JP2741520B2 - 感光材料処理方法および装置 - Google Patents

感光材料処理方法および装置

Info

Publication number
JP2741520B2
JP2741520B2 JP63284131A JP28413188A JP2741520B2 JP 2741520 B2 JP2741520 B2 JP 2741520B2 JP 63284131 A JP63284131 A JP 63284131A JP 28413188 A JP28413188 A JP 28413188A JP 2741520 B2 JP2741520 B2 JP 2741520B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
photosensitive material
solution
space
processing space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63284131A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02130548A (ja
Inventor
敬 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP63284131A priority Critical patent/JP2741520B2/ja
Publication of JPH02130548A publication Critical patent/JPH02130548A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2741520B2 publication Critical patent/JP2741520B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、例えば銀塩写真式複写機、自動現像機に適
用される感光材料処理装置、特に、横断面がスリット状
の長尺処理空間にて感光材料を湿式処理する感光材料処
理装置と方法とに関する。
<従来の技術> 横断面がスリット状の長尺処理空間を有するスリット
型処理層を用いて感光材料を現像処理する技術(以下、
スリット現像という)が知られている(特開昭62−8905
2号、特開昭63−131138号)。
このスリット現像は、処理空間の開放部分、即ち大気
との接触部分の面積が小さいため、処理液の蒸発や劣化
(酸化)が少なく、また処理空間の体積が小さいため、
処理液のランニング液量が少なくてよく、設計上小型化
ができ有利である。
さらに、処理液の補充を行う方式において、補充液は
閉鎖空間に貯留されているため劣化がほとんどなく、よ
って、このような新鮮な補充液の存在比率の高い処理が
できるため(新液交換率が大)、安定した写真性能が得
られるという利点もある。
ところで、このようなスリット現像では、長尺処理空
間の一端部にて処理液を供給し、他端部にて排出する処
理液補充方法が採られるが、処理空間のスリット幅が狭
いため、処理液の攪拌はほとんどなく、よって、長尺処
理空間の長手方向に沿った処理液組成の分布は、処理液
供給部付近では新鮮な補充液の存在比率が高く、処理液
排出側へ向うに従って除々に劣化が進み、処理液排出部
付近では最も劣化した状態となっている。
このように、感光材料の通過経路に沿って処理液(特
に現像液)の組成に勾配(以下、液組成勾配という)が
あることは、感光材料の処理を促進し、感度を向上させ
るため、好ましい。
しかるに、感光材料の処理が終了後、ある程度の時間
(例えば、10分以上)経過すると、処理液成分が拡散
し、長尺処理空間の全長にわたって均一となる。
このことは、換言すれば、劣化した処理液(現像液)
が処理液供給側に逆流することであり、その結果、次回
に感光材料を処理した際に、現像初期において、新鮮な
補充液との接触が少なくなり、感光材料の感度が充分に
得られないという欠点がある。
また、感光材料の処理中(ランニング時)において
も、前記と同様の処理液の逆流が生じ、液組成勾配が減
少することがあり、やはり感光材料の感度が不十分とな
る。
なお、処理を再開する際に、処理空間内に液組成勾配
が形成されるまで新液の補充を行い、その後感光材料の
処理を行うことも可能であるが、この場合には、新液の
補充に時間がかかり、全体の処理時間が長くなる。
また、ランニング時においては、感度の向上を図るた
めには、処理時間を延長しなければならない。
従って、いずれにしても銀塩写真式複写機や自動現像
機で要望されている処理の高速化という課題を達成する
上での障害となっている。
