JP2743075B2 - パルス放電型ガスレーザの充放電回路 - Google Patents

パルス放電型ガスレーザの充放電回路

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JP2743075B2 JP63299890A JP29989088A JP2743075B2 JP 2743075 B2 JP2743075 B2 JP 2743075B2 JP 63299890 A JP63299890 A JP 63299890A JP 29989088 A JP29989088 A JP 29989088A JP 2743075 B2 JP2743075 B2 JP 2743075B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/09Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping
    • H01S3/097Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping by gas discharge of a gas laser
    • H01S3/0971Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping by gas discharge of a gas laser transversely excited

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、大形レーザの電源回路に係わり、特には放
電電極に印加する電圧の立ち上がりを特に急峻ならしめ
るパルス放電型ガスレーザの励起用電源の充放電回路に
関する。
[従来の技術] 従来、パルス放電型レーザの為の励起用電源には容量
移行型回路が採用されていて第3図のごとく構成されて
いる。電源22からコンデンサ21に所要の電圧が蓄積され
た状態でサイラトロン等のスイッチ23が投入されるとコ
ンデンサ21の電荷は2段目のコンデンサ24に移行を始め
る。コンデンサ24とコンデンサ26との間には、磁気飽和
を用いた磁気スイッチ25が挿入されて磁気圧縮回路をな
している。スイッチ23を投入した当初は磁気スイッチ25
の飽和前のインダクタンスと放電用コンデンサ26が持つ
静電容量によって決まる電流で補助コンデンサ26を充電
する。コンデンサ26の回路の電流が増大して磁気スイッ
チ25の磁気特性を飽和状態にすると磁気スイッチ25のイ
ンダクタンスは急激に低下して電流を増大しコンデンサ
に電荷を急激に蓄積し、主電極27の構造で決まる値まで
その電圧が高まると瞬間的に主電極27は放電を始める。
上述の過程に於ける各電極の電圧変化は第4図に示すよ
うに容量移行型充電回路を用いることによってスイッチ
の持つ電流特性以上の瞬時電流を放電時に流すことが出
来る。第4図においてカーブcはコンデンサ21の端子電
圧、カーブbはコンデンサ24の端子電圧、カーブaはコ
ンデンサ26の端子電圧即ち主放電電極の電圧である。
[発明が解決しようとする課題] 従来の充電回路においては上記に示すごとく容量移行
型回路によって充電の立ち上がり時間を早めている。し
かしレーザの発振出力が大きくなってくると放電のため
のエネルギを高める必要があるがエネルギを高めるため
の手段として電圧を高めるのは部品の耐圧の問題で制限
があり、コンデンサの容量を大きくすることは充電速度
を鈍らせることになって瞬間的な放電が出来ないために
一様な励起状態を得るのには向かないアーク放電が発生
するという問題があり、いずれの手段も実行できないた
めに適切な手段が無かった。本発明は上記従来の問題点
に着目し、コンデンサの容量が大きくなっても充電の立
ち上がり速度を急峻にするとともに大出力レーザ発振に
必要なガス分子励起の為めのエネルギの供給が出来る充
放電回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明に係るパルス放電型
ガスレーザの充放電回路は、ガス雰囲気内で対向配置し
た放電用の主電極の一方を磁気スイッチを経て電源側の
一側に接続し、主電極の他方を電源側の他側に接続する
と共に、磁気スイッチと電源側の一側との間に一端を接
続され、かつ主電極の他方と電源側の他側との間に他端
を接続される第1コンデンサを有するパルス放電型ガス
レーザの充放電回路において、 (1)主電極の一方と磁気スイッチとの間に第2コンデ
ンサの一端を接続し、 (2)主電極の他方と第1コンデンサの他端との間に第
3コンデンサの一端を接続し、 (3)第2、第3コンデンサの他端同志を接続し、 (4)第3コンデンサに対し、その極性を反転させる反
転手段を設けると共に、 (5)第1コンデンサの容量を、第2、第3コンデンサ
の夫々の容量よりも大きくしたことを特徴としている。
[作用] 上記構成によれば、電圧反転回路によって主放電電極
にかかる電圧の立ち上がり時間を急峻にするとともに磁
気スイッチを経由した前段のコンデンサからガス分子励
起の為の放電に必要な大エネルギの供給が行えるので、
大出力レーザの実現を可能にすることが出来る。
[実施例] 以下に、本発明に係わるパルス放電型ガスレーザの充
放電回路の実施例につき、図面を参照して詳細に説明す
る。第1図は本発明の1実施例のパルス放電型ガスレー
ザの励起用電源回路図である。図において1は電源2か
ら充電されている第1のコンデンサであり、3はサイラ
トロン等のスイッチで、スイッチをONした時エネルギ転
送用初段目の大容量のコンデンサ4に電荷を移行する。
5は磁気飽和を用いた磁気スイッチであり、エネルギ転
送用の2段目の放電用コンデンサ6への容量移行の断続
を行う。7はガス電離用の主電極であって補助コンデン
サ8と補助放電電極9とが並列になって前記放電用コン
デンサ6に直列に接続されている。放電用コンデンサ6
と補助コンデンサ8の静電容量はほぼ同じ値であってコ
ンデンサ4の静電容量よりも小さい値のものを用いてい
る。又インダクタンス10が補助コンデンサ8とスイッチ
9からなる閉回路に挿入されていて電圧反転回路を形成
している。
上記構成において次に動作について説明する。
電源2から供給された電圧を蓄積したコンデンサ1が
持つ電荷がスイッチ3の投入によって第1のエネルギ転
送回路のコンデンサ4に流れ込む。コンデンサ4の端子
電圧が上昇すると磁気スイッチ5の飽和時の大きな値の
インダクタンスを通して放電用コンデンサ6と補助コン
デンサ8の直列回路に充電を始める。
放電用コンデンサ6と補助コンデンサ8はほぼ同一の
容量値なので移行されてきた電荷は両方のコンデンサに
ほぼ同じ値で分配されて補助コンデンサ8の端子電圧が
上昇する。補助コンデンサ8の端子電圧が並列に接続さ
れた補助放電電極9の構造で決まる放電電圧に到達する
と補助コンデンサ8に蓄積された電荷は補助放電電極9
によって放電を行うがインダクタンス10と補助コンデン
サ8で決まる共振周波数によって補助コンデンサ8の端
子電圧は一時的に逆の極性の電圧で充電された後このル
ープ回路の抵抗値が極力小さく形成されていて損失が少
ないため急速にほぼもとの電圧まで立ち上がる。放電用
コンデンサ6の接続された主放電電極の端子電圧は補助
コンデンサ8の端子電圧に振られて一度下がった後急峻
に立ち上がる。磁気スイッチ5の両端にかかる電圧は放
電用コンデンサ6の端子電圧の低下によって大きくなり
電流が増大する。磁気スイッチ5を流れる電流が増大し
て磁気スイッチ5の磁気飽和レベルになると磁気スイッ
チ5の電流が急増する。
主放電電極7の放電電圧に対して放電用コンデンサ6
を端子電圧が一度下がった後急上昇したときの急峻な立
ち上がりで放電するように設定してあるため主放電電極
は安定なグロー放電を行うとともにガス分子の励起に必
要な主たるエネルギは大容量のコンデンサ4に蓄えられ
た電荷が磁気スイッチ5を通して供給される。この時の
主放電電極の電圧とコンデンサ8の端子電圧の時間的変
動の概況を第2図に示す。第2図においてカーブdは主
放電電極の電圧、カーブeは8の端子電圧を示す。また
電圧反転回路の付加により電圧反転が自動的に行われ
る。第1図においてインダクタンス10は回路素子として
特に挿入しなくても回路の配線が持つインダクタンスを
活用することが出来る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によればパルス放電型ガス
レーザの充放電回路に電圧反転回路を設けたため、主放
電電極にかかる電圧の立ち上がり時間を急峻にするとと
もに磁気スイッチを経由した前段のコンデンサからガス
分子励起の為の電離に必要な大エネルギの供給が行える
ので、良い効率の大出力レーザの実現を可能にすること
が出来るというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパルス放電型ガスレーザの充放電回路
図。 第2図は本発明の充放電回路の時間と電圧を示す図。 第3図は従来のパルス放電型ガスレーザの充放電回路
図。 第4図は従来の充放電回路の時間と電圧を示す図。 1……コンデンサ 2……電源 3……スイッチ 4……コンデンサ(初段目) 5……磁気スイッチ 6……コンデンサ(二段目) 7……主放電電極 8……補助コンデンサ 9……補助放電電極

