JP2757534B2 - 自動糸切りミシン - Google Patents

自動糸切りミシン

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、針糸の下方に糸切り手段を備えた自動糸切
りミシンに関する。
[従来の技術] 従来、糸切り手段を備えた自動糸切りミシンが多く知
られており、切断後の縫製端における糸端の手摘み作業
の軽減等を目的とした種々の提案がなされている。
こうしたものとしては、例えば特開昭54−62042号、
特公昭59−13238号、特開平1−320087号のものがあ
る。
これら各提案の目的と構成を、これらの提案がなされ
る以前のものと比較しつつ説明することによって、従来
技術を明らかにする。
これらの提案がなされる以前のものを、第7図
(A),(B)に示す。この従来装置では、針板Aの下
方に備えた上メスBと下メスCとを接近方向へ移動して
針糸Dとボビン糸Eとを切断する構成となっている。こ
の糸切り動作開始のタイミングは、作業者が縫製端Pend
を縫製したのを確認して図示しない踏み込みペダルを後
ろへ踏むこんで糸切り指示信号を発生させることにより
与えられる。この糸切り指示信号が発生された後も、針
Fは、所定の送りピッチL1に対応する上下動をしてお
り、上メスBは、次に針下信号が与えられてから動作を
開始する。従って、糸切りが完了するまでに縫製端Pend
から送りピッチL1にこの送りピッチL1の約半分の切断ピ
ッチl1を加えた分だけ布地Gが送られる。この結果、切
断後に布地Gの裏側へ残る針糸Dの長さはl1+L2とな
り、ボビン糸Eの長さはL1+1l+L2となる。なお、長さ
L2は、布地GからメスB,Cまでの距離(針板Aの板厚と
ほぼ等しい)である。いずれの糸D,Eもかなりの長さで
あるから、この後で糸摘み作業をする必要があった。
特開昭54−62042号のものは、この糸摘み作業をなく
すことを目的とし、布地Gの裏側に残る糸の長さを少な
くするために、1ピッチ進んだ位置での糸切り動作実行
中は布送りをしない構成を採用したものである。第8図
(A),(B)に示す様に、確かにそれ以前のものより
は長さl1分ずつ短くなる。しかし、ボビン糸Eは未だか
なりの長さであるから、糸摘み作業を省略することがで
きなかった。
これに対し、特公昭59−132380号のものは、第9図
(A),(B)に示す様に、糸切り動作の際には、逆方
向へ送ることとして、針糸D,ボビン糸Eを共に長さ0.5L
1+L2とすることができた。しかしながら、これ以上は
短くできなかった。
また、ここまでの従来技術では、いずれも、針糸Dの
縫製端Pendからの長さで考えると、それぞれさらに送り
ピッチL1分だけ長くなっていることが分かる。針糸D
は、この縫製端Pendより先ではフリーであるから、布地
Gの取り扱いにおいて引っかかって抜け出ることがあっ
ちゃ。従って、特公昭59−132380号のものにおいても糸
摘み作業の完全な省略にはならなかった。
こうした問題をさらに解決せんとして最近提案された
のが特開平1−320087号のものである。これは、第10図
(A)〜(C)に示す様に、縫製端Pendから先へ一針進
んだ後に送りピッチを逆方向微少量l3に変更して逆送り
した後に切断する構成を採用していた。従って、現実の
縫製端は位置P+1となり、布地裏の針糸Dの長さはl4
+L2、ボビン糸Eの長さはl3+l4+L2となり、相当に短
いものとすることができた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第10図(C)に示す様に、実縫製端P
+1から逆送りした針Fが針糸Dを貫通するため、、針
糸Dがこの貫通部分で切断するいわゆる「地糸切れ」の
問題が生じた。また、それぞれの長さは確かに短くなっ
たが、第10図(B),(D)に示す様に、長さに差があ
り、縫製物を持ち上げて見た場合には、長さ2l3だけボ
ビン糸Eの方が長くなった。このため、布地Gの裏側で
も見た目が悪く、結局は糸摘み作業をすることになっ
た。
本発明の自動糸切りミシンは、かかる課題を解決し、
地糸切れの問題がなく、布地の裏における糸の長さを少
なくすると共に、縫製物を持ち上げた場合に針糸とボビ
ン糸とで不揃いな印象を与えない糸切りを実行すること
を可能にし、全く糸摘み作業を行わなくてもよくするこ
とを目的としている。
発明の構成 [課題を解決するための手段] 即ち、本発明の自動糸切りミシンは、所定の操作また