<発明が解決しようとする課題> 本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解消し、
例えば感光材料のスリット現象において、処理時間を延
長することなく、感度の向上を図ることができる感光材
料処理方法と装置とを提供することにある。
より具体的には、処理空間に処理液を補充供給する
際、感材通過経路に沿った液組成の濃度勾配を生じさ
せ、これを維持して処理を促進し、感度を向上させるこ
とのできる装置と方法を提供するものである。
<課題を解決するための手段> このような目的は、以下の第1および第2の本発明に
より達成される。
即ち、第1の発明は、処理量に応じて処理液を補充し
て感光材料を処理する方法であって、 横断面がスリット状の長尺処理空間を設け、前記処理
液をこの長尺処理空間に沿って供給するとともに、 前記長尺処理空間を複数の区画部材によってその長手
方向に沿って複数の処理空間部分に区画し、 前記区画部材は、前記感光材料の進入により変形また
は移動して感光材料を通すことができ、一方感光材料が
通過しないときには、各処理空間部分間の処理液の流通
を遮断し、処理空間部分の処理液の供給側から排出側に
各処理空間部分間で処理液組成の濃度勾配を生じさせ、 この処理液の濃度勾配を実質的に維持しつつ、前記感
光材料を処理する感光材料処理方法である。
また、第2の発明は、横断面がスリット状の長尺処理
空間を形成する処理槽と、 この処理槽に処理量に応じ処理液を補充する処理液供
給手段と、 前記処理空間に感光材料を通過させる搬送手段とを有
する感光材料処理装置であって、 前記処理空間を複数の部分に区画する区画部材を前記
処理槽内に設け、 前記各区画部材は、非処理時には前記部分間の処理液
の流通を実質的に遮断し、 処理時には、前記感光材料の進入により変形または移
動して感光材料を通過させ、前記部分間の処理液の濃度
配向を実質的に維持させるようになした感光材料処理装
置であるのが好ましい。
<作用> このような構成の感光材料処理装置によれば、感光材
料の通過経路である長尺処理空間を区画部材にて区画す
ることにより、感光材料の通過経路に沿った液組成勾配
が維持され、これにより感光材料の感度が向上する。
<実施例> 以下、本発明の感光材料処理装置を添付図面に示す好
適実施例について詳細に説明する。
第1図は、本発明の感光材料処理装置の構成例を示す
断面正面図である。同図に示すように、感光材料処理装
置1Aは、ハウジング3と、該ハウジング3内に設置され
た外側槽壁材4と、その内側に設置された内側槽壁材5
とで構成される処理槽2を有している。
ハウジング3は、箱型形状をなし、恒温槽としての役
割を果たすものである。即ち、ハウジング3内には、温
水30が満たされ、外側槽壁材4を介して処理液Qを、例
えば30〜38℃程度に加温するものである。この温水30の
温度は、通常、30〜50℃程度とされ、目的とする処理液
の温度と等しいかまたは若干高めの温度に設定する。
なお、ハウジング3内の温水30の温度を一定に保つた
めに、温水の循環が行われる。即ち、ハウジング3の底
部には、温水30の給水口31および排水口32が形成され、
ヒータ(図示せず)により加温された温水が給水口31か
らハウジング3内へ供給され、供給量とほぼ同量の温水
が、排水口32から排出される。
なお、ハウジング3は、例えば硬質塩化ビニル、ポリ
サルフォンのような断熱性を有する材料で構成するか、
あるいはハウジング3の内壁および/または外壁に石
綿、フェルト、アルミ箔、ガラスウール等の断熱材を接
合するのが好ましい。
ハウジング3の上部には、外側槽壁材4が固定的また
は着脱自在に取付けられている。
この外側槽壁材4は、その底部が円弧状に湾曲したU
字形状をなしており、その最下端は、ハウジング3の底
部より相当距離離間している。これにより外側槽壁材4
の第1図中左方と右方との温水の流通を可能としてい
る。
なお、外側槽壁材4の最下端とハウジング3の底部と
の間に隔壁を設け、外側槽壁材4の第1図中左方と右方
との温水に温度差を設けることもできる。例えば、処理
槽2が現像槽である場合、第1図中左方(現像前半部)
の温水を右方(現像後半部)の温水より0.5〜2℃程度
高温とすることにより、現像特性を向上すること、特に
感度を若干向上することができる。
このような外側槽壁材4は、熱伝導性に優れ、かつ処
理液Qに対する耐薬品性を有する材料で構成されている
のが好ましく、例えば、ステンレス、銅または銅系合
金、ハステロイ、チタン等の金属を挙げることができ
る。
外側槽壁材4の内部中央部には、内側槽壁材5が、好
ましくは着脱可能に挿入設置されている。これにより、
外側槽壁材4の内面と内側槽壁材5の外面との間に、横
