JPH0590681A - 放電励起パルスガスレーザ装置用電源回路 - Google Patents

放電励起パルスガスレーザ装置用電源回路

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JPH0590681A
JPH0590681A JP24984791A JP24984791A JPH0590681A JP H0590681 A JPH0590681 A JP H0590681A JP 24984791 A JP24984791 A JP 24984791A JP 24984791 A JP24984791 A JP 24984791A JP H0590681 A JPH0590681 A JP H0590681A
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JP
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capacitor
electrode
discharge
voltage
terminal
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JP24984791A
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Inventor
Yasuo Oeda
靖雄 大枝
Takeshi Oko
健 大股
Yoshito Uehara
義人 上原
Mitsugi Terada
貢 寺田
Shingo Shibata
真吾 柴田
Kenji Suzuki
健司 鈴木
Yuichiro Terashi
雄一郎 寺師
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】充分な予備電離を行なうことが可能な放電励起
パルスガスレーザ装置用電源回路を提供すること。 【構成】コンデンサ102はサイラトロン101が開状
態のときに端子1からの直流電圧により充電され、サイ
ラトロン102が閉状態になると、コンデンサ104を
図の極性に充電する。コンデンサ104の充電にともな
い開口電極109の開口内でコロナ放電が発生し、予備
電離が行なわれる。磁気スイッチ105が閉状態になる
と、コンデンサ104の充電電荷はコンデンサ106に
転送され、これにより主電極108と開口電極109と
の間で主放電が行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エキシマレーザ装置、
炭酸ガスレーザ等の放電励起パルスガスレーザ装置に使
用する電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、放電励起方式が採用されたエ
キシマレーザ装置、炭酸ガスレーザ等のパルスガスレー
ザ装置においては、主放電を短パルス幅電圧により行な
わせる必要があるため、短パルス幅電圧を発生するため
の種々の電源回路が使用されている。
【0003】図4にエキシマレーザ装置に使用されてい
る従来の電源回路である磁気パルス圧縮回路を示す。図
4において、数十kvの直流電圧が供給される端子1と
接地間には、サイラトロン401が接続されている。サ
イラトロン401には、トリガ信号を入力するためのト
リガ端子2が設けられている。端子1には、コンデンサ
402の一方の端子が接続されている。コンデンサ40
2の他方の端子はインダクタ403、コンデンサ404
を介して接地されると共に、インダクタ403を介して
磁気スイッチ405の一方の端子に接続されている。磁
気スイッチ405は、可飽和リアクトルにより構成され
ている。磁気スイッチ405の他方の端子はコンデンサ
406を介して接地されると共に、浮遊インダクタ40
7を介して主電極108、コンデンサ408の一方の端
子およびインダクタ409の一方の端子に接続されてい
る。コンデンサ408の他方の端子は補助電極110に
接続され、インダクタ409の他方の端子は接地されて
いる。主電極108と補助電極110との間に配設され
た開口電極109は接地されている。開口電極109
は、多数の開口を有する板状の電極である。開口電極1
09と補助電極110との間には誘電体(図示せず)が
配設されている。主電極108と開口電極109との間
にはレーザ媒質ガス(図示せず)が供給されている。主
電極108、開口電極109および補助電極110はエ
キシマレーザ装置(図示せず)内に配設されている。
【0004】以上のように構成された従来の電源回路の
動作を説明する。尚、初期状態として、サイラトロン4
01は開状態にあり又、磁気スイッチ405はそのイン
ダクタンスが充分大きい状態(開状態)にあるものとす
