JP2746747B2 - 樹脂モールドモータの固定子 - Google Patents

樹脂モールドモータの固定子

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昌亨 ▲高▼田
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ファンなどを駆動する樹脂モールドモータ
の固定子の構造に関するものである。
従来の技術 近年、樹脂モールドモータは、小型化・機械化・コス
ト低減を追求する一方で、より一層の安全性および品質
の向上を図ることが求められている。
従来、この種の樹脂モールドモータの固定子は、実開
昭64-2547号広報に示すような構成が一般的であった。
以下、その構成について第4図および第5図を参照しな
がた説明する。図に示すように、インシュレータ53a・5
3bは固定子鉄心52の内側に形成された歯58およびスロッ
ト51と嵌合する櫛状係合部59a・59bが形成されており、
この櫛状係合部59a・59bは一端側に外環状部60a・60bが
形成され、この外環状部60a・60bの内側でかつ固定子鉄
心52の歯58の内側上部に相当する箇所には内環状部61a
・61bが形成されている。そして一方のインシュレータ5
3aの外環状部60aの外側には、巻線結線端部54aとコネク
タ用ターミナル部54bよりなるターミナル54を挿着入す
るための孔55を備えたブロック状突起56が軸方向に突出
するように一体成形されている。
上記構成において、インシュレータ53a・53bを固定子
鉄心52の両側から嵌合させて、固定子鉄心52を保持する
と共に絶縁し、巻線57を外環状部60a・60bと内環状部61
a・61bの間に巻装したのち、ブロック状突起56に形成さ
れた孔55に、コネクタ用ターミナル部54bをブロック状
突起56に対して垂直に突出し、巻線結線端部54aが外環
状部60a・60bと内環状部61a・61bとの間に配設するよう
に挿着し、巻結線端部54aに巻線端57aを絡げ、半田付け
により接続してから、樹脂でモールドしていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の樹脂モールドモータの固定子では、
ブロック状突起56が軸方向に突出するため、モータ全高
が高くなるという課題があった。また、巻線結線端部54
aの長さが等しく、外環状部60a・60bとの内環状部61a・
61bとの間に位置するため、巻線端57aの巻線結線端部54
aへの絡げ、半田付け作業を容易に行うことができない
という課題があった。さらに、モールド成形時に、樹脂
の流動圧により、相の異なる巻線端が接触し、レアショ
ートを起こしてしまうという危険性を有していた。
本発明は上記課題を解決するもので、モータ全高が高
くならない薄型で、巻線端末の接続が容易に行え、断線
のない高品質の樹脂モールドモータの固定子を提供する
ことを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、スロットを有す
る固定子鉄心と、コネクタ用ターミナル部と巻線端末接
続部を有する略L字状の端子ピンと、前記固定子鉄心と
の接触面と略同一面上に前記端子ピンのコネクタ用ター
ミナル部と巻線端末接続部を前記固定子鉄心外径側に突
出して挟持する挟持手段を有するインシュレータと、前
記端子ピンの巻線端末接続部側の長さを前記固定子鉄心
の外径側に位置するほど短く形成し、前記インシュレー
タを介して前記固定子鉄心に直接巻装される巻線と、前
記インシュレータの挟持手段近傍に前記巻線の端末を支
持する支持手段を設け、前記端子ピンのコネクタ用ター
ミナル部を露出して樹脂で前記固定子鉄心,巻線および
端子ピンの巻線端末接続部を一体的に成形固化して成る
樹脂モールドモータの固定子の構成としたものである。
作用 本発明は上記した構成により、固定子鉄心外径側へ突
出した端子ピンの巻線端末接続部の位置が固定子鉄心の
径方向および中心軸方向にずれているので、巻線端末を
巻線端末接続部に絡げるときに、他の巻線端末接続部が
じゃまにならず巻線端末と端子ピンを固定子鉄心との接
触面と略同一面上の固定子鉄心外径側へ突出した位置で
接続するため、固定子全高を低くすることができるとと
もに、巻線端末を絡げた巻線端末接続部を直接半田漕に
漬けることが可能となるうえに、巻線端末を一旦インシ
ュレータの支持手段に支持してから端子ピンに接続し、
樹脂モールドするので、樹脂の流動圧により相の異なる
