JPH10223952A - 放電励起ガスレーザー装置 - Google Patents

放電励起ガスレーザー装置

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JPH10223952A
JPH10223952A JP5822897A JP5822897A JPH10223952A JP H10223952 A JPH10223952 A JP H10223952A JP 5822897 A JP5822897 A JP 5822897A JP 5822897 A JP5822897 A JP 5822897A JP H10223952 A JPH10223952 A JP H10223952A
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JP
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capacitor
voltage
pair
main discharge
discharge electrodes
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Application number
JP5822897A
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Akira Senbayashi
暁 千林
Kenta Naito
健太 内藤
Shigeru Kato
茂 加藤
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高電圧・高繰り返し・短パルス放電によりガ
スを励起してレーザ光を発生する放電励起ガスレーザー
装置において、短パルス放電のインターバル中に主放電
電極に印加する電源を簡単化した放電励起ガスレーザー
装置を提供すること。 【解決手段】 1次コンデンサ22の充電回路にコンデ
ンサ26を挿入接続し、1次コンデンサ22の充電時に
コンデンサ26に充電された電圧を一対の主放電電極2
5a,25b間に印加し、あるいは高圧パルス電源入力
端子21に減圧極性変換するパルストランスを接続し
て、そのパルストランスの出力電圧を一対の主放電電極
25a,25b間に印加し、これにより一対の主放電電
極25a,25b間の残留電荷を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電励起エキシマ
レーザー等の高電圧・高繰り返し・短パルス放電により
ガスを励起してレーザ光を発生する放電励起ガスレーザ
ー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放電励起エキシマレーザー等の高電圧・
短パルス放電ガスレーザー装置では、高出力を得るため
に数Hz〜数100Hzの高繰り返し運転が行われる。
図5はこのような高電圧・高繰り返し・短パルス放電に
よりレーザガスを励起してレーザ光を発生する放電励起
ガスレーザー装置の構成の概略を示す図で、図におい
て、1は放電チャンバで、放電チャンバ1の内部に一対
の主放電電極2及び3、対からなる予備電離電極4及び
5、ブロワ6、熱交換器7を収納して構成されている。
【0003】一対の主放電電極2及び3は、主放電パル
ス発生器10に接続され、対の予備電離電極4及び5は
予備電離電源9に接続されている。レーザ発振時には、
対の予備電離電極4及び5間に予備電離電源9から放電
電圧を印加して予備放電を発生し、この放電により発生
する例えば紫外光を一対の主放電電極2及び3間のレー
ザガス8に照射して予備電離し、つづいて一対の主放電
電極2及び3間に主放電パルス発生器10から高電圧・
短パルスの電圧が印加されて主放電を発生し、この放電
によって一対の主放電電極2及び3間のレーザガス8を
励起し、この励起により例えば紫外域のパルスレーザを
発振する。
【0004】ところで、この1つの主放電パルスによっ
て主放電電極2及び3間には残留電荷が発生する。高繰
り返し運転時には、この主放電電極2及び3間の残留電
荷が連続する主放電パルスに影響を与え、数Hz以上で
は空間的に均一なグロー状のパルス放電が得られなくな