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス雰囲気内で対向配置した放電用の主電
    極の一方を磁気スイッチを経て電源側の一側に接続し、
    主電極の他方を電源側の他側に接続すると共に、磁気ス
    イッチと電源側の一側との間に一端を接続され、かつ主
    電極の他方と電源側の他側との間に他端を接続される第
    1コンデンサを有するパルス放電型ガスレーザの充放電
    回路において、 (1)主電極の一方と磁気スイッチとの間に第2コンデ
    ンサの一端を接続し、 (2)主電極の他方と第1コンデンサの他端との間に第
    3コンデンサの一端を接続し、 (3)第2、第3コンデンサの他端同志を接続し、 (4)第3コンデンサに対し、その極性を反転させる反
    転手段を設けると共に、 (5)第1コンデンサの容量を、第2、第3コンデンサ
    の夫々の容量よりも大きくしたことを特徴とするパルス
    放電型ガスレーザの充放電回路。
JP63299890A 1988-11-28 1988-11-28 パルス放電型ガスレーザの充放電回路 Expired - Lifetime JP2743075B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61212080A (ja) * 1985-03-18 1986-09-20 Nec Corp パルスガスレ−ザ励起回路
JPS62227923A (ja) * 1986-03-31 1987-10-06 Toshiba Corp エボキシ樹脂組成物
JPH02117187A (ja) * 1988-10-27 1990-05-01 Toshiba Corp パルスレーザー装置

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