JP2652736B2 - ブレード組立体および感光材料処理装置 - Google Patents

ブレード組立体および感光材料処理装置

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JP2652736B2 JP30542091A JP30542091A JP2652736B2 JP 2652736 B2 JP2652736 B2 JP 2652736B2 JP 30542091 A JP30542091 A JP 30542091A JP 30542091 A JP30542091 A JP 30542091A JP 2652736 B2 JP2652736 B2 JP 2652736B2
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卓弥 鴨志田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハロゲン化銀写真感光
材料が通過する通路を有し、この通路をブレードにて遮
蔽するブレード組立体およびこれを有する感光材料処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】露光後のハロゲン化銀写真感光材料(以
下、単に感光材料または感材という)に対しては、その
種類に応じた処理がなされる。例えば、カラー感光材料
に対しては、現像、漂白、定着(または漂白定着)、水
洗および安定化処理が順次なされる。
【0003】このような処理は、通常、自動現像機のよ
うな感光材料処理装置を用い、この装置が備える複数の
処理槽のそれぞれに入れられた現像液、漂白液、定着液
(または漂白定着)、水洗水および安定液に感光材料を
順次浸漬することによりなされる。
【0004】近年、ミニラボと呼ばれる小型現像機によ
る小規模用処理システムの開発が進み、大型現像機を備
える現像所のみならず、写真店の店頭等でもフィルムの
現像およびプリントがなされるようになっている。
【0005】このような小規模用処理システムにおいて
は、簡易かつ迅速に処理が行なえること、処理液の補充
量および排液量をより低減すること、処理効率が高く、
優れた写真性が得られることおよび装置の小型化を図る
ことが課題とされている。
【0006】しかしながら、現状では、このような課題
を両立することは容易ではない。例えば、水洗処理に関
しては、多段カスケード水洗方式を採用すれば、水洗性
は向上し、良好な写真性が得られるが、水洗水の補充量
および排液量が多く、装置も大型となる。逆に、水洗水
の補充量および排液量を少なくすれば、良好な水洗性を
得るために、水洗時間を長くしなければならない。
【0007】このような問題を解決するために、本願出
願人は、複数の処理室を幅狭の通路で連結してなる処理
室空間が形成された処理槽を有する感光材料処理装置を
開示している(特願平01−025132号)。この感
光材料処理装置によれば、各処理室内における処理液の
液組成勾配(濃度勾配)を良好に維持することにより、
感光材料の処理効率が向上し、処理液の補充量の低減や
処理時間の短縮を図ることができる。
【0008】さらに、本願出願人は、前記感光材料処理
装置の各通路に、処理液の流通を遮断するための可撓性
を有するブレードを設けた感光材料処理装置を開示して
いる(特願平02−155667号)。この感光材料処
理装置では、感光材料の通過時にその表面に付着した液
を拭い取る機能(以下、スクイズ機能という)および処
理液の流通を遮断する機能(以下、シール機能という)
が発揮されるので、感光材料の処理効率がさらに向上
し、より一層、処理液の補充量の低減および処理時間の
短縮を図ることができる。
【0009】ところで、前記特願平02−155667
号に記載された感光材料処理装置において、スクイズ機
能およびシール機能を十分に発揮するためには、ブレー
ドの接触面圧をある程度高くする必要があり、そのた
め、感光材料がブレード間を通過する際に摩擦抵抗(通
過抵抗)が生じる。感光材料は、回転するローラ対に挟
持されて搬送されるが、ブレードの前方にあるローラか
ら送り出された感光材料は、ブレード間を通過する際の
通過抵抗により感光材料搬送方向に圧縮力を受け、座屈
を生じる。
【0010】このような座屈による変形を生じると、感
光材料はさらにブレード間を通過し難くなり、感光材料
