JP2742749B2 - 電界放出電子エミッタ及びその形成方法 - Google Patents
電界放出電子エミッタ及びその形成方法Info
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- H01J1/02—Main electrodes
- H01J1/30—Cold cathodes, e.g. field-emissive cathode
- H01J1/304—Field-emissive cathodes
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- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/02—Manufacture of electrodes or electrode systems
- H01J9/022—Manufacture of electrodes or electrode systems of cold cathodes
- H01J9/025—Manufacture of electrodes or electrode systems of cold cathodes of field emission cathodes
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- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y35/00—Methods or apparatus for measurement or analysis of nanostructures
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01J2201/00—Electrodes common to discharge tubes
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- H01J2201/304—Field emission cathodes
- H01J2201/30446—Field emission cathodes characterised by the emitter material
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- Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
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- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概して電界放出電子エ
ミッタ、特に、低/負電子親和性コーティング(low
/negative electron affini
ty)を用いた電界放出電子エミッタ及びその製造方法
に関する。
ミッタ、特に、低/負電子親和性コーティング(low
/negative electron affini
ty)を用いた電界放出電子エミッタ及びその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】優先的に形成された導電性/半導電性電
極を電子エミッタとして用いた電界放出デバイスが当該
技術分野において周知である。従来技術における電子エ
ミッタハは、作動電圧が高い、表面安定性に乏しい、そ
してイオン衝撃損傷を被りやすい等の特性上の欠点を示
すことが知られている。
極を電子エミッタとして用いた電界放出デバイスが当該
技術分野において周知である。従来技術における電子エ
ミッタハは、作動電圧が高い、表面安定性に乏しい、そ
してイオン衝撃損傷を被りやすい等の特性上の欠点を示
すことが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来技術の
電子エミッタにおける上述したような欠点のうち、少な
くともいくつかを解消した電子エミッタ/電子源を用い
た電子デバイスが要望されている。
電子エミッタにおける上述したような欠点のうち、少な
くともいくつかを解消した電子エミッタ/電子源を用い
た電子デバイスが要望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用】上記及び他の
要望は、次の各ステップを含む電子エミッタを形成する
方法を提供することによって達成される。すなわち:選
択的に形成され主表面をもつ基板を提供するステップ;
選択的に形成された基板の主表面の少なくとも一部上へ
核形成位置(nucleation sites)とし
てイオン注入するステップ;各核形成位置少なくともい
くつかに優先的にダイヤモンドクリスタライト(微結
晶)を成長させるステップ;基板主表面の少なくとも一
部上及びダイヤモンドクリスタライト上に導電性/半導
電性物質層を堆積するステップ;選択的に形成された基
板の少なくとも一部を除去し、これによって導電性/半
導電性層の少なくとも一部上に形成されたダイヤモンド
