JP2002055422A - 感光材料の液中搬送構造 - Google Patents
感光材料の液中搬送構造Info
- Publication number
- JP2002055422A JP2002055422A JP2001129790A JP2001129790A JP2002055422A JP 2002055422 A JP2002055422 A JP 2002055422A JP 2001129790 A JP2001129790 A JP 2001129790A JP 2001129790 A JP2001129790 A JP 2001129790A JP 2002055422 A JP2002055422 A JP 2002055422A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photosensitive material
- blade
- passage
- main body
- slit hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03D—APPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
- G03D3/00—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
- G03D3/08—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material
- G03D3/13—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly
- G03D3/132—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly fed by roller assembly
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
Abstract
防止することのできる感光材料の液中搬送構造を提供す
ること。 【解決手段】 ブレード74は、感光材料14と接する
部分以外の部分、即ち、スリット孔部80の長手方向両
側の端縁付近、及び通路壁面と弾性的に接触している側
とは反対側の端縁付近の3つの端縁(辺部分)が、ブレ
ード押え76とスリット孔部80の開口している上壁面
82Bとの間に挟持された状態でスリット孔部80を覆
っているので、感光材料14と接する部分以外の部分で
のシール性が確実なものとなる。また、液中搬送構造を
本体部72、ブレード74、ブレード押え76の3部品
で構成できる。
Description
送構造にかかり、処理槽の間の隔壁に設けられたブレー
ド付きの通路を介して隣接する処理槽に感光材料を搬送
し、複数の処理槽に貯留された処理液によって所定の処
理を行う感光材料処理装置に適用される感光材料の液中
搬送構造に関する。
フィルムプロセッサ、プリンタプロセッサなど)では、
感光材料(例えば、フィルムやカラーペーパー)の処理
が行われている。
漂白定着、水洗及び安定などの処理液や水の入った複数
の処理槽内を順次搬送することで処理される。
ーの処理によって液の成分組成や量が変化する。
ペーパーの処理量に応じて補充槽から新しい液や水を補
充して液の組成や量を維持するシステムになっている。
よる液中シールによって浴槽を仕切って処理する液中搬
送が提案されている。
槽から次浴の水洗槽に渡っていくときには、一度空中を
搬送させて渡る(所謂クロスオーバー)構造となってい
たが、液中搬送では、クロスオーバーをローラやブレー
ドを用いた仕切りとすることで搬送長を短くして処理時
間の短縮化を図っている。
液中搬送構造では、仕切部分のローラやブレードに間隙
があると前浴から次浴への液洩れが起こり、後浴の水洗
槽の液濃度が高くなり水洗能力が低下する問題がある。
ル性が水洗性能にも大きく影響する。水洗効率を維持す
るためには水洗水の補充量を増加させる必要にも迫られ
る。無論、補充量が増加すると、廃液も増加する事が予
想できる。
する液が混じり合うことで処理液の性能は低下する。
