JP2662319B2 - 防災監視システムの伝送誤り検出方式及び端末機器 - Google Patents

防災監視システムの伝送誤り検出方式及び端末機器

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JP2662319B2
JP2662319B2 JP3082338A JP8233891A JP2662319B2 JP 2662319 B2 JP2662319 B2 JP 2662319B2 JP 3082338 A JP3082338 A JP 3082338A JP 8233891 A JP8233891 A JP 8233891A JP 2662319 B2 JP2662319 B2 JP 2662319B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防災監視システムにお
ける受信機と端末機器との間でのデータ伝送誤りを検出
するための伝送誤り検出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、火災監視システム等の防災監視シ
ステムにあっては、中央監視室等に設置されている受信
機から各監視区域へ伝送路を延設して、これらの伝送路
に火災感知器、ガス感知器や中継器等の端末機器を接続
し、所謂ポーリング方式を採用することにより、受信機
がこれらの端末機器を順番に呼び出して各端末機器から
の応答データを受信することで、各監視区域を集中監視
するようになっている。
【0003】即ち、従来のポーリング方式におけるデー
タ伝送の一例を図7(A)(B)に示すタイミング図に
基づいて述べれば、まず、各端末機器に予め固有のアド
レスを設定しておき、図7(A)の時点t1〜t2 に示
すように、受信機が夫々1バイトのコマンドデータ、ア
ドレスデータ及びチェックサムデータからなる呼出しデ
ータを送出すると、アドレスデータに該当する第i番目
の端末機器が応答して、図7(B)の時点t3〜t4に
示すように、監視結果を示す端末状態データとチェック
サムデータから成る応答データを返送する。そして、第
i+1番目の端末機器に対しても同様の処理を行い、更
に、受信機がアドレスデータの内容を順次変更しながら
同様に呼出しデータを送出することによって順番に他の
端末機器からの応答データを得るようになっている。
【0004】ここで、図7(A)に示す受信機から送出
される呼出しデータのチェックサムデータは、コマンド
データとアドレスデータの和(モジュロ256)であ
り、端末機器が呼出しデータの誤りを検出するために付
加されている。一方、図7(B)に示す各端末機器の応
答データのチェックサムデータは、端末状態データのモ
ジュロ256であり、受信機が応答データの誤りを検出
するために付加されている。
【0005】又、従来のポーリング方式における他のデ
ータ伝送にあっては、各端末機器に予め固有のアドレス
を設定しておき、図7(C)の時点t1〜t2 に示すよ
うに、受信機が夫々1バイトのコマンドデータ、アドレ
スデータ及びチェックサムデータから成る呼出しデータ
を送出すると、アドレスデータに該当する第i番目の端
末機器が応答して、図7(D)の時点t3〜t4に示す
ように、監視結果を示す端末状態データと自己アドレス
データ及びチェックサムデータから成る応答データを返
送する。そして、第i+1番目の端末機器に対しても同
様の処理を行い、更に、受信機がアドレスデータの内容
を順次変更しながら同様に呼出しデータを送出すること
により順番に端末機器からの監視情報を得るようになっ
ている。
【0006】ここで、図7(C)に示す受信機から送出
される呼出しデータのチェックサムデータは、コマンド
データとアドレスデータの和(モジュロ256)、図7
(D)に示す各端末機器の応答データのチェックサムデ
ータは、端末状態データと自己アドレスデータの和(モ
ジュロ256)である。そして、これらの伝送方式にお
いて、受信機及び各端末機器が夫々受信した伝送データ
中のチェックサムデータを解析することにより、伝送誤
りが無いかを判断しながら図示するようなタイミングの
伝送処理を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の防災監視システムにおける伝送誤り検出方式
にあっては次のような問題があった。まず、図7(A)
(B)に示したデータ伝送方式では、端末機器からの応
答データは、端末状態データとこの端末状態データと同
一のチェックサムデータから成り、自己アドレスを示す
