JP2739676B2 - ドアロック装置用アクチュエータ - Google Patents

ドアロック装置用アクチュエータ

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JP2739676B2
JP2739676B2 JP32630093A JP32630093A JP2739676B2 JP 2739676 B2 JP2739676 B2 JP 2739676B2 JP 32630093 A JP32630093 A JP 32630093A JP 32630093 A JP32630093 A JP 32630093A JP 2739676 B2 JP2739676 B2 JP 2739676B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両扉のドアロック装
置用アクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知のUSP4,978,154号明
細書には、モータ1の回転により前後移動する出力部材
4に係合凹部を形成し、該係合凹部にはドアロック装置
のロックレバーに連結され軸部19を中心に回転するロ
ック連動レバー13の先端に設けた凸部15を係合させ
て前記出力部材4が前後移動すると前記ロック連動レバ
ー13は前記軸部19を中心に回転して前記ロックレバ
ーをロック位置とアンロック位置とに変位させるように
構成し、前記軸部19にはドアの内側ロック操作部材に
連結されるシルノブ連動レバー24の長孔25を挿通さ
せて前記シルノブ連動レバー24を前記ロック連動レバ
ー13にスライド自在に重合させ、前記ロック連動レバ
ー13には切欠部27を設け、前記シルノブ連動レバー
24には前記切欠部27に係合する係合突起30を形成
して該係合突起30と前記切欠部27との係合により前
記ロック連動レバー13と前記シルノブ連動レバー24
とが連動して回転するように構成し、前記出力部材4に
は該該出力部材4が所定位置まで前進すると該出力部材
4から離脱して単独で前進する押圧体3を設け、該押圧
体3の近傍には該押圧体3が単独で前進すると該押圧体
3により押圧されて解除位置からスーパーロック位置に
切替わるスーパーロック切替体20を設け、該スーパー
ロック切替体20と前記シルノブ連動レバー24とは前
記スーパーロック切替体20が切り替わると前記シルノ
ブ連動レバー24は連動してスライドするように関連的
に連結し、前記スーパーロック切替体20がスーパーロ
ック位置になると前記切欠部27と前記係合突起30と
の係合は解除されるドアロック装置用アクチュエータに
ついて記載されている(なお、この項の符号は公知例添
付の図面に記載のもの)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例において
は、出力部材と押圧体との連結関係の詳細は不明である
が、公知例添付の図5aのように、スーパーロック状態
のときに、キーにより開扉操作をすると、ロックレバ
ー、ロック連動レバーおよびロック連動レバーと係合し
ている出力部材はアンロック位置に切り替わり、これに
よりオープンハンドルを操作すると開扉できることにな
る。しかし、図5aでは、ロック連動レバーがアンロッ
ク位置に変位しても押圧体は変位せずにそのまま取り残
されるから、スーパーロック切替体もスーパーロック位
置のまま解除されないから、今後の機能に影響が出るこ
とは避けられない。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、出力部材は中立復帰バ
ネにより中立復帰させる構成にし、スーパーロック切替
体はロック連動レバーがアンロック側に変位するとロッ
ク連動レバーと直接当接して解除位置に切り替わるよう
にしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって本発明は、中立復
帰バネ11により中立位置に保持されモータ3の回転に
より正逆回転する回転出力部材6と、キーシリンダの操
作によるかまたは前記回転出力部材6の正逆回転によっ
てロックレバーとともにロック位置とアンロック位置と
に変位しロック位置では開扉不能でありアンロック位置
では開扉可能のロック連動レバー14と、前記回転出力
部材6が正転すると該回転出力部材6により解除位置か
らスーパーロック位置に変位するスーパーロック切替体
39と、該スーパーロック切替体39が解除位置のとき
は前記ロック連動レバー14と係合していて内側ロック
操作部材の操作により前記ロック連動レバー14を回転
させることはできるが前記スーパーロック切替体39が
スーパーロック位置に変位すると前記ロック連動レバー