る。この状態で端子1に直流電圧が印加されると、コン
デンサ402、インダクタ403、磁気スイッチ40
5、浮遊インダクタ407、インダクタ409および接
地の経路で電流が流れ、コンデンサ402が図示する極
性に充電される。コンデンサ402が充電を終了した時
点で、サイラトロン401のトリガ端子2にトリガ信号
を供給してサイラトロン401を閉状態にする。これに
より、コンデンサ402から電流I1が流れ、コンデン
サ404は図示する極性に充電される。即ち、コンデン
サ402の電荷がコンデンサ404に転送される。これ
により、節点T1の電位は図5のV1で示す波形となる。
コンデンサ404の充電が完了した後に磁気スイッチ4
05を閉状態にすると、コンデンサ404から電流I2
が流れ、コンデンサ406が図示する極性に充電され
る。即ち、コンデンサ406にはコンデンサ402の電
荷がコンデンサ404を介して転送されることとなる。
節点T2の電位は図5のV2で示す波形となり、V1より
も急俊な波形となる。したがって、パルス幅が圧縮され
ることになる。
【0005】一方、コンデンサ406の充電に伴い、補
助電極110と開口電極109との間に放電電圧が供給
されるため、開口電極109の開口内でコロナ放電が発
生し、予備電離が行なわれる。その後、コンデンサ40
6の充電電圧が主電極108と開口電極109との間の
放電開始電圧に達すると、両電極108、109間で主
放電が行なわれ、これによりレーザ発振が行なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにして、圧
縮された短パルス幅の高電圧を発生することが可能であ
り、これによりレーザ発振を行なうことが可能である。
ところで、高効率なレーザ発振を得るためには充分な予
備電離を行なう必要がある。単位時間当りの予備電離電
荷密度を大きくするためには、開口電極109と補助電
極110との間に供給される電圧の時間変化率を大きく
すればよい、即ちコンデンサ406の充電電圧波形の立
上がりを急俊にすればよい。
【0007】しかしながら、レーザの発振効率と予備電
離電子密度との関係は、主放電が開始する直前での予備
電離電子密度に関係していると考えられる。前述した放
電励起パルスガスレーザ装置用電源回路においては、コ
ンデンサ408は磁気スイッチ405の後段に接続され
ているため、補助電極110と開口電極109との間に
電圧を供給することにより発生する予備放電は短時間で
ある。したがって、充分な予備電離が行なわれず、レー
ザ発振の効率が悪いという問題があった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みなされもの
で、充分な予備電離を行なうことが可能な放電励起パル
スガスレーザ装置用電源回路を供給することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の放電励起パルス
ガスレーザ装置用電源回路は、直流電源により充電され
る第1コンデンサと、前記直流電源と接地との間に接続
された主スイッチと、前記主スイッチを介して前記第1
コンデンサからの電荷が転送され、開口電極と補助電極
との間に放電電圧を供給する第2コンデンサと、前記第
2コンデンサの後段に接続された転送スイッチと、前記
転送スイッチを介して前記第2コンデンサからの電荷が
転送され、主電極と前記開口電極との間に放電電圧を供
給する第3コンデンサとを備えて成ることを特徴として
いる。
【0010】
【作用】まず、第2コンデンサの充電電圧により長時間
にわたり充分な予備電離が行なわれた後、第3コンデン
サの充電電圧により主電極と開口電極との間で主放電が
行なわれる。
【0011】
【実施例】図1に本発明の第1実施例として、磁気パル
ス圧縮回路を用いた放電励起パルスガスレーザ装置用電
源回路の回路図を示す。図1において、数十kvの直流
電源電圧が供給される端子1と接地間には、主スイッチ
としてのサイラトロン101が接続されている。端子2
は、トリガ信号が入力されるトリガ端子である。端子1
には、第1コンデンサとしてのコンデンサ102の一方
の端子が接続されている。コンデンサ102の他方の端
子は浮遊インダクタ103および第2コンデンサとして
のコンデンサ104を介して接地される一方、浮遊イン
ダクタ103を介して転送スイッチとしての磁気スイッ
チ105の一方の端子に接続されると共にコンデンサ1
11の一方の端子に接続されている。磁気スイッチ10
5は可飽和リアクトルにより構成されている。尚、コン
デンサ111は、開口電極109と補助電極110との
間に配設された誘電体(図示せず)が絶縁破壊を起こし
た場合に開口電極109と補助電極110とを保護する