が折れ曲がり、ジャミングを生じる。
【0011】また、ジャミングには至らないまでも、感
光材料に湾曲変形が生じると、以後のローラ間やブレー
ド間を通過する際のジャミングの原因ともなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、感光
材料の搬送性を向上し、ジャミング事故の発生率を低減
することができるブレード組立体および感光材料処理装
置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(4)の本発明により達成される。
【0014】(1)ハロゲン化銀写真感光材料が通過す
る幅狭の通路を形成するとともに、ブレード支持部を有
する支持部材と、前記ブレード支持部に設置され、その
先端部同士が互いに接触して前記通路を遮蔽する一対の
ブレードと、前記通路のハロゲン化銀写真感光材料入側
設置され、前記ハロゲン化銀写真感光材料を搬送するた
めまたは搬送を補助するための搬送部材とを有し、前記
搬送部材は、ハロゲン化銀写真感光材料の片面または両
面と接触してハロゲン化銀写真感光材料の厚さ方向の移
動を規制するものであり、ハロゲン化銀写真感光材料が
前記ブレード間を通過する際の通過抵抗をFr[g ]、
前記搬送部材のハロゲン化銀写真感光材料との接点と前
記ブレードの先端部同士の接点との距離をL[mm]、ハ
ロゲン化銀写真感光材料の幅をW[mm]、ハロゲン化銀
写真感光材料のヤング率をE[×105 g/mm2 ]とした
とき、下記式を満たすようにしたことを特徴とするブレ
ード組立体。 50≦Fr<1400・E・W/L2
【0015】(2)前記Lが30mm以下である上記
(1)に記載のブレード組立体。
【0016】(3)前記搬送部材は、ローラまたはガイ
ドである上記(1)または(2)に記載のブレード組立
体。
【0017】(4)複数の処理室が形成された処理槽を
有し、各処理室内に入れられた処理液にハロゲン化銀写
真感光材料を順次浸漬して処理する感光材料処理装置で
あって、前記ハロゲン化銀写真感光材料の通過方向に隣
接する処理室間に、上記(1)ないし(3)のいずれか
に記載のブレード組立体が設置され、このブレード組立
体の通路により前記処理室同士が連結されていることを
特徴とする感光材料処理装置。
【0018】
【実施例】以下、本発明のブレード組立体および感光材
料処理装置を添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0019】図1は、本発明の感光材料処理装置を水洗
処理装置に適用した場合の構成例を示す概略断面側図面
である。同図に示すように、本発明の感光材料処理装置
1は、所定の容積を有する縦長の処理槽2を有する。こ
の処理槽2内には、ラック3が着脱自在に装填される。
【0020】このラック3は、一対の側板31、31を
有し、これらの側板間には、所望形状のブロック状の部
分を有する部材(以下、ブロック体という)4、5が設
置されている。図示の例では、ブロック体4内にブロッ
ク体5を挿入した状態となっている。
【0021】これらのブロック体4、5は、例えば、ポ
リ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)のようなポリエステル
樹脂、ABS樹脂、ポリフェニレンオキサイド(PP
O)、ポリウレタン樹脂、ポリアミド、ポリアセタール
(POM)、フェノール樹脂、フッ素樹脂等の各種樹脂、
カーボン、各種ガラス、アルミナ、シリカ、アパタイト
等のセラミックス、ステンレス、インコネル、チタン、
チタン合金、ハステロイ等の耐食性を有する金属等の比
較的硬質な材料で構成されている。特に、成形性に優
れ、軽量で、十分な強度を有するという点から、ポリ塩
化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、PPO、A
BS樹脂等のプラスチックスで構成されているのが好ま
しい。
【0022】また、図示の例ではブロック体4、5は中
実部材となっているが、中空部材(例えばブロー成形に
より製造される)として構成してもよい。
【0023】このようなブロック体4および5の所定箇
所には、後述する本発明のブレード組立体15が挿入さ
れている。すなわち、ブレード組立体15は、感光材料
Sの搬送方向、すなわち上下方向に隣接する(以下、単