なくするために、リーク量の少ないシール方法が求めら
れている。
きには可動変形する部分でありシール性を維持すること
が非常に難しい。
数で、処理槽間の液洩れを確実に防止することのできる
感光材料の液中搬送構造を提供することが目的である。
は、処理液が貯留される複数の処理槽間の隔壁に感光材
料を通過させる感光材料搬送路が形成される本体部と、
前記感光材料搬送路に配置され前記感光材料搬送路の壁
面との間で前記感光材料の通過を可能とすると共に処理
液の通過を阻止可能な弾性を有したシート状のブレード
と、前記ブレードを前記感光材料搬送路に取り付ける取
付部材と、を備えた感光材料の液中搬送構造であって、
前記感光材料搬送路は、感光材料搬送方向上流側に設け
られ前記感光材料の一方の面に対向すると共に前記感光
材料の通過経路に対して感光材料搬送方向上流側で鋭角
な角度で傾斜する第1の傾斜面と、感光材料搬送方向上
流側に設けられ前記感光材料の他方の面に対向すると共
に前記感光材料の通過経路に対して感光材料搬送方向上
流側で鋭角な角度で傾斜する第2の傾斜面と、感光材料
搬送方向下流側に設けられ前記第1の傾斜面または前記
第2の傾斜面の何れか一方に開口し、前記感光材料の搬
送方向と直交する方向に長く形成されたスリット孔部
と、を備え、前記ブレードは、前記スリット孔部に面す
る側の長手方向に沿って延びる端縁が前記感光材料搬送
路の通路壁面に対して弾性的に接触し、前記スリット孔
部の長手方向両側の端縁付近及び前記通路壁面と弾性的
に接触している側とは反対側の端縁付近が前記取付部材
と前記スリット孔部の形成されている第1の傾斜面また
は前記第2の傾斜面との間に挟持された状態で前記スリ
ット孔部を覆っていることを特徴としている。
構造の作用を説明する。
は、ローラ等の搬送手段によって搬送され、感光材料搬
送路を介して隣接する次の処理槽へ送られ、順次所定の
処理が行われる。
する際には、感光材料はブレードと通路壁面との間を両
者に摺動しながら搬送されるので、隣接する液同士が混
ざり合うことが無い。また、感光材料の搬送方向後端が
感光材料搬送路を通過すると、ブレードは弾性的に通路
壁面に接触し、隣接する液同士が混ざり合うことを防止
する。
以外の部分、即ち、スリット孔部の長手方向両側の端縁
付近及び通路壁面と弾性的に接触している側とは反対側
の端縁付近の3つの端縁(辺部分)がスリット孔部の形
成されている第1の傾斜面または第2の傾斜面との間に
挟持された状態でスリット孔部を覆っているので、感光
材料と接する部分以外の部分でのシール性が確実なもの
となる。
部と、ブレードと、ブレードを取り付ける取付部材との
3部品で感光材料通過を可能とすると共に隣接する液同
士の混合を防止可能な感光材料の液中搬送構造が構成さ
れているので、部品点数が少なく、組立ても容易とな
る。
の感光材料の液中搬送構造において、前記ブレードは、
前記通路壁面に弾性的に接触している端縁の長手方向両
側部分が、前記スリット孔部の長手方向両側の前記第1
の傾斜面と前記第2の傾斜面との交点部分に形成された
溝に挿入されていることを特徴としている。
構造の作用を説明する。
では、ブレードは、通路壁面に弾性的に接触している端
縁の長手方向両側部分が、スリット孔部の長手方向両側
の前記第1の傾斜面と前記第2の傾斜面との交点部分に
形成された溝に挿入されて保持されているので、ブレー
ドの長手方向両側部分のシール性がより確実なものとな
る。
請求項2に記載の感光材料の液中搬送構造において、前
記ブレードは、前記本体部と前記取付部との間で相対移
動可能なように挟持されていることを特徴としている。
構造の作用を説明する。
では、ブレードが本体部と取付部との間で相対移動可能
であるため、熱膨張時にブレードの伸び量と、本体部及
び取付部の伸び量とに差が生じた場合の、ブレードの歪
み(波うち、皺等)の発生を抑えることが出来る。
求項3の何れか1項に記載の感光材料の液中搬送構造に
おいて、前記本体部及び前記取付部は、ガラス繊維入り
の合成樹脂で形成されていることを特徴としている。
構造の作用を説明する。
では、本体部及び取付部が、ガラス繊維入りの合成樹脂
で形成されているので、従来一般に用いられているガラ
ス繊維入りでない合成樹脂で形成されたものより、線膨