り、レーザー出力が低下することが知られている。高繰
り返し運転により高出力を得るためには主放電電極2及
び3間の残留電荷を除去する必要がある。この残留電荷
を除去するために主放電電極2及び3間のレーザーガス
8をブロワ6によってフローさせる(残留電荷を吹き流
す)ようにされている。
【0005】一般的には主放電空間は、主放電電極2及
び3間距離が数cm電極長方向が10cm以上となって
いる。ガスフローの方向としては電極幅方向が選ばれ
る。数10Hzの繰り返し運転とすると数10msのイ
ンターバル(パルス放電の空き時間)中に、数100H
zの繰り返し運転とすると数msというインターバル中
に主放電空間体積のレーザーガスを吹き流す必要があ
る。
【0006】実際にはこのインターバル中に主放電空間
体積の3倍程度以上のガスフローが必要とされており、
必要なガス流量は100m/h以上にも及ぶ。このた
めに消費される電力は、この種のレーザー装置の全消費
電力に占める割合の数10%にも及び、総合エネルギー
効率を低下させる要因となっている。
【0007】また、レーザーガス8は主放電によっても
発熱して高温になるが、ブロワ6による高速フローでも
加熱されてさらに高温になる。一般にレーザーガス8は
高温になるとレーザー出力が低下する傾向がある。この
ため、高速フロー時にはより冷却能力の高い熱交換器7
が必要となる。その結果、高速ガスフローで主放電空間
から残留電荷を取り除く手法では、装置サイズは大型化
し、高価で、しかも総合エネルギー効率が悪いという問
題がある。
【0008】この問題を解消するために、補助電圧発生
器11を設け、この補助電圧発生器11と主放電電極2
及び3を接続して、主放電電極2及び3の短パルス放電
のインターバル中に主放電電極2及び3間に補助電圧発
生器11から絶縁破壊以下の電圧を印加し、この電圧に
よって主放電電極2及び3間の残留電荷を電気的に除去
することが提案されている(図5はこの提案による構成
を示している。)。この提案によれば、残留電荷を電気
的に除去するため、ガスフローは全く行わなくてよい
か、もしくは小容量で済み、エネルギー効率が高く、コ
ンパクトな高電圧・高繰り返し・短パルス放電ガスレー
ザ装置を得ることが可能になる。なお、図5中12はブ
ロッキングインダクタンス、13はダイオードである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この提案によ
る放電励起ガスレーザー装置では補助電圧発生器11と
して新たに直流電源などの電源を必要としているため、
装置の複雑化を招き、結果として高価なものとなってい
る。
【0010】本発明は、このような実情に鑑みなされた
もので、高電圧・高繰り返し・短パルス放電によりガス
を励起してレーザ光を発生する放電励起ガスレーザー装
置において、短パルス放電のインターバル中に主放電電
極に印加する電源を簡単化した放電励起ガスレーザー装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決しようとする手段】本発明の目的は、高圧
パルス電源により充電用インダクタンスとコンデンサの
直列回路を経由して充電される1次コンデンサと、所定
のタイミングでオン駆動されるスイッチ素子と、前記直
列回路に並列に接続され前記スイッチ素子のオン駆動時
前記1次コンデンサにより充電される2次コンデンサ
と、前記2次コンデンサに並列に接続され前記2次コン
デンサの充電により放電する一対の主放電電極とを備
え、前記一対の主放電電極間に高電圧・高繰り返し・短
パルス放電を発生させて前記一対の主放電電極間のレー
ザガスを励起することによりレーザ光を発生してなるこ
とを特徴とすることにより達成される。
【0012】本発明の上記特徴によれば、1次コンデン
サが充電されるとき、高圧電源電圧は1次コンデンサと
充電用インダクタンスに直列に接続されたコンデンサで
分圧されて充電されるので、充電用インダクタンスに直
列に接続されたコンデンサの両端に電圧が発生する。同
時にこの電圧と同様の電圧が2次コンデンサの両端に発
生する。そしてこれらの電圧は一対の主放電電極に印加
される。この電圧の印加はレーザ励起のためのパルス電
流印加前に行われるので、レーザ励起のためのパルス電
流印加時には、一対の主放電電極間に残留する荷電粒子
