ
ツキを小さくすることができる。すなわち、第1メスを
メス支持台に固定し、第2メスのみを回動させる従来の
もののように、各メスの会合位置が第1メス側となっ
て、糸の結節側の位置が第1メス側であるときには結節
部分から終端までの糸の長さ寸法が短くなり、糸の結節
側の位置が第2メス側であるときには結節部分から終端
までの糸の長さ寸法が長くなることはなく、この長さ寸
法のバラツキが大きくなることはない。
ミシンにおいて、縫製開始時に、前記糸の始端側を、メ
ス支持台側に保持させる保持機構を備えたことを特徴と
する。
作用に加え、糸の始端側を生地に挿通した縫製開始時
に、糸の始端側がメス支持台側に保持される。これによ
り、縫製時に、糸に過大な張力が加わった際にも、メス
支持台側にて糸の始端側を保持することができる。従っ
て、縫製時に糸の始端側が生地から抜けることはなく、
確実に縫製することができる。
ミシンにおいて、縫製終了時に、前記回動駆動部を駆動
させ、前記第1メスと前記第2メスとにより、前記糸の
結節側と始端側とを同時に切断するよう構成したことを
特徴とする。
作用に加え、糸の始端側も、結節側と同様に、回動する
第1メスと第2メスの何れかに引っ掛かり、引っ掛かっ
たメスとともに第1メスと第2メスの会合位置まで移動
した後、第1メスと第2メスとにより挟んで切断され
る。これにより、糸の始端側の位置が、第1メス側であ
っても、第2メス側であっても、各メスの会合位置にて
切断されることとなり、結節部分から始端までの糸の長
さ寸法のバラツキを小さくすることができる。また、第
1メス及び第2メスの一度の動作で糸の結節側及び始端
側を同時に切断することができ、縫製物の縫製時間を格
段に短縮することができ、縫製物の製造コストを低減す
ることができる。
3記載のミシンにおいて、前記保持機構は、前記糸の始
端側を挿通する保持孔(11a)が形成された保持板
(11)と、前記保持板を上面にて移動自在に支持する
保持板支持部材(例えば、摺動板12)と、前記保持板
を略水平方向に移動可能な移動機構とを有し、縫製開始
時に、前記保持板支持部材の端部から突出した前記保持
板の前記保持孔に前記糸の始端側を挿通させ、前記移動
機構により前記保持板を前記保持板支持部材側に移動さ
せることにより、前記保持板の下面側と前記保持板支持
部材の上面側とで前記糸の始端側を挟持するよう構成し
たことを特徴とする。
たは3の作用に加え、保持板と、ミシンに既存のメス支
持台とにより糸の始端側を挟持するので、簡単な構成で
糸を保持することができる。また、保持板の保持孔に糸
を挿通し、さらに、保持板の下面側とメス支持台の上面
側とで糸を挟持するので、縫製時における過大な糸の張
力にも確実に抗することができ、実用に際して極めて有
利である。
ミシンにおいて、前記保持機構を、縫製開始時に前記糸
の始端側を所定の保持位置にて保持するよう構成すると
ともに、前記糸の始端側が弛緩すると、前記保持位置か
ら前記保持板をさらに移動させ、前記糸の始端側を前記
保持板支持部材側に引き寄せるよう構成したことを特徴
とする。
作用に加え、例えばボタンの根巻きが終了した場合等
に、生地をメス支持台側に下降させると、糸の始端側は
生地とメス支持台との間にて弛緩する。このとき、保持
位置から保持板をさらに移動させて、糸の始端側をメス
支持台側に引き寄せることにより、糸の始端側の弛緩が
解消し、糸の始端側が比較的緊張した状態となる。これ
により、縫製終了時に、比較的緊張した状態となった糸
の始端側を、各メスにて切断することとなる。従って、
糸の始端側が弛緩して各メスに引っ掛からずに切断でき
ないということはない。また、糸の始端側の切断される
位置を略一定とすることができ、結節部分から始端まで
の糸の長さ寸法のバラツキをさらに小さくすることがで
きる。
形態を示すもので、図1は環縫いミシンの外観斜視図、
図2は回動駆動部及び保持機構を示すミシンの一部斜視
図、図3は針板を外した状態での各メスと保持板の概略
斜視図、図4は糸の始端側を保持板の保持孔に挿通させ
た状態を示す各メスと保持板の概略斜視図、図5は糸の
始端側を保持板と摺動板により挟持した状態を示す各メ
スと保持板の概略斜視図、図6は結節側の糸との位置関
係を示す各メスと保持板の概略斜視図、図7は糸の始端
側及び結節側を各メスにより切断した状態を示す各メス