断面がスリット状の、即ち、幅狭の長尺処理空間6が形
成される。
この処理空間6のスリット幅Tは、感光材料Sの厚さ
との関係で規定することができ、通常、感光材料Sの厚
さの2〜30倍程度とするのが好ましい。
例えば、感光材料Sが、幅35mm、厚さ0.2mmのネガフ
ィルムの場合には、Tを0.5〜6mm程度とするのがよい。
なお、処理空間6の全域にわたってTを一定とするのが
好ましいが、処理速度の調整等のために、感光材料Sの
搬送方向下流側へ向けてTを漸増または漸減させること
もできる。
なお、内側槽壁材5の下端は、後述する送りローラの
外周面に対応する円弧状の溝50が形成されている。
また、内側槽壁材5の上部には、内側槽壁材5を着脱
するのに用いる把手51が取り付けられている。例えば、
処理槽2の洗浄等のメインテナンスの際には、この把手
51を持って内側槽壁材5を取り外す。
また、内側槽壁材5は、処理液Qの保温性を考慮すれ
ば、例えば、塩化ビニル、ポリサルフォン、ポリエチレ
ン、発泡ポリエチレン、発泡ポリウレタンのような断熱
性を有する材料構成するか、あるいは石綿、フエルト、
ガラスウール、アルミ箔等の断熱材を接合するのが好ま
しい。
外側槽壁材4の底部内即には、感光材料Sを搬送する
ための送りローラ9が、第1図中前後方向に掛け渡され
るように設置されている。処理空間6を下降してきた感
光材料Sは、この送りローラ9の外周面に巻き付いて反
転し、上昇する。なお、送りローラ9の下部において
は、ローラ9の外周面と外側槽壁材4底部の円弧状壁面
との間に処理空間6が形成されている。
また、処理槽2の上方の感光材料入側および出側に
は、それぞれクロスオーバローラ10および11が設置され
ている。クロスオーバローラ10は、前工程からの感光材
料Sを処理空間6へ導入するためのものであり、クロス
オーバーローラ11は、処理空間6から出た感光材料Sを
次工程へ送るためのものである。
なお、前記送りローラ9、クロスオーバローラ10およ
び11は、自由回転するローラ、駆動回転するローラのい
ずれでもよい。
処理空間6には、処理液Qが液面レベルLまで満たさ
れており、感光材料Sの処理時には、新鮮な処理液(以
下、補充液という)が供給される。この補充液の供給
は、処理空間6の感光材料Sの入側から行われるのが好
ましい。即ち、補充液を吐出する給液口7が処理空間6
上部の感光材料S入側に設置され、一方、感光材料Sの
出側にはオーバーフローにより処理液Qを排出する排液
口8が処理空間6上部の液面レベルLの位置に設置さ
れ、給液口7より供給された補充液はU字形の処理空間
6内を感光材料Sの搬送方向と同方向に流れ(パラレル
フロー)、補充量とほぼ同量の劣化した処理液が排液口
8から排出される。
このように、処理液(特に、現像液)をパラレルフロ
ーとすることにより、感光材料Sの感度が向上するとい
う利点がある。
なお、補充液の供給量は、現像する感光材料Sの積類
やサイズ、処理空間6の容積、処理液の組成等の条件に
より異なるが、その一例を挙げれば、カラーネガフィル
ムの場合、通常135サイズ1m当り45ml程度とするのがよ
い。
さて、本発明の感光材料処理装置1Aにおいては、U字
状の長尺処理空間6の長手方向に沿って該処理空間6を
複数の部分に区画する区画部材24が設置されている。
これにより、処理空間6は、複数の小空間61〜69に区
画される。
第3図は、第1図に示す区画部材24を拡大して示す断
面正面図である。
同図に示すように、区画部材24は、実質的に変形しな
いフランジ部241と、先端へ向って厚さが漸減し、感光
材料Sの進入によって容易に変形可能な薄肉部242とで
構成されている。
このような一対の区画部材24は、それぞれ外側槽壁材
4および内側槽壁材5に対向するように設置される。即
ち、外側槽壁材4および内側槽壁材5のそれぞれ処理空
間6側に形成された凹部45および55内に、各区画部材24
のフランジ部241が例えばボルト245等の固定具により取
り付けられている。薄肉部242の先端部同士は密着して
おり、これにより区画部材24の図中上方および下方の処
理空間6を例えば小空間61と62、小空間62と63とに分離
している。
このような区画部材24は、感光材料Sの通過を容易に
可能とし、かつ、処理液Qの逆流を防止するのに好適な
構成となっている。
区画部材24の構成材料は、例えばNR、IR、SBR、BR、C
R、NBR、NIR、NBIRのようなジエン系ゴム、IIR、EPM、E
PDM、U、Q、CM等の非ジエン系ゴム等の各種ゴム、フ
ッソ樹脂、シリコーン樹脂、テフロン等の軟質樹脂等の
弾性材料(エラストマー)、またはこれらのうち2以上
を組み合せたものが挙げられ、そのなかでも、特に、耐
