JPS63246947A - ロ−カルエリアネツトワ−クにおける断線検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はローカルエリアネットワークにおける断線検
出装置に関するものである。

（従来の技術） 従来より、ローカルエリアネットワーク（以下、単にＬ
ＡＮという）として、各種データを送信する送信手段と
してのＬＡＮコントローラと、同ＬＡＮコントローラか
ら送信されるデータのうち、必要なデータのみを取り込
み、不必要なデータを隣接する機器に中継再送信する複
数の機器とを順にケーブルで接続し、全体としてリング
状に布設するものがある。

そして、このように構成されたＬＡＮには各機器間を接
続したケーブルの断線を検出し、ＬＡＮコントローラに
取り付けられた警報ブザーやランプを作動させる断、線
検出手段が設けられている。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、上述した断線検出手段はＬＡＮコントローラ
から所定時間間隔で断線検出用の信号を送信し、この信
号が再びＬＡＮコントローラに戻って来るか否かを検出
するものであるため、断線時には各ケーブルのうち、ど
のケーブルが断線しているのかまでを即座に判断するこ
とまではできず、この作業は人的作業にまかされていた
。従って、前記断線時の修理作業に多大な時間と労力を
要していた。

（発明の目的） この発明は前述の問題点を解決するためになされたもの
であって、各機器を接続するケーブルが断線した場合、
その断線個所がどこであるかを即座に知ることができる
断線検出装置を提供することにある。

Ｃ問題点を解決するための手段） 本発明は、送信及び受信手段を備える各機器をケーブル
を介してリング形状に接続し、各機器にデータを送信し
、必要なデータを機器に取り込ませ、不必要なデータを
隣接する機器へ中継再送信するローカルエリアネットワ
ークにおいて、機器に対して所定時間間隔で信号を送信
する送信手段と、各機器に設けられ、前記受信手段が前
記信号を設定された時間以上受信しないときに検出動作
する断線検出手段と、前記断線検出手段の検出に基づい
て警報動作する警報手段と、を備えたことをその要旨と
するものである。

（作用） 送信手段から所定時間間隔で送信された信号が、機器に
取り込まれると、断線検出手段はこの信号を受信した時
からの経過時間のカウントを開始し、この経過時間が次
の信号を受信すべき所定時間後に達しても前記衣の信号
が受信されないことを検出すると、警報手段はこの検出
に基づいて警報動作を行う。

（実施例） 以下、この発明を縫製工場の作業指示装置に具体化した
一実施例を第１図〜第３図に従って説明する。

縫製工場内には多種多様のミシン（図示なし）が配置さ
れており、各ミシンにはそれぞれ機械番号が付与される
と共に、端末器１がそれぞれ配置されている。各端末器
１はデータ伝達用の光フアイバケーブル２を介してリン
グ状に接続されており、先端の端末器１ａと後端の端末
器１ｂとの間にはＬＡＮコントローラ３が接続されてい
る。

Ｌ　Ａ　Ｎコントローラ３には制′４１０ユニット４が
接続されており、同制御ユニット４から送信された各種
データよりなる電気信号を光信号に変換して隣接する先
端の端末器１ａに送信（第１図の矢印を示す）するよう
になっている。又、前記ＬＡＮコントローラ３には各端
末器ｌに所定時間間隔で断線検出用の断線信号を送信す
る発振器（図示なし）と、この断線信号が前記所定時間
間隔で再びＬＡＮコントローラ３に戻ってこなかった場
合に点滅するコントローラ側ランプ３ａとが設けられて
いる。

各端末器１には終了スイッチ６、液晶表示装置７及び警
報装置８がそれぞれ設けられており、前記終了スイッチ
６が閉成されることにより終了信号を発生するようにな
っている。前記警報装置８はブザーとランプ（共に図示
なし）とから構成されており、後述するＣＰＵの指示に
よって作動するようになっている。

前記制御ユニット４は標準時間データメモリ及び中央演
算処理装置（共に図示なし）により構成されており、標
準時間データメモリは作業者がミシンを用いて作業を行
うべき順序に従って、その作業名と、加工布のロフトナ
ンバーと、１０・シト中の加工布の枚数を示す数量デー
タと、作業者が加工布１枚を仕上げるのに要する作業時
間を示す標準時間データとを各作業者毎に記憶するよう
に構成されている。

又、制御ユニット４は端末器ｌから終了信号が送信され
た時、その端末器１との間をデータ送信可能な状態にし
、その端末器１が設置されたミシンを用いている作業者
が終了した作業名を前記端末器１から検索し、前記標準
時間データメモリから次順位の作業名、ロフトナンバー
、数量データ及び標準時間データを検索して前記端末器
１に送信するように構成されている。