データが返送されないので、複数の端末機器が同時に応
答した場合であっても、何れの端末機器からの応答デー
タであるか受信機側では確認できず、システムの信頼性
が低下する問題があった。
【0008】このような状況が発生する場合としては、
各端末機器には自己アドレスを設置するためのディップ
スイッチ等が内蔵されており、ビル建設時等に工事人が
ディップスイッチを調節することによって夫々の端末機
器の自己アドレスを設定しながら取付け工事を行い、誤
って複数の端末機器に同一の自己アドレスを設定してし
まう様な場合に問題が発生する。そして、端末機器が多
数になるほどこのような問題が発生しやすく且つ誤りを
検出することが極めて困難となる。又、伝送ノイズによ
り誤って他の端末が応答しても受信機側では判別するこ
とができないという問題もあった。
【0009】次に、図7(C)(D)に示したデータ伝
送方式では、端末機器からの応答データは、端末状態デ
ータと自己アドレスデータ及びチェックサムデータから
成りデータ量が多いため、ポーリング速度が遅い問題が
あり、特に、端末機器数が多くなる大規模な防災監視シ
ステムにあっては、防災監視の高速処理を行う上で障害
となっていた。
【0010】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
成されたものであり、データ伝送の信頼性と高速伝送を
実現する防災監視システムの誤り検出方式を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、防災監視システムにおける受信機と
端末機器との間でのデータ伝送誤りを検出するための伝
送誤り検出方式を対象とし、受信機が送出した呼出しデ
ータに応答する端末機器が返送する応答データを、端末
状態データと、該端末状態データと自己アドレスデータ
を加算して成るチェックサムデータで構成し、受信機側
でこの端末状態データにアドレスデータを加算演算
て、この演算で求まるデータが該チェックサムデータと
一致しない場合に、伝送誤りが発生したと判断すること
とした。
【0012】
【作用】このような伝送誤り検出方式によれば、伝送誤
りが無ければ、上記端末機器から返送されてくる応答デ
ータ中の端末状態データと自己アドレスデータを加算し
て成るチェックサムデータが、受信機側でこの端末状態
データにアドレスデータを加算演算することにより求ま
るデータと一致するはずであり、この一致関係を判断す
ることによって、伝送誤りを検出することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。まず、この実施例における防災監視システムのシス
テム構成を図1に基づいて説明する。図1において、中
央監視室等に設置される受信機1と監視区域に設置され
る複数の端末機器Q1〜Qnが伝送路L1,L2を介し
て接続され、受信機1が、伝送路L1を介して順次に呼
出しデータを電圧で送出すると、呼出しデータに対応す
る端末機器が、伝送路L2を介して応答データを電流で
返送する、所謂ポーリング方式の構成となっている。
【0014】受信機1は、呼出しデータの形成と応答デ
ータの解析等を行うマイクロプロセッサを内蔵した中央
制御部2、監視状況等を表示する表示部3、呼出しデー
タをシリアル伝送するシリアルデータ送信回路4、端末
機器からの応答データを受信するためのシリアルデータ
受信回路5を備えている。即ち、中央制御部2は、所定
フォーマットの呼出しデータをシリアルデータ送信回路
4へ所定周期で供給し、シリアルデータ送信回路4が呼
出しデータを時系列のデータに変換して伝送路L1へ送
出する。そして、呼出しデータで指定された端末機器か
らの応答データを伝送路L2を介してシリアルデータ受
信回路5が受信し、更に、シリアルデータ受信回路5が
電流電圧変換すると共に、所定バイトずつの応答データ
に直・並列変換して中央制御部2へ供給し、中央制御部
2が応答データを解析することによって監視区域の異常
の有無を判断したり、後述する伝送誤りの発生の有無を
検出する等の処理を行う。
【0015】一方、各端末機器は、端末器Q1を代表し
て述べると、伝送路L1から転送されてきた呼出しデー
タを受信するシリアルデータ受信回路6、マイクロプロ
セッサを内蔵する伝送子器制御部7、端末器固有の感知
機能例えば火災感知やガス感知を行うためのセンサ部
8、応答データを電流のシリアルデータで返送するシリ
アルデータ送信回路9を備えている。
【0016】即ち、シリアルデータ受信回路6は、時系