張率を小さくすることができ、歪みの発生原因を小さく
できる。
求項4の何れか1項に記載の感光材料の液中搬送構造に
おいて、前記ブレード、前記本体部及び前記取付部に
は、前記感光材料と接する部分に前記本体部及び前記取
付部を形成している材料よりも摩擦係数の低い低摩擦材
料が設けられていることを特徴としている。
構造の作用を説明する。
では、ブレード、本体部及び取付部には、感光材料と接
する部分に低摩擦材料が設けられているため、感光材料
と接触する部分の摩耗の進行を遅らせることができ、長
期に渡ってシール性を維持することができる。また、感
光材料をスムーズに摺動させながら搬送できる。
する。
12が示されている。
材料搬送方向上流側(矢印A方向側。以後、略して上流
側という。)から順に、現像槽16、定着漂白槽18、
第1水洗槽20、第2水洗槽22、第3水洗槽24及び
第4水洗槽26が水平方向に設けられている。
には定着漂白液が所定量貯留されている。
第3水洗槽24及び第4水洗槽26には、所定量の処理
液としての水洗水が貯留されている。
のハロゲン化銀感光材料(ペーパー)である。
光材料14を槽内で略U字状に搬送する複数のローラか
らなる搬送装置28が設けられている。
像槽16内へ搬送する挟持ローラ30及び現像処理され
た感光材料14を定着漂白槽18側へ搬送する挟持ロー
ラ32が設けられている。
16側から搬送された感光材料14を定着漂白槽18内
へ搬送する挟持ローラ34及び定着処理された感光材料
14を第1水洗槽20側へ搬送する挟持ローラ36が設
けられている。
理された感光材料14を第1水洗槽20の内部へ搬送す
る挟持ローラ38が設けられている。
隔壁40、第2水洗槽22と第3水洗槽24との間の隔
壁42、第3水洗槽24と第4水洗槽26との間の隔壁
44には、各々感光材料14の通過を許容し、液の通過
を阻止可能な感光材料通路部材46が設けられている。
第3水洗槽24及び第4水洗槽26には、各々感光材料
14を搬送する搬送手段としてのニップローラ50が設
けられている。
れた感光材料14を図示しない乾燥処理部へ搬送する挟
持ローラ52が設けられている。
ンク54に貯留された新鮮な水洗処理液を第4水洗槽2
6に供給する配管56の端部が配設されており、配管5
6の途中には補充タンク54の水洗処理液を第4水洗槽
26へ供給するためのポンプ58が設けられている。
が接続されており、所定タイミングでポンプ58が作動
するようになっている。
洗処理液を排出するためのオーバーフロー管62が設け
られており、オーバーフローした水洗処理液はオーバー
フロー管62を介して貯留槽64に貯留される。
に説明する。
46は、隔壁40(他の隔壁42,44も同様)の開口
部70に着脱可能とされた本体部72と、ブレード74
と、ブレード押え76との3部品から構成されている。
付けられている。なお、本体部72と隔壁40との間に
は、ゴム等の弾性体のシートからなるパッキン79が挟
み込まれている。
りの合成樹脂(例えば、PC、PPE、ABS、PPS
など)で形成されており、感光材料14の通過を可能と
する感光材料搬送路78を備えている。
方向(搬送方向と直交する方向)に沿って長く形成され
た一定幅h1のスリット孔部80と、このスリット孔部
80の上流側に設けられ、上流側へ向かって上下方向の
幅が序々に大となる挿入部82を備えている。
面80Bは、各々水平に形成されている。
が水平に搬送される。
の搬送面(水平)に対して角度θ1で傾斜しており、挿
入部82の下壁面82Aは感光材料14の搬送面(水
平)に対して角度θ2で傾斜している。
の範囲内が好ましく、10°〜30°の範囲内が特に好
ましい。
すように、挿入部82の上壁面82Bに開口している。
2B、下壁面82A)の長手方向の寸法W1は、スリッ
ト孔部80の長手方向の寸法W2よりも大きく設定され
ている。
方向両端付近には、上壁面82Bと下壁面82Aとの交
点部分から搬送方向下流側(矢印B方向側)へ向けて、
スリット孔部80の下壁面80Aに沿った溝84が形成
されている。
は、後述するブレード74の厚さtよりも若干大きく
(ブレード厚みに対して0.01〜0.5mm程厚く)
設定されている。ブレード74の厚さtはここでは0.