のコーティングを有する電子エミッタを形成するステッ
プである。
要望は、次の各ステップを含む電子エミッタを形成する
方法を提供することによって達成される。すなわち:選
択的に形成され主表面をもつ基板を提供するステップ;
選択的に形成された基板の主表面の少なくとも一部上へ
核形成位置(nucleation sites)とし
てイオン注入するステップ;各核形成位置少なくともい
くつかに優先的にダイヤモンドクリスタライト(微結
晶)を成長させるステップ;基板主表面の少なくとも一
部上及びダイヤモンドクリスタライト上に導電性/半導
電性物質層を堆積するステップ;選択的に形成された基
板の少なくとも一部を除去し、これによって導電性/半
導電性層の少なくとも一部上に形成されたダイヤモンド
のコーティングを有する電子エミッタを形成するステッ
プである。
【0005】上記及び他の要件は、更に、本発明の一実
施例においては、選択的に形成された基板の少なくとも
一部上に形成された炭素核形成位置から成長したダイヤ
モンドコーティングを含む電界放出電子エミッタを提供
することにより、また本発明の他の実施例においては、
選択的に形成された基板の一部上に選択的に形成された
炭素核形成位置から成長したダイヤモンドコーティング
を有する電界放出電子エミッタを提供することにより、
それぞれ達成される。
施例においては、選択的に形成された基板の少なくとも
一部上に形成された炭素核形成位置から成長したダイヤ
モンドコーティングを含む電界放出電子エミッタを提供
することにより、また本発明の他の実施例においては、
選択的に形成された基板の一部上に選択的に形成された
炭素核形成位置から成長したダイヤモンドコーティング
を有する電界放出電子エミッタを提供することにより、
それぞれ達成される。
【0006】
【実施例】図1に、イオン注入装置(ion impl
antation apparatus)の1実施例の
模式図を示す。排気容器101が設けられ、その内部に
は、少なくともイオン源106及び基板(ターゲット)
保持固定体103が配置されている。イオン物質(また
は材料)源孔105が図示の如く形成されており、イオ
ン源106に物質または材料を供給する。容器101を
排気するように不図示の排気装置が動作可能に接続され
た排気口(port)102が設けられている。注入装
置の動作中、イオンビーム107が電圧源108により
誘起された電界によってターゲット、図示例では半導体
基板104へ向けられる。これにより、イオンビーム1
07を構成するイオンのうち少なくとも一部は基板10
4内に注入されることとなる。
antation apparatus)の1実施例の
模式図を示す。排気容器101が設けられ、その内部に
は、少なくともイオン源106及び基板(ターゲット)
保持固定体103が配置されている。イオン物質(また
は材料)源孔105が図示の如く形成されており、イオ
ン源106に物質または材料を供給する。容器101を
排気するように不図示の排気装置が動作可能に接続され
た排気口(port)102が設けられている。注入装
置の動作中、イオンビーム107が電圧源108により
誘起された電界によってターゲット、図示例では半導体
基板104へ向けられる。これにより、イオンビーム1
07を構成するイオンのうち少なくとも一部は基板10
4内に注入されることとなる。
【0007】図2は、イオン201が注入された基板1
04の拡大側面図である。イオンは、その加速電界(不
図示)強度に応じて、基板104材料中へ選択的に所望
深さまで注入される。これに対応して、電界強度は、注
入されたイオンが基板104の表面に実質上配設される
ように選択される。
04の拡大側面図である。イオンは、その加速電界(不
図示)強度に応じて、基板104材料中へ選択的に所望
深さまで注入される。これに対応して、電界強度は、注
入されたイオンが基板104の表面に実質上配設される
ように選択される。
【0008】図3は、ダイヤモンド成長環境装置の一実
施例を示す模式図である。内部に基板(ターゲット)ホ
ルダ305及び加熱素子304が配置された排気容器3
01が設けられている。ガス供給マニホールドの一部で
ある源管303は、ダイヤモンド成長環境内へ反応ガス
成分源を供給する。容器301は、排気ポンプ(不図
示)を排気口302へ機能可能に接続することによって
適切に排気される。動作中、ターゲット、図示例では基
板306は、加熱素子304が近接配置されたターゲッ
トホルダ305上に配置される。電源307は、加熱素
子304を介して電流を供給して基板306を加熱し、
適切なガス成分の存在下で、ダイヤモンドの成長中に基
板306の表面に反応が発生する。
施例を示す模式図である。内部に基板(ターゲット)ホ
ルダ305及び加熱素子304が配置された排気容器3
01が設けられている。ガス供給マニホールドの一部で
ある源管303は、ダイヤモンド成長環境内へ反応ガス
成分源を供給する。容器301は、排気ポンプ(不図
示)を排気口302へ機能可能に接続することによって
適切に排気される。動作中、ターゲット、図示例では基
板306は、加熱素子304が近接配置されたターゲッ