に隣接するという)処理室6Aと6B、6Bと6C、6
Cと6Dおよび6Dと6Eとの間にそれぞれ設置されて
いる。
【0024】なお、ブレード組立体15は、ラック3に
対し、着脱自在に設置されているのが好ましい。これに
より、例えばブレード17a、17bを洗浄または交換
する際に、ブレード組立体15ごと脱着してこれを容易
に行なうことができる。この場合、ブレード組立体15
の脱着は、ラック3を処理槽2の上方に引き上げた状態
で、ブレード組立体15を図1中の横方向にスライドさ
せて行なう。
【0025】以上のようなブロック体4、5およびブレ
ード組立体15により、感光材料Sを水洗処理するため
の空間である5つの処理室6A、6B、6C、6Dおよ
び6Eが形成され、さらに、前記隣接する処理室同士
は、ブレード組立体15に形成された狭幅の通路20に
より連結されている。
【0026】このような前記処理室6A〜6Eおよび通
路20により、感光材料Sの処理空間が形成され、この
処理空間には、水洗水Qが満たされている。
【0027】なお、図示の構成において、処理室一室当
たりの容積は、好ましくは20〜3000ml程度とされ
る。
【0028】また、処理室6Aおよび6Eの上部には、
それぞれ感光材料Sを搬入および搬出するための通路2
0と同様の通路71および72が形成されている。
【0029】各通路20には、1対のブレード17a、
17bが設置されている。これについては後に詳述す
る。
【0030】図1に示すように、処理室6A、6B、6
Dおよび6Eの中央部付近には、それぞれ1対の搬送ロ
ーラ8が設置され、処理室6Cには、3対の搬送ローラ
8が設置されている。また、通路71の上方および通路
72の上方にも、それぞれ1対の搬送ローラ8が設置さ
れている。
【0031】これらの各搬送ローラ8は、その回転軸に
て側板31、31に軸支されており、図示しない駆動系
により、ローラ対の一方または双方が駆動回転し、ロー
ラ間に感光材料Sを挟持して感光材料Sを搬送するよう
になっている。
【0032】処理室6A、6B、6Dおよび6E内の搬
送ローラ8の上方または下方には、感光材料Sを案内す
るためのガイド9が設置されている。このガイド9は、
対をなす板状の部材で構成され、感光材料Sが通過しう
る間隔を隔てて対面設置されている。
【0033】また、処理室6Cの搬送ローラ8間には、
例えば円弧状に湾曲し、この湾曲部に沿って感光材料S
の方向を転換する反転ガイド10が設置されている。
【0034】さらに、通路71および72と、その上方
の搬送ローラ8との間には、それぞれ、湾曲した板状の
ガイド11が設置されている。このガイド11により、
感光材料は約90度方向転換される。
【0035】これらのガイド9〜11は、例えば成型プ
ラスチックや金属の板で構成されている。また、水洗水
Q中に設置されるガイド9、10には、ガイドを貫通す
る開口(図示せず)が形成されているのが好ましく、こ
の開口の配置は、均一であるのが好ましい。このような
開口の設置により、ガイドを水洗水Qが流通することが
可能となり、処理室内での液の循環が促進されるため、
水洗効率が向上する。
【0036】このようなガイド9〜11、前記搬送ロー
ラ8およびその駆動系、ならびに後述する搬送部材によ
り感光材料Sの搬送手段が構成される。
【0037】なお、ガイド9〜11は、感光材料Sの搬
送性に支障をきたさない限り、搬送経路に沿って部分的
に設けてもよく、また、設置しなくてもよい。
【0038】このような感光材料処理装置1には、水洗
水の供給(補充)および排出を行なう手段が設けられて
いる。すなわち、処理槽2には、その側壁を貫通して処
理室6Eに連通する給液管12および処理室6Aに連通
する排液管13が設置されている。
【0039】給液管12は、水洗水Qを供給(補充)す
るためのものであり、排液管13は、オーバーフロー等
により処理後の疲労した水洗水Qを排出するためのもの
である。
【0040】このような感光材料処理装置1において
は、各処理室6A〜6E内の水洗水Qを適温(例えば2
5〜50℃)に加温するヒーター(図示せず)が設置さ
れる。
【0041】このヒーターとしては、例えば、通常のシ
ーズヒーターやセラミックスヒーターを用いることがで
き、また、特願平02−223768号に記載されてい
るような面状発熱体を用いることもできる。このような