は一対の主放電電極に吸収されて除去され、これにより
空間的に均一なグロー状のパルス放電が得られる。
【0013】このように、主放電電極間に残留する荷電
粒子を除去するための電源は、充電用インダクタンスと
直列にコンデンサを接続することによって得られるの
で、外部に電源を要さず、その回路は簡素に構成するこ
とができる。
【0014】また、本発明の目的は、高圧パルス電源に
より充電用インダクタンスを介して充電される1次コン
デンサと、所定のタイミングでオン駆動されるスイッチ
素子と、前記充電用インダクタンスに並列に接続され前
記スイッチ素子のオン駆動時前記1次コンデンサにより
充電される2次コンデンサと、前記2次コンデンサに並
列に接続され前記2次コンデンサの充電により放電して
レーザガスの励起を行う一対の主放電電極と、前記一対
の主放電電極に接続され前記高圧パルス電源電圧を減圧
極性変換するパルストランスとを備え、前記一対の主放
電電極間に高電圧・高繰り返し・短パルス放電を発生さ
せて前記一対の主放電電極間のレーザガスを励起するこ
とによりレーザ光を発生してなることを特徴とすること
により達成される。
【0015】本発明の上記特徴によれば、1次コンデン
サが充電されるとき、一対の主放電電極間にパルストラ
ンスにより減圧極性変換された高圧パルス電源の電圧が
印加されるので、一対の主放電電極間へのレーザ励起の
ためのパルス電流印加時には、一対の主放電電極間に残
留する荷電粒子は一対の主放電電極に吸収されて除去さ
れ、これにより空間的に均一なグロー状のパルス放電が
得られる。
【0016】このように、主放電電極間に残留する荷電
粒子を除去するための電源は、パルストランスを設ける
ことによって得られるので、外部に電源を要さず、その
回路は簡素に構成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る放電励起ガス
レーザー装置の実施の形態について図を参照して説明す
る。図1は本発明に係る実施の形態の放電励起ガスレー
ザー装置の回路図である。なお、予備電離電極及び予備
電離電極の電源回路は従来と同様であるので省略されて
いる。
【0018】図1において、21は高圧パルス電源入力
端子、22は1次コンデンサ、23は2次コンデンサ、
24はサイラトロン等のスイッチ素子、25a,25b
は一対の主放電電極、26はコンデンサ、L1は回路イ
ンダクタンス、L2は充電用インダクタンスである。一
対の主放電電極25a,25bには並列に2次コンデン
サ23が接続され、2次コンデンサ23には充電用イン
ダクタンスL2とコンデンサ26の直列回路が接続され
ている。
【0019】1次コンデンサ22は一端が高圧パルス電
源入力端子21に、他端は充電用インダクタンスL2と
コンデンサ26の直列回路の一端に接続され、充電用イ
ンダクタンスL2とコンデンサ26の直列回路の他端は
接地されている。また、スイッチ素子24の一端は高圧
パルス電源入力端子21に、他端は接地されている。
【0020】このように構成された回路は、スイッチン
グ素子24がオフしている時に高圧パルス電源入力端子
21に接続された図示しない高圧パルス電源から1次コ
ンデンサ22、回路インダクタンL1、充電用インダク
タンスL2、コンデンサ26を経由して電流が流れ、1
次コンデンサ22およびコンデンサ26が充電される。
【0021】1次コンデンサ22とコンデンサ26の容
量比は、1対10〜1対100の間で適宜設定される
が、この実施の形態では1対30に予め設定されてあ
り、充電時には、容量比に反比例して30対1の電圧が
それぞれのコンデンサに充電される。このとき、2次コ
ンデンサ23もコンデンサ26とほぼ同電位の電圧が充
電される。コンデンサ26および2次コンデンサ23の
充電電圧は、一対の主放電電極25a,25b間に印加
され、この印加電圧によって一対の主放電電極25a,
25b間に残留する電子あるいはイオン等の荷電粒子は
一対の主放電電極に吸収されて除去される。
【0022】この場合の1次コンデンサ22のパルス充
電開始からの1次コンデンサ22の充電波形と一対の主
放電電極25a,25b間に印加される電圧波形を図3
に示している。0.5ms〜5ms期間内に、1次コン
