JP2745708B2 - デジタルデータ回線エラー検出方式 - Google Patents

デジタルデータ回線エラー検出方式

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JP2745708B2
JP2745708B2 JP21067789A JP21067789A JP2745708B2 JP 2745708 B2 JP2745708 B2 JP 2745708B2 JP 21067789 A JP21067789 A JP 21067789A JP 21067789 A JP21067789 A JP 21067789A JP 2745708 B2 JP2745708 B2 JP 2745708B2
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error
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昭芳 及川
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、デジタルデータ回線の現用回線にエラー
が発生した場合、そのエラーがデータ伝送に及ぼす影響
が重大な場合に限ってデジタルデータ回線を現用回線か
ら予備回線に切り替えるようにしたデジタルデータ回線
エラー検出方式に関する。
[従来の技術] 従来、デジタルデータ回線におけるエラー検出方式
は、送信側から受信側に一定間隔で監視信号を送信させ
ておき、受信側ではこの監視信号が正常に受信できる確
率を調べ、この確率が所定の値より低下した場合にデジ
タルデータ回線に障害が発生したと判断して現用回線の
アラーム表示を行うとともに、このアラームをトリガと
して使用するデジタルデータ回線を現用回線から予備回
線に切り替えるようになっている。
また、デジタルデータ回線上で発生するエラーは、次
に示す2種類に大別することができる。
マイナーエラー:例えば、1つのデータが8ビットで
構成されていた場合、そのうちの1ビットがエラーとな
るような軽微なエラーであり、周期的に発生し比較的発
生する確率は高い。
バーストエラー:例えば、上記のように8ビットで構
成されたデータにおいて、連続して8ビット全てがエラ
ーとなるといったようにある時間連続して発生する重大
なエラーであり、非周期的,偶発的に発生し比較的発生
する確率は低い。
第3図(a),(b)は従来のエラー検出方式を示す
解析図である。第3図において、Wは送信側から送信さ
れる監視信号、Dは伝文、Emはマイナーエラー伝文、Eb
はバーストエラー伝文である。
すなわち、送信側からは第3図(a)に示すように、
一定の時間間隔Xで監視信号Wが送信されており、受信
側では第3図(b)に示すように送信側からの監視信号
Wおよび伝文を受信している。
第3図(b)においてバーストエラーが発生したバー
ストエラー伝文Ebの部分においては、監視信号Wの受信
が不可能となる。これにより、受信側ではデジタルデー
タ回線上においてエラーが発生したことを検出すること
ができるのである。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来のデジタルデータ回線エラー検出方式に
おいては、監視信号を発出する間隔を変化させることで
アラーム検出を行っているので、デジタルデータ回線上
に発生する発生確率の低いバーストエラーを検出するた
めには、第3図に示したように、監視信号を発生する間
隔を小さくする必要があった。
しかし、監視信号を発生させる間隔を短くすると、発
生確率は高いが軽微なマイナーエラーを検出する回数が
増える。この結果、現用回線から予備回線への切り替え
が頻繁に行われることになる。このような状態が長く継
続すると、デジタルデータ回線における伝送条件の安定
性が低下して信頼度が悪化する欠点があった。
[課題を解決するための手段] この発明のデジタルデータ回線エラー検出方式は、デ
ータ伝送を行う各局に送信部および受信部を設け、送信
部に、第1の監視信号を一定の時間間隔で発出する手段
と、受信部から発出された応答信号を検出したときに第
2の監視信号を発出する手段とを設け、受信部に、第1
の監視信号およびエラーデータを検出したときに応答信
号を発出する手段を設け、受信部が送信部に応答信号を
発出した後、受信部が送信部から受信すべき第2の監視
信号を検出できない場合、デジタルデータ回線を現用回
線から予備回線に切り替えるようにしている。
[作用] 受信部は、送信部から送信された第1の監視信号およ
びエラーデータに対応して応答信号を送信した後、送信
部から受信すべき第2の監視信号を受信することができ
ない場合はデジタルデータ回線を切り替えないが、第2
の監視信号を受信することができない場合はデジタルデ
ータ回線を現用回線から予備回線に切り替える。これに
より、連続してデータエラーが発生して第2の監視信号
が受信できない場合に限ってデジタルデータ回線の切り
替えがなされる。
[実施例] 次に、この発明について図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例におけるデジタル伝送シ
ステムの構成図、第2図(a),(b)は同実施例にお
ける解析図である。
第1図において、局10の送信部10aと局20の受信部20a
とはデジタルデータ回線1を介してデジタルデータの伝
送を行っている。デジタルデータ回線としては、現用回
線1aおよび予備回線1bが設けられている。
局10の送信部10aにおいて、11は一定の時間間隔でタ
イマ12から入力される発出命令aに従って第1の監視信
号W1をバッファ回路13を介してデジタルデータ回線1上
に出力する発出回路である。また、この発出回路11は、
判定回路14から入力される発出命令bに従って第2の監
視信号W2をバッファ回路13を介してデジタルデータ回線
1上に出力する。また、判定回路14は、局20からバッフ
ァ回路13を介して入力される応答信号Aが正常であると
判定したとき、発出回路11に発出命令bを送出するよう
になっている。