列の呼出しデータを受信すると、端末機器用の電源に重
畳したシリアルデータ部のみを伝送子器制御部7に供給
する。該呼出しデータによって自己のアドレスが指定さ
れたと伝送子器制御部7が判断すると、センサ部8で検
出した端末状態データと、該端末状態データと自己アド
レスデータを加算演算するチェックサム作成手段(図示
せず)により得られたチェックサムデータとからなる応
答データをシリアルデータ送信回路9へ供給する。そし
て、シリアルデータ送信回路9が応答データを時系列の
電流データとして伝送路L2へ送出し、受信機1のシリ
アルデータ受信回路5へ伝送する。
【0017】他の端末機器Q2〜Qnも同様の構成を有
し、夫々のセンサ部が各端末器固有の感知機能を具備
し、呼出しデータによって指定された端末機器が応答し
て応答データを返送する。受信機1から送出される呼出
しデータの各周期のフォーマットは、図7(A)に示す
のと同様に、1バイトのコマンドデータと、1バイトの
アドレスデータ及び1バイトのチェックサムデータから
成っている。
【0018】ここで、コマンドデータは、例えば防災監
視に関する応答データの返送を各端末機器に要求する場
合には、所定のバイナリーコードから成る監視コマンド
データとなり、アドレスデータは各周期毎に変化して各
端末機器固有のアドレスを指定するバイナリーコードの
データであり、チェックサムデータは、コマンドデータ
とアドレスデータの和(モジュロ256)である。そし
て、呼出しデータは中央制御部2によって所定周期毎に
発生され、シリアルデータ送信回路4で時系列のデータ
に変換されて伝送路L1へ送出される。
【0019】端末機器からの応答データのフォーマット
は、図7(B)に示すのと同様に、1バイトの端末状態
データと1バイトのチェックサムデータから成り、上記
呼出しデータ内のアドレスデータで指定された端末機器
が応答データを返送する。但し、この応答データのチェ
ックサムデータは、上述したように各端末機器が端末状
態データと自己アドレスのデータを加算することによっ
て形成する。
【0020】次に、この実施例の動作を図2〜図6のフ
ローチャートに基づいて説明する。尚、操作者が受信機
1に対して防災監視を指示し、中央制御部2が防災監視
モードで制御する場合を説明する。まず、受信機1の中
央制御部2が、ステップ100において、最初に指定す
べき端末機器のアドレスをアドレスカウンタにセット
し、次にステップ110において、アドレスカウンタに
セットされたアドレスの端末機器に対するポーリング処
理を行う。
【0021】このポーリング処理では、図3に示すよう
に、受信機1がステップ200において、コマンドデー
タと、アドレスカウンタにセットされたアドレスデー
タ、及びチェックサムデータから成る呼出しデータを伝
送路L2を介して送出する。一方、このポーリング処理
中の各端末機器は、図4に示す動作を行っており、呼出
しデータに応答した端末機器からの応答データを受信機
が受信することとなる。即ち、図4に示す各端末機器の
動作は、まず、ステップ300において、伝送子器制御
部7がセンサ部8で検出した監視区域内の状況を示す端
末状態データを取得し、ステップ310において、呼出
しデータ中のアドレスデータが自己アドレスと一致する
まで待機する。呼出しデータ中のアドレスデータが自己
アドレスと一致すると、伝送子器制御部7がステップ3
20において、端末状態データと自己アドレスデータを
加算演算し、チェックサムデータを形成し、次にステッ
プ330及び340において、シリアルデータ送信回路
9が応答データを、端末状態データ、チェックサムデー
タの順で伝送路L2へ送出する。
【0022】再び、図3に戻って説明するに、ステップ
210では、このようにして呼出しデータに応答して返
送されてきた応答データを受信すると、応答データの誤
りチェックを行う。この誤りチェックは、図5に示す処
理によって行う。即ち、図5において、ステップ400
で、中央制御部2が内蔵する応答データエラーフラグを
リセットした後、ステップ410において応答データの
端末状態データを演算部に入力し、次にステップ420
において、アドレスカウンタのアドレスデータと該端末
状態データとを加算演算する。そして、ステップ430
において、その演算で求まったデータが応答データ中の
チェックサムデータと一致するか判断し、一致する場合
には、応答データに誤りが無いと判断し、一方、不一致
の場合には誤りが発生したと判断してステップ440に
おいて応答データエラーフラグをセットする。したがっ
て、誤りを検出した場合にのみ、エラーフラグを立て