久性、処理液Qに対する耐薬品性(変形、膨張、強度低
下等を生じない)を有するという点で、ネオプレンゴ
ム、シリコーンゴム、ブタジエンゴム、ネオプレン−ブ
タジエンゴム、またはテフロン、ナイロン、ポリエチレ
ン等の軟質樹脂等が好ましい。
区画部材25は、第3図の下部に示すように、感光材料
Sの非通過時(処理液の補充なし)には、薄肉部242の
先端部同士が密着し、これにより処理空間6を遮蔽し、
隣接する小空間62と63の間での処理液Qの流通を遮断す
る。
なお、通常、薄肉部242同士の密着力は、薄肉部の弾
性力により与えられているが、薄肉部242内に磁性材料
を配合し(例えば、ゴム磁石のようなもの)、薄肉部同
士を吸引させて密着力を与え、または高めることも可能
である。
第3図の上部に示すように、処理時において、感光材
料Sが区画部材24を通過する際には、感光材料Sが区画
部材24の薄肉部242、242間に進入し、密着していた薄肉
部が感光材料Sの厚さ分だけ押し広げられる。
この状態で感光材料Sは、その両面が薄肉部242の内
側面に接触しつつ図中矢印方向へ通過する。なお、感光
材料Sは、薄肉部242との摺動によるもキズ付き等の悪
影響はほとんど生じないが、これが無視できない場合、
または、摺動抵抗の減少を図る場合には、薄肉部242の
内側面に平滑化処理を施し、または内側面にシリコー
ン、テフロン等の潤滑剤をコーティングする等の表面処
理を施すことで対応すればよい。
感光材料Sが区画部材24を通過した後は、区画部材24
は、第3図の下部に示す元の状態に復帰し、薄肉部材24
2同士が密着して、再び処理液Qの流通を遮断する。
なお、感光材料Sの処理時には、給液口7より補充液
の供給がなされているため、この補充量とほぼ同量の処
理液Qが区画部材24を通過し、小空間61から69へ向って
順次流れてゆく。
区画部材24が汚れを生じ、または劣化した場合には、
ボルト245の脱着により容易に清掃または交換すること
ができる。
このような区画部材24を設けたことにより、次のよう
な作用、効果が生じる。
感光材料Sの処理時には、前述のごとく補充液の供給
量とほぼ同量の処理液Qが処理空間6内を小空間61から
69へ向けて順次流れるが、その逆方向への流れは阻止さ
れる。
従って、長尺処理空間6内の処理液Qは、液組成勾配
が確実に形成され、維持される。即ち、給液口7のある
小空間61内の処理液が最も新鮮であり、以後の小空間62
〜68において順次劣化の度合が高まり、排液口8のある
小空間69内の処理液が最も劣化したものとなる。
このように長尺処理空間6において、液組成勾配が形
成されることにより、感光材料Sの感光が向上する。
感光材料Sの処理が終了した後は補充液の供給は停止
されるため、隣接する小空間同士の処理液Qの流通は、
区画部材24により遮断される。これにより、各小空間61
〜69内の処理液Qは、前記と同様の液組成勾配を有する
状態となり、この状態は、処理終了後、長期間(例え
ば、10分〜50時間)継続する。
従って、次回感光材料Sの処理を行う際に、長尺処理
空間6内の処理液Qに既に液組成勾配が形成されている
ため、即時に処理を行っても、その感光材料Sは感度の
高いものとなる。
第4図は、区画部材の他の構成例を示す拡大断面正面
図である。同図に示すように、区画部材25は、外側槽壁
材4および内側槽壁材5の壁面にそれぞれ対向するよう
に固着された一対のローラ載置台26と、各ローラ載置台
26の上部の傾斜面261上に転動可能に載置された一対の
ローラ27とで構成されたものである。
この区画部材25によれば、第4図の下部に示すよう
に、感光材料Sの非通過時(処理液の補充なし)には、
一対のローラ27は自重により傾斜面261を下り、その外
周面同士が当接、密着する。これにより、処理空間6を
遮断し、隣接する小空間62と63の間での処理液Qの流通
を遮断する。
第4図の上部に示すように、処理時において、感光材
料Sが区画部材25を通過する際には、両ローラ27が傾斜
面261を昇り、感光材料Sが両ローラ間に進入し、ロー
ラ27を回転させつつ図中矢印方向に通過する。
感光材料Sが区画部材25を通過した後は、区画部材25
は第4図の下部に示す元の状態に復帰し、ローラ27の外
周面同士が当接、密着して、再び処理液Qの流通を遮断
する。
このような区画部材25においても、前述と同様の作
用、効果が生じる。
なお、この区画部材25では、感光材料Sが通過する際
に感光材料Sの乳剤面とローラ27とがころがり接触であ
るため、乳剤面のキズ付きの問題は生じない。
ローラ27の構成材料は、耐久性、処理液Qに対する耐
薬品性を有し、かつ処理液を変質させて現像特性等に悪
影響を及ぼさないものであるのが好ましく、例えば、ネ