トホルダ305上に配置される。電源307は、加熱素
子304を介して電流を供給して基板306を加熱し、
適切なガス成分の存在下で、ダイヤモンドの成長中に基
板306の表面に反応が発生する。
【0009】ダイヤモンドの成長は、少なくとも部分的
には材料表面における核形成能力に依存する。多くのダ
イヤモンド形成方法では、核形成はランダムであり、十
分に分布しないためにフィルム成長に欠陥が生じたり、
不完全であったりする。基板306の表面に注入された
炭素イオンによって、ほぼ均一に分布した複数の核形成
位置が得られ、該核形成位置からダイヤモンド成長が始
まる。
には材料表面における核形成能力に依存する。多くのダ
イヤモンド形成方法では、核形成はランダムであり、十
分に分布しないためにフィルム成長に欠陥が生じたり、
不完全であったりする。基板306の表面に注入された
炭素イオンによって、ほぼ均一に分布した複数の核形成
位置が得られ、該核形成位置からダイヤモンド成長が始
まる。
【0010】図4は、本発明方法に係る各ステップを実
行することにより得られた構造400の拡大側面図を示
す。構造400は、以下基板401と呼ぶ主表面を有す
る選択的に形成された単一又は複数の支持層を含む。基
板401は、それらに限定されるものではないが、異方
性エッチングやイオンミリングを含む多くの周知技術に
より選択的に形成され、これによって選択的に形成され
た領域、図示例では略ノッチ形状の凹部402が得られ
る。矢印405で示した炭素イオンビームは、基板40
1において炭素核形成位置404へ注入を行なう。
行することにより得られた構造400の拡大側面図を示
す。構造400は、以下基板401と呼ぶ主表面を有す
る選択的に形成された単一又は複数の支持層を含む。基
板401は、それらに限定されるものではないが、異方
性エッチングやイオンミリングを含む多くの周知技術に
より選択的に形成され、これによって選択的に形成され
た領域、図示例では略ノッチ形状の凹部402が得られ
る。矢印405で示した炭素イオンビームは、基板40
1において炭素核形成位置404へ注入を行なう。
【0011】図5は、本発明方法の付加ステップを受け
た構造400の側面図である。同図において、矢印42
0で示した反応物質源が、基板401と近位加熱素子
(図3における番号304)との間の介在領域内に配置
され、注入された炭素核形成位置に優先的にダイヤモン
ドクリスタライトコーティング406を成長させる。
た構造400の側面図である。同図において、矢印42
0で示した反応物質源が、基板401と近位加熱素子
(図3における番号304)との間の介在領域内に配置
され、注入された炭素核形成位置に優先的にダイヤモン
ドクリスタライトコーティング406を成長させる。
【0012】図6は、本発明方法の付加ステップを受け
た構造400の側面図である。同図において、導電性/
半導電性物質層407が基板401の主表面のいずれの
露出部上及びダイヤモンドクリスタライトコーティング
406上にも堆積されている。導電性/半導電性物質4
07は、凹部402を突起408によって充填するよう
に堆積されている。
た構造400の側面図である。同図において、導電性/
半導電性物質層407が基板401の主表面のいずれの
露出部上及びダイヤモンドクリスタライトコーティング
406上にも堆積されている。導電性/半導電性物質4
07は、凹部402を突起408によって充填するよう
に堆積されている。
【0013】図7は、本発明方法の付加処理ステップを
受けた構造400の側面図である。同図において、基板
401の少なくとも一部が除去されている。基板401
の材料を除去することによって、導電性/半導電性物質
層407、特に突起408が効果的に露出される。突起
408上にはダイヤモンドクリスタライトコーティング
406が形成されている。基板401の材料(単数又は
複数)及び導電性/半導電性物質407は、クリスタラ
イトコーティング406又は導電性/半導電性物質40
7に対して実質上影響を及ぼすことなく、エッチングや
溶解その他の適切な方法により基板401比較的容易に
除去されるように、選択される。
受けた構造400の側面図である。同図において、基板
401の少なくとも一部が除去されている。基板401
の材料を除去することによって、導電性/半導電性物質
層407、特に突起408が効果的に露出される。突起
408上にはダイヤモンドクリスタライトコーティング
406が形成されている。基板401の材料(単数又は
複数)及び導電性/半導電性物質407は、クリスタラ
イトコーティング406又は導電性/半導電性物質40
7に対して実質上影響を及ぼすことなく、エッチングや
溶解その他の適切な方法により基板401比較的容易に
除去されるように、選択される。
【0014】ダイヤモンドコーティングを含む得られた
構造は、低作動電圧、改善された表面安定性、及びイオ
ン衝突損傷を受けにくい、等を含む数多くの望ましい動
作特性を示す電界放出電子エミッタを構成する。注入さ
れた炭素核形成位置を組み込むことによって、改善され
たダイヤモンドクリスタライト被覆構造が得られ、望ま