14とは非係合になって前記ロック連動レバー14をア
ンロック側に変位させることはできないシルノブ連動レ
バー29とからなり、前記ロック連動レバー14は前記
スーパーロック切替体39がスーパーロック位置にある
ときにアンロック位置に変位すると前記スーパーロック
切替体39に当接して該スーパーロック切替体39を解
除位置に戻すように構成したドアロック装置用アクチュ
エータの構成としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は車両ドアロック装置に取付けられるアクチュエー
タ、2はそのケース、3は該ケース2内に設けたモータ
であり、モータ3の回転動力は減速歯車群4を介して歯
車5に伝達される。6は軸7に対し固定またはフリーに
ケース2内に回転自在に支持させた扇形形状の回転出力
部材であり、その外周縁には前記歯車5と噛合うギア部
8を形成する。前記回転出力部材6の裏面には、図3お
よび図6のように、軸7を中心とする2つの同心状の円
弧溝9、10を形成し、外側の円弧溝10には、中立復
帰用のバネ11を収納する(図3)。回転出力部材6
は、モータ3がロック側に通電されると、バネ11を縮
小させながら左揺動し、また、アンロック側に通電され
るとバネ11を縮小させながら右揺動し、通電が断たれ
ると縮小させたバネ11の弾力により図1の中立位置に
復帰する。なお、図2の12、13はそれぞれ中立復帰
バネ11の端部が当接するケース2側に形成した突起で
ある。
【0007】図1および図4の14は、基端部に前記軸
7と平行に伸びる軸部15を一体に形成したロック連動
レバーであり、軸部15の一端はケース2を貫通して表
外方に突出させ、その突出部には切替レバー16を固定
する。該切替レバー16はドアロック装置の周知のロッ
クレバー(図示なし)に連結し、ロックレバーとロック
連動レバー14とは一体的に連動してロック位置とアン
ロック位置とに切り替わるように構成する。なお、ロッ
クレバーには、周知のようにドアのキーシリンダが接続
されるから、キーシリンダを施解錠操作するとロックレ
バーを介してロック連動レバー14も回転する。
【0008】前記ロック連動レバー14の先端裏面側に
は裏側方向に突出する凸部17を形成し、該凸部17を
前記回転出力部材6の表面側に形成した係合凹部18内
に係合させる(図3)。係合凹部18は図5のように略
菱形の窪みであり、一方の対抗する2辺は、前記軸7を
中心とする内側円弧縁19と外側円弧縁20に形成す
る。21は係合凹部18の左傾斜縁、23は係合凹部1
8の右傾斜縁であり、左傾斜縁21と外側円弧縁20の
交点にアンロックコーナー部22を、右傾斜縁23と内
側円弧縁19の交点にロックコーナー部24を形成す
る。
【0009】前記ロック連動レバー14は、図10のよ
うに、その凸部17がロックコーナー部24に位置した
ときがロック位置で、図7のように、凸部17がアンロ
ックコーナー部22に位置したときがアンロック位置で
あり、キーシリンダの施解錠操作によりロック連動レバ
ー14を軸部15を中心に回転させると、凸部17は両
コーナー部22、24間を往復移動する。
【0010】図7のロック連動レバー14をモータ3に
よりロック位置に変位させるときは、回転出力部材6を
左転させる。すると、回転出力部材6の左傾斜縁21が
凸部17と係合して、ロック連動レバー14を軸部15
を中心に右転させてロック位置に切替え(図8)、その
後、モータ3への通電が断たれてバネ11の弾力で回転
出力部材6が中立復帰すると図10の状態になる。ま
た、図10において、モータ3により回転出力部材6を
右転させると、回転出力部材6の右傾斜縁23が凸部1
7と係合して、ロック連動レバー14を軸部15を中心
に左転させて図7のアンロック位置に戻す。
【0011】前記左傾斜縁21と前記内側円弧縁19と
のコーナー部には、円弧縁19と同一円弧上の延長凹部
25を形成する。
【0012】図4のように、ロック連動レバー14の先
端表面側には、角状の第1突起26と、第1突起26の
上面に設けた棒状の第2突起27からなる係合突起28
を形成する。29はロック連動レバー14の上に重合す
るように配置したシルノブ連動レバーであり、その基部
には長さ方向に長い長孔30を形成し、該長孔30に前
記軸部15を挿通する。シルノブ連動レバー29の先端
側には、前記第1突起26と係合するフォーク状の切欠
部31を形成する。切欠部31の両側には長脚部32と
短脚部33を形成し、図10のシルノブ連動レバー29
を長孔30に添って矢印X側にスライドさせると、図1
1のように短脚部33は第1突起26は外れる。詳細は
後述するが、短脚部33が第1突起26から離れた状態
が、スーパーロック状態となる。
【0013】前記シルノブ連動レバー29の上にはコネ