面状発熱体は、熱効率が良く、また、その形状がゆえに
設置スペースをとらず、装置の小型化に寄与する。
【0042】なお、ヒーターの設置位置は特に限定され
ず、例えば、処理室6A〜6Eのうちの任意の処理室
内、処理槽2の内面、ブロック体4、5等の表面または
内部、各処理室6A〜6Eに設置される水洗水の循環系
(図示せず)や水洗水の補充系の途中等に設置すること
ができる。特に、前記面状発熱体を用いれば、その設置
位置の選択範囲が広く、設計上有利である。
【0043】また、本発明では、任意の処理室6A〜6
E内に水洗水Qの温度を検出する温度センサー(図示せ
ず)を設置し、この温度センサーにより水洗水Qの温度
を検出し、この検出値に基づいて、マイクロコンピュー
タのような制御手段(図示せず)により、ヒーターのO
N・OFFを制御したり、発熱量を制御したりすること
もできる。
【0044】図2は、本発明のブレード組立体の構成例
を示す拡大断面側面図である。同図は、図1に示す感光
材料処理装置1の処理室6Aの下部付近を拡大して示す
ものである。
【0045】図2に示すように、ブレード組立体15
は、一対のブロック状の支持部材16aおよび16bを
有し、両支持部材16a、16b間には、感光材料Sが
通過する幅狭の通路20が形成されている。
【0046】通路20の幅(有効スリット幅)Yは、感
光材料Sの厚さの5〜100倍程度(0.5〜10mm程
度)、特に、10〜40倍程度(1〜4mm程度)とする
のが好ましい。このような幅とすることによって、感光
材料Sは支障なく搬送される。
【0047】また、図示の構成において、通路20の長
さは10〜200mm程度、特に、10〜30mm程度とす
るのが好ましい。
【0048】支持部材16aおよび16bの構成材料と
しては、前記ブロック体4、5と同様のものを用いるこ
とができ、そのなかでも、特に、ポリ塩化ビニル、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、PPO、ABS樹脂等のプ
ラスチックスが好ましい。
【0049】なお、支持部材16aおよび16bは、一
体的に形成されたものでも、別部材を固定的に、すなわ
ち前記幅Yを保持するように、それらの両側端部にて連
結したものでもよい。
【0050】支持部材16aおよび16bの感光材料S
の入側には、それぞれ、後述するブレード17a、17
bを支持、固定するブレード支持部161が形成されて
いる。このブレード支持部161は、ブレード17a、
17bを好ましい状態で支持できるように、傾斜面で構
成されている。
【0051】ブレード支持部161の傾斜角度(感材通
過方向とのなす角度)は、ブレード17a、17bの設
置角度を規定するものであり、通常、10〜75°程
度、特に、20〜50°程度とするのが好ましい。
【0052】両ブレード支持部161には、一対のブレ
ード17a、17bが設置されている。このブレード1
7a、17bは、基部18と、この基部18から先端へ
向って厚さが漸減する薄肉の先端部19とで構成されて
おり、これらは、両先端部19の内面同士が接触(密
着)するように、その基部18にて支持、固定されてい
る。
【0053】ブレード17a、17bのブレード支持部
161への固定は、図示の例では、ネジ22の締め付け
により、ブレード支持部161の傾斜面と押え板21と
でブレードの基部18を押圧、挟持することによりなさ
れる。
【0054】なお、ブレード17a、17bのブレード
支持部161への固定方法は、図示のごときネジ止めに
限らず、例えば、接着、融着、嵌合、埋設、一体成形
(特に、異なる材料による2色押出成形)等の方法によ
り固定されていてもよい。
【0055】また、図示の例では、ブレード17a、1
7bの先端部(薄肉部)19は、先端へ向ってその厚さ
が漸減するような形状となっているが、その厚さがほぼ
一定のものでもよい。
【0056】ブレード17aおよび17bの構成材料と
しては、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、クロロプ
レンゴム、ブチルゴム、フッ素ゴム、ブタジエンゴム、
スチレンブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴム、シ
リコーンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、ウレタ
