JPH0735470Y2 - ループ式データ伝送装置 - Google Patents

ループ式データ伝送装置

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JPH0735470Y2
JPH0735470Y2 JP1989105159U JP10515989U JPH0735470Y2 JP H0735470 Y2 JPH0735470 Y2 JP H0735470Y2 JP 1989105159 U JP1989105159 U JP 1989105159U JP 10515989 U JP10515989 U JP 10515989U JP H0735470 Y2 JPH0735470 Y2 JP H0735470Y2
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【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、二重化された伝送路により複数の局をループ
状に接続したループ式データ伝送装置に係わり、特に伝
送路に周期的にフラグを伝送し、このフラグを各局にて
検出して、フラグの検出を監視することにより伝送路の
断線を監視し、伝送路の断線が検出された場合は伝送経
路を切り替えてデータ伝送を継続する装置に関する。
B.考案の概要 本考案は、伝送路に周期的に伝送されるフラグを各局に
て検出し、フラグの検出を監視するにあたり、フラグの
検出時間が一定時間継続するかどうかを条件として監視
を行い、フラグ検出が一定時間継続する場合に、伝送路
が接続されていると判断することにより、伝送路の断線
の有無をノイズにより誤判断することを防止するもので
ある。
C.従来の技術 一般に、ループ式データ伝送システムにおいて、伝送路
の断線によるデータ伝送の停止を回避するために、伝送
路を二重化する態様が提供されている。
第3図は、二重化ループ式データ伝送システムを示す。
通常時は、第3図(a)に示すように、伝送経路『a−
b−c』なるループが構成されている。伝送データは、
A局からB局、C局に伝送され、A局に戻る。
このとき各局では、伝送路に断線が発生していないかど
うかを監視している。例えば伝送路b,eに断線が発生し
た場合、B局とC局が断線を検出し、第3図(b)に示
すように、それぞれが伝送データをループバックするこ
とにより、伝送経路『a−d−f−c』なるループでデ
ータの伝送が続行される。
第4図は、従来のシステムの要部を示す。
従来は、通常の伝送データには現れない特殊なテストパ
ターン(以下、フラグという)を定期的に流しており、
各局には、受信部1で受信した受信信号からフラグを検
出するフラグ検出部2と、このフラグ検出部2からの検
出信号をトリガとしたワンショット回路3が設けられて
いる。
ワンショット回路3の出力時間幅は、フラグの周期より
長く設定されている。したがって、フラグが正常に検出
されていれば、ワンショット回路3の出力時間中にリト
リガが繰り返され、ワンショット回路3から接続検出信
号が継続して出力される。
伝送路が断線し、フラグが検出されなくなると、ワンシ
ョット回路3がリトリガされなくなり、接続検出信号の
出力が中断する。
D.考案が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来の構成では、伝送路の断線のノ
イズによる誤判定を生ずるおそれがあるという問題点が
あった。
すなわち、受信部1の回路構成によっては、断線時にラ
ンダムな信号が発生し、この信号が誤ってフラグとして
検出され、伝送路が正常に接続されていると判断される
おそれがある。
このため、フラグ検出部2の前段にエラー検出回路を設
け、このエラー検出回路により受信データをマスクし
て、ランダムな信号がフラグ検出部2に入らないように
するなどの対策を講ずる必要があった。
本考案は、このような問題点に鑑み、伝送路の断線時の
ノイズによるフラグ誤検出に伴う伝送路の接続の誤判断
の発生を回避できるループ式データ伝送装置を提供する
ことを目的とする。
E.課題を解決するための手段 本考案は、上記の目的を達成するために、二重化された
伝送路により複数の局をループ状に接続し、伝送路に周
期的にフラグを伝送し、各局にてフラグを検出し、フラ
グの検出を監視することにより伝送路の断線を監視し、
伝送路の断線が検出された場合は伝送経路を切り替えて
データ伝送を継続するループ式データ伝送装置におい
て、次の手段を設けたものである。
受信信号からフラグを検出するフラグ検出部。
フラグ検出部によりフラグが検出されている時間を監
視し、この時間が一定時間継続する場合に、伝送路が接
続されていると判断する継続監視部。
F.作用 フラグ検出部への入力は、伝送路に断線が発生した場
合、伝送信号の受信部などから発生するノイズが含まれ
るおそれがある。このノイズによりフラグを誤検出する
ことがある。
本考案では、継続監視部により、フラグの検出がノイズ
によるものかどうかを判別することにより、伝送路の断
線の有無を正確に判断できるようにしている。
すなわち継続監視部は、フラグ検出部によるフラグの検
出時間を監視し、フラグ検出時間が一定時間継続するこ
とにより、伝送路が正常に接続されていると判断する。
フラグの検出がノイズによる誤検出である場合、フラグ
の検出は断続的なものとなる。
したがってフラグが検出されても、その検出時間が継続
しない限り、伝送路が断線していると判断することによ
り、ノイズによるフラグ誤検出による影響を大幅に低減
することが可能となる。
G.実施例 以下、図面を用いて、本考案の実施例を説明する。