ために設けられた保護用コンデンサである。開口電極1
09および補助110を保護する必要がなければコンデ
ンサ111は不要である。コンデンサ111の他方の端
子は補助電極110に接続されている。磁気スイッチ1
05の他方の端子は第3コンデンサとしてのコンデンサ
106を介して接地されると共に、浮遊インダクタ10
7を介して主電極108およびインダクタ112の一方
の端子に接続されている。インダクタ112の他方の端
子は接地されている。主電極108と補助電極110と
の間に配設された開口電極109は接地されている。開
口電極109は、多数の開口を有する板状の電極であ
る。開口電極109と補助電極110との間には、誘電
体(図示せず)が配設されている。また、主電極108
と開口電極109との間にはレーザ媒質ガス(図示せ
ず)が供給されている。主電極108、開口電極109
および補助電極110はエキシマレーザ装置(図示せ
ず)内に配設されている。
【0012】以上のように構成された放電励起パルスガ
スレーザ装置用電源回路の動作を説明する。尚、初期状
態として、サイラトロン101は開状態にあり又、磁気
スイッチ105は閉状態にあるものとする。また、コン
デンサ102、104および106の電荷はインダクタ
112を含む閉回路により放電させられているものとす
る。
【0013】この状態で端子1に直流電圧が印加される
と、コンデンサ102、浮遊インダクタ103、磁気ス
イッチ105、浮遊インダクタ107、インダクタ11
2および接地の経路で電流が流れ、コンデンサ102が
図示する極性に充電される。コンデンサ102が充電を
終了した時点で磁気スイッチ105を開状態とし、サイ
ラトロン101のトリガ端子2にトリガ信号を供給する
ことによりサイラトロン101を閉状態にする。これに
より、コンデンサ102から電流I1が流れ、コンデン
サ104は図示する極性に充電される。これにより、コ
ンデンサ102の電荷はコンデンサ104に転送された
ことになる。節点T1の電位は図5のV1で示す波形で表
される。
【0014】一方、コンデンサ104が充電されるに伴
い、コンデンサ111を介して補助電極110と開口電
極109との間に電圧V1が供給されるため、開口電極
109の開口内でコロナ放電が発生し、予備電離が行な
われる。コンデンサ104の充電が完了した後、磁気ス
イッチ105を閉状態にすると、コンデンサ104から
電流I2が流れ、コンデンサ106が図示する極性に充
電される。即ち、コンデンサ106にはコンデンサ10
2の電荷がコンデンサ104を介して転送されたことに
なる。節点T2の電位は図5のV2で示すようにV 1より
急俊な波形となり、パルス幅が圧縮されることになる。
コンデンサ106の充電電圧が主電極108と開口電極
109との間の放電開始電圧に達すると、主電極108
と開口電極109との間で主放電が行なわれ、これによ
りレーザ発振が行なわれる。
【0015】以上の動作は、図5からも明かなように、
補助電極110が磁気スイッチ105の前段に接続され
ているために、開口電極109と補助電極110との間
には長時間にわたって予備放電電圧が供給され、予備電
離が長時間行なわれる。したがって、充分に予備電離を
行なうことが可能となり、レーザ発振の高効率化が可能
となる。
【0016】図2は、本発明の第2実施例を表す回路図
であり、各電極に供給する電圧パルスをより急俊にする
ために磁気スイッチを多段接続すると共に昇圧トランス
を用いて高圧パルスを発生するように構成している。図
2において、初期状態として、主スイッチとしてのサイ
リスタ201は開状態にあり又、磁気スイッチ206、
208および転送スイッチとしての磁気スイッチ210
は閉状態にあるものとする。また、コンデンサ205、
207、第1コンデンサとしてのコンデンサ203、第
2コンデンサとしてのコンデンサ209、第3コンデン
サとしてのコンデンサ211および電極保護用のコンデ
ンサ213の充電電荷はインダクタ214を含む閉回路
で放電されているものとする。
【0017】この状態で端子1に直流電圧が供給される
と、コンデンサ203は抵抗202を介して図示する極
性に充電される。磁気スイッチ206、208および2
10を開状態にした後、サイリスタ201のトリガ端子
2にトリガ信号を供給すると、サイリスタ201は閉状
態となり電流I1が流れる。これにより昇圧用トランス
204を介して電流I2が流れ、コンデンサ205は図
示する極性に充電される。即ち、コンデンサ203の電
荷がコンデンサ205に転送されることになる。コンデ
ンサ205の充電が完了した時点で磁気スイッチ206
を閉状態にすると、コンデンサ205から電流I3が流
れ、コンデンサ207は図示する極性に充電される。即