ンゴム、多硫化ゴム、アクリルゴム、エピクロルヒドリ
ンゴム等の各種ゴム、シリコーン樹脂、軟質ポリ塩化ビ
ニル、ポリエチレン(特に、中密度または低密度P
E)、ポリプロピレン、フッ素樹脂、アイオノマー樹
脂、サーモラン、サンプレーン、ミラストマー、ハイト
レル等のエラストマー等の軟質樹脂等を挙げることがで
きる。
【0057】また、これらのうちでも、耐久性に優れる
材料が好ましく、この点では、ウレタンゴム、フッ素樹
脂、天然ゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ポ
リプロピレンまたは上記各種エラストマーが好ましい。
【0058】ブレード17a、17bのゴム硬度(JI
S K6301に規定)は、30〜80度程度、特に、
40〜60度程度とするのが好ましい。
【0059】このようなブレード17a、17bは、次
のような作用を生じる。すなわち、感光材料Sの非通過
時には、両ブレード17a、17bの先端部19同士が
密着して、通路20における水洗水Qの流通を実質的に
遮断する。また、感光材料Sの通過時には、感光材料S
の先端により、密着していた両ブレードの先端部19が
押し広げられ、この間を感光材料Sが通過する。このと
き、感光材料Sの表面に付着した液は、先端部19内面
との摺動により拭い取られ、次の処理室への持込みが防
止される。
【0060】ブレード17a、17bの図2中上方に
は、感光材料Sを搬送するためまたは搬送を補助するた
めの搬送部材として、一対のローラ23が設置されてい
る。このローラ23は、自由回転するローラ(アイドル
ローラ)であり、感光材料Sは両ローラ23の外周面と
接触しつつこのローラ23間を通過する。感光材料Sが
ローラ23間を通過する際には、その厚さ方向の移動が
規制される。
【0061】このような構成のブレード組立体15にお
いては、感光材料Sがブレードの先端部19間を通過す
る際の通過抵抗をFr[g ]、ローラ23の感光材料S
との接点とブレードの先端部19同士の接点との距離を
L[mm]、感光材料Sの幅をW[mm]、感光材料Sのヤ
ング率をE[×105 g/mm2 ]としたとき、下記式を満
たすように距離Lおよび通過抵抗Frを調整する。 50≦Fr<1400・E・W/L2
【0062】このような関係を満足する限り、感光材料
Sのブレード17a、17b間の通過が円滑になされ、
ブレード17a、17bのスクイズ機能およびシール機
能が十分発揮される。
【0063】通過抵抗Frが1400・E・W/L2
上であると、感光材料Sの座屈による変形が生じ、ジャ
ミングを生じ易くなる。従って、距離Lをなるべく小さ
い値とすること、すなわち、距離Lを30mm以下、特
に、25mm以下とするのが好ましい。
【0064】また、通過抵抗Frが50g 未満である
と、ブレード17a、17bの先端部19同士の接触面
圧が低くなり、スクイズ機能およびシール機能が十分に
得られなくなる。この場合、通過抵抗Frは、50〜3
00g が好ましく、75〜150g がより好ましい。
【0065】このような通過抵抗Frとなるようなブレ
ード17a、17bの先端部19同士の接触面圧は、ブ
レード17a、17bの構成材料や先端部19内面の性
状にもよるが、通常、0.001〜0.1kg/cm2程度、
特に、0.005〜0.02kg/cm2程度にであるのが好
ましい。
【0066】なお、感光材料Sのヤング率Eは、感光材
料Sの種類にもよるが、通常、1.0〜5×105 g/mm
2 程度、特に、1.1〜4.0×105 g/mm2 程度であ
る。また、感光材料Sの幅Wは、通常、20〜300mm
程度、特に、89〜259mm程度である。
【0067】図3は、本発明のブレード組立体の他の構
成例を示す拡大断面側面図である。同図に示すブレード
組立体15’は、搬送部材の構成が図2に示すブレード
組立体15と異なり、その他は同様である。
【0068】ブレード組立体15’における搬送部材
は、感光材料Sの搬送経路を介して対面設置された一対
のガイド板24で構成されている。両ガイド板24の離
間距離は、感光材料Sの搬送方向に沿って漸減し、先端
部25付近では、両ガイド板24の離間距離は、感光材
料Sの厚さ程度、または感光材料Sの厚さより若干大き
い程度となっている。
【0069】これにより、感光材料Sは両ガイド板24