5mmとしているが、0.3〜0.7mm程度が好ましい。
りも若干大きくするのは、ブレード74の熱膨張寸法変
化と感光材料通路部材46の熱膨張寸法変化とに差が生
じたときに、ブレード74を溝84に対して相対移動さ
せ、ブレード74に波打ち、皺等が生じないようにする
ためである。なお、溝84の幅h2とブレード74の厚
さtとの差は、ブレード74の相対移動を許容する範囲
内で出来る限り小さいことが好ましい。
は、長手方向に沿ってネジ孔86及び円柱状の突起88
が複数形成されている。
4は、一定厚さで長方形に形成された薄肉シート状の弾
性部材から形成されている。本実施形態のブレード74
は、ウレタン樹脂で形成されているが、弾性を有してい
れば、ゴム等の他の材質で形成されていても良い。
材質を示す。
99度のポリウレタン樹脂が適している。
ポリエーテル系プレポリマーを原料とする材質が、液中
で長時間使用されるブレード材質に適している。
I(トリレンジイソシアネート)及びTDI系プレポリ
マーが該当する。
G系(ポリテトラメチレンエーテルグリコール系)が好
ましい。
る。
(株)の製品名コロネート4080、コロネート409
0、コロネート4095、コロネート4099、コロネ
ート6912などが当てはまる。これらはTDI系ポリ
ウレタンで、PTMG系プレポリマーである。
−2000シリーズ、L−2690、L−2695、L
−2705、L−2710、L−2760などが当ては
まる。これらはPTMG系の注型用ポリウレタン樹脂で
ある。
限定されることはなく、「最新ポリウレタン応用技術」
(株)シーエムシー発行1983年2月26日の116
ページ記載の熱硬化ウレタンエラストマであって、11
7ページのプレポリマ型注型ウレタンエラストマのなか
で、アジプレン型プレポリマ(PTG(ポリエーテルポ
リオール類)/TDI型)と呼ばれる一連の材質が適用
できる。
2B、下壁面82A)の長手方向の寸法W1は、ブレー
ド74の長手方向寸法W3よりも若干大きく(0.1〜
1.5mm)設定されている。
74の熱膨張率が本体部72の熱膨張率よりも大きいた
めであり、ブレード74が熱膨張して両端部が挿入部8
2の長手方向両側の側壁82Cに強く接して歪む(波う
ち、皺等)ことを防止している。
れたネジ孔86と対向する位置及び、突起88と対向す
る位置に各々長孔92が形成されている。長孔92は、
ブレード74の長手方向に沿って長く形成されている。
質で感光材料搬送路78の長手方向に沿って長く形成さ
れており、感光材料搬送路78の長手方向と直角方向の
断面形状が図1に示すように略三角形を呈している。な
お、ブレード押え76の長手方向の寸法W4は、ブレー
ド74の長手方向の寸法W3と同寸法(またはW1より
若干小さい寸法)である。
ジ孔86と対向する位置にネジ挿入孔94が形成されて
おり、上壁面82Bと対向する取付面に突起88が嵌合
する丸穴96が形成されている。
ード押え76に形成されたネジ挿入孔94に挿入したネ
ジ98を上壁面82Bに形成されたネジ孔86にねじ込
むことにより、上壁面82Bとブレード押え76との間
に挟持される。
5に示すように、スリット孔部80と対向する位置に、
切欠99が形成されている。
上側の端縁及び長手方向両側の端縁付近が上壁面82B
に密着した状態で固定される。
の端縁付近がスリット孔部80の下壁面82Aに押し付
けられた状態で密着すると共に、両端付近(角部)が図
1(C)に示すように溝84に挿入された状態で保持さ
れる。
72及びブレード押え76に対して相対移動可能なよう
な挟持力で本体部72とブレード押え76との間に固定
される。 (作用)次に、本実施形態の作用を説明する。
現像液に浸漬された感光材料14は、その後定着漂白槽
18の定着液に浸漬されて第1水洗槽20に搬送され
る。なお、本実施形態では、感光材料14は、乳剤面を
上側、支持体を下側として搬送している。
4は、第1水洗槽20に貯留されている水洗水によって
水洗される。
は、ニップローラ50によって第2水洗槽22へ向けて
搬送され、感光材料通路部材46のブレード74を変形
させてブレード74とスリット孔部80の下壁面80A
との間を摺動しながら通過して第2水洗槽22へ搬入さ
れる。感光材料14の通過後、ブレード74の下側の端
縁は、再びスリット孔部80の下壁面80Aに押圧され
て密着し、液の通過を阻止する。
路部材46を同様に通過して、第2水洗槽22、第3水
洗槽24及び第4水洗槽26の各水洗水によって水洗さ
れ、挟持ローラ対52によって乾燥処理部へと搬送され
る。
は、いわゆるカスケード方式によって水洗水の補充が行
われるようになっており、例えば、感光材料14の処理
量に応じて感光材料14の搬送方向の最も下流側の第4
水洗槽26に新鮮な水洗水が補充される。
ける液中搬送構造では、以下のような優れた効果を有す
る。 (1) 本実施形態の感光材料通路部材46は、本体部
72、ブレード74及びブレード押え76の3部品から
構成されており、部品点数が少なく、組立ても容易であ
る。 (2) ブレード74を交換する場合、感光材料通路部
材46を槽外へ取り出して行うことができるので、交換
作業が容易である。 (3) ブレード74は、本体部72及びブレード押え
76に対して相対移動可能に固定されているので、ブレ
ード74と本体部72との線膨張係数が異なっていて
も、温度変化が生じてもブレード74には歪み(波打
ち、皺等)が生じず、ブレード74の下側の端縁は常時
