JPH04193073A - パルスレーザ電源 - Google Patents

パルスレーザ電源

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JPH04193073A
JPH04193073A JP2320859A JP32085990A JPH04193073A JP H04193073 A JPH04193073 A JP H04193073A JP 2320859 A JP2320859 A JP 2320859A JP 32085990 A JP32085990 A JP 32085990A JP H04193073 A JPH04193073 A JP H04193073A
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JP
Japan
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capacitor
power source
diode
circuit
impedance
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JP2320859A
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Katsuya Okamura
勝也 岡村
Kimihiro Hoshi
公弘 星
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、レーザに用いるパルスレーザ電源に関わり、
特にスイッチ部において発生する損失の低減を図ったパ
ルスレーザ電源に関する。
(従来の技術) 近年パルス状のレーザ光を用いて物体の精密な加工を行
ったり、同位対元素の分離を行ったりするパルスレーザ
に対する産業上の需要が高まっている。パルスレーザの
励起を行うにはマイクロ秒以下の極超短パルスの電圧を
レーザ装置に印加し放電を行ねなければならないが、こ
のような短パルス電圧をスイッチによって直接作り出す
こ“とは困難であるため、半″導体スイッチなどによっ
て一次パルスをつくってコンデンサに充電しさらに可飽
和インダクタの飽和特性を利用してパルス幅の圧縮を行
ういわゆる磁気パルス圧縮回路がよく用いられている。
第4図は半導体スイッチと磁気パルス圧縮回路を組み合
わせた例である。初期において直流充電電源10によっ
てコンデンサC;1に充電された電荷は半導体スイッチ
SWの投入により放電リアクトルLDを通して放電され
第2のコンデンサC2に移行し、パルス充電が行われる
。コンデンサC2の電圧は可飽和リアクトルSLをパル
ス励磁する、この励磁作用により可飽和リアクトルSL
が飽和するとインダクタンス値が激減し、コンデンサC
2の電荷が今度はピーキングコンデンサCPに移行する
。このとき可飽和リアクトルSLの飽和時のインダクタ
ンス値はきわめて小さいのでピーキングコンデンサCP
への充電は高速化され、いわゆるパルス圧縮作用が行わ
れることになる。さらにピーキングコンデンサの充電に
よりレーザ放電ギャップ20の極間電圧が1昇し、電極
間の絶縁が破壊されピーキングコンデンサCPに蓄積さ
れた電荷が回路インダクタンスr7Hを通しでレーザ媒
質中に流れレーザが励起される。
(発明が解決しようとする課題) このような容量移行型のパルス充電回路においては比較
的簡単な回路によって高速パルス電圧が得られるといつ
特徴を持っているが負荷からの反射エネルギーの処理と
いう点において充分でないところがあった。そのことを
再び第4図を参照しながら説明する、第4図においてピ
ーキングコンデンサCPに蓄積されたエネルギーとその
うち放電部に注入されるエネルギーの割合はレーザ放電
ギャップの放電インピーダンスZDとピーキングコンデ
ンサCPと回路インダクタンスLHで決まる回路インピ
ーダンスZCの比率に依って変わる。もし放電インピー
ダンスZDが回路インピーダンスZCとほぼ等しいとす
ると、インピーダンスの整合がとれているために1パル
スの電流で殆ど全てのエネルギーが放電部に注入される
。ところが実際には放電イノピーダンスの値はきわめて
小さくこの部分でのインピーダンス整合が充分とれない
場合がほとんどである。典型的な値としてCP、LH,
ZDの大きさがそれぞれ20nF、 10nH。
0.1Ωとすると、 放電部に注入されるエネルギーは
ピーキングコンデンサに蓄積されたエネルギーの35%
にすぎない。このような場合、放電インピーダンスが回
路インピーダンスに圧式てlJXさいのでピーキングコ
ンデンサCPの電圧は放電により反転する。この逆極性
に充電されたエネルギーの一部はピーキングコンデンサ
CP、コンデンサ2、可飽和リアクトルSLという閉路
電流となり、コンデンサ2を充電する。このときの電流
の向きは当初ピーキングコンデンサを充電したときと同
じ向きであり、飽和した可飽和リアクトルをさらに飽和
させることになるのでインダクタンスは小さいままであ
り、容易に流れることができる。さらにコンデンサC2
に充電されたエネルギーはコンデンサC2とコンデンサ
C1、半導体スイッチSW、放電リアクトルLDからな
る閉路に共振電流を流す。この閉路に流れる電流は半導
体スイッチSWの内部抵抗に依って減衰する。いいかえ
るとこの電流に依ってスイッチでの発生損失が増大する
。また、このレーザを高繰返しで動作させる場合、パル
ス間隔を短くするためには放電後半導体スイッチをでき
るだけ速くオフさせなければならないが、そのときにも
この共振電流を遮断する必要が生じるために、スイッチ
のターンオフ損失が発生することになる。このような半
導体スイッチ部における損失の増大は半導体スイッチの
温度を過度に上昇させ、信頼性を損なう結果となる。
本発明は上に述べた従来のパルスレーザ電源の欠点を解
消するためになされたものであって、その目的は電源回
路とレーザ放電部のインピーダンス整合がとれない場合
においてもスイッチ部に流れる振動性の電流が流れない
ようにし、スイッチ部で発生する損失が大きくならない
ようにし、信頼性の高いパルスレーザ電源を得ることに
ある6〔発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、磁気パルス圧縮回路を備えた
パルスレーザ電源において1、磁気パルス圧縮回路の前
段のコンデンサと並列にダイオードと抵抗の直列回路を