の先端部25の内面と接触しつつガイド板24間を通過
する。感光材料Sがガイド板24間を通過する際には、
その厚さ方向の移動が規制される。
【0070】なお、このガイド板24は、前記ガイド
9、10と同様の構成とすることができる。
【0071】このような構成のブレード組立体15’に
おいても、前記と同様の理由から、感光材料Sがブレー
ドの先端部19間を通過する際の通過抵抗をFr[g
]、ガイド板24の先端部25の感光材料Sとの接点
とブレードの先端部19同士の接点との距離をL[m
m]、感光材料Sの幅をW[mm]、感光材料Sのヤング
率をE[×105 g/mm2 ]としたとき、下記式を満たす
ように距離Lおよび通過抵抗Frを調整する。 50≦Fr<1400・E・W/L2
【0072】なお、本発明において、搬送部材の構成
は、図2および図3に示す構成のものに限定されない。
例えば、搬送部材は、図1に示すような駆動回転する搬
送ローラ8であってもよく、また、感光材料Sの片面、
好ましくは乳剤面(感光面)にのみ接触するローラ、ガ
イド板等であってもよい。
【0073】次に、図1に基づいて、感光材料処理装置
1の使用法および作用について説明する。
【0074】感光材料Sの処理を開始するに際して、給
液管12から水洗水Qが供給され、処理空間、すなわち
処理室6A〜6Eおよび各通路20に水洗水Qが満たさ
れる。
【0075】このとき、前述したように、感光材料Sの
非通過時には、ブレード17a、17bが水洗水Qの流
通を遮断しているため、水洗水Qの供給に際して感光材
料Sに代わるシート状のものを搬送して水洗水Qの供給
を円滑に行なうことが好ましい。また、各処理室6A〜
6Eにそれぞれ給液口(図示せず)を設けて水洗水Qを
満たしてもよい。
【0076】また、処理空間に水洗水Qが満たされた状
態で、図示しないヒーターを作動し、水洗水Qの温調を
行なう。
【0077】この状態で、感光材料Sがガイド11を経
て通路71内に搬入されると、これと同時に給液管12
から水洗水Qの補充が開始される。
【0078】このように感光材料Sの処理の開始と同時
に水洗水Qの補充を開始するのは、ブレード17a、1
7bのシール機能があるため、感光材料Sをブレード1
7a、17b間に進入させることによって先端部19の
感材幅方向両側部に感光材料Sの厚さ程度の隙間がで
き、この隙間を介して水洗水Qが流通するからである。
【0079】処理室6Eに水洗水Qが補充されると、補
充量とほぼ同量の水洗水Qが、処理室6Eから通路20
を経て処理室6D、6C、6B、6Aの順に流れ、排液
管13からオーバーフローにより排出される。
【0080】一方、感光材料Sは、図1中の矢印で示す
ように、処理室6A、6B、6C、6D、6Eの順に搬
送される。従って、水洗水Qの流れ方向は、感光材料S
の搬送方向と逆方向(カウンターフロー)である。これ
によっても水洗効率は向上する。
【0081】感光材料Sが通路20を通って隣接する処
理室へ移動する際には、通路20の入側付近に設置され
たブレード17a、17b間を通過するが、ブレードの
通過抵抗Frおよび距離Lは、前記式を満たすように設
定されているため、感光材料Sの通過を円滑、良好に行
なうことができる。
【0082】処理が終了し、感光材料Sが処理室6Eの
上方の通路72から外部へ搬出されると、これと同時に
水洗水Qの補充は停止される。
【0083】このような場合、感光材料Sに付着した薬
剤の前浴からの持ち込み等に起因する各処理室6A〜6
Eにおける水洗水Qの汚れの度合は、ブレード17a、
17bのスクイズ機能により、前の処理室から後の処理
室への持ち込みが極めて少なくなることから、またブレ
ード17a、17bが優れた液の遮断性を有することか
ら、さらには上記のようにカウンターフローで水洗水Q
が供給されることから、処理室6Aで最も大きく、処理
室6B、6C、6D、6Eと次第に小さくなっている。
そして、このような各処理室6A〜6Eにおける濃度勾
配(液組成勾配)は極めて良好に維持される。
【0084】従って、水洗効率が格段と向上し、その結
果、優れた写真性(感度、階調等)が得られるととも
に、処理時間の短縮および水洗水Qの補充量、排液量の
低減を図ることができる。
【0085】なお、この補充量は、感光材料Sがブレー
ド17a、17bを通過する際にできる隙間で決定され
る流通量程度とすればよい。