デンサ22には、ほぼ30KVの電圧が充電され、一対
の主放電電極25a,25b間に1KVの電圧が印加さ
れている。この1KVの電圧では一対の主放電電極25
a,25b間の放電は生じない。つまり、一対の主放電
電極25a,25b間に絶縁破壊以下で残留する荷電粒
子の除去可能の電圧が印加されている。なお、この電圧
は1次コンデンサ22とコンデンサ26の容量比を設定
することにより、また、パルス充電のパルス幅を設定す
ることにより、任意に調整することができる。
【0023】ついで、スイッチング素子24がオン駆動
されると1次コンデンサ22に充電された電荷は2次コ
ンデンサ23へと移行する。この移行により2次コンデ
ンサ23の電圧が所定の高電圧に達すると、主放電電極
25a,25b間にグロー放電が発生し、この放電によ
りレーザガスが励起されてレーザ光を出力する。以上の
動作が数Hz〜数100Hzで繰り返し行われる。
【0024】主放電電極25a,25b間にグロー放電
が発生するとき、コンデンサ26に充電された電荷が主
放電電極25a,25b間に流入し主放電電極25a,
25bの消耗を促進する場合がある(コンデンサ26に
よる電流は、2次コンデンサ23と一対の主放電電極2
5a,25b間の主インパルス電流(〜数10ns)と
比較して時定数の長い数μsオーダの電流である。この
ような主インパルス電流後に流れる電流はアフターカレ
ントと呼ばれ、主放電電極25a,25bの消耗を促進
するために好ましくない)。
【0025】図2は、この場合に対処できるようにした
本発明に係る実施の形態の放電励起ガスレーザー装置の
回路図である。この実施の形態が、図1に示した実施の
形態と異なる点は、充電用インダクタンスL2とコンデ
ンサ26の直列回路のコンデンサ26と並列に抵抗Rと
スイッチ素子27からなるダイバータ回路が接続されて
いる点である。このスイッチ素子27は、レーザガスの
励起を行う際にオン駆動されるスイッチ素子24のオン
駆動の直前、あるいはほぼ同時にオン駆動するようにさ
れ、この駆動によってコンデンサ26の電荷をダイバー
タ回路で消費するように構成されている。
【0026】なお、この実施の形態の放電励起ガスレー
ザー装置のレーザガスの励起動作は図1のものと同様で
あるので、その説明は省略する。スイッチ素子27は、
サイラトロン、スパークギャップのような放電を利用す
るスイッチやFET、GTO等の半導体スイッチで構成
することができる。
【0027】図1および図2に示す放電励起ガスレーザ
ー装置においては、充電用インダクタンスL2とコンデ
ンサ26の直列回路のコンデンサ26によるエネルギー
ロスがあるが、このロスするエネルギーは、1次コンデ
ンサ22とコンデンサ26の容量比が1対30のとき
で、1次コンデンサ22のエネルギーの3%程度であ
り、全体の効率には殆ど影響を及ぼさない。
【0028】図4は、本発明に係る他の実施の形態の放
電励起ガスレーザー装置の回路図である。なお、図1と
同一部分には同一の符号を付している。また予備電離電
極及び予備電離電極の電源回路は従来と同様であるので
省略されている。図4において、PTはパルストラン
ス、Dはダイオードである。パルストランスPTの一次
側コイルの一端は高圧パルス電源入力端子21に、他端
は接地され図示しない高圧パルス電源のパルス電圧が印
加されるようにされている。パルストランスPTの2次
側コイルは一次側コイルと極性が反転され一対の主放電
電極25a,25bと並列に接続されている。
【0029】ダイオードDは充電用インダクタンスL2
と2次コンデンサ23の並列回路の1次コンデンサ22
から2次コンデンサ23への容量移行時の電流が流れる
回路中に挿入接続されている。このダイオードDはパル
ストランスPTの2次側を短絡させないためのものであ
り、レーザ励起のためのインパルス電流が流れない回路
中に挿入接続されている。
【0030】このように構成された回路は、スイッチン
グ素子24がオフしている時に高圧パルス電源入力端子
21に接続された図示しない高圧パルス電源から1次コ
ンデンサ22、回路インダクタンスL1、充電用インダ
クタンスL2を経由して電流が流れ、1次コンデンサ2
2が充電される。
【0031】このとき、高圧パルス電源電圧はパルスト
ランスPTの一次側コイルに印加され、この電圧を減圧