と保持板の概略斜視図、図8は各メスが会合した状態を
示す各メス及び保持板の概略上面図、図9は糸の始端側
を保持板と摺動板により挟持した状態を示す各メスと保
持板の概略上面図、図10は保持板を移動させて糸の始
端側を引き寄せた状態を示す各メスと保持板の概略上面
図、図11は糸を縫製している状態を示すミシンの一部
概略側面図、図12は糸に根巻き処理を施した状態を示
すミシンの一部概略側面図、図13はミシンの概略構成
ブロック図である。
は、ミシンの上部をなし前後方向に延びるミシンアーム
1aと、ミシンの下部をなし前後方向に延びるミシンベ
ッド1bとを有する外形が側面視にて略コ字状を呈する
ミシンフレーム1cを備えている。また、この環縫いミ
シン1は、ミシンベッド1b側に設けられ生地2の下面
と当接する下板3と、ミシンアーム1a側に設けられ糸
を挿通する孔を有し上下動することにより生地2の縫製
を行う針4とを備えている。
図12に示すように、下板3の下方に配された針板5
と、針板5の下方に配されるルーパ5bとを有してい
る。針板5には、上下動する針4が挿通可能な針孔5a
が形成される。すなわち、生地2の下側にて糸6をルー
パ5bを掛止させ、針4の上下動に対応してルーパ5b
を揺動させる動作を繰り返すことにより、生地2に糸6
による単糸環縫いの縫製が施される。ルーパ5bの駆動
機構、構造は従来公知のものと同様であるので、ここで
は詳述しない。
生地2に結節等を施すことなく糸6を挿通させて、単糸
環縫いにより所定の区間、回数だけ縫製した後、生地2
の裏側にて結節し、結節側の糸6を切断することにより
縫製を終了する。すなわち、図12に示すように、生地
2の裏側にて結節した際に、糸6の始端側(以下、始端
部分6aという。)と、糸6の結節側(以下、終端部分
6bという。)とが針孔5aを通じて下方に延びた状態
となる。
板5の下面には、第1メス7と、第2メス8とが回動自
在に支持される。第1メス7には湾曲して形成された案
内溝7aが形成され、第2メス8側に形成されたピン8
aを挿通する。すなわち、本実施形態においては、案内
溝7aとピン8aとで連動機構を構成し、第1メス7の
回動と連動して第2メス8が回動するようになってい
る。本実施形態においては、第1メス7が一方向に回動
すると、第2メス8が他方向に回動するよう構成され
る。
の裏側から下方に延びる糸6を受容する切欠7bが形成
され、第2メス8には、上面視にて切欠6bと会合する
部分に切断刃8bが形成される。本実施形態において
は、切欠7bと切断刃8bが、針板5の針孔5aの下方
にて会合するよう構成される。すなわち、第1メス7が
一方向に回動すると、第2メス8が他方向に回動し、第
1メス7の切欠7bが略左右方向に移動するとともに、
第2メス8の切断刃8bが切欠7bと反対方向に移動す
る。生地2の裏側から針穴5aを通じて下方に延びる糸
6は、各メス7,8が互いに近接する方向に移動して略
中間位置(会合位置)にて交差することにより、各メス
7,8により挟まれ切断される。
は、一端側がエアシリンダ9に接続される切断用リンク
10の他端側が接続される。本実施形態においては、切
断用リンク10は前後方向に延び、エアシリンダ9の駆
動により切断用リンク10が前後方向に移動する。すな
わち、エアシリンダ9と切断用リンク10とで、第1メ
ス7を回動させる回動駆動部が構成される。
に、第1メス7の下方に保持板11と、保持板11を上
面にて摺動自在に支持する摺動板12とが設けられる。
図2に示すように、保持板11は、一端側がパルスモー
タ13側に、複数のリンクを介して接続される保持用リ
ンク14の他端側が接続される。本実施液体において
は、保持用リンク14は前後方向に延び、パルスモータ
13の回動により、保持用リンク14が前後方向に移動
する。すなわち、本実施形態においては、保持板11を
略水平方向に移動させる移動機構は、パルスモータ13
と、保持用リンク14とを有している。また、本実施形
態においては、保持機構は、この移動機構、保持板1
1、摺動板12とを有している。
摺動板12から針孔5aの下方側へ突出可能に構成され
る。ここで、保持板11には糸6を挿通可能な保持孔1
1aが形成されており、摺動板12から針板5aの下方
側へ突出した状態で、針孔5aを通じて下方へ延びる糸