クトレバー34を重合させる。コネクトレバー34の基
部側には軸筒35を形成し、該軸筒35内には前記軸部
15を挿通させる。軸筒35は前記軸部15とともにケ
ース2を貫通して外方に突出させ、軸筒35の突出部に
中間レバー36を固定する。中間レバー36にはドアの
内側ロック操作部材(シルノブ)を接続する。コネクト
レバー34の先端側には長さ方向に長い長孔37を形成
する。前記シルノブ連動レバー29の長手方向中間位置
の表側には、突起38を形成し、該突起38をコネクト
レバー34の長孔37に挿通させ、突起38と長孔37
との係合によりシルノブ連動レバー29とコネクトレバ
ー34とを一体回転するように構成する。なお、コネク
トレバー34はシルノブ連動レバー29と内側ロック操
作部材とを円滑に連結させる目的で設けられたもので、
その他の重要な機能は奏さないため、図7〜図12の作
用説明図からは便宜上コネクトレバー34を省略してあ
る。
【0014】39は略L型を呈するスーパーロック切替
体(以後、SL切替体という)であり、その要め部分
を、前記軸7と平行の軸40によりケース2に回転自在
に軸止されている。SL切替体39の一方の端部にはオ
ーバーセンターバネ41の一端を係止し、オーバーセン
ターバネ41の他端はケース2側に係止する。これによ
り、SL切替体39は図7、図10に示したスーパーロ
ック解除位置と、図11に示したスーパーロック位置と
のいずれか一方に保持される。SL切替体39には、前
記軸部15を中心とする略円弧状の係合溝42を形成
し、該係合溝42に前記シルノブ連動レバー29の突起
38を、挿通係合させる。SL切替体39が図10に示
した解除位置からバネ41の死点を越えて図11のスー
パーロック位置に移動すると、係合溝42と突起38と
の係合により、シルノブ連動レバー29は矢印X方向に
スライドする。前記SL切替体39の他端側には前記第
2突起27と係合するフック43を形成する。
【0015】図2および図3に示した44は前記回転出
力部材6の裏面側に設けたブラシアームであり、前記軸
7に回転自在に取付けてある。ブラシアーム44の裏面
側にはそれぞれ電気的に繋っている3本のブラシ45、
46、47を有するブラシ体48が設けられ、ケース2
の底面上にはブラシ体48に対応する3個の接点49、
50、51が設けられる。前記ブラシアーム44の表面
側には前記回転出力部材6の円弧溝9に係合する突起5
2を設ける。なお、53、54は回転出力部材6が当接
するゴムストッパー、55は前記回転出力部材6の表面
側に形成した当接体であり、回転出力部材6が左転する
と、SL切替体39のフック43の外周部と当接する。
【0016】
【作用】モータ3が通電されていない状態では、回転出
力部材6は中立復帰バネ11の弾力により中立位置に保
持されており、この時、ドアロック装置のロックレバー
がアンロックであれば、ロックレバーと一体的に連動し
て変位するロック連動レバー14もアンロック位置であ
るから、図7のように、ロック連動レバー14の凸部1
7はアンロックコーナー部22に位置することになる。
【0017】図7のロック連動レバー14を、モータ3
によりロック位置に切り替えるときは、接点51にプラ
ス電流を供給する。すると、接点51にはブラシ47が
接点49にはブラシ45が接触しているから、ブラシ体
48を介して接点51から接点49に電流が流れ、これ
によりモータ3には正転用の電流が供給され、回転出力
部材6は図7において中立復帰バネ11を圧縮しながら
左転し、係合凹部18の左傾斜縁21が凸部17と係合
してロック連動レバー14を軸部15を中心に右転させ
るように押圧移動させ、図8の状態となり、ロック連動
レバー14(およびこれと一体のロックレバー)はロッ
ク位置に切り替わる。
【0018】図8の状態まで回転出力部材6が回転する
と、円弧溝9と突起52の係合により、ブラシアーム4
4も左転して、ブラシ47は接点51から離脱する。こ
れにより、モータ3への給電は断たれ、回転出力部材6
は圧縮させた中立復帰バネ11の弾力により中立位置に
復帰する。この状態を示したのが、図10である。な
お、接点51へのプラス電流の供給停止も、ブラシ47
が接点51から離脱したときに行う。
【0019】モータ3により図7のアンロック状態から
ロック状態を経由してそのままスーパーロック状態に切
り替えるときは、接点51および接点50の双方にプラ
ス電流を流す。すると、最初は接点51がブラシ体48
を介して接点49に接続され、前記説明のように、モー
タ3が通電されて回転出力部材6は回転し、図8の状態
となる。この状態になると、前記のようにブラシ47が
接点51から離れるが、ブラシ47が接点51が離れる
直前にブラシ46が他方の接点50と接触するため、ブ