【0086】このような補充量は、主に、処理室数(通
路数)、ブレード17a、17bの材質、物理的特性
(ゴム硬度、ショア硬度、曲げ弾性率等)、寸法、接触
面圧、設置数等の諸条件、感光材料Sの幅、厚さ、搬送
速度などに依存する。図1の構成において、カラーペー
パー(厚さ0.24mm)を処理した場合を例にすれば、
下記表1に示すようなものとなる。
【0087】
【表1】
【0088】表1に例示される補充量は、従来に比べて
20〜70%程度の補充量であり、このような、少ない
補充量としても水洗不良などによるステインの発生は全
くない。
【0089】本発明の感光材料処理装置1では、水洗効
率を向上させることができる結果、各処理室6A〜6E
の容積等を小さくすることができ、装置1の小型化に寄
与する。
【0090】さらに、感光材料Sの非通過時(非処理
時)には、ブレード17a、17bによって隣接処理室
間での水洗水Qの流通が実質的に遮断されるため、水洗
水Qの混合はほとんど生じず、各処理室6A〜6Eにお
ける濃度勾配はそのままの状態で維持される。この結
果、処理を長期にわたり休止し、その後処理を再開する
ような場合においても、前記各処理室における水洗水Q
の濃度勾配が良好に維持されているため、直ちに効率の
よい水洗処理を行なうことができる。
【0091】上記における補充のタイミングや補充量の
制御は、公知の制御方式および手段を用いて行なえばよ
い。
【0092】なお、本発明のブレード組立体は、図1に
示すような構成の処理槽に設置する場合に限定されな
い。例えば、ブレード組立体を設置する処理槽の構成
は、狭幅の連続処理路を有するもの(特開平02−23
0144号)でもよく、あるいは、従来より知られてい
る単一の箱型処理槽や多段カスケード水洗方式等にも適
用することができる。
【0093】以上では、本発明の感光材料処理装置を水
洗処理装置に適用した例を挙げて説明したが、本発明は
これに限らず、安定化処理に適用しても同様の作用、効
果が得られ、また、その他の処理、例えば、現像、漂
白、漂白定着、定着、調整、反転、停止等にも適用する
ことができる。
【0094】なお、感光材料S中の不要物質を洗い出す
機能を有する処理(例えば、安定、定着、調整、反転
等)については前記感光材料処理装置1と同様の構成と
すればよい。
【0095】また、現像液、漂白液、漂白定着液、定着
液のような感光材料S中のハロゲン化銀等と反応する化
合物を含む処理液では、前記水洗水と異なり、処理液の
流れは、感光材料Sの搬送方向と同方向(パラレルフロ
ー)となるようにするのが処理効率の向上にとって好ま
しい。なお、定着機能を有する処理液については、前述
したように、感光材料S中の不要物質の洗い出し効果も
あるため、カウンターフローでもよい。
【0096】このような水洗以外の種々の処理装置とし
た場合も、ブレード17a、17bによるスクイズ機能
やシール機能が水洗処理と同様に得られ、いずれにおい
ても処理効率が向上し、写真性の向上、処理時間の短
縮、補充量の低減および装置の小型化を図ることができ
る。
【0097】本発明の感光材料処理装置において用いる
水洗水、安定液、黒白現像液、発色現像液、漂白液、定
着液、漂白定着液、停止液、調整液、反転液等の種々の
処理液は、公知のいずれのものであってもよく、これら
処理液の詳細については、日本写真学会編「写真工学の
基礎」コロナ社刊(昭和54年)P299「第4章現像
処理」等の記載を参照することができる。
【0098】本発明の感光材料処理装置において、処理
対象とされる感光材料Sの種類は特に限定されず、カラ
ーおよび黒白感光材料のいずれであってもよい。例え
ば、カラーネガフィルム、カラー反転フィルム、カラー
ポジフィルム、カラー印画紙、カラー反転印画紙、製版
用写真感光材料、X線写真感光材料、黒白ネガフィル
ム、黒白印画紙、マイクロ用感光材料等が挙げられる。
【0099】本発明の感光材料処理装置は、例えば、自
動現像機、湿式の複写機、プリンタープロセッサー、ビ
デオプリンタープロセッサー、写真プリント作成コイン
マシーン、検版用カラーペーパー処理機等の各種感光材
料処理装置に適用することができる。
【0100】以上、本発明を図示の構成例に基づいて説
明したが、本発明は、これらに限定されるものではな
い。
【0101】
【実験例】以下、本発明の具体的実験例について説明す
る。
【0102】(本発明例1〜4、比較例1〜4)図2に