は条件により糸切り指示信号を発生する糸切り指示信号
発生手段と、該糸切り指示信号の発生後であって、針が
針板上方へ上昇した状態において、該針板の下方にて縫
糸を切断する糸切り手段とを備える自動糸切りミシンに
おいて、前記糸切り指示信号が発生した場合には、布送
り量を零以上の所定の微少正送り量に減少させる布送り
量減少手段と、該布送り量減少手段により正送り量が減
少された後も針の縫製動作を継続させる縫製動作継続手
段とを備え、前記糸切り手段は、該縫製動作継続手段に
より、前記微少正送り量による針の下降動作を1回以上
行った後、前記針の上昇状態での縫糸の切断を実行する
ことを特徴とする。
[作用] 本発明の自動糸切りミシンによれば、糸切り指示信号
発生手段が操作されて糸切り指示信号が発生すると、布
送り量減少手段が布送り量を零以上の所定の微少正送り
量に減少させ、縫製動作継続手段がこの減少された微少
正送り量にて縫製動作を継続させる。糸切り手段は、こ
の縫製動作継続手段による微少正送り量での下降動作を
1回以上行った後に、針の上昇状態で縫糸の切断を実行
する。従って、現実の縫製端から針糸及びボビン糸の切
断端までの距離が短くなり、かつ、布地の裏へ出ている
長さも短くなる。
なお、糸切り指示信号発生後であって切断の前に、元
の送りピッチのままで1回以上の止め縫いを行なう構成
を採用することもできる。このときも糸切り手段は、こ
の止め縫いの後に、縫製動作継続手段による微少正送り
量での針の下降動作を1回以上行った後に、針の上昇状
態で縫糸の切断を実行することになる。この様な止め縫
いを行なう場合には、最終結節点から糸端までの距離が
常に一定の微少量となる。零送りの場合は、最も少ない
量となる。
止め縫いをする構成を採用しない場合には、糸切り指
示信号発生と同時に微少正送り量に変更して、縫製端か
ら微少量だけ正送りまたは零送りされた状態で切断をす
る構成としてもよい。
また、縫製動作継続手段による微少正送り量での針下
降動作が2回以上行われてから切断する構成とすれば、
止め縫いを行ったのと同様の作用を奏し、切断端から実
際の最終結節点までの距離が常に一定の微少量になる。
[実施例] 次に、本発明を具体化した自動糸切りミシンの実施例
を図面に基づき詳細に説明する。
第1図に示す様に、ミシン1は、各種演算処理を実行
するCPU部3と、このCPU部3へ針上信号及び針下信号を
与える針位置検出信号発生装置5と、前へ踏むと縫製実
行信号を発生し、後ろへ踏むと踏込信号(糸切り指示信
号)を発生する踏み込みペダル7と、CPU部3からの駆
動信号を受けて駆動制御されるミシンモータ10,送りピ
ッチ制御装置20,糸切り装置30及びそれらの駆動回路11,
21,31とを備えている。
送りピッチ制御装置20は、第2図に示す様に、ミシン
機枠FRに取り付けられたブラケットBRにて指示されたロ
ータリソレノイド22を中心に構成されている。このロー
タリソレノイド22の回転軸にはソレノドリンク24とロッ
クリンク25を介してロックレバー26が接続されている。
このロックレバー26は、送り調節器40の揺動軸に支持
されており、ロータリソレノイド22が図示時計方向へ回
動するのに伴って、押上爪27にて送り調節器40の下面を
押し上げる様になされている。なお、このロータリソレ
ノイド22は、CPU部3から、糸切り動作に伴い送りピッ
チを減少させる指示(送り減少信号)が出力されると、
第3図に示す制御位置をとり、送り減少信号が出力され
ていない場合は、第2図に示す非制御位置をとる様に調
整されている。この第3図の状態がちょうど正送り量が
「零」となる状態である。
次に、実際の動作と切断後の状態について第4図及び
第5図(A)〜(C)にて説明する。
縫製が実行されて所定の縫製端Pendに来たところで作
業者が踏み込みペダル7を後ろへ踏むことにより踏込信
号(糸切り指示信号)が送出される(時刻T1)。する
と、CPU部3は、次に針下信号が入力されるのを待っ
て、ミシンモータ10の駆動回路11へ低速信号を出力する
と共に送りピッチ制御装置20の駆動回路21へ、送り減少
信号を出力する(時刻T2)。この時刻T2は、第5図
(A)において、縫製端Pendから一針進んだ実縫製端P
+1まで縫製が形成された状態に対応する。
この時刻T2にて、ミシンモータ10が低速信号を受けて
低速回転に切り換えられると共に、送り調節器40が零送
り量に調節されることにより、以後の針上下動は、布地
50が停止した状態でゆっくりと実行される。