6が挿通可能な状態となる。
シン1は、エアシリンダ9と、パルスモータ13と、針
4を上下動させる針駆動部15と、生地2を水平方向に
移動させる生地駆動部16と、下板3を上下動させる下
板駆動部17と、針4の糸6を供給側へ引き寄せるたぐ
り寄せ機構18と、に接続される制御部100を有して
いる。以下、この制御部100の動作について説明す
る。
7bと、第2メス8の切断刃8bとが互いに離隔した状
態となっている。この状態で縫製を開始し、図4及び図
9に示すように始端部分6aが保持板11の保持孔11
aに挿通した後、パルスモータ13を駆動して保持板1
1を摺動板12側に移動させる。これにより、図5に示
すように、保持板11の下面と摺動板12の上面とで、
始端部分6aが挟持され、始端部分6aが摺動板12の
保持位置にて保持される。
を制御して、生地2に所定の縫製を施し、生地2の裏側
にて糸6を結節する。尚、結節時における終端部分6b
は、図6に示すように、摺動板12の側方に位置するこ
ととなる。ここで、縫製時に、糸6に過大な張力が加わ
った際にも、摺動板12の保持位置にて始端部分6aは
保持される。本実施形態においては、図11に示すよう
に単糸環縫いにてボタンを生地2に縫製した後、図12
に示すように、下板3とともに生地2を上方に移動さ
せ、糸6がボタンと生地2の間で水平方向に緊張した状
態で根巻き処理を施して結節する。
生地2を下方に移動させる。このとき、始端部分6a及
び終端部分6bが弛緩する。ここで、図10に示すよう
に、保持板11を保持位置からさらに移動させて始端部
分6aを摺動板12側に引き寄せるとともに、糸たぐり
機構18により終端部分6bを供給側へ引き寄せる。こ
れにより、始端部分6a及び終端部分6bの弛緩が解消
し、始端部分6a及び終端部分6bが比較的緊張した状
態となる。
9を駆動して、第1メス7と第2メス8とを連動させて
回動し、始端部分6a及び終端部分6bを第1メス7と
第2メス8とで挟んで同時に切断する。すなわち、始端
部分6a及び終端部分6bは、回動する第1メス7と第
2メス8の何れかに引っ掛かり、引っ掛かったメスとと
もに第1メス7と第2メス8の会合位置まで移動した
後、第1メス7と第2メス8とにより挟んで切断され
る。
によれば、始端部分6a及び終端部分6bの位置が、第
1メス7側であっても、第2メス8側であっても、各メ
ス7,8の会合位置にて切断されることとなり、結節部
分から始端及び終端までの糸6の長さ寸法のバラツキを
小さくすることができる。すなわち、第1メスを針板に
固定し、第2メスのみを回動させる従来のもののよう
に、各メスの会合位置が第1メス側となって、糸の結節
側の位置が第1メス側であるときには結節部分から終端
までの糸の長さ寸法が短くなり、糸の結節側の位置が第
2メス側であるときには結節部分から終端までの糸の長
さ寸法が長くなることはなく、この長さ寸法のバラツキ
が大きくなることはない。
ば、摺動板12側にて始端部分6aが保持されるように
したので、縫製時に、糸6に過大な張力が加わった際に
も、縫製時に糸6の始端側が生地2から抜けることはな
く、確実に縫製することができる。また、本実施形態の
環縫いミシン1によれば、第1メス7及び第2メス8の
一度の動作で糸6の結節側及び始端側を同時に切断する
ことができ、縫製物の縫製時間を格段に短縮することが
でき、縫製物の製造コストを低減することができる。
ば、保持板11と、摺動板12とにより糸6の始端側を
挟持するので、簡単な構成で糸6を保持することができ
る。また、保持板11の保持孔11aに糸6を挿通し、
さらに、保持板11の下面側と摺動板12の上面側とで
糸6を挟持するので、縫製時における過大な糸6の張力
にも確実に抗することができ、実用に際して極めて有利
である。
の環縫いミシン1に本発明を適用したものを示したが、
他の方法により生地に縫製するものであっても、前記実
施形態と同様の作用効果を得ることができる。
1の保持孔11aに糸6を挿通させ、摺動板12と保持
板11とにより糸6を挟持することにより、糸6を保持
するものを示したが、例えば、互いに接離する一対の把
持片を設け、両把持片により糸を把持することにより、
糸を保持するようにしてもよい。
ータ13の駆動により保持板11を移動させるものを示
したが、エアシリンダ等により保持板11を移動させる