ラシ47が接点51が離れても、ブラシ体48を介して
接点50と接点49とが導通されるので、モータ3への
通電は継続されて、図8の状態から更に回転出力部材6
は回転する。これにより、回転出力部材6の当接体55
がSL切替体39のフック43に当接し、SL切替体3
9を軸40を中心に、オーバーセンターバネ41の死点
を越えてスーパーロック位置に移動させ、凸部17は係
合凹部18の延長凹部25内に進入し、その後、回転出
力部材6はゴムストッパー54に当接して停止し図9の
状態となる。
【0020】図9のようにSL切替体39がスーパーロ
ック位置になると、SL切替体39の係合溝42の内面
によりシルノブ連動レバー29の突起38が矢印X方向
に押圧され、シルノブ連動レバー29は長孔30を利用
して移動し、短脚部33と第1突起26は離れる。ま
た、モータ3への通電は図示は省略してあるが、タイマ
ー等の制御により断たれ、回転出力部材6は中立復帰バ
ネ11の弾力で中立位置に復帰する(図11)。この状
態になると、内側ロック操作部材を操作して、シルノブ
連動レバー29を図11において左回転させても、短脚
部33と第1突起26と非係合で空振りであるから、シ
ルノブ連動レバー29が単独で回転するだけで、ロック
連動レバー14(およびこれと一体のロックレバー)は
ロック位置から回動せず、ロックの解除はできない(図
12)。
【0021】また、ロック状態をモータ3によりアンロ
ック状態にするときは、接点49にプラス電流を流す。
すると、接点49からブラシ体48を介して接点51
(または接点50)に電流が流れ、モータ3は逆転す
る。この結果、回転出力部材6が図10において右転
し、係合凹部18の右傾斜縁23が凸部17と係合し
て、ロック連動レバー14を軸部15を中心に左転させ
るように押圧移動させてアンロック位置に切り替える。
【0022】また、スーパーロック状態をモータ3によ
り解除するときも、接点49にプラス電流を流す。する
と、前記と同様にモータ3は逆転し、回転出力部材6が
図11において右転し、係合凹部18の右傾斜縁23が
凸部17と係合して、ロック連動レバー14を軸部15
を中心に左転させるように押圧移動させてアンロック位
置に切り替える。この時、ロック連動レバー14の第1
突起26は長脚部32と係合するため、シルノブ連動レ
バー29も同時にアンロック側に移動し、また、第1突
起26の先端に形成した第2突起27はSL切替体39
のフック43に当接してSL切替体39を解除位置に復
帰させる。
【0023】次にキー操作によるロック・アンロックの
切替について説明すると、キーをドアのキーシリンダに
差し込んで、所望の方向に回転させると、周知のように
ロックレバーも回転するから、このロックレバーと一体
的に回転するロック連動レバー14も軸部15を中心に
回転し、ロック連動レバー14の凸部17は、係合凹部
18の両コーナー部22、24間を往復移動し、回転出
力部材6は回転しない。なお、ロック連動レバー14が
回転すると係合突起28に係合しているシルノブ連動レ
バー29も回転するから、シルノブ連動レバー29と一
体的に動く内側ロック操作部材も連動して変位する。
【0024】キー操作によりスーパーロックを解除する
ときは、キーシリンダをアンロック側に回転させて、ロ
ック連動レバー14を軸部15を中心に左回転させる。
すると、ロック連動レバー14の係合突起28はシルノ
ブ連動レバー29の長脚部32と係合しているから、シ
ルノブ連動レバー29も左回転し、その後、係合突起2
8はSL切替体39のフック43に当接してSL切替体
39を解除位置に復帰させる。SL切替体39が解除位
置に復帰すると、シルノブ連動レバー29は係合溝42
と突起38との係合により反矢印X方向にスライドし、
切欠部31は第1突起26と完全に係合して、図7のア
ンロック状態となる。
【0025】しかして、スーパーロック状態のときに、
外部からの不正な操作で内側ロック操作部材が操作さ
れ、例えばシルノブ連動レバー29が図12のように回
転しても、依然としてロック状態は解除されないから盗
難は免れる。なお、このような盗難操作に合うと、シル
ノブ連動レバー29は図12の位置に放置されるが、こ
の状態でも、モータ3またはキーシリンダの操作により
ロック連動レバー14をアンロック側に回転させると、
SL切替体39は係合突起28との係合により解除位置
に復帰し、これによりシルノブ連動レバー29はスライ
ドして、切欠部31が第1突起26と完全に係合して、
図7のアンロック状態とすることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明は、中立復帰バネ
11により中立位置に保持されモータ3の回転により正
逆回転する回転出力部材6と、キーシリンダの操作によ