オプレン、ブタジエン、ネオプレン−ブタジエン等の各
種天然ゴム、合成ゴム、テトロン、ナイロン、シリコー
ン、テフロン、硬質塩化ビニル、フェノール樹脂等の各
種樹脂、アルミナ等のセラミックス、ステンレス、チタ
ン、ハステロイ等の耐食性を有する金属類、またはこれ
らを組み合わせたものを挙げることができる。
また、ローラ27の外周面に次のような各種処理を施し
てもよい。例えば、ローラの円筒面にテフロン、ナイロ
ン、弗素樹脂等の表面塗工処理を施すことができ、ま
た、ローラの円筒面が金属で構成されている場合には、
電解研磨、電解メッキ等の平滑化処理、円筒面がセラミ
ックスで構成されている場合には、弗素処理等を施すこ
とができる。
なお、ローラ27同士の接合は、自重による傾斜面261
の降下によるものに限られず、バネ等の付勢手段(図示
せず)によりローラ27同士を押圧する構成としてもよ
い。
また、図示の例では、ローラ27は感光材料Sの通過に
より移動する構成となっているが、ローラ27を移動させ
る駆動手段(図示せず)を設け、その移動により感光材
料の通過部分の開閉を行なう構成としてもよい。
また、このような区画部材24または25は、処理空間6
の長手方向に、例えば10〜80cm間隔で設置するのがよ
い。
また、区画部材の構成は、上述したものに限定されな
いことは言うまでもない。
上述した処理槽2は、例えば現像槽、漂白槽、定着
槽、漂白・定着槽、洗浄槽、安定化槽、反転槽として用
いることができる。
従って、使用される処理液Qは、処理槽2の用途によ
り決定される。処理液の具体例としては、次のようなも
のが挙げられる。
カラー現像液は、一般に、発色現像主薬を含むアルカ
リ性水溶液から構成される。
発色現像主薬は一級芳香族アミン現像剤、例えばフェ
ニレンジアミン類(例えば4−アミノ−N,N−ジエチル
アニリン、3−メチル−4−アミノ−N,N−ジエチルア
ニリン、4−アミノ−N−エチル−N−β−ヒドロキシ
エチルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル
−N−β−ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル−4
−アミノ−N−エチル−N−β−メタンスルホンアミド
エチルアニリン、4−アミノ−3−メチル−N−エチル
−N−β−メトキシエチルアニリン等)を用いることが
できる。
発色現像液は、そのほかph緩衝剤、現像抑制剤ないし
カブリ防止剤等を含むことができる。
また必要に応じて、硬水軟化剤、保恒剤、有機溶剤、
現像促進剤、色素形成カプラー、競争カプラー、かぶら
せ剤、補助現像薬、粘性付与剤、ポリカルボン酸系キレ
ート剤、酸化防止剤、アルカリ剤、溶解助剤、界面活性
剤、消泡剤等を含んでいてもよい。
黒白現像液としては、ジヒドロキシベンゼン類(例え
ばハイドロキノン)、3−ピラゾリドン類(例えば1−
フェニル−3−ピラゾリドン)、アミノフェノール類
(例えばN−メチル−p−アミノフェノール)等の現像
主薬を単独あるいは組合わせて用いることができる。
定着液としては、ハロゲン化銀に対して定着作用のあ
る化合物(定着剤)としてはチオ硫酸アンモニウム、チ
オ硫酸ナトリウム(ハイポ)、ハロゲン化アンモニウ
ム、チオ尿素、チオエーテル等を含むものが挙げられ
る。
漂白液としては、漂白剤として、ポリカルボン酸の鉄
塩、赤血塩、ブロメート化合物、コバルトヘキサミン等
を含むものが挙げられる。これらのうちフェリシアン化
カリ、エチレンジアミン四酢酸鉄(III)ナトリウムお
よびエチレンジアミン四酢酸鉄(III)アンモニウムは
特に有用である。
また、上記漂白剤および定着剤の双方を含む漂白・定
着液とすることもできる。
定着液(漂白・定着液)には、定着剤の他に、通常、
亜硫酸ナトリウム等の保恒剤、酸剤、緩衝剤、硬膜剤な
どの定着助剤を含有させることができる。
また、漂白液(漂白・定着液)には、米国特許第3,04
2,520号、同第3,241,966号、特公昭45−8506号、特公昭
45−8636号などに記載の漂白促進剤、特開昭53−65732
号に記載のチオール化合物の他、種々の添加剤を加える
こともできる。
洗浄水としては、水(蒸留水、イオン交換水等)また
はこの水に必要に応じて添加剤を含有させることができ
る。
この添加剤は、例えば、無機リン酸、アミノポリカル
ボン酸、有機リン酸等のキレート剤、各種バクテリアや
藻の増殖を防止する殺菌剤、防ばい剤、マグネシウム
塩、アルミニウム塩等の硬膜剤、乾燥負荷、ムラを防止
するための界面活性剤等が挙げられる。また、L.E.Wes
t,“Water Quality Criteria“Phot.Sci.and Eng.,vol.