ようにしてもよい。さらに、エアシリンダ9により第1
メス7を回動させるものを示したが、パルスモータ等に
より第1メス7を回動させるようにしてもよい。
7と、第2メス8とを、案内溝7aとピン8aを用いて
連動させるものを示したが、各メス7,8をリンク等に
より接続して連動させるようにしてもよいし、その他、
具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であるこ
とは勿論である。
明によれば、糸の結節側の位置が、第1メス側であって
も、第2メス側であっても、各メスの会合位置にて切断
されることとなり、結節部分から終端までの糸の長さ寸
法のバラツキを小さくすることができる。
効果に加え、保持板支持部材側にて糸の始端側が保持さ
れるようにしたので、縫製時に、糸に過大な張力が加わ
った際にも、糸の始端側が生地から抜けることはなく、
確実に縫製することができる。
効果に加え、糸の始端側の位置が、第1メス側であって
も、第2メス側であっても、各メスの会合位置にて切断
されることとなり、結節部分から始端までの糸の長さ寸
法のバラツキを小さくすることができる。また、第1メ
ス及び第2メスの一度の動作で糸の結節側及び始端側を
同時に切断することができ、縫製物の縫製時間を格段に
短縮することができ、縫製物の製造コストを低減するこ
とができる。
たは3の効果に加え、簡単な構成で糸の始端側を保持す
ることができるし、縫製時における過大な糸の張力にも
確実に抗することができ、実用に際して極めて有利であ
る。
効果に加え、糸の始端側が弛緩して各メスに引っ掛から
ずに切断できないということはないし、糸の始端側の切
断される位置を略一定とすることができ、結節部分から
始端までの糸の長さ寸法のバラツキをさらに小さくする
ことができる。
の外観斜視図である。
視図である。
視図である。
を示す各メスと保持板の概略斜視図である。
態を示す各メスと保持板の概略斜視図である。
の概略斜視図である。
状態を示す各メスと保持板の概略斜視図である。
の概略上面図である。
態を示す各メスと保持板の概略上面図である。
状態を示す各メスと保持板の概略上面図である。
略側面図である。
一部概略側面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】縫製終了時に、縫製に供した糸の結節側
を、メス支持台に支持された第1メスと、前記メス支持
台に回動自在に支持された第2メスとにより、挟んで切
断する単糸環縫いボタン付け用のミシンにおいて、 前記第1メスを前記メス支持台に回動自在に支持させ、 前記第1メスを回動させる回動駆動部と、 前記第1メスの回動と連動して前記第2メスを回動させ
る連動機構とを備え、 縫製終了時に、前記回動駆動部を駆動させ、前記第1メ
スと前記第2メスとにより、前記糸の結節側を切断する
よう構成したことを特徴とするミシン。 - 【請求項2】縫製開始時に、前記糸の始端側を、メス支
持台側に保持させる保持機構を備えたことを特徴とする
請求項1記載のミシン。 - 【請求項3】縫製終了時に、前記回動駆動部を駆動さ
せ、前記第1メスと前記第2メスとにより、前記糸の結
節側と始端側とを同時に切断するよう構成したことを特
徴とする請求項2記載のミシン。 - 【請求項4】前記保持機構は、前記糸の始端側を挿通す
る保持孔が形成された保持板と、前記保持板を上面にて
移動自在に支持する保持板支持部材と、前記保持板を略
水平方向に移動可能な移動機構とを有し、 縫製開始時に、前記保持板支持部材の端部から突出した
前記保持板の前記保持孔に前記糸の始端側を挿通させ、
前記移動機構により前記保持板を前記保持板支持部材側
に移動させることにより、前記保持板の下面側と前記保
持板支持部材の上面側とで前記糸の始端側を挟持するよ
う構成したことを特徴とする請求項2または3記載のミ
シン。 - 【請求項5】前記保持機構を、縫製開始時に前記糸の始
端側を所定の保持位置にて保持するよう構成するととも
に、前記糸の始端側が弛緩すると、前記保持位置から前
記保持板をさらに移動させ、前記糸の始端側を前記保持
板支持部材側に引き寄せるよう構成したことを特徴とす
る請求項4記載のミシン。
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