CPU部3は、次にもう1回針下信号が入力されるのを
待って、糸切り装置30の駆動回路31に対して糸切信号
(実際に駆動させるための信号)を出力する(時刻T
3)。これによって、糸切り装置30が駆動され、上メス3
2と下メス33とが接近方向へ回転し、糸針60とボビン糸7
0とを切断する(第5図(A))。
そして、次の針上信号が入力されたときに、CPU部3
からの糸切信号がオフとされる(時刻T4)。この時、CP
U部3からは、ミシンモータ10へは、上述の低速信号が
オフとされると共に停止信号が出力され、針の上下動が
停止する。
その後、踏み込みペダル7が前へ踏まれると(時刻T
5)、所定時間経過後に低速信号と起動信号が出力され
(時刻T6)、縫製が再開される。なお、低速信号は縫製
再開後の一針の縫製が完了するとオフされ、その後は高
速縫いが実行される(時刻T7)。
この結果、第5図(B),(C)に示す様に、布地50
の裏から垂れ下がる針糸60とボビン糸70の長さは共に、
ほぼ針板80の厚さに相当する長さL2だけ、と極めて短く
しかも揃ったものとなる。従って、布地50を持ち上げて
裏側を見ても気にならない。また、針糸60は、実縫製端
P+1が形成されることにより、最終結節点から先の布
地50上には針糸60は全くでていないに近く、この針糸60
が何かに引っかけられて布地50の上へ抜け出るといった
ことがない。
なお、上記実施例において、踏み込みペダル7が糸切
り指示信号発生手段に、CPU部3の上記糸切信号の出力
処理に関わる構成及び糸切り装置30が糸切り手段に、CP
U部3の上記送り減少信号の出力処理に関わる構成及び
送りピッチ制御装置20が布送り量減少手段に、CPU部3
の上記低速信号の出力処理に関わる構成及びミシンモー
タ10が縫製動作継続手段に、それぞれ相当する。
次に、変形例として、前述のロータリソレノイド22の
回動角度をもう少し小さくし、零送り量ではなく微少正
送り量lf1に変更する構成としたものによる切断動作実
行結果を第6図(A)〜(C)に示す。
図示の様に、微少正送り量lf1とした場合も、縫製端
Pendの次の実縫製端P+1が形成され、そのすぐ近傍の
針落ち位置P+2から布地60を針糸60が貫通しているこ
とと、布地裏の長さが、針糸60では0.5lf1+L2であり、
ボビン糸70では1.5lf1+L2である点を除けば零送り量の
場合と同様である。ここで、針糸60とボビン糸70とで切
断端の長さが若干異なるが、微少量lf1だけの差であ
り、たいして気にならない。また、布地50を持ち上げた
場合には、第6図(C)に示す様に、両者の切断端の位
置は一致する。従って、切断端が全く気にならない。ま
た、実縫製端P+1から上述の針落ち位置P+2までは
微少量lf1だけしかないから、ここに作業者の爪等が引
っかかり、針糸60が布地50の上へ抜け出るということも
ない。また、当然に、地糸切れの問題がない。
この様に、本実施例及び変形例によれば、いずれの場
合も、切断後の針糸60とボビン糸70の切断端が短く、し
かも布地50を持ち上げた場合に揃うから、見た目が美し
く、全く気にならない。また、実縫製端P+1を形成す
ることによる止め縫い動作を実行するから、最終結節点
と切断直前の針落ち位置との距離を零とすることがで
き、縫製端Pendから先の針糸60が布地50の上へ抜け出す
ことがない。変形例においても、針糸60が最終結節点か
ら先は微少量しか布地50の上へ出ていないから、同様で
ある。従って、作業者は、切断後の糸摘み作業をする必
要がない。勿論、従来技術の様な地糸切れの問題もな
い。なお、零送り量とすれば、糸端の長さを最短とで
き、しかも、布地50を裏返した時に、針糸60とボビン糸
70とが実縫製端P+1から出ているから、この点からも
見ためが極めてきれいであり、万が一にもこの針糸60が
布地50の上へ抜け出ることがない。
以上本発明の実施例及び変形例を説明したが、本発明
は何らこれに限定されず、その要旨を逸脱しない範囲の
種々なる態様を採用できる。
例えば、実施例では、踏込信号を受けた後に、元の送
りピッチによる止め縫いを実行してから、微少ピッチに
変更して糸切りを実行したが、この止め縫いを行うのに
代えて、踏込信号から直ちに送りピッチを微少量に変更
してもよい。この場合に、微少送り量にて2回以上針信
号があった後に針上昇位置での糸切りを実行する構成と
すれば、止め縫いを行ったのと同じことになる。
また、踏込信号から直ちに微少ピッチに変更して1回