巻線端が接触することを防止することもできるものであ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図〜第3図を参
照しながら説明する。図に示すように、固定子鉄心2に
一体成形されたインシュレータ1の固定子鉄心2との接
触面と略同一面上に、略L字状の端子ピン4を挟持する
ための挟持手段3と、この挟持手段3の近傍に巻線6の
巻線端末7を支持するための支持手段5であるV溝8を
有するガイド突起9を設けている。
上記構成において、固定子鉄心2の外径側に位置する
端子ピン4ほど巻線端末接続部4b側の長さが短く形成さ
れているように、端子ピン4をインシュレータ1の挟持
手段3に、コネクタ用ターミナル部4aと巻線端末接続部
4bを固定子鉄心2を外径方向に突出させて挟持した後、
巻線6を巻装する。巻線6の巻終わりである巻線端末7
をガイド突起9のV溝8に支持してから、端子ピン4の
巻線端末接続部4bに絡げた後、半田付けにして接続され
巻線加工が終了する。この状態で端子ピン4のコネクタ
用ターミナル部4aを外部に露出するようにモールド樹脂
10を注入し、固定子鉄心2とインシュレータ1と巻線6
および巻線端末接続部4bとを一体的に成形する。
なお、上記実施例ではV溝8を有するガイド突起9を
支持手段5としたが、他の手段として、巻線端末7を絡
げるガイド突起としてもよく、要するに相の異なる巻線
端末が接触することなく支持される構造であれば、初期
の目的を達成できるものである。
発明の効果 以上の実施例の説明からも明らかなように、本発明に
よれば、コネクタ用ターミナル部と巻線端末接続部を有
する略L字状の端子ピンをインシュレータの固定子鉄心
との接触面と略同一面上に、固定子鉄心の外径側に位置
する端子ピンほど巻線端末接続部側の長さを短く形成し
て挟持し、この端子ピンを挟持する挟持手段の近傍に巻
線端子を支持する支持手段を設ける構成とすることによ
り、固定子鉄心外径側へ突出した端子ピンの巻線端末接
続部の位置が固定子鉄心の径方向および中心軸方向にず
れているため、巻線端末を絡げるさいに隣の巻線端末接
続部がじゃまにならないので、巻線端末を巻線端末接続
部に絡げる作業が容易にでき、巻線端末と端子ピンを固
定子鉄心との接触面と略同一面上の固定子鉄心外へ突出
した位置で接続するため、巻線端末を絡げる端子ピンの
巻線端末接続部を直接半田漕に漬けることが可能な構造
となるので、巻線端末の絡げ・半田付け作業に要する時
間を短縮することができ、レアショートの原因である相
の異なる巻線の接触がない高品質で、固定子軸方向長さ
が長くならない薄型のモータの製造が可能となる効果の
ある樹脂モールドモータの固定子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の樹脂モールドモータの固定
子の巻線作業前の斜視図、第2図は同樹脂モールドモー
タの固定子の巻線作業後の斜視図、第3図は同樹脂モー
ルドモータの断面図、第4図は従来の樹脂モールドモー
タの固定子部分の分解斜視図、第5図は同樹脂モールド
モータの固定子の巻線作業後の斜視図である。 1……インシュレータ、2……固定子鉄心、3……挟持
手段、4……端子ピン、4a……コネクタ用ターミナル
部、4b……巻線端末接続部、5……支持手段、6……巻
線、7……巻線端末、10……モールド樹脂。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スロットを有する固定子鉄心と、コネクタ
    用ターミナル部と巻線端末接続部を有する略L字状の端
    子ピンと、前記固定子鉄心との接続面と略同一面上に前
    記端子ピンのコネクタ用ターミナル部と巻線端末接続部
    を前記固定子鉄心外径側に突出して挟持する挟持手段を
    有するインシュレータと、前記端子ピンの巻線端末接続
    部側の長さを前記固定子鉄心の外径側に位置するほど短
    く形成し、前記インシュレータを介して前記固定子鉄心
    に直接巻装される巻線と、前記インシュレータの挟持手
    段近傍に前記巻線の端末を支持する支持手段を設け、前
    記端子ピンのコネクタ用ターミナル部を露出して樹脂で
    前記固定子鉄心,巻線および端子ピンの巻線端末接続部
    を一体的に成形固化して成る樹脂モールドモータの固定
    子。
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