しくないクリスタライトの大成長を含む不均一コーティ
ングの形成を抑制できる。
構造は、低作動電圧、改善された表面安定性、及びイオ
ン衝突損傷を受けにくい、等を含む数多くの望ましい動
作特性を示す電界放出電子エミッタを構成する。注入さ
れた炭素核形成位置を組み込むことによって、改善され
たダイヤモンドクリスタライト被覆構造が得られ、望ま
しくないクリスタライトの大成長を含む不均一コーティ
ングの形成を抑制できる。
【0015】図8は、本発明に係る他の方法の各ステッ
プを実行することによって得られた構造500の拡大側
面図である。主表面を有する支持層又は基板501が形
成されている。フォトレジスト又は絶縁性材料等のパタ
ーン化可能物質層509が、基板501上に形成されて
いる。その後、パターン化可能物質層509が選択的に
露出及び現像され、少なくとも一の孔部503を得る。
この孔部503を介して、基板501の選択的異方性形
成が行われ、選択的形成領域、図示例では略ノッチ形状
に形成された凹部502が得られる。矢印505で示し
た炭素イオンビームにより、基板501の凹部502内
で核形成位置504の注入が行なわれる。
プを実行することによって得られた構造500の拡大側
面図である。主表面を有する支持層又は基板501が形
成されている。フォトレジスト又は絶縁性材料等のパタ
ーン化可能物質層509が、基板501上に形成されて
いる。その後、パターン化可能物質層509が選択的に
露出及び現像され、少なくとも一の孔部503を得る。
この孔部503を介して、基板501の選択的異方性形
成が行われ、選択的形成領域、図示例では略ノッチ形状
に形成された凹部502が得られる。矢印505で示し
た炭素イオンビームにより、基板501の凹部502内
で核形成位置504の注入が行なわれる。
【0016】図9は、核形成位置504の注入後に除去
されるパターン化可能物質層509を示す構造500の
側面図である。
されるパターン化可能物質層509を示す構造500の
側面図である。
【0017】図10は、本発明方法の各付加ステップを
受けた基板500の側面図を示す。同図において、矢印
520で示した反応物質源は、基板501と近位加熱素
子(図3参照)との間の介在領域内に配置され、注入さ
れた炭素核形成位置に優先的にダイヤモンドクリスタラ
イト506を成長させる。
受けた基板500の側面図を示す。同図において、矢印
520で示した反応物質源は、基板501と近位加熱素
子(図3参照)との間の介在領域内に配置され、注入さ
れた炭素核形成位置に優先的にダイヤモンドクリスタラ
イト506を成長させる。
【0018】図11は、本発明方法の付加ステップを受
けた構造500の側面図である。同図において、導電性
/半導電性物質層507は、基板501の主表面におけ
るいずれの露出部にもかつダイヤモンドクリスタライト
506上に堆積されている。導電性/半導電性物質50
7は、凹部502を突起508によって充填するように
堆積されている。
けた構造500の側面図である。同図において、導電性
/半導電性物質層507は、基板501の主表面におけ
るいずれの露出部にもかつダイヤモンドクリスタライト
506上に堆積されている。導電性/半導電性物質50
7は、凹部502を突起508によって充填するように
堆積されている。
【0019】図12は、本発明方法の付加ステップを受
けた構造500の側面図である。同図において、基板5
01の少なくとも一部が除去されている。基板501の
物質を除去することにより、導電性/半導電性物質層5
07、特にその上面にダイヤモンドクリスタライト50
6が形成されている突起508が露出される。
けた構造500の側面図である。同図において、基板5
01の少なくとも一部が除去されている。基板501の
物質を除去することにより、導電性/半導電性物質層5
07、特にその上面にダイヤモンドクリスタライト50
6が形成されている突起508が露出される。
【0020】そこからダイヤモンド結晶子の成長が始ま
る注入された核形成位置を用いることにより、一層均一
なコーティングが得られる。10オングストロームから
5000オングストローム以下の程度のコーティング厚
が望ましいので、コーティング厚及び被覆の不規則性を
最小限に抑制することがコーティング形成の重要特徴と
なる。ダイヤモンドフィルム成長を行う他の方法では、
ほぼ均一に成長した厚さや被覆を得ることはできない。
る注入された核形成位置を用いることにより、一層均一
なコーティングが得られる。10オングストロームから
5000オングストローム以下の程度のコーティング厚
が望ましいので、コーティング厚及び被覆の不規則性を
最小限に抑制することがコーティング形成の重要特徴と
なる。ダイヤモンドフィルム成長を行う他の方法では、
ほぼ均一に成長した厚さや被覆を得ることはできない。
【0021】図13は、本発明の更に他の方法に従って
形成された構造600の側面図である。構造600は、
先に図9を参照しつつ説明した構造500に類似してお
り,従って同等の構成要素には「6」で始まる同等の番
号を付した。図13では、更に、基板601上に物質6