端末器１は各種制御プログラムを格納したり、そのとき
どきの演算結果を記憶したりする記憶装Ｊ１（図示なし
）を備えた中央演算処理装置（以下、単にＣＰＵという
）１０と、前記ＬＡＮコントローラ３から送信された光
信号を受信して電気信号に変換して前記ＣＰＵｌ０に送
信する通信処理装置１１と、前記断線信号が受信されて
からの経過時間を該断線信号が受信されるごとにカウン
トするクロックカウンタ１２とから構成されている。

ＣＰＵｌ０は前記ＬＡＮコントローラ３から送信される
各種データのうち、必要なデータのみを取り込み、不必
要なデータを通信処理装置１１に送り返し、同通信処理
装置１１から隣接する端末器１に中継再送信させると共
に、前記必要なデータとして制御ユニット４から送信さ
れた作業名及びロットナンバーを前記液晶表示器７に視
覚表示させるようになっている。

ＣＰＵｌ０はＬＡＮコントローラ３から送信された断線
信号を受信した時、クロックカウンタ１２で経過時間の
カウントを開始し、次の断線信号が受信されるべき所定
時間に達しても前記次の断線信号が受信されない場合、
前記警報装置８のブザー及びランプを作動させるように
なっている。

次に、この装置の作用を説明する。

ステップ（以下、単にＳという）２１においてＣＰＵｌ
０はＬＡＮコントローラ３から送信された断線信号を受
信し、Ｓ２２においてＣＰＵｌ０は前記クロックカウン
タ１２によってこの受信時からの経過時間のカウントを
開始する。

Ｓ２３においてＣＰＵｌ０は前記経過時間が次の断線信
号を受信すべき時間に達した時に、前記次の断線信号が
受信されたかどうかを判別する。

次の断線信号が受信された場合には、Ｓ２４においてＣ
ＰＵｌ０はクロックカウンタ１２をクリヤし、Ｓ２１に
戻る。又、次の断線信号が受信されない場合には、Ｓ２
５において警報装置８のブザー及びランプを作動させる
。

また、上述した判断は各端末器１において個々に行われ
ているため、断線を起こした光フアイバケーブル２より
後段の端末器１は全て警報装置が作動することとなる。

今、前記各端末器１の内、先端の端末器１ａと２番目の
端末器１ｃとの間の光フアイバケーブル２が断線した場
合を想定すると、先端の端末器１ａは所定時間間隔で断
線信号が受信されるため、警報装置８は作動せず、２番
目の端末器１ｃから後段の全ての端末器１は前記断線信
号が受信されないため、警報装置８が作動する。また、
ＬＡＮコントローラ３には所定時間間隔で送信した前記
断線信号が再び所定時間間隔で戻らなくなるため、コン
トローラ側ランプ３ａが点滅する。

従って、警報装置８が作動している端末器１の最も前段
となる２番目の端末器ＩＣとその前段となる先端の端末
器１ａとの間の光フアイバケーブル２が断線したことを
即座に判断できることとなり、この断線個所を探す時間
や労力をなくすことができるため、この修理全体に必要
とされる時間や労力も著しく低減される。

なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
例えば、次に示すように変更して具体化することができ
る。

（１）前記警報装置８は本実施例のランプ及びブザーの
他、前記液晶表示装置７に視覚表示するようにしてもよ
い。

（２）警報装置８のランプ及びブザーをＬＡＮコントロ
ーラ３又は制御ユニット４に設けるようにしてもよい。

（３）前記ケーブルは本実施例の光フアイバケーブル２
の他、より線対、同軸ケーブルを用いることができる。

発明の効果 以上詳述したように、本発明によれば、各機器を接続す
るケーブルが断線した場合、その断線個所がどの部分で
あるかを即座に判断することができるため、この修理作
業にかかる時間や労力を低減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を具体化した一実施例を示し、その接続
状態を示す概略図、第２図は端末器の電気的構成を示す
ブロック図、第３図は断線検出手段の動作を示すフロー
チャートである。 １　（ｌａ、Ｉｂ、Ｉｃ）・・・端末器、２・・・光フ
ァイバケープル、３・・・送信手段としてのＬＡＮコン
トローラ、８・・・警報手段としての警報装置、１０・
・・検出手段としてのＣＰＵ 特許出願人　　　ブラザー工業株式会社代理人　　　弁
理士　　　　　恩１）博宣第　３　図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、送信及び受信手段を備える各機器をケーブルを介し
   てリング形状に接続し、各機器にデータを送信し、必要
   なデータを機器に取り込ませ、不必要なデータを隣接す
   る機器へ中継再送信するローカルエリアネットワークに
   おいて、 機器に対して所定時間間隔で信号を送信する送信手段と
   、 各機器に設けられ、前記受信手段が前記信号を設定され
   た時間以上受信しないときに検出動作する断線検出手段
   と、 前記断線検出手段の検出に基づいて警報動作する警報手
   段と、 を備えたことを特徴とするローカルエリアネットワーク
   における断線検出装置。