ち、コンデンサ207にはコンデンサ203の電荷がコ
ンデンサ205を介して転送されることになる。節点T
2の電圧波形は節点T1の電圧波形よりも急俊な波形とな
る。
【0018】コンデンサ207の充電が完了した時点で
磁気スイッチ206を開状態、磁気スイッチ208を閉
状態にすると、コンデンサ207から電流I4が流れ、
コンデンサ209は図示する極性に充電される。即ち、
コンデンサ209にはコンデンサ203の電荷がコンデ
ンサ205、207を介して転送されることになる。節
点T3の電圧波形は節点T2の電圧波形よりも急俊な波形
となる。
【0019】一方、コンデンサ209が充電されるに伴
い、コンデンサ213を介して補助電極110と開口電
極109との間に放電電圧が供給されるため、開口電極
109の開口内でコロナ放電が発生し、予備電離が行な
われる。コンデンサ209の充電が完了した時点で磁気
スイッチ208を開状態、磁気スイッチ210を閉状態
にすると、コンデンサ209から電流I5が流れ、コン
デンサ211が図示する極性に充電される。即ち、コン
デンサ211にはコンデンサ203の電荷がコンデンサ
205、207、209を介して転送されることのな
る。節点T4の電圧波形は節点T3の電圧波形よりも急俊
な波形となる。コンデンサ211の充電電圧が主電極1
08と開口電極109との間の放電開始電圧に達する
と、両電極108、109間で主放電が行なわれ、これ
によりレーザ発振が行なわれる。
【0020】以上述べた第2実施例によれば、予備放電
が長時間にわたって行なわれるため、充分な予備電離を
行なうことが可能となり、レーザ発振の高効率化を図る
ことができる。また、昇圧トランス204を用いている
ため、高電圧のパルスを発生することが可能である。
尚、本実施例においては、補助電極110を節点T3
接続したが、予備電離をより充分に行なわせる必要があ
る場合には、補助電極110を節点T2に接続してもよ
い。
【0021】図3は、本発明の第3実施例を表す回路図
であり、図2の実施例と同様に磁気スイッチを多段構成
にする一方、トランスを使用せずに高電圧パルスを発生
できるように構成している。図3において、初期状態と
して、主スイッチとしてのサイリスタ301は開状態に
あり又、磁気スイッチ306、308および転送スイッ
チとしての磁気スイッチ310は閉状態にあるものとす
る。また、コンデンサ307、第1コンデンサとしての
コンデンサ304および305、第2コンデンサとして
のコンデンサ309、第3コンデンサとしてのコンデン
サ311および電極保護用のコンデンサ313の充電電
荷はインダクタ314を含む閉回路で放電されているも
のとする。
【0022】この状態で端子1に直流電圧が供給される
と、コンデンサ304は抵抗302および浮遊インダク
タ303を介して図示する極性に充電される。また、コ
ンデンサ305は、端子1、抵抗302、浮遊インダク
タ303、コンデンサ303、磁気スイッチ306、3
08、310、浮遊インダクタ312、インダクタ31
4および接地の経路で図示する極性に充電される。
【0023】磁気スイッチ306、308および310
を開状態にした後にサイリスタ301のトリガ端子2に
トリガ信号を供給すると、サイリスタ301は閉状態と
なるため、コンデンサ304から電流I1が流れ、コン
デンサ304の極性は反転する。次に、磁気スイッチ3
06を閉状態にすると、コンデンサ304および305
から電流I2が流れ、コンデンサ307は図示する極性
で充電される。このとき、コンデンサ307は、コンデ
ンサ304および305の直列電圧と等しい(端子1に
供給される電圧の2倍に等しい)電圧に充電される。こ
れにより、コンデンサ307にはコンデンサ304、3
05の電荷が転送されることになる。
【0024】コンデンサ307の充電が完了した時点で
磁気スイッチ306を開状態とし、磁気スイッチ308
を閉状態にすると、電流I3が流れ、コンデンサ309
は図示する極性に充電される。即ち、コンデンサ309
にはコンデンサ304、305の電荷がコンデンサ30
7を介して転送されることになる。節点T2の電圧波形
は節点T1ので電圧波形よりも急俊な波形となる。
【0025】一方、コンデンサ309が充電されるに伴
い、コンデンサ313を介して開口電極109と補助電
極110との間に放電電圧が供給されるため、開口電極
109の開口内でコロナ放電が発生し、予備電離が行な
われる。コンデンサ309の充電が完了した時点で磁気
スイッチ308を開状態に、磁気スイッチ310を閉状
態にすると、コンデンサ309から電流I4が流れ、コ
ンデンサ311は図示する極性に充電される。即ち、コ
ンデンサ311にはコンデンサ304、305の電荷が
コンデンサ307、309を介して転送されることにな