9 No.6 P344〜359(1965)等に記載の化合物を用いるこ
ともできる。
安定液としては、色素画像を安定化する処理液が用い
られる。例えば、pH3〜6の緩衝能を有する液、アルデ
ヒド(例えば、ホルマリン)を含有した液などを用いる
ことができる。安定液には、必要に応じて蛍光増白剤、
キレート剤、殺菌剤、防ばい剤、硬膜剤、界面活性剤等
を用いることができる。
第2図は、本発明の感光材料処理装置の他の構成例を
示す断面正面図である。なお、前記第1図に示す構成例
と同様の事項は、その説明を省略する。第2図に示す感
光材料処理装置1Bは、単一の処理槽12に異なる種類の処
理部を有するものである。
箱型形状のハウジング13の上部に取り付けられた外側
槽壁材14は、底部が円弧状に湾曲したU字状の壁材が図
中横方向に4個連結、一体化されたものである。
一方、外側槽壁材14の内部には、外側槽壁材4に対応
する形状(くし型)の内側槽壁材15が挿入、設置されて
いる。
これにより、外側槽壁材14と内側槽壁材15との間に、
横断面がスリット状の連続的または断続的な長尺処理空
間16が形成される。
処理槽2には、第2図中左側から順に現像部14A、漂
白・定着部14Bおよび洗浄部14Cが形成され、各部の処理
空間16には、それぞれ前述したような現像液P1、漂白・
定着液P2および洗浄水Wが液面レベルLまで満たされて
いる。
また、ハウジング13と外側槽壁材14との間には、現像
液P1、漂白・定着液P2および洗浄水Wを加温するため
に、前記と同様の温水30が満たされている。そして、ハ
ウジング13に形成された給水口131および排水口132によ
り温水の供給、排出を行い、温水30の温度、即ち、各処
理液の温度を一定に保っている。
現像部14A、漂白・定着部14Bおよび洗浄部14Cにおけ
る外側槽壁材4の底部内側および処理槽上部の各部14A
〜14Bの境界(外側槽壁材14の頂部)には、それぞれ前
記と同様の送りローラ17a、17b、17c、17d、17e、17fお
よび17gが設置されている。また、処理槽2の上方の感
光材料入側または出側には、それぞれ前記と同様のクロ
スオーバローラ18および19が設置されている。
現像部14Aおよび漂白・定着部14Bにおいては、補充液
の流れはパラレルフロー、洗浄部14Cにおいては、補充
液(洗浄水)の流れはカウンターフロー(感光材料Sの
搬送方向と逆方向の流れ)とするのが好ましい。これに
より、感度の向上および洗浄効果の向上が図れるからで
ある。
従って、現像部14Aおよび漂白・定着部14Bにおける処
理空間16の感光材料入側および洗浄部14Cにおける2つ
のU字状処理空間16の各感光材料出側には、それぞれ給
液口20a、20b、20cおよび20dが設置され、これらの反対
側には、それぞれ排液口21a、21b、21cおよび21dが設置
されている。なお、排液口21dと給液口20cとは管22によ
り連通しており、オーバーフローにより排液口21dより
排出された洗浄水は、管22を通って給液口20cよりその
処理空間16へ供給される。
また、送りローラ17b、17dおよび17fの上部には、処
理空間16と外部とを連通する空気抜き用穴23a、23bおよ
び23cが形成されている。
第2図に示すように感光材料Sの通過経路である長尺
処理空間16には、前記区画部材24、25が設置されてい
る。この区画部材24、25の構成、作動等については、前
述と同様である。
なお、図示のごとく、必ずしも現像部14A、漂白・定
着部14Bおよび洗浄部14Cの全ての処理空間6に区画部材
24または25を設ける必要はなく、いずれか一部、例えば
現像部14Aの処理空間6にのみ区画部材24または25を設
けたものでもよい。
本発明の感光材料処理装置に適用される感光材料の種
類は特に限定されず、例えば、カラーネガフィルム、カ
ラー反転フィルム、カラー印画紙、カラーポジフィル
ム、カラー反転印画紙、製版用写真感光材料、X線写真
感光材料、黒白ネガフィルム、黒白印画紙、マイクロ用
感光材料等、各種感光材料が挙げられる。
なお、本発明の感光材料処理装置は、例えば、湿式の
複写機、自動現像機、プリンタープロセッサー、ビデオ
プリンタープロセッサー、写真プリント作成コインマシ
ーン、検版用カラーペーパー処理機等の各種感光材料処
理装置に適用することができる。
以上、本発明の構成例を挙げて説明したが、本発明
は、これらに限定されるものではないことは言うまでも
ない。
<実験例> 以下、本発明の実験例について説明する。
(本発明例1) 第2図に示す構成の感光材料処理装置の現像部の処理
空間に、第3図に示す構造の区画部材を設置し、感光材
料として多層カラー印画紙(AgCl乳剤使用)に下記に示
す処理処方にて処理を施した。
なお、処理空間の現像部における長さは200cm、スリ
ット幅Tは3mmとした。
また、区画部材にはシリコーンゴム製のブレードを用
い、合計8対によるブレードをほぼ等間隔で設置し、処
理空間を9個の小空間に区画した。
[処理処方] 富士写真フィルム社製CP−40 による処理 処理液平均温度:35℃ (本発明例2) 区画部材として、第4図に示す構造のものを用いた以
外は、上記本発明例1と同様にして処理を行った。
なお、区画部材には、フェノール樹脂製のローラ(直
径0.8mm)を用い、その設置条件も同様とした。