針下信号を受けたら針上昇状態で切断する構成として
も、従来の様に最終結節点から送りピッチL1分だけ進む
のではなく、これよりも短い進み量となる。従って、縫
製端Pendが最終結節点となるけれども、布地50上への針
糸60の露出量を従来よりも小さくでき、抜け出しの問題
を解決でき得る。具体的には、所定針数だけ縫製したら
糸切りをする様に自動化したミシンにおいて、針位置検
出信号発生装置5の検出信号から所定針数(即ち縫製端
Pend)が検出されたら、これを糸切り指示信号とし、零
または微少正送りにて1回の針下信号を受けた後に針上
昇位置で糸切りを実行する構成とすればよいのである。
この場合にも、出来上りとしては、切断端側からいえ
ば、止め縫いをしたのと同じ事になる。
この様に、実施例の構成に拘ることなく、現実の止め
縫いを行なう手法は様々ある。止め縫いを行わなくても
従来より優れているのは勿論であるが、実施例の手法あ
るいはその他の手法により、現実の止め縫いを行なう場
合には、常に糸の切断端長さを最小の一定量とすること
ができる点で特に優れている。
発明の効果 本発明の自動糸切りミシンによれば、地糸切れの問題
がなく、布地裏における糸の長さを短くすると共に、縫
製物を持ち上げた場合に針糸とボビン糸とで不揃いな印
象を与えない糸切りを実行することを可能にし、全く糸
摘み作業を行わなくてもよくすることができる。特に零
送り量の場合には、糸端の出る位置が針糸とボビン糸と
で一致し、万が一にも布地の上へ針糸が抜け出ることが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の制御系の概略構成を表すブロック図、
第2図はその送りピッチ制御装置の具体的構成を表す断
面図、第3図はその送り量減少制御状態の断面図、第4
図は切断作業を行なう際の各種信号の状態を説明するタ
イミングチャート、第5図(A)は切断時の布地及び針
糸とボビン糸の状態を表す断面図、第5図(B)は同じ
く切断後の断面図、第5図(C)は切断後に布地を持ち
上げた状態の布地の裏面図、第6図(A)は変形例にお
ける切断時の布地及び針糸とボビン糸の状態を表す断面
図、第6図(B)は同じく切断後の断面図、第6図
(C)は切断後に布地を持ち上げた状態の布地の裏面
図、第7図(A)は従来例における切断時の布地及び針
糸とボビン糸の状態を表す断面図、第7図(B)は同じ
く切断後の断面図、第8図(A)は他の従来例における
切断時の布地及び針糸とボビン糸の状態を表す断面図、
第8図(B)は同じく切断後の断面図、第9図(A)は
さらに他の従来例における切断時の布地及び針糸とボビ
ン糸の状態を表す断面図、第9図(B)は同じく切断後
の断面図、第10図(A)はまたさらに他の従来例におけ
る切断時の布地及び針糸とボビン糸の状態を表す断面
図、第10図(B)は同じく切断後の断面図、第10図
(C)は切断後に布地を持ち上げた状態の布地の正面
図、第10図(D)はその裏面図である。 1……ミシン、3……CPU部 5……針位置検出信号発生装置 7……踏み込みペダル、10……ミシンモータ 20……送りピッチ制御装置 30……糸切り装置 22……ロータリソレノイド 24……ソレノイドリンク、25……ロックリンク 26……ロックレバー、27……押上爪 40……送り調節器、50……布地 60……針糸、70……ボビン糸 80……針板 Pend……縫製端、P+1……実縫製端 P+2……実縫製端近傍の針落ち位置 lf1……微少正送り量

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の操作または条件により糸切り指示信
    号を発生する糸切り指示信号発生手段と、 該糸切り指示信号の発生後であって、針が針板上方へ上
    昇した状態において、該針板の下方にて縫糸を切断する
    糸切り手段と を備える自動糸切りミシンにおいて、 前記糸切り指示信号が発生した場合には、布送り量を零
    以上の所定の微少正送り量に減少させる布送り量減少手
    段と、 該布送り量減少手段により正送り量が減少された後も針
    の縫製動作を継続させる縫製動作継続手段とを備え、 前記糸切り手段は、該縫製動作継続手段により、前記微
    少正送り量による針の下降動作を1回以上行った後に、
    前記針の上昇状態での縫糸の切断を実行することを特徴
    とする自動糸切りミシン。
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