局20の受信部20aにおいて、21は局10からのバッファ
/判定回路22を介して入力される第1の監視信号W1およ
び伝文cにおけるパリティエラーを検出するパリティチ
ェック回路である。このパリティチェック回路21は第1
の監視信号W1およびエラーの発生した伝文cを入力する
と、発出回路23に対して発出命令dを与えて応答信号A
を局10に返送させるようになっている。
また、バッファ/判定回路22は、局10からの第2の監
視信号W2が受信できないとき、切り替え制御回路24にデ
ジタルデータ回線1を予備回線1bに切り替えるように回
線切り替え指示eを与えるようになっている。
この切り替え指示eは切り替え制御回路24を介して切
り替え要求回路25にも送出されるようになっている。切
り替え指示eを入力した切り替え要求回路25は、バッフ
ァ/判定回路22を介して局10の送信部10aに改選切り替
え要求fを送出するようになっている。
第2図(a)は局10の送信部10aにおける送信,受信
の状態を示し、(b)は局20の受信部20aの送信,受信
の状態を示つ解析図である。
W1は送信部10aから一定間隔で発出される第1の監視
信号、Aは第1の監視信号W1を受信した受信部20aから
発出される応答信号、W2は応答信号Aを受信した送信部
10aから発出される第2の監視信号である。また、D,D1
〜D4は伝文、Emはマイナーエラー伝文、Eb(D1′〜D
4′)はバーストエラー伝文である。
次に、動作について説明する。
(1)マイナーエラー発生時 第2図に示すように、送信部10aから一定間隔Nで発
出される第1の監視信号W1を受信した受信部20aは応答
信号Aを発出する。
受信部20aは、デジタルデータ回線1上でマイナーエ
ラーが発生してマイナーエラー伝文Emを受信した場合、
応答信号Aを送信部10aに発出する。送信部10aは、この
応答信号Aに応じて第2の監視信号W2を発出し、この第
2の監視信号W2は受信部20aに正常に受信される。した
がって、発生したエラーがマイナーエラーであるため、
デジタルデータ回線1の切り替えは行われない。
(2)バーストエラー発生時 第2図に示すように、受信部20aは、バーストエラー
伝文Eb(D1′〜D4′)を受信した場合、応答信号Aを送
信部10aに発出する。しかし、マイナーエラーと違って
バーストエラーはある時間連続して発生するので、送信
部10aは受信部20aから送信された応答信号Aを受信する
ことができない。このため、送信部10aは第2の監視信
号W2を発出することができず、続いて伝文D2〜D4を連続
して発出してしまうのである。したがって、受信部20a
は第2の監視信号W2を受信できないので、デジタルデー
タ回線1を現用回線1aから予備回線1bに切り替えるとと
もに、切り替えた予備回線1bを介して送信部10aに回線
切り替え要求fを発出する。これによって、送信部10a
においても回線の切り替え処理が行われる。
なお、第2図(b)に示すバーストエラー伝文Ebの部
分において回線の切り替えがなされた後は正常な伝文が
受信されているが、バーストエラーの発生を明示するた
めにD1′〜D4′と表示した。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のデジタルデータ回線
エラー検出方式によれば、受信部は、送信部から送信さ
れた第1の監視信号およびエラーデータに対応して応答
信号を受信した後、送信部から受信すべき第2の監視信
号を受信することができない場合はデジタルデータ回線
を切り替えないが、第2の監視信号を受信することがで
きない場合はデジタルデータ回線を現用回線から予備回
線に切り替える。これにより、連続してデータエラーが
発生して第2の監視信号が受信できない場合に限ってデ
ジタルデータ回線の切り替えがなされる。
したがって、マイナーエラーのように連続しない軽微
なエラーが発生した場合はデジタルデータ回線の切り替
えはなされず、バーストエラーのように連続した重大な
エラーが発生した場合はデジタルデータ回線の切り替え
がなされるので、従来と違って、軽微なマイナーエラー
の発生に応じて頻繁にデジタルデータ回線の切り替えが
行われることはなく、デジタルデータ回線の伝送条件の
安定性が向上して信頼性が高まる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のデジタルデータ回線エラー検出方式
の一実施例におけるデジタルデータ伝送システムの構成
図、第2図(a),(b)は同実施例における解析図、
第3図(a),(b)は従来例における解析図である。 1……デジタルデータ回線、1a……現用回線、1b……予
備回線、10,20……局、10a……送信部、20a……受信
部、11……発出回路、12……タイマ、13……バッファ回
路、14……判定回路、21……パリティチェック回路、22
……バッファ/判定回路、23……発出回路、24……切り
換え回路、25……切り換え要求回路、A……応答信号、
W1……第1の監視信号、W2……第2の監視信号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタルデータ回線で結ばれた局間で行わ
    れるデータ伝送においてエラーが発生した場合、デジタ
    ルデータ回線を現用回線から予備回線に切り替えるデジ
    タルデータ回線エラー検出方式において、 データ伝送を行う各局に送信部および受信部を設け、送
    信部に、第1の監視信号を一定の時間間隔で発出する手
    段と、受信部から発出された応答信号を検出したときに
    第2の監視信号を発出する手段とを設け、受信部に、第
    1の監視信号およびエラーデータを検出したときに応答
    信号を発出する手段を設け、 受信部が送信部に応答信号を発出した後、受信部が送信
    部から受信すべき第2の監視信号を検出できない場合、
    デジタルデータ回線を現用回線から予備回線に切り替え
    るようにしたことを特徴とするデジタルデータ回線エラ
    ー検出方式。
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