(比較例) 区画部材を全く設置しない以外は、上記本発明例1と
同様にして処理を行った。
上記本発明例1、2および比較例について、感光材料
処理装置を約2時間休止させ(休止中は、処理液の補充
なし)、その後、長さ約40cmの感光材料を現像処理し
た。これらの感光材料について緑感層の感度(GL)を調
べたところ、表1に示す値(休止後処理)を得た。
また、各装置にて連続長さ90mの長尺の感光材料を処
理し(合計処理時間:1時間15分)、その後端付近(90m
付近)について、緑感層の感度を調べたところ、表1に
示す値(継続処理)を得た。
上記表1より明らかなように、本発明1および2で
は、休止後処理、継続処理のいずれにおいても高い感度
が得られているが、比較例では、両処理、特に休止後処
理における感度が低いものとなっている。
<発明の効果> 本発明の感光材料処理装置によれば長尺処理空間を複
数の部分に区画する区画部材を設置したことにより、感
光材料の通過経路に沿って生じる処理液組成の勾配(変
化)を維持することができ、よって、処理時間を延長す
ることなく感光材料の感度を向上することができる。
特に、感光材料の処理中および休止中のいずれにおい
ても上記処理液組成の勾配が維持されるので、連続処理
する際や長時間休止後、処理を再開する際の感光材料に
おいても高い感度が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、それぞれ本発明の感光材料処理
装置の構成例の概略を示す断面正面図である。 第3図および第4図は、それぞれ本発明の感光材料処理
装置における区画部材の構成例を示す拡大断面正面図で
ある。 符号の説明 1……感光材料処理装置 2……処理槽 3……ハウジング 30……温水 31……給水口 32……排水口 4……外側槽壁材 45……凹部 5……内側槽壁材 50……溝 51……把手 55……凹部 6……処理空間 61〜69……小空間 7……給液口 8……排液口 9……送りローラ 10、11……クロスオーバローラ 12……処理槽 13……ハウジング 131……給水口 132……排水口 14……外側槽壁材 14A……現像部 14B……漂白・定着部 14C……洗浄部 15……内側槽壁材 16……処理空間 17a〜17f……送りローラ 18、19……クロスオーバローラ 20a〜20d……給液口 21a〜21d……排液口 22……管 23a〜23c……空気抜き用穴 24……区画部材 241……フランジ部 242……薄肉部 245……ボルト 25……区画部材 26……ローラ載置台 261……傾斜面 27……ローラ Q……処理液 P1……現像液 P2……漂白・定着液 W……洗浄水 S……感光材料

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理量に応じて処理液を補充して感光材料
    を処理する方法であって、 横断面がスリット状の長尺処理空間を設け、前記処理液
    をこの長尺処理空間に沿って供給するとともに、 前記長尺処理空間を複数の区画部材によってその長手方
    向に沿って複数の処理空間部分に区画し、 前記区画部材は、前記感光材料の進入により変形または
    移動して感光材料を通すことができ、一方感光材料が通
    過しないときには、各処理空間部分間の処理液の流通を
    遮断し、処理空間部分の処理液の供給側から排出側に各
    処理空間部分間で処理液組成の濃度勾配を生じさせ、 この処理液の濃度勾配を実質的に維持しつつ、前記感光
    材料を処理する感光材料処理方法。
  2. 【請求項2】前記処理液がカラー現像液である特許請求
    の範囲第1項の感光材料処理方法。
  3. 【請求項3】前記感光材料の通過方向と同方向に前記処
    理液を供給する特許請求の範囲第1項または第2項の感
    光材料処理方法。
  4. 【請求項4】前記感光材料の通過方向と逆方向に前記処
    理液を供給する特許請求の範囲第1項または第2項の感
    光材料処理方法。
  5. 【請求項5】横断面がスリット状の長尺処理空間を形成
    する処理槽と、 この処理槽に処理量に応じ処理液を補充する処理液供給
    手段と、 前記処理空間に感光材料を通過させる搬送手段とを有す
    る感光材料処理装置であって、 前記処理空間を複数の部分に区画する区画部材を前記処
    理槽内に設け、 前記各区画部材は、非処理時には前記部分間の処理液の
    流通を実質的に遮断し、 処理時には、前記感光材料の進入により変形または移動
    して感光材料を通過させ、前記部分間の処理液の濃度配
    向を実質的に維持させるようになした感光材料処理装
    置。
  6. 【請求項6】前記各区画部材は、一対の変形可能な先端
    薄肉部を有し、この先端薄肉部同志が密着することによ
    って非処理時に処理液の流通を実質的に遮断するととも
    に、感光材料の進入時にはこの先端薄肉部が変形して感
    光材料の通過を可能にする特許請求の範囲第5項の感光
    材料処理装置。
  7. 【請求項7】前記処理液がカラー現像液である特許請求
    の範囲第5項または第6項の感光材料処理装置。