るかまたは前記回転出力部材6の正逆回転によってロッ
クレバーとともにロック位置とアンロック位置とに変位
しロック位置では開扉不能でありアンロック位置では開
扉可能のロック連動レバー14と、前記回転出力部材6
が正転すると該回転出力部材6により解除位置からスー
パーロック位置に変位するスーパーロック切替体39
と、該スーパーロック切替体39が解除位置のときは前
記ロック連動レバー14と係合していて内側ロック操作
部材の操作により前記ロック連動レバー14を回転させ
ることはできるが前記スーパーロック切替体39がスー
パーロック位置に変位すると前記ロック連動レバー14
とは非係合になって前記ロック連動レバー14をアンロ
ック側に変位させることはできないシルノブ連動レバー
29とからなり、前記ロック連動レバー14は前記スー
パーロック切替体39がスーパーロック位置にあるとき
にアンロック位置に変位すると前記スーパーロック切替
体39に当接して該スーパーロック切替体39を解除位
置に戻すように構成したドアロック装置用アクチュエー
タの構成としたものであるから、スーパーロックの解除
操作によりロック連動レバー14がアンロック位置に変
位すると、スーパーロック切替体39はこれに連動して
解除位置に復帰するから、継続した円滑な機能を確保で
き、構成も簡単であるから容易に実施できる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アクチュエータの横断平面図。
【図2】 要部の横断平面図。
【図3】 要部縦断側面図。
【図4】 分解斜視図。
【図5】 回転出力部材の平面図。
【図6】 回転出力部材の底面図。
【図7】 回転出力部材が中立位置のときのアンロック
状態図。
【図8】 回転出力部材をロック側に回転させたときの
状態図。
【図9】 図8の状態から回転出力部材を更にロック側
に回転させたときの状態図。
【図10】 回転出力部材が中立位置のときのロック状
態図。
【図11】 回転出力部材が中立位置のときのスーパー
ロック状態図。
【図12】 図11の状態からシルノブ連動レバーをア
ンロック回転させた状態図。
【符号の説明】
1…アクチュエータ、2…ケース、3…モータ、4…減
速歯車群、5…歯車、6…回転出力部材、7…軸、8…
ギア部、9…円弧溝、10…円弧溝、11…中立復帰バ
ネ、12…突起、13…突起、14…ロック連動レバ
ー、15…軸部、16…切替レバー、17…凸部、18
…係合凹部、19…内側円弧縁、20…外側円弧縁、2
1…左傾斜縁、22…アンロックコーナー部、23…右
傾斜縁、24…ロックコーナー部、25…延長凹部、2
6…第1突起、27…第2突起、28…係合突起、29
…シルノブ連動レバー、30…長孔、31…切欠部、3
2…長脚部、33…短脚部、34…コネクトレバー、3
5…軸筒、36…中間レバー、37…長孔、38…突
起、39…スーパーロック切替体、40…軸、41…オ
ーバーセンターバネ、42…係合溝、43…フック、4
4…ブラシアーム、45〜47…ブラシ、48…ブラシ
体、49〜51…接点、52…突起、53、54…ゴム
ストッパー、55…当接体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中立復帰バネ11により中立位置に保持
    されモータ3の回転により正逆回転する回転出力部材6
    と、キーシリンダの操作によるかまたは前記回転出力部
    材6の正逆回転によってロックレバーとともにロック位
    置とアンロック位置とに変位しロック位置では開扉不能
    でありアンロック位置では開扉可能のロック連動レバー
    14と、前記回転出力部材6が正転すると該回転出力部
    材6により解除位置からスーパーロック位置に変位する
    スーパーロック切替体39と、該スーパーロック切替体
    39が解除位置のときは前記ロック連動レバー14と係
    合していて内側ロック操作部材の操作により前記ロック
    連動レバー14を回転させることはできるが前記スーパ
    ーロック切替体39がスーパーロック位置に変位すると
    前記ロック連動レバー14とは非係合になって前記ロッ
    ク連動レバー14をアンロック側に変位させることはで
    きないシルノブ連動レバー29とからなり、前記ロック
    連動レバー14は前記スーパーロック切替体39がスー
    パーロック位置にあるときにアンロック位置に変位する
    と前記スーパーロック切替体39に当接して該スーパー
    ロック切替体39を解除位置に戻すように構成したドア
    ロック装置用アクチュエータ。
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