確実にスリット孔部80の下壁面80Aに押圧されるの
で、シール性が低下しない。 (4) 本体部72及びブレード押え76をガラス繊維
入りの合成樹脂としたので、熱変形量を小さくでき、歪
みの発生原因を小さくできる。 (他の実施形態)上記実施形態では、本体部72及びブ
レード押え76が合成樹脂で形成されていたが、感光材
料14と接触摺動する部分に本体部72及びブレード押
え76を構成する合成樹脂よりも低摩擦係数の材料(固
体潤滑剤)をコーティング(または貼り付け)しても良
い。
14と接触摺動する部分にブレード74を形成する材料
よりも低摩擦係数の材料をコーティングしても良い。
二硫化モリブデン等を上げることができるが、他の材料
であっても良い。
係数の材料を設けることで、摩耗を抑え、長期に渡って
シール性を維持することができ、また、感光材料14を
スムーズに摺動させながら搬送できる。
体部72に対してネジ止めとなっているが、ブレード押
え76と本体部72とをスナップフィットを用いて固定
しても良い。
0,42,44に対してネジ止めとなっており、本体部
72が隔壁40,42,44より取り外し可能となって
いる、本体部72を隔壁40,42,44に一体化した
構造、即ち、隔壁40,42,44に感光材料搬送路7
8を直接形成しても良い。これにより、さらに部品点数
を低減することができる。
を水洗槽間の隔壁40,42,44に用いたが、他の処
理槽間の隔壁に用いても良い。
感光材料の液中搬送構造によれば、少ない部位点数で処
理槽間の液洩れを確実に防止することができる、という
優れた効果を有する。
によれば、ブレードの長手方向両側部分のシール性をよ
り確実なものにできる、という優れた効果を有する。
によれば、熱膨張時のブレードの歪み(波うち、皺等)
の発生を抑え、シール性を維持できる、という優れた効
果を有する。
によれば、歪みの発生原因を小さくできる、という優れ
た効果を有する。
送構造によれば、長期に渡ってシール性を維持すること
ができ、また、感光材料をスムーズに摺動させながら搬
送できる、という優れた効果を有する。
近の拡大断面図であり、(B)は感光材料通過中の感光
材料通路部材付近の拡大断面図であり、(C)は感光材
料通路部材の溝付近の拡大断面図である。
ある。
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 処理液が貯留される複数の処理槽間の隔
壁に感光材料を通過させる感光材料搬送路が形成される
本体部と、前記感光材料搬送路に配置され前記感光材料
搬送路の壁面との間で前記感光材料の通過を可能とする
と共に処理液の通過を阻止可能な弾性を有したシート状
のブレードと、前記ブレードを前記感光材料搬送路に取
り付ける取付部材と、を備えた感光材料の液中搬送構造
であって、 前記感光材料搬送路は、感光材料搬送方向上流側に設け
られ前記感光材料の一方の面に対向すると共に前記感光
材料の通過経路に対して感光材料搬送方向上流側で鋭角
な角度で傾斜する第1の傾斜面と、感光材料搬送方向上
流側に設けられ前記感光材料の他方の面に対向すると共
に前記感光材料の通過経路に対して感光材料搬送方向上
流側で鋭角な角度で傾斜する第2の傾斜面と、感光材料
搬送方向下流側に設けられ前記第1の傾斜面または前記
第2の傾斜面の何れか一方に開口し、前記感光材料の搬
送方向と直交する方向に長く形成されたスリット孔部
と、を備え、 前記ブレードは、前記スリット孔部に面する側の長手方
向に沿って延びる端縁が前記感光材料搬送路の通路壁面
に対して弾性的に接触し、前記スリット孔部の長手方向
両側の端縁付近及び前記通路壁面と弾性的に接触してい
る側とは反対側の端縁付近が前記取付部材と前記スリッ
ト孔部の形成されている第1の傾斜面または前記第2の
傾斜面との間に挟持された状態で前記スリット孔部を覆
っていることを特徴とする感光材料の液中搬送構造。 - 【請求項2】 前記ブレードは、前記通路壁面に弾性的
に接触している端縁の長手方向両側部分が、前記スリッ
ト孔部の長手方向両側の前記第1の傾斜面と前記第2の
傾斜面との交点部分に形成された溝に挿入されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の感光材料の液中搬送構
造。 - 【請求項3】 前記ブレードは、前記本体部と前記取付
部との間で相対移動可能なように挟持されていることを
特徴とする請求項1または請求項2に記載の感光材料の
液中搬送構造。 - 【請求項4】 前記本体部及び前記取付部は、ガラス繊
維入りの合成樹脂で形成されていることを特徴とする請
求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の感光材料の液
中搬送構造。 - 【請求項5】 前記本体部及び前記取付部には、前記感
光材料と接する部分に前記本体部及び前記取付部を形成
している材料よりも摩擦係数の低い低摩擦材料が設けら
れていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れ
か1項に記載の感光材料の液中搬送構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001129790A JP2002055422A (ja) | 2000-05-29 | 2001-04-26 | 感光材料の液中搬送構造 |