る。
【0023】具体的には、端末状態データが「0000
0001」、アドレスデータが「00000010」の
場合には、チェックサムデータが「00000011」
となり、応答データは「00000001」「0000
0011」の2バイトで構成される。その2バイトの応
答データを受信機1側で受信した場合、受信機1側で
は、呼び出したアドレスデータ「00000010」
に、受信した端末状態データ「00000001」を加
算演算し、「00000011」を算出する。この算出
された「00000011」と端末応答データのチェッ
クサム「00000011」とを比較することで、伝送
効率を損なうことなく応答データの誤りチェックを行う
ことができる。
【0024】そして、この応答データチェックルーチン
の処理が終了すると、図3のステップ230へ処理が移
行する。ステップ230では、応答データエラーフラグ
がセットされたか否かの判断を行い、エラーフラグがセ
ットされていなければ、図2のステップ120へ処理が
直接移行し、一方、エラーフラグがセットされていれ
ば、ステップ240の再実行処理を行った後にステップ
120へ移行する。
【0025】ここで、ステップ240の処理は、図6に
示す再実行ルーチンにしたがって行われる。まず、図6
のステップ500において、中央制御部2内の再実行カ
ウンタをクリアし、次にステップ510において再実行
カウンタのデータに1を加算する。そして、ステップ5
20において、再実行カウンタのデータ値PDが予め決
められている再実行回数PDCを超えたか否かの判断を
行い、もし、データ値PDが予め決められている再実行
回数PDCを超えていない場合には、ステップ530へ
処理が移行し、再度、同一アドレスデータを含む呼出し
データを伝送路L2を介して端末機器側へ送出する。そ
して、この呼出しデータに応答した端末機器からの応答
データをステップ540で受信する。
【0026】このステップ540では、図5に示したチ
ェックルーチンと同じ処理を行うので、図5のステップ
440においてエラーフラグがセットされなければ応答
データは正常であり、エラーフラグがセットされれば再
び応答データに誤りが検出されたこととなる。次に、ス
テップ550ではエラーフラグの有無を検出し、もし再
びエラーフラグがセットされた場合にはステップ510
からの再実行処理を繰り返し、ステップ550において
エラーフラグが検出されなくなるまで行う。
【0027】しかし、ステップ520において、所定の
回数PDCの再実行処理を繰り返しても伝送誤りが解消
されないと判断すると、ステップ560へ処理が移行し
て、伝送誤りが発生したことを示す表示データをセット
し、図2のステップ110におけるポーリング処理へ戻
る。このように、図2のステップ110において、一つ
の端末機器に対するポーリング処理が完了すると、次
に、ステップ120において、表示部3に端末機器から
の応答データに対応する監視区域の監視状況と、伝送誤
りが発生した場合にはその表示を行わせる。
【0028】次に、ステップ130において、次の端末
機器を指定するために、アドレスカウンタのデータに1
を加算し、更に、ステップ140において、アドレスカ
ウンタのデータ値ADが端末機器の最終アドレスADC
を超えたか否かの判断を行い、未だ超えていない場合に
は再びステップ110からの処理を繰り返すことで、次
の端末機器に対するポーリング処理を行う。一方、ステ
ップ140においてアドレスカウンタのデータ値ADが
端末機器の最終アドレスADCを超えたとを判断した場
合には、ステップ150においてアドレスカウンタの内
容を1にリセットした後、再びステップ110からの処
理を繰り返すことで、最初の端末機器からのポーリング
処理を行う。
【0029】このように、この実施例によれば、端末機
器から返送する応答データを、端末状態データと、該端
末状態データと自己アドレスデータを加算して成るチェ
ックサムデータで構成し、受信機側でこの端末状態デー
タにアドレスデータを加算演算を行い、この演算で求ま
るデータがチェックサムデータと一致しない場合に伝送
誤りが発生したと判断するようにしたので、何れの端末
機器に対して伝送誤りが発生したかを確実に検出するこ
とができ、又、応答データは、自己アドレスの情報を含
んでもデータ長が短くてすむことから、高速のポーリン
グ処理を行うことが可能になる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
端末機器から返送する応答データを、端末状態データ