して極性変換した電圧がパルストランスPTの二次側コ
イルに誘起される。二次側コイルに誘起された電圧は一
対の主放電電極25a,25b間に印加され、この印加
電圧によって一対の主放電電極25a,25b間に残留
する電子あるいはイオン等の荷電粒子は一対の主放電電
極に吸収されて除去される。なお、この場合も、1次コ
ンデンサ22の充電電圧とパルストランスPTの二次側
コイルの誘起電圧の比は10対1〜100対1の間で適
宜設定される。
【0032】ついで、スイッチング素子24がオン駆動
されると1次コンデンサ22に充電された電荷は2次コ
ンデンサ23へと移行する。この移行により2次コンデ
ンサ23の電圧が所定の高電圧に達すると、主放電電極
25a,25b間にグロー放電が発生し、この放電によ
りレーザガスが励起されてレーザ光を出力する。以上の
動作が数Hz〜数100Hzで繰り返し行われる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
主放電電極間に残留する荷電粒子を除去するための外部
電源が不要になり、放電励起ガスレーザー装置を簡素に
構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態の放電励起ガスレーザ
ー装置の回路図である。
【図2】本発明に係る放電励起ガスレーザー装置の他の
例の回路図である。
【図3】図1および図2の回路の電圧波形図である。
【図4】本発明に係る放電励起ガスレーザー装置の更に
他の例の回路図である。
【図5】従来の放電励起ガスレーザー装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
21 高圧パルス電源入力端子 22 1次コンデンサ 23 2次コンデンサ 24、27 スイッチ素子 25a、25b 主放電電極 26 コンデンサ D ダイオード L1 回路インダクタンス L2 充電インダクタンス PT パルストランス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧パルス電源により充電用インダクタ
    ンスとコンデンサの直列回路を経由して充電される1次
    コンデンサと、所定のタイミングでオン駆動されるスイ
    ッチ素子と、前記直列回路に並列に接続され前記スイッ
    チ素子のオン駆動時前記1次コンデンサにより充電され
    る2次コンデンサと、前記2次コンデンサに並列に接続
    され前記2次コンデンサの充電により放電する一対の主
    放電電極とを備え、前記一対の主放電電極間に高電圧・
    高繰り返し・短パルス放電を発生させて前記一対の主放
    電電極間のレーザガスを励起することによりレーザ光を
    発生してなることを特徴とする放電励起ガスレーザー装
    置。
  2. 【請求項2】 充電用インダクタンスとコンデンサの直
    列回路のコンデンサと並列にスイッチ素子を設け、一対
    の主放電電極間の放電時前記コンデンサの電荷を前記ス
    イッチ素子を介して放電してなる請求項1に記載の放電
    励起ガスレーザー装置。
  3. 【請求項3】 高圧パルス電源により充電用インダクタ
    ンスを介して充電される1次コンデンサと、所定のタイ
    ミングでオン駆動されるスイッチ素子と、前記充電用イ
    ンダクタンスに並列に接続され前記スイッチ素子のオン
    駆動時前記1次コンデンサにより充電される2次コンデ
    ンサと、前記2次コンデンサに並列に接続され前記2次
    コンデンサの充電により放電してレーザガスの励起を行
    う一対の主放電電極と、前記一対の主放電電極に接続さ
    れ前記高圧パルス電源電圧を減圧極性変換するパルスト
    ランスとを備え、前記一対の主放電電極間に高電圧・高
    繰り返し・短パルス放電を発生させて前記一対の主放電
    電極間のレーザガスを励起することによりレーザ光を発
    生してなることを特徴とする放電励起ガスレーザー装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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