US09/864,178 US6513539B2 (en) | 2000-05-29 | 2001-05-25 | Submerged conveyance structure for photosensitive material |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-158378 | 2000-05-29 | ||
JP2000158378 | 2000-05-29 | ||
JP2001129790A JP2002055422A (ja) | 2000-05-29 | 2001-04-26 | 感光材料の液中搬送構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002055422A true JP2002055422A (ja) | 2002-02-20 |
Family
ID=26592811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001129790A Pending JP2002055422A (ja) | 2000-05-29 | 2001-04-26 | 感光材料の液中搬送構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6513539B2 (ja) |
JP (1) | JP2002055422A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7004651B2 (en) | 2003-03-25 | 2006-02-28 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Submerged processing device for photosensitive material |
US7029188B2 (en) | 2003-08-20 | 2006-04-18 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image forming apparatus, image forming apparatus setup system, and image forming apparatus setup method |
EP1914594A2 (en) | 2004-01-30 | 2008-04-23 | FUJIFILM Corporation | Silver halide color photographic light-sensitive material and color image-forming method |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005031199A (ja) * | 2003-07-08 | 2005-02-03 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感光材料現像処理装置 |
US20050082746A1 (en) * | 2003-08-04 | 2005-04-21 | Yoshiyuki Tsuzawa | Sheet member transporting device and method of controlling the same |
US11189504B2 (en) * | 2020-02-11 | 2021-11-30 | Tcl China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd. | Photoresist stripping device and photoresist stripping method |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4282825A (en) * | 1978-08-02 | 1981-08-11 | Hitachi, Ltd. | Surface treatment device |
JPS609129A (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-18 | Fujitsu Ltd | ウエツト処理装置 |
US4722355A (en) * | 1985-08-19 | 1988-02-02 | Rolf Moe | Machine and method for stripping photoresist from wafers |
JPH01106493A (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-24 | Fujitsu Ltd | プリント板洗浄方法 |
JPH04357842A (ja) * | 1991-06-04 | 1992-12-10 | Sony Corp | 半導体装置の製造方法 |
US5366156A (en) * | 1993-06-14 | 1994-11-22 | International Business Machines Corporation | Nozzle apparatus for producing aerosol |
US5626913A (en) * | 1994-03-09 | 1997-05-06 | Tokyo Electron Limited | Resist processing method and apparatus |