と、該端末状態データと自己アドレスデータを加算して
成るチェックサムデータで構成し、受信機側でこの端末
状態データにアドレスデータを加算演算し、この演算で
求まるデータがチェックサムデータと一致しない場合に
伝送誤りが発生したと判断するようにしたので、いずれ
の端末機器に対して伝送誤りが発生したかを確実に検出
することができ、又、応答データは、自己アドレスの情
報を含んでもデータ長が短くてすむことから、高速のポ
ーリング処理を行うことを可能にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方式を適用した防災監視システムの実
施例構成説明図である。
【図2】実施例中の受信機の処理を示すフローチャート
である。
【図3】実施例中の受信機のポーリング処理を示すフロ
ーチャートである。
【図4】実施例中の端末機器の応答処理を示すフローチ
ャートである。
【図5】実施例中の受信機の誤りチェック処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】実施例中の受信機の再実行処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】従来の伝送方式を示す説明図ある。
【符号の説明】
1;受信機 2;中央制御部 3;表示部 4;シリアルデータ送信回路 5;シリアルデータ受信回路 6;シリアルデータ受信回路 7;伝送子器制御部 8;センサ部 9;シリアルデータ送信回路 Q1〜Qn;端末機器 LI,L2;伝送路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防災監視システムにおける受信機と端末
    機器との間でのデータ伝送誤りを検出するための伝送誤
    り検出方式において、 前記受信機が送出した呼出しデータに応答する前記端末
    機器が返送する応答データを、端末状態データと、該端
    末状態データと自己アドレスデータを加算して成るチェ
    ックサムデータで構成し、受信機側でこの端末状態デー
    タにアドレスデータを加算演算して、この演算で求まる
    データが該チェックサムデータと一致しない場合に、伝
    送誤りが発生したと判断することを特徴とする防災監視
    システムの伝送誤り検出方式。
  2. 【請求項2】 受信機から引出された第1の伝送路と第
    2の伝送路に複数の端末機器を接続し、受信機から第1
    の伝送路を介して呼出しデータを電圧で送出し、該呼出
    しデータで指定された端末機器が応答期間中に第2の伝
    送路を介して応答データを電流で返送する防災監視シス
    テムのデータ伝送方式において、 前記受信機が送出した呼出しデータに応答する前記端末
    機器が返送する応答データを、端末状態データと、該端
    末状態データと自己アドレスデータを加算して成るチェ
    ックサムデータで構成し、受信機側でこの端末状態デー
    タにアドレスデータを加算して、この演算で求まるデー
    タが該チェックサムデータと一致しない場合に、伝送誤
    りが発生したと判断することを特徴とする受信機と端末
    機器との間のデータ伝送誤りを検出するための防災監視
    システムの伝送誤り検出方式。
  3. 【請求項3】受信機から引出された第1の伝送路と第2
    の伝送路に複数の端末機器を接続し、受信機から第1の
    伝送路を介して呼出しデータを電圧で送出し、該呼出し
    データで指定された端末機器が応答期間中に第2の伝送
    路を介して端末状態データとチェックサムデータを有す
    応答データを電流で返送する防災監視システムの端末
    機器において、 端末状態データと自己アドレスデータを加算して成るチ
    ェックサムデータを作成するチェックサム作成手段を備
    えることを特徴とする防災監視システムの端末機器。
JP3082338A 1991-04-15 1991-04-15 防災監視システムの伝送誤り検出方式及び端末機器 Expired - Lifetime JP2662319B2 (ja)

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JP2793811B2 (ja) * 1988-04-15 1998-09-03 松下電工株式会社 遠隔監視制御システム

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