示す構成のブレード組立体を有する図1に示す感光材料
処理装置を作製し、この装置を用いて、下記表2に示す
感光材料(カラーペーパー)各100枚を連続的に水洗
処理し、ジャミングの発生率を調べた。
【0103】用いたブレードの構成材料は、天然ゴムで
あり、ブレードの接触面圧の調整により、ブレード通過
抵抗Frを適宜変更した。
【0104】なお、表2中のブレード通過抵抗Frおよ
び感光材料のヤング率Eは、実測により求めた値であ
る。
【0105】
【表2】
【0106】表2に示すように、本発明例1〜4は、い
ずれも、比較例1〜4に比べ、ジャミングの発生率が極
めて低いものとなっている。
【0107】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、感
光材料のブレード間の通過が円滑になされ、よって、感
光材料の搬送性を向上し、ジャミング事故の発生率を低
減することができる。
【0108】しかも、ブレードのスクイズ機能およびシ
ール機能が十分に発揮され、良好な処理性、写真性を継
続的に得ることができ、処理時間の短縮、処理液の補充
量および排液量の低減、および装置の小型化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感光材料処理装置の構成例を示す断面
側面図である。
【図2】本発明のブレード組立体の構成例を示す断面側
面図である。
【図3】本発明のブレード組立体の他の構成例を示す断
面側面図である。
【符号の説明】
1 感光材料処理装置 2 処理槽 3 ラック 31 側板 4、5 ブロック体 6A〜6E 処理室 71、72 通路 8 搬送ローラ 9 ガイド 10 反転ガイド 11 ガイド 12 給液管 13 排液管 15、15’ ブレード組立体 16a、16b 支持部材 161 ブレード支持部 17a、17b ブレード 18 基部 19 先端部 20 通路 21 押え板 22 ネジ 23 ローラ 24 ガイド板 25 先端部 S 感光材料 Q 水洗水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−124570(JP,A) 特開 平2−130548(JP,A) 特開 平2−205847(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハロゲン化銀写真感光材料が通過する幅
    狭の通路を形成するとともに、ブレード支持部を有する
    支持部材と、 前記ブレード支持部に設置され、その先端部同士が互い
    に接触して前記通路を遮蔽する一対のブレードと、 前記通路のハロゲン化銀写真感光材料入側設置され、前
    記ハロゲン化銀写真感光材料を搬送するためまたは搬送
    を補助するための搬送部材とを有し、 前記搬送部材は、ハロゲン化銀写真感光材料の片面また
    は両面と接触してハロゲン化銀写真感光材料の厚さ方向
    の移動を規制するものであり、 ハロゲン化銀写真感光材料が前記ブレード間を通過する
    際の通過抵抗をFr[g ]、前記搬送部材のハロゲン化
    銀写真感光材料との接点と前記ブレードの先端部同士の
    接点との距離をL[mm]、ハロゲン化銀写真感光材料の
    幅をW[mm]、ハロゲン化銀写真感光材料のヤング率を
    E[×105g/mm2 ]としたとき、下記式を満たすよう
    にしたことを特徴とするブレード組立体。 50≦Fr<1400・E・W/L2
  2. 【請求項2】 前記Lが30mm以下である請求項1に記
    載のブレード組立体。
  3. 【請求項3】 前記搬送部材は、ローラまたはガイドで
    ある請求項1または2に記載のブレード組立体。
  4. 【請求項4】 複数の処理室が形成された処理槽を有
    し、各処理室内に入れられた処理液にハロゲン化銀写真
    感光材料を順次浸漬して処理する感光材料処理装置であ
    って、 前記ハロゲン化銀写真感光材料の通過方向に隣接する処
    理室間に、請求項1ないし3のいずれかに記載のブレー
    ド組立体が設置され、このブレード組立体の通路により
    前記処理室同士が連結されていることを特徴とする感光
    材料処理装置。
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