10を堆積するために使用される低角度材料蒸着を示
す。これにより、基板601の選択的に形成された領域
602が部分的に閉止されることとなる。図13はま
た、矢印605で示したイオンビームを表す。ここか
ら、炭素核形成位置604が基板601の選択的形成領
域602内、及びほぼ選択的形成領域602の好適な一
部、図示例ではノッチ部の先に注入される。
形成された構造600の側面図である。構造600は、
先に図9を参照しつつ説明した構造500に類似してお
り,従って同等の構成要素には「6」で始まる同等の番
号を付した。図13では、更に、基板601上に物質6
10を堆積するために使用される低角度材料蒸着を示
す。これにより、基板601の選択的に形成された領域
602が部分的に閉止されることとなる。図13はま
た、矢印605で示したイオンビームを表す。ここか
ら、炭素核形成位置604が基板601の選択的形成領
域602内、及びほぼ選択的形成領域602の好適な一
部、図示例ではノッチ部の先に注入される。
【0022】図14は、物質610が除去される付加ス
テップを受けた構造600を示す。
テップを受けた構造600を示す。
【0023】図15は、本発明方法の各付加ステップを
受けた構造600の側面図を示す。同図において、矢印
620で示した反応物質源が基板601と近位加熱素子
(図3参照)との間の介在領域内に配置され、注入され
た炭素核形成位置に優先的にダイヤモンドクリスタライ
ト606を成長させる。図15に示した構造例では、ク
リスタライトの成長は、基板601の露出面の一部上に
のみ、具体的には選択的形成領域602の頂端部にのみ
発生する。
受けた構造600の側面図を示す。同図において、矢印
620で示した反応物質源が基板601と近位加熱素子
(図3参照)との間の介在領域内に配置され、注入され
た炭素核形成位置に優先的にダイヤモンドクリスタライ
ト606を成長させる。図15に示した構造例では、ク
リスタライトの成長は、基板601の露出面の一部上に
のみ、具体的には選択的形成領域602の頂端部にのみ
発生する。
【0024】図16は、本発明方法の付加ステップを受
けた構造600の側面図である。同図において、導電性
/半導電性物質層607は、基板601の主表面におけ
るいずれの露出部上にもかつ及びダイヤモンドクリスタ
ライト606上に堆積されている。導電性/半導電性物
質607は、選択形成領域602が突起608によって
充填されるように堆積される。
けた構造600の側面図である。同図において、導電性
/半導電性物質層607は、基板601の主表面におけ
るいずれの露出部上にもかつ及びダイヤモンドクリスタ
ライト606上に堆積されている。導電性/半導電性物
質607は、選択形成領域602が突起608によって
充填されるように堆積される。
【0025】図17は、本発明方法の付加ステップを受
けた構造600の側面図である。同図において、基板6
01の少なくとも一部が除去されている。基板601の
材料を除去することにより、導電性/半導電性物質60
7の層、特にその頂端上にダイヤモンド結晶子606が
形成された突起608が効果的に露出される。
けた構造600の側面図である。同図において、基板6
01の少なくとも一部が除去されている。基板601の
材料を除去することにより、導電性/半導電性物質60
7の層、特にその頂端上にダイヤモンド結晶子606が
形成された突起608が効果的に露出される。
【0026】
【発明の効果】上述された各方法は、電界放出デバイス
に用いられた時に、従来技術の周知手段では達成不可能
な動作特性を示す。本発明方法によって形成された電子
エミッタを用いた電界放出デバイスにより、動作が改善
され、安定性が増大し、そしてデバイスの寿命も長くな
る。この電子エミッタのダイヤモンドコーティングは、
従来電子エミッタに使用されていた材料により得られる
ものよりも、固有の低/負電子親和性から派生したはる
かに低い仕事関数を示し、またより安定性の高い結晶子
構造が達成される。
に用いられた時に、従来技術の周知手段では達成不可能
な動作特性を示す。本発明方法によって形成された電子
エミッタを用いた電界放出デバイスにより、動作が改善
され、安定性が増大し、そしてデバイスの寿命も長くな
る。この電子エミッタのダイヤモンドコーティングは、
従来電子エミッタに使用されていた材料により得られる
ものよりも、固有の低/負電子親和性から派生したはる
かに低い仕事関数を示し、またより安定性の高い結晶子
構造が達成される。
【図1】イオン注入装置の模式図である。
【図2】イオン注入の断面図である。
【図3】ダイヤモンド成長環境装置の模式図である。
【図4】本発明方法の各ステップを実行することにより
得られる構造の側面図である。
得られる構造の側面図である。
【図5】本発明方法の各ステップを実行することにより
得られる構造の側面図である。
得られる構造の側面図である。
【図6】本発明方法の各ステップを実行することにより
得られる構造の側面図である。
得られる構造の側面図である。
【図7】本発明方法の各ステップを実行することにより
得られる構造の側面図である。
得られる構造の側面図である。