接続し、ダイオードの接続極性は充電電源によってコン
デンサが充電されたときにはその電圧を保持する極性と
する。
(作 用) このようにすると負荷から反射してきたエネルギーによ
ってピーキングコンデンサCPが逆充電された時に、ピ
ーキングコンデンサはダイオードと抵抗の直列回路を通
じて放電するのでコンデンサ2が再充電されることがな
くなり事後電流による半導体スイッチの損失が減少する
(実施例) 本発明の一実施例を第1図を参照して説明する。なお、
従来例と同一部分については同一符号を付与し、その説
明を省略する。
本発明の一実施例においては抵抗11とダイオード12
の直列回路をコンデンサC2と並列にダイオード12の
極性が最初の充電時にはコンデンサC2の電圧を保持す
るような極性となるようにとりつける。
また、抵抗11の抵抗値rは r=J亘1乙罪 となるように選定される。二こに[、Sは可飽和リアク
トルSLの飽和したときのインダクタンス、 cpはピ
ーキングコンデンサのキャパシタンスである。
本実施例においてはピーキング」ンデンサCPが電源イ
ンピーダンスと放電インピーダンスの不整合のために逆
充電されるところまでは従来例とまったく同じである。
途中半導体スイッチS Wが導通する事によりコンデン
サC2が充電されるときにおいてもダイオード12の極
性がコンデンサC7の充電電圧を保持する極性であるの
でまったく影響はない。さて従来例と同様にピーキング
コンデンサCpが逆充電されると今度はピーキングコン
デンサCPは抵抗11、ダイオード12、可飽和リアク
トルSLを通して放電する。このとき、可飽和リアクト
ルSLの飽和時インダクタンスとピーキングコンデンサ
で決まる回路インピーダンスと抵抗11の間にはインピ
ーダンスの整合がとれているので、この放電電流は速や
かに減衰する。従って、放電部から反射したエネルギー
は抵抗11によって吸収される。このため、半導体スイ
ッチswに流れる電流も速やかに減衰する。第2図は本
実施例による半導体スイッチの電流波形を従来のレーザ
電源の電流波形と比較したものである。本実施例におい
ては負荷からの反射エネルギーを抵抗11が吸収するた
め電流が速やかに減衰している。
以上説明したように、前述の実施例によれば。
コンデンサC2と並列に接続さ九た抵抗が負荷から反射
してきたエネルギーを吸収するので半導体スイッチに事
後電流が継続的に流れることを防止することができ、半
導体スイッチの発生損失が低減され、半導体スイッチの
過度の温度上昇が防止され、信頼性の高いパルスレーザ
電源を得ることができる。
なお本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば上記実施例では磁気パルス圧縮回路の段数を1段と
したが、これはスイッチのスイッチングスピード、レー
ザ負荷の要求するパルス電圧の立ち上がり速さに応じて
2段でも3段でも発明の作用効果に変わりはない。また
電源とスイッチとコンデンサの組み合わせ方についても
本発明の主旨を損なわない範囲で種々考えることができ
る。例えば第3図に示すような半導体スイッチとパルス
トランスを使用した充電方式にも本発明は適用でき、こ
れもまったく同様の作用効果を持つ。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば負荷からの反射エネ
ルギーを吸収する要素を付加したのでスイッチに流れる
事後電流を低減することができ。
スイッチで発生する損失を低減でき、スイッチの過度の
温度上昇を防止でき、信頼性の高いパルスレーザ電流を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図。第2図は本発
明の詳細な説明するための波形図。第3図は本発明の他
の実施例を示す回路図。第4図は従来のパルスレーザ電
源の回路図である。 10・・・直流充電電源、 20・レーザ放電ギャップ
、11・・・抵抗、      12・ダイオード、S
W・スイッチ、  LD・・放電リアクトル、SL−可
飽和リアクトル、 c、、C2・・コンデンサ、 CP・・ピーキングコンデンサ。 代理人 弁理士  則 近 憲 佑 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)充電電源に対して直列に接続された可飽和インダ
    クタと、前記充電電源に対して並列に接続されたコンデ
    ンサとからなるパルス幅圧縮回路と、このパルス幅圧縮
    回路に前記充電電源を断続的に接続するスイッチ手段と
    を備え、前記パルス幅圧縮回路に出力端に接続されたレ
    ーザ負荷を繰り返し放電励起するためのパルスレーザ電
    源において、パルス幅圧縮回路における可飽和インダク
    タの前段のコンデンサと並列にダイオードと抵抗の直列
    回路を接続し、前記ダイオードの接続極性は前記充電電
    源によって前記前段コンデンサが充電された時にはその
    電圧を保持する極性としたことを特徴とするパルスレー
    ザ電源。
  2. (2)前記請求項(1)においてダイオードに直列に接
    続される抵抗の値としては概略、√(可飽和インダクタ
    の飽和時インダクタンス/パルス幅圧縮回路の後段のコ
    ンデンサのキャパシタンス) となるようにしたことを特徴とするパルスレーザ電源。
JP2320859A 1990-11-27 1990-11-27 パルスレーザ電源 Expired - Lifetime JP2747109B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010073947A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Gigaphoton Inc パルスレーザ用電源装置
JP2013539349A (ja) * 2010-10-05 2013-10-17 アーベーベー・テヒノロギー・アーゲー コンバータ回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010073947A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Gigaphoton Inc パルスレーザ用電源装置
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