る。このとき、節点T3の電圧波形は節点T2の電圧波形
よりも急俊な波形となる。
【0026】コンデンサ311の充電電圧が主電極10
8と開口電極109との間の放電開始電圧に達すると、
主電極108と開口電極109間で主放電が行なわれ、
これによりレーザ発振が行なわれる。以上述べた第3実
施例によれば、予備放電が長時間にわたって行なわれる
ため、充分な予備電離を行なうことが可能となり、レー
ザ発振の高効率化を図ることができる。また、トランス
を用いずに、コンデンサ304および305を用いて直
流電圧の2倍の電圧に昇圧しているので、簡単な構成で
極めて高い放電電圧を供給することができる。
【0027】尚、本実施例においては、補助電極110
を節点T2に接続したが、予備電離をより充分に行なわ
せる必要がある場合には、補助電極110を節点T1
接続してもよい。以上述べたように、前記各実施例によ
れば、予備放電は長時間にわたって行なわれるため、充
分な予備電離を行なうことが可能となり、レーザ発振の
高効率化を図ることができる。
【0028】尚、前記各実施例においては磁気スイッチ
を使用したが、半導体スイッチ等の他の開閉スイッチを
使用することも可能である。また、前記各実施例は、エ
キシマレーザ装置の例で説明したが、炭酸ガスレーザ等
の他の放電励起パルスガスレーザ装置にも利用可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、長時間にわたって予備
放電を行なうことが可能であるため、充分な予備電離が
可能となり、レーザ発振の高効率化を図ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を表すブロック図。
【図2】本発明の第2実施例を表すブロック図。
【図3】本発明の第3実施例を表すブロック図。
【図4】従来の放電励起パルスガスレーザ装置用電源回
路のブロック図。
【図5】本発明の動作を説明するための波形図。
【符号の説明】
101・・・主スイッチとしてのサイラトロン 102、203、304、305・・・第1コンデンサ 104、205、209、309・・・第2コンデンサ 106、211、311・・・第3コンデンサ 105、210、310・・・転送スイッチとしての磁
気スイッチ 108・・・主電極 109・・・開口電極 110・・・補助電極 201、301・・・主スイッチとしてのサイリスタ 206、208、306、308・・・磁気スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 貢 千葉県袖ケ浦市長浦字拓二号580番32 三 井石油化学工業株式会社内 (72)発明者 柴田 真吾 千葉県袖ケ浦市長浦字拓二号580番32 三 井石油化学工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 健司 千葉県袖ケ浦市長浦字拓二号580番32 三 井石油化学工業株式会社内 (72)発明者 寺師 雄一郎 千葉県袖ケ浦市長浦字拓二号580番32 三 井石油化学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源により充電される第1コンデンサ
    と、前記直流電源と接地との間に接続された主スイッチ
    と、前記主スイッチを介して前記第1コンデンサからの
    電荷が転送され、開口電極と補助電極との間に放電電圧
    を供給する第2コンデンサと、前記第2コンデンサの後
    段に接続された転送スイッチと、前記転送スイッチを介
    して前記第2コンデンサからの電荷が転送され、主電極
    と前記開口電極との間に放電電圧を供給する第3コンデ
    ンサとを備えて成ることを特徴とする放電励起パルスガ
    スレーザ装置用電源回路。
JP24984791A 1991-09-27 1991-09-27 放電励起パルスガスレーザ装置用電源回路 Withdrawn JPH0590681A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6693938B1 (en) * 2000-09-08 2004-02-17 Komatsu Ltd. Discharge circuit for pulsed laser

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6693938B1 (en) * 2000-09-08 2004-02-17 Komatsu Ltd. Discharge circuit for pulsed laser

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