JP63284131A 1988-11-10 1988-11-10 感光材料処理方法および装置 Expired - Lifetime JP2741520B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63284131A JP2741520B2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10 感光材料処理方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63284131A JP2741520B2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10 感光材料処理方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02130548A JPH02130548A (ja) 1990-05-18
JP2741520B2 true JP2741520B2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=17674569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63284131A Expired - Lifetime JP2741520B2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10 感光材料処理方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2741520B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2731942B2 (ja) * 1989-04-10 1998-03-25 富士写真フイルム株式会社 感光材料の処理方法
JP2762422B2 (ja) * 1990-06-14 1998-06-04 富士写真フイルム株式会社 感光材料処理装置
JP2731975B2 (ja) * 1990-09-14 1998-03-25 富士写真フイルム株式会社 撮影用感光材料の処理方法
JP2696760B2 (ja) * 1991-01-18 1998-01-14 富士写真フイルム株式会社 ブレード対および感光材料処理装置
JP2005173405A (ja) 2003-12-12 2005-06-30 Fuji Photo Film Co Ltd 多室水洗処理装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5548311A (en) * 1978-10-05 1980-04-07 Matsushita Electric Works Ltd Lawn mower
JPS57196234A (en) * 1981-05-28 1982-12-02 Canon Inc Developing device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02130548A (ja) 1990-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5066570A (en) Wet processing of silver halide photosensitive material
JPH0786673B2 (ja) ハロゲン化銀感光材料の現像処理装置
JP2741520B2 (ja) 感光材料処理方法および装置
JP2873374B2 (ja) 感光材料の処理方法
JP2603532B2 (ja) 感光材料処理装置
JP2883360B2 (ja) 感光材料の処理方法
JP2714970B2 (ja) 感光材料の処理方法
JP2881526B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法およびこれに用いる自動現像機
JPH06110171A (ja) 感光材料処理装置
JPH02103043A (ja) 感光材料処理装置
JPH0566541A (ja) 感光材料処理装置
JP2731975B2 (ja) 撮影用感光材料の処理方法
JP2696759B2 (ja) 補充制御方法
JPH04204650A (ja) 感光材料処理装置
JP2722427B2 (ja) ブレード組立体および感光材料処理装置
JP2762422B2 (ja) 感光材料処理装置
JPH0377943A (ja) 感光材料処理装置
JP2696762B2 (ja) 感光材料処理装置
JPS60252350A (ja) ヨウ臭化銀含有撮影用感光材料の処理方法
JPH02161431A (ja) 感光材料処理装置
JP2652736B2 (ja) ブレード組立体および感光材料処理装置
JPH0534890A (ja) 感光材料処理装置
JPH08304970A (ja) 黒白写真材料の処理方法
JPH0619065A (ja) 写真材料の加工法
JPH01267648A (ja) 感光材料処理装置および感光材料処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080130

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090130

Year of fee payment: 11