【図8】本発明の他の方法における各ステップを実行す
ることにより得られる構造の側面図である。
ることにより得られる構造の側面図である。
【図9】本発明の他の方法における各ステップを実行す
ることにより得られる構造の側面図である。
ることにより得られる構造の側面図である。
【図10】本発明の他の方法における各ステップを実行
することにより得られる構造の側面図である。
することにより得られる構造の側面図である。
【図11】本発明の他の方法における各ステップを実行
することにより得られる構造の側面図である。
することにより得られる構造の側面図である。
【図12】本発明の他の方法における各ステップを実行
することにより得られる構造の側面図である。
することにより得られる構造の側面図である。
【図13】本発明に係る更に他の方法の各ステップを実
行することにより得られる構造の側面図である。
行することにより得られる構造の側面図である。
【図14】本発明に係る更に他の方法の各ステップを実
行することにより得られる構造の側面図である。
行することにより得られる構造の側面図である。
【図15】本発明に係る更に他の方法の各ステップを実
行することにより得られる構造の側面図である。
行することにより得られる構造の側面図である。
【図16】本発明に係る更に他の方法の各ステップを実
行することにより得られる構造の側面図である。
行することにより得られる構造の側面図である。
【図17】本発明に係る更に他の方法の各ステップを実
行することにより得られる構造の側面図である。
行することにより得られる構造の側面図である。
101 容器 102 排気口 103 基板保持固定体 104 半導体基板(ターゲット) 105 イオン材料源孔 106 イオン源 107 イオンビーム 108 電圧源 201 イオン 301 排気容器 302 排気口 303 源管 304 加熱素子 305 ターゲットホルダ 306 基板 307 電源 400 構造体 401 基板 402 凹部 404 炭素核形成位置 405 イオンビーム 406 ダイヤモンドクリスタライトコーティング 407 導電性/半導電性材料 408 突起
フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ・イー・ジャスキー アメリカ合衆国アリゾナ州85259、スコ ッツデイル、イースト・マウンテン・ビ ュー 12256 (56)参考文献 特開 平5−135687(JP,A) 特開 平5−205617(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】 主表面を有し、選択的に形成された基板
(401)を提供するステップと、 核形成位置(404)としてのイオンを、選択的に形成
された基板(401)の主表面の少なくとも一部上に注
入するステップと、 核形成位置(404)の少なくとも一部に優先的にダイ
ヤモンドクリスタライト(406)を成長させるステッ
プと、 基板(401)の主表面の少なくとも一部上及びダイヤ
モンドクリスタライト(406)上に導電性/半導電性
物質層(407)を堆積するステップと、 選択的に形成された基板(401)の少なくとも一部を
除去し、これによって導電性/半導電性層(407)の
少なくとも一部上に形成されたダイヤモンド(406)
のコーティングを有する電子エミッタを形成するステッ
プと、 を含むことを特徴とする電子エミッタの形成方法。 - 【請求項2】 主表面を有する基板(501)を提供す
るステップと、 基板(501)の主表面上にパターン化可能物質層(5
09)を堆積するステップと、 パターン化可能物質層(509)をパターン化して貫通
する孔部(503)を形成し、基板(501)の主表面
の一部を露出させるステップと、 露出した基板を異方性エッチングして、ほぼ露出部分に
おいて基板を選択的に成形するステップと、 核形成位置(504)としてのイオンを、ほぼ孔部(5
03)に対応する領域において選択的に形成された基板
(501)の少なくとも一部上へ注入するステップと、 核形成位置(504)の少なくとも一部に優先的にダイ
ヤモンドクリスタライト(506)を成長させるステッ
プと、 基板(501)の表面上及びダイヤモンドクリスタライ
ト(506)上に導電性/半導電性物質層(507)を
堆積するステップと、 選択的に形成された基板(501)のすくなくとも一部
を除去し、これによってダイヤモンドクリスタライトの
コーティングを上面に有する選択的に形成された電子エ
ミッタを得るステップと、 を含むことを特徴とする電界放出電子エミッタの形成方
法。 【請求請3】 主表面を有する選択的に形成された導電
性/半導電性電極(407)と、 導電性/半導電性電極(407)の主表面上に形成され
た複数のイオン注入炭素核形成位置(404)と、 導電性/半導電性電極(407)の主表面上及び複数の
炭素核形成位置(404)の一炭素核形成位置に配置さ
れた少なくとも一のダイヤモンドクリスタライト(40
6)と、 を含むことを特徴とする電子エミッタ。
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