第1図は、本考案の一実施例の構成を示す。
受信部1は、伝送路(図示せず)から信号を受信するも
のである。フラグ検出部2は、受信信号からフラグを検
出し、フラグ検出信号を出力するものである。
ワンショット回路3は、フラグ検出信号をトリガとして
動作するリトリガラブルなワンショットマルチバイブレ
ータであり、フラグの無検出時間T1を越えると出力パル
スを発生する。
継続監視部4は、フラグ検出信号の継続時間を監視する
タイマ値T2からなるタイマであり、フラグ検出信号の継
続時間がタイマ値T2を越えた場合、継続検出信号を発生
する。
フリップフロップ(F.F.)5は、継続検出信号をS(セ
ット)入力とし、ワンショット回路3の出力の反転信号
をR(リセット)入力とし、経路接続信号を出力するも
のである。
この装置の動作を説明する。
第2図は、第1図の各部の信号を示す。
受信部1は、伝送路から受信信号(第2図(a))を受
信し、他の回路に出力する。伝送路にはフラグが周期的
に流れており、このフラグを受信信号からフラグ検出部
2が検出し、フラグ検出信号(第2図(b))を出力す
る。ここで受信信号には、経路断時において発生するノ
イズが含まれている。第2図(b)中、Nを付した信号
は、ノイズをフラグとして誤検出したものである。
ワンショット回路3の出力(第2図(c))は、フラグ
検出信号を受けて立ち上がり、後続のフラグ検出信号に
よりワンショット回路3がリトリガされて、「1」に維
持される。
一方、継続監視部4は、フラグ検出信号の継続時間を監
視する。ノイズによるフラグ検出信号の場合は継続時間
が短いので、タイマ値T2がタイムアウトすることなく、
継続検出信号は出力されない。実際のフラグを検出した
ことによるフラグ検出信号の場合は継続時間が長いの
で、タイマ値T2がタイムアウトし、継続検出信号が出力
される。この継続検出信号により、F.F.5がセットさ
れ、経路接続信号が出力される。
そしてフラグの無検出時間が時間T1を越えると、ワンシ
ョット回路3の出力が立ち上がり、この出力の反転信号
によりF.F.5がリセットされ、経路接続信号が「0」と
なる。
このように本実施例によれば、継続検出信号により経路
接続信号を立ち上げる構成とすることによって、ノイズ
により経路接続と誤判断する可能性が大きく減少し、信
頼性が大幅に向上する。また経路接続の監視の信頼性が
向上する分、受信部1におけるエラー検出機能を簡略化
することも可能となる。
H.考案の効果 以上説明したように、本考案に係るループ式データ伝送
装置では、伝送路に周期的に伝送されるフラグを各局に
て検出し、フラグの検出を監視するにあたり、フラグの
検出時間が一定時間継続するかどうかを条件として監視
を行い、フラグ検出が一定時間継続する場合に、伝送路
が接続されていると判断する。
したがって伝送路に断線が発生した場合において、伝送
信号の受信部などから発生するノイズによりフラグの誤
検出が発生しても、この誤検出の影響が大幅に低減さ
れ、伝送路の断線の判断を極めて正確に行える利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は第1図の各部の信号を示すタイムチャート、第3
図は二重化ループ式データ伝送システムを示すブロック
図、第4図は従来のシステムの要部を示すブロック図で
ある。 1…受信部、2…フラグ検出部、3…ワンショット回
路、4…継続監視部、5…フリップフロップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二重化された伝送路により複数の局をルー
    プ状に接続し、伝送路に周期的にフラグを伝送し、各局
    にてフラグを検出し、フラグの検出を監視することによ
    り伝送路の断線を監視し、伝送路の断線が検出された場
    合は伝送経路を切り替えてデータ伝送を継続する装置に
    おいて、 受信信号からフラグを検出するフラグ検出部と、このフ
    ラグ検出部によりフラグが検出されている時間を監視
    し、この時間が一定時間継続する場合に、伝送路が接続
    されていると判断して継続出力信号を送出する継続監視
    部と、この継続監視部から送出される出力信号でセット
    され、出力に経路接続信号を送出するフリップフロップ
    と、前記フラグ検出部からのフラグ検出信号で動作さ
    れ、そのフラグ検出時間が一定時間継続しないときに前
    記フリップフロップをリセットして経路接続信号の送出
    を停止するリトリガブルワンショットマルチバイブレー
    タとを設けたことを特徴とするループ式データ伝送装
    置。
JP1989105159U 1989-09-07 1989-09-07 ループ式データ伝送装置 Expired - Fee Related JPH0735470Y2 (ja)

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JPS6251852A (ja) * 1985-08-31 1987-03-06 Toshiba Electric Equip Corp 伝送路切替装置
JPS63246947A (ja) * 1987-04-01 1988-10-13 Brother Ind Ltd ロ−カルエリアネツトワ−クにおける断線検出装置

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JPH0344951U (ja) 1991-04-25

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