US5950327A (en) * | 1996-07-08 | 1999-09-14 | Speedfam-Ipec Corporation | Methods and apparatus for cleaning and drying wafers |
US5954888A (en) * | 1998-02-09 | 1999-09-21 | Speedfam Corporation | Post-CMP wet-HF cleaning station |
-
2001
- 2001-04-26 JP JP2001129790A patent/JP2002055422A/ja active Pending
- 2001-05-25 US US09/864,178 patent/US6513539B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7004651B2 (en) | 2003-03-25 | 2006-02-28 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Submerged processing device for photosensitive material |
US7029188B2 (en) | 2003-08-20 | 2006-04-18 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image forming apparatus, image forming apparatus setup system, and image forming apparatus setup method |
EP1914594A2 (en) | 2004-01-30 | 2008-04-23 | FUJIFILM Corporation | Silver halide color photographic light-sensitive material and color image-forming method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6513539B2 (en) | 2003-02-04 |
US20010045225A1 (en) | 2001-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002055422A (ja) | 感光材料の液中搬送構造 | |
CA2115338A1 (en) | Thru-wall web processing apparatus | |
US7004651B2 (en) | Submerged processing device for photosensitive material | |
JP3519183B2 (ja) | 感光材料処理装置 | |
US6102588A (en) | Apparatus for the processing of photographic sheet material | |
JP2696760B2 (ja) | ブレード対および感光材料処理装置 | |
JP2722424B2 (ja) | ブレード組立体および感光材料処理装置 | |
JP2696762B2 (ja) | 感光材料処理装置 | |
JP2652736B2 (ja) | ブレード組立体および感光材料処理装置 | |
JP3545509B2 (ja) | 感光材料処理装置 | |
JPH04243257A (ja) | ブレード組立体および感光材料処理装置 | |
JPH05158203A (ja) | ブレード組立体および感光材料処理装置 | |
JP3035421B2 (ja) | ローラ対の取り付け構造 | |
JP2003177499A (ja) | 感光材料現像処理装置 | |
JP2004077795A (ja) | 感光材料現像処理装置 | |
JPH02205846A (ja) | 感光材料処理装置 | |
JPH01267648A (ja) | 感光材料処理装置および感光材料処理方法 | |
JPH04247455A (ja) | 感光材料処理装置 | |
JPH07306517A (ja) | 感光材料処理装置及び搬送ローラ対 | |
JPH0915807A (ja) | 感光材料処理装置 | |
JPH0486659A (ja) | 感光材料処理装置 | |
JPH04242253A (ja) | 感光材料処理装置 | |
JP2003177501A (ja) | 感光材料現像処理装置 | |
JP2005031199A (ja) | 感光材料現像処理装置 | |
JPH06175324A (ja) | 感光材料処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060105